East Hokkaido, in summer 2010

When my son comes to Hokkaido, we go to East Hokkaido. This becomes the annual event for us.

ニホンザリガニ
Zarigani

道東には息子の友達がいる。だから、道東に行くのは息子との恒例イベントになりつつある。少し久しぶりにザリガニをあさってみました。

ニホンザリガニ
Zarigani

あつ、しまった。。。子供抱えてました。シャッター落とすまでに数匹離れてしまいました。元の所に親と一緒に戻しといたけど、親のところに戻るんだろうか…。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

ザリガニ近くの水たまりで変なものが泳いでるから捕まえてみた。変な感じがまともに写ってる写真は、別のものに載せるので、なんだか投げやりな写真で分かりづらいんだけど、このオタマジャクシが変なんだ。

変な感じをあとで撮ろうとしたら、変な感じが治ってしまって、変な感じの写真が残せなかったので、後日日帰り道東に出かけるハメになる。変な感じの話は、日帰り道東+アポイの記事の時にでも改めて書きますね。

トリカブトsp.
Aconitum sp.

今年はさすがの北海道でも暑いものは暑いんだ。だけどさすがの道東は、森に入るとかなり涼しいんだ。カエルやサンショウウオの行動も2週間~1ヶ月くらいは遅いし、やっぱり札幌と道東は別エリアだと思うんだ。

キタキツネ
Ezo red fox

でも涼しいっていうのは、あくまで暑いところに住んでいるものの固定観念で、やっぱり道東に住んでいるものにとっては暑いもんは暑いんだ。

キタキツネもハシブトガラスも暑くてパンティングばっかしてるんだ。写真に撮るとなんか笑ってるみたいなんだけど、実はかなりしんどいんだよね。

クラゲsp.
Jerry fish sp.

オホーツク海も懐かしい。初めて旧常呂町(北見市)の海水浴場に行ってみた。暑いんだけど、泳ぐほどは暑くないんだよね。ビーチコーミングをほんの少ししたところで、雷と豪雨のため陸に避難。

噂には聞いていたんだけど、本当に人工の(ビニール質?)の椰子の木が設置されているのね。うーん、どうして椰子の木だったんだろう…。もう一つ、噂で「常呂の海水浴場では焚き火をしながら海水浴する。冷えるから。」と聞いてたんだけど、何か燃やしてる様子はこの日はなかったな。周りにいた人たちも「泳ぐ」って感じじゃなくて、波打ち際で遊ぶって感じの人ばっかりだったしね。

なんか平たいウミウシみたいな生物
?
(追記:101028ヒラムシの仲間みたいです)

そうそう、網走で潮干狩りもしたんだよね。自分はこの世で一番嫌いな食べ物がアサリなんだけど。

でも生き物としてアサリを見て、捕まえるのは面白いね。キャンプに子供たちがアサリ持って行って食べると言ってたので、(自分は蛇撮りにいくのでキャンプは欠席)アサリ悪くならないように、少し氷を入れて行ったら?と、大変迷惑な提案をしてしまいました。

悪くならないように、、と思ったんだけどさ。多少冷えるくらいなら大丈夫だと思ってたんだよね。でも、氷入れたら、半分くらいのアサリが脱力してしまったらしく。。。砂も吐かないし、食べたときベショベショしてたと。申し訳ない。。思い起こせば、売ってるアサリも常温だったよね。食べないから、全然気が回らなかった。

あ~あ。

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

潮干狩りのあと、林道走ってたらこのシマヘビが道路の端にいた。車を見ると、道路脇へと突進して逃げた。シマヘビだから、相当のスピードで逃げていく。車を止めて、シマヘビが逃げた道路脇にダイブ。道路脇には沼のような水たまりもあったけど、麦わらタイプだったので写真は残しておきたく、水たまりにもダイブ。なんとか尾の先を掴んで捕まえた。もちろん、カウンター攻撃をモロに食らってしまい、手は出血。

まだかろうじて識別できたからダイブしたけど、識別できなかったらマムシの可能性もあるし、むやみやたらに飛びかかれないよね。

たぶんこの夏で一番、自分が瞬発力を発揮した瞬間だったように思う。。


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Strange ladle and Mt. Apoi

I found strange ladles. These 2 ladles are same species which is Rana pirica.
They can change a figure by environment. The left individual swelled up so that it was not eaten by a salamander’s ladle. And I went to Mt.Apoi. I like there very much.

エゾアカガエル
Ezo brown frog

先日見つけた奇妙なオタマジャクシ(左)。最初はエゾアカガエルとは思えなかった。だって病的に膨らんでるんだもの。サンショウウオと同居するエゾアカガエルのオタマが膨れ上がるのは知っていたんだけど、びっくりだね。

先日はあとで写真撮ろうと思って捕獲しておいて、落ち着いた3日後に機材セッティングして撮ろうと思ったらしぼんでしまってたんだ。だからアポイ岳に行く予定を1日伸ばして、リベンジで道東を駆け抜けてきたわけです。ちなみに右の個体は、札幌で捕まえてうちの冷蔵庫内でゆっくり育てた個体。サラマンダーフリーの状況で育てたので、全く膨らんでいません。膨らみすぎて、目の上のたんこぶになってるよね…。

大輪キノコ
Fungus sp.

札幌~オホーツク~アポイ岳と移動するとさすがにしんどい。アポイ岳は登山に厳しいイメージはないんだけど、山登り慣れしてないからきついんだわ。この山は5合目までけっこう鬱蒼とした森(ヒグマも出ます)で、5合目から上は岩ガラガラの山なんです。今回は5~7合目で蛇にでも会えればと…。

立派キノコ
Fungus sp.

このキノコはそこかしこに生えてた。イグチ系(傘の裏がヒダでなく、網目状)で、ヤマドリタケの類なんだろうけど分かりませんわ。

キノコ
Fungus sp.

やっぱりアポイは5合目まではキノコの山だ。去年もキノコ撮ってる。

アポイはダニが多いと聞いているんだけど、今のところ運良く取り憑かれていない。でも…

シラミバエsp.
Hippoboscidae sp.

こいつらがたかってくる。

シラミバエsp.
Hippoboscidae sp.

羽が退化したものがいたり、鳥に常にとりついて吸血したりする仲間のようなんだけど、体型がおかしいからすぐにわかる。これがかなりしつこく飛び回って体にとりついてくるのでうっとおしい。

幸い、刺されるようなことは経験しなかったけど、耳の穴に入られたときは気が狂うかと思った。このシラミバエは刺すんでしょうかね?

オオルリオサムシ?
アイヌキンオサムシの亜種ヒダカキンオサムシ(9/12追記)
Ground beetle sp.

地べたには時々オサムシが徘徊している。以前から見てみたいと思っていたタイプのオサムシだけど、ちょろちょろ走りまわって、掴むと臭いのでなかなか写真には撮らず…。アイヌキンオサムシとオオルリオサムシっていうよく似たオサムシの仲間がいて、それぞれの種類はあちこちで色彩が違って、いろんなタイプに分化してるややこしいやつ。アポイだとどんなタイプの何がいるとか把握してないから、これも種名はオオルリオサムシ?ってことで。
(9/12追記:オサムシ同定してもらえました。アイヌキンオサムシの亜種ヒダカキンオサムシのようです)

背中の隆起の質がオオルリオサムシの方に似てたからそう書いただけなんで、間違いがあったらご指摘ください。(間違ってました)
(背中の隆起より胸部の形に注目するのが正しい識別のようです)

ホシガラス
Spotted Nutcracker

アポイは1000mにも満たない山で、えりも近くの北海道の南部にある山だけど高山の生き物が結構いるんだよね。ナキウサギも同じ山塊には生息しているようです。

で、ホシガラスはいままでまともに見たこともなかったんだけど、(大雪山のロープウェイで写真撮ったけど…。)ちゃんと姿確認できて嬉しかったよ。カラス好きの私としては。(黒いカラスより変わったカラスが好き)

400mmとテレコン持ってればな~と思ったけど、持ってたらきっと山の下の方でバテてしまっていただろうからこれで納得しておこう。

シマリス
Chipmunk

シマリスもちゃんと撮れてた。300mmでも警戒心のゆるい個体なら撮れるんだけど、やっぱり300mmって鳥や哺乳類では微妙な長さなんだよね。。

ヘビは、、、というとアオダイショウとシマヘビとニホンマムシが各1匹確認できました。写真は今回はちょっと見送りなんですが、アオダイショウは脱皮前で黒ずんでいてクロダイショウでした。

アポイの斑紋崩れのマムシに会いたかったのですが、今回は出会えませんでした。ネット上で見かけたアポイの斑紋崩れのマムシは、どーもいろいろ比較してみて、同一個体のような気がしてきました。そして麓のセンターの方曰く、今年はそのマムシはいつもの場所で出ていないと。

今年は移動したか、死んだか、移動させられたか、駆除されたかのどれかかもしれないけど、チャンスあれば今年もう一度行っておきたいな。


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Strategy

Hyla japonica
Japanese tree frog
日本雨蛙(にほんあまがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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驚くことに、この卵は夜には尾芽胚となり、翌日にはオタマジャクシとなって泳ぎ出ていた。
I was surprised that “this egg became the cercembryo at night and hatched on the next day”.

5月後半からこの状態の卵を撮りたくてさんざん撮影に通ってきた。
しかしこの活き活きとした卵はなかなか見つけることができなかった。
Because I wanted to take the egg which was in this state, I photographed it all the time near a water hole from the latter half of May. However, I was not able to readily find this egg which I had lively.

先に孵化したオタマジャクシや、水生小動物にどんどん食べられる。
おまけにこの異常なまでの孵化までの早さ。
さすが夏産卵のカエルならではの戦略が見事。
This egg is eaten steadily by “the ladle which hatched earlier” and an aquatic small animal. In addition it is very early that this egg hatches. A strategy only by a frog laying eggs in summer is wonderful.

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Eggs of Japanese tree frog

I wanted to take a photo of fresh eggs of Japanese tree frog. Because those eggs became old soon, It was difficult for me to take the photo. But finally, I did !

カルガモ
Spotbill

北海道でのウシガエルの生息状況を見ておきたい、ついでに撮影できればありがたい、さらにラナウイルス検査のための検体を数個体得られればありがたいということで函館がほど近いフィールドを点々としてきました。

五稜郭公園では、行けば何らかのカメが撮れるかなと思い寄ってみました。(失礼な話、こういう場所では野良カメがよくいるため、ここにもいるだろうと勝手に思っていました)しかし、五稜郭の堀では亀は一切見られず。よく見てみると、多数いるお堀で釣りしている人たちはみんな「特定外来動物捕獲中」という腕章を付けている。ブラックバスなどを駆除しているのだろうか?こういう感じで管理されているから、カメもいない環境が出来上がっているのかな?主催はどこかわからなかったけど、函館市とか北海道でやってる事業なのかな。

さて、ウシガエルに戻る。最初は北斗市の某公園に行ってきた。駐車場に止めると、なんか公園の様子がおかしい…。「ヒグマ出没中のため閉鎖中」だと?池の方からはかなりの個体数のウシガエルがモ゛ーモ゛ー鳴いてる。もどかしいけど、立ち入り禁止ならしょうがないや…。

ということで、次。次は少し離れたところだけど大きな沼周辺。

このあたりの中程度の池でもモ゛ーモ゛ー言っている。でも近づくと

キャッ
ギャアッ
ズギャー!

と、一声発しては池にゴンゴン飛び込みなさる。

ウシガエル
Bull frog

ようやく1枚撮れたけど、遠い~。けどまあ、このあと400mmで撮ったらそこそこ撮れた。

で、捕獲の方だけど、、、オタマがいない時期だった(上陸済み・あるいは深場に移動してる時期なのかな?)からか、全く目にすることができず。

写真の大きさくらいの若蛙と格闘するも、そもそも近づけないので投網でもないと無理。(投網は漁業的な法律で自分は×)夜間なら採れそうだけど、はっきり言ってヒグマ徘徊濃度濃いこのあたりで一人カエル採りする気にもならん。と言うことで検体採りは諦めました。

その後、シロマダラ確認地点の山にも登ってみたけど、アオダイショウとジムグリの轢死体だけだったー。

今回の函館周辺では、フィールド的にも、写真的にも、検体でもあまり成果は上がらなかったけど、北海道出身のウシガエルの写真が撮れたからまあいいか!

…と、このあとしばらく体調を崩してしまい、大きなフィールドに行けなくなってしまいました。体調管理術が未だにうまく出来ていないのが悔しいですね。。ですが、ご近所フィールドには少しだけ行くことが出来ました。

そこでちょっと嬉しいことが。

2つあります
There are 2 things.

いつも一生懸命探して。こういうモノしか写真撮れなかったんだ。見かけるのはこんなのばっかりでさ。上の写真には2つ写ってます。


eggs

ちょっと運が良ければこんなかんじで。少し塊な感じだけど、もっとプリっとしたのが撮りたい。

5月後半からずっとずっと通い続けて、ようやく7月の終わりに撮れましたよ。

ニホンアマガエルの卵
Eggs of Japanese tree frog

ニホンアマガエルの卵…(産みたて)。何も気にしてない時は見るものだけど、いざがっつり写真を撮ろうと思うと、いい状態のものがほとんど見つからない。

これがきつかったな~。

これで、一部を除いて両生類の今年の撮影は目処立ったかな。と、気が緩んだら、完全に体調が下降線に入ってしまった。まだ爬虫類の撮影も一部残してる両生類の撮影も残ってるから、もうちょっと頑張ってくれ。自分!!


この文章の中でウシガエルの捕獲について述べています。ウシガエルは2010年現在、特定外来生物に指定されているため、生きたまま移動させると法律違反となります。別の種類の特定外来生物の移動で逮捕者も出ているので、ご注意ください。

なお、関東で捕獲した際には、氷で満たしたクーラーボックスで凍死させてから検体として発送しました。

命を奪うのは気持ちのいいものではありませんが、ウシガエルでは日本でもラナウイルスの野生死亡が確認されているため、まだよくわかっていないラナウイルスの分布等を調べるため、協力しています。


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Many surprises

I had many surprises. But because I was not fine for my health, I was too late to update this report.

アズマヒキガエル
Japanese eastern toad

相変わらず、ヒキガエルの幼生が群れ泳ぐ姿には圧倒される。落ち着かないし、なんでそんなに密集するんだろう。

…アップの間隔、空いてしまいました。沢山のネタはあったのですが、あんまり体調がすぐれなく、後手後手になりました。

今回の記事は、たくさんの驚きを少しずつ語ります。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

いつの間にか産んであったニホンアマガエルの卵。しょっぱなは撮り逃した。

その第一弾が既に上陸を開始して、田圃の畦はアマガエルで埋め尽くされてる…。なんちゅう数だ…。

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

某所のトウキョウダルマガエル。最初見に行った時より沢山出てきてる。なんだか「涌く」という表現が当てはまるような。

春には小さい個体だったのに皆でかくなったなぁ…。どれだけの餌を食べたんだべか。いろいろ心配。

ウマビル
Leech sp.

ウマビルもなぜか密集。一斉にみんな動くと、ちょっと涼しくなれる気がする。ぞわっとね。

産卵するんだろうか?

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

あれだけのトウキョウダルマガエルがいて、結構鳴きまくってて、それでいて撮影できないのに驚き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルの鳴いてるとこは撮れたと思って家で写真チェックしたら、その鳴嚢のやる気の無さに驚かされ、

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

何度通っても鳴いてるところが撮影できないトウキョウダルマガエルとトノサマガエルの相性の悪さに嘆き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

相変わらず「眠い」写真ばっかり撮って、カメラの設定をいじったりしたけど、結局日替わり設定の自分の目の問題だったり、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

目がなかったり…、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

やっぱりカエルのお尻を追いかけたり、

オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

目ン玉飛び出すくらい驚いたり、


オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

気味悪かったり、でも憧れの寄生虫だったから嬉々としながらムービー撮ったり、

ニホンアマガエルの卵
Japanese tree frog’s egg

ようやく見かけたアマガエルの卵は既に虫に食われていたり、

ニホンアマガエルの卵を食べるカイミジンコ
Plankton

卵食ってる水中のダニみたいな生き物が、実はちょっと見てみたかったカイミジンコの仲間だったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

オオムラサキに出くわしたり、求愛してるんだと思ってたら、何気に両方オスだったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

日本の国蝶(オオムラサキ)がわらわらと寄ってきて驚いたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

実はウンコ食ってたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

睨まれたり、
その睨んでる目はカマキリと同じ偽瞳孔っぽかったり、

ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

初めてゼフィルス見たり、

7/18追記:ジョウザンシジミはゼフィルスではなく、ゼフィルスなのはジョウザンミドリシジミでした。


ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

トリカブトsp.
デルフィニウム属?
Aconite sp.
Delphinium sp?

トリカブトの花弁の色がおかしかったり、(もしかしたら園芸品種なの?)

セセリチョウsp.
Butterfly sp.

お前さんは大丈夫なのかと考え込んだり、(トリカブト毒は虫は平気?)
8/23追記:おかしなトリカブトだと思っていたら、デルフィニウムでは?とご指摘いただきました。どうもそれっぽいです。野良デルフィニウム…。

ニホントカゲ
Japanese five lined skink

完全にコドモ模様のニホントカゲばかりなのに、そんな中に妊娠個体がいたり、(写真の個体は不明だけど)

アシダカグモsp.
イオウイロハシリグモ
Spider sp.

北海道で初めてアシダカグモsp.を見て、アシダカグモ苦手なのに喜んで写真撮ったり、
(7/23追記:形は似てますが、イオウイロハシリグモだったようです)

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

なんか青いアマガエル見つけたり、これより青いアマガエル見つけたり、(その写真はまた別の媒体で出す予定です)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

何かが草陰にいたり、

ニホンマムシ
Japanese mamushi

このニホンマムシの写真だけで10GBほど撮影してたり、、、まあそんな日々です。


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To take the photo of American Bullfrog

I went to South Kanto area by airplane. I wanted to take pictures of frogs, and the purpose was done.

ウシガエル
American Bullfrog

のっけから変異個体ですが…。関東に行ってまいりました。大きな目的はウシガエルの撮影。ウシガエルは北海道も道南の一部に生息しますが、卵の撮影など札幌から頻繁に通うのも難しいため、もし撮れなかった時のための保険も兼ねて撮影してきました。

なお、ウシガエルは現在、特定外来生物として取り扱われており、捕獲は可能なものの、生きたまま現地から移動させてまうと法律違反になりますのでご注意ください。

今回、撮影したウシガエルたちは、可哀想ではありますが安楽死後に大学に送付してツボカビやラナウイルスの調査の検体として調べてもらっています。今回は撮影に写真家の松橋利光さんも同行してくれました。

実際、ウシガエルは日本人にとって今や身近なカエルですが、両爬を追っている自分達も、ウシガエルについてよくわからないことが多い。ウシガエルの鳴いてるとこ、卵。ぱっとイメージできません。オタマジャクシや成体の姿はぱっとイメージできるのですが。。。

外来動物だし、ちゃんと識別出来るべきものだとは心では思っているのですが、心のどこかで、ウシガエルについて真面目に向き合ってきていなかったのかも知れません。運良く、卵は撮影できて、鳴いてるところも辛うじて撮ることが出来ました。

しかし、ウシガエルはものすごく臆病です。

ウシガエルだけのフィールドも、探しものという観点からとても面白いフィールドでした。

たまたま、変異個体のオタマジャクシも見つけられたし。。。これ、アルビノってわけじゃないみたいですが、変な色彩です。

モノサシトンボ
Dragonfly sp.

水辺の環境はいろんな生き物がいる。今回みたいに、がっつりと水辺を歩きまわるといろいろなものが見れる。イトトンボ系のトンボ、好きですねえ。

イトトンボsp.
Dragonfly sp.

少し離れたところには別のイトトンボ。ベニイトトンボかと思っていたのだけど、ちょっと調べると胸の模様が少し違うかも。全身オレンジの個体はそれっぽく見える個体もいる。でも、イトトンボは成熟と未成熟で大きく色も変わるし難しいよね。

7/15追記:モートンイトトンボではないかという意見をいただきました~。

イトトンボsp.
Dragonfly sp.

雨模様だったので、こんな状態でイトトンボギラスどもがたむろしていました。左下の方にいるの、未成熟なのか成熟なのか??

そんなことは別として、綺麗な風景でした!

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

神社の池とか、城のお堀とかで見かけるクサガメも、こういう環境で見ると、なんとなく野生っぽい。野性っぽいと言いつつも、最近ではクサガメも古来の移入種ではないかと言われ始めています。

イシガメ系(ヤベイシガメ)の化石は出るのに、クサガメは出ないんだとか。代わりに絶滅した(?)ニホンハナガメは出ているみたいだけど、ハナガメとクサガメは近くなかったっけ?そういう系統的なところってよくわからない。

でも分布的に中国と日本の分布だから、外来臭いというのはうなずける話ではある。

ヤマカガシ
Tiger keel back

雨なのにお出ましくださったヤマカガシ。北海道からの旅人にあいさつしてくれたのかな。本州に来るたびに見たいヘビのひとつ。

ヤマカガシ
Tiger keel back

でもゆっくり観察はできない。とりあえず、この個体が出てきたときには、まだ撮影が目的を完了していなかったので…。

オオトラフハナムグリ
Flower chafer sp.

水泳中のオオトラフハナムグリ。なんか、この形のハナムグリを見つけるととてもテンションが上がる。子供の頃、図鑑で見たゴライアスオオツノハナムグリと似た形してるもん。つるつるの白い点々のハナムグリには萌えきらない。。

あ、でもカナブン系はちょっと別格かな。クロカナブンとかおしゃれすぎる。

で、このオオトラフさんは泳ぎたくて水に入ってる様子ではなかったので拾い出したらすぐ飛んでいってしまって、写真がこれだけなのだ。

シュレーゲルアオガエル
Schlegel’s green tree frog
?

わかんねーって。コレ。ずっとアマガエル??と思ってたよ。草に絡みついてて小卵塊。でもアマガエルにしては球形の卵塊はやっぱり違和感。北海道に住んでるとアオガエル系の選択肢をポックリ忘れるね。

アワアワが何らかの原因でなくなって、産み付けられた場所から浮遊してしまったシュレーゲルアオガエルの死卵?

7.3追記:シュレーゲルの泡の中には寒天質がないという話もあり…結局わかりません!

!!

すっげーへんなオタマジャクシの死骸がある…と思ってとっておいた写真。
記録として撮るだけだったのにあとで後悔。パンパンに膨れて死んだオタマジャクシだと思っていたんだけど、あとで写真見たらウマビルが入り込んでない?!ウマビルってプラナリアのような飲み込み食餌ではないのかな。

ウマビルが入ってパンパンになってるのかパンパンになって死んでるオタマジャクシにたまたまウマビルが寄ってるだけなのかわからないけど、ただひとつ言えることはこの状況に気がついてもっとゆっくり写真撮ればよかったということ。

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

ウッシーの撮影以外では、埼玉の街中で過ごした。町の中だけど、いい草場があればニホンカナヘビが見れる。この個体はもうちょいで産卵だね。黄色いラインが綺麗。北海道だと、なかなか見つけられないニホンカナヘビ。いるとこには固まっているみたいだけど~。

カメ達
Turtles

神社の池はやっぱりカオスですな。クサガメもアカミミガメもウロウロしてる。神社の池程度の環境があれば育つことが出来て、しかもほかの環境に移動しようとしないという生態がこういう状況を作るんだよね。

ニホンイシガメ
Turtles

なんとニホンイシガメもおったよ。

アズマヒキガエル
Eastern Japanese toad

用水路の上流からヒキガエルが流れてきた。微動だにしない。話しかけても返事がない。ただのしかばねのようだ。

足の細さ具合から見て、どっかで死んで乾燥して、何かで用水路に落ちて流れてきたと。そう推理しました。

ニホンアカガエル
Japanese brown frog

驚いたことにニホンアカガエルに出会った。ほんと、住宅街の中の神社なのだけど、アカガエルもいるんだね。ここではヒキガエルは産卵してるけど、アカガエルも実は産卵してるのかな?

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

別の日に埼玉の田んぼで。上陸したての個体がたくさんいた。青いの探したけど、いなかったよ…。

ギンヤンマ?
Lesser Emperor ?

あんまり見慣れないヤンマが産卵してたので撮っておいた。ギンヤンマとは違うよね…?と思って調べたけど、これどうも直球でギンヤンマみたいだね。。水色薄いな~、メリハリないな~と思ってアオヤンマとか調べてしまったけど、どうも自分の中の「ギンヤンマ」のイメージは「クロスジギンヤンマ♂」だったようで、これはノーマル「ギンヤンマ」の♀が一番近そう。イメージをちゃんと入れ替えておかなくちゃ…。

で、どのへんが「銀」?昔、腰周辺の水色部分が金属光沢があるので銀だ、と聞いたけどそれで合ってるのかな?しかし英名の「ちっちゃな皇帝」って名前、すごいねぇ。


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American Bullfrog

Metamorphose


Rana okinavana
Rana ulma
Ryukyu Brown Frog
琉球赤蛙(りゅうきゅうあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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陸に早く上がりたかった。
だけど、陸の上は完全な自由ではなかった。
陸の上で兄弟は干からびた。
They wanted to go ashore early. But the land was not the freedom that was complete for them. Their brothers dried up on the land.

水の中に居たかった。
だけど、体が変わって水の中にいられなかった。
水の中で兄弟は溺れ死んだ。
They wanted to stay in water all the time. But they metamorphosed, and there was not able to be it in water. Their brothers were drowned in water and died.

「両生類」は陸でも水でも両方棲めるということ。
だけど、陸も水も無ければ生きていけないということ。
“Amphibians” are meanings living in the both environment in Japanese. They can live on both the water and the land. But they cannot live if there is neither the land nor the water.

R.okinavana は2012現在、ヤエヤマハラブチガエルの学名としてあてがわれ、沖縄本島で撮影したこのリュウキュウアカガエルの2012年現在の学名は R.ulma となっています

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Species of naturalization

In Hokkaido, some species of naturalization are living. From foreign country, and from foreign area in Japan. I took pictures of reptiles & amphibians which is immigrant these days.

ツチガエル
Wrinkled Frog

※結構難しい話だから、今後少し書き換えもするかもしれない。

北海道には多くの移入種がいる。しかし、日本国内での移入(本州→北海道)などが少なくないため、そこにいる生き物が移入であると気づいていない人も少なくない。

上のツチガエルは移入のものです。移入と聞くと、「外来種≒悪」の図式をよくテレビやネットで見かけます。私もその影響は多大で、一部のものは在来種を圧迫しているのは間違いないと思っています。しかし、大きく問題とされるのは結局人間が被害を受けるもので、農業被害等を起こすアライグマなどは注目されやすく、敵視されやすい。

私も、外来動物は歓迎すべきではないものだと思っている。駆除できるレベルの量であれば、駆除も必要だと考えるし、どうしようもなくはびこってしまったものについては、また別の対策を考える。

元の生態系に戻すことを考えて、どこまで駆除するのか。一体いつの時代を「もとの生態系」と呼ぶのか。この先、たとえば人間が全く影響しなくても変化していくだろう生態系についてどう考えるか。非常に考え深い問題だと思う。

ツチガエル卵
Egg of Wrinkled Frog

例えばトノサマガエル(北海道では移入種)の多い田んぼの生態系。人間がいなければ、そもそも田んぼという環境が存在しない。稲作が始まる前の時代の生態系を望むなら田んぼは全て潰さねばならない。が、それは無理な話。

田んぼがあり、アマガエルが寄り、シマヘビが寄り、水生昆虫が寄ってきた。人間の物流や放逐があって、そこにトノサマガエルがやってきた。

トノサマガエルは昆虫を食べ、昆虫を減らす。アマガエルと競合してアマガエルを減らす。本州の病気を北海道に持ち込んでいるかも知れない。

いろいろ危険性はあるが、シマヘビは既にトノサマガエルを食べることに依存し、一部の猛禽、サギやカラスもトノサマガエルを食べている。既に生態系に組み込まれ始めてしまっている。

ここで徹底的にトノサマガエルを駆除すると、それを食べていた捕食者達も数を減らしてしまうだろう。(一時的にか永続的にかはわからないけれど)

マスメディア関係の環境報道では、主に目につくのは「~(種名)を守ろう!」「こんな恐ろしい動物が町に!」という感じのもの。

それはそれで大事だけど、問題点の片面からしか物事を伝えていないことが多く感じる。

もっと根本的に、「生態系に関するモラルの向上」や、「種を守ろう」ではなくて「その種が十分に生きていける環境をなんとかしよう」という動きに今後変わっていくことを期待したい。

とにかく、生物を知ること。環境を見ること。そして、人や媒体からの情報を鵜呑みにするのではなく、その情報を受けて「自分の意見」をがっちりと考える事。これらが揃えば、一般意識も大きな変化があるかも知れない。その上で、駆除が必要であるのか、受け入れていくのか、そういう議論をするのは有益だと思う。

私はまだこの問題について結論は持てていないけどね。でも、今年多くの外来のカエル撮影をしていて、地域の人とそのカエルとの関わり、問題、益、害、考える機会を持っている。そして関わった人たちとは、これらの問題についてできるだけ話をしている。私はまだ、肯定も否定もしないけれども。。

ただ、問題となりうる点や今後起こりうる一般感情などについてはできるだけ慎重に話をしている。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

久しぶりの記事で難しくなっちゃったね。写真撮るのと、整理と、体調不良で忙殺されてなかなかアップ出来なかったのでここからはゆったり写真でも見ていってね。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

とある公園で出会ったエゾリスなんだけど、靴に手を乗っけてきた。どうやらゴハンを貰っているらしい。これもまた、善悪が叫ばれる問題になりそうだけど、私はこれもまだ結論が出せるほど考えがまとまっていない。

ただ、動物の健康を考える上で、ひまわりの種ばかり与えるのはよろしくない!という意見は揺るがないけど。(メタボります)

自分はあげないよ~!と言うと、理解したかどうかはわからないけどすぐいなくなった。(写真撮ってこちらだけ得してしまった感もあるが(^^;)

これ、単純に毛替りじゃなくて部分白化入ってそうだよね?

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

さて今季泣かされ続けたアズマヒキガエル。春の気候不順のせいか、待てども待てども産卵が始まらない。写真を撮るなら、産卵時に撮るのが一番楽なんだけどこの産卵期を読むのに、両生類にはいつも泣かされる。

今年は昨年の3週間~4週間遅れだったそうだ。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

北海道のアズマヒキガエルは移入だという結論におちつきそうだけど、新産地があったとき、「それは本当に外来だろうか?在来ではないと確実に言えるか?」と考えると証明するのは難しい。

過去の資料で函館の個体群が遺伝子距離が東北個体群より、関東個体群に近いことがわかって(遺伝 1988年4月号 42巻4号)ほぼ持ち込み確定の様子だけど、以前の遺伝子解析精度と今のでは違いがあるだろうし、この文章内の考察の記述にも???と感じるところもあるにはある。

外来であったと考えて、旭川の個体、室蘭の個体、その他の個体が全て派生地が関東個体群かは分からない。下手したらニホンヒキガエルがいたっておかしくないかも知れない。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

いっぱいいて、写真撮るにはとても嬉しいけど、複雑な気持ち。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

びろびろ~っと伸びた独特のヒキガエルの卵。聞取りをしてみると結構あちこちで長い卵を見たよと言う話を聞くのだけど、エゾサンショウウオのでろんと伸びた卵嚢を見ているような雰囲気の話もあるので、(枝に産み付けられてたって話があるので)聞取りではなにか証拠付けると言う作業は難しいよね。

あ、次の写真はカエルが喰われた跡なので、ダメな人はささっと飛ばしてください。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

こちらのカラスは既にヒキガエルを学習している。背中に毒腺があるので、ひっくり返して腹から内臓だけ食べている。これと同じような話を八重山で聞いたよ。カンムリワシがオオヒキガエルをひっくり返して食べてるところを見たって話。

でも。つまりはそのカラスにしろカンムリワシにしろ、一度ひどい目にあったってことだよね。学習ってそういうものだよね。だからひどい目にあったことのない動物は、ヒキガエルを食べてひどい目に遭うということは今後もあるかもしれないね。

ハンミョウsp.
Tiger beetle sp.

気がついたらまた難しい話になってる。。。まあ、考えてみてよ。私も考えていくから。

ミシシッピアカミミガメ
Common slider

カメも、もともとは北海道にはいなかったらしいんだ。かなりの寒冷地でも冬は越せるようなんだけど、卵産んで増えてるのかはよくわからないようだね。

小亀がいても産まれた、って可能性もあるけど、小亀が捨てられたって可能性の方が高そうだし。

ギョウジャニンニク
Victory onion

花壇のやつだけど、ギョウジャニンニクの花が咲いてて、
ちょっと感動したので写真撮ってしまった。

カワトンボ sp.
Dragonfly sp.

カワトンボの仲間だけど、なにやら分類が複雑怪奇な様子だったと思うので
種判別はしなかったよ。さて、5月末に水が入ったばかりの田んぼに行ってみる。

ウマビル
Leech sp.

トウキョウダルマガエル(移入種)を探していたら、これがトウキョウダルマガエルに見えた。。。ウマビル、鮮やかな色だけどね。吸血は…しないらしいが、ネット情報なのでよくわからん。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

まぁ、似てるっちゃ似てるよね。トウキョウダルマガエルとウマビル。。

自分、カエルについての細かな識別は難しくてよくわからない。トノサマガエルとトウキョウダルマガエルの違いを1個体だけ見て確認することはできない。何匹か捕まえて、わかりやすい個体がいて、それがようやくそれらしいとわかったのでひとまずトウキョウダルマガエルにしている。文献漁って、生息地がわかって探しているから、間違いはないんじゃないかと思うけどそれでも難しい。

北海道にはトウキョウダルマガエルもトノサマガエルも両方生息している。今のところ、重なり合う生息地は無いのかもしれないけれど、このまま広がればおそろしくややこしい事になるかもしれない。私、声で聞き分けるのも多分できない。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

子孫を残そうと頑張っているのだけど、、ね

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

在来種のニホンアマガエル。(在来種と言っても、いつからが在来なんだ?)こちらはまだシーズンが早いせいか、鳴いてるけどあまり表に出てきていない。蛙って、鳴いてるとこ撮りやすい時期があるんだけど産卵最盛期にはオスも一生懸命になっちゃって「余裕がない感じ」になってくる。その時が狙い目。この写真も一応鳴いてはいるんだけど、見づらいね。。

ツチガエル
Wrinkled Frog

一部ではおなじみのツチガエル。道産子だけど、外の子のようです。

ミズカマキリ
Water stick insect

複雑な気持ちばかりが続くわけでもなく、ときどきこうして普段見ない生き物に出会えるから夜の生き物探しは面白いね。ミズカマキリなんて20年ぶりくらいかな…。

ジムグリ
Japanese forest rat-snake

そうそう、それで!ようやくヘビの季節なわけです。とても久しぶりでやっぱり感動ひとしお。でも、おちびさんは撮りにくいです。靴と大きさ比較したら小ささわかります?

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

エゾサンショウウオも部分的には上陸(変態)を果たしているね。私は幼生フォルムよりも成体フォルムの方が好き。あまり目にできないからだと思うんだけど。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

同時発見した個体でヤラセ。
エゾサンショウウオの亜成体は斑紋の変異が激しいね。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

いーい瞬間。内心どうかはわからないけど、とりあえずリラックス姿勢。そしていた状況そのままの姿。理想的。

でも発見したのは、その日一緒に行動してくれたZさん。自分ひとりじゃこの状況で見れなかったなあ。ありがとう。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

捕まえればもちろん怒る方もいらっしゃるわけで、この方には右手に有難い勲章を2つ頂きました。ちゃんと消毒しないとね。大きなアオダイショウは油断できないなあ。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

日当たりの場所が悪くてボツにした写真。嫌いじゃないんだけど、やっぱり用途には向かない写真だもんね。

ヨツボシヒラタシデムシ
Carrion beetle sp.

真っ黒のオオヒラタシデムシ?はいっぱい見るけど、このヨツボシさんを見ると結構お得感があるなぁ。今日までヨツボシをヨツモンと勘違いしてました。。。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

かなり標準のシマヘビ。北海道でこのかなり標準を見つけるとテンションあがるのは私だけでしょうか。。私はムギワラの呪いにかかってて、カラスや標準をあまり見つけられないのです。

シマヘビ幼蛇
Japanese four-lined snake

この状態でしばらく動かなかったんだ。擬死?威嚇??動かなさ程度は擬死っぽかったんだけど。

トノサマガエル
Black-spotted Pond Frog

さんざん話題に出たけど、ようやくトノサマガエル。トノサマガエルっぽいトノサマガエルのためのトノサマガエル。

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

移入種も撮るから、クサガメも撮ったけど…。あからさまな捨て亀。甲羅がイビツ。。いい加減にお池にカメを放してやる(≒捨てる)のはやめようよ!

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

最後は在来種で締め。ニホンカナヘビ、ようやく撮れました。ニホントカゲとはかなりしっかり棲み分けをしてるので、同時に見かける事はほとんどないような気がします。


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Busy

I am very busy now. The kinds of a frog laying eggs in spring increased, and the reptiles begin activity. I cannot upload blog slowly, but want you to enjoy it while watching a photograph.

羊蹄山
Mt.Youtei

いよいよ忙しくなってきました。エゾアカガエルとエゾサンショウウオの産卵は終りました。こんどはそれらの成長を追い、ニホンアマガエルやその他のカエルの産卵も見て行かなきゃ。そして爬虫類も活動を始めている。

あんまり根を詰めるのもアレなので、友人のMさんにサクラマスの遡上の様子を見に連れてっていただいた。ユルくて、すごくいい気分替えになりました。サクラマスは、自分の装備では撮影出来なかったけど、改良型ハコメガネで今現在のサクラマスの姿を見ることが出来た。とてもヤマメと同種の魚とは思えない!!

Mさんは、水中に潜ってサクラマスの撮影をしているので、自分はぶらぶらと河原をヘビ探し&水面上から魚の撮影にチャレンジ。

ヤマメ
Seema

今回のベストショット。かな?ヤマメは綺麗な魚だよね。もっと上手く撮れ、と言われてしまいそうだけど水面がなかなか落ち着かないから、バクチ撮影だったのね。

ヤマメ
Seema

ちょっとでも細波立つと、こういうことに。こういう意図しない「面白い写真」、自分すごく好きだけどね。

ヤマメ
Seema

河原でこんな深海魚の写真も撮ることができますよ。あはは。

ヤマメ(スモルト)
Seema (Smolt)

左上のヤマメ、青っぽいの、わかりますか?実物はもっとメタリックな青さがあって、まるでサバのように見えたのだけど写真撮ってみたら、なかなか難しかった。青い個体は、これから海に降りてサクラマスになる予定の個体。スモルト(銀化)という現象で、海に降りるために海水耐性がつくと色が変わるそうだ。渓流魚は陸封と降海で容姿がものすごい変わるから、ややこしいよね。

アマドコロの仲間
Polygonatum sp.

残念ながら、ヘビには出会えなかったので、森に連れてってもらった。ホウチャクソウとか、アマドコロの仲間も結構生えてました。こういう異形な花の植物好きなのよね。

オカモノアラガイもいっぱいいたので、ロイコクロリディウム持ちの個体を探して衝撃の写真撮りたかったけど、そういう個体は見つからなかった。(ロイコクロリディウムは目に寄生する寄生虫なので、検索するときは注意してね)

エゾアザミテントウ
Ladybug sp.

森の中には適度に目を惹くものが点々としているのでけっこう節操なく写真撮ってます。テントウムシなんかも、結構いつものメンツなので、いつか面白いテントウムシ主体のフィールドもしたいね。

マイマイの仲間
Snail sp.

マイマイの仲間もかなり出てきました。中途半端な興味では識別出来ない世界だと去年感じたマイマイの世界。奥深いけど、渦巻好きだから、なんとなく撮ってしまいます。道南(半島部)は少し場所を変えるだけですごく環境が変わりますね。これだけ森と川と海が近い場所というのは、結構貴重なんじゃないかな。

そう思いながら、札幌に帰ってきました。気持ちをリフレッシュして、ここ数日、札幌で再びカエルの撮影に出たりしています。

ツチガエル…?+アメンボsp.
Egg of frog & Water strider sp.

ツチガエルが定着している(北海道では外来種です)ところで、撮影していました。生まれる前からアメンボにやられているような気がするのですが(–;

最初、この卵、ニホンアマガエルの卵かと思っていたんだけど、ツチガエルの卵のような気がしてならない。本見ても、両種の卵の見分けについて書かれてるものが手に入らないから、状況で推測してるんだけどね。

ツチガエルはかなり個体数が出てきてて、抱接などもしてる。けど、アマガエルはまだ姿が殆ど見えない(夜もまだ鳴いてないそう)のに、結構卵があるので…。少し持ち帰って育ててみます。(ツチガエルだとすると成長したからリリース、というわけにも行かないので最小数だけ取りました)

しかし、ひどいユルい卵で、持ち帰ると胚が卵から出てました。でも結構泳ぐので、孵化するタイミングだったのかも知れない。しかし、恐ろしく小さい。。。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

何が辛いって、持ち帰るのはいいけど世話するのが大変。特に両生類は、水換えとか上陸(変態)に備えたり、餌の頻度も多いし。でも、毎日世話してないと「ここで撮影しよう」というタイミングを逃してしまう。野外だといつの間にかかなり成長してしまったりするからね。。

上のエゾサンショウウオ(生きてますよ)は前肢が生えたタイミング。スケスケですね。

あまり手をかけないのも飼育スタイルのひとつだけど、死んでしまったら、気持ちがヘコむし。やれるだけのことはやってあげようと思う。変態(上陸)して亜成体になったら、捕獲場所にリリースを考えている。(ツチガエルは除く)病気などが伝染したり、遺伝子交流が起こらないようにピルケースやタッパーでみんな区分けして世話してます。

愛情も伝わらないので(苦笑)、野に帰る際、人馴れしてないのはイイデスネ!


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Face

Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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小型サンショウウオの顔は愛らしい。特に渓流性のサンショウウオ(ヒガシヒダサンショウウオハコネサンショウウオ)。
The face of the small salamander is lovely.  Especially, stream in particular-related salamander is more lovely.
(East Hida salamander, Japanese Clawed Salamander).

肉食動物という獰猛な生態は別として、その顔の作りはカエルにも勝るとも個人的には思う。
Because it is a flesh-eating animal, the salamander is ferocious. However, I think the face to be prettier than the frog personally.

エゾサンショウウオではなかなかその愛らしい顔を撮れなかったのだが、ようやくステキな角度で撮れた。
I was not able to take a face like the love of Ezo salamander, but was able to finally take it at a wonderful angle.

Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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でも私がサンショウウオが好きなのは、その”流線型”であるところ。
But the reason why I like salamanders is because they are “streamlined”.

魚みたいだよね。サンショウ「ウオ」。
It seems to be a fish. We (Japanese people) call them “Sansyo-uo”, it means the fish which smell like the Japanese pepper.

“Streamline” が好きです。
The “Streamline” is good.

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