迷走中

今日は川のまわりです。完全に自分の守備範囲を超えている生き物たちなので、識別迷走中です。

その①

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予想 エゾハナカジカ

うちの近くでいるカジカ。どうしても「カジカ」止まりでその先まではなかなか調べない。前ヒレとか顔のトゲが識別点だったような…と無事に撮れたのですが、やっぱり問題発生。識別に使う「前鰓蓋骨最上棘」は調べるとこの個体ではほっぺたの先端が白いのがそれとわかった。

前鰓蓋骨最上棘が
ハナカジカは鈍く丸い
エゾハナカジカ鋭利

とはいえ、この個体のがとんがってるのか、丸いのかよくわからない…。しかも分布みると、エゾハナカジカは「日本海側を除く」北海道、サハリン南部…と書いてある。ん?札幌市南区は日本海側に当たるのかな…?たぶん日本海側だよなー。でも札幌は海ないし…とけっこうどうでもいいとこ悩んだりしてた。

結局、

胸鰭の鰭条数 ハナカジカ12~16、エゾハナカジカ14~16

で、この個体がたまたま12だったので

カサゴ目 カジカ科 カジカ属
ハナカジカ Cottus nozawae

ということだった。識別点が曖昧なまま、記録とっても厳しい所あるよね。ちょっと今度ちゃんと、エゾハナカジカ見てこよう…。

その②・今日のイチゴ

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予想 エゾイチゴではないイチゴ

やっぱり実のつき方って、同じ株でもいろいろあるんだね。葉っぱの辺縁のギザギザ(鋸)が目立ってたので、昨日、一昨日のイチゴと違うなーと思いました。結果、わからず。

葉っぱだけ見るとオランダイチゴ属のエゾクサイチゴやエゾヘビイチゴに似てるけど、実はオランダイチゴ属の形じゃなくてキイチゴ属のタイプ。で、数少ない手持ち資料ではキイチゴ属で小葉3で鋸歯のあるものが載ってなかった。

追記2016.8.18
北海道樹木図鑑だとナワシロイチゴが一番近そう

その③

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予想 クロオオアリ

大型の働きアリと小型の働きアリらしい。

これはクロオオアリとカラフトクロオオアリで迷って前伸腹節後背縁という場所がどこなのかを調べたりしたんだけど、結局腹部の毛の分布状態などから、クロオオアリでよさげでした。

ハチ目 アリ科 ヤマアリ亜科 オオアリ属
クロオオアリ Camponotus japonicus

 

始めてはみたものの、既にやる気ボコボコ状態の「かえれま◯」。これライフワーク定着させるには、もっともっと試行錯誤しないとあかんね…毎日コツコツやるためには種数が多すぎると、勝手に毎日反省してばかり。

今日も2種拾う予定で3種調べる感じでした。これでもきつい。だめだ、テーマ絞ろう^^;

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子を守るカメムシ

かえれま3に変更して動いてみました。散歩がすぐ終わってしまう…。

その①

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子供を大量に抱いたカメムシがいた。ハルニレの葉っぱに、いくつかこういう集団がいました。

予想 カメムシの仲間だけど、スコットカメムシではない何か

地味色のカメムシってイメージが残らないし、気にもとめてこなかった。よく見るとヘリのシマシマとか、胸部の斑点がオシャレ…のような、気がしないでもない…調べてみたら、種類はわかった。

カメムシ目 カメムシ亜目 ツノカメムシ科
ヒメツノカメムシ Elasmucha putoni

なんかすぐ忘れそう…

その②

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予想 クロスズメバチの仲間。

毛虫やら、バーベキュー場で肉塊をよく食べてるやつ。クロスズメバチから先まで検索したことがあまりない。顔の斑紋がポイントなのね。正面から食らってる写真でわかった。

ハチ目 スズメバチ科 クロスズメバチ属
シダクロスズメバチ Vespula shidai

背面だとクロスズメバチ系とホオナガスズメバチ系は見分けつかなさそう。。。

その③

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秋になるとエゾリスがよく来ている木。最近枝ぶりと葉っぱで、クルミ系というのはわかってたけど、なにグルミかはよく見てなかった。

予想 オニグルミかサワグルミ

クルミで名前聞いたことあるのがこの2種だけだっただけ…。結局、

クルミ目 クルミ科 クルミ属 マンシュウグルミの変種
オニグルミ Juglans mandshurica var. sachalinensis

ということだった。サワグルミは実が全く違う形なんだね。

さて、かえれま3やってみて、の感想

3種でも調べてアップするには多い。しかし散歩で未見種を3種見つけるのはあっという間。(結局今日も実際は13種調べてる)

歩くのをメインにしたいところなので、なんか難しいねえ。

番外

昨日の不明イチゴ

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実の変異は多少あれど、実の全体的な形やトゲから、
エゾイチゴとは別の種類。

北海道の図鑑には出ていないんだけど、
ナワシロイチゴが一番近いように思う。
ナワシロイチゴで調べると、北海道に分布するようなことが
書いているものもあるね。

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2016.8.14 お散歩・かえれま10

今年のハープソンのラストスパートは結局いろいろあって自宅待機にしてしまいました。いろいろ健康関係で引っかかることが出てきたので、身近で継続的に動くために、週5~7くらい、お散歩・かえれま10することにしました。家から出たら今まで確認できなかった動植物10種を、(パっと見でわかんなかったもの)写真を撮ってきて家で調べる。

今日は真駒内公園付近でやってしました。

その①

herabahimejyoon- (2)

ヒメジョオンだかハルジオンだか、あんまり気にしてこなかったやつ。でもちょっと違和感あったので葉っぱの写真も。

herabahimejyoon- (1)

予想はヒメジョオン。調べてみると、ヒメジョオンにはよく似てたけど、これだった。

キク科 シオン連 ムカシヨモギ属
ヘラバヒメジョオンErigeron strigosus

ヒメジョオンは葉っぱがギザギザだったのね。ちなみにハルジオンをハルジョオンと呼ぶのは間違いらしい。そしてヒメジョオンの他に、ヒメシオンという植物があるので、これも混同してしまいそう。

その②

kaojirohimehanabachi- (1)

kaojirohimehanabachi- (2)

予想 ハチ目のなにか。ミツバチが近い感じ?

これははっきりわからなかったけど、一番近そうだなあと思って見ていたのが

ハチ目 ハチ亜目 ミツバチ上科 ヒメハナバチ科
カオジロヒメハナバチAndrena hondoica

たぶんね。あってるのかわからないけど…。腹の模様、足の太さ、毛の生え方あたりは似てるように思います。

その③

kasumikame

予想 カスミカメの一種

これは厳しかった。「札幌の昆虫」でしっくり来るものもおらず。微妙な細長さ、微妙な大きさの小楯板、微妙な色。

結局調べてもわかったのは

カメムシ目 カメムシ亜目 カスミカメムシ科 の1種

まででした。

その④

kebuka-kiiro

予想 スズメバチの1種

毎回図鑑を見ては、ああ、○○スズメバチだった、という感じで、いつまでたっても野外で識別できない。この間、チャイロスズメバチが庭に出て、あまりに久しぶりに見たので、なんだかわからなかったのを反省。改めて調べて、胸部腹部の黄色い部分の分布状態からケブカスズメバチみたいだね。

ハチ目 スズメバチ科 スズメバチ亜科 スズメバチ属
ケブカスズメバチ Vespa simillima

その⑤

kinoko (1)

kinoko (2)

予想 キノコ それ以上はさっぱりわからない 芝生に生えてた 付近にはミズナラとハルニレの巨木

これもね、調べる前からうすうす感じてたけど、見た目なんとなくテングタケ系なんだけど、
やっぱりわからない。キノコは正直難しい。

菌界 担子菌門 の一種

その⑥

kitakurominoga-

予想 ミノガの一種

ミノムシはミノガの一種なんだけど、トビケラみたいにミノの形や原料で種類がわかるもんなんだろうか?調べてみると北海道の大型のミノを作るのはそんなに多くないみたい。傾向的にはミノで、分かる人には種類がわかるみたいだけど、自分では厳しいなー。キタクロミノガがジャストサイズで、作りも似てるけど、それでいいものなのかは不明。

チョウ目 ヒロズコガ上科 ミノガ科 の1種

その⑦

noraninjin (2)

noraninjin (1)

予想 セリ科の1種

いつもこれ系の花はハナカミキリがいて気がつく。ぼーっと見て、適当にセリ系とかシシウドっぽいとかそれで済ませちゃうけど、これはあきらかに小さくて華奢。調べてみると、やっぱり葉っぱなども種によって違うようだ。葉の密度まで考えると、違う部分もあるけれど、基本的な葉や花の形からこれでいいみたいだ。

セリ目 セリ科 ニンジン属
ノラニンジン Daucus carota

その⑧

urajiroezoichigo (2)

urajiroezoichigo (1)

予想 明らかなイチゴ。それ以上はわからないけど葉の裏が白いのあった気がするイチゴの仲間たちも、実がなってないとなかなか目が行かないね。調べてみたら、早めにわかった。とりあえず、食べても大丈夫そうなので今度食べてみよう。

バラ目 バラ科 キイチゴ属
エゾイチゴ Rubus matsumuranus
(別名 ウラジロエゾイチゴ)

追記2017.07.14:
花のある今時期に観察してきたら、エビガライチゴが生えていますので
エビガライチゴかも。

その⑨

koganeichigo- (2)

koganeichigo- (1)

予想 イチゴなんだけど…さっきのと違うな。その⑧イチゴの近くで、ツブが大きくて少ないイチゴを見つけた。葉っぱとトゲの感じも違うので、写真撮っといた。で、調べるとよくわかんない。
ってか、大粒の実と、よく見ると小粒多数の実が一個、同じ株から出てて、イチゴってこんな株内で実の形が変わるのか…?と混乱。

調べると、実の形の変異はある程度は発生する様子。でもこんなに形や数が変わるもんなのかね?イチゴと断定しないで、科内で別も再検討した方がよさげ。エゾイチゴの線もまだあるね。

バラ目 バラ科 の一種

追記:ナワシロイチゴでした

その⑩

Yezomaimai (1)

Yezomaimai (2)

あんまりしっかり見てこなかった、成長途中(だった)のマイマイ。

予想 エゾマイマイ

縞模様ははっきり。細かなスジも深め。貝の胴体が出るとこも大きい。エゾマイマイだと思うけど、もっかい調べてみた。結果、これでよいと思いました。

腹足綱 柄眼(マイマイ)目 マイマイ超科 オナジマイマイ科 Ezohelix
エゾマイマイ Ezohelix gainesi

さて、かえれま10やってみて、の感想

10種は多すぎた。毎日のモチベ的には3~5で精一杯かな。

毎日、カテゴリーを絞ったほうが良い。虫・植物・キノコ・貝…とバラバラにやると、図鑑やらなんやらと、調べるのが大変になる。主目的の「歩く」より「調べる」時間のほうがかかる。そのうち、身近な種類を調べ尽くしてしまうかも…。(特に冬)

こんな感じでした。楽しめたけど、体調の悪い日、天気の悪い日、どうなるんだろ。

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鳶色

庭虫のシリーズ。今日はツノゼミ。

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サルナシの余分な枝を剪定していたら葉の葉柄にツノゼミがくっついてた。

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アップで見ると、ヨコバイやアワフキより確実にセミっぽい顔してます。

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角は微妙だけど、虫の図鑑で調べるとおそらくこれはトビイロツノゼミ。トビイロってほかにもトンボとかゴキブリとかいろいろいるんだけど、トビイロゲンゴロウってやつが少しぶっ飛んだカラー(個人の見解です)をしているので「トビイロ=ぶっ飛んだきれいな感じ」だと思っていたのですが、このツノゼミはただただ茶色。改めて調べてみると「トビイロ=鳶色=トビみたいな茶色」だった…。

カラーサンプル:鳶色

勉強になった。かもしれない…。

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Fix

今年の初夏の「道北行き」は嘆かわしい結果だった。そんな中でも、小平町ではアオダイショウが塩ビ管に入ってるのが見えて掘り出すことができた。そう、この道具を使って。

cyuu-shin

スネークフック塩ビ管仕様Ver.2。これは、伸びる孫の手をやすりでカットしただけのシロモノ。結構、期待してた。

やっつけで作ったものの、作り上げたときはそれなりに満足していたんだけど小平で実際に使ってみると、塩ビ管にみっちり詰まったアオダイショウが引っかからない!バリバリと鱗を掻くばかりで、さっぱり手前に引き寄せられない。

結果的には捕まえれたけど、これじゃ使えないと思い知らされました。思えば先代は優秀な奴だった…。

sendai-arishihi

ありし日の先代。友人が作ってくれた特別製。しかし

senndai-oreta

2014年、北海道釧路市阿寒で彼は逝ってしまった。しばらくは、瞬間接着剤で補強して使っていたけど、最大のメリットである伸縮性が失われてしまったのだった。

そのために作成されたVer.2だったのだが、役にたたなかったため、Ver.2とVer.1を融合させることにした。Ver.2のヘッド部分は特殊なハンダでくっつけられている。(アルミとかははんだ付けがうまくいかないので、特殊になるようだ)

ここで最近購入したカセットガスのバーナー登場。私は刺身がどうしても美味しく感じられないのだが、家族は刺身が好きだ。食卓に刺身が出る日も少なくはない。私はあぶりなら美味しく食べられる。ということで、買ったバーナー(カセットガスと合わせても2000円しません)だったが、こんなところで役にたつとは。

バーナーでヘッドをあぶると比較的すぐはんだが溶けて取り外しに成功。孫の手のヘッドもバーナーであぶると接着剤が焼けて、取り外しに成功した。
※バーナーは屋外で使ってください。火災の恐れがあります。特に接着剤は焼くとそれなりのガスと煙が出るので、室内は危険。またご近所に迷惑がかからないようにしましょう。

孫の手ボディに、Ver.1ヘッドを差し込み、金属用の瞬間接着剤で固定して乾かしているところ。

zshim

そしてがっちり固着。

zshin

マイナーチェンジではあるが、Ver.2.5が完成した!

後日、支笏湖周辺で見つけた塩ビ管アオダイショウで試したところ手ごたえは十分でとてもよかった。(下手くそなのと疲れててやる気が出なかったので逃げられてしまったが!)

スネークフック、さいこー!

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おたずねむし

最近身の回りにいて、よくわかんなかった生き物。調べてみたけど途中でココロ折れてしまいました。しかし、全くわからないのも残念なので、人脈を利用して、種名判別までのヒントをいただけたらと思って
記事作成しました。

その①

ハエ目の何か。2016年6月30日。恵庭市恵野の生協の駐車場で車内が暑くなると嫌なので、少し窓を開けていたら帰り際に車内で飛び回るのを確認。ここで入ったか、別で入ったとすれば、数日前に行った石狩市親船の砂浜環境関連か。

黄色くて何かのアルビノかと思っていたけど、違いそう。だけど、どこかで見たことあるような気がしないでもない。図鑑「札幌の昆虫」で近似種に行き当たらず。

では写真。

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大きさは中型かな。

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斜め後ろ。

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背面。

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腹面。

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横面。
羽の影になってて、背面写真では見えにくいけど、腹部後端背面に斑点があるね。

7月5日22時20分追記: シマバエ科のHomoneura sp. あたりが近そうです。
参考にしました:
我が家の庭の生き物たち(都内の小さな庭で)
昆虫図鑑:ハエ目(双翅目)(岐阜大学) リンク切れ
(http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/07hae/)

 

その②

カメムシ目のなにか。2016年7月5日。札幌市南区真駒内の小規模畑環境にて。アワフキとかヨコバイとか、そのへんかと思う。羽はあるように見えるが、歩きまわるのみ。サルナシの近くの鉄柱についてた。

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大きさは、文字が10.5ptの印刷物なので、虫の体長は4mmくらいかも。

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くっきりした白いバンドが入る。ちょっとドミノローチっぽい。

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横顔は、植物の汁吸ってますって感じの顔だ。成虫でいいよね?

7月5日23時20分追記: ホソアワフキの一変異かな?
参考にしました:
皆様のFacebookでのコメント
Cuckoo spit and froghoppers
Philaenus spumarius (Linnaeus, 1758)  MEADOW SPITTLEBUG

もし、情報が入ったら、書きなおして虫の名前を正式なものに差し替えます。

2017年7月30日追記: クロサジヨコバイやシマサジヨコバイとよばれるものにそっくりだ

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嘆きの道北2

天塩の海岸でトカゲとキャッキャウフフする予定だったのだが。あいにくの雨。浜の周りは工事。姿なし…。こんどまたリトライかなあ。

6月24日 稚内市抜海村 メッシュコード674174(抜海)

だいぶ北まで来た。ここまで来ると、どのトカゲがどう分布してるのか
よくわかんない。晴れてて欲しかったよー。

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6月24日 稚内市西浜 メッシュコード684105(稚内)

良さ気な崖斜面と池(沼?)。斜面の上を見ると…。

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ササ帯とシカ。これは…。そう、ダニだらけの環境だー。

登ればどんどん

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ダニーものぼってくるよ!脇の下あたりで、ボクと握手!…ってんなことさせんがな!

見つけ次第デコピンでふっとばす。あとでお風呂で確認したけど、今回は刺されなかった。よかった。30くらいくっついてたから…。

苦労して登ると、あんまり見たことない花。

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フウロとかの仲間だと思いますが、それ以上はなんとも…。

取り敢えず、近くの沼に向かってみると。

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タイヤのゴムだ。まぎらわしい!

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ん?シマヘビ(黒化型)だった…。

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しっぽフリフリしてお怒り中。

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オス、だろうな…。

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シマヘビ写真のキメ角度。

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背面の背骨よりの体鱗の何列かにはキールが見えます。ちなみにシマヘビの頭はどっち側にあるでしょう?

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正解は右側でした。鱗にもちゃんと方向がありますよ。しかし13℃強風でよく出てきてくれたな~。89.5cm、♂でした。

6月24日 稚内市声問 メッシュコード684106(声問)

ここまで来たのなら、会っておきたいコモチカナヘビ。見に来た場所には、生息しているのは知っている。しかしやっぱり今回はダメだ。いない…。

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落下して、ペチョって感じになっている鳥の糞に混じって、

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コモチカナヘビくらいの爬虫類がする糞はある。ここではコモチカナヘビ以外のトカゲは見たこと無い。けど、確定証拠には厳しいか!

チクショー

怒りと低温と強風に全身をうち震わせながら北の聖地を去らねばならないこの寂しさ。また来なければね。

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嘆きの道北

6月後半に、天気予報で「稚内が晴れ時々曇り」という予報を見て、イベントや授業のないフリーな時間があったので、道北と海沿いのトカゲを探しに行ってみました。

6月23日 小樽市銭函 メッシュコード644151(銭函)

2時間ほど、海岸のカシワ林内や砂浜を歩くけど、トカゲは見当たらず。途中で出会ったアメンボを見ていたおじさんに話を聞くと、林内より砂浜手前の砂丘上でトカゲ見ることが多いとのこと。この日は曇っていたのと、海岸なので風があってちょっと寒かったのも敗因かもしれないね。

日本海沿いに北上していきます。

6月23日 増毛町雄冬 メッシュコード654142(雄冬)

だいぶ日が傾いて、爬虫類打ち止め感が強くなってきたけど、雄冬の展望台周辺でマムシの情報もよく聞くので、一応確認しに来ました。

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おお、これはいるんだなあ。イラストのマムシ、カクカクしてるけど、5円玉っぽい斑紋もあるね。

歩いてると、寝場所へ帰るところだったのか、

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いたいた。

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立派なアオダイショウだった!♀。129cm。15:10、19℃、曇。行動中でした。

♀ってわかるのはこのあたり。

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しっぽのあたりで細くなります。しっぽはお尻の穴(総排出口)より後ろ側。写真のちょうどまん真ん中あたり。

マムシ探しながら展望台上がっていくと、お、なんかいる。

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はるか下の方の岩の上…。望遠レンズで撮影すると

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ニホンカナヘビですな!北海道のニホンカナヘビは若干、ずん胴なんだけど(言い換えると、尾長率が小さい)このニホンカナヘビは尾長が頭胴長の3.3倍くらいあるね。これはとてもスマートだ…。

展望台でいよいよ太陽も大きく傾き、このカナヘビで最後かな?という感じになってきた。また海岸線を北上する。

6月23日 小平町望洋台 メッシュコード664105(小平)

以前来た時もこの小平で日没だったような気がする。日が沈むのを見ながら、コンクリート壁を探る。

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これはグレートなコンクリート!

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ん?

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日没間際なのにニホンカナヘビいた!自分の確認では最北だ~。(もっと北で文献上はおります)

そしてこういうグレートなコンクリートには素敵な塩ビ管があり、

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中には

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ヘビが詰まっているのです。若干苦労したけど、ヘビを発掘して確認。

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122cm、オスのアオダイショウでした。スネークフックが、お粗末だったので、発掘に時間がかかってしまった。

そして完全な日没。夜行性の爬虫類は移動しながら見つけるのはしんどいので、移動に専念することとする。ということで、再び北上。

…なんだ?雨降ってきて…土砂降りに!?天気予報にそんな予報なかったぞ!と、ここで予報再確認。なんか稚内、低温の雨模様になりましたが…。爬虫類にはこの先会えるのだろうか…。

6月23日 羽幌町朝日 メッシュコード664145(羽幌)

あ、思い出した。飛び地分布してるツチガエルが羽幌にはいるんだった。とりあえず、確認しといてって頼まれたのもあったので、羽幌で少し徘徊。カエルなら、却って雨は好都合。

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アマガエルは湧くほどいました。レンズ曇ってる…。

そして

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大きめのツチガエルみつけた。

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カエルは後ろ脚を伸ばした形で、もっているとほとんど動けない。取り敢えず保定するにはこの持ち方は良いね。

あと、この時期には期待していなかったけど、おまけで

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エゾアカガエルも出てきてくれてた。

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繁殖期以外では、久し振りだね。

このあと、キタキツネの子狐が轢かれて死んでいたよ。可愛い盛りだけど、性格的に危機意識なくて飛び出しやすいし、交通量の少ない道路は猛スピードの車もいるから、どうしてもこういうの、なくならないね。

写真は直接貼らないけど、見る人はここで。こういうの見ると、色んな虚しさを感じるなー。でも、北上を再開します。

6月23日 初山別村字栄 メッシュコード664156(天塩有明)

ここからはニホンアマガエル祭り雨の路上でニホンアマガエルを見つけるたびにチェック。ハープソンの1メッシュは10km四方なので、10kmちょい進んではチェック。でも大体残念な死体なのよね。

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6月23日 初山別村豊岬 メッシュコード664166(初山別)

ここではちゃんとご存命のニホンアマガエル。都市部より、探しやすい気がする…。

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うめつくされるほど出てくるわけではないけど数百メートルに1匹ずつくらい出てくる。

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雨の日なら、アマガエル調査が捗るね。

6月23日 遠別町金浦 メッシュコード674106(遠別)

金浦原生花園の前でまたアマガエル。

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ちょっと大きい個体だったので、嬉しくなって手と比較写真。

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ここの原生花園前はこうこうと街灯がついててすごい明るい。明るいからか、なんかわかんないけど夜中にもかかわらずいろんな鳥がさえずってた。寝不足にならない…?

…ということで、天塩の道の駅までやってきた。明日は天塩の浜でトカゲ探そうと思って、眠りにつこうとしたが、ここで明日の天気をチェック。

雨、霧。午後少し曇。気温15℃。という予報。これは厳しいなー…。

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雨のトカゲ探し

北海道でトカゲの調査をお手伝いすることになり、本州からトカゲのお客様がいらっしゃったので、少し探してきました。ハープソンでは「北海道トカゲ調査隊」としての記録しておこうと思います。

が!天気はあいにくの雨。トカゲ出現コンディションはよろしくない…。

6月9日 登別市千歳町 メッシュコード634150(鷲別岳)

とにかく、登別温泉を基本にトカゲをさがしてみることになりました。晴れてれば、岩場やブロックの上で日向ぼっこしてるのが見れそうだけど、雨の時は、岩やブロックの隙間や、石の下などを探します。雨の時の発見率はとても低いですねえ…。

コンクリ壁を見つけるたびに車を止めてみたりしたけど、いい結果は出ず。だいぶあきらめが強くなってきたけど、市街地に出る前に、もうひと踏ん張り。トンネルわきのコンクリ壁。

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やっぱりトカゲはいない。仕方ないので環境状況写真。こういうところにはいる確率は低くないはず。

細かい隙間ものぞいてみると、ウロコと光沢感をはっけん!

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あー…。しかしこれはトカゲではなくヘビですな…。普段は喜ぶけど、今日は目的は君ではないのだよ。見つけた時、鱗と鱗の間に黒い部分が見えたので、皮膚の地色が黒い下の写真のような(へび図鑑より)、ジムグリの成蛇!とおもったのですが…。

jimuguri-4.jpg
現場ではジムグリ一択だと思ったのですが、写真を見ていると少し腑に落ちない。拡大してみてみると、

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背中の何列かには、明らかなキールがあって、鱗も長め、黒の縁取りも鱗の数列に限定されているので、こういうタイプのシマヘビだね。

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ヘビは部分的にしか見えないときは、やっぱり難しいね。

コンクリ壁の亀裂の隙間にいたので、出すこともできず、逃げられたので、あの隙間写真だけしか撮れなかったよ。

6月9日 室蘭市母恋南町 メッシュコード634130(室蘭(東))

いろいろ見て回ったけど、雨もあがらず、爬虫類もあのあと見れてない。気分替えに、地球岬で水場を救ってみたら、よく育ったエゾアカガエルの幼生がいっぱい!

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上の写真にも混ざってるけど、いくつかエゾサンショウウオも幼生が混ざってるね。

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エゾアカガエル幼生をたくさん食べているからか、プリプリしてる。気分替えに両生類に浮気するも、やはり爬虫類は見つからないのであった…。

このあと、天気が変わることを狙って、思い切って石狩市へ(太平洋→日本海への大移動)。石狩のトカゲのいそうなところも転々としたけれど、結局この日は、あの隙間ヘビ以外は爬虫類はいませんでした…。第一次トカゲ調査隊は、天気にコールド負け。(寒いだけに)

6月10日 札幌市南区滝野 メッシュコード644123(島松山)

翌日には、夏の爬虫類観察イベントの打ち合わせで滝野すずらん丘陵公園へ。トカゲ調査隊は、昨日で解散してしまったので、今日ははハープソンのチーム「ばいかだ」で記録。

打ち合わせを終えて、環境の下見に行くと、

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フキの上にニホンカナヘビ発見。やっぱり晴れてるといるんだよなー…。しかし、フキの上にいるって、頑張って登ったんだな…。

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その後、路上にも出現してるのが見れた。尾が、過去に骨折(もしくは自切未遂?)したのか、かくんって曲がってるね。春にはエゾサンショウウオやエゾアカガエルが産卵する水場付近に行くと、日なた部分では、もう上陸してしまったのか、その辺の幼生はいなかったけど日陰には若干残ってた。(写真撮り忘れた…)

その代わり、いいもの見つけた。

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二ホンアマガエルの卵塊。卵数が少ないのが特徴で、アマガエルはふ化が非常に速いので、見れるとかなりラッキーな卵。

エゾアカ(冷水好き)もエゾサン(冷水好き)もニホンアマ(温水好き)も繁殖する水場って、非常に微妙なバランスの上にあるところだと思うので、なかなか面白い水場ですね!

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庭の環境

最近ネコとカメをひなたぼっこさせながら、庭の草を刈っている。雑草に混じってアスパラガスが細々と生えていたり、ラズベリーが根を介して、とんでもないところに出芽してたりして意外と草刈りも油断できない。

去年は手入れも特にせず、単子葉植物とスギナを生えっぱなしにしていたらバッタやコオロギ系の昆虫、ハエトリグモなどたくさんいたけど
草刈りしたらこの辺りは少し減った感じ。ハエやカも減った。環境によって生物相変わるよね。

ブルーベリーの花にはよくマルハナバチが来ていた。

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これはヒメマルハナバチかな?哺乳類みたいな毛並みだね。

4種くらい、マルハナバチだけで来てたっぽいです。(セイヨウオオマル、エゾオオマル、ヒメマル、コマルあたりかな)

庭も狭い範囲で日当たりとか、水持ちとかでいろいろなものが生息してるんだけど、ごくごく狭い範囲にこれがあった。

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超拡大状態です。少しずつ、倍率落としていきますね。

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ちょっとミルククラウンみたいですね。

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ぼちぼちわかるかな。

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ゼニゴケでしたー。

こういうところに目立つようになったのはナメクジ。正確にはコウラナメクジの仲間。雑草がなくなったせいか、庭で育てている作物についてしまうのとコウラナメクジ系は外来系のようなので結構捕ってしまっている。有機物の分解には役に立っているのかもしれないけど…。出会いも多いのか、交尾(?)してるの見つけた。(ナメクジは首の辺りだけどね)

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首のあたりに半透明の何かが出てる。

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ナメクジやマイマイは雌雄同体のものが多いといわれるけど、状況によって雄になったり雌になったりするのね。交尾器を相手に刺すんだって

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そのあとは何が何やらよくわからなくなったけど、双方刺したように見えた。

あと、コウガイビルの仲間も見るようになった。種類はよくわかんないし、外来種かどうかもわからない。北海道に来てから、ほとんどコウガイビルは見ることがなかったので珍しいのかもしれない。

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ネットで調べると、小樽でオオミスジコウガイビルの記録はあるみたいだけどたぶんオオミスジコウガイビルじゃないね、これ。スジ1本だし。在来なら少し増える方向に持ってったらコウラナメクジ食べてくれるかな。体切ったら増えるのかなー。

コウガイビルは、ヒルの仲間とよく勘違いされてしまうが、ヒル(環形動物)とは違ってコウガイビルは扁形動物。血を吸うことはなく、腹の真ん中あたりで獲物を丸呑みして生活してる動物だ。

しかしこれにとても近い動物がいる。しかもかなりの知名度。コウガイビルは、陸生のウズムシ。これが海生のウズムシとなると代表的なものでヒラムシ。そして淡水性のウズムシとなるとプラナリア。プラナリアは有名だね。コウガイビルはいわば、陸生のプラナリア。(逆に言えばプラナリアは淡水性のKGBってことになるな)

「コウガイビル お食事」で動画検索するとなかなかインパクト大な動画に当たるので、興味がある人は探してみるといい。

最近、教えている専門学校の水槽のひとつからプラナリアを分けてもらってきた。

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ツイッターなどで流したら、アメリカツノウズムシっぽいって意見貰った。よく似てるね。そしてまあ、そうだろうけど、外来種だね。

初めてプラナリアを見たのは、友人の渓流水槽の砂利の隙間で見つけたものだった。あと、北海道でカエルのオタマジャクシイベントの時にちょくちょく捕まる、キタシロウズムシと思しきプラナリア。それと、サンショウウオやエゾアカガエルの卵にときどきついてる、種類不明のプラナリア。

野生で見たものは、冷たい水に生息してて、家に持ってきてもいつの間にか溶けてなくなっていた。だから、温度管理難しいなあ…。というイメージがあったんだけど、もらってきたプラナリア(アメリカツノウズムシ?)はとても強いな!レバー入れれば、吸い付いてるし、赤虫入れたらよく食べるし、室温でOK。自ら切れて分裂しだす始末。これは頼もしいが、水槽にいたら増えて大変そうね^^;

駆除に関するサイトを見るとプラナリアホイホイなるものを作ったりしてた。これ、野外のプラナリアも取れるのかな。

プラナリアをキープしてわかったこと・明らかな負の走光性がある。光が当たると逃げ惑うので、かなり光が嫌いだね。こういう習性があると誘導できて面白いね。

ちょっと調べてわかったこと
・学習能力がある
・記憶を共有する

これが非常に面白かった。
記憶は脳の外にある? プラナリアの実験からわかったこと

身近な動物からいろいろ調べてみるとやっぱり生き物って面白いよね。

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