An effort is realized

I looked for the place where the snake seemed to be from the early spring. I was able to find the snake each today at the place. An effort was realized. I want to find the rare snake by this force.

ジムグリ
Japanese forest ratsnake

沖縄から帰ってきて半病半死の状態で寝てばかりだったので、体中が痛くなった。ここまで来ると何やっても同じ。とにかく人間の吐息を避けたくなる。

-そうだ、山に行こう-

ということで、春先からちょくちょく回っていた、「ヘビ的に良さそうなところ」を夜に回ってみた。気温14度とか言ってるけど、ヘビは出てこなくてもいいのだ。山に行きたいのだ。日暮れと同時くらいに、一番深い山にやってきた。これでも札幌市かというくらいの大自然。沖縄気分抜けずにもぞもぞと車で走り始めると

ヘビあった!あったよ!!いたんじゃないよ!!轢かれて死んでるさぁ~。とシマヘビの死体ゲット。調査の足しに。。。と体長など調べる。96cm。うむ、死んで緩んでるとはいえ立派な個体。今日まで良く生きてきた!

ちょっと久しぶりの北海道ヘビに気を良くしていると冒頭の写真のちびジムグリ。こりゃかわいい。それにしても小さいのぉ。体鱗なんて、小さすぎて数えてられないぞ!!今年生まれかな?と思ったけど、今日生まれたと考えても孵化期間2カ月を差し引くと4月産卵。。。ありえない。。。

どうも去年生まれのようだ。ちいさいまま良く冬を越したもんだね。。

深い深い山。もうヒグマ出てきそう。。。と思ってたら哺乳類的目が光ってる。しかもどんどん近付いてくる。。。。ど、どうしよう。
と思ったら

キタキツネ
Ezo red fox

ちょーだいっ。なんかチョーダイ。のクレクレ狐か…。アホ、ワレになんかやる食い物あるかいっ。

キタキツネ
Ezo red fox

ほんじゃ、アホな顔したる。って感じでこの表情のまま消えていった。なんだありゃ。でも、チョーダイ狐ってことは結構人が入ってるんだね。シマヘビも轢かれるくらいには。。

まあ、ぶっちゃけそれくらいの交通量の方がヘビは探しやすいけれど。クマでるから出来るだけ車から降りたくないし。。

さらにのろのろ車で走っていたら、道路に何か鳥がうずくまってた。ん?コノハズク…みたいに見えた…。飛び立った。ん?巨大なアマツバメみたいに見える…?近くのポールにとまった。

えええ?でもなんかピンときた。ヨタカじゃないの?でも双眼鏡ないし、懐中電灯もひ弱。ゃあ、写真撮ってみようということで、

?

あっっ。しもた。感度もうちょい高くしとけばよかった。。フラッシュ一発でもちろん鳥は消えたさ~。

でもね。デジカメってのも相当なもんでね。無理やりいじったら

ヨタカ
Grey nightjar

いいよねっ。コレ、ヨタカでいいよねっっ(泣)ってか鳥撮るのどんだけ久しぶりだよって。その後、ほかの飛び回るヨタカが3個体見れて、あー、ヨタカ天国。。と悦に浸る。

その後温泉に河岸を移して、アオダイショウの子供を拾う。これも生まれたてみたいな大きさだけど、冬越ししたんだろうな。しかし、車にひかれて悶絶してる。いつも迷うが、こういう絶対助からないのって絶命させるべきかどうかって思う。痛くて苦しい時間が長いだけだから絶命させてやった方が良い。か、野生動物に死への意思はないからそのままにしとけ。
か。

ま、どちらにしても人間が上から物見て言ってるエゴっちゃそれに見えるわな。

最近自分はそのままにしておくことにしている。絶命させるのは、野生動物にとって…ではなくて絶命させるのは、自分にとって後味が悪いから。

大きさを計測だけさせてもらって、道路っぺりの土の上に置いておいた。いずれ虫やネズミやカラスに食われるだろう。本来の成り行きはそれだよね。ただし「人間の運転する車にひかれた」ことを除いては。

ジムグリ
Japanese forest ratsnake

ほんでツキまくりの本日は、さらにジムグリ成蛇を1匹ゲット。ジムグリ、昼の蛇なのか?夜に見る確率、かなり高いぞ。30%くらい?
寒いのが好きな蛇とはいえ、まだ夜は14度だぞ。…といいつつ、真夏でもそれほど夜の気温上がらないよなぁ。北海道。。。

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On the black

Leptopoma nitidum
Mud snail sp.
青身丘田螺(アオミオカタニシ)
Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

漆黒の中で映える色。
A color to shine in in jet black.

陸生の貝類において、これほどの美麗な種はなかなかいない。とくにその緑がかった外観。身の紫。しかし、この緑すらも「殻」(外套膜)の色ではなく、中の身の色だというから驚き。
There are easily no a kind of as beautiful as this terrestrial shellfishes. Especially, externals that the green drove. Purple of body. However, I am surprised to say that even this green is not a color of “Husk”  but a color of an inside body.

Leptopoma nitidum
Mud snail sp.
青身丘田螺(アオミオカタニシ)
Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

腰のあたりにあるのが、貝のふた。これで身を収納した時にはふたをするのが、いわゆる「マイマイ」との違い。タニシに近い仲間だということが理解してもらえるだろう。
It is a cap of the shellfish which is around of its waist. Cap it when the body is stored by this is a difference with so-called “Snail”. It is likely to be able to understand so that it is a companion near the mud snail.

昼間は身が外に出ておらず、写真を撮るとしたら夜。しかし、下手にフラッシュを焚くと、見事な薄い色は吹き飛んでしまう。そして彼らは非常にナイーブなので、ライトを当てるとすぐに引っ込んでしまう。
They do not hold the body out in the daytime. Therefore it is night if I take a photograph. However, their light color whitens when I use flash. And they stay in the husk immediately because they are very naive when I light it up with a light.

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Baikada with baikada

I was able to come across the snake which wanted to encounter. She is quiet, but it is a pretty, thin snake. Her species name is Sakishima wolf snake.

イシガキモリバッタ
Locust sp.
イシガケチョウ

ざっと雨が降った。そして夜には上がってくれた。一気に湿度が上がり、だけど雨の降っていない状況が出来上がった。

クロイワオオケマイマイ
Snail sp.

気温は高くなく、風が強いが比較的チャンスな感じの天気でした。

オカタニシsp.
Mud snail sp.

アオミオカタニシは見つけられないのだけど、
なんだか奇抜なオカタニシは見つけた。

この外套膜(殻)の模様、かっこいい!!

オオゲジ?
House centipede sp.

オオゲジも結構いるんだけど、周りが濡れているせいかあまり表には出ていない。ちょっとほっとする。この写真の個体はオオゲジの幼体なのか、別種なのかわからないけどオレンジの斑紋が思いのほか綺麗だった。

オオゲジが動く様を真横から見ると、やっぱり浮いているように見える。。素晴らしいサスペンションですな。

さて主眼のヘビの方はと言いますと。。。サキシマハブを5個体見てヨロコビ、悶え。

サキシマハブ
Sakishima habu

やはり天気のせいかサキシマハブはいたるところに。見つかっても急いで逃げ出さないゆるい蛇だ。毒蛇だからかもしれないけども。。。しばらく乾燥してたから、あんまり餌にありつけなくて餌場に固執したんだろうかね。

そしてサキシマバイカダを10年ぶりくらいに見つけて跳ね上がる。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

道路を流していて、路上に光る長いものを発見。ほ…細いっ。

即、車を止めて飛び出していった。ブリッキーヌさんも一緒だったが、なんか笑ってた。(呆れてる?)すごいスピードだったらしい。やっぱり走る車から見てもサキシママダラとの識別は出来る。サキシマバイカダも路上ではゆるい。路上で意外とサキシママダラは素早い。

その後、案の定サキシママダラに逃亡され、さらにはサキシマアオヘビ現る。

サキシマアオヘビ
Sakishima green snake

だいぶ大きくなった個体だけど体に黒い小斑点が多い。意外と若いらしい。それにしてもサキシマバイカダもサキシマアオヘビもピタッと止まらないから写真が非常に撮りにくい。アオヘビはバイカダより始末が悪い。常にゆるゆる動くのだ。バイカダはコマ送りみたいな動きする瞬間狙えば何とかなるけど…。

ゆるゆるゆるゆるぅぅゥァ!!イライラする~っ。ピントが合わないのです。。。

本日最後のヘビは不明のヘビ。ホテルに戻る途中、探してもいないのに道路の端にちょろっといて取り逃がす。。。(形と色はイワサキセダカヘビかサキシマハブの赤型といったところ)

なんだかんだ言っても、サキシマバイカダは素晴らしい。サキシマバイカダとサキシマアオヘビは個体の図鑑的写真も多くないので昼にも撮りたかったので誘拐しました。でも夜の写真もいろいろ必要だし、撮っとけ撮っとけと、撮りまくりました。このシダに乗せた写真は、不安そうな顔してます。シダのような頼りない植物には普段乗らないのかもしれません。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

改めて惚れ直します。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

かわいらしいメスでした。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

上の写真の感じからみると明らかなメス。だけど

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

こちらの写真だと、「一般のヘビ的」な雌雄鑑別ではむしろオス的な尾のつきかた。だけど、後にオオカミヘビ系に詳しいかたに伺うとバイカダのオスの場合、ヘミペニスがあるので「膨れている」くらいだという。

他の一般ヘビではメスがヘミペニスがないので尾はしぼむように細くなる。オスはヘミペニスがあるので尾はなだらかに細くなる。バイカダではメスはヘミペニスがないので尾は普通に細くなる。オスはヘミペニスがあるので尾の基部が膨れている。ということになるだろうね。

しかもこの個体をよーく観察してみると妊娠してるかもしれない様子でした。(懐中電灯で透かしたら、一部卵構造のようなものが見えた)体が細くて意外と透けないので、透かしまくってもその一瞬だけしか確認できませんでした。外観からはまだ目立って卵がある様子ではなく、触診もちょっと怖かったので、置いておきました。

さて、

タイワンサソリモドキ
Vinegaroon sp.

他の生き物たちに目を移すけどやっぱり節足動物が多いね。タイワンサソリモドキは常連だけど、なんかこう、奥ゆかしい紫色を撮りたいけど、なかなか上手くいかない。

タイワンクツワムシ
Grasshopper sp.

昨晩の巨大コロギス(後にヒノマルコロギスと判明)も威圧感満点だったけど、このバッタ系昆虫での私の天敵No.1はやっぱりこいつ。クツワムシ系だ。

昔、クツワムシを掴み、思いっきり咬まれ、ショックで驚いて握りつぶしてしまったというトラウマ。昆虫とは思えないほどの大音量の鳴き声。おおお、恐ろしい。なんと言う昆虫だ。

オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

本日もオオハナサキガエルはポコポコといる。だけど逆にコガタハナサキガエルを見掛けない。今回だけのふしぎな傾向。

そもそもオオハナサキガエルの方が広く分布してる感じで、渓流の少し離れた所でも見るイメージで、コガタハナサキガエルはほんと渓流わきでしか見ない。

オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

こんなに緑になっちゃっても同種と言う反則技。アマミハナサキガエルもハナサキガエルも緑になるけど、そういえばコガタハナサキガエルではまだ緑見たことないなあ。いるのかな?

タイワンオオムカデ
Centipede sp.

で、出たぁぁ…。の中大サイズのムカデ。ブリッキーヌさんと「でかい、でかいよね・・・」とおののきながら手と比較しながら撮影。ムカデも森で見る奴は静止してて撮りやすい。地面で這いまわってる奴を撮影するのは無理無理(--;

ヤエヤマアオガエル
Owston’s Green Tree Frog

カエル的一番うれしい種はこれだったかも。ヤエヤマアオガエルは時期を外れると目にするのは少ない。今回は種としてはヤエヤマアオガエルはたくさん見たんだけど上陸直後のチビ個体ばっかり。なんとなく消化不良なところでこの、スリムドカンの登場。アオガエルの仲間ではいちばん好みかも。

シュレーゲルアオガエルのようにモッタリでもなく、モリアオガエルのように節操無くでかいわけでもなく、オキナワアオガエルのように妙な平たい顔でもなく、、バランスいいんです。自分の好み的に。(カジカ系やアイフィンガーも嫌いじゃないけどやっぱり緑っていうのはいいよね)

サキシマヌマガエル
Sakishima Rice Frog

で、今回なかなか姿の見れなかったこいつも最後には現れて、
ひとまずカエル的満足。オオヒキガエルもたくさんいたのだけれども、個人的に美しさを感じないのと、あんまり触りたくないので写真は撮りませんでした。。

宿に戻った後、サキシマバイカダと一緒にお風呂に入りました。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

お湯に一緒に入ったわけじゃなくて、ユニットバスのとこで写真撮ったんです。

さて、翌日。フィールド出れるのも最終日。

サキシマバイカダでだいぶ満足してしまったけど、出来れば四珍には会っておきたい。四珍とは八重山の珍しいヘビ四選のことで、人によって出会いにくいヘビがいるため、四珍が人により違う。他の人の四珍ではサキシマアオヘビやサキシマバイカダも入るようだ。

私の四珍は
イワサキワモンベニヘビ
ヤエヤマタカチホヘビ
ヤエヤマヒバァ
イワサキセダカヘビ
です。

ヒバァは見かけることはあるけど、ほとんど撮影に至りません。逃走率が異様に高い。。

本日の動きですが、この旅で初めて昼に動きました。川平へ行って周辺でウミヘビでも…と思ったけど、それほどお天気も良くなく、「体力の限界っ…!」(千代の富士引退会見より)
も迫っていたので、大事を取ってドライブのみに留めました。

於茂登トンエルの前で道路工事をやってたんだけどその信号待ちの時に、横にほかされた哀れなサキシママダラだったものを見掛けた。

そういえばサキシママダラの写真をほとんど撮っていない。。それで、そのあとサキシマアオヘビとサキシマバイカダを伴って形態の写真を撮らせてもらおうと捕まえた場所に連れて行った。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

コミノクロツグのような芯のしっかりした植物では安心した足取り(足ないけど)を見せてくれました。外見的にヘビは…という方に、このアングルはいかがでしょう?

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

ヘビと言うより、虫っぽい。イワサキセダカヘビが変態な顔つきと言われますが、このサキシマバイカダも変態な顔つきと言われればそうなような。

黒目がちな顔が可愛い!と思う方、実はサキシマバイカダは思いっきり羊の皮をかぶった狼ですぜ。本当の黒目は違うんだ。カラーコンタクト詐欺みたいなものですぜ。

そして夜。

今日は早く寝れそうです。お天気良すぎるから。この4日間、全て違う天気をあじわえました。乾燥した初日。海風と霧で湿度が上がったものの雨の降らない2日目。雨降ってウハウハの3日目。

本日は4日目。スカーっと晴れた夜になったのですが、放射冷却なのか、海風が冷たいのか、気温がぐんと下がって生き物の気配が全体的に薄かった。これはダメかもなー…。と別のポイントも行ってみました。(正確にはブリッキーヌさんの案内で連れてってもらいました)

天気は悪い(爬虫類的に)。それでもサキシマハブは現れてくれるいいやつだ。

そのポイントはオタマジャクシ大量生産場所だったのだけど、
そのオタマジャクシを狙ってか、サキシマハブが排水枡の前でおくつろぎでした。なんか、ハブだけど…。ヘビが見れると安心するなぁ。

サキシマアオヘビもあと十分早ければ生きていたころの君に会えたかもしれないのにね、ってのが落ちてました。

とにかく、ヒメアマガエルが多いところで

ヒメアマガエル
Ornate Narrow-Mouthed Frog

今まで行っていたポイントとは生物相が違うんだね。溢れださんばかりのオタマジャクシを狙いにサキシマハブも来てたし。ここならヤエヤマヒバァも探しやすいかなぁ…。と今後のフィールドにつなげるようなことも考えてみる。

オタマハンターなのか、別の水生昆虫狙いなのかわからないけど、こいつもたっぷりいた。

イシガキアオグロハシリグモ
Spider sp.

すっごい排水枡にたくさんいたけど…。全くいない排水枡もあった。オタマジャクシの数に比例してた。このクモも、いつものポイントでは見なかったなぁ。

沖縄のハシリグモと言うと渓流のイメージ強いんだけど(久米島でさんざんアオグロハシリグモと遭遇した)イシガキアオグロハシリグモは止水が好みなんですかね。いつもの渓流にはホソミアシダカグモ?ばっかりでした。

さて、4日間、いっしょにフィールドにつき合っていただいた
ブリッキーヌさんには大変感謝しています。お土産までいただいてしまいまして、何とお礼を言っていいやら。ありがとうございました!

今回の沖縄のフィールドはこれでおしまい。お疲れまさでした。

…余談…

結局あのあと、サキシマバイカダの雌雄の判別が自分ではつかなくなっちゃってオオカミヘビ系に詳しい方に相談したら、やっぱりメスで、やっぱり妊娠の線は濃い。という結論に。

サキシマバイカダの産卵については5月に6卵という記録が文献には残っているのですが、孵化期間などに関する記録はどうやら取られていないようです。おそらくはちゃんと孵化までさせている飼育した方もいると思うのですが。で、相談して、折角だから記録を取りましょうということになりこのサキシマバイカダは今、預かってもらって産卵を待っています。記録を取って、その記録は何らかの形で文献に乗せてもらえるようお互い出来ることをして出したいと思います。そしてその先は未定なのですが、生まれ来る子、そしてその母体を野生に戻すのか、生態をじっくり観察するのに手元に置いて観察、何かわかればまた文献を書いていくのか、いろいろ考えて相談して進めたいと思います。おりしも、ヘビの感染症らしきものも出てきており、(山口県の岩国のシロヘビが偽膜性腸炎で死亡している)カエルツボカビの時のように、一度捕まえて保管したものを野生に戻すべきでないという議論も出るかもしれないので、そのあたりもいろいろ考慮したいと思っています。

個人的には、数個体を手元に残して観察し、残りは健康上の問題のないことを確認したうえでいずれ捕まえたところに返してあげれれば、と思っています。

追記:6/27
産卵をしたとの知らせを受けましたが、残念ながらダメ卵だったそうです。残念でした。

追記:10/13
現在、このサキシマバイカダは我が家にいてもらっています。リリースについては真剣に考え、現在は安易に野に戻すべきではないなあ、と考えていますが、これからも真剣に考えていきます。

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Cockroach festival

I went to Ishigaki island. My purpose was to see many snakes. But I saw many insects. My friend likes cockroach. But I saw many cockroachs.

ヤエヤマイシガメ
Yaeyama yellow pond turtle

北海道から沖縄まで来たら八重山に渡らないと勿体ない。モッタイナイお化けはスネークセンターの幽霊・田中君だけで十分だ。八重山は石垣島を今回はチョイス。体力ないので宿取って、レンタカーで回ることにした。お金はちょっと高めに付くが、ケチって体力削って動けなくなるよりはこの方が絶対にいい。石垣島では島在住のブリッキーヌさんがフィールドにお付き合いしてくださって、生き物の見る幅がとても増えて面白かった。(ブリッキーヌさんは石垣でネイチャーガイドを兼務されるほどの干潟系・昆虫系・トウガラシ系のスペシャリスト)

ミナミヤモリ
Gecko sp.

しかし石垣島、「うるずん」だってーのに乾燥注意報が出とる~。カエル少なし、ヘビいなし。そんな予想を立てて、石垣島に臨んだ。(ほんとはそんな乾燥の中、私が滞在中に土砂降り天国になってヘビ出まくってウハウハ~とも考えていた)と、いいつつ、難しいと思われたツボカビの検査用のカエルでは初日からコガタハナサキガエル、アイフィンガーガエル、ヤエヤマハラブチガエルとやや難種系を立て続けに採材。

左:リュウキュウカジカガエル
右:コガタハナサキガエル
Left : Ryukyu Kajika Frog
Right : Utsunomiya’s Tip-nosed Frog

運だけでフィールドやっておりマス。(^^;

ヤエヤマハラブチガエル
Yaeyama Harpist Frog

アイフィンガーガエル
Eiffinger’s Tree Frog

山の中を歩き回ってるときに昆虫どもはとても多かった。乾燥してたからかな。いろんなのがウロウロ。

イシガキスジシロカミキリ
Long horn beetle sp.

モー。こいつ。沖縄の本がないと同定が難しいよ。。。どの仲間かってきっかけを掴むまでが大変。すごい惹きつけられたこのイシガキスジシロカミキリ。スジは白くなくて黄色いし。
近縁種のスジシロカミキリにとりあえず辿り着いてから検索するも出てくるのはシロスジカミキリの嵐…。スジシロとシロスジで全く違うカミキリじゃない。スジシロって入力してるんだからちゃんとスジシロの結果吐き出せ~、検索サイト。(「””」を活用できていない検索初心者…)

でもなんとかね。種名まで辿り着きましたよ。

?(追記:ヒノマルコロギスだったようです)
Gryllacrididae sp.?

しかし相変わらずきっかけも掴めない虫もいる。ナニコレ夏物大セール。ばかでかいキリギリス系の昆虫かなあ。右下はブリッキーヌさんの指と。クツワムシ大だけど、でっぷりしてるから、なおでかく見える。スネのあたり、謎のエメラルドグリーンだし。。。どなたか調べるきっかけをください。(追記:ヒノマルコロギスだったようです)

コブナナフシ
Stick insect sp.

枝には奇怪な昆虫くっついてるし。。大きなアマミナナフシが枝に一生懸命化けてユラユラしてるのに、コブナナフシはがっしり枝につかまって枝に同化してる。擬態としてはコブナナフシの方が賢いのか?

イワサキヒメハルゼミ?
Cicada sp.

こいつも完全に正体掴めてない。たぶん発生時期と、なんとなくの外観でイワサキヒメハルゼミとしてみたけど。あのね、これもね。名前としてややこしいと思うんだ。
ヒメハルゼミがいて、イワサキゼミがいてイワサキヒメハルゼミがいて。ついでにイワサキクサゼミがいる。ややこしいよ。名前。ややこしすぎるよ。
岩崎さんが頑張りすぎたんやねえ。ワモンベニヘビもセダカヘビも岩崎さん背負ってるし。。

ホソミアシダカグモ?
Spider sp.

山を登る途中で、渓流に出る。渓流の岩にはこのクモがベッタベタ。岩1枚に1匹以上の密度。ってか渓流のほんとすぐそばに大量にいるから、最初はハシリグモの仲間かと思っていたんだけど、やっぱりアシダカグモだねえ。
アシダカグモは苦手なんだけど、このひとたちは、ほとんど岩から動かないからゆっくり写真撮れた。やっぱり苦手なのは動きなんだ。絶対。フナムシもゴキブリも苦手だし。ダメ。絶対。

左:コマダラゴキブリ
右:ヤエヤママダラゴキブリ
Cockroach spp.

山の中でヤエヤママダラゴキブリが長靴を登ってきた時は死ぬかと思った。いっそ鼻血出して死んだふりしてやろうかと思った。いや、服の中に入ったら死ねると思った。
ゴキブリをここまでいろいろ観察、撮影したのもブリッキーヌさんのおかげ。ブリッキーヌ的・良ゴキブリはヒメマルゴキブリやヤエヤママダラゴキブリ。ブリッキーヌ的・悪ゴキブリはワモンゴキブリ。やっぱりワモンゴキブリは気持ち悪いんだって。ヤエヤママダラゴキブリが良いゴキブリとするのなら、形では判断してないよね。でもでかいんだよ!ヤエヤママダラゴキブリ。名前長いんだよ!ヤエヤママダラゴキブリ。出てくるたびに名前を言えなくて舌を咬みそうになる。「ヤママダ」のあたりで。お前なんかYMGだ。OMG !!

左:ヒメマルゴキブリ
右:ワモンゴキブリ
Cockroach spp.

ワモンゴキブリなんか最低だよ。お前なんかゴキブリ以下だ。サイテーだ。このゴキブリ野郎!ってゴキブリか。
まだ森のゴキブリは写真を撮る余裕が持てるからええよ。町のワモンゴキブリは絶叫系だね。頭の黄色い縁取りが、死ねるね。ワタシ死んでても、あれにたかられたら叫ぶ自信あるね。コワモンゴキブリでも、死ねるね。
そんな中、ダンゴムシのようなゴキブリ発見したら、ブリッキーヌさんすっげー喜んでくれた。ヒメマルゴキブリ。
お前さんダンゴムシでいいよ。丸まるし。のろいし。枝についてるのつついて落として捕まえた。オトナ採りの男2人。
うっかりヒメマルゴキブリをおとしたらすぐ草にまぎれてみつからなくなってしまった。
すると草陰の沼から女神があらわれて、「あなたが落としたのはこの金のヒメマルゴキブリですか?それともいいジャイアンですか?」
って聞いてくるから
「いいえ、裏返すとダンゴムシではなくしっかりとゴキブリ顔のヒメマルゴキブリです」
って答えたら
「正直なあなたたちには、いいジャイアンをあげましょう」
ってなんでやねん。
でもジャイアンひっくり返したらダンゴムシじゃなくてやっぱりゴキブリだった。うぎゃぁぁぁ。
さすが八重山はゴキャブラリーに富んでいるな。
初日のヘビは2種3匹。八重山諸島では毎度おなじみの2種です。

サキシマハブのノーマルパターン2つ、サキシママダラのおっきいの1つ。
しかしそれすらも道路の端っこでチラ見の生殺し状態。逃 げ る な ~。撮 影 さ せ ろ ~。
しかし、今年ず~っと続いてきた、「ヘビ自分で発見できない病」はサキシマハブの発見おかげでようやく終焉したよ。

サキシママダラ
Sakishima odd teeth snake

翌日、雨はほとんどなかったけど湿度は上昇。

オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

装備があまりにもかさばりすぎた昨日にへこたれて本日は最軽量装備にて山登り。と、その途端にオオハナサキガエル連発。すいません。。採材出来ませんでした。。。
湿度の上昇で、道路や水っぺりに出てきたサキシマハブとサキシママダラは撮れた。

サキシマハブ
Sakishima habu

サキシマアオヘビの幼蛇をチラ見したのだけど、

ブリッキーヌは、なにかのヘビを見つけた!
ブリッキーヌは仲間を呼んだ!
ばいかだがあらわれた!
ばいかだはわらっている。
ばいかだは足がもつれてころんだ!
サキシマアオヘビは逃げ出した!

みたいな感じで取り逃がしてしまった。しかし明らかに確認ヘビ数は増えてきている。

サキシマハブノーマル2、やや赤1
サキシママダラ3、
サキシマアオヘビ幼蛇1。

さすが八重山。ヘビは安定して個体数が見れる。しかし見れるが撮れない。

昨日と天気が違えば、生き物も出方が違う。今日はゴキブリもでかグモも少ない。でも、オオゲジとかザトウムシとか多いな…。

樹上系のヘビを探して歩いてたら手の届きそうなとこでメジロが寝ててびっくりした。

メジロ
White-eye

なんだか今日はサソリモドキも木に登ってるのが多い。

タイワンサソリモドキ
Vinegaroon sp.

英名は「酢」から来てるデスね。ビネガーね。ホワイトビネガー。ワインビネガー。ナグゴハイネガー。
お尻(正確には違うけど)の管から酢酸噴霧します。つ~んとすっぱい香りします。

そんでキノボリトカゲがやたらとシダで寝てた。

サキシマキノボリトカゲ
Sakishima tree lizard

写真のは目をさましちゃってるけどね。
すっげー湿度が高くてヘビなんかバンバン出そうだったけど、あんまり出てこなくて何が悪いのかわからなくて悩んだ。

そうか、運が悪いんだ。

悩みは5秒で片付いた。

ヘビは諦めたころによく出てくるんですよね~と、ヘビが出ないとお決まりのように言ってしまう。諦めたふりして出てきてくれないか、切に望んでいる。が、腹の底では諦めていないから出てこない。これはもう負のスパイラルだわな。
帰り際に諦められなくて、石垣の排水パイプをほじってヘビ出そうと思ってたら大量にワモン…
…ベニヘビであってほしかったが、ワモンゴキブリがパイプには大量に詰まっていた。
だけど最後に排水枡でマダラが…いたいた…!

サキシママダラとヤエヤママダラゴキブリ
Sakishima odd teeth snake & Cockroach sp.

マダラ… マダラッッ!!そう… マダラ!
…悪臭の帝王…サキシママダラっ…。所詮体の大きさは大きい方じゃない……だけど…だけどその臭いは殺人的っ…
しかし…
いくら…いくら国内最大種でも…。ヤエヤママダラゴキブリがそうだとしても…。ヘビのお前がゴキブリに隠れられるわけがないっ…
バカがっ……!なぜそれがわからない……?なぜ……そのことに気付かない…?

テレパシーで語りかけたが、このまま動かず。

仕方ないのでスネークフックで排水枡から拾い出してやった。ゴッキーは自分の羽で何とかしてね♪

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Lighting fungus

I went to take a photo “Lighting fungus”. I was interested to take “bulb” photo.

ツノホコリsp.
Slime mold sp.

前日の行程からこの日は午前ぐったり、午後ぐったりして、夜に北部探索。昨日のメンバーに加え、先日東京のフィールドでばったり出会ったSさん、Z君、カエルのツボカビを研究している麻布大学のU先生などいろいろな方とフィールドを一緒した。
前半は北部のクロイワトカゲモドキを眺めたり、

クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

カエルを眺めたりして進む。

ナミエガエル
Namie’s frog

とくに好きでもないし、そういう趣向もないはずなのだがナミエガエルを見ると尻を撮りたくなる。なんでかわからんが。なんでじゃろう。
顔はこんな感じです。

ナミエガエル
Namie’s frog

山の上のほうで湿地があって、ヘビがいねぇなぁと思っていたら、誰かが「ヒバァいるよ」って教えてくれた。誰だったのかなー。ありがたい。結局誰だったかわからんかった。キジムナーだったのか?

ガラスヒバァ
Ryukyu keelback

ガラスヒバァのまあまあの大きさのが湿地にいて、写真撮ってたりライトを当ててたらパニクってこっちに寄ってきた。ごめんごめん、あんまり近寄ると逆に撮りにくいんだよ~。と掴んだりして。
ヒバァにしてはおとなし目な子だったのでほとんど咬まれることもなく臭いを巻き散らかされた。久々のヒバァ臭…。やっぱり臭い。

ホルストガエルの亜成体を見かけて「あ、ハナサキガエル」と口走り株を落としつつその後も歩く。
U先生たちは、その後もカエルのツボカビサンプル採集のため別行動になったのでこちらもZ君を吸収しつつ、光るキノコ撮影隊に。発光キノコは沖縄でも数種あるらしく、すっごい面白いね。素敵の子。ステキノコ。

アミヒカリタケ
Fungus sp.

初めてがっつりとバルブ撮影してみたけど面白いね。工夫のしようがありまくる。
上の写真はただシャッタースピードをのばしただけだけど、懐中電灯をちょっと使うとこんな感じに変わる。(ストロボでもいいと思う)

アミヒカリタケ
Fungus sp.

自分はこっちの方が好きだな。

撮り方は、周りの皆さんの撮り方を見て「ほえ~、なるほど~」と感心しつつ試行錯誤してみた。発光キノコが点々とあるので各々が配置についてライトを消して撮影してるから、ヤンバルの森の中で真っ暗森のなか、ボソボソと男の声がコダマするという一般人がやってきたら逃げ出しそうな状況を楽しんだ。

ヒナノシャクジョウ
Burmannia Championii

腐生植物のヒナノシャクジョウ。これも彩元堂さんに教えてもらった。自分がギンリョウソウとか好きだというのを知っていて教えてくれた。まだ開ききっていないけど、白い怪しさのある面白い植物。
次のポイントに移動中にアカマタ発見。アカマタも臭いをかいでみる。オッェエッェ臭い。ワシはマダラヘビ属の臭いが一番嫌いだ。

アカマタ
Ryukyu odd teeth snake

しかし、ただ単に「久しぶり」という感覚で臭いをかぐ。
20代のころは、軽くえづくくらいだったけど、30代になった今、しっかり嗅いだアカマタの香りは胃内容を逆流させんばかりだった。
そんなわけで、親指と人差し指で「キタナイモノ」的につまんでいじってたら腹に小石がついてるのが気になって…もしかして車にひかれた個体だったかなと思ってみたらマダニが刺さってた。オェェェ。
キララマダニの仲間らしい。キララマダニは、背板がキラキラ光る(日本のはあんまり光らないんだそうだ)からキララなんだと彩元堂師が教えてくれたので、北海道の田舎の野良犬のマブタには、マダニがいっぱいくっついてるんだよ、などマダニトークで盛り上がったり盛り下がったり。ダニー最悪じゃ。

そのあと、沢を歩こうということになって沢を歩くとヒメハブが水没してた。
おお!生活防水IPX7等級相当のヒメハブ!!ヤンバルサワハブ!!という心の叫びはあまり表に出さず、こっそり撮影した。

ヒメハブ
Hime habu

薄いヒメハブは尻尾の色がスターダストできれいやね。(いずれへび図鑑(サイト終了)に載せたい)

沢歩きでひそかに親分(ハブ)を期待していたんだけど親分は現れず。
ガラスヒバァの子っこは排水溝にダイブして行方不明。「ス巻きにして道頓堀に沈めたろか」とも思ったが、そうするまでもなく、浮き上がってきてくれなかった。やつはエスパーだ。。
その後もアカマタが現れたのものの早くもアカマタには「もういいや」感漂い、スルー。

結局2日で5種11匹。そして自分で見つけたもの0というフィールドニートっぷりを最大限発揮した。やばいよ、本当にヘビ探しニートだよ。。。さすがに次の石垣では見つけられるとは思うんだけど。。。
そして気がつくと朝。一晩中、沢を駆け抜けるアホども。

しかし、学生の頃のように体力あり溢れてないのと、感情抑制リミッターが身についてしまったので、トーンが低めで皆様、失礼しました。。。

ハナサキガエル
Okinawa tip-nosed frog

朝帰りしたその日には昼過ぎまでゴロゴロし、そしてその当日には友人の結婚披露宴に出席してきました。何度も言うけれどトーンが低くて、本当に申し訳ない。。。
そして沖縄で一番食べたかった「ぐるくん」(タカサゴ)の唐揚げを食べ、島ラッキョウのキムチを食べ、満足感を持って石垣に向かうのでした。
ぐるくんは漁獲2日目以降は身がグズグズになってしまうから、内地には出回らないんだって。沖縄来た時しか食べれないねえ。伊豆に行った時にタカベでもそういう話があったなあ。

ということで皆さんには本当にお世話になってしまいました。一人だったらどうなっていたことやら。。。

なんだか宿泊してるホテルの周り、なんか頭の黄色い縁取りのGがうようよいるんですけど…。アマミタカチホにしてもワモンゴキブリにしても、黄色なんて目立ちカラーとりいれちゃったんだろうね?

下の写真は昨日渓流にいた大物の人だけど、ワモンGとか食べに来てくれないかなぁ…。(生息域が違いすぎる…)

オオハシリグモ
Spider sp.

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Okinawa Snails

I went to Okinawa to meet my friend who was just married. And I went to field in Okinawa long long absence.

シリケンイモリ
Sword-tail newt

友人の結婚披露宴に出席のため、久しぶりに沖縄にやってきた。北海道からだと沖縄はなか行けない場所なので折角だからフィールドも兼ねて行きました。

西表島でウミヘビを操っていたことから衝撃的な出会いをした現ガラスのトンボ玉作家の彩元堂さんや現ウミヘビの研究を続けている化野さん、そして玉泉洞でヘビを扱うMさんと沖縄本島南部を歩く。

久しぶりの沖縄、沖縄人は寒いと言っていたが、半袖でも寒さを感じず、少し歩くとジトーっと汗をかく。これが北海道在住と沖縄在住の差だろうか。

しかし、沖縄のヘビたちにとっても本日は寒いらしく姿を見ることができない。

なぜか、目につくシュリマイマイ?に目を奪われ、マイマイばっかり見始めてしまった。

シュリマイマイ交接
Snail sp.

このシュリマイマイがたくさんいたんだけど踏んでしまうくらい大量に出ていて、しかも踏み死にした仲間をウネウネ食べに集まってくる。そんでその場面で相方と出くわすと交接を始める始末。。人間感情からみると、かなりすごいことになっておりました。。。

あ、マイマイじゃないけど、アオミオカタニシが美麗で美麗でたまらん。

アオミオカタニシ
Mud snail sp.

なんで素直にカタツムリじゃないのかというと、フタがあるんだ。

この日のフィールドが終わってから写真の整理をしたら半分近く陸産貝類(マイマイとかオカタニシとか)だったのにはびっくらこいた。

オオカサマイマイ
Snail sp.

このオオカサマイマイ、平べったい。最初ケマイマイかと思ったよ。

アマノヤマタカマイマイ?
Snail sp.

暗い写真でスイマセンね。ライティングで遊びながら写真撮っていたんだけど、ちゃんとした写真を残せていなかった(^^;
形的にはこのヤマタカマイマイが好みだな。なんというか、貝の形が美しいもの。

で、やっぱり見なれなくてダメなのがコイツ。

アシヒダナメクジ
Slag sp.

ナメクジの名を冠しながらその乾燥した肌具合、動いてんのか、生きてんのかすらもよくわからん。まあ、ナメクジよりイソアワモチっていう海の仲間に近いらしいと聞かせてもらった。うん、これはナメクジじゃないだろう。

もちろん、爬虫類も撮ってて、クロイワトカゲモドキにはいつも萌える。なんだあの生き物。なんだってあんなに素敵な生き物なんだろう…。

クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

天然記念物であるのだが、身近でうろうろする緊張感の低さがほほえましい。だからこその天然記念物なのでしょうけれど。ほんでカッコいい生き物ですね。

クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

瞳孔は本当はもっと太い状態なんだけど、撮ってるうちにライトでどんどん細目になって行くんだよね。赤ライトとか使わないといかんかなあ。蛇だとここまですぐに細くならない奴が多いのだけど。

クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

尾を振り上げて威嚇。というより、尾を囮にして逃げようとする前段階だね。緊張感があって、構図も取りやすいです。(ただし、多くの場合同じような写真になる)

マイマイとか探して葉っぱの上ばっかり見てる私だったのでもちろんヘビなど見つけることも出来ないでいたが、こんなやつは見つけられた。

ミナミヤモリ
Gecko sp.

木に付いていたのだけど、扱ってるうちに下に落ちてしまった。普段、地面に潜んでいるときはこんなあからさまに葉っぱの上にはいませんが、これでもかなりな迷彩になっていますねぇ。

そうこうしているうちに彩元堂さんがヒメハブをめっけてくれた。ヒメハブは木の根の陰に入ってて、さらに水中だったので、スネークフックで出して写真撮ろうと思ったのだが見事に逃げられてしまった。
ヒメハブだからと油断していたが、本気を出せばやっぱり早いよね。。。

そのあと、ブラーミニメクラヘビの妊婦さん。

ブラーミニメクラヘビ
Brahminy blindsnake

このときのメクラヘビはいつものような石の下でなく、地面を徘徊していました。彩元堂さんや化野さん曰く、夜はこうして出歩いているそうで、夜行性だなあと認識しなおしました。

ブラーミニメクラヘビはメスの単為生殖なので、この時期、メクラヘビをゲットするとだいたい妊娠個体だったりします。この個体もでっぷりしていて、そろそろお産ですね~。メクラヘビは徘徊してたのでそのまま撮ったり引っ張り出して撮ったり。
メクラヘビと言えど、臭いは結構すると聞いて触ってみたら、あ、臭い。これまた臭い。ごめんくさ…

さらには化野さんがアマミタカチホの妊婦さん発見で、自分は全く働かずして、ヘビを見せてもらうというVIPっぷりだった。

アマミタカチホヘビ
Amami odd-scaled snake

それにしてもアマミタカチホヘビはなんつー美しいヘビなんだろうね…。
その闇にまぎれたさそうな、背中の紺色と、どういうわけか目立ちたさそうなフレッシュな黄色い腹がツボにはまって、いろいろマクロな写真も少し撮らせてもらって、元の位置にリリースしてきた。
災難だったと思うけど、いい子を産んでください。

お三方には夜中の3時過ぎまでお付き合いいただいて、VIPで申し訳ありません…。
オキナワキノボリトカゲもお休み姿勢です。(目を開けて起きちゃいました)

オキナワキノボリトカゲ
Ryukyu tree lizard

でも良く見ると寝てそうなんだよな~。目が、目がね。。。ライティングかえるとホラ。

オキナワキノボリトカゲ
Ryukyu tree lizard

目が、目がぁ~!!

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Longhorn beetle ?

I will go out Hokkaido a few weeks. I want to use an electronic flash for camera. I practiced to take macro photo.

エゾハルゼミ
Cicada sp.

先日に引き続き、ヘビポイントを求めて動き回った。1か所はとても車でセンサスしやすそうないい環境の場所を見つけ、1か所はまあまあ、アオダイショウなどが天気の良い日にはとぐろを巻きそうな場所を見つけた。しかし、たぶん見かけても捕獲は難しそうな場所だ。

お天気も雨模様で気温も20度行かないので、最初からヘビは期待していなかったが、これほどまでに見つけられない年も珍しいかもしれない。もしかしたら今年のヘビ運はひどく悪いのかも…。

結局ヘビ探しは早々に引き揚げて、今度遠出する時のために、ストロボの調子を見に昆虫を撮りに行ってみた。鳴いてはいなかったけど、エゾハルゼミは葉っぱの影などにひっついてたよ。
ストロボに関してはいろいろなことを試してみたんだけど、自分には「スナッピングストロボ」が合っている感じだ。(マルチ発光もどき・手動でマルチ発光させるという努力賞もの)今回はそれで撮った写真はアップしていないのだけど。

何かが生えてる
Something sticks in a tree

近くに落ちている丸太をひっくり返してヘビを探していると(結局探している)何かが丸太からにょきにょき生えてた。モアイみたいだ。

カミキリsp?
Longhorn beetle sp?

キノコかなあと思って近づくと、甲虫の抜け殻な様子だった。良く見るとカミキリ穴からにょきにょき生えている。カミキリって羽化の時、こうやって出てきて羽化殻は穴の出口にひっかけて出ていくものなの?不思議な感じだ。
躍起になって成虫探したけど、どこにもいない。結局何なのかわからずじまいだった。寄生蜂の可能性もあるのかな。

ヘビ探しポイントの選定は結構難航してる。札幌周辺では、なかなかいい条件の場所が少ない。温泉が湧いてるか、その排水が近くの川に流れ込んでいてその河川の周りは歩きやすい環境で森林に囲まれていて人が少ないところ。

なかなかないよね。そんなとこ(--;

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Personality

Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)
Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

小型のサンショウウオひとつとっても、それぞれ人の好みがある。私は止水性のサンショウウオより、渓流性のサンショウウオのほうが好きだ。なんとなく、止水性サンショウウオのほうが顔がいかつい気がする。この写真は止水性サンショウウオのひとつ、エゾサンショウウオです。
What kind of small salamander do you like? I like mountain-stream salamanders better than still-water salamanders. A still-water salamander feels me somehow the face is stern. This photograph is ezo salamander that is one of the still-water salamanders.

同じエゾサンショウウオでも変異が大きい。真っ黒な奴。金のラメの入ったやつ。尾に黄色い線の入ってるやつ。紫っぽいやつ。顎が異様に張ってるやつ。
There are a lot of mutations in ezo salamander. Jet-black one.  Gold Lame one. Yellow line tail one. Purplish one.

動物を見るときは1つ見て満足するなかれ。たくさん見て、個性を見抜け。
You must not be satisfied that you watch only one of them when you watch an animal. Look a lot and see through personality.

あなたの好みの異性の顔があるように、嫌いな生き物でも、好みの顔がいるかもしれない。
You are sure to have the face of the opposite sex of the favor. The creature that thinks that you are hated might have the face of the favor.

残念ながら、結婚してもいいほどの好みのエゾサンショウウオには
出会えていない。この個体は、鑑賞して楽しむくらいの好み。
Unfortunately I cannot come across favorite ezo salamander as I may marry. Preference so as I appreciate this individual, and to enjoy it.

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