北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.006

I edited the “Bulletin of reptiles and amphibians in Hokkaido Vol.006”.

北海道爬虫両棲類研究会発行の北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.006を編集しました。会の発行物ですので、一般書店では購入出来ません。ご注意ください。内容やお求めに関してはこちらから。

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みんなのテレビ(2019.1.14)

I was interviewed by TV (UHB). It was a program about Eastern Japanese common toad which is an Alien species in Hokkaido.

UHBの「みんなのテレビ」というテレビ番組で、1月14日の夕刻に取材が放送されました。北海道では外来種となるアズマヒキガエルが札幌市北の沢で見つかったこと、ヒキガエルのエゾアカガエルに対する影響についての報道でした。

WEB版上がりました。

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両爬の生態系をかんガエル・札幌市南区チーム

2018年は札幌市南区の北の沢や南沢でのアズマヒキガエルの確認がありました。またヒキガエル卵紐や幼生の毒の、北海道の在来両生類への強い影響(高い死亡率)も相次いで発表されました。(資料は最後に挙げておきます)

これまで、自分もアズマヒキガエル等の調査などは行ってきましたが、石狩や旭川・室蘭や函館など発生地は遠方のため、定期的な調査や場合によっては駆除などに深く関われずにきました。

しかし南区の発生地は比較的近所のため、今年は動こうかなと考えています。まずは、繁殖規模がどれくらいあるのか、個体数の規模、繁殖池の捜索、場合によっては駆除を検討しなくてはなりません。

活動は2月頃からの話し合いからはじめて、4月末~5月頃の調査を考えています。

現在のところ、アズマヒキガエルに対しては公的な処置は、北海道の生物多様性条例による「放逐の禁止」等のみですので、アズマヒキガエル対策は有志で活動をすることになります。ひとまず、声掛けとして、

「両爬の生態系をかんガエル・札幌市南区チーム」
(とりあえず自由集団的なものです・略称「かんガエル」)

を立ち上げておきます。お手伝いして下さる方々はご連絡いただければと思います。(連絡先

定着力のある外来生物は基本的に、在来生物の生活を脅かします。「北海道 ヒキガエル」でGoogle検索すると2019年1月現在で上位に北海道のヒキガエル対策を批判する記事が出てきますが、こちらは拝読すると調べて書いているようで、現状を全く調べていない、一方的な内容のものです。このような記事が上位に出てくることは残念でなりません。みなさまにおきましては、アズマヒキガエルのもともとの生息地での現状と、北海道での現状をよく整理した上で、意見をお考えいただければと思います。(「本来の生息地」でアズマヒキガエルは守られるべき)

また、外来種対策については必ず「駆除する、しない」の議論が起こります。「かわいそう」など人間感情をひとまず置いて、「その土地に住む生き物たちがバランスを取って生活していけるのか」を考えてみてほしいと思います。

また、「外来種は人間の責任だよね」という議論の結びをあちこちで見ます。確かに放った人間が責任を取るのがスジでしょう。しかし言うだけ言って終わりで、実際に責任を持って真剣に外来種問題を考えたり向き合ったりする人は、多くない現状があります。外来種が人間の責任と考えている方は、ぜひもっと深く、どうしたら外来種問題を良い方向にもっていけるのか、など考えてほしいと思っています。そういう思いもあり、団体名は「考える」を含めてみました。

北海道の在来両生類相は、実はかなり貧弱です。このため、外来カエルが入り込みやすい土地と思われ、アズマヒキガエルに限らず、トノサマガエルやトウキョウダルマガエルも生息地が明らかに増加しています。また住民が「外来種だということを知らない」ことで生息地を広げてしまっている一端もあります。いつの間にか、在来種のエゾアカガエルやエゾサンショウウオなどが消滅するといったような将来には、私はしたくはありません。

この文章は短時間で書いているので、意図はこれが全てではありません。興味をお持ちの方は、かんガエルをご検討下さい。

(北海道爬虫両棲類研究会は、こういった直接的な活動ではなく、議論や研究、啓蒙の場を提供したいと思っておりますので、今回新しい団体(?)を立ち上げました)

*文章上の方にあった資料はこちらです

Evangelia Kazila・岸田治. 2019. Foraging traits of native predators determine their vulnerability to a toxic alien prey.  Freshwater Biology 64(1):56-70.
→この論文の北大の日本語ニュースリリースはこちら
本州から来たヒキガエルが北海道の両生類を殺す~国内外来種の脅威を示唆~

中川大希・上城紗央・山岸右京・山舗直子. 2018. アズマヒキガエル卵紐に含まれる毒成分のエゾアカガエル幼生に及ぶ影響. 北海道爬虫両棲類研究報告Vol.005 :31-36.

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ヒガシニホントカゲ(トカゲ科,爬虫綱)の繁殖生態の地理的変異 (予報)

日本爬虫両棲類学会が開催した第57回相模原大会(開催場所:麻布大学)で口頭発表された『ヒガシニホントカゲ(トカゲ科,爬虫綱)の繁殖生態の地理的変異 (予報)』に共同研究者として参加させて頂きました。

爬虫両棲類学会報 第2019巻 第1号に、要旨が掲載される予定です。

発表者:岡本卓 共同研究者:鈴木大・徳田龍弘・栗山武夫

一般参加型両生類爬虫類調査「ハープソンHokkaido」の実施の試み

日本爬虫両棲類学会が開催した第57回相模原大会(開催場所:麻布大学)でポスター発表『一般参加型両生類爬虫類調査「ハープソンHokkaido」の実施の試み』を行ってきました。

爬虫両棲類学会報 第2019巻 第1号に、要旨が掲載される予定です。

発表者:徳田龍弘 共同研究者:照井滋晴

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Caudata 第2号

Caudata 第2号に「北のハペだより~北海道のシロマダラ~」という題で寄稿させていただきました。

2018年時点での記録のまとめとなっています。余談でアカマダラとシロマダラ、どっちが最北のマダラなのか、比べてみました。

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伝承者育成事業(アイヌの伝統的生活空間の再生事業)での講義

I gave a lecture about Amphibians and Reptiles by The Foundation for Ainu Culture in Shiraoi cho.

アイヌ民族文化財団の事業の伝承者育成事業(アイヌの伝統的生活空間の再生事業)で両爬の講師を白老町にて受け持ちました。動植物を中心に地形や地質、環境など自然に関わる基礎的な知識を養う「自然関連講座」の両爬部分で講義をさせていただいております。

  • 2018年
    11月9日 自然関連講座(両爬6時間(360分))

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専門学校(産業技術学園系)の授業

I will do a class called “integrated learning” at Hokkaido Eco communication collage and Hokkaido High-technology collage. I am going to teach it about reptiles and amphibians.


北海道エコ・動物自然専門学校及び北海道ハイテクノロジー専門学校で、非常勤講師として授業をしています。(やや不定期です)

授業は、両生類や爬虫類がベースにはなりますがそこからいろいろ発展して、学生さんが目指す仕事に役立つ講義をしていければと思います。

2018年度
・両生類爬虫類学
(動物自然学科NA・KE:1年後期、2年前期)
・環境分類学(生物分類技能検定4級についての座学)
(バイオテクノロジー学科BIO:1年前期)
・動物飼養管理学
(動物看護・ペット学科VT:2年後期に両爬分野として)

2017年度
・両生類爬虫類学
(動物自然学科NA・KE:1年後期、2年前期)
・動物形態学
(動物看護学科VT:1年後期)(カエルと鳥の解剖実習)

2016年度
・両生類爬虫類学
(動物自然学科NA・KE:1年後期、2年前期)

2015年度
・両生類爬虫類学
(動物自然学科NA・KE:1年後期、2年前期)

2014年度
・両生類爬虫類学
(動物自然学科NA・KE:1年後期、2年前期)

2013年度
・総合学習(仮称:両爬学)
(動物自然学科NA:1年後期、2年前期)

2012年度
・総合学習(仮称:両爬学)
(動物自然学科NA:2年前期)


動物自然学科、動物看護・ペット学科…北海道エコ・動物自然専門学校
バイオテクノロジー学科…北海道ハイテクノロジー専門学校

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2018・シロマダラとヒキガエルと

北海道爬虫両棲類研究会ではプレスリリースを行いましたが、より広く皆様に知ってほしい情報は積極的に公開することにしましたので、リリース後、数日したらWEBにも告知することとしています。

札幌市南区北ノ沢でのヒキガエルの発生を確認したもので、その後の情報の収集及び個体の隔離もしくは駆除、来年繁殖期にはこれらが繁殖個体群なのかを観測する必要があると考えています。

北ノ沢川に入った場合、そこより下流に分布しやすい状況になります。下流には豊平川、そして石狩川があります。(石狩川の合流以降の流域には既に生息していると思われますが…)

珍しいヘビのシロマダラが、積丹半島の泊村で初めて見つかりました。見つかった経緯が、釣ったニジマスの腹の中からと言う…

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