再開でモチベーションを上げたいな

いくつかの問題を解決することができず、いろいろ考えて、昨年10月で「へび図鑑」を終了してから、ヘビについてのモチベーションは下がる一方。ヒキガエルの方も忙しいし(困ったもんだ)、仕事の方も私にとっては忙しい(ありがたいです…)。
時間もない、モチベーションもないで、ヘビとの接点がめっきり少なくなってしまって、ぽっかりと穴が空いたようになっていました。新型コロナウイルスや体調今一つということもあり、ちょっとしたヘビ見の遠征も躊躇してしまいます。気がつくと時間だけが経っていて、良くないなぁと感じています。

仕事や活動としては、現在いっぱいいっぱいなのですが、それでもちょっと時間の空いた時には、これを再構築していこうと思っています。

へび図鑑

やめたときは、データももったいないし、紙媒体でなにか…とも考えたのですが、動き出すためのエネルギーが足りなくて、約1年考えて、他の方々にご迷惑のかからないような形で再開を目指します。

前回、閉鎖した原因をなるべくなくす形でゆっくりやっていければいいや、ということで

・写真は自分のだけ使う(ないやつは、検索してもらいましょう)
・使う写真は、がっつり「透かし」を入れます(すいません)
・主観と、根拠ありで書いてあるところを、見分けやすくする
・英文併記(見づらいかもしれませんが…)
・すごく縦長のページになるので、トグルを使用してみた

とりあえず、ブラーミニメクラヘビだけ作っておきました。写真も新調して大きくしてみましたが、どうだろうか…。

再完成を目指すというより、自分のモチベーションの維持のためにやっておこうと思っています。とりあえずこの後は北海道の種類から埋めていこうかな。

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臍孔(さいこう)

ヘビにも「へそ」があることがある。へそは「臍」と書き、幼蛇の腹板には臍孔と呼ばれる縦裂が見られることがある。

ヘビのへそ

写真は北海道産のジムグリの臍孔。
ヘビにヘソと言うと、かなり違和感を感じる方も多いと思います。しかし、ヘソの存在意義は基本的には人間と同じです。
ヘビは卵の中、あるいは母体の中で卵黄などを腹部にくっつけています。この卵黄と胎仔が繋がっていた部分が、生まれた後にふさがりかかっているのが臍孔です。また、臍孔は成長に伴ってなくなっていきます。

人間のヘソは臍帯を切り離した跡にできる痕跡。臍帯は胎児が母親のお腹の中にいるときに母親の胎盤とつながり、酸素や養分を貰っています。

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Unsatisfactory

In Miyakojima island 宮古島産

ミヤコヒバァ
Miyako Keel-back
Hebius concelarus

大変見つけるのが難しかったヘビ。環境の悪化によるものか、他地域に住むガラスヒバァと比べると、そもそも見かけない。(ヤエヤマヒバァにも嫌われているのか、なかなか出会えないのだけども)

ようやく、出会えたと思ったら、脱皮前で目が濁って体の色がくすんでた。

In Miyakojima island 宮古島産

これも残念な話だけど、見つけたのは偶然。林の中に不法投棄されてたマットレスをひっくり返したら隙間に入ってたんだ。

In Miyakojima island 宮古島産

舌はヒバカリやガラスヒバァと同じく、先端がおしゃれ黒い。

In Miyakojima island 宮古島産

またいつか、脱皮前じゃないミヤコヒバァに会えるかなぁ。

In Miyakojima island 宮古島産

※2019年現在、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類(EN)。レッドデータおきなわで絶滅危惧Ⅱ類。IUCN版(世界版)Red-List Ver3.1でもEndangeredに指定されている。
宮古島市自然環境保全条例の対象種なので捕獲はできません。

※現在宮古島にいるのではなく、過去の写真で書いています

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Like the worm

In Iriomotejima island 西表島産

ブラーミニメクラヘビ
Brahminy blind snake
Indotyphlops braminus

ミミズのような大きさで見た目。動きをよく見ているとヘビだとわかりますが…。

In Iriomotejima island 西表島産

これを見つけてもヘビを見たようなテンションが来ないのですが。

また別のテンションが来る感じ。ちょっといい虫見つけたときみたいな。

In Iriomotejima island 西表島産

動いてないとヘビだってわかんないんだよね。

In Iriomotejima island 西表島産

あー、舌出してる写真、撮ってなかったなぁ。

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Prickle

トゲウミヘビ
Hardwicke’s sea snake
Hydrophis curtus

This photograph is prickle on the scale of Hardwick’s sea snake.

2012年まで、日本産両生類爬虫類として扱われていたトゲウミヘビ。しかしその後、リストから削除されました。
(記載根拠となっていた標本の種同定が誤っていたようだ、とのことです。また聞きのまた聞きなので、正確な詳細はわかりません。すいません)

昔の図鑑などではトゲの形状が具体的に書かれていなかったので、もっとすごい長いトゲが全身びっしり…?のような想像をしたりもしましたが、鱗から短いトゲが出ていますね。

キールの延長線上と考えれば、それほど奇抜な組織ではないようにも思えてきます。しかしこれで絡みつかれたら、かなり痛そうです。

※この写真は群馬県にあるジャパンスネークセンターで展示されていた標本を撮影した写真です

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