小樽、千歳、江別、帯広、釧路あたりではエゾアカガエルやエゾサンショウウオの産卵の便りが届きましたが、我が家の近くでは、エゾアカガエルのオスは鳴いていますがメスがまだ現れないのか、待ちぼうけ状態です。
越冬幼生のいる池でも3月末から産卵を期待して待ってる。でもまだ越冬幼生以外いない。捕獲して調べてみると、ここのエゾサンショウウオの越冬幼生はだいたいみんな6~7cm程度だね。
ここの池には周りではあまり見ない水草があって
これが絡まってボール状になって浮いてるんだけどウキゴケの仲間なんだろうか。
外が温かい日は、エゾサンショウウオの幼生は水底でじっとしてるんだけど、寒い日は、ウキゴケに入り込んで休んでるみたい。温かい日も寒い日も、水温は殆ど変わらないんだけどね…。
3日に1回くらい見に来るので、通行人の方々でも、顔見知りができた^^;
「おう、今日も調査かい!頑張ってなー」怪しまれるような接され方じゃなくてよかった。
エゾアカガエルの大きな産卵池はだいぶ水面が出てきたくらい。オスは鳴きまくってるんだけど、卵がない。
うちの庭も若干、春めいてきた。
期待のサルナシも芽吹いてきた。今年は4品種、全部なってくれるかな。
ギョウジャニンニクも出てます。多分今年から、食べてもいいくらいの育ち具合なんだけどベランダ下に植えたら、冬の間の野良ネコの避寒地+トイレのようになっていたので、今年は食べるのよそう…。今年中に、庭の別の場所に植え替えてやろう。
雪の下からイチゴも出てきた。強いもんだね。
去年、ニリンソウを植えたと思われる場所からニリンソウのような葉っぱも出てきた。花が咲けばニリンソウとわかるけど、育つの楽しみにしとこ。食べれるものだけど、これもギョウジャニンニクと同じところに植わってるので、食べたくはありません…。
あー、ニリンソウ入ったオハウ(煮込み汁)、今年も食べたいな。(野外のニリンソウで)
節足動物も動き出してます。ユスリカに、ハエ、小型のクモ、ヒシバッタ型の幼虫あたり。
冬囲いを失敗して、圧縮されてたブルーベリーもなんとか生きてます。今年はヒヨドリにもスズメバチにも取られないようにしないと。
ギシギシとかセイヨウタンポポとかマンネングサとか、勢いの強い雑草も健在だ。さすがの生命力だ…。
3日後の、再びサンショウウオ。まだ産まん!こればっかりは毎年何度も空振る。
話が激しく飛ぶけど、エゾサンショウウオとアライグマの関係性を考えてみる。産卵にやって来たエゾサンショウウオをアライグマが片っ端から頭食いちぎって食べるとか、エゾサンショウウオの生息状況や繁殖状況にものすごいダメージを与えるよねって、常日頃考えたりする。
だけど魚も考えてみれば、旬って、産卵前の繁殖期の脂の乗った状態のものが多くて、それを美味しい、旬の魚が一番!って人間は食べるのだけども、なんとも業が深いよなあ…。
寿司とか食べると魚卵好きだから、とびっことか数の子とか色々食べるけど、本当にごめんなさい。3割くらい、食べるの減らそう…かな…
ニシンの旬もそろそろ終わりかな?買ってきたニシンをさばくのを見ていると、数の子、たくさん入ってる。そんなニシンの1匹がアニサキスの重感染。
腹腔内に多数のアニー。数の子にアニー。
数の子にアニー。(頭のなかで「くちばしにチェリー」が回っている)
数の子にアニー。(かなり気に入っている)
動画も撮っといたよ。
素晴らしい楽曲もつけて、自信作?だったのに投稿後30分で「きめえ」のコメント頂きました。あははは。
アニサキスにも幾つか種類があるらしい。自宅機材である程度わかるかな?と思って、いろいろ撮っといてみた。
食道部?胃部?は白く色が違う。
アニサキス(回虫の仲間)は見るところ、頭部と尾部と生殖器だったっけ?左が尾部で右が頭部。ちょっと頭部に突起あり。生殖器は透過しないと無理そう。というか、魚にいるアニサキスはまだ成熟してない幼虫か…。
ちょっとヘビっぽい?
アニーには申し訳ないけど、自宅ネコが食べると大変なので、レンジでご成仏頂きました。宿主のニシンは、焼いて、数の子はフライで食べました。
えーと、ドン引きされたかもしれませんが、ニシンをはじめ鮮魚を含む野生生物では、寄生虫がいるのが普通です。適切な調理をして美味しくいただきましょう。
3月末からだいぶ色々忙しくなってきたけど、合間にはこんなものを作ってみたり。
設計図なしで、沖縄のハブ罠をイメージして作ったけど、意外とよくできた。
材質が弱いので隔離室にネズミは入れられないけどね。隔離室はトカゲ想定で作ってるからいいんだね。罠入り口から外に出られなくする仕組みは、とりあえず作ったけど、うまくいくかわからない。うまく行ったら、ちゃんと報告書くことにしよう。そうしよう。
3日経った。
そして今日もサンショウウオ。
産みに来ないなあ。
カエルも産みに来ないなあ…。
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