2013道東マムシ旅
相当古い記事だけど、2013年8月に行った、道東と道北をちゃちゃっとね。すっかり更新しなくなっちゃって、書いといたほうが良いものが公開されてない状態が続いてたのでこれも少しずつ更新していければいいな。
このときの遠征は、マムシの再北限記録が出ないかなと、紋別の地方新聞で出ていた、マムシ捕まえた記事をもとに、確認しに行ってきました。
当時の住まい、定山渓温泉を出発。お気に入りのゆるキャラ、定山渓温泉のかっぽん。日本再北限のカッパの生息地なのかもしれない…。
でも出てすぐ、日没 at 小平町。
雄冬とか、羽幌、初山別などを夜中動き回るも成果なし…。小平に雰囲気いいとこあったけどね。
なんもおらんかったけどね!
夜が明けて岩尾内。コンクリ壁の中からこんにちは。
アオダイショウだけど…。なんか具合悪いの?歴戦の勇士なの??顔のうろこベシベシなんだけど、大丈夫?
普通のアオダイショウもいた。きれいな薄緑だね。
シマヘビも寝てました。目が濁ってるけど、その奥から鋭い赤き眼光で怒ってる…。
かと思えば、収まってないのに寝込んでるやつもいたりして。ここのヘビマンションは人気物件のようだ。このはみ出しヘビは、ときどきいるね。日光浴も兼ねてるんだろうけど、本当に緊張感ないよね。
で、このまま、紋別の上渚滑へ。この周辺でのマムシ情報があったので、いそうな場所付近にあった蛇籠をみてみると
よく利用されているみたい。抜け殻いっぱいだね。
こういう川沿いの蛇籠で、日光の良く当たるところは抜け殻拾う率、大変高い。
収穫物の一部。これはアオダイショウと、シマヘビだけど、別にニホンマムシの抜け殻も見つけることができたので、北海道爬虫両棲類研究報告Vol.002に投稿しておいたよ。(表に間違いあったので、Vol.003で訂正記事を入れる羽目になってしまったけど…)
この日は、遠軽町で宿泊なので、遠軽の太陽の岩にやってきた。岩肌なので、マムシの痕跡あるかなあと思って…。でもいなかったよ。
そのかわり2匹のヒグマと遭遇したよ。どっちも若かったけど、1日2回はびっくりだよ。たまたま最近付けたドライブレコーダーがこんなことで役立つとは思わなかったよ。
夕方に瀬戸瀬方面へ。ここは、自分が初めて北海道でニホンマムシ見た場所。そうそう、毎回はいてくれないだろうと思ったけど、みつけてしまった。
廃材の下からこんにちは。ニホンマムシです。
するっと伸びた尾の周辺。オスだろうか。
あっ。…オスですね。
一人で撮るのにまごついていたら、引っ込んでしまいました。ヘミペニス。石ついちゃってるし…。
クサリヘビのアコーディオン運動を撮ってたのだけど、あんまりきれいにやってくれない。アコーディオンと、波状運動の繰り返し。
次はキノコの里、生田原へ。生田原で写真のような環境見つけて、
カナヘビいるかもって、探しまくったけど見つからず。
そのまま北見市留辺蘂へ。昔から、ヘビいっぱい見れる場所があったけど最近環境荒れ気味で、今回は見ることができるだろうか…。
ちゃんといた。アオダイショウあったかそうに水浴中。
そりゃ引っぱり出せば、だんだん機嫌も悪くなるよね。
いよいよ咬みそうなので、ごめんなさいして、放蛇。
しまなしのシマヘビもみつけれた。シマヘビは神経質のビビリなので
ちょっと扱いが難しい。
シマヘビだけど微妙に緑色に見えることもある。この写真も顔が薄ら緑色。
ここは、ヒガシニホントカゲもよくいる。これは若いの。意外と爪が鋭い。
こちらはオスの成体。ちょっと婚姻色で下顎周りがうすら赤い。爪も結構なものだね。
首のしたの方までオレンジ色。
がーっと3日くらいで回って札幌に帰宅。かなり運転時間が長いので、しんどかったなー。ふとヒザ下をボリボリ掻いてると、ちょっと違和感が。
あ。ダニ…。
こんな小さいの、刺されてたの初めてだ…。これ、さされてても気づかなかったって時もあったかもしれない。引っこ抜きやすいとこにいたから、まあ、良かった。その後も変な斑点出なかったし…。良かった良かった。
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