Abashiri Winter2009

I went to Abashiri. East from Abashiri has many ports. I looked for seals. But I could find only 3 seals…

冬のオホーツク海はやや荒れ気味

以前はよく、天気の荒れた冬に網走以東の港を巡って鳥を探して回った。しかし、それほど鳥運もなく、あまり当たりだったことは少ない。けど、時々見るアザラシが面白かった。

もともと運転は好きなので、疲れるけどおもうよりは負担にならない。

今回は、何か海棲哺乳類がいればいいなと、知床の付け根、ウトロから網走までアホのように港を制覇してきた。

一部の港はもう漁に出ていないから、雪積もってて、車で入れない。小さな乗用車だとスタックしそうだったけど、そこは「Konjoh」と「Doryoku」で乗り切ってみた。

オジロワシ
White tailed eagle

鳥はあまり見ないとはいっても、普通にいろいろはいる。写真のオジロワシを筆頭に、オオワシやカモメ各種、そんでたぶんワタリガラスらしきシルエットを見ながら港を巡る。

意外に交通量は多いので、急停車して路肩に車を停めて写真を撮るということも難しいので、移動中は運転に専念。。。ワタリガラスはゆっくり見たかったよ。同じ場所で何年か前にも見たけど、警戒も強いし、何故か常に飛んでる。

オオワシとデレデレ遊びながら飛んで尾根伝いに消えやがる。くそー。。。ああ、いかん、運転運転。。

ウミガラス冬羽
Common Murre

ただのウミガラスの冬羽は久しぶりだ。多く見かけるのは、ハシブトウミガラス。これは結構港にも入っているし、今回も5羽くらい見れた。

対してただのウミガラスはあんまり見ない気がする。冬羽としては、ウミガラスの方が綺麗だな。

ハシブトウミガラスが珍しく5羽くらい群れてたので、適当に写真撮っておいたら、3羽は明らかに大きさが違うのにあとで気がついた。(写真ここに載せてないけど)どうもウミスズメ類だったみたい。どんだけ適当だよ。。。(鳥観察眼)

まあ、でも、基本的には海に浮いてて、ただの白と黒の鳥ですよ。


真ん中でうねうねしてるものにご注目ください
Scene of Seal

 

しかし、稚内や佐呂間のようにアザラシが常駐している場所ではないようなので、見つけるのもなかなか時間がかかる。今回はウトロから西へ向かってきたが、最終地点の網走でようやく蠢く物体を見つけた。

ゴマフアザラシ
Spotted seal

アザラシは毛が乾いたり毛並みの方向によって全く違う斑紋に見えたりする。

このゴマフアザラシも、一瞬クラカケアザラシのようにも見えないでもないけれど、腹側とかよくみるとちゃんとゴマがある。

それにしてもその後ろ足の緊張感のなさは、一体何なんだ?こいつはいろんなポーズでヨガをしていた。ヨガを極めなさい。

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Footprint

Vulpes vulpes schrencki
Ezo red fox
北狐(キタキツネ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

雪の中をさまよう足跡は多い。しかし、さまよう動物を見る機会は多くない。
There are a lot of footprints to which it wanders in the snow.  However, there are not a lot of chances to see the wandering animal.

図鑑や本で、「このような足跡」はキツネのもの、として縦に1列に並んだ足跡が表記されている。
According to pictorial books, footprints by a fox leaves trail as a row of beautiful line perpendicularly like the line in this picture above.

キツネが普通に歩くと、縦1列の足跡になるのは正しい。よって表記されていることは正しい。しかし読む側はそれを鵜呑みにし過ぎてはいけない。
When a fox walks ordinarily, it is right to become an one-row-long footprint. Therefore, being written is right. However, the side to read must not accept it without question too much.

縦1列でない足跡だから、キツネではないというのは正しくない。写真の個体は2列付けて歩いている。
“The footprint which is not one row long is not a footprint of a fox” is not right. The individual of a photograph leaves the footprint of two rows and is walking.

私たちの足跡は左右交互だ。だけど、お酒に酔ったら、何かに気を取られていたら、証拠を残さないように意識して歩いたら、左右交互でない足跡を残すこともあるってこと。
Our footprint is right and left alternation. But there can be the thing that we leave a few footprint by right and left alternation. When we drank Alcohol. When we were preoccupied with something. When we were conscious not to leave evidence.

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Wakkanai Winter2009

I like taking pictures of Seal. I become melancholic in autumn. However, I go out the desire to go out when the seal comes from the north.

ゴマフアザラシ再び
Spotted Seal

アザラシを撮るのは結構好きだ。あまり写真を撮る動物のジャンルを区切ろうとは思っていないけど、アザラシの仲間は、撮っておきたい動物のひとつになりつつある。

泳ぐ
Swimming

秋冬は、どうもテンションが上がらない。でも、アザラシが来るようになると遠くでも行ってみようと思うようになってくる。

アザラシは海に住む哺乳類なので、海の生き物を食べている。そのため、増えると人間と、漁業と軋轢が起きやすい。ただ、撮るだけで楽しい、可愛いだけ伝わらないよう心掛けておきたいかな。ちょいと、アザラシがライフワークに加わった気がして嬉しい感じ。

オジロワシ
White-tailed Eagle

鳥の関係は、最近は意欲的に撮ってないな。いろいろ、撮りたいものが変わったりするだろうけど、何が対象でも、スキがあれば撮っておきたいかな。

トビ
Black kite

今シーズン、もう一回どこかにアザラシ見に行こう。

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Seal Heaven

I went Northern limit of Hokkaido to take seals photo. I encountered a snowstorm, and I was serious on one’s way to there. There were the seals a lot there. I was very cold, but photographed a seal for a while from the daybreak.


White out
Youtube

 

今回は北海道最北の稚内でアザラシを撮影しに出かけた。途中、留萌というところで猛吹雪に会い、視界が完全にホワイトアウトするなど、難儀な状態になったが、7時間近くかけて目的地に着いた。

夜明けの港
The dawn of a harbor

いつもここに来る時は、午後になってしまう。冬の午後というのは、あまりに日が低く太陽光線は赤い。夏の間もいろいろ照り返しが強いなど問題があるので稚内で写真を取るには夜明けから朝の間がいいのではないかと今回は夜明け前に着くように行ってきた。

夜明け直後は、あまり視界も良くなく、三脚とレリーズは必須。ゴマフアザラシも大量に寝ているのが確認できた。

先ほどの写真のアップ
(岸に寝ている粒々はこれでアザラシとわかりますか?)
Spotted Seals

夜明けの時間では、ゴマフアザラシもまだ不活発。なので1頭ずつチェックしてみる。体の大小的には、いろんな大きさがあるが、いわゆる標準体形のメスっぽい成獣がほとんどで、そのまわりに幼獣がちらほら。

最初、この幼獣にまぎれてワモンアザラシなどいないか探してはみたものの、わかる限りではゴマフアザラシばかりだった。

そして少しだけいるオスっぽい成獣。こやつらはとてもでかい。体型だけみるとアゴヒゲアザラシのようにもみえるが、どうみても顔はゴマフアザラシ。

幼獣も、成獣も別種を探してみたが、いないみたいだった。

クラカケアザラシなどは斑紋でわかることもあるが、濡れていたり、乾いていたり、斑紋に個体差が大きいので斑紋だけでゴマ、ゼニガタ、ワモン、そしてアゴヒゲ等を見分けようとするのは難しいと思う。やっぱり最終的には体と頭のバランスと、顔つきに尽きると思う。

アザラシのみなさん、本当にどうもありがとうございました。

-9℃の吹きっ晒しなので耐えるのがキツイ
It is “15.8 degF” very cold.

三脚を据える手もかじかむという感覚を越えて痛い。指先は紫になってくるので、さすがにヤバいと思い、時々車に戻って手だけ温める。
却って、海の中にいるアザラシたちの方が暖かい環境にいるのかもしれない。

一通り、撮影させてもらって、日も上がってきて、日光が赤みを帯び、逆光に代わってきたので引き上げようかと考え始めた。

テトラポット大好き
She likes tetrapods.

海中に浮いているアザラシはやや近くて撮りやすいのだけどみんな同じカットになりやすい。どこまで撮るか微妙なところ。かといって、テトラポットの上のも微妙。やっぱ氷の上がいいですよね。

いずれ船で沖に出てみようと思う。

ハシブトウミガラス
Thick-billed murre

このあと、宗谷岬を越え、オホーツク海側を東に進んだ。

途中、港や岬から動物を観察したが、夜中の天気とは打って変わり、穏やかな感じになってしまったのであまり鳥も海獣も見れなかった。

ゴマフアザラシは結局全部で100+、その他海鳥のハシブトウミガラスやコオリガモなどゆっくり見ることができたが、海にぽっかり浮いてる写真しか撮れなかった。

全行程800km。一日で運転した距離としては新記録かもしれない。

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Camera man

I came east of hokkaido several times. Just now, I am not good health. But I want to come here. Because I want to go great nature and to meet my son.

キタキツネ、ネズミをゲット
Ezo red fox

体調は芳しくなく、ほとんど動けていないが道東に来ている。フィールドらしいフィールドは今回の滞在ではまだ1度しかしていない。夜間にライトを使った動物探しをしていたが、写真のキタキツネは見事に目の前で狩りを成功させた。

ネコかな?(息子撮影)
Cat? (My son took this photograph.)

気楽に、撮影するためにコンパクトデジカメを持とうと思っていたのだけど、ちょっと気が変って、少し安めのデジカメを息子に買った。やはり携帯とはかなり違って、いまのところ、よくいろいろ写真を試し撮りしている。

ただ、息子は「綺麗な写真を撮りたい」というよりは、いろいろなものが写せるということが面白いようだ。これからはカメラを通して、息子と写真や生き物、鉄道の話などができるといいなと思っている。

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Nuisance

Vulpes vulpes schrencki
Ezo red fox
北狐(キタキツネ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS KISS*

実害はないが、存在が不快な生物を「ニューサンス(Nuisance)」と呼ぶ。たとえば、ユスリカ。血は吸わないが、大量に群れて蚊柱を作る。目や口に入りやすい。たとえばテントウムシ。秋に群れて林縁の家に押し寄せる。集団越冬のためだが、入られる家にとっては不快だ。
An unpleasant creatures to exist is called “Nuisance” though it is not harmful. For example, non-biting midges. They do not suck the blood, but crowd in large quantities. They may enter our eyes and mouth. For example, ladybug. They crowd in autumn and come over in the house of the forest relationship.

ニューサンスは、駆除する必要はない。だから駆除に関する商品は少ない。
The nuisance need not be exterminated. Therefore, the commodity concerning exterminating is few.

しかし、はなはだ不快に感じる人にとっては実害ともいえる。
However, they are said that it will harm for the person who feeling them very unpleasantly.

可愛いキタキツネでも、都会に住む人では実害はない。しかし、写真のように鹿の足を運んでその辺に置いて行くという意味ではニューサンスかも。ニューサンスには迷惑という意味もある。
Lovely fox is not harmful in the person who live in a city. However, is the fox a nuisance in the meaning that they leave in the neighborhood of the deer-foot like a photograph?

郊外ではゴミあさり、エキノコックス媒介の可能性など実害もある。害獣である。
They hunt for garbage, and there is possibility of the echinococcus mediation harm, in the suburbs. They are a harmful animal.

害獣、ニューサンス、益獣。その呼び方は人間の目から見下した呼び方。不快であろうが、害があろうが、その生き物のDNAが人間にとって不都合な情報を持っているだけ。
A harmful animal, a nuisance, an useful animal. The how to call is how looked down on from human’s eyes to call. Even if they are harmful even if they are unpleasant, the DNA of the creature has inconvenient information for a human.

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Life

Callosciurus erythraeus thaiwanensis
Taiwan squirrel
台湾栗鼠(タイワンリス)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

もしかしたら、ややこしいポストになるかも知れないので、簡潔に。サイトのトップにも掲載するのはやめておきました。
It writes concisely because it is likely to become a confusing post possibly.

外来種。これらは、日本の野生動物にとって脅威だ。
日本も特定外来生物など法律を作って、新たな外来種が増えないように、あるいは駆除など視野に入れて政策を進めていくつもりのようだ。
A naturalized species. These are threats for wild animals of Japan. Japan makes a law about the naturalized species. The law is aimed at new naturalized species not increasing.

タイワンリスも、日本では外来種。でも、こんな姿を見てしまうと、胸が締め付けられる。親リスに子リスがすがり付いているが、親リスはもう死んでいる。このあと30分、子リス2匹が親リスから離れようとしなかった。
子リスも何度も行きかう車におののいていた。
The Taiwan squirrel is a naturalized species in Japan, too. But my chest is tightened when I watch such a figure. A child squirrel clings to a parent squirrel, but the parent squirrel is already dead. For 30 minutes, two child squirrels were not going to be separated from a parent squirrel after this. The child squirrel shuddered with the car which came and went many times.

外来種と言っても、2種類ある。自分の意思(のようなもの)で入ってくる外来種と人間に連れてこられる外来種。前者は、人間がいなくても気候の変動などに伴って、いずれ分布を拡大するだろう。後者は、人間さえいなかったら、問題を起こさなかっただろう。
“The naturalized species” has it of two kinds. One is a creature that invades in their intentions. Another is a creature that man brought. Even if there is not a human being as for the creature which invaded for one’s intention, they will enlarge distribution sometime soon. The creature which a human being brought tended to cause a problem, but would not cause a problem when there was not even a human being.

外来種の駆除。駆除が強く叫ばれている。私も、駆除すべき動物は多いと考えている。でも、かれらにも命がある。駆除をするということは、命を奪うと言うこと。誰かが奪うと言うこと。
The extermination of the naturalized species. The extermination is strongly demanded. I think that there are many animals which I should get rid of.
But they have life. It is to take life to get rid. It is that somebody takes life.

遺体を発見し、数枚写真を撮って暗い気持ちになったあと、しばらくその場を離れた。戻ると、子リスはもういなかった。私は、親リスの死体を、道路縁の草地に放置した。
I left the place for a while after I discovered a corpse, and I took several pieces photographs, and having felt gloomy. When I came back, there was not the child squirrel anymore. I left the corpse of the parent squirrel in the grassland of the road edge.

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Melanistic & Amelanistic

I moved from Chiba to Izu island. Izu island has many Naturalized animals. But both the Japanese 4-lined snake and the Japanese mamushi have unique variation. I enjoyed to take their pictures.


キョン
Reeves’s muntjac

打ち合わせと下見旅は遂に千葉から伊豆大島へ。友人が伊豆大島に移り住んだので訪ねていきました。

キョンは、帰化種のホエジカの仲間だけど、房総半島にも帰化しているみたいですね。伊豆大島にはたくさんいました。キョンだけでなく、タイワンザルやタイワンリスもいっぱいでした。非常に目の前にちらちらと現れる割には、気が小さいのでさっと逃げてしまい、なかなかシャッターチャンスはありませんでした。


モリアオガエル
Forest Green Tree Frog

モリアオガエルもかなりたくさん見ましたが、これも移入種という噂…。この個体は、複雑な斑紋をしていますね。白抜けに、暗色の紋、地色の緑。こんな模様のやつ、あんまり本土でも見ませんでしたが、この島では複数回見ました。


ニホンマムシ(赤タイプ)
Japanese mamushi

さて、来ました!ニホンマムシの赤いタイプです。伊豆名物アカマムシです!!成蛇ではそれほど赤いのは見れなかったんですが、それでも赤褐色という感じの個体が多かったです。幼蛇はほぼ全てが赤いタイプでした。成長とともにくすんで行くのかな?

結局伊豆大島では、生きてるのと死んでるので10個体以上の観察を出来ましたが、ノーマルっぽい色のニホンマムシは4匹くらいで、全体では6割くらいが赤みを帯びていました。赤みを帯びると言うよりは、黒味がないと表現すべきでしょうか。

ニホンマムシは、精力剤として一部重宝されますが、そのなかでアカマムシは特に重宝されるようです。(そもそも、プラシーボ効果ではないかと思うのですが(汗))特別精力がつくと言われるアカマムシですが、ニホンマムシと全く同種ですので、成分的には変わりはないはずです。むしろ、黒い色素がノーマルのニホンマムシと比べて少ないか、無いので、成分はアカマムシのほうが少ないと言うことに…?

まあ、信じれば出来ないことも出来ちゃうことがあるので、私は豆腐にでも滋養強壮があると信じてみようと思います。プラシーボっ。


オオミスジコウガイビル?
A kind of Land Planaria

伊豆大島では、季節柄かコウガイビルの仲間が多数見られました。それにしても写真のオオミスジコウガイビル、でかすぎ!50cm以上あるんでないか?

コウガイビルっていうと、多くの人が身構えちゃう名前だけど、英語の名前を見ればわかるように、陸生のプラナリアです。ちょっとイメージ変わるかな?私はKGBといつも呼んでいますが。。


ヤブヤンマ
A kind of dragonfly.

トンボもちょこちょこいたのですが、ヤンマが飛んでいたので写真に撮ってみました。飛翔写真が撮りたかったのですが、非常に難しく、結局この静止写真だけ…。でもよく見たら目が青いタイプのヤンマでした。ブルーアイのヤンマは大好きです。(ほかにはルリボシヤンマ系がいます)


キクガシラコウモリ(事故死)
Horseshoe bat

伊豆大島では、結構動物の轢死体を見る機会があったのですが、コウモリが落ちているとは思いませんでした。キクガシラ系のコウモリだったんですが、アリがたかっていて、鼻先の「菊」の部分を切り取ってました(泣)コキクガシラコウモリかとも思ったんですが、体も大きく、その他もろもろで、キクガシラコウモリで良さそうです。

ほかにも轢死体はいろいろあって、ニホンイタチやタイワンリス、ウスバカミキリ、ニホンマムシなどいろいろ轢かれていました。離島ではよくある風景なんだけど。。

タイワンリスのはかなりショッキングで、めったに無い状況なので写真に撮りましたが、ブルーになりました。これをSnakes logに載せるかどうか、迷っているのですが、趣旨的に、とあまりに偏ったメッセージ性が付加されそうなので、アップするかどうかは未定です。(結局アップしました)


オカダトカゲ
Okada’s five-lined skink

オカダトカゲは、伊豆大島は多いですね。三宅島などでは、絶滅しかけなほど減ってるみたいです。減少への大きな原因は、放逐されたニホンイタチの捕食、と言われていますが伊豆大島にもニホンイタチはいるんです。(亜種オオシマイタチ)ちょっとイタチが小型だから、捕食圧が低いのかな。さてさて?

オカダトカゲも、釣ることが出来ました。宝島のオオシマトカゲほど、ホイホイ釣れませんでしたけど(^^;テグスの先にバッタを結びつけると、トカゲが食いに来ます。かじりつくと、逃がすまいとがっつり噛み付いているので、そのまま釣れてしまうんですよ。取り込みに手間取らなければ、以外に簡単に捕まえられます。まあでも、オカダトカゲはオオシマトカゲより小型のトカゲなので、あんまりうまく出来なかったけど…。(食いが悪かったり、かじってもテグスが気になって放してしまったり)オカダトカゲでも釣れるなら、ニホントカゲでも釣れそうですね。


ウスバカミキリ
A kind of longhorn beetle.

このウスバカミキリで、この旅での本土3大カミキリ制覇しました。ミヤマカミキリと、シロスジカミキリ、そしてウスバカミキリ。でかいカミキリかっこいいです。でも、ウスバカミキリちょっと、動きが速めなので、Gっぽく見えたり、メスの産卵管が不気味に伸びてたり、やたらめったら道路にうじょうじょいるので
ちょっと感動度ダウンです。。今度はカラフル系カミキリとか探してみようかな。


シマヘビ黒化型
Japanese 4-lined snake (Melanistic)

さて、結局今回はシマヘビを見つけることが出来ませんでした。伊豆大島に確実な河川が無いこと、田んぼが無いことでとても探すのに苦労しました。加えて、暑い時期真っ盛りに来てしまったので、すぐに引っ込んでしまう。うーん、残念。

これは友人が保管していてくれた個体。すっげー黒い!!


シマヘビ黒化型
Japanese 4-lined snake (Melanistic)

伊豆大島のシマヘビはほとんどがこの型のようです。黒くて、なんか、こう、シルキーな?マットな?感じですごく綺麗です。ちょこっとだけ下あごに白い斑点が入りますが、これすらない黒い個体も稀にいるようです。

伊豆七島では各島シマヘビがいるようですが、島それぞれに固有なカラーに分化している(もしくはそういう個体群が別ルートで入った)みたいですね。

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Ninja

Vulpes vulpes schrencki
Ezo red fox
北狐(キタキツネ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS KISS DX*

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このキタキツネが忍者という訳ではなく、私が忍者のようなものなのです。
This fox is not a ninja but I am the one like the ninja.

この撮影時、キタキツネと私の距離は数メートル。
シャッターが下りるまでキタキツネは気づいていなかった。
(だから相手はかなり驚いたと思うんだけど…)
At the time of this photography, Ezo red fox and my distance are several meters. The Ezo red fox did not notice it till a shutter went down. (So the Ezo red fox was considerably surprised, I think…)

キタキツネは比較的人慣れしやすい動物で、
餌が欲しいと、人の手から食べる場合もある。
人間と野生動物の関わりで、よく問題視されて題材となりやすい動物だ。
それでも彼らには警戒心がある。
何もないのに人間が近寄ると逃げる。
Ezo red fox is comparatively the animal which is easy to be used to people. When they want food, they eat from person’s hand occasionally. Ezo red fox is an animal that is often put in problem because of relations of man and wild animals and becomes a theme. They still have wariness. When a human approaches though nothing has a reason, they escape.

動物や野鳥を写真に撮るために、普通利用されるのがブラインドなど。
人の姿を消して迷彩することで動物との距離を縮めて写真に収める。
でも、私は1か所に腰を落ち着けて動物を待ち続けるのは、どちらかというと苦手。
歩きまわって出会い頭、という方が得意です。
Being usually used to take in the photograph the animal and the wild bird is “Blind ” etc.
It erases person’s appearance, shortens the distance with the animal with camouflage, and takes the photograph. However, I am not good at keeping wait for the animal.
I am good at the stroll and taking the photograph.

私には特技(?)がある。人を驚かせること。
私は全く意識していないのだが、驚いた側の人に話を聞くと、
気配無く後ろに回り込んでいるという。
昔からなので、もう私は慣れたが、今までものすごい回数と人数に驚かれた。
私はただ苦笑いするだけ。
I have a special ability. It is to surprise a person. I am not conscious, but it is said that I sneak around without a sign behind. Because it was from old days, I was already used, but, as for me, it was surprised at a lot of number of times and numbers of people so far. I only smile a wry smile.

ただ、そんな能力も時々動物にも通用する。
それは私にとって嬉しいことだ。
しかし、動物も人間も、気がつくと私が目の前にいるのだから迷惑なことだろう(^^;
時には驚かすのも悪いのでそのまま素通りすることもある。
But such ability sometimes passes in an animal, too. It is nice for me. However, it will be annoying because there is me near when both the animal and the human being notice. I pass by at times occasionally. The reason for I is that it worries about terrifying the animal.

私の家系の家紋は「隅切り角」にある植物が入っている。
これは御庭番系列の家紋だと百科事典に書いてあったようだ。
御庭番と言えば「忍者」や「スパイ」のイメージですよね。
黒装束を着た忍者ではないけど、時に人の目や心を欺くときもある。
私はウソをつくのがひどく苦手なので、心理面の忍者は無理。
ということで技能面に先祖の魂が残ったか?
My family crest has the plant that exists in “the square with each corner cut off”. It seems to be written that this was a family crest of the secret agent in the encyclopedia.
It is an image of “Ninja” and “Spy” if it is said the secret agent? Though it is not the ninja who wore black costume, there is it when he sometimes deceive eyes and the heart of the person. It is hard for me to tell a lie. It seems to be impossible mentally to become a ninja. Is the ability of the ninja left only in the skill to me?

私の暮らすこの時代や地域が平和なので、
もっぱらその能力は人や動物を驚かすためだけにある。
Because this time and the area where I live in are peaceful, there is the ability wholly to be able to hold it to surprise a person and an animal.

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Friend’s wedding

I went out to the Kansai area to attend friend’s wedding. Because I had gone far away, I incidentally did the fielding as another friend. I acted with bird’s specialist in Nara, and saw various birds in forest. And, we moved to Osaka, and saw the bird in the sea. Next day, I acted with insect’s specialist in Kyoto, and saw various insects. At friend’s wedding, various animals’ specialists had gathered, and I was able to talk a little with them.

奈良県某場所ではホンシュウジカに異常接近できる
Sika deer

友人の結婚式に呼ばれて、関西地域に行ってきました。せっかくの遠出だったので、友人に声をかけて一緒にフィールドを歩いてもらいました。

最初に歩いたのは奈良県。奈良と言えば古都だけど、そういう情報には疎い自分です…。
さっそく奈良の超有名な鹿の頻発ポイントあたりで鹿を見る。やっぱりホンシュウジカはエゾシカより結構小さい。でもほかに違いは見られないけど…。

あんまり普段観察できない目玉などを見て、瞳孔がでかいなあ…。ヤギよりウシっぽい目だなあ…。などとあまり意味のない考察をしてみたりした。

オオセンチコガネは奈良ではブルータイプもいる
A kind of Earth-boring dung beetle.

シカのウンチが大量にあるせいか、いたるところにオオセンチコガネがいた。北海道では赤いタイプをよく見るような気がするんだけど、ここでは赤いタイプは見られなかった。
でも、青いタイプを初めて見た。どうも青いタイプはこの公園には多いけど、他ではあんまり(全然?)いないみたい。鹿のウンチがオオセンチコガネを青くするのかね?

小型だけど成蛇模様のアオダイショウ
Japanese rat snake

奈良の山の中に場所を変えていくと、動物相も少し変化が出てきた。
昼も回っていて桜相当暑かったので、そんなにヘビは期待していなかったんだけど、アオダイショウが出てきてくれた。自分を見るなり逃亡してしまったので、捕獲して数点のやらせ撮影。仕方ないよね・・・。
この個体、小型だけどもうすっかり幼蛇模様は消失してて、しかも全身チェックしたけど全く傷がなかった。栄養状態もよし。健康優良児!
カラーが綺麗って訳ではなかったけど、フォルムが抜群に綺麗でした。

タゴガエル
Tago’s brown frog

こいつはそこかしこで鳴きまくっていたタゴガエル。ここ数年、タゴガエルの声を聞いていなかったので、はじめ何のカエルが鳴いているのかわかんなかった(^^;
でも、水の染み出るガレキの中からの声と、中身の白い卵、そんで成体も見れてやっと思い出した。
鳥もそうだけど、しばらく声聞いてないと忘れてしまうね。

キビタキ
Narcissus Flycatcher

鳥屋の友人とこの日は歩いていたんだけど、さすが小鳥の気配に敏感。サンコウチョウも5羽見れて、長~い尾羽も拝めたんだけど写真は撮れず。残念。オオルリも時間が悪かったかほとんど確認できず、声を2~3回聞いただけ。でも、キビタキが結構たくさん出てくれて、自分的には夏鳥で好きな鳥の最高位に近い所に君臨する鳥だからとてもうれしかった。
他にも、北海道にはいないアオゲラなんかも拝めて、よかったよかった。

コアジサシ
Little Tern

時間が少し余ったので、大阪の沿岸地に連れて行ってもらいました。
シギやチドリの春の渡りもほぼ終了で、あんまり種類はいなかったんだけど、結構近くで夏羽のトウネンやコチドリ、シロチドリ、メダイチドリなどぼちぼち見れて楽しかった。

目玉は何と言ってもコアジサシ。(普通種ではあるけど)アジサシの形はとてもカッコイイ。
北海道ではあんまり種類が見られないから、コアジサシが川にダイブしたり、魚持って飛んだりしている姿を間近で見れたのはポイント高かった。

奈良県の鳥屋のT君、どうもありがとう(^^)

アザミsp
Thistle sp

翌日は京都の南部へ移動。ここもいろいろ生き物が濃いところ。
自分はアザミという植物が結構好きなんだけど、開ききった花より、写真のようなつぼみがほころんだくらいの時期が一番好き。緑の中にポツンとピンク(紫?)が落ちてる感じで、とても鮮烈。

左:カワトンボsp 右:ホソミオツネントンボ
Dragonflies

この日は、虫屋さんと一緒に歩いたので、いろんな昆虫を見ることができた。
虫はどのフィールドでも見かける動物だけど、種類がわかる人と歩くのは本当に楽しい。時期的にトンボがだいぶ出てきていて、(ヤンマはほとんど見れなかったけど)中望遠レンズがかなり活躍した。
もっと絞って撮らないと昆虫は意外と幅があったり、凹凸があるもんで、照準が難しい。絞るとぶれるのでこれまた難しい。
手ぶれ補正レンズ欲しいよ~~~。

左:キンイロジョウカイ 右:キスジホソマダラ
Right:Soldier beetle sp. Left:Moth sp.

昆虫は昆虫ならではの綺麗な色のもたくさんいる。片っぱしから撮りたいけど、後で調べるのが大変で時に敬遠してしまう。
でも今日は種類がどんどんわかるから行け行け~と、普段撮ってない虫も撮ったりした。撮ってない昆虫でも、よく見るとデザインがかなり良い。おもしろい~。

この日のフィールド歩きの最後には、イタチも目の前に飛び出してきた。やや体が大きかったけど、ニホンイタチかチョウセンイタチかはよく分からなかった。ササヤブがガサガサ言ってる時からカメラを構えてたらたぶん撮れただろうに、暑さにやられてボーっとしてた上に、イタチに対して「い、いたちやん!」と半端な関西イントネーションで叫んでしまったので、即逃げられた。

お堀以外で、ちゃんと野生野生したニホンイシガメも田んぼで見ることもできたし、背中に卵しょったコオイムシsp.も見れた。ぬるっとつるっとした感じのクロゲンゴロウも見れた。

虫って、スゲー多様化してんなー。と、虫を堪能した一日でした。

京都府の虫屋のM(N)さん、どうもありがとう!(^^)

素敵な結婚式も終了して、久々に会った友人にもあいさつできた。
友人は二人とも獣医さんで、いろんな動物に関わる人たちだったので、ふだんから仲良くしてもらっている動物師の皆さんの他にも、コアな方々とも会うことができた。

体調の調整のために、京都で1日延泊しておきました。案の定、半日は数日の疲れから動けなくなってしまったけど、医者からは「なんかしら外の空気は毎日吸いなさい」と指示があったので、この日も午後から京都御所へ。
御所ではあんまり動物は見れなかったけど、黒化したクサガメが池に浮いてた。
ぼーっと見ていると、蚊に刺されまくった。
水辺から避難すると直射日光にやられた。
退散してホテルに帰る途中、アスファルトの輻射熱にやられた。ぐふう。。。

早めにホテルに戻って、スポーツ飲料がぶ飲みしてゆっくり休んだ後、札幌に帰りました。札幌は寒かった。。。

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