Unsatisfactory

In Miyakojima island 宮古島産

ミヤコヒバァ
Miyako Keel-back
Hebius concelarus

大変見つけるのが難しかったヘビ。環境の悪化によるものか、他地域に住むガラスヒバァと比べると、そもそも見かけない。(ヤエヤマヒバァにも嫌われているのか、なかなか出会えないのだけども)

ようやく、出会えたと思ったら、脱皮前で目が濁って体の色がくすんでた。

In Miyakojima island 宮古島産

これも残念な話だけど、見つけたのは偶然。林の中に不法投棄されてたマットレスをひっくり返したら隙間に入ってたんだ。

In Miyakojima island 宮古島産

舌はヒバカリやガラスヒバァと同じく、先端がおしゃれ黒い。

In Miyakojima island 宮古島産

またいつか、脱皮前じゃないミヤコヒバァに会えるかなぁ。

In Miyakojima island 宮古島産

※2019年現在、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類(EN)。レッドデータおきなわで絶滅危惧Ⅱ類。IUCN版(世界版)Red-List Ver3.1でもEndangeredに指定されている。
宮古島市自然環境保全条例の対象種なので捕獲はできません。

※現在宮古島にいるのではなく、過去の写真で書いています

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Like the worm

In Iriomotejima island 西表島産

ブラーミニメクラヘビ
Brahminy blind snake
Indotyphlops braminus

ミミズのような大きさで見た目。動きをよく見ているとヘビだとわかりますが…。

In Iriomotejima island 西表島産

これを見つけてもヘビを見たようなテンションが来ないのですが。

また別のテンションが来る感じ。ちょっといい虫見つけたときみたいな。

In Iriomotejima island 西表島産

動いてないとヘビだってわかんないんだよね。

In Iriomotejima island 西表島産

あー、舌出してる写真、撮ってなかったなぁ。

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不覚

昨日は、外出先で体調悪化。ご心配をおかけしてすいません。ご迷惑おかけした皆様、申し訳ありませんでした。いつもなら外で、発作的な体調悪化をしないように対応対策なるべくして行くのですが、昨日はいろいろ準備不足でした。

仕事の流れは変わってしまったけど、無事に予定していたことは済んで良かったです。

ちょっと今は、活動や仕事絡みで上手に進められていないものもある状態で、立て込んでおりますが、受けさせて頂いている仕事は完遂できるよう体調整えていきますね。

あと、大したことではないのですが、一段落したらWEB関係のお知らせをしますね。

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Prickle

トゲウミヘビ
Hardwicke’s sea snake
Hydrophis curtus

This photograph is prickle on the scale of Hardwick’s sea snake.

2012年まで、日本産両生類爬虫類として扱われていたトゲウミヘビ。しかしその後、リストから削除されました。
(記載根拠となっていた標本の種同定が誤っていたようだ、とのことです。また聞きのまた聞きなので、正確な詳細はわかりません。すいません)

昔の図鑑などではトゲの形状が具体的に書かれていなかったので、もっとすごい長いトゲが全身びっしり…?のような想像をしたりもしましたが、鱗から短いトゲが出ていますね。

キールの延長線上と考えれば、それほど奇抜な組織ではないようにも思えてきます。しかしこれで絡みつかれたら、かなり痛そうです。

※この写真は群馬県にあるジャパンスネークセンターで展示されていた標本を撮影した写真です

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メモ:ヒキガエル類の毒①

②はこちらに。

毒が手にたくさんついた場合に、どう洗ったら効率的なのかを調べててわかったものをメモ的に残しておく。

結果、アルコールでよく揉んで溶かし出してから水で流し去れば良いのかな?という感じ。

ブフォトキシン C40H60N4O10

水に不溶。強心ステロイド。
メタノール可溶・エタノール微溶

ブフォテニン C12H16N2O

水に不溶。アルカロイド。
エタノール・酸・アルカリ可溶
悪心、嘔吐、血管痛。発ガン性。幻覚。

ブフォタリン C26H36O6

ブフォトキシンを加水分解してできる強心ステロイド
アルコール・クロロホルムに可溶

◎アルカロイドとはNを含む塩基性の天然物質

◎ステロイドとはシクロペンタヒドロフェナントレン基本骨格の天然物質

蟾酥(せんそ)

アジアヒキガエルやヘリグロヒキガエルの耳腺分泌物、皮膚腺分泌物を集め、乾燥させたもの。”救心”などで使用されている。

蟾酥(センソ)は以下の物質を含む

・ブファリン
・レジブフォゲニン
・シノブファギン
・ブフォタリン
・シノブフォタリン
・ガマブフォタリン

アルコール溶
強心、血圧⤵、血管拡張、胃液⤵、局所麻酔、抗炎症

毒なので、個人が適当な容量で使用しないで下さい。処々の薬効も行き過ぎれば命に関わります。

参考 : 「かんガエル」に関するまとめのページ

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かんガエル2019年5月のまとめ(令和最初)

2019年5月現在の「かんガエル」での調査の結果をまとめておきます。

4月末での状況(累計)
アズマヒキガエル成体365、卵紐バケツ(15リットル)46杯

5/1 昼
・北ノ沢の産卵池
アズマヒキガエル成体3匹捕獲、卵紐はバケツ2杯。
新規の産卵は7個体分と思われた。
(累計:成体368、卵紐48杯)

5/2 夜
・北ノ沢の産卵池
アズマヒキガエル成体33匹捕獲、卵紐はバケツ0.1杯。
新規産卵は2個体分。
(累計:成体401、卵紐48.1杯)

5/3
・4/27に真駒内公園内でアズマヒキガエルの成体の写真が撮られ、情報が寄せられる

5/4 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキガエル成体4匹捕獲、近辺で轢死体1、卵紐はバケツ0.5杯。
新規産卵4個体分。
(累計:成体406、卵紐48.6杯)
★だいぶエゾアカガエルの孵化が進んでいる
(と思われたがヒキガエルだったのかも)
・北の沢川(支流)堰堤群
アズマヒキガエル成体なし。卵紐バケツ0.3杯。新規産卵2個体分。
(累計:成体406、卵紐48.9杯)


・北ノ沢産卵池
周辺でアズマヒキガエル成体7匹捕獲。
(累計:成体413、卵紐48.9杯)

5/7 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキガエル成体捕獲できず(鳴き声1)、卵紐バケツ0.5杯。
新規産卵3個体分。
(累計:成体413、卵紐49.4杯)
★種不明だが、幼生がいっぱい

5/9 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキガエル成体なし、卵紐バケツ0.05杯(取り残しを拾ってきた)。
新規産卵なし。
(累計:成体413、卵紐49.45杯)
★ツチガエル産卵開始。種不明の幼生が数十匹。

5/12 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキガエル成体1捕獲、卵紐バケツ0.05杯(取り残し拾う)
新規産卵なし
(累計:成体414、卵紐49.5杯)
★ツチガエルよく鳴く。卵塊もあり。
★水温高い(25℃以上ありそう)、サンショウウオきついか

5/14 昼
・北ノ沢産卵池(水温25℃を超えている模様)
アズマヒキガエル新規産卵なし、除去できる卵紐もなし
成体なし
幼生多数(この時点ではアズマヒキガエルの幼生か自信が持てず→後にアズマヒキガエルと確定)
エゾサンショウウオの卵嚢の95%は死亡している模様(高水温によるものっぽい)
今季エゾアカガエルの産卵はあったが、幼生は行方不明(死んだ?)
ツチガエル卵塊も育っている

・真駒内公園用水路、奥地の水路的池
アズマヒキガエルの痕跡は確認できず

5/16 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキ成体は一声鳴いたが、捕獲できず
卵紐はなし
幼生が多数発生
ツチガエル成体がちょこちょこ
エゾアカは確認できず
エゾサンショウウオの卵嚢は見えたものは全滅してそう

・周辺の堰堤等
アズマヒキガエル卵紐1腹分(バケツ0.1杯分)
(累計:成体414、卵紐49.6杯)
アズマヒキガエル?幼生少数(後にアズマヒキガエルと確定)

・他止水調査
アズマヒキガエルの痕跡はなし
エゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵などを順次確認

・真駒内公園
ヒグマ出没により、立ち入り不可

5/20 昼
・北ノ沢の繁殖池
アズマヒキガエル幼生と確定。多数確認(1000弱を駆除)
(累計:成体414、幼生1000、卵紐49.6杯)
エゾサンショウウオの幼生6確認。
(20m程度離れた、ヒキガエルの産卵のない止水に隔離)

・周辺の堰堤等
アズマヒキガエル幼生確認。(100弱を駆除)
(累計:成体414、幼生1100、卵紐49.6杯)
エゾアカガエルとエゾサンショウウオの産卵はあったが幼生を確認できず

5/22 昼
・北ノ沢の繁殖池
アズマヒキガエルの幼生500弱を駆除
(累計:成体414、幼生1600、卵紐49.6杯)

・周辺の堰堤等
アズマヒキガエル成体1を河川内で捕獲
幼生20を駆除
(累計:成体415、幼生1620、卵紐49.6杯)
エゾアカガエルの幼生20+を確認(ヒキ幼生と混泳してて厄介)

5/23 夜
・打ち合わせ(今後の活動の検討)

5/25 旭川にて活動の発表

5/28 昼
・北ノ沢繁殖池
アズマヒキガエル幼生 少数(道具がなく駆除活動できず)
後肢が伸びてきている

5/30 昼
・北ノ沢繁殖池
アズマヒキガエル幼生 16防除
(累計:成体415、幼生1636、卵紐49.6杯)

・周辺の堰堤など
アズマヒキガエル幼生 10程度(道具不十分につき防除せず)

5/31 昼
・北ノ沢繁殖池
幼生見えず(しかし確実に取り逃しはいる)

・周辺の堰堤など
アズマヒキガエル幼生 12防除
(累計:成体415、幼生1648、卵紐49.6杯)

・砥山地区
アズマヒキガエル確認なし
ツチガエル
アマガエル声

参考 : 「かんガエル」に関するまとめのページ

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かんガエル2019年4月のまとめ(平成最後)

2019年4月現在の「かんガエル」での調査の結果をまとめておきます。

4/22 夜
・北ノ沢~中の沢に向かう山際の路上でアズマヒキガエルの轢死体1を確認。今年の初認。(成体累積1)

4/23 昼
・北の沢川(支流)沿いの林道でアズマヒキガエルの轢死体発見。(成体累積2)
・北の沢川(支流)の堰堤、No.2床固工付近でアズマヒキガエル卵紐(メス3個体分程度)を確認。駆除。(卵紐累積バケツ15リットルのもので0.7杯)

4/23
・北の沢川(支流)沿いの林道路上でアズマヒキガエル成体130個体程度を確認。捕獲(成体累積132)。

4/25 昼
・北ノ沢・中の沢エリアの止水巡り…ヒキガエルの痕跡はなし
・北の沢川(支流)沿いの個人宅池(C池)にてアズマヒキガエルの産卵を確認。家主の許可を得て、駆除。成体150、卵紐がバケツ18杯。(成体累積282、卵紐累積18.7杯)
その他エゾアカガエル卵塊2、エゾサンショウウオ卵嚢10+、ツチガエル越冬幼生2)

エゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵を赤矢印で示した。それ以外は全てヒキガエルの卵紐

・北の沢川(支流)付近の道路上で轢死体8(成体累積290)
・夜間鳴き声調査。北ノ沢ルート・南沢ルート・八剣山ルートともにヒキガエルの鳴き声なし。エゾアカガエルの鳴き声が散発。C池周辺にて路上のアズマヒキガエル5匹捕獲(成体累積295)
・北ノ沢川と中の沢川合流点より少し北ノ沢川の上流でアズマヒキガエル成体が水中に入っているとの情報あり。写真でアズマヒキガエルと確認。捕獲はできず。

4/26 昼
・C池にて軽作業。卵紐をバケツ2杯分駆除(卵紐累積20.7杯)
・6匹分の成体の死骸を確認。皮を剥かれて捨てられている。中身は食べられた?ここまで器用にやるのはアライグマっぽい。(成体累積301)

4/28 昼
・C池にて作業。成体35捕獲(成体累積336)。卵紐はバケツ19.5杯駆除(卵紐累積40.2杯)
・右北の沢川の最上砂防ダム上の止水にて成体1と卵紐を確認。捕獲、駆除できず
・北の沢川(支流)の堰堤、No.2床固工付近でアズマヒキガエル卵紐メス1個体分を確認。(バケツ0.2杯分程度)駆除。(卵紐累積バケツ15リットルのもので40.4杯)

4/28 夜
・C池付近で路上歩行する成体を1捕獲(成体累積337)
・夜間鳴き声調査。北ノ沢ルート、中の沢ルート、八剣山ルート共にヒキガエルの痕跡なし。所々でエゾアカガエル鳴き声を散発的に確認。

4/29 昼
・北ノ沢川と中の沢川合流点から豊平川合流点にかけての調査。所々に雪堆積場から滲み出た水で、河川流域周辺に止水が散在。エゾアカガエルの産卵あり。(水温はかなり高いとのこと)ヒキガエルは痕跡なし。

4/29 夜
・C池及びその周辺にて成体10+、産みたての卵紐1、そのうち卵紐1(卵紐累積バケツ40.5杯)と成体8(成体累積を捕獲345)を捕獲
・C池付近の堰堤
成体13を捕獲(成体累積358)
・夜間鳴き声調査。南沢ルート、八剣山ルートヒキガエルの痕跡なし。エゾアカガエルの鳴き声散発。

4/30 昼 平成最後のヒキガエル調査
・C池で成体18(成体累積363)、卵紐が新しいのと取り残しでバケツ3.5杯(卵紐累積バケツ44杯)
・C池付近の堰堤
成体2(成体累計365)、卵紐バケツ2(卵紐累計46杯)

今の所、産卵は北の沢川(支流)周辺でのみ確認されています。しかし個体は昨年、他の場所でも現れているので、産卵終了までの間は昼の調査を継続し、産卵終了後は、定期的に夜間のラインセンサスをして歩行個体を確認していく感じになるのではないかと思います。

参考 : 「かんガエル」に関するまとめのページ

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アオダイショウの皮膚炎

変化などあれば追加していきます。

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GEZIGEZI

トイレでゲジ(ムカデ綱ゲジ目ゲジ科ゲジ属ゲジ)を発見し、

記録写真撮っておいた。

ゲジって、足がなくして、触覚なくして、顎肢なくしてみると若干ジムグリっぽく見えてくるよね。

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かんガエル・下見調査など

かんガエルのポスターを公営の施設や、一部の町内会、様々なところに置いて頂く相談をし、知識普及を進めています。

※「北海道では外来種であるアズマヒキガエル」の調査等を、札幌市南区で行っています

4月6日、7日で、アズマヒキガエルが産卵に利用できそうな止水の現地調査を行って参りました。
(札幌市南区北ノ沢・中ノ沢・南沢、石山の一部、砥山の一部)

・利用しそうな止水であるか、止水の規模
・止水域へのアクセス
・止水の土地の所有者の確認
・立入禁止、危険地などの確認
・調査や駆除をする際に連絡すべき管理者等の確認
・在来両生類の止水利用状況(エゾアカガエルやエゾサンショウウオの産卵が始まっています)
・聞き取り調査及びポスター配布

雪もまだ残るところもあり、マダニもすでに活動してました(刺されなくてよかった…)。アズマヒキガエルの活動はまだ始まっていません。GW頃の活動を予想しています。

今後は、4月下旬までに必要な連絡先と連携して、アズマヒキガエルの生息範囲や産卵状況を調査していく予定です。

参考 : 「かんガエル」に関するまとめのページ

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