パツラ

5月14日、野幌森林公園でオタマジャクシの観察会をしてきました。観察させてもらっている池は、今年は順調な水量で、エゾアカガエルの幼生も生育はいい感じで進んでいました。

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順調な天候なら、良い感じでカエルになれるのではないでしょうか。たまに乾燥のひどい年は、干上がりかけてしまうので、ちと心配な時もあります。

オタマジャクシをすくって、一緒に取れた水生生物も観察してみます。

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森の中を歩いて、エゾサンショウウオの卵嚢も観察することができます。

観察会の終了後、コンクリート製のモニュメントにマイマイを発見。

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カメラが顔認証してた。 [ @v@ ] 微妙にホラーな顔なんですが…。1cm未満の小さなマイマイなので、普段はあまりしっかり見ないのだけど(大きいマイマイの稚貝だと、よく種類がわからないから…)これはもともと小さい種類の、

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パツラマイマイだと思います。

この森では、他に大型のマイマイのエゾマイマイ、サッポロマイマイ、ヒメマイマイあたりが見ることができます。雨の日や雨上がりの日は、こんなのを見てあるくのも結構楽しいですよ。

わんぱく遊び隊!のブログのこの日の活動はこちらです。

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グンバイ

ご近所ネタです。時期によっていろんな虫が群れて発生しますが、うちの近くの公園ではグンバイムシが大量発生しています。

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これが服についちゃうので、家の中で捕まえられます。グンバイムシ、結構憧れな昆虫でした。

昔、世界の珍しい虫を集めた図鑑みてて、バイオリンムシというのに憧れました。バイオリンムシはオサムシの仲間ですね。この虫見たいなあ、と思いながら日本の図鑑を見ていたら目に入ったのがグンバイムシ。この虫も面白いなあ、と思ったものでした。

それ以来、確認することはなかったのですが、最近初めてちゃんと確認できました。(見てたんだろうけど、目に入ってなかった)

図鑑を見てた頃はちゃんと文字を読んでいなかったので、こんなに小さな昆虫(数ミリ)だとは思ってなかったんですね。

ハエとかそんなものかと思っていたけど、よく動き見てたらカメムシだわ。調べてみたらビンゴでカメムシ目の昆虫でした。で、札幌の昆虫って本でグンバイムシ見たけど、これに載ってる1種とはどうも違うようなので、ネットで少し調べたら、外来種プラタナスグンバイっぽかった。

プラタナス…?

最近植物も少しだけ勉強して、プラタナスはスズカケノキだと学習してた。ああ、うちの近くの公園にスズカケノキ植わってるわ…。ということで、見に行ってみたらこれもビンゴ。

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いっぱいいました。いろいろ結びつきがわかるとすっきりしますね。でもこういうのはわかんないなー。

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自宅内の窓の桟にいました。これも極小(数ミリ)。道内のカタツムリの小型種の代表種でカラがザラザラしたパツラマイマイとかではなさそうなので、稚貝かな…。

巻きの形が綺麗だからヒメマイマイとか?と考えたけど、家で買う野菜で道外産のものもいくらかあるので、この辺が由来だったら、わかんないね。

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大捜査線、封鎖しました

今日は「生き物大捜査線!」というイベントで、滝野すずらん丘陵公園で両爬レクチャーと両爬・その他の生き物探しをして来ました。

開始寸前の9時30ころにはポツポツと雨が振り始め、ちょっとやきもき。見かけたニホンカナヘビをとりあえず確保。

ん?頭に何かついてる?ヒル…みたいなもの?

と思ったけど、なんかナメクジのたぐいだね。なんでそんなところについてるのかな…。このカナヘビの寝起きからくっついてたのかな。

雨の心配をよそに、1時間くらいのレクチャーを終えた後はほとんど雨は落ちて来ませんでした。むしろ晴れ間があったりして、なかなかの爬虫類日和になってくれました。ただしかなり蒸し暑い。陸生の貝類(マイマイなど)がよく動きまわってました。

オカモノアラガイのカタマリも見つけたり。交接しようとしていたのかな。

外では、水の溜まり場で両生類とその他探し。

まだ、今年はここではエゾアカガエルは上陸したてのやつはすごく少なくて、一番進んでるのでも後ろ足が出始めたくらいのオタマジャクシが多かった。エゾサンショウウオの幼生もちらほら。水生昆虫もいい感じで出ていていろんなものが見れました。環境的なものだと思うのですが、この水場ではニホンアマガエルの幼生は全く見られず。でも、ニホンアマガエルの成体や、卵の壊れかけたものもあったので、少数は繁殖してるみたい。

少し日が差してきた瞬間を狙って、カナヘビ、ヘビ探しに行ってもらい、カナヘビ多数や、シマヘビを確認。

その他の生き物も。

ちょっとだけ、レクチャーで変形菌について触れたので、エダナシツノホコリはタイムリーなところ。

久しぶりにギョウジャニンニクの花も見れたりして。15時の解散まで、お天気が良くて良かったですよ。

みんなでちょこちょこ、書き足してったので重なってるものもいるね。アバウトに分類したのと、細かく種類見たのといろいろ。

虫はボランティアガイドさんたちがいろいろ見てくれたので、いろんなものが出てますね。

サッポロマイマイ、エゾマイマイときてカシワマイマイが来てるあたりはちょっとトラップ的ですねー。(サッポロとエゾはカタツムリ。カシワはガです)

解散後に、捕獲しておいてみんなで観察したニホンカナヘビは放してきました。

おつかれさまでした!今年の滝野での大捜査線、封鎖しました!

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宮古の思い出(2013.5) Part4/4

思い出しつつ、2017年に書き起こしています。

ウミヘビに続き、海の生き物を。

うげっ、と思った人(自分もそっち寄り)も、ちょっとよく見てみて。フナムシだけど、すごいキレイなんだ。思い切って近づいて写真撮ってみると、意外と悪くない顔をしています。

なんて種類だろうね。以前ネットで見た、久米島のフナムシもキレイだったけど、これもかなり綺麗でした。

宮古本島でヒメヘビやサキシマスベトカゲを探していたんだけど、あんまりいい感じのところが見つからず、結局見つけることができなかったので、伊良部島に渡ってみた。
2013年はフェリーで行ってたけど、2015年に宮古本島から橋で行けるようになったのね。利便性は上がったけど、いろいろ心配もあります…。

伊良部島ではわりとあっさりサキシマスベトカゲを発見。やっぱり小規模でも森林大事。

あんまり大きい個体の写真が撮れなかったけど、中サイズくらいまでは、わりとたくさん見ることができた。

歩いてて、踏み抜いてしまった腐食した木の中から複数の卵が。ごめん…。たぶんサキシマスベトカゲの卵だと思う。腐葉土とかでカバーして置いたけど、ほんとごめんね。

クワガタも見つけたけど…大きくはない。種類はわからない。

結局、今回はヒメヘビは見つかるに至らず。見たかったけど仕方ないよね。代わりに

ブラーミニメクラヘビは少し見れたけど…宮古本島で。

両爬以外は殆ど行き当たりばったりなので、ほとんど種類はわからない。でもいつか役に立つかもしれないと思うと、一応写真は撮っておく。そして無駄(?)なデータが増えていく…。いずれちゃんと種類がわかったら、書き直しや写真のフォルダ名に種名つけているので直せるように対応はしていきたい。

帰る日も近づいてきており、夜のフィールドも終わりに近づいて来て、下ばかり見て地面系のものしか見ないのも勿体無いので、少し上を見て歩き始めた。その途端、

うぇっ?!キンバト!びっくりした、すぐ上にいた(寝てた?)。可愛いけど、間違いなく迷惑に思われているはず。目をそらさず、大きな動きをせず、遠ざかっておいた。(熊と会ったときのように)

オキナワツノトンボかな。ツノトンボね。トンボの仲間じゃなくて、アミメカゲロウの仲間だけどね。

立木だから踏み抜きはしなかったけど、樹皮の隙間に何かのヤモリの卵は産み付けられていた。こういうのもあるから、樹木を他の地域に移動させると、移動先で見たことのない生き物が発生、という事態も起こりがち。

すごい樹上でギャアギャアバサバサ言ってるので、見てみるとヤエヤマオオコウモリ。

わりと他の個体とコミュニケーションしてるみたい。エサ縄張り争いなのかもしれないけど…。

やっぱ飛ぶと大きいね。Flying Foxかっこいいね。

夜の森を歩き回っていると、今回の旅で一番絶滅危惧が心配されるランクにある絶滅危惧ⅠAが草の上で寝ていた。

しっぽ長い!ミヤコカナヘビです。起きちゃったけど。

2016年には種の保存法でも保護される国内希少野生動植物種の指定を受けています(捕獲禁止です)が、本当に生息できそうな場所が多くないので心配この上ない種類です。出会えて非常にラッキーですが、2017年には宮古島の外来種のイタチのフンからこのミヤコカナヘビの骨が出てきたという報道もあり、環境悪化に加え、踏んだり蹴ったりの生息状態なので、ぜひ、こんな調査もあるので、見かけた人は情報提供してみてください。

森のなかで夜が明けてきました。周りが明けてくると見たくもないものが目に入ってきます。

ゴミマットレス。ひどい。わざわざ森に捨てに来るのか?植物生えてきてるし…。拾って捨てるには一介の旅行者には大きすぎるので、避けて隅っこにたたんで置こうと思ってめくったら

あっ…。ミヤコヒバァ!!(初めて見た)こちらも2017現在、絶滅危惧ⅠBの指定種です。

嬉しい気持ちもこみ上げてくるのだが、さっきまでのゴミに対するやり場のない怒りはどうしたらいいんだ…。というか、マットレスがシェルターになってたんだったら、片付けないほうが良いのかね…。
もちろん、新たにゴミを捨てるのはダメだ。でも、捨てタイヤの下とかに両生類や爬虫類が潜むという事実もある。自然の状態の、こういう隠れ場所に適した地上物がたくさんあることが望ましいけどね。
ゴミ捨て場だと、ゴミの下に集ってきた個体が、廃棄された毒劇物をかぶって全滅する可能性だってあるからね。
爬虫類や両生類が見つかるからと言って、ゴミの不法投棄は一切擁護しません。

しかし、寝込みを襲う状態になってしまったわけだけど、寝込んでいたのも目を見れば納得の脱皮前状態。体色もくすみがちで目も白く濁るこのタイミングでこの動物に出会う運の悪さというか、良さというか…。

やんちゃそうな顔した、いいヘビですな。決定的な種の存続のダメージが行く前に、いろいろ良い方向に行って欲しいです。そしてまたの未来に、目が濁っていないミヤコヒバァの写真を撮りたいものです。(もちろんゴミの下にいないやつね)

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宮古の思い出(2013.5) Part2/4

思い出しつつ、2016年に書き起こしています。

いろいろ落ち着いてから、久しぶりに出た南西諸島。誰かとフィールドすると、疲れから迷惑かけちゃうので、一人旅。そして生物相的に、事故しない確率が高い宮古島を選んだのでした。

南西諸島ではよく見られるカエルの、ヒメアマガエルの幼生を見つけた。明日には干からびそうな勢いの水たまりにいっぱいいました。

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シースルーオタマジャクシ。

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ドクトクドクトク僕の顔 ♪

親の姿も独特。

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しかしこの姿も形も、分類的にも近くないこのカエルがなぜヒメ「アマガエル」なんだろうか。学名のMicrohyla(小さなアマガエル)が由来なんだろうけど、なぜそもそもMicrohylaなんだろう・・・。調べてもよくわからんので、考えるのをやめよう。

周りを見ると明らかに形態の違うオタマジャクシ。サキシマヌマガエルかな?

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なんか顔がヌマガエルだし、きっとそうなんだろう。

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サキシマヌマガエルも成体になればこんな感じだ。

さて、ヤモリを見つけるととりあえず写真を撮っておくのだけど、そのあと捕獲できないので、あとで識別に苦労する。

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オンナダケヤモリかな。皮膚のうす~い感じと、再生尾だけど平たい感じの尻尾のイメージから・・・。

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たぶんこれも。長いことヤモリ見ていないと、ぱっと見でわかりにくくなってくる。

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2013年に撮ったときに「オンナダケヤモリ」ってフォルダに突っ込んであった写真。そのようにも見えるけども、そうなんだろうか(^^;

シロマダラが久々に北海道で見つかった2011年以降はよく雨水管(塩ビ管)を覗くようになったけど、こういうところもヤモリは利用するのね。

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卵じゃ種類は流石に不明ですな。

話題は大きく変わるのだけど、日本には広くアライグマが定着しています。動物の調査の仕事の際には、アライグマの話になることもあるのですが、捕獲の罠で使う誘引エサを聞いてみると、どこでも「キャラメルコーン」が良いと聞きます。アライグマ、よほどキャラメルコーンが好きなんだなあ…。

という話を思い出しながら見ていたシーン。

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あのばーちゃんの絵はカラムーチョですな…。

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ヤエヤマイシガメはカラムーチョ好きみたいです。誰かが捨てた袋、いつ見に行っても1~2匹、袋に入ってました。上の写真は2匹入ってますね。

残念ながら宮古島はもともと亀のいない島なので、これは外来種となりますね。カメも、駆除しないといけない状況になってしまっているところも
あると思うのですが、カラムーチョはヤエヤマイシガメ以外も食べるのだろうか…。

正直絶句したのはこれを見つけたとき。

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セマルハコガメじゃないっすか…。ややこしいやつがいました。宮古島では外来種です。しかもこの時点で定着情報は聞いてなかったのでかなり驚き。

とりあえず、なんとかしとこうと思ったのですが、明らかに外来種でも、日本では国の天然記念物。(ヤエヤマセマルハコガメならね)触ったりしていいもんだろうか…?中国方面の亜種(チュウゴクセマルハコガメ)とは見分けもつかないし、面倒おこすようなことは自重しといて、潜り込んだ場所の前で待機して、携帯で宮古島市役所に通報。市役所の職員さんに保護してもらいました。宮古島市役所には対応してもらって、大変ありがたかったです。ほんと、違法飼育も駄目だし、飼ってる生き物を放す(捨てる)のはダメだよ!

と、今回は両爬はこのくらいで、あとは別の生き物を。

南西諸島に来るとちょくちょく見るシロオビアゲハ。

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白帯型というのかな。

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でこれが赤斑型かな?ベニモンアゲハにそっくりだけど、胴体黒いからきっとシロオビアゲハだね。

分布とか種類とか、浅く知ってるとややこしくなる。

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クマゼミが羽化してました。八重山諸島がすぐ近くだから、ヤエヤマクマゼミなんだろうなって勝手に思っていたら、宮古島は普通のクマゼミが生息するんだって。クマゼミの分布広すぎ。

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この土付きの抜け殻はたぶん

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宮古特産のミヤコニイニイだね。これは見れて嬉しかった。
日焼け(退色)したみたいな色。

宮古の名前がついてると言えばこのカタツムリ。普通のマイマイの仲間だと思ってたら結構とんがってて、調べたらマイマイの系列じゃなかった。ミヤコヤマタニシというやつだった。

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確かに生きてるのは角の数が少ないかも。後ろの個体はフタ見えてたね。

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こちらは悪名高いアフリカマイマイ。よく言われる悪名は外来種であることと、住血線虫の媒介者になること。法的にも衛生的にも取扱注意のやっかいものになってしまいました。

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大きい個体は、こんなもんじゃなくでかい。陸産貝類の最大種おそるべし。

 

他にも石灰岩で作られてた建造物には

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大量にくっついてたけど、陸産貝類全般的に写真しっかり撮ってなかった。

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たぶん別の種類だと思うけど、奥深いね、陸産貝類。

宮古島の旅後半の疲れで、だいぶ、ぼーっとしてきました。

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宮古の思い出(2013.5) Part1/4

思い出しつつ、2016年に書き起こしています。

2013年の5月に、久しぶりに沖縄方面に行って動物を見てきました。今回は昔みたいにアイランドホッピングするのは難しいので、宮古島(と、行ければ伊良部島)でフィールドをしてきました。

宮古島は、13年ぶり。当時も他の島に比べると「大きな森がないな~」と言う印象でしたが、今回はもう少し、前より両爬的にいいとこが減ってるような印象を持ちました。(すべてをチェックしたわけではないのですが・・・。)

宮古島の環境は比較的平坦な島のためか、サトウキビ畑に利用されている土地が多く、

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農業用?の池や

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畑作地が多いですね。

所々に、やや小さめの森林が残されています。

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ウタキ(御嶽)などの場所を中心に林が残ったりしています。

旅の過程は、もうだいぶ忘れてきているので^^; 写真を出しながら、4回くらいの更新で、記録を残しておこうと思います。

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アオバズク。南西諸島の夜には比較的よく見るフクロウ系統の鳥でリュウキュウコノハズク同様、電線で見ることが多いです。

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ミヤコヒキガエル。アジアヒキガエルの亜種とされていて、日本では宮古諸島で見られる。大東諸島に移入されてしまっています。日本のヒキガエルのなかでは、小さめの印象。体色のバリエーションは比較的豊富。

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道路にもよく出てくるので、宮古島に行くと毎回結構な数を見ます。

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謎のブリッジでフリーズしてしまいました。

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背中には毒腺のあるイボが多数あるので、背中出して丸まるなどの行動ならわかるけど、弱点の腹を丸出しにしてフリーズするのは・・・よくわからん。

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八重山諸島や宮古諸島に多く見られるヘビ、アカマダラの亜種サキシママダラですが、八重山のサキシママダラより、白い帯の境目がはっきりしてて、頭が薄い色のものが多いです。

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ちょっと黒い斑点部分の色使いがインク切れプリンターのような、霞んだ感じになってます。

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マダラヘビっぽく、頭ひらため。

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つぎはヤモリ。数年経ってると種同定があやふや!

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これはホオグロヤモリ。これは確実。大丈夫。なはず・・・。

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ミナミヤモリ。ヤモリが走ってるとこ写真撮ると、全部指が反ってるんだよね。面白い。

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ミナミヤモリの完全尾かなー。

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ミナミヤモリの若め。

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森のミナミヤモリ再生尾。ヤモリは正直、模様の見た目は参考程度なんだけど、ミナミは背骨に沿って白紋が出やすいね。

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オガちゃん、こと、オガサワラヤモリ。尾を横にくるっと巻く姿も多い。日本にいる個体群は四肢の付け根に黒い点があるね。

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ぱっと見でも、尾の黒斑が目立ち気味。

基本的に夜に行動しているトカゲの仲間はヤモリになるんだけど、夜のフィールドでは昼のトカゲも見れないこともない。

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起きて睨まれてるけど、草に捕まって寝ているサキシマキノボリトカゲや
カナヘビの仲間が見れたりもしますね。

南西諸島では昆虫を見る機会がすごく多いけど、写真撮ってるのはやっぱり、見てインパクトを感じやすいものや撮りやすいもの、それと最終的に好きな分類群に偏ってきますね。

これはすごい好きなわけではないけど、インパクトのある分類群。

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スジグロカバマダラ。群れて寝てるのに出くわす。

ヘビでもマダラは好きだけど、蝶でもマダラが結構撮ってある。

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リュウキュウアサギマダラ、かな?マダラチョウは大きめで目立つところ飛んでいるので目につきやすい。

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ツマムラサキマダラ。これね、羽開いてると、すげーきれいなチョウなんだけど、寒かったのか、全然羽を開いてくれず・・・。

好きな分類群だとやっぱりテントウムシが撮ってあった。

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2013時点で写真整理してたフォルダには「ジュウニマダラテントウ」って書いてあったけど、よく見ると小さい斑点があるし、その小さい斑点の位置をみるとニジュウヤホシテントウと同じだ。

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ニジュウヤホシっぽいなー。宮古に来たから、別の種類だって思い込んでたよ。ありがち、ありがち。

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北海道来たら、この大きさの長いカタツムリを簡単に見れなくなったので、(極小のものはいるようだ)こういうのいると、なんとなく撮ってしまう。沖縄なら普通にいるんだろうけど・・・。

キセルガイの仲間。結構好き。「マイマイがアンモナイトならキセルガイはベレムナイトだもんね。」

って書いてから、久しぶりにベレムナイトの画像見に行ったら、自分が子供の頃に「ベレムナイト」って教わった生き物は画像に全く引っかからず、ほぼイカじゃん・・・、という画像が並んでた。子供の頃にそう聞いていたのは、オルソセラスと言うのだね。訂正しとかないと・・・。

マイマイがアンモナイトならキセルガイはオルソセラスだもんね。

・・・韻も何も踏んでない・・・。

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今回の最後はアシヒダナメクジ。

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いわゆる一般的なナメクジとは分類が遠く、ザラザラしててあんまり粘つかない。かたそう。ナメクジもアシヒダナメクジも、巻き貝の仲間である軟体動物門・腹足綱の動物だけどナメクジは一般的なマイマイと同じ有肺亜綱・眼柄目。アシヒダナメクジはイソアワモチなどと同じ後鰓亜綱・収眼目。

うまく例えられるかわかんないけど、綱の段階では、哺乳類や爬虫類くらいの差の開き。目の段階では、ネコとサルくらい離れてるってイメージかなあ。ちなみにネコと同じ目の仲間には、オオカミもトラもイタチも含まれるので、目より上位の亜綱が違う、というのは相当かけ離れた仲間と言っていいのかもしれないね。

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ヒメマイマイ

札幌でよく見るマイマイ類として、エゾマイマイ、サッポロマイマイがいます。この2種なら、なんとなく違いがわかるようになって野外で観察してみると、意外に面白いことがわかったりする。エゾマイマイはよく道路を歩く。(そして轢かれる)サッポロマイマイはほとんど道路で轢かれてない。生活場所や行動パターンで違いがあるのだと思う。

で、

 

このマイマイはヒメマイマイ。言うほど小さくはないんだけど、上に出した2種より、カラの渦がきっちりしてる感じ。

ね。歪みない巻きでしょ。

ちなみにカラに黒い筋が入ってないタイプはこちら。
ありあわせ

マイマイって撮ってみると、ヘビと同じようなもどかしさがある。カラに厚みと意外に殻頂も高くて、マクロちょっと面倒。常にゆるゆると動いて、これもちょっと面倒。目が飛び出してるので、(しかも左右別方向に!)ピント面倒。

なんか面白い。

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ありあわせ

だいぶ前から欲しくて、でもずっとほんとうに必要かどうか考えてる間に半年が経っていた。ストロボの補助器具(バウンスね)。多少の時間ができて、取り寄せた。取り寄せたものの、暫く使わないでいました。


ヒメマイマイ(線のないタイプ)

気が向いたので手元にあった「ありあわせ」で撮ってみました。(黒い紙、鹿の角、ヒメマイマイ)ありあわせながら、良い感じ。

今シーズン、これを使ってヘビを撮る機会まだあるかなあ…。

全く脈略もなく、ヨコバイの仲間(?)。

恵庭の学校で授業をするチャイムが鳴る直前に、講師室であわくって撮ってました。窓見てたら、こいつがいて、目を凝らしてみたら(体長1cm無い虫でした)、意外とキレイだったから撮っておきました。撮っておいたら種類わかるかなと思ったけど、案の定、手持ちの物じゃわかりませんでした (- ” – ;

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ハープソン確認写真(0727定山渓)

今日(7/28)がハープソン最終日ですね。皆さまお疲れ様です。最後まで事故に気をつけてお願いいたします。

自分もこの記事が更新できたら、ラストランに出かけたいと思います。

以下は昨日の写真です。

ニホンカナヘビ。
ようやく定山渓エリアでニホンカナヘビの証拠写真を撮ることが出来た。
この時期は、日が上がりきってしまうと、トカゲ類も日光浴十分になるので
表に出ていないことが多いです。
連日の夜更かしで、朝が辛いところだったのですが、なんとか撮れてよかった。

ニホンマムシ
死骸なのでリンクのみ。出産直前と思われるメス個体でした。
実は7/26に見つけたニホンマムシの地点から1kmくらいしか離れていないのですが、
エリアをみると、こちらで見つけたのは石山エリアではなく定山渓エリアでした。
車の通れない場所で、お腹と頭が潰されているところをみると
ヒトに殺されてしまったようです。

twitterでもつぶやきましたが、
このマムシを見つけた場所は人間の居住地でなく、
人間がマムシの生活圏に侵入して虫捕ったりしてる場所。
だから安全のためだったとしても殺すまでしなくても良いのではないかとも思いました。

感情的に、人間の視点で動物を見るのはあまり好きではないのですが…。
マムシだとしても、行き過ぎた殺しではないかと思うのです。

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ハープソンの予行+最近のフィールド

初めてやることというのは、できるだけ準備をしておきたいもので、今回はハープソンのやり方を参加者目線で考えて、フィールドしてみました。

調査用紙記入なども並行するので、長くなります。
ゆっくり時間のあるときにでも読んでみてください。

そうそう、巷では金環日食が話題だったみたいだ。
出かけてラジオを聞いてたら、「今、日食、最大です」って言ってたので
車止めてサングラス通して写真撮ってみたけど、全然だね~。

ハロが欠けた日食型になってて、かろうじて日食写真になったけど。

今回のフィールド紀行は、
ハープソンの調査票(参加申込書)を書きかたを説明しながら進めていくよ。

ハープソンはこちらから説明を見に行ってください。
ハープソンHokkaido 2012 : 北海道爬虫両棲類研究会)

最初はチーム名を記入するんだけど、
基本的に公開される情報はチーム名で公開するので、
いい名前をつけてください。
(一人参加でもチーム名OKです)

「Team えぞばいかだ」にしてみました。
チーム所属者が複数名いる場合は、代表者名の下に名前を列記していってください。

次は参加者基本情報ですね。
こちらは公開することはありません。
ハープソンの事業にのみ、使用させて頂きます。

参加形態を普通参加にしました。これで調査、競技として参加できます。
寄付参加は、このハープソン事業に賛同してくれる方からの寄付を受け付けます。

結果は基本的にWeb公開ですが、
印刷したものを郵送発送を希望される方は、発送実費をお振込みください。

とりあえず、うちはパソコンで見れる環境なので、郵送は不要としてみました。

本日の舞台は占冠。
先月来たときは、まったく孵化していなかったエゾアカガエルの卵も
すっかりオタマジャクシになっていました。

よく見ると、色に個体差があって、赤いもの、茶色いものが見られます。
(一時的な体色変化によるもののようで、捕まえておいておくとほとんど同じ色になるみたいです)

ヒキガエルのオタマジャクシとはまた別の密集具合です。
ここでは水の浅いところに個体が押し寄せています。

なんなんでしょうね?暖を取っているのかな。
酸素量が厳しくてパクパクしてるのかな。
水際に食べ物があるのかな。

いくつか捕まえました。
この時、100円ショップで売っているシュガーポットがとても使いやすくていい感じです。

オタマジャクシを横や下からも見ることができます。

ハープソンでは、なるべく識別の間違いを減らすため、
見つけた種類については原則撮影してもらいます。

なのでシュガーポットを駆使すると、携帯電話でも十分撮影できるので
とても便利。

別の地点に移動すると、例年は水を豊富に湛えた池のはずなんだけど、
枯れてしまった池がひとつあった。

この後、このエゾサンショウウオの卵も乾いて死んでしまったかもしれない。
両生類は微妙なバランス環境に生きてるんだなと改めて思う。

ハープソンでは死んでしまった動物も確認に入れるので、
もし見かけたら写真を撮っておいてくださいね。

ヘビなどはそういう情報も併せないと、確認数は激減してしまいます。

とりあえず、占冠のフィールドの記録を記録用紙に記入しておきます。
6ケタの数字のある部分(メッシュ番号)はこの記事の後のほうで説明します。

証拠として撮影した写真も、メールあるいは郵送にて事務局に送って頂くので、
写真のファイル名の記入は忘れずにお願いします。
(あるいはわかりやすい名前を画像ファイルにつける、プリントしたもののウラに書いておくなどしておいてください)

止水にいくと、時々見かけるハリガネムシ
寄生虫というくくりで、この生き物を見てしまうと悪いイメージしかわかないかもしれないが、
様々な宿主を経て、交尾産卵のために水に戻ってきた、感動(?)の1シーンでもある。

有名なものでは、カマキリから出てくるのが知られていますが、
北海道ではカマキリは普通の昆虫ではありません。
肉食のバッタのような仲間からも出てくる。

おそらく、ハリガネムシも多種いるのだと思いますが、
線虫の仲間はよほど専門でないとわからない分野です。

ハリガネムシはセンチュウの仲間です。
線虫は外見では種類の差がわかりにくく、また、
樹木に寄生するものや、土壌にいるものなど多様です。
種判別は非常に困難でしょう。
(たぶんセンチュウの新種はそのへんにゴロゴロいる)

ハリガネムシではこんな視点で捉えた研究があるんですね。
寄生者(ハリガネムシ類)が改変する森林-河川生態系
実に面白い見かたです。

脱線ついでに…

アメンボが1匹のエゾアカガエルのオタマジャクシに群れてスクラムを組んでいます。

アメンボはカメムシやセミに近い仲間で、ストローのような口を持っています。
セミやカメムシの一部は木などの植物から樹液を吸います。
サシガメやアメンボのような仲間は、動物の体液を吸います。

おそらく1匹が捕まって動かなくなっているので、群れて襲っているのでしょうね。

ハープソンでは、両生類や爬虫類の観察がメインですが、
こうしたいろんな生物に目を向けて楽しんでもいいかもしれません。
また、バードウォッチングの片手間に、見つけた両生類や爬虫類を
報告してもらうスタイルでも楽しめるかもしれませんね。

で、せっかくインパクトのある写真が撮れたので、
興味のある方は写真賞にも応募してみましょう。

調査票に、写真賞の応募用の記入欄があるので、
自信のある写真を1枚、選んで応募してみるのもいいと思います。
応募のあった写真から、写真家の中島宏章さんが賞を決めてくれますので、
興味のある方はぜひ、応募してみてくださいね。

オタマジャクシをすくっていると、大きなヤゴが取れた。
この時は「でかいヤゴ」しかわからなかったのですが、
知人に教えてもらって、オニヤンマのヤゴだということがわかりました。

あまり見慣れない、やや扁平で小型のマイマイもいましたね。
詳しい資料や、詳しい知人がいないと種類は全くわからないですね。。。
いつも見るサッポロマイマイやエゾマイマイとは違いそうですが。

占冠を堪能したあと、札幌に帰途につきます。
その途中、恵庭の山の中を通ったので、
折角なのでゆるゆると林道を歩くと、
今年の初爬虫類を見ることができた。

折角ハープソンの予行なので、一眼レフカメラも望遠を封印して臨んでいます。
ニホンカナヘビ、遠目から何枚も写真を撮りながらジリジリと近寄って、
一番大きく撮れたのがこの写真ですね。

記録には、「遠くからでもとりあえず撮っとけ!」が重要です。

ついでにニホントカゲも見つけました。
トカゲの仲間は、ダッシュですぐに逃げてしまいますが
待ってるとじりじり穴から出てくることが多いです。

個人的にはカナヘビよりトカゲのほうが近づきにくいんですが、
穴の前で3分待ったら出てきました。

占冠と同じ種類ですが、エゾアカガエルのオタマジャクシを
恵庭でも見つけました。

別の地点でも、記録残しておいたほうがいいですね。

さっきの占冠と分けて、恵庭の3種も記録しておきました。

以上がハープソン予行の1日ですが、
ハープソンの期間は1週間(7/22~28)を予定しています。
なので観察の機会は1日だけなくてもいいですね。

ということで別の日の記録も残しておくことにします。

江別に河川の調査で行った際に、
おそらくアズマヒキガエルのオタマジャクシの集団を見つけました。
写真を撮って記録します。

実はこの他にも、ニホンアマガエルの声と、トノサマガエルらしき声を聞いたのですが、
写真が撮れなかったので、参考記録としてだけ載せておくことにします。

写真はあるけど、詳しく種類がわからない人は
種類がわからないことを書いて、事務局に送ってください。
種判別ができないこともありますが、なるべく種類がわかるよう、事務局で調べます。

写真がない種類を参考記録としたのは、
実は両生類や爬虫類は、十分に詳しくない人だと見分けが難しいことがあるからです。
「イボのあるカエルはヒキガエルだ」というイメージを強く持っている人は、
ツチガエルを「ヒキガエル」と見てしまうこともあります。
見る人によって、記録の精度に差が出てしまうので、写真を付けてもらい、
事務局で確認照合した上で、北海道の両爬分布マップを作成していきます。

正式版は写真があるもののみをデータとして計上していきますが、
参考にいただいた、写真がないものも何かの形で、生かしてみたいと思っていますので、
ぜひ、参考記録も書いていただけると幸いです。

あいかわらず、寄り道ばかりしています。
エビもなんかいっぱい種類がいると思うので、
面白いですね。

上の個体は目の当たりに巻貝がついてて、変な顔に見えますが、
2匹とも同じ種類のエビに見えます…。

まあ、とにかく寄り道も精一杯楽しみましょう!

写真の送付は、メールなどで受け付けますが、
携帯やスマートフォンで撮影して、
twitterに投稿することでも事務局は確認します。
twitterで投稿する場合は、必ずタグ、

#herpthon2012  を付けてくださいね。
(その後、 #herpthon というタグに変更されました)

それと、参加チーム名とユーザー名がわかるような連絡を一つお願いいたします。
(例:アカウント名:baikada, 参加チーム名:Teamえぞばいかだ)

読んでる方もだいぶ疲れたかと思いますが、
書いてる方もだいぶ疲れてきました(^^;

最後に、メッシュ番号について説明します。

調査票の種類を書くところに、
6ケタの数字が記入されていますね。

これは地図の場所の番号を示しています。
参加者には、この番号が書かれた地図を送ります。
この地図番号を調査した場所と対応して数字を書いて頂きます。

北海道を細かい四角で番号分けをしてあります。

よく見ると、地域ごとに6ケタの番号が書いてあります。

それぞれの地域の番号を確認して、調査した場所のメッシュデータを書いて頂きます。

わけがわからん!
という方もいると思いますので、住所表記やGPSを記入してくだされば、
なるべく事務局で区画の判別はしておきます。
メッシュ番号がわからない場合には、住所表記かGPSによる緯度経度を
記入お願い致します。

頑張れる人は、地図閲覧サービス(ウォッちず:リンク切れ)から、
調査した場所のメッシュの地域名がわかるので、以下に説明しておきます。

ウォッちず:(リンク切れ)のトップページの、
右側の範囲にある、「ウォッちず(地図検索画面へ)」をクリック。

自分の調査した場所のマスをクリック。
(この説明では、札幌市南区定山渓の朝日岳山頂付近をモデルとして進めますので、札幌をクリック)

朝日岳山頂は定山渓なので、定山渓をクリック。

すると地形図が現れます。
右上にある「」や「」で縮尺を変えたり、
マウスでドラッグすることで地図を動かせますので、
自分の調べた場所に中心の「+}マークが合うように調整してください。

ここでは、朝日岳の山頂に「+」を合わせてみました。
この状態で、上の青いゾーンにある「2万5千分1地図情報を閲覧」をクリックします。

確認画面が表示されるので、
「平成20年10月以降更新されないことを理解の上閲覧」という
グレーのボタンをクリックします。

すると、元の画面に戻ったように表示されますが、

上部の赤線を引いた場所に、地域名が表示されます。
この地域名で配布された地図を見比べてメッシュ番号を導き出してください。

朝日岳山頂は「定山渓」なので「644131」がメッシュ番号ですね。

特に山間地などは地域の見分けが難しい場合もありますので、
この時点で行き詰ってしまうことがあれば、お気軽にご相談ください。

以上、日々のフィールドと、ハープソンの予行でした。

予行期間(2012.5.21~5.25(仮))

調査地域 占冠(644243)、恵庭島松山(644123)、江別(644154)、定山渓(644131)
確認種 5種(正式記録:撮影したもの)
エゾアカガエル・アズマヒキガエル・エゾサンショウウオ・ニホンカナヘビ・ニホントカゲ
2種(参考記録:撮影できなかったもの)
ニホンアマガエル(声)・トノサマガエル?(声)

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