2013道東マムシ旅

相当古い記事だけど、2013年8月に行った、道東と道北をちゃちゃっとね。すっかり更新しなくなっちゃって、書いといたほうが良いものが公開されてない状態が続いてたのでこれも少しずつ更新していければいいな。

このときの遠征は、マムシの再北限記録が出ないかなと、紋別の地方新聞で出ていた、マムシ捕まえた記事をもとに、確認しに行ってきました。

当時の住まい、定山渓温泉を出発。お気に入りのゆるキャラ、定山渓温泉のかっぽん。日本再北限のカッパの生息地なのかもしれない…。

0JZK_kappon

でも出てすぐ、日没 at 小平町。

1_obira (1)

雄冬とか、羽幌、初山別などを夜中動き回るも成果なし…。小平に雰囲気いいとこあったけどね。

1_obira (2)

なんもおらんかったけどね!

夜が明けて岩尾内。コンクリ壁の中からこんにちは。

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アオダイショウだけど…。なんか具合悪いの?歴戦の勇士なの??顔のうろこベシベシなんだけど、大丈夫?

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普通のアオダイショウもいた。きれいな薄緑だね。

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シマヘビも寝てました。目が濁ってるけど、その奥から鋭い赤き眼光で怒ってる…。

2-1iwaonai_shibetu (5)

かと思えば、収まってないのに寝込んでるやつもいたりして。ここのヘビマンションは人気物件のようだ。このはみ出しヘビは、ときどきいるね。日光浴も兼ねてるんだろうけど、本当に緊張感ないよね。

で、このまま、紋別の上渚滑へ。この周辺でのマムシ情報があったので、いそうな場所付近にあった蛇籠をみてみると

2-2kamisyokotu (1)

よく利用されているみたい。抜け殻いっぱいだね。

2-2kamisyokotu (2)

こういう川沿いの蛇籠で、日光の良く当たるところは抜け殻拾う率、大変高い。

2-2kamisyokotu (3)

収穫物の一部。これはアオダイショウと、シマヘビだけど、別にニホンマムシの抜け殻も見つけることができたので、北海道爬虫両棲類研究報告Vol.002に投稿しておいたよ。(表に間違いあったので、Vol.003で訂正記事を入れる羽目になってしまったけど…)

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この日は、遠軽町で宿泊なので、遠軽の太陽の岩にやってきた。岩肌なので、マムシの痕跡あるかなあと思って…。でもいなかったよ。

そのかわり2匹のヒグマと遭遇したよ。どっちも若かったけど、1日2回はびっくりだよ。たまたま最近付けたドライブレコーダーがこんなことで役立つとは思わなかったよ。

夕方に瀬戸瀬方面へ。ここは、自分が初めて北海道でニホンマムシ見た場所。そうそう、毎回はいてくれないだろうと思ったけど、みつけてしまった。

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廃材の下からこんにちは。ニホンマムシです。

2-4yubetugawadamu (2)

するっと伸びた尾の周辺。オスだろうか。

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あっ。…オスですね。

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一人で撮るのにまごついていたら、引っ込んでしまいました。ヘミペニス。石ついちゃってるし…。

クサリヘビのアコーディオン運動を撮ってたのだけど、あんまりきれいにやってくれない。アコーディオンと、波状運動の繰り返し。

3-1ikutahara
次はキノコの里、生田原へ。生田原で写真のような環境見つけて、
カナヘビいるかもって、探しまくったけど見つからず。

そのまま北見市留辺蘂へ。昔から、ヘビいっぱい見れる場所があったけど最近環境荒れ気味で、今回は見ることができるだろうか…。

3-2rubeshibe (1)

ちゃんといた。アオダイショウあったかそうに水浴中。

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そりゃ引っぱり出せば、だんだん機嫌も悪くなるよね。

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いよいよ咬みそうなので、ごめんなさいして、放蛇。

3-2rubeshibe (5)

しまなしのシマヘビもみつけれた。シマヘビは神経質のビビリなので
ちょっと扱いが難しい。

3-2rubeshibe (7)

シマヘビだけど微妙に緑色に見えることもある。この写真も顔が薄ら緑色。

3-2rubeshibe (8)

ここは、ヒガシニホントカゲもよくいる。これは若いの。意外と爪が鋭い。

3-2rubeshibe (9)

こちらはオスの成体。ちょっと婚姻色で下顎周りがうすら赤い。爪も結構なものだね。

3-2rubeshibe (10)

首のしたの方までオレンジ色。

がーっと3日くらいで回って札幌に帰宅。かなり運転時間が長いので、しんどかったなー。ふとヒザ下をボリボリ掻いてると、ちょっと違和感が。

4JZK (1)

あ。ダニ…。

4JZK (2)

こんな小さいの、刺されてたの初めてだ…。これ、さされてても気づかなかったって時もあったかもしれない。引っこ抜きやすいとこにいたから、まあ、良かった。その後も変な斑点出なかったし…。良かった良かった。

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ベランダにいる知らないもの

定山渓温泉のホテルだろうか、今日も20:50きっかりに花火が数発上がる。この時期、夜はしっかり遮光カーテンを閉めておかないと昆虫が窓にぶつかりまくって、ベランダが死屍累々になってしまう。気を遣ってるんだけど、朝にベランダには何かしらの昆虫が毎日いる。

ヒトオビアラゲカミキリ? (1)

模様からすると、ヒトオビアラゲカミキリ。模様が地味だから、見てても調べたことがなかった種のカミキリだろう。

ただ、両生類や爬虫類のせいで、「模様や色を信じない病」にかかってしまっているので識別にはあんまり模様はアテにしにくい。

図鑑「札幌の昆虫」を調べてみると、ヒトオビアラゲカミキリの「モモ」は相当太いように見える。「モモブトなんちゃら」と呼んでいいくらい太く見える。このカミキリはそこまで太くないように見える。ネットで「ヒトオビアラゲカミキリ」画像検索してみると、やっぱり「モモ」が太いのと細いのがいるみたいだ。見る角度の問題でもなさそうだし、雌雄差や個体差がでかいのかな。

ちなみにこのカミキリの大きさはこれくらい。

ヒトオビアラゲカミキリ? (2)

ちっちゃいです。ベランダで、蠢いているこんな小さな虫でも、簡単に人を悩ませることが出来るんですね。こういう飛来する昆虫をエサとして生きているベランダの住人はこれ。

ヒメグモ?

捕まえて室内で写真撮ってみました。メジャーの目盛は正方向のものが正しいです(1目盛1mm)。頭胴長5mmくらいの、形が一瞬ゴケグモ系に見えるクモ。ゴケグモ類と同じヒメグモ科のクモかな思うけど、こいつも種がわからない。家の周りの小さな隣人はよくわからないものがいっぱい。

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カウントダウン3・周りも楽しむ

ハープソン開始日の7月22日まで、「カウントダウン3」!

ハープソンの主に掲げる目的は、北海道の両生類爬虫類の生息マップをみんなで作る、ということなんですが参加者の皆さん、あまり肩に力を込めなくても大丈夫ですよ。

もちろん、頑張りたい人は大いに頑張っていただいてもいいのですが、「調査」ってなるとちょっと敷居が高い…と思われている方もいるのではないかと思います。

主催側としては、もちろんたくさん情報が来るのが嬉しいですが、1,2種の結果だとしても、たくさんの地域で報告がもらえるともっと嬉しいです。

両生類・爬虫類を調べるイベントではありますが、例えば、ハープソンの期間中、お散歩してる時にアマガエルを見つけて、写真を撮ったとします。それ1例だけの報告でも、全然構わないんです。

何かのついでに「見つけた!」の記録大歓迎ですので、敷居高く感じている方々、どうか肩の力を抜いてくださいね!

それと、両生類や爬虫類は、次から次へと見つかる生き物ではありませんので、せっかくフィールドに出ているのですから、いろんなものにも目を向けて楽しんでみて下さい。

草花でも、鳥でも、昆虫でも。きっとなにかおもしろい発見があると思いますよ。

下の写真は、自分が先日ヘビ探しをしているときに「あれー?」と思った写真です。(クモの写真なので苦手な人は注意して下さい)

イネ科のような植物じゃない葉っぱで巣を作ってる…。

こういうカラーの感じのクモってコマチグモの仲間かなと思いました。コマチグモ系は「カバキコマチグモ」に代表される、日本の毒のあるクモですね。
(牙はそれほど強くないので、簡単に毒は入らないという説もありますが)

イネ科のような単子葉植物の葉を粽(ちまき)のように巻いて産卵する結構変わったクモです。

自分も葦原のようなところで、よくこの粽を見かけていたので、このクモの仲間は単子葉植物だけに依存するのかと思ってたんですが、こういう普通の葉っぱでも巣にすることあるんですね。

種類は詳しくはわからないんですが、こういう小さな「あれー?」を色々調べるのは面白いものです。

ハープソンだけ、がっつりと調べていくもよし。他の周囲の自然も楽しみながらやるもよし、何かのついでにハープソンするでもよし、ですよ。

※もし、コマチグモの仲間ではなかったらごめんなさい!

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ベランダ・ワンダーランド

ここんとこ、外に出て忙しいか、家の中でこもっているかの生活で、家にいる時も「日に当たらんといかん!」と思いベランダの掃除をしたりしてました。

ふと、ストーブの排気管をみると、
おしりがデップリ大きくなった、小さなクモが。

ゴケグモ系だったらやだなー、と思いつつ、とりあえず容器に入れておいて
ネットで検索してみる。

…わからん。

けど、いわゆるメジャーどころのゴケグモでは無さそうだ。

けっこう、Steatoda属のクモ(ゴケグモのような強い毒はない)に
似てるなあと思ってみていたけど、これ以上は分からないや。

とりあえず、北海道ではまだ、ゴケグモの記録はないみたいだし、
放免してあげよう。

掃除していると出てくるのが大量のスコットカメムシと十字系のサシガメ、
ナミテントウの死骸。越冬に失敗したやつ。

これはもう、しかたないね。

そんな中、鳥の卵発見。
巣はなかったから、カラスにでも運ばれてきたか?

住んでるマンションは空き部屋があるので、
頻繁にハクセキレイが上の階のほうでちょろちょろしている。
だからハクセキレイの卵かもしれない…。

と思ったけど、これも画像で検索してみると
ハクセキレイはウズラの卵のように斑が入るのが普通みたい。

サイズはちょうどいい大きさだと思ったんだけど。
斑がとても少ないね。
これもハクセキレイの卵の範囲内なのかな。

なんと、中身が残っていました。
この状態で乾燥しています!!

この卵を持ってきたヌシは、
いったい何をしたかったんだろうか…。

 

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予備練習

最近の記事はキワモノが多すぎる。今日のもまたしかり。なので、すいません・・・。

こんど、イベントする両生類の観察会の予備練習として、
レンジャーさんたちと森を歩いてきました。

時期が異なると見れるものも変わり、
「あれを見せたいと思ってたのに、いないなー」なんてことにならないように。


アイノミドリシジミ?

発生して少し経つけど、ミドリシジミのたぐいが森の中を飛んでいます。
ミドリシジミといえば、あの金属光沢の緑の羽根が特徴ですが、
ミドリシジミでもこのへんに見れるのが何種類もいるので、
識別のために裏側撮っています。

それでも見慣れていないのと、
羽の一部破損ではっきりと種類はわからないんだけど
アイノミドリシジミかなー。

蝶って、オオムラサキもこのミドリシジミもそうだけど
表面がきれいだけど、いざカメラを向けると
開いてくれなかったりするね。


ツチガエル

今時期はツチガエルは上陸した幼体が「たくさんいます。
一方で産卵もまだ続いており、こうしたオトナ個体や鳴き声も聞かれますね。

くさいくさいというのだけど、
まだニオイを体感したことがないので、くんくん嗅いだけど
水の中にいたせいか、ニオイわからなかった。


オオルリボシヤンマ

ツチガエルの発生した池の周りには
このオオルリボシヤンマや、タカネ系のトンボ、イトトンボ系、
アオイトトンボ系やアカネ系などたくさんトンボは見られそうだ。


ハンノアオカミキリ

このへんは運が良ければ当たる感じ。
もっと緑光沢の強い綺麗なカミキリです。

ハンノアオカミキリ、名前の構成はどういう感じなのかな。
ハンノキカミキリっていう別のカミキリがいるので、
ハンノキに来る青いカミキリかと思ってたんだけど、こだわってるわけでもないらしく
ヤナギやシナノキ、クルミにくるみたい。(無意識のダジャレになってて赤面中)


軸のある粘菌

粘菌もいくつかあったから、見せたらいいかなと思ったけど、
30人単位で見るには小さすぎるね・・・。

一部採取して、室内で顕微鏡などで観察のほうが楽しめそう。

しかし見事にはじけ切った子実体だね。

最初は、観るものが少なくて時間が余ったらどうしようと思っていたけど、
この予備フィールドをした感じでは、とんでもなく時間が足りなくなりそうだ。

サクッと行くとこはサクっと、
じっくりのところにはじっくりとアクセント持って見る必要があるようです。

で、下見のあと、帰り際に別の森に入ってササ原に
ザクザク分け入ったりしたりしてたものだから、
マダニを連れてきてしまったようです。

ここしばらく憑かれていなかったから、
調子にのっていました。
ごめんなさい。

当日は分け入らないようにするのと、
歩いた後、念のためのダニチェックした方がいいですね。

自分のスネに刺さってしまったダニ、気づいたのは22:00ころ。
当然、病院もやってないから自分で抜くことに。


ダニ(ヤマトマダニ)を抜く(Youtube)

翌日病院で「上手に抜けたね!」と褒められました。

ダニに刺されるのは5~6年ぶりかなあ。


ヤマトマダニ

北海道ではヤマトマダニとシュルツェマダニの二種類だったと思うんだけど、
識別はちょっと見ただけでは難しいみたい。

この個体はメスで、足の色が黒くない(茶色み強い赤)なので、
ヤマトマダニだろうとおもわれます。

多くの生き物に関して、広い目で見れば
環境に対する、それぞれの生き物の生きている意味って見いだせるんだけど
マダニ系はほんと、いい意味を見いだせないなぁ。

強いて言えば、
動物が増えすぎないように病原体をせっせと運んでいる(ダニ本来の目的でない)、
くらいしか・・・。

まあ、そんなことを言い出せば、
所詮人間の目から見た「役に立つ」「役に立たない」だから、
意味を考えること自体無意味なんだろうけれども。

人間だって、環境面だけ考えれば負荷をかける割合の高い生き物だもんね。

ダニは自分の子孫残したくて吸血してるだけで、
病気を伝染させようと動いてるわけではないんだ。
まあ、擁護するつもりは全くないんだけどね~。

ライム病の病原体、ボレリアが属するスピロヘータ界や
紅斑熱などの病原体が属するリケッチア界では

「マダニは俺たちどんどん運んで、腹のなかで増やしてくれたりするから、
すげぇ有益な動物だよな!」

とか話題かもしれないけど。

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パップラドンカルメ

シマヘビ
Japanese four lined ratsnake

北海道のカエルとサンショウウオが落ち着いて、爬虫類が最盛期に入る前に関東に行ってきた。埼玉県の北本市自然観察公園で、ちょっとありえないヘビが展示されているという。

特徴を聞いていると、なんとなくパップラドンカルメを思い出した。
1970年代後半にポンキッキで歌われていた、正体不明のお菓子の歌。
パップラドンカルメは噂でしか確認されていない、誰もしらないといった物。

まるで、上の写真のヘビがそうだ。

背中に薄く線が一本走っているそうだ。 (タカチホヘビ的なもの?)
体は真っ白なんだそうだ。 (アルビノ?)
でも目は黒っぽいんだそうだ。 (白化個体?)
頭が少し黄色いんだ。 (や、ヤマカガシ的…な?)
体鱗は胴の中央付近で19列なんだそうだ。 (シマヘビ??)

結局スネークセンターで同定されて、シマヘビの色素異常個体と確認されたそうです。
たしかに顔はシマヘビです…。

よくみると瞳孔は赤くて、虹彩が黒いんですね。

このヘビを見たくて、半年うずうずしていたんですが
ようやく見てくることが出来ました。

カイコ
Silk moth

カイコも展示していたんだけど、
古い物ついでに、カイコの顔はおだてブタに似ている。
すいませんね、少し古い話しをして。
これも自分が子供の頃にインパクトのあったものなんだ。

ヤマアカガエル(たぶん)
Montane Brown Frog

北本の自然観察公園は、森も大きく、湿地もあって歩くと結構いろんな生き物が見れます。

ちょうど、アカガエル系の上陸時期で、ちびがいくつかいました。
ヤマアカガエルかなー。ちゃんと見なかったな。

ところで、図鑑作るときにちょっと引っかかってた言葉がありまして。
「カエルの幼体」と聞いたら、どんな姿を想像しますか?

正解は、上の写真のような、上陸したてのカエル型になったものを指すんですが、
人によっては「オタマジャクシ」を連想してしまうかもしれない。
オタマジャクシは「幼生」なんですね。

これを説明なく図鑑に書いてしまうと、読んだ人が混乱するかも知れないと思いました。
事実、他の図鑑では「子ガエル」と表現しているものもあります。
多分同じことを考えてこの表現を使ったんだと思うのですが。

それと、微妙な表現ですが亜成体というのもあります。
亜成体は、幼体より成長しているが繁殖能力のない個体のことを
イメージする言葉なんですが、定義ははっきりしてないようです。

このあたりに少し気を使って、
「変態直後の幼体」のような書き回しをしてみました。
あんまり見えない苦労なんで、アピールしてみました(^^)

ツノホコリ
A kind of Slime mold

粘菌も出始めていて、名前はわからないけど3種類ほど見つけました。
ツノホコリ、カタホコリ系、マメホコリ系のもの。

粘菌をがっつり写真撮るにはやっぱり三脚がいるなぁ…。
コンパクトな三脚、持ち歩こうかなぁ…。
機動力が落ちるので、体と相談だね。

マミジロハエトリ?
A kind of Jumping spider

ハエトリはやっぱり見てて面白い。
この大きさだから、面白いとか可愛いと観ていられるけど、
自分と同じ大きさだったら、ほんとうに恐ろしいプレデターになるね。
人間でよかったかも知れないです。

ヤマトシリアゲ
A kind of sorpionfly

シリアゲムシっていうのも、今までゆっくり見たことなかったよ。
いやー、サソリみたいで面白い形しているんだね。

コクワガタ
A kind of Stagbeetle

息子といろいろ今回は触れ合いながらの観察。
コクワガタが葉っぱと葉っぱに挟まって隠れてたのを見つけました。

息子もおもいっきり、クワで挟まれていましたが、
実は私も陰でおもいっきり挟まれていたのは内緒です。

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StreamLined Syndrome

The macro picture with 400mm

My son came from Honshu with his grandmother. He took some pictures of wild animals. I thought his photo-technique was progressing.


トドノネオオワタムシの仲間
Snow insect sp.

1泊2日で息子とばあちゃんが北海道にやってきた。1泊2日というところが気合が入っている。

1泊2日だが、目的はゆったりの旅。
気合が入っている。

息子はコンデジ持参でいくつかの動物を撮った。

自分よりいろいろ考えて写真撮ってて。
でもその考え方が突飛で面白い。
写真撮ってて楽しかったみたいで、
それが一番だな、と思った。


雪虫、とらわれる
Spider sp.

今回は自分は望遠レンズで写真撮ってました。
400mmまでのズームレンズ。
マクロを持っていなかった。

でも、そんな時に限って細かいもの見てしまう。

雪虫が蜘蛛の巣にかかって食われてたり。

これも、細かいものを見失ったり見つけたりしつつ、
かなり離れたところから撮影した。

ピントとかもうわかんない。


シマリス
Chipmunk

運良く、シマリスが出てきた。
比較的人を恐れていない。

息子も、結構近づけたので満足いく写真が撮れたようだ。

近くにひまわりの種とか落ちてたけど、
この個体は付近にある赤い実や、ドングリの系統をむさぼってた。


シマリス
Chipmunk

シマリスは可愛すぎるので、味のある表情を選んだ。
天邪鬼だとは自分でも思う。

かわいい写真は、また別の機会にでもね。


ハエsp.
Fry sp.

先日の占冠で門間さんと粘菌探ししてから、
少し粘菌遭遇率が上がった。

マメホコリを結構見ることができた。
もちろんこれも400mmで撮っている。
粘菌相手に400mmを構えると、
泣きたいような笑いたいような不思議な感覚になる。
擬音で表すなら「トホホ」といったところだ。

写真の整理をしていて気がついたが、
マメホコリに集っていたこのハエ、アルビノなのかな?

ショウジョウバエの大発生を今年は目の当たりにしているけど、
発生当初は未成熟なのか、白っぽいのが非常に多かった。
だんだん黒っぽくなるんだけど、
このハエもそういう経緯なのかなー。

もちろん撮ってる時はマメホコリに集中してて
このハエにはほとんど気づいていない。
邪魔だなー、とは思ってたけど
こういう特殊なハエだったらもっとそっち主体で撮ったのに。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

時間少しさかのぼって、息子たちが来る前日。

最近はエゾアカガエルの冬越し場所を調べている。
やっぱり、予想通り、渓流の水の中で冬越しする個体はいるようだ。

毎月、環境を見てみて、傾向を見ていこうと思います。


小川
Stream sp.

エゾアカガエルは、厳冬期に川の中で見つかったり、
水の中で越冬してなければ起こるはずのないことがあったり、
サケの産卵床で見つかったり、
そういうことを話に聞いたり経験してきたので、調べてみたくなった。

もちろん、陸上で冬に見つかっているという話もあり、
100%が冬眠が水の中とは限らない。

調べる環境の近くには、止水(春に産卵される)も森(落ち葉の堆積)も、
渓流も、乾いた環境も揃っている。

この環境で季節ごとにエゾアカガエルの移動が確認できれば
来年以降の報告を書いてもいいかなーと思っている。

予想しているのは、
積雪前までは水陸両方に分布、
積雪後は水中、
となってくれば分かりやすいけどね。

いまのとこ、エゾアカガエルの移動傾向は取れてるけど、
証明するにはサンプル数が少なすぎる。
報告できても、本格的な検討までは至れないとも思う。

2010・11/6 お昼くらい

気温11℃、水温データなし

・渓流内の落ち葉下で♂2
・渓流沿いの陸上落ち葉下で♀1
・止水、湿地ではみつからず。幼生なし

積雪0cm(雪は残ってる)


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North reptiles

I went to North Hokkaido & Teuri island. I wanted to take photos of  Viviparous lizard & Japanese mamushi. Beacuse there are not Ezo brown bear in Teuri island, I could do night fielding.

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

木道が熱くなってて、手足は上げてるけど日光浴したいらしい。稚内周辺と、天売島に行ってきた。コモチカナヘビの幼体と、ニホンマムシの写真を撮るためだ。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

幼体は想像より成長が早かったようで、だいぶ大きくなってしまってました。上記2点は成体の写真だけどね。

うんち
Bowel movement

出現頻度もさすがに初夏のようにはいかないので、幼体の他にもシチュエーション的のものを考えてみた。

コモチカナヘビ、今まで木道に出てきた姿しか見たことない…。木道が出来る前からこの土地に住んでいたわけだし、どこかで日光浴してたはず。木道に出てくるためにもどこかを登ったりしてるはず。シダ類にしても、エゾイソツツジにしても、ササにしても何か利用してるはずだ。上の写真はおそらくコモチカナヘビがササの上に乗って糞をしたもの。つまり、笹の葉に乗るのはそんなに嫌ではないのかな、って思った。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

よーく観察してると、シダ類の上とか、エゾイソツツジの上にいた「何か」が私の姿に驚いて地面にダイブする音が聞こえるし、葉が揺れている。音の大きさから、大きめのコオロギみたいなものかもしれないけど、丹念に探したらこういうシチュエーションに出会った。

私に気づいて逃げ腰になってるけど、エゾイソツツジの枝の上にいた。移動なのか、日光浴してたのかはわからなかったけど…。写真は撮れたけど、木漏れ日状態がきついな~~~

コケだろうか?
?

そんな見方してたら、初日からくたびれてしまった。結論としては、木道のない原野ではかなりこのトカゲを観察するのは難しい。外国でも分布してるけど、外国の方はどうなんだろうね。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

ということで、今年のコモチカナヘビ観察は終了の予定。お疲れ様でした。

次に向かうのは天売島。札幌-稚内の中継地に羽幌があるから、羽幌港から天売に行ってしまえということで。

島に行くにあたって、旅館の方には大変迷惑をかけた。島には外食できるところがあまりないので、食事は宿ですることになります。基本的には沖縄であろうと北海道であろうと、特に手売では海の幸が自慢の食事。しかし私は「魚・海藻」以外の海産物はほとんど食べれません…。島での宿飯はしばしば拷問タイムと化します。イカだろうとエビだろうと、ウニもアワビも残すはめになってしまう。それは避けたかったので、宿にお願いして出さないようにしてもらいました。(残すのもったいないので…。)特別料金取られてもいいくらいでしたが、魚と海藻で食事を出していただき、涙の出る思いでした。

私はこういうやつなので、対応できない宿さんではご飯粒だけでもいい、といっています。(宿側も、そうはいかんだろと思っているのはわかってて、申し訳なく思ってます・・)

海産物大好きな人がいるときは、自動的にそちらの食卓へウニもアワビも移動していきます。だから、可能なときは食べれる人も連れていきますね。

クマネズミ大型のネズミsp.
Rat

天売で撮影したいのはニホンマムシ。できれば数個体は確認して写真のバリエーションを増やしたいところ。

しかし島に渡った日は天気が悪く(豪雨でした)、夕方から雨は上がったけどコンディションがあまり良くありません。ぶらぶらしてたらクマネズミ大型のネズミがこちらを見てたので、ストロボ準備して懐中電灯でピントあわせてモタモタしてたのに、
写真を撮ることが出来ました。いや、なんでこんなにのんびりしてるのかわからなかったんだけど、次の日近い場所でクマネズミ大型のネズミが1匹死んでいたので
弱ってたのかもしれない。(同一個体かわかんなかったんだけど)
(2016.3追記:あまり検討せずにクマネズミと書いておりましたが、
識別に不安要素が大きいので、大型ネズミと書き換えさせていただきました)

マイマイsp.
Snail sp.

どこでも島に行くとついマイマイの写真を撮ってしまう。なんでそんな癖がついたのかというと、学生時代に飛島に行ったときに、身が黒いマイマイを見つけた。一緒にいった同級生のクレイジーバーダーに「飛島の固有種、トビシママイマイやで、コレ」と教えてもらったのがきっかけ。他にもヘグラマイマイとかいると聞かされて…。

天売でもこのマイマイの写真は撮ってきたけどさすがに「テウリマイマイ」という種は存在しないらしく。結局種はわかりませんでした。ま、でも写真撮っとけばいつかは役には立つだろうと思いつつ。

ヒトリガ
Garden Tiger Moth

派手なガがいたもんで、つい写真を撮ってしまった。時々見かけるガだったんだけど、後翅がこんなに派手だったとは。そしてこれがヒトリガであることを初認識。火盗蛾。

しかしwikipediaのヒトリガの写真の説明、「くつろいでいる時のポーズ」にはヒトリガに対する作成者の愛を感じる。(2010年9月現在)

いたるところにあった謎物質
?

島の至る所で見たあやしげなもの。枝ごと、なにかの繭みたいにラップされている。

クモsp.
Spider sp.

クモがいたので、あーこの蜘蛛の仕業かと思ったらどうも違う。クモはラップの外にいて、中にご執心。どうにも自分の巣って感じじゃない雰囲気。

?

中には多数のイモムシ。ガとかハバチの幼虫なのかな。このラップの正体はこの虫の防御壁みたいな雰囲気でした。

オサムシsp
Ground beetle sp.

オサムシ走る。空が曇ったりしようものなら、あっという間にシャッタースピード落ちてこのザマ。微妙に流し撮り風。天売に何オサムシがいるか把握できなかったので同定をパス。(アイヌキンオサムシ系…かも)
(9/13追記:こ、今度は逆にオオルリオサムシだったようです。近いうちに両種ちゃんと見比べて理解できるように努めます)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

おおっ、おりましたよ。ニホンマムシがっ。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

側溝にいた別の個体。ニホンマムシは一般的には40-65cmの小型の蛇だが、北海道系列は結構立派なサイズになる。(とは言っても80cm未満くらいだけど)

この個体で70cm代かな。側溝の大きさからイメージしてみました。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

立派な個体をしっかり撮っておきました。比較的おとなしいとされるニホンマムシですが、撮影のためスネークフックでいじられたりするとさすがに怒ります。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

また別個体で。尾を細かく振って地面に当て、ピチパチ威嚇音を出します。少しだけシャッタースピード落として撮ってます。尾の先だけがブレてるのわかりますか?マムシなりの優しさです。やめてよね!そろそろ咬むからね!という最終警告ですね。ごめんね。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

幼蛇や若蛇となると側溝も罠ですね。落ちると上がれません。

この周囲では側溝を伝っていけば、一部が途切れたりしているので、落ちたら最後という感じではないのですけれどもね。でもミミズ程度の移動力では出られないようです。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

この個体のベロは暗色だったんですが、成蛇では赤いものもいました。

スカイフィッシュ!
Skyfish! 😉

UMAのスカイフィッシュが撮れました。いやいや。スローシャッターの写りこんだ小さなガのようです。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

こんなライティングしてるのは、マムシのピット器官をなんとかわかりやすく撮れないかなあ、と工夫中です。ライティングで立体感変わりますもんね。他カットでなんとか思い通りには撮れました。外付けストロボがあったら楽だったんですけどねー。(LED懐中電灯とカメラ地べた置きスローシャッターでなんとか…)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

幼蛇なんですがね、尾先があんまり淡色じゃないです。。。淡色幼蛇撮りたかったのに…。そこそこ淡色個体もいましたけど、3匹中1匹でした。島変異なのか、実は見た目より年食ってるか、そもそも淡色の尾でない個体もボチボチいるのか…。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

近い場所で撮影してたから家系かもしれないけど、銭形紋の変異が数個体で特定の場所で見られました。銭形紋、普通は5円玉状もしくは一筒(イーピン)状ですが、
五筒(ウーピン)だったり三筒(サンピン)だったり…。

あと、この個体、背中線みたいになってますね。

上の方の写真の個体でもウーピン個体いるので探してみてください。

帰りの日も土砂降りで船は結構揺れたんですが、ありがたくも1日半はカッチリとフィールドすることが出来ました。ヒグマがいないので夜も自由に撮影できたので、ありがたかったな。この論理で行くと、シロマダラ探しに奥尻島に行くのもいいかもしれない。

島の生き物って意外と情報が少ないので、久しぶりに見た動物目録(両爬だけ)載せておきます。

天売島(2010.9/3~9/5)

爬虫類
ニホンマムシ、ニホンカナヘビ

両生類
ニホンアマガエル(声)


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Many surprises

I had many surprises. But because I was not fine for my health, I was too late to update this report.

アズマヒキガエル
Japanese eastern toad

相変わらず、ヒキガエルの幼生が群れ泳ぐ姿には圧倒される。落ち着かないし、なんでそんなに密集するんだろう。

…アップの間隔、空いてしまいました。沢山のネタはあったのですが、あんまり体調がすぐれなく、後手後手になりました。

今回の記事は、たくさんの驚きを少しずつ語ります。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

いつの間にか産んであったニホンアマガエルの卵。しょっぱなは撮り逃した。

その第一弾が既に上陸を開始して、田圃の畦はアマガエルで埋め尽くされてる…。なんちゅう数だ…。

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

某所のトウキョウダルマガエル。最初見に行った時より沢山出てきてる。なんだか「涌く」という表現が当てはまるような。

春には小さい個体だったのに皆でかくなったなぁ…。どれだけの餌を食べたんだべか。いろいろ心配。

ウマビル
Leech sp.

ウマビルもなぜか密集。一斉にみんな動くと、ちょっと涼しくなれる気がする。ぞわっとね。

産卵するんだろうか?

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

あれだけのトウキョウダルマガエルがいて、結構鳴きまくってて、それでいて撮影できないのに驚き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルの鳴いてるとこは撮れたと思って家で写真チェックしたら、その鳴嚢のやる気の無さに驚かされ、

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

何度通っても鳴いてるところが撮影できないトウキョウダルマガエルとトノサマガエルの相性の悪さに嘆き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

相変わらず「眠い」写真ばっかり撮って、カメラの設定をいじったりしたけど、結局日替わり設定の自分の目の問題だったり、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

目がなかったり…、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

やっぱりカエルのお尻を追いかけたり、

オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

目ン玉飛び出すくらい驚いたり、


オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

気味悪かったり、でも憧れの寄生虫だったから嬉々としながらムービー撮ったり、

ニホンアマガエルの卵
Japanese tree frog’s egg

ようやく見かけたアマガエルの卵は既に虫に食われていたり、

ニホンアマガエルの卵を食べるカイミジンコ
Plankton

卵食ってる水中のダニみたいな生き物が、実はちょっと見てみたかったカイミジンコの仲間だったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

オオムラサキに出くわしたり、求愛してるんだと思ってたら、何気に両方オスだったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

日本の国蝶(オオムラサキ)がわらわらと寄ってきて驚いたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

実はウンコ食ってたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

睨まれたり、
その睨んでる目はカマキリと同じ偽瞳孔っぽかったり、

ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

初めてゼフィルス見たり、

7/18追記:ジョウザンシジミはゼフィルスではなく、ゼフィルスなのはジョウザンミドリシジミでした。


ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

トリカブトsp.
デルフィニウム属?
Aconite sp.
Delphinium sp?

トリカブトの花弁の色がおかしかったり、(もしかしたら園芸品種なの?)

セセリチョウsp.
Butterfly sp.

お前さんは大丈夫なのかと考え込んだり、(トリカブト毒は虫は平気?)
8/23追記:おかしなトリカブトだと思っていたら、デルフィニウムでは?とご指摘いただきました。どうもそれっぽいです。野良デルフィニウム…。

ニホントカゲ
Japanese five lined skink

完全にコドモ模様のニホントカゲばかりなのに、そんな中に妊娠個体がいたり、(写真の個体は不明だけど)

アシダカグモsp.
イオウイロハシリグモ
Spider sp.

北海道で初めてアシダカグモsp.を見て、アシダカグモ苦手なのに喜んで写真撮ったり、
(7/23追記:形は似てますが、イオウイロハシリグモだったようです)

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

なんか青いアマガエル見つけたり、これより青いアマガエル見つけたり、(その写真はまた別の媒体で出す予定です)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

何かが草陰にいたり、

ニホンマムシ
Japanese mamushi

このニホンマムシの写真だけで10GBほど撮影してたり、、、まあそんな日々です。


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Obstacle II

Lycosidae sp.
Spider sp.
子守蜘蛛科の一種(こもりぐも科の一種) ?

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

私はキタサンショウウオを撮影にし行った。
世界的には広い分布をする種類だけど日本では釧路湿原にしかしない。
生息地の状況や、サンショウウオの生態を考えると
繁殖期の今でないと撮影するのは難しい。
I went to take the photo of Siberian Salamander. Siberian salamander is distributed widely worldwide. But in Japan, they live only Kushiro dump plain. It is difficlut for me to take the photo of them except spring.
Because salamander is not active except in the breeding season. And because Kushiro dump plain is protected by some laws.

キタサンショウウオだけを対象と考えて撮影に臨んだが、
あまりの邪魔ものの多さに閉口しかけた。
大量のボウフラ、まとわりつく蚊。
水面に浮かぶ小さな巻貝、コミズムシ、泡、反射光、植物…。
I was weary of many obstacles. Mosquito, mosquito larva, little snails, boat mans (insect), bubbles, plants, reflected light…etc.

最後にはクモまで現れて、サンショウウオの上で宴会を始める始末。
Finally, spiders appeared and began a banquet on the salamander.

あまりの多さに、私はイライラするどころか、邪魔者に興味すら抱いた。
そしてふと考えると、彼らにとって私が一番の邪魔ものだと言う事に気が付いた。
I was interested in them. Therefore I was not irritated. And I noticed that I was the obstacle for them, too.

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