モドキ

I found the eggs of amphibians. There were eggs that seemed to make a mistake in the kind when the person who was not used to the observation saw.


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なんというか、紅葉もどきな春。
桜も咲いてるけど葉が色づいているようにも見える。
毎年こんなに色づいてたっけ、春。

春紅葉って、芽吹いて葉が緑になる前の一時的なものみたいだけど
綺麗なものだね。

先日(はびこるホラー)に引き続き、
江別にやって来た。

水門に産んであったヒキガエルの卵は、
水門が開いて下流に流れた模様。
ヒキガエルは産卵後、比較的早く孵化してしまうんだけど、
孵化したてはオタマの形すらしていないので、遊泳力がない。
だから卵でも、孵化してても、どちらにしても、
水門付近での継続的な観察は難しいかもね。

流れることで下流域への分散が進んでいるように思う。

そのあと、ちょっと下流側、先日トノサマ系の鳴き声を聞いた池に行った。

やっぱり鳴いてる。
前回より、暖かいせいか数もやや多い。

成体を捕まえて、トノサマガエルなのか、
トウキョウダルマガエルなのかを調べようと、
しばらく探してみた。

結果から言うと、成体は捕まらず。
もっと暖かくなってから夜に見に来たほうがよさそう。

で、捜索中にまた、別のモドキを見つけました。

一見、エゾサンショウウオの卵嚢に見えなくもないけど、
これはヒキガエルの卵の切れっ端。
エゾサンショウウオより細く、卵が密に並んでいる。

カエルについていろいろ聞き取りをしていると、
エゾサンショウウオの大卵塊を指さして、
「ヒキガエルの卵があるよ!」と間違って教えてくれるケースがあるのですが、
ヒキの卵もこうして切れっ端だけだと、間違ってしまいそうだね。

次はエゾアカガエルの卵塊…ではなくて
おそらくトノサマガエルのものと思われる卵塊があった。

もし、エゾアカガエルが産卵する場所なら、
もっと成体がいて、鳴いてるだろうけど、
今回は違いそうだ。

日当たりの良い河川敷なのに、あまりに時期が遅すぎる(卵割してないし)。

卵の構造も、胚が小さくゼリー層がかなり大きいので、
エゾアカガエルっぽくない。

多分トノサマ系で、ボテッと塊を産んでるところをみると
トノサマガエルのように思われます。

しかし卵だけじゃなんとも言えない。
この卵がトノサマガエルだったとして、
調査地点にはトウキョウダルマガエルがいないと証明できたわけではない。

混生している可能性もあるからね。


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ところで、この池でオタマジャクシみっけた。
エゾアカガエル…もどき。

ヒキガエルのオタマジャクシですね。
色は一様に暗色です。

見た目も微妙に違うけど、行動見てるとエゾアカガエルとあからさまに違います。
ものすごく密集して群れたり、
尾ひれを常に動かし、せわしない感覚があります。

密集して尾ひれをみんなが動かすので、
水面は混沌とした状態になるので、
ちょっと見るだけで、ああ、ヒキガエルのオタマか…とわかります。

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