Switch

Ezo salamander and Ezo brown frog began laying eggs. My expectation isn’t come true so much though I expect time by the weather, the temperature, and thaw every year. I want to find a definite switch.


エゾサンショウウオ
Ezo Salamander

北海道でも両生類の産卵が始まっている。自分の住んでいるまわりでも始まった。

今年は図鑑は作り終えているので、切迫してはいないけど、
いろいろまだ撮っておきたい生態や行動は残っているので
去年ほどではないけど、観察を続けている。

少し、水の中も撮ってみることにしたが、
結構難しい。


エゾサンショウウオ卵嚢
Ezo Salamander

カエルの観察会なども、
どのようにして観察し、もちろん見れない時もあるだろうけど
その時にどう代案を.用意して話をすすめるのか、
いろいろその場で感じたいと思い、観察会に出てみている。

また、図鑑の出版に際して、色々お世話になった方々に
なにかお礼ができないか考えてきたが、
せっかくだから観察会をしてお礼しようということで、
自分の観察会もひとつ開いてみた。

写真を撮ることとも違い、現地で直接の言葉のキャッチボールもあるので
プレッシャーのある事には違いないけど、
出てくれた人の興味が一層深まったかな、と感じれた時は
ちょっと嬉しい。

観察会では、自分が後ろに立って動いてみているけど、
その視点でもいろいろ人間と動物とのかかわり、接し方が少し垣間見える。

一方で、一人の観察撮影も体調を見ながら行なっているが、
堀さん(「探そう!ほっかいどうの虫」の著者)と観察した日は
エゾサンショウウオの数百単位の産卵が多数行われていて壮観だった。
(…でも池の奥のほうで撮影は無理だった)


エゾアカガエル
Ezo Brown Frog

夜間の観察はやっぱりヒグマが怖い。
今年も、道南ですでに一人、ヒグマの事故で亡くなったようだ。
とはいえ、夜に行動するものは夜に撮っておきたい。

エゾサンショウウオは、産卵の時間がなんとなくつかめているので、
産卵する日にさえ当たれば、産んでるところにも遭遇できるようになったけど、
エゾアカガエルの産卵真っ最中にはなかなか当たれない。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

朝見に行くと、こんもりと新しい卵が増えている。
一番上層にある、粒の硬そうなのが比較的産んですぐのたまご。

スジコとイクラくらい違う。
いやもっと違う。

タラコと辛子めんたいくらい違う。
いやそれも違う。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

水中で見る卵は、印象がかなり違う。
意外と撮ってて楽しいかも知れない。


エゾサンショウウオ
Ezo Salamander

エゾサンショウウオのオスはこの時期の夜はかなり頻繁に目にする。
比較的この写真なんかは理想的な環境で撮れてはいるけれど
どうしても水面のゴミは、写りこんでしまうし、ストロボ使うと白く目立つ。


エゾサンショウウオ
Ezo Salamander

集まっているオスは、ライトを当てるとすぐに散っていてしまうが、
メスが産卵した瞬間から放精が終わるまでの10分程度は結構撮影させてもらえる。

しかし、頻繁に「産卵してるか」を懐中電灯で頻繁にチェックするのは
産卵行動の妨げになるので、しつこく続けるわけにもいかない。
なかなか難しいところだ。

産卵場所について、メールでお問い合わせ頂くことがあるのですが、
いろいろな影響を考えて、基本的にはお伝えしないことにしています。
どうかその点ご理解頂けますよう、よろしくお願いいたします。

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The ironic situation

Rana pirica
Ezo Brown Frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

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The male of Ezo brown frog lets a female sometimes drown in the breeding season. The accident happens because the male clings to the female for breeding. Killing for breeding is an ironic situation.

エゾアカガエルの繁殖行動は時としてこのような状況になる。
メスが圧倒的に少ないと、オスに次々と抱え込まれ、時には溺死、圧死してしまう。

オスは殺意を持ってメスを溺れさせるわけではない。
本能が起こす悲惨な状況だ。

それは人間の観点からすれば、
切なくてかわいそうに思うだろう。

次世代の遺伝子、子供を残すための行動が
死を誘うというのは皮肉な結果だが、
裏をかえせばそれだけ次世代の「生」のために
自身の命を懸けてるということになるのだろうか。


エゾアカガエル・団子

このあとこの団子はなんとか陸地に寄っていった。
一方、傍らには死の団子もひとつあった。

例年、繁殖期に死んでしまう個体は必ずいる。
カエルの産卵、イメージよりとても厳しい活動です。

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The green under the snow

The snow is melting everyday. The green fungus is seen under the snow. Ezo brown frogs are singing.


ロクショウグサレキンの仲間
Fungus sp.

毎日すごい勢いで雪が溶けてる。雪の下の腐った木からロクショウグサレキンの仲間が現れた。雪解けの水滴が、ちょっとねばついてる。

音を吸収する雪が減ったせいもあるが、
生きものたちも激しく音を立て始める。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

まだ産卵はしないものの、エゾアカガエルのオスが大騒ぎ。
昼は10度を超えているせいか、
産卵期の最後の方にあるような「余裕の無さ」が現れてる。

つまり、近づいてもあんまり逃げない。

なんか今年は一気に産卵進みそうだなー。

カエル見てる間ずっと、クマゲラが忙しく動きまわってました。
ゴジュウカラも…


のっとりゴジュウカラ

一生懸命、のっとり中。
キツツキの仲間が巣を作り巣立ちした空き家を、
冬の間にモモンガが巣材を敷き詰めてねぐらにし、
今度はゴジュウカラが巣につかう、という流れなのかな。

モモンガの「家具」を整理して
リフォーム中…らしい。

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Flabby body

pic

Rana pirica
Ezo brown frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*Ricoh GX200 Macro*

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Ezo brown frog hibernated in the mountain stream. Their flabby bodies might be efficient though take oxygen in water from the skin.

厳冬期の1月、渓流の石の下にエゾアカガエルがいた。
繁殖期はまだまだ先なので、渓流中で越冬できるのだろう。

見ての通りブヨブヨです。

ナガレタゴガエルというカエルは、冬期に渓流中で
水から酸素を得るために体の表面積を増やすため、
皮がべろべろになると推測されています。

エゾアカガエルもナガレタゴガエルと同じ理由で
ブヨブヨするのかな。

こうして水中で潜ったまま呼吸出来れば、
冬の間、危険な水面に何度も上がらなくていい。

エゾアカガエルも、この程度はブヨブヨになります。
全てがそうかどうかはわからないけど、
繁殖期や冬期に水中からほじり出した出したオスで
こういうブヨブヨしたやつが出てきます。

渓流はあまり凍りつかないので、冬越しにもってこいなんだと思う。
しかし、渓流も凍てついてしまうと、解けた後に死骸が出てくることがある。

しかし、数ヶ月水の中って、
まさに水陸両用。両生類の名にふさわしいもんだね。

普段はもうちょっと締りのある皮膚していますよ。

参考:
Rain (Snakes log)
Floating (Snakes log)

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Floating

pic

Rana pirica
Ezo brown frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MKIII*

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Ezo brown frog at the breeding season doesn’t run away so much. The male is concentrated to find the female, and lost margin in his heart. When I see it, I become slightly sad.

繁殖期にオスのエゾアカガエルが水面に浮くのは、
相手となるメスが現れるのをいち早く見つけるためなんだと思う。

それ以外の理由で、危険を晒してまで水面に現れる理由が思いつかない。
現に人間を見るとすぐに水中に潜ってしまう。

しかし、繁殖最盛期ともなると、人間の姿を見ても
潜らないのがいたり、潜ってもすぐに現れる。

私はこの状態を「余裕が無くなってきた状態」と言っている。

メスが一番活発に動くため、それを逃さんと、オスは逃げにくくなる。
まさに余裕が無くなっている。

なんだか見てて切なくなってくる。

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The Leech with frog

Because I was tired of the work, I went to look for Ezo brown frog which was hibernating.


渓流の水は9℃です

図鑑の原稿書きは概ね順調だけど、ずっとパソコン、画像、資料を見ているとしんどくなってくる。

今の時期、個人的にはあまり魅力の大きなフィールドがないのだけど
エゾアカガエルの冬越し観察を始めたので2度目の観察をしてみた。


見つけにくいけど、います

止水水温9℃、渓流水温9℃、外気温9℃。
100円ショップで買った温度計壊れてないだろうな…?

早速エゾアカガエルは見つけられた。
上の写真、真中よりちょっと右下の苔の生えた石の下に
頭突っ込んでます。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

道央ではあんまり気づいてこれなかったけど、
こっちの個体も後肢の腿の婚姻色、あるね。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

タゴやナガレタゴほどじゃないけど、
皮膚は少したるんだ感じ。同じような水中適応なのかな。
痩せてるのもあるんだけども。
(ナガレタゴガエルは水からの酸素吸収目的で皮膚の表面積を増やすため
ベロンベロンの皮膚になるようだ)

左足にはヒルが付いてた。

このヒルの位置と寄生数が同じだったけど、
これって15日前のと同一個体と言えるかな?って現場では思ったけど。

ヒルはきっとずーっと同じところにくっついてないよね…。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

婚姻瘤が発達してました。
もう、体は繁殖期なんですかね。

今回は、朽木をどけたり落ち葉掃いたり、石をはぐったけど
陸上では見つからなかった。

範囲が狭いので、見つかんないんじゃないかと思う。

渓流内では2匹。どちらもオス。
前回からの経過では、川の中の個体は全部オスだ。(4/4匹)


エゾアカガエルのヒル
Leech sp.

エゾアカガエルを観察してると後脚によくヒルがくっついてる。
このヒルが一体なんなのか、よくわからない。

ヒル、教えてくれる人はいないかなー。

このヒルが渓流性のハナビルみたいな種類だったら、
繁殖期に止水に移動した個体でも
ヒルの付いた個体≒渓流で過ごした個体
なんて言えないかなって思ったり。

しかしヒルの調べ方がわからん。
こいつがカエルの何をいただいてるのかもわからん。

ただ、カエルがこのヒルをくっつけていろんな水域に移動すれば、
ヒルにとっても分布拡大のチャンスになる
という関係はありそうだなって思う。

2010・11/20 14:00~15:00

気温9℃、止水水温9℃、渓流水温9℃

・渓流の石の下で♂2匹
・止水、湿地ではみつからず。幼生なし
・陸上堆積物等、渓流周りで個体なし

積雪0cm


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The macro picture with 400mm

My son came from Honshu with his grandmother. He took some pictures of wild animals. I thought his photo-technique was progressing.


トドノネオオワタムシの仲間
Snow insect sp.

1泊2日で息子とばあちゃんが北海道にやってきた。1泊2日というところが気合が入っている。

1泊2日だが、目的はゆったりの旅。
気合が入っている。

息子はコンデジ持参でいくつかの動物を撮った。

自分よりいろいろ考えて写真撮ってて。
でもその考え方が突飛で面白い。
写真撮ってて楽しかったみたいで、
それが一番だな、と思った。


雪虫、とらわれる
Spider sp.

今回は自分は望遠レンズで写真撮ってました。
400mmまでのズームレンズ。
マクロを持っていなかった。

でも、そんな時に限って細かいもの見てしまう。

雪虫が蜘蛛の巣にかかって食われてたり。

これも、細かいものを見失ったり見つけたりしつつ、
かなり離れたところから撮影した。

ピントとかもうわかんない。


シマリス
Chipmunk

運良く、シマリスが出てきた。
比較的人を恐れていない。

息子も、結構近づけたので満足いく写真が撮れたようだ。

近くにひまわりの種とか落ちてたけど、
この個体は付近にある赤い実や、ドングリの系統をむさぼってた。


シマリス
Chipmunk

シマリスは可愛すぎるので、味のある表情を選んだ。
天邪鬼だとは自分でも思う。

かわいい写真は、また別の機会にでもね。


ハエsp.
Fry sp.

先日の占冠で門間さんと粘菌探ししてから、
少し粘菌遭遇率が上がった。

マメホコリを結構見ることができた。
もちろんこれも400mmで撮っている。
粘菌相手に400mmを構えると、
泣きたいような笑いたいような不思議な感覚になる。
擬音で表すなら「トホホ」といったところだ。

写真の整理をしていて気がついたが、
マメホコリに集っていたこのハエ、アルビノなのかな?

ショウジョウバエの大発生を今年は目の当たりにしているけど、
発生当初は未成熟なのか、白っぽいのが非常に多かった。
だんだん黒っぽくなるんだけど、
このハエもそういう経緯なのかなー。

もちろん撮ってる時はマメホコリに集中してて
このハエにはほとんど気づいていない。
邪魔だなー、とは思ってたけど
こういう特殊なハエだったらもっとそっち主体で撮ったのに。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

時間少しさかのぼって、息子たちが来る前日。

最近はエゾアカガエルの冬越し場所を調べている。
やっぱり、予想通り、渓流の水の中で冬越しする個体はいるようだ。

毎月、環境を見てみて、傾向を見ていこうと思います。


小川
Stream sp.

エゾアカガエルは、厳冬期に川の中で見つかったり、
水の中で越冬してなければ起こるはずのないことがあったり、
サケの産卵床で見つかったり、
そういうことを話に聞いたり経験してきたので、調べてみたくなった。

もちろん、陸上で冬に見つかっているという話もあり、
100%が冬眠が水の中とは限らない。

調べる環境の近くには、止水(春に産卵される)も森(落ち葉の堆積)も、
渓流も、乾いた環境も揃っている。

この環境で季節ごとにエゾアカガエルの移動が確認できれば
来年以降の報告を書いてもいいかなーと思っている。

予想しているのは、
積雪前までは水陸両方に分布、
積雪後は水中、
となってくれば分かりやすいけどね。

いまのとこ、エゾアカガエルの移動傾向は取れてるけど、
証明するにはサンプル数が少なすぎる。
報告できても、本格的な検討までは至れないとも思う。

2010・11/6 お昼くらい

気温11℃、水温データなし

・渓流内の落ち葉下で♂2
・渓流沿いの陸上落ち葉下で♀1
・止水、湿地ではみつからず。幼生なし

積雪0cm(雪は残ってる)


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Shimukappu in 2010

I went to Simukappu-mura. I took the photo the larva of Ezo salamander. This morph is having large head. And I was interested the slime mold in Simukappu. I had good time with Mr. monma who is the photographer in Shimukappu.


エゾサンショウウオ
Ezo salamander

占冠に行ってきた。占冠の写真家の門間敬行さんと一緒に森を歩いた。

占冠って道東?道央?って思ったけど、
上川支庁だから道北なんだね!

占冠では撮影目的(サンショウウオとかカエルとか)はあったけど、
本当は門間さんとは一度お話がしてみたくて。
実はそれが一番の目的だった。

冒頭の写真はエゾサンショウウオ。
頭部(正確には顎かな)が大きくなった形。

この時期既に越冬幼生で普通は5cm近いはずなんだけど、
上の幼生は栄養状態でも悪かったかね?

でも、撮っておきたかった大きめ頭の個体が撮れて
ホッとしてか、その後ずっとテンションが高めだった。


マメホコリ系
Slime mold sp.

門間さんといろいろ話せたなかで、やっぱり外せないのは粘菌の話。
門間さんのサイトでも時々現れる粘菌。
自分も結構な粘菌好き。

盛り上がらないわけがなかった。

実際に探すのは、
自分は得意ではないのだけど
門間さんの観察場所ではこの時期なのにたくさんの粘菌が!

そうかー、こういう所に生えやすいのかー。と感心しきり。


粘菌(種類わからず)
Slime mold sp.

この粘菌は、自宅にも乾燥標本化して置いてあるやつと多分同じ種類だ。
右上のやつは、「ちっ、腐ってやがる…早すぎたんだ」という感じか。

上のセリフは「あー、ナウシカの中の決めゼリフか」と
気づく人もいると思うんだけど、
ナウシカって粘菌とも結構絡んでいるらしいね。

どんなものも時間が経って腐るものだけど、
早くて腐るというのも可哀相だね、巨神兵。

といいつつ、実はあんまり観たことなくて
ストーリー、全く把握できてないんだ…。


マンジュウドロホコリ
Slime mold sp.

粘菌も集合体になると、かなり大きくなるのも。
こういうことがあんまり頭に入ってなかったから、
今までこれが粘菌だと認識できていなかったかも。

直径2cmより大きかった。


マンジュウドロホコリ
Slime mold sp.

ちっ、腐って(略)

粘菌は成長ステージが様々だから、ほんとうに面白い。

ちょっと前には門間さん、
ヘビの抜け殻の上を移動中の粘菌に遭遇したそうで。

そのシチュエーション、すごく自分好み。羨ましい。


キフシススホコリ?
Slime mold sp.

これは良かったねー。
でも名前が覚えられなくて。

黄色い・節のある・スス・ホコリの4語だけなのに
なぜか頭に入らない。

スリランカの首都はスリジャヤワルダナプラコッテとか、
アミバ様は残悔積歩拳で「うわっ、うわああ うわらば」ってやられたの。とか
余計なことはやたらと覚えてるのに
新しいことが覚えられない。

なんでだ?
そろそろデフラグしないと…。


キノコsp.
Fungus sp.

キノコも様々。
食べれるキノコ、ヒラタケやナメコ。
門間さんはすぐわかる。さすがです。

自分は…食べれるの見つけたのは
スッポンタケっぽいの、ボリボリ(ナラタケ)っぽいの。

…ぽいの、って言ってる時点でアウトでしょ。

終いには、
「あ、これタモギタケみたいですね」って黄色いきのこ見つけたんだけど…

…幼菌ではっきりしないけどニガクリタケ(毒)っぽいと。

で、近くには実際にニガクリタケの成菌生えてたりして。

自分で採ったキノコを食べる人はすごいと思う。
自分はきっと、そのレベルに達するまでに何度か死んでると思う。


門間さん
Mr.Monma

門間さんはフィールドの最後に、
10m以上離れたとこにある木に生えた小さなキノコ群落を
走る車の中から、しかも助手席にいながら運転席側サイドの木で
見つけてしまうのが凄い。

「ツキヨタケか、ヒラタケあったー!」って。
既にその時点で種類を2候補まで絞り込んでるのが凄い。

変態(褒め言葉のつもり)だなって思った。

門間さんは森の似合う人だ。


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Chestnut

I took part in the meeting of the herpetological society of Japan.
And I walked at Machida in Tokyo. I did not have long time, but I enjoyed the field of Kanto. I found Snout beetle. This kind of Snout beetle lays the egg in Chestnut. I remember I found 4 larva of this Snout beetle in the Chestnut which was eaten at school lunch.

ヒバカリ
Japanese keelback

横浜で開催された、爬虫両棲類学会に1日だけ顔を出してきました。今までの最高参加者数だったようで、たくさんの方々が来ていました。精力的にいろんな人とコミュニケーション出来ればよかったのですが、質問を一つするので精一杯でした。

で、せっかく関東に来ているのだから、ということで2泊3日の中で、1日、フィールドをしてきました。東京での環境調査でお世話になった方とともに。

ヒバカリ
Japanese keelback

ヒバカリ。腹板のキワに黒点が全く見当たりません。珍しい!と思う。

ヒバカリ
Japanese keelback

こっちがノーマルのヒバカリです。

実は、一緒にフィールドしてくれた方が、
前日にフィールドする場所で捕まえてくれてました。

北海道にはいないヘビなので、
見たい!ということで、1日保管してもらっていました。

対峙してみたら、腹板が変わった個体だったので、
けっこうびっくりしました。

ウシガエル
Bull frog

ここにもウシガエルはいました。
ウシガエル、やっぱり警戒心が強いです。
写真見ても、だいたい何らかの陰になったりしてます。
これも草が少しかぶってますね。

ヒメアカネ
Dragonfly sp.

昆虫は自分の得意分野(?)以外は本当に難しく、
生態などを熟知している同行の方に教わりながら歩きました。

トンボはいろいろ教えてもらえる機会が多いのだけど、
頭からすぐに抜けていってしまう…。

ナツアカネ
Dragonfly sp.

最近、もうヘトヘトのせいか、晴れ男の威力も著しく落ちている。
だいぶ気温も下がり、昆虫たちも動きが結構鈍い。

ここ何度かの遠征は、
写真撮るぞ!!という日だけはなんとか半日くらい晴れてるけど
あとは全て雨、という流れが出来てきてる。

今回が今年の遠征のほぼラストなので、
快晴と行きたいところだったけど
このフィールドやってる間以外はずーっと強めの雨が降ってました。

シギゾウムシsp.
Snout beetle sp.

細かい識別はできないけど、シギゾウムシは面白い。
いわゆるクリ・ドングリ系に穴あけて産卵するんだけど、
なんでそこまで吻が伸びちゃったかねー。

私は小学校は神奈川県の南部の小学校に行ってました。
そこそこの都市の小学校だったんだけど、
時々給食にクリが出たんですよ。

茹でたクリが3つほど。

これがかなりの確率でクリシギゾウムシの幼虫が入ってまして。
まあ、そういうもんだと思ってたので、虫除いてみんな食べてました。

時々、罰ゲームで穴の開いた(産卵されてる)クリをまるごと食べる!
というのもやりました。

クリ食って生きてるゾウムシ幼虫だから、
クリの「タンパク質風味」くらいの感覚でしたねえ。

あと、クリの中にたくさん幼虫が入ってると
なんか「あたり」っぽい雰囲気で、周りと競い合いました。

自分は4が最高だったかな。
周りでは7とかいたような。

まあ、今では考えられないのかも知れないんですが、
クリが出る日は楽しい給食でしたよ。

しかし、あのクリは正式なメニューだったんだろうかね。
近所の農園から貰ったとかそんな感じだったのかなー。


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Home ground

I enjoyed fielding at my home ground. Though it is a usual kind that I meet, I enjoy it leisurely.

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

道内遠征もほぼ予定していたものが終わり、(バテ切ったとも言う)地元でのラストシーズンの探索に入った。何気にヘビを求めて、札幌の隅っこに引っ越しただけあって、ちょっと行くだけで一通りの両生類や爬虫類には出会える。なんでそのあたりのボチボチ歩きで見れたものを上げていこう。

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

シマヘビたち。とても好きな顔。家の周りでは田んぼは殆ど無いので、出会う場所も様々。どこでもいる。けど、数少ない田んぼ周辺にはやっぱり多いね。縞なしのタイプは、ほんと誤同定多いよ。自分も戸惑うときあるし。。。でも、やっぱり姿は難しくても動きはシマヘビなんだよね!

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

こちらは縞ありシマヘビ。シッポピリピリ静止画。コレぐらいなら、シッポを揺らしてるなぁって分かるけど、この動き、超高速だからホント写らない。

来年は写す!対策は考えた!!

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

分からんが、顔のアップを撮ってしまう。なんでだ?なんでなんだ?

ニホンマムシ
Japanese mamushi

マムシよくいるところで、よっこいせと岩をどけたら子供のマムシでた。1、2、3…たくさん…。あっという間に散ってった。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

ちっちゃい。でも毒。ちゃんと安全距離、計らないとね。ささっと撮っておしまい。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

しっぽ黄色くてちっちゃくてかわいい…かな…?でも顔見るとやっぱマムシ面。顔はお世辞にもかわいいとは…。夜のマムシの開いた瞳孔顔はなかなかヨイのですが。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

小さくてもちゃんと怒るし、毒もあるんで、安易に近づくのはやめましょうね。

塩ビ管
Duct

これの正式名わかんないんだけどね。石垣から生えてる排水用の塩ビ管。これヘビポイント。

スネークフック
Snake hook

これは去年、この塩ビ管をほじるためにスネークセンターにお願いして作ってもらったスネークフック。伸縮自在。

塩ビ管をライトで照らして中身を確認、スネークフックでほじると。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

ちっちゃなアオダイショウゲット。ん?これは今年生まれの子なのかな…?ということは、もうそろそろヘビのシーズンが終わってしまう。。物寂しくなる幼蛇シーズン。

でも1匹のメスから生まれた5~10匹もの幼蛇達が出てくる季節なのでヘビを見かける数はとても多くなる。

何気にシロマダラの確認が多いのも秋。まだ諦めない。今年はまだあと1ヶ月は粘りたい。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルはリラックスすればするほど、前肢を胸に抱え込む。エゾリスと反対。エゾリスは緊張すると胸に手が行く。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

このアマガエルもまだ、ややリラックス。でもそろそろ跳びたいって顔になってる。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

これはでかかったなー。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルはすぐ尻をこちらに向ける。半端に逃げの姿勢。向こう向いたら、即、跳べばいいのに。自分はカエルの尻は嫌いじゃないからいいけど尻写真ばっかりあってもね。。。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

葉っぱの上にいる時からこんな色。よく見ると目のすぐ下に少し緑のとこがある。だから色素異常じゃなさそうだ。

ニホンカナヘビ
Japanese grass lizard

ニホンカナヘビの亜成体。カナヘビの成長ステージだと、、亜成体と成体の間にはなんとなく感じる壁がある。だけど、ニホントカゲの亜成体と成体の間の仕切りはなんだか読めない。

ニホントカゲ(2012年以降ヒガシニホントカゲに分化)
Eastern Japanese Five lined skink

これは確実に成体のヒガシニホントカゲ。
何日かに一度遭遇する顔見知り。

だから人の顔を見ると即逃げる。

ヒガシニホントカゲ
Eastern Japanese Five lined skink

しっぽ上げて、威嚇されてんのかと思ったら、ウンチしてました…。これはこれで野外では貴重なシーン…かな。

さて、あとは「トンボやトカゲを捕まえてみよう」の動画。


The cathing dragfonfly by hand
赤とんぼ(アカネ類)を素手で捕まえる

赤とんぼの目の前で指をぐるぐる…そして目を回してトンボを捕るって話、よく聞きますが意外と簡単ではありません。
目を回すのが目的ではなく、トンボの手に対する警戒心を撹乱するために手を回します。アカネ類ならこれで多くが捕まえられます。曇りなどの天気だとなお良し。

Lizard fishing
トカゲつり

トカゲは警戒心強いですが、食欲には勝てないようです。カナヘビでも食いつくまで行きますが、がっちり地面をつかんでることが多く、なかなか釣れません。

このトカゲ釣りは、トカラの宝島の漁師さんに教えてもらいました。いまんとこ、ニホントカゲ、オカダトカゲ、オオシマトカゲは釣れましたよ。でも動画撮るとなると、意外に大変ですね。

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