Winter travel in Okhotsk 2010 part 3/3

I wanted to meet many seals, but there were a lot of seals. It was regrettable situation. However I sensed cold atmosphere of Okhotsk, and I felt comfortable. There was a big earthquake then in the Republic of Chile. Because a tsunami warning was announced, I had to leave the sea.

オジロワシ
White tailed eagle

オジロワシやオオワシは結構たくさんいるのだけど、写真を撮ってみると、やっつけで撮ってしまったような写真が多くなってしまう。個体そのものには迫力が十分にあるのだけど、なかなか難しい。船で流氷帯に漕ぎ出したい。けど寒い船には耐えられそうにもないな~(苦笑)

アザラシ
Seal

網走の港に帰り際に寄ると、再びアバラシ(網走のアザラシの意)を見つけた。今回の記事、part1/3とほぼ同じ場所にいて遠い…。しかしこの時の姿を見たとき、体がちょっと長く大きく感じたのでちょっとだけアゴヒゲアザラシを期待してしまった。

でもやっぱり

ゴマフアザラシ
Spotted seal

正体はゴマフアザラシだったね。遠いもんだからいろいろ考えて、立ち入り可能な場所で最も近いところから撮ったけど、ゴマフアザラシもちゃんと間合いを考えているね。写真は悔しいけど拡大してトリミングしたものですよ。ノートリミングでここまで近づいたらお互い緊張したかもね~。

それでもやっぱりたくさんのアザラシがくつろいでいるところが見たい!と以前、多数のアザラシがくつろいでた岩礁帯の方に行ってみた。しかし、、、岩の上にはどっちゃりと雪が積もっており今年は全く利用していない模様…。まあ、そんな時もあるさね。

いつもずっといたら、人間との軋轢も生まれてしまうからね。いるとき、いないときがあるからフィールドは面白いのさ。…と悟りを開いたようなことを言ってはみたものの、少しくらいいないもんかね、と海面を探してみる。

ここで携帯にメールが入ったんだけど、
「チリで大地震があって、津波がそろそろ到達の模様」

…ぬなっっ!!

今回は体調考えてホテルに1泊したので、チリで地震があったのは知っていたのだけど、こんな警報レベルの津波が向かってきているとは。携帯なかったら、知らずに海にいたかも知れない。

そもそも、もっと若い頃だったら車中泊しただろうからもっと危なかったかも知れないね。気をつけ無くては。

ゴマフアザラシ
Spotted seal

結局この岩礁帯ちかくでプカプカしているゴマフアザラシを点のような状態で見つけ、ひとまず満足感を得て海を離れることにした。

氷瀑?
Icefall?

この岩礁帯に向かうのは意外に難儀な場所なので、地形がかなり険しい。ふと海から目を離すと、大きな凍った滝のようなものがあった。

氷瀑?
Icefall?

滝だったら、氷瀑で間違いないんだけど、ここ、普段水流れてる場所なのかな…。滝つぼに当たる場所には全く水の痕跡がないし
どうも普通の氷瀑とは違う。周りにはこれと似たようなやつで黄ばんだ氷瀑?もあった。これはたぶん、積もった雪が融けて流れ出し、それがまた再び凍ってできてるんじゃないかなあ…。夏になったら水はなさそうな感じでした。

もし、それで正解なら、これは「氷瀑」ではなくてなんて言えば良いんだろうね?

キノコ(カワラタケ系なのかなあ)
Fungus sp.

流氷きたり、氷瀑もどきも出来るほど寒いところなんだけど、
キノコが生えてた。

このキノコの系統にはガリガリに硬いやつが多いんだけど、これはなんだかフニャッとしてた。うーん、硬さで言えば低反発性のマクラくらい?普段なら、「ふーん」で済ませてしまうんだけど、この寒さで凍らないフニャッとしたキノコ。なんだか不思議。

極寒地の爬虫類や両生類は血液が凍らないようにグリセリンが含まれるんだってね。このキノコもそんな仕組みあるんだろうかね。なんだか、こんな感じでゆるゆる、のろのろと楽しい旅になりました。冬のオホーツクは良いところです。


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Winter travel in Okhotsk 2010 part 2/3

Many gulls come to Okhotsk area. But my  ability of distinction as gulls is not good. I took many gull’s photo, but I don’t know these name. Many Hokkaido Sika Deer are crowded in peninsula of Shiretoko.

たぶんシロカモメ
Glaucous Gull ?

オホーツク地方には冬、色々な種類のカモメが来ます。しかし、残念ながら私にはそれらの細かい種同定が出来きれません。シロカモメの系列は成鳥になると翼の上面がグレーになってしまうのですが、幼鳥時代はこのように白い状態になります。

漁港も冬はあまり活性がないので、カモメもわんさかいるという状態ではないのですが、どの漁港覗いても何かしらのカモメが入っています。あんまり逃げないので、ゆっくり見ることが出来る鳥ではあるのですが、種類の見極めが難しいものが多いです。

たぶんシロカモメ
Glaucous Gull ?

奥もたぶんシロカモメ(成鳥)。手前もたぶんシロカモメ(幼鳥)。普通は体格もあまり変わらない大きさになるのだけど、個体差とか、亜種とかでなんだか別の種類に見えてきます。

まあ詳しくないので、あれこれ言うと間違うのでこのへんでやめときましょう(^^;。

エゾシカ
Hokkaido Sika Deer

港にね、冷凍の魚が落ちてるんだと思ったのよ。でもよく見たら、エゾシカの足だよね。カソク。ブタの足が豚足なら、シカの足は鹿足だよね。おそらくは、キツネとかワシとか死体回収業の方々の仕業だと思うけどまあ、びっくりしたわ。

しかし、見れば見るほど肉のない場所だね。だから捨ててったのかな。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

知床もだいぶ先の方までやってくると一気にシカの数が増えるんだ。それとあまり人間を恐れない。春先は、雪が道路周りから溶けるので土がまず露出するのは道路周り。(除雪具合にもよるけど)ここに鹿が大挙して押し寄せるので、ものすごく衝突事故を起こしそうで恐い。

知床は鹿猟が出来ないところなので、鹿もそれを知ってか、冬の猟期にはこのエリアに集まってくるようです。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

細かくて申し訳ないけど、さっきの写真をヒキ気味で撮るとこういう状態に。鹿だらけ。エゾシカの扱いで北海道と環境省が意見対立させてたようだね。身近で見てるとやっぱり「食害」や「踏みならしの害」というのは相当なものだと感じてはいます。保護、駆除、どちらにしても人間が個体数をコントロールする事になる。

保護も駆除も、いつまで続けて行くことになるんだろうと途方にくれる。(でも他の生き物を導入もしくは再導入して、駆除するというのはよくないと思います)

手塚治虫のブラックジャックの本間先生の一言がなんだか思い出されます。(動物を対象にした言葉じゃないけど)

人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて
おこがましいとは思わんかね?

獣医として、害獣対策の仕事にも関わったものとして、環境対策の仕事にも関わったものとして、外来種対策の仕事にも関わったものとして、こういう事は割り切らなきゃいけないのではないかと思うけど、まあ、麻痺するよりはましかなと思う。

人間という動物が生きて行く上で、犠牲になる生物はたくさんいます。そこに意識を持って生きていないと、保護にしても駆除にしてもなにかが台無しになっている気がします。

疑問は常に持たないと。

オオワシ
Steller’s sea eagle

難しい話をしたけどね、単純に私は野生動物があるべき野生にいることが美しいと思うんだ。

オオワシの飛翔、下から見るとあんまり美しくない(個人的感想)けど横から見た時のこの美しさと言ったら!白と黒のメリハリにワンポイントの黄色。良いデザインだねえ。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

まぁ、なんというか、テレビで議論されているのを見ながらあーだこーだ思うよりも。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

ちゃんと自分の目で動物を見にいって、自分の意見を考えて欲しいと思うんだ。それが間違っている、正しいというレベルの議論で終わらせないように。(part3/3に続く)


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Winter travel in Okhotsk 2010 part 1/3

I wanted to go out my home except my work. So, I went to Okhotsk in East Hokkaido. I lived in there past. I like there.

蓮氷
Ice likes a lotus-leaf.

前回、煮詰まってる感覚に苛まれてきていたので期間は短いけど、道東の空気を吸いに行ってきました。札幌の端から夜中に出発、高速は土日1000円を利用して翌朝には網走に。延々と暗いまっすぐな道を走り続けてきて、信号が無く楽なのだが、刺激も無くそちらとしては辛い。高速道路の建設計画も進んだようで、札幌から網走までほとんどの時間を自動車専用道で進んでいけるようになってきた。

網走の港に着くと、水の動きの少ない小さな埠頭の周りには上のような蓮氷が張っている。でも、出発直前に張り出した暖気のせいで、蓮氷も厚さが無くペラペラだった。

少しの流氷帯
Drift ice

今年はがっつり流氷来たので喜んでいたんだけど、
まーこれが相当な沖までいなくなってて岩に引っかかったような
小さな流氷がちょっと残ったくらいだったのが残念。

オジロワシ
White-tailed eagle

とはいえ、ちょっとうろつくだけですぐに目に付くオジロワシ。さすがは道東といったところ!網走湖ではアザラシがくつろぐ姿を期待したのだけど、河口堰の工事の影響かな、1頭も姿見ることが出きなかった。ここは結構期待してたので、残念感は大きかった。

ただ、年取ったからなのか、生き物見るスタンスが変わったからなのか、なにか根本的に脳みそが改造されたからなのか、残念であっても別段悔しい気持ちはない。

昔だったら旅に出るときは「◯◯を見るんだ(撮るんだ)!」と出かけていったので、その分エネルギッシュだったけど、外れるとイライラしていた。今は情熱、という感じのものはなくなってしまったけど、いい言葉で言えば余裕がある。

写真撮る人間としては、エネルギーを傾けて撮影するのが自己表現が強く出て良いような気もするものの、私の撮影したいと思うものは、「緊張」「一瞬」「衝撃」より「なにげなさ」なので、エネルギーに欠けてしまうのは仕方ないのかも知れない。

私の場合は、緊張しながら、あるいはイライラしながら撮影するとあんまり良い結果が残ってこないので、晴耕雨読みたいなナンパ撮影旅行だった今回はいくつか気に入った写真が撮ることが出来た。

それらは、またいずれ別の場所で紹介したい。

ワシカモメ?
Glaucous-winged Gull?

網走の海岸でよく見ていたカモメどもも、環境が変わったせいか、見づらくなっていた。以前は頑張って、セグロカモメの系列の細かい種類を識別出来るようになってみたいと頑張った時期もあったのだけど、どうにも覚え切ることが出きず、しばらくカモメを見てこなかった。久しぶりにカモメを見ると、基本的な種類と思っていたものもだいぶ曖昧になってしまいました。

念のため、なんか変なやつだな?と思ったやつなどは写真を撮っておいたけど、定期的に自分の目で見続けるということがどの動物の識別でも、必要なことだと思われます。

ゴマフアザラシ
Spotted Seal

網走の港で昔は時々浮かぶゴマフアザラシを見ていたので、人気少ない埠頭に行ってみたところ、アザラシがやっぱり寝そべってた。7~8年前には一度ワモンアザラシらしい個体の迷入も見かけたけどこれはやっぱりゴマフアザラシっぽく見える。

もっとよく観察しようと思ったときに、目の前でカモメどもが大喧嘩をはじめて、それに気を取られているうちにアザラシは消えてた。。なんてこったい。

昔から、網走にアザラシ見に行こうぜ!と言おうとすると口が回らず、「アバラシ」を連呼していたので、個人的に網走のアザラシのことを「アバラシ」と呼んでいたのだけど、同じように考える人もいたようで、twitterで「アバラシと呼んでくれてありがとう」と何故か礼を頂いた。

「アバラシ」派と、他地域と同じく「アバちゃん」派に分かれているようだけど、アバちゃんはなんかコンニャクウオとかビクニン系の魚のアバチャンみたいで、なんかかわいらしさがないように感じる(^^;

アバチャンの姿は下記を参考にされたし。
アバチャン画像検索

オオワシ
Steller’s sea eagle

道東はひらけているのと、オオワシやオジロワシの飛来個体数が少なくないので、電柱にとまってる姿を時々目にする。よく生き物ドキュメンタリーで放送されるオオワシとはイメージが結びつかないもので、なんだか違和感を感じるが、かなりこの姿は普通。オホーツク名物電柱オオワシと呼んだりもする。(個人的に)

写真に写っているハシブトガラスと比べればオオワシ大きさはなんとなく想像できるけど、とにかくデカイ。

でかいけど肝っ玉はあまりでかくないので、人が歩いたりしてると結構簡単に逃げてしまう。さらに夢のないことを言うと、オオワシもオジロワシも、トビと同じような餌のとり方をしていて、いわゆる「死体処理班」的な役割の鳥です。他の動物をガーっと襲って食べている姿は、そう簡単には見ることが出きません。でもまれには襲うことがあるので、オオワシやオジロワシが上空を飛ぶと、カモやカモメは跳び回って逃げます。

しかしこれがトビだと、スズメすら逃げません。ちゃんと識別してるんですね。

オオセグロカモメ
Slaty-backed gull

濤沸湖はカモメがうじゃうじゃ溜まっているので、とりあえず個体の写真は撮りやすい。でも、なんか殺気立ってて、他の個体との干渉も多いので、あんまり好みの場所じゃない。

水面がちょっといい感じに光ってたのでこういうのバックで撮ってみようと思ったのに、嫌がらせか?かならずこういう表情(なんかくれ!)してくるもんで萎えてすぐ引き上げてしまった。

そういえばパンまき再開したみたいだね。鳥インフルであれだけ大騒ぎしてたのに、すぐもとに戻るものだね。

オオハクチョウ
Whooper Swan

オオハクチョウもとても絵になる鳥なんだけど、すぐ飽きちゃうんだよね~。自分の中のオオハクチョウのイメージは1年だけ売れるお笑い芸人のような…一発芸がとてもインパクトあって、面白いんだけどすぐ飽きちゃうんだけど、それしか売れないからずっとその一発芸を続けているような…。

オオハクチョウさんごめんなさい。人間にみせるためにディスプレイしてるわけじゃないんだもんね。

キタキツネ
Ezo red fox

濤沸湖は、色んな意味で餌が豊富なようで、よく湖面の氷上をキタキツネが歩いてる。間近で見るキタキツネも面白いけど、これくらいの距離で見るキタキツネにはかっこよさを感じるな。

シロカモメ
Glaucous Gull

シロカモメも間近だね。ということで、そろそろ別地点に移動するのでございます。(part2/3に続く)


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Insect collecting

I stayed with a son in a cottage. I am very happy recently because I can play with a son in a field.

アオダイショウ
Japanese ratsnake

北見での調査のあと、息子たちと待ち合わせて丸瀬布町でバンガローに宿泊した。結構人気がある場所のようで、人はかなりいたが、丸瀬布の森林は濃く、たくさんの昆虫など見れたし、蛇も見つけることができた。人々が騒いでいた所に息子たちが行ってアオダイショウを見つけてきた。なんとも可愛らしい。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

鱗も超マクロで撮影してみた。鱗の形も子供っぽいんだね。まるで人間の子どもの乳歯のようなイメージ。

ミヤマクワガタ
Stag beetle

ミヤマクワガタのオスはカッコいいねえ。(この個体は前行く車にはねられたらしく、羽に障害が。)4泊したのだけど、見つかるクワガタは♂は全部の種類合わせて3匹。(ミヤマ、アカアシ、コクワ)それに対して♀は採集したものだけで6匹。(アカアシ、ミヤマ)いたけど採らなかったのが50くらいはいた。メスばっかりだなあ、と思ったらオスは初夏以降はあまり活動的ではないみたいね。むしろ昼間に木を蹴ったりしたほうが採れるみたい。

今年から小学校に入った息子の自由研究に連れて帰った。(が、自由研究は別テーマになったらしい)

ノコギリカミキリ
Long hornde beetle sp.

ノコギリカミキリは大きめだし、迫力があるのでちょっと苦手。掴むとヒステリックにキーキー鳴きまくるし。でも、よく見る種類で撮りではあるので撮ってしまう。使いどころもないのだけど…(^^;

シダクロスズメバチ
Hornet sp.

バーベキューしてると飛んできてうるさいスズメバチ。黒雀系ってのはわかるけど、以前結局同定できなかったから今回は正面顔を撮っておいて同定できた。シダクロスズメバチ。あまりにうるさく飛び回るので、少し離れたところにご飯、肉の脂肪、サケフレークを置いてみた。

圧倒的にサケフレークが人気でした。そのおかげでゆっくりバーベキューできました。

ヤンマ?オニ? Dragonfly sp.

たまには父親の威厳を見せなければならない。ということでトンボ3連続ゲット。でも、なんか少し体格が小さくてショボイんだよなぁ。(でもこの複眼のくっつきかただとオニヤンマ?)

意外とトンボは採りやすいのだけど、子ども用の網で力任せに振り回すと胴と頭が離れてしまうので匙加減をうまくやらないと、惨劇を見ることになる。

オオキノコムシ
Mushroom insect sp.

今回の昆虫の自分的ナンバーワンは、このオオキノコムシ。初めて見ることできた!!オオキノコムシ類でも筆頭のでかさで、昔図鑑でキノコムシの載ってるページで最大の大きさを誇示していたかっこいい虫!!でも、息子たちはほぼ無関心…。アレ、、なんで??こんなにカッコいいのに。

やっぱり昆虫探して歩くのは楽しいね。

このほかにもキタキツネがアオダイショウをくわえて歩いていたので咄嗟にクラクションを鳴らしてしまった。驚いた狐が道路に落として行ったけど、アオダイショウは頭を噛み砕かれて完全に息絶えてた。

とても緑の強い個体で、頭から流れる鮮血の赤と対比されて異様な美しさ(?)グロさ(?)になっていたが、少し離れたところで狐が「返してくれ」と見ていたので写真に撮らずすぐ返して退散しました。

1枚くらい撮っとけばよかったかな…。

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Research

I investigated the salamander around Kitami City. Because they were investigations such as Rana virus and chytrid fungus, I captured the individual. As for the individual in the photograph, the mandible turned red. And, he was not able to keep the physique normal. Though an unpleasant result only has not to come out.

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

帯広でアカミミガメの話などを聞いた後、北見市周辺でサンショウウオの調査をした。Rana virusやツボカビなどの調査なので、個体を確保した。写真の個体は顎が発赤していて、体位を正常に保てなかった。嫌な結果が出なければいいのだけど。

もう一つの可能性、捕まえるときに傷つけてしまった可能性。(優しく扱ったつもりだったのだけど…)そっちだとしても気分はブルーだのう。。。

(2009.09.19追記:ラナウイルス・及びツボカビの検査結果が届いて、どちらも陰性と言うことがわかりました。)

ヘビの抜け殻
Cast skin of a snake

以前のヘビ天国で散策。だけど見つかるのは抜け殻ばっかりで生きてる蛇はみつからんのう。。。ちなみに抜け殻はシマヘビとアオダイショウ。生乾きで臭かった…。

トリカブトsp.
Aconite sp.

蛇探しても出てきてくれないので、そこから山へ。8月の初めだったのだけど、もうトリカブト類が咲いてる。しかもこんなに花が上向いて開いてるトリカブトは初めて見たなあ。そういえば、今年はレイジンソウspをみなかったな。あれを綺麗に撮りたいなあ。(花は綺麗だと思うんだけど、なんだか汚いかたちになっちゃうんだよね)


?

北見の常盤公園に来た。数年前のフリーペーパー的新聞でアカミミガメの越冬がささやかれた池だ。池に行ってみると網が結構設置してあった。

とある大学が個体調査始めたみたいだね。網に入っていたのはアカミミガメ3匹。(原図を拡大するとなんとか3匹わかるけどここに載せたのでは無理っぽいね)

アカミミガメは、北見のような極寒の冬も越冬している可能性もある。でも道内では越冬失敗して死ぬカメも多いようなので、もしかしたら、次から次へと放流しているたちの悪い人がいるのかもしれない。おそらくそれを調べるための個体調査なんじゃないかなと思う。(いずれ聞いてみたいと思う)

カメは北海道では元来生息していない。だけど、あちこちでこのアカミミガメやクサガメなどが見られたりする。卵は産むかもしれない。でも多くの場合は、温度が低いなどの理由で卵が孵らなかったりという障害があって、爆発的には増えないかもしれない。

しかし、捨てる人がいたり、越冬をする個体がいれば、ずっとカメはそこに存在してしまう。年々発見数は増え、範囲も広がりつつある現状があります。帰化(外来種が繁殖して定着する)でなくても、単純に越冬するだけで、環境は変わってしまう可能性はある。

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Kitami

I went to Kitami in east hokkaido. This time became it at the end though I had regularly gone there. I will have the change of heart in the future though I will think that I go to the east side of Hokkaido in the future.

ヤマゲラ
Grey-headed Woodpecker

北海道の東、北見に私は以前住んでいた。北海道の東では指折りの都市だが、少し移動すればとても素敵な森林が待ち受ける。ここを拠点にフィールドをいろいろするのは楽しかった。

おそらく、今後も折を見て北見には出かけるだろう。定期的に北見には行っていたのだが、これからは定期的に行く場所が変わるので、それほど多くは北見には行けないかもしれない。

そう思って、北見でお会いしてみたい方と、拠点としていた場所の近くでフィールドをしてきた。朝焼けのヤマゲラ。そしてエゾリス。こんなものが住んでいるところからすぐ見れるなんてとても贅沢だ。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

たぶん、これからも北見の方には出かけることがあると思う。さびしい気持ちも大きいが、ちょっと頑張ればすぐ行けるんだよね。

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Sea otter

I was going to come to Sapporo from Kitami. However, I heard the information that the animal that was Kushiro appeared, and returned via Kushiro. I met the sea otter in Kushiro. There were a lot of spectators. A sea-otter is the environment that can feel relieved, but has a feeling that the heartless human being appears only in this when people gather.

北見から札幌に戻る日の前夜、釧路でラッコがいるという話を聞いた。

人だかりになっていく予想はついたが、せっかく野生のラッコが見れるかもしれないということなので、寄り道して帰ることにした。

釧路のラッコが現われている場所は交通量が多い場所で、路上での駐車は無理~ということはわかっていたので、近くの有料駐車場にお世話になったが、混んでいるらしく、滞在1時間を約束に川に向かった。

最初30分は何も現われず。(ちなみに見に行ったのは、ラッコが確認されてから2日目のことでした)

近くで見にきた地元の人も、「ちょっと寄ってっただけで、海に帰ったんでねぇべか?」とか話していた。それはそれでいいかなと思った。

川から見ると、昨日現われてたと思しき場所には大砲のようなレンズを構えた人々が集まってる。
自分は集団化が苦手なので、対岸からのんびり見ている。
川にはボートに乗ったTV撮影クルーまでいる。地元の人々も、これに対しては渋い顔。

ふと、大砲の列の足もとに、でかいミンクみたいなのが浮き上がった。(上の写真)
…どうやらこれが件のラッコ、「くぅちゃん」か…。本当に、大きなミンクという印象。

子供達はラッコに大声で呼びかけている。子供達には悪意はないんだよね。
でもラッコにとっては、この声援の意味もわからないし、もしかしたら、威嚇と捉えてるかもしれない。

あるテレビのクルーはボートでラッコを追い回している。地元の人と、「あちゃぁ~、ありゃ良くないね~」と話していた。

ラッコ
Sea otter

追い回されたラッコが、突然自分たちが見ていた場所のすぐ近くに浮きあがってきたので、その場所にものすごい数の人間の黒い波が押し寄せてきた。北海道でこういう集団化は結構珍しいよ。。。

とりあえず、写真を何枚か撮っていたんだけど、人が増えるにつれて、腹の底からこみあげるものが…。
やべ…。パニック発作だ…。
テレビカメラも人も押し寄せてきている。ここで吐いたら、絶対「今日のくうちゃん」コーナーで殺られる…。イ、イヤダー(泣)

ちょうど、自分の後ろにカメラを持った人が来たので、

あ、この場所、私もういいんで、どうぞどうぞ。って言ったのに、気を使ってくれちゃって
「あ、私後から来たので、心行くまで撮っててください」
や、優しいが、悪魔…。

こみ上げるものを2度3度押し下げ、やっぱり耐えきれなくて橋の周りを離れて、
ひとりさびしく吐く。
まあ、すぐ発作薬飲んで落ち着いてはくれたんだけど。

駐車場に戻ると、
「あれ?まだ45分ですよ?それにまだラッコいるみたいですけど…?」
いやいや~、もう、十分堪能したからいいんですよ~と、釧路を後にした。

不調はしばらく続き、帯広でぐったり寝たり、夕張でぐったり寝たりしながら札幌に帰ってきた。やっぱり人が多いところで動物を撮るのはもういいよ~。

このラッコ、2/23現在まだいるみたいだけど、どんどん野生動物と人間との関わりの難しさが浮き彫りになっていくと思うので、早く、海に移動したほうがいいなって思ってる。

今年はわからないが、襟裳や根室でもラッコは冬に毎年確認されているようです。私はくぅちゃんより、襟裳ですごい遠くのラッコをプロミナーでもゴマ粒のラッコを見たときのほうが興奮したなー。

自分で見つけるのと、いるものを見に行くって違うものですね。

でも、今回は野生動物を身近で観察できる機会ってあまりないから見てみたいというのが一番強い気持ちでした。

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Tsubetsu Winter2009

I went to Tsubetsu. There was much snow. I cannot see a lot of animals. Only I could see an Ezo red fox.

木々

なんにも動物がいないものだから。これはただ、木を撮っただけです。ほかの写真家さんがこういう感じの写真を撮っていて試しに撮ってみました。やっぱり三脚がないと横ブレも入ってだめですね。動かないものを撮るっていうのは、本当に奥が深いものです。偶然性が低いだけに。

思い立って、冬の山方面に出かけてみました。今までの経験からして、昼も日が昇ってからホイホイ山に行って動物を見るのは容易ではないことは想像がついたけど、ここまではずすことも珍しい。

見れたものと言えば、カラス2羽のみ。あとはクロテン系の足跡。これはひどい。いくらやる気がなくてもひどすぎる(苦笑)

でも、津別という土地はとても好きな場所です。
もう、半端なく寒いところで何かいないか待っていたらジリジリと指先から血液が後退していって冷え、凍傷に向かう感覚が実感できましたよ。

脳みそにも行く血が減って、糖分不足でボウっとしてきたので、近くにあった温泉でぐったりしてきました。いくら不景気でも、末端への血液はカットしないでください。

結局、温泉に入りに津別に行ったのです。そういうことにしておこう。。。

キタキツネ
Ezo red fox

別の日だけど、滞在先の結構近くでキタキツネを見つけました。けっこう立派な毛並みのキタキツネ。こういうキツネをゆっくり見れるのは幸せ。このフサフサした感じは本当に気持ちよさそう。

シラカンバ
Japanese White Birch

さて、そろそろ花粉症も最盛期に向かいますよ。スギ地帯の方々、予防の相談はお早めに。

ちなみにこのシラカンバも花粉症を引き起こします。スギもいろいろ、花粉減産型のものとか開発されているけれど、植える前に雌雄が簡単にわかる方法ができたら、花粉症も蔓延しなくて済むんだろうかね。

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Abashiri Winter2009

I went to Abashiri. East from Abashiri has many ports. I looked for seals. But I could find only 3 seals…

冬のオホーツク海はやや荒れ気味

以前はよく、天気の荒れた冬に網走以東の港を巡って鳥を探して回った。しかし、それほど鳥運もなく、あまり当たりだったことは少ない。けど、時々見るアザラシが面白かった。

もともと運転は好きなので、疲れるけどおもうよりは負担にならない。

今回は、何か海棲哺乳類がいればいいなと、知床の付け根、ウトロから網走までアホのように港を制覇してきた。

一部の港はもう漁に出ていないから、雪積もってて、車で入れない。小さな乗用車だとスタックしそうだったけど、そこは「Konjoh」と「Doryoku」で乗り切ってみた。

オジロワシ
White tailed eagle

鳥はあまり見ないとはいっても、普通にいろいろはいる。写真のオジロワシを筆頭に、オオワシやカモメ各種、そんでたぶんワタリガラスらしきシルエットを見ながら港を巡る。

意外に交通量は多いので、急停車して路肩に車を停めて写真を撮るということも難しいので、移動中は運転に専念。。。ワタリガラスはゆっくり見たかったよ。同じ場所で何年か前にも見たけど、警戒も強いし、何故か常に飛んでる。

オオワシとデレデレ遊びながら飛んで尾根伝いに消えやがる。くそー。。。ああ、いかん、運転運転。。

ウミガラス冬羽
Common Murre

ただのウミガラスの冬羽は久しぶりだ。多く見かけるのは、ハシブトウミガラス。これは結構港にも入っているし、今回も5羽くらい見れた。

対してただのウミガラスはあんまり見ない気がする。冬羽としては、ウミガラスの方が綺麗だな。

ハシブトウミガラスが珍しく5羽くらい群れてたので、適当に写真撮っておいたら、3羽は明らかに大きさが違うのにあとで気がついた。(写真ここに載せてないけど)どうもウミスズメ類だったみたい。どんだけ適当だよ。。。(鳥観察眼)

まあ、でも、基本的には海に浮いてて、ただの白と黒の鳥ですよ。


真ん中でうねうねしてるものにご注目ください
Scene of Seal

 

しかし、稚内や佐呂間のようにアザラシが常駐している場所ではないようなので、見つけるのもなかなか時間がかかる。今回はウトロから西へ向かってきたが、最終地点の網走でようやく蠢く物体を見つけた。

ゴマフアザラシ
Spotted seal

アザラシは毛が乾いたり毛並みの方向によって全く違う斑紋に見えたりする。

このゴマフアザラシも、一瞬クラカケアザラシのようにも見えないでもないけれど、腹側とかよくみるとちゃんとゴマがある。

それにしてもその後ろ足の緊張感のなさは、一体何なんだ?こいつはいろんなポーズでヨガをしていた。ヨガを極めなさい。

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Monbetsu Winter2009

I went to Monbetsu. There are some winter creatures and there is Okhotsk tower. Okhotsk tower is in the sea, we look many creatures in the sea from tower.

エビか何かの甲殻類の仲間
Shrimp?

紋別にはオホーツクタワーがある。このオホーツクタワーは海の中に突き刺さってるタワーで、海中から窓の外の生き物を見ることができる。
ここの施設は大好きで、年間パスポート(1000円)も持っている。普通の入場料が800円だから、2回で元がとれる。
動画のは展示のクリオネだけど、流氷が来ている時だと運が良ければ窓から野生のクリオネを見ることも出来る。

水中の窓から海の下の生き物を覗くのは、なまら楽しい。大きな生き物は少ないが、細かい生き物がいろいろ見つかる。

普段は気にしないようなモノたちだけど、同じ目線から見ていると興味が湧く。また、このタワーを3階まで登ると海の上を一望できる。喫茶ラウンジ的スペースになっていて、ここからゴマフアザラシを探すことも出来た。(見つけたのは3頭)ガラス越しの写真になるから、ここでは撮らなかったけど、タワーの外でも数個体見れた。

甲殻系の生き物だろうか?

でも、ほとんど名前のわかる生物なんていない。こいつだって、甲殻類までしかわからん。ムカデ的な、フナムシ的な存在なんだろうとは思うんだけど、 難しいね。緑色がなんとも言えず面白い。

ミノウミウシ系?

こいつは1cmくらいなんだけど、ミノウミウシみたいに見えた。貝殻はついてなさそうに見えたけど、実はついてるのかな。ツブ貝みたいのもちょこちょこいたよ。食べたくないけど、テンションあがって血圧下がって失神しそう。。。

ヒメウ
Pelagic Cormorant

いきなり目の前に潜ってくるヒメウには驚いた。トイレに行きたくて我慢してたんだが、危うく緩むところだった。数秒間、この窓の前にいてくれたので、なんとか写真には収めることができた。

もう1回、春前に行って、野生のクリオネ見てきたいなあ。

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