Life or death


Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D *

Is it fortunate that it is alive in hopeless environment?

絶望的な環境の中で、生きていることは幸運なのだろうか。そんな考えはひどく人間的だと思うけども。


Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D *

エゾサンショウウオの親が産卵した池は、すっかり干上がってしまった。
雨が降れば彼らも孵化して、しばらくの間、生き永らえるかもしれない。


Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON G12 *

池の中央には若干の水が残っていた。
オアシスといったところだろうか?


Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

だが日光差し込む浅い水たまりは30℃にもなって、みなすぐに死んでしまっていた。
不幸だが、苦しむ期間もなく幸運だったのかもしれない。

自分も含め、人間は多かれ少なかれ、そういう目で動物を見てしまうものだが、
野生動物に幸・不幸を当てはめるのは適当ではない気もする。

死んでいない動物には、若干の未来がある。

その未来を幸せ、不幸せと考えるのは
人間の長所であり、短所であるとも思う。

卵の中のエゾサンショウウオは何も考えていないと思うけど…

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