わりと動いてた6月前半行きます。
6.3
倶知安の「冒険家族」で、子供たちに両爬のお話しと、フィールドで両爬探しをしてきました。倶知安についたときは、シトシトの雨。いつもながら、イベントのときはお天気悪いです…。
子供たちにプロジェクターで説明すると、次々質問が来る。こういう積極的な反応もいいね!基本的なことを勉強して、森の方へ。
この頃には薄日が差して、だいぶ天気が回復してきました。昨年上陸の若ガエルは結構たくさん出てくれました。
エゾアカガエル見れてホッとしました。野外観察終わったところで、こんな感じ。
エゾアカガエル多数とニホンアマガエル2匹かな。大きいのは見れなかったけど、エゾアカは幼生も見れたね。残念ながら、爬虫類は見れなかったんだけど、イベント前に、捕まえてくれていたシマヘビをみんなで観察。
このあと、リリースしました。シマヘビ君たち、ありがとね。
そして倶知安から移動していきます。
休憩で止まった豊浦町の田んぼ。アマガエルでも鳴いていればいいけど…。鳴いているんだけど…風すごいし、たまにしか鳴かない。
6月3日 豊浦町大和 #herpthon 634075 大岸エリア 苦労して録った、ニホンアマガエルの声。再生直後の0.1秒くらいしか聞こえないっす https://t.co/oolrcoOxju
— 徳田龍弘(ばいかだ) (@baikada) 2017年6月13日
ツイートの音声ファイル聞いても、ほとんど風の音しかしないんだけど、ゴォーって音の陰で、「グワッ」と一声、聞こえる、はずだ…。
心の耳で聞いてくれ。
まあ、そんなことで、カエルの本体を見れなかったけどこんなのはあったよ。
自転車の跡!!じゃなくてアライグマの足跡。
あとサナエタイプのトンボ。
写真撮っておけばなんとかなるだろ、と思って、撮っておいてあとで同定。寸胴な印象。
日本のトンボでパラパラ見てたらモイワサナエだった。ほんと、デジカメのお陰で、いろんなものの名前が調べられるようになった。(調べ物の時間が増えたとも言う)
そして登別に入って一泊でした。
6.4
登別の「ふぉれすと鉱山」でKoNG養成講座の1コマを担当してきました。
この施設の周辺には、両生類や爬虫類は豊富なので、講座は野外観察も行います。しかし、土砂降りに近い雨。爬虫類絶望です…。
本当に、イベントのとき、晴れてくれません…。私の行いが悪いというより、天気の神様からのいじめ?そろそろ、天気の神様にでもお参りに行ったほうがいいかも。
さて、雨天でも強い味方の両生類の幼生。やっぱり安定して見つかってくれます。
年によっては水の流れなどでポイントが変わってしまいますが、今年もエゾサンショウウオの幼生と、
エゾアカガエルの幼生が見れました。(背景が赤いのは入れ物のせい)もっと暑くなるとニホンアマガエルの幼生も見れますね。
外来種のいない地域でのフィールドは、変なドキドキ感はないですが、いるべきところに、見られる種類がいますね。それはとても恵まれている状態なのだと思います。
6.6
自宅の庭で、小型のカメノコテントウを拾う。
いつも思うが、ちょっとトドックのクマに似ている。ほら、もう次見たら、クマの顔にしか見えなかろう。
このテントウムシは背面の外見じゃほとんど見分けられない2種がいる。コカメノコテントウ(足の腿節が黒い)とヒメカメノコテントウ(足の腿節は黒くない)だ。せいぜい3~4mmの昆虫なので、裏返して確認も毎回していないけど、たまには、ってことで写真撮りました。
うん、ヒメカメノコテントウみたいだね。(後ろ脚のモモを見よ)そう言えば、コカメノコテントウをちゃんと見たこと、ないなー。やっぱ山地かな?
……別の話だけど、いま調べてて、カメノコテントウだと思って見ていた種類の幾つかがナガカメノコテントウという種類だったみたい。ナガカメノコテントウなんて、存在も知らなかったよ…
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