カナヘビとヤモリの日々

I’m staying in Kanto region. I look Japanese grass lizard & Japanese gecko everyday.

風邪ひいた~のあと、
すっかりtwitterも止まっておりましたが、元気は回復しました。

いざというときの風邪薬はよく効きますね。

現在、関東に逗留中です。
今回の本州行脚では京都~東京(国会図書館)~埼玉~群馬(スネークセンター)~北海道
のような流れで、残すところは、スネークセンターです。

涼しくなったとはいえ、関東は自分の身には暑すぎる日もしばしば。


再生尾のニホンカナヘビ

ニホンカナヘビも連日絶賛活動中ですよ。

ここは材木が積んであって、そこにクズなどの雑草がはびこって
カナヘビのためのビオトープ状態になっていますね。


ニホンヤモリ

昆虫も灯火飛来してくるので、
ヤモリも食事には困らないようです。

このヤモリ、波ガラスにいるものだから、ちょっと激しく動くと落ちていきます。
昨夜も、ガを捕まえた瞬間に落下して行きました。

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パップラドンカルメ

シマヘビ
Japanese four lined ratsnake

北海道のカエルとサンショウウオが落ち着いて、爬虫類が最盛期に入る前に関東に行ってきた。埼玉県の北本市自然観察公園で、ちょっとありえないヘビが展示されているという。

特徴を聞いていると、なんとなくパップラドンカルメを思い出した。
1970年代後半にポンキッキで歌われていた、正体不明のお菓子の歌。
パップラドンカルメは噂でしか確認されていない、誰もしらないといった物。

まるで、上の写真のヘビがそうだ。

背中に薄く線が一本走っているそうだ。 (タカチホヘビ的なもの?)
体は真っ白なんだそうだ。 (アルビノ?)
でも目は黒っぽいんだそうだ。 (白化個体?)
頭が少し黄色いんだ。 (や、ヤマカガシ的…な?)
体鱗は胴の中央付近で19列なんだそうだ。 (シマヘビ??)

結局スネークセンターで同定されて、シマヘビの色素異常個体と確認されたそうです。
たしかに顔はシマヘビです…。

よくみると瞳孔は赤くて、虹彩が黒いんですね。

このヘビを見たくて、半年うずうずしていたんですが
ようやく見てくることが出来ました。

カイコ
Silk moth

カイコも展示していたんだけど、
古い物ついでに、カイコの顔はおだてブタに似ている。
すいませんね、少し古い話しをして。
これも自分が子供の頃にインパクトのあったものなんだ。

ヤマアカガエル(たぶん)
Montane Brown Frog

北本の自然観察公園は、森も大きく、湿地もあって歩くと結構いろんな生き物が見れます。

ちょうど、アカガエル系の上陸時期で、ちびがいくつかいました。
ヤマアカガエルかなー。ちゃんと見なかったな。

ところで、図鑑作るときにちょっと引っかかってた言葉がありまして。
「カエルの幼体」と聞いたら、どんな姿を想像しますか?

正解は、上の写真のような、上陸したてのカエル型になったものを指すんですが、
人によっては「オタマジャクシ」を連想してしまうかもしれない。
オタマジャクシは「幼生」なんですね。

これを説明なく図鑑に書いてしまうと、読んだ人が混乱するかも知れないと思いました。
事実、他の図鑑では「子ガエル」と表現しているものもあります。
多分同じことを考えてこの表現を使ったんだと思うのですが。

それと、微妙な表現ですが亜成体というのもあります。
亜成体は、幼体より成長しているが繁殖能力のない個体のことを
イメージする言葉なんですが、定義ははっきりしてないようです。

このあたりに少し気を使って、
「変態直後の幼体」のような書き回しをしてみました。
あんまり見えない苦労なんで、アピールしてみました(^^)

ツノホコリ
A kind of Slime mold

粘菌も出始めていて、名前はわからないけど3種類ほど見つけました。
ツノホコリ、カタホコリ系、マメホコリ系のもの。

粘菌をがっつり写真撮るにはやっぱり三脚がいるなぁ…。
コンパクトな三脚、持ち歩こうかなぁ…。
機動力が落ちるので、体と相談だね。

マミジロハエトリ?
A kind of Jumping spider

ハエトリはやっぱり見てて面白い。
この大きさだから、面白いとか可愛いと観ていられるけど、
自分と同じ大きさだったら、ほんとうに恐ろしいプレデターになるね。
人間でよかったかも知れないです。

ヤマトシリアゲ
A kind of sorpionfly

シリアゲムシっていうのも、今までゆっくり見たことなかったよ。
いやー、サソリみたいで面白い形しているんだね。

コクワガタ
A kind of Stagbeetle

息子といろいろ今回は触れ合いながらの観察。
コクワガタが葉っぱと葉っぱに挟まって隠れてたのを見つけました。

息子もおもいっきり、クワで挟まれていましたが、
実は私も陰でおもいっきり挟まれていたのは内緒です。

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StreamLined Syndrome

Chestnut

I took part in the meeting of the herpetological society of Japan.
And I walked at Machida in Tokyo. I did not have long time, but I enjoyed the field of Kanto. I found Snout beetle. This kind of Snout beetle lays the egg in Chestnut. I remember I found 4 larva of this Snout beetle in the Chestnut which was eaten at school lunch.

ヒバカリ
Japanese keelback

横浜で開催された、爬虫両棲類学会に1日だけ顔を出してきました。今までの最高参加者数だったようで、たくさんの方々が来ていました。精力的にいろんな人とコミュニケーション出来ればよかったのですが、質問を一つするので精一杯でした。

で、せっかく関東に来ているのだから、ということで2泊3日の中で、1日、フィールドをしてきました。東京での環境調査でお世話になった方とともに。

ヒバカリ
Japanese keelback

ヒバカリ。腹板のキワに黒点が全く見当たりません。珍しい!と思う。

ヒバカリ
Japanese keelback

こっちがノーマルのヒバカリです。

実は、一緒にフィールドしてくれた方が、
前日にフィールドする場所で捕まえてくれてました。

北海道にはいないヘビなので、
見たい!ということで、1日保管してもらっていました。

対峙してみたら、腹板が変わった個体だったので、
けっこうびっくりしました。

ウシガエル
Bull frog

ここにもウシガエルはいました。
ウシガエル、やっぱり警戒心が強いです。
写真見ても、だいたい何らかの陰になったりしてます。
これも草が少しかぶってますね。

ヒメアカネ
Dragonfly sp.

昆虫は自分の得意分野(?)以外は本当に難しく、
生態などを熟知している同行の方に教わりながら歩きました。

トンボはいろいろ教えてもらえる機会が多いのだけど、
頭からすぐに抜けていってしまう…。

ナツアカネ
Dragonfly sp.

最近、もうヘトヘトのせいか、晴れ男の威力も著しく落ちている。
だいぶ気温も下がり、昆虫たちも動きが結構鈍い。

ここ何度かの遠征は、
写真撮るぞ!!という日だけはなんとか半日くらい晴れてるけど
あとは全て雨、という流れが出来てきてる。

今回が今年の遠征のほぼラストなので、
快晴と行きたいところだったけど
このフィールドやってる間以外はずーっと強めの雨が降ってました。

シギゾウムシsp.
Snout beetle sp.

細かい識別はできないけど、シギゾウムシは面白い。
いわゆるクリ・ドングリ系に穴あけて産卵するんだけど、
なんでそこまで吻が伸びちゃったかねー。

私は小学校は神奈川県の南部の小学校に行ってました。
そこそこの都市の小学校だったんだけど、
時々給食にクリが出たんですよ。

茹でたクリが3つほど。

これがかなりの確率でクリシギゾウムシの幼虫が入ってまして。
まあ、そういうもんだと思ってたので、虫除いてみんな食べてました。

時々、罰ゲームで穴の開いた(産卵されてる)クリをまるごと食べる!
というのもやりました。

クリ食って生きてるゾウムシ幼虫だから、
クリの「タンパク質風味」くらいの感覚でしたねえ。

あと、クリの中にたくさん幼虫が入ってると
なんか「あたり」っぽい雰囲気で、周りと競い合いました。

自分は4が最高だったかな。
周りでは7とかいたような。

まあ、今では考えられないのかも知れないんですが、
クリが出る日は楽しい給食でしたよ。

しかし、あのクリは正式なメニューだったんだろうかね。
近所の農園から貰ったとかそんな感じだったのかなー。


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Field Day (Sports Day)

I watched the Field Day. My son took part in this field day. And I took the picture of turtles.

ヒガンバナ
Lycoris

子供の運動会を観に行ってきました。天気が非常に悪そうだったけど運動会の日だけ、日が出てくれました。運動会って「Field Day」って言うんですね。動物見るために野にいくのをフィールドって言ってるから、なんだかややこしいです。

今回は、ゆっくりすることが出来なかったのですが、あいまにクサガメの写真を撮りに行きました。カメを撮るのは難しいね。

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

神社の池とかにいるクサガメやアカミミガメは9割9分棄てられているもので。標準的な体型のカメの写真を撮りたいのだけど、特に個体数が多いアカミミガメなんかになると、もうどれがいったい標準体型なのかわからなくなってくる。

甲羅が歪みまくってる個体、結構多いので…。(育て方が間違ってた上に捨てられるというのも、可哀想ですね)

気がつけば、35回目の誕生日を迎えました。息子とお揃いのシャツを頂きました。山中でもし、このシャツを着た人間を見かけたら、「あっちでさっき、アオダイショウ見ました」みたいな話をするときっと喜ぶと思います。

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To take the photo of American Bullfrog

I went to South Kanto area by airplane. I wanted to take pictures of frogs, and the purpose was done.

ウシガエル
American Bullfrog

のっけから変異個体ですが…。関東に行ってまいりました。大きな目的はウシガエルの撮影。ウシガエルは北海道も道南の一部に生息しますが、卵の撮影など札幌から頻繁に通うのも難しいため、もし撮れなかった時のための保険も兼ねて撮影してきました。

なお、ウシガエルは現在、特定外来生物として取り扱われており、捕獲は可能なものの、生きたまま現地から移動させてまうと法律違反になりますのでご注意ください。

今回、撮影したウシガエルたちは、可哀想ではありますが安楽死後に大学に送付してツボカビやラナウイルスの調査の検体として調べてもらっています。今回は撮影に写真家の松橋利光さんも同行してくれました。

実際、ウシガエルは日本人にとって今や身近なカエルですが、両爬を追っている自分達も、ウシガエルについてよくわからないことが多い。ウシガエルの鳴いてるとこ、卵。ぱっとイメージできません。オタマジャクシや成体の姿はぱっとイメージできるのですが。。。

外来動物だし、ちゃんと識別出来るべきものだとは心では思っているのですが、心のどこかで、ウシガエルについて真面目に向き合ってきていなかったのかも知れません。運良く、卵は撮影できて、鳴いてるところも辛うじて撮ることが出来ました。

しかし、ウシガエルはものすごく臆病です。

ウシガエルだけのフィールドも、探しものという観点からとても面白いフィールドでした。

たまたま、変異個体のオタマジャクシも見つけられたし。。。これ、アルビノってわけじゃないみたいですが、変な色彩です。

モノサシトンボ
Dragonfly sp.

水辺の環境はいろんな生き物がいる。今回みたいに、がっつりと水辺を歩きまわるといろいろなものが見れる。イトトンボ系のトンボ、好きですねえ。

イトトンボsp.
Dragonfly sp.

少し離れたところには別のイトトンボ。ベニイトトンボかと思っていたのだけど、ちょっと調べると胸の模様が少し違うかも。全身オレンジの個体はそれっぽく見える個体もいる。でも、イトトンボは成熟と未成熟で大きく色も変わるし難しいよね。

7/15追記:モートンイトトンボではないかという意見をいただきました~。

イトトンボsp.
Dragonfly sp.

雨模様だったので、こんな状態でイトトンボギラスどもがたむろしていました。左下の方にいるの、未成熟なのか成熟なのか??

そんなことは別として、綺麗な風景でした!

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

神社の池とか、城のお堀とかで見かけるクサガメも、こういう環境で見ると、なんとなく野生っぽい。野性っぽいと言いつつも、最近ではクサガメも古来の移入種ではないかと言われ始めています。

イシガメ系(ヤベイシガメ)の化石は出るのに、クサガメは出ないんだとか。代わりに絶滅した(?)ニホンハナガメは出ているみたいだけど、ハナガメとクサガメは近くなかったっけ?そういう系統的なところってよくわからない。

でも分布的に中国と日本の分布だから、外来臭いというのはうなずける話ではある。

ヤマカガシ
Tiger keel back

雨なのにお出ましくださったヤマカガシ。北海道からの旅人にあいさつしてくれたのかな。本州に来るたびに見たいヘビのひとつ。

ヤマカガシ
Tiger keel back

でもゆっくり観察はできない。とりあえず、この個体が出てきたときには、まだ撮影が目的を完了していなかったので…。

オオトラフハナムグリ
Flower chafer sp.

水泳中のオオトラフハナムグリ。なんか、この形のハナムグリを見つけるととてもテンションが上がる。子供の頃、図鑑で見たゴライアスオオツノハナムグリと似た形してるもん。つるつるの白い点々のハナムグリには萌えきらない。。

あ、でもカナブン系はちょっと別格かな。クロカナブンとかおしゃれすぎる。

で、このオオトラフさんは泳ぎたくて水に入ってる様子ではなかったので拾い出したらすぐ飛んでいってしまって、写真がこれだけなのだ。

シュレーゲルアオガエル
Schlegel’s green tree frog
?

わかんねーって。コレ。ずっとアマガエル??と思ってたよ。草に絡みついてて小卵塊。でもアマガエルにしては球形の卵塊はやっぱり違和感。北海道に住んでるとアオガエル系の選択肢をポックリ忘れるね。

アワアワが何らかの原因でなくなって、産み付けられた場所から浮遊してしまったシュレーゲルアオガエルの死卵?

7.3追記:シュレーゲルの泡の中には寒天質がないという話もあり…結局わかりません!

!!

すっげーへんなオタマジャクシの死骸がある…と思ってとっておいた写真。
記録として撮るだけだったのにあとで後悔。パンパンに膨れて死んだオタマジャクシだと思っていたんだけど、あとで写真見たらウマビルが入り込んでない?!ウマビルってプラナリアのような飲み込み食餌ではないのかな。

ウマビルが入ってパンパンになってるのかパンパンになって死んでるオタマジャクシにたまたまウマビルが寄ってるだけなのかわからないけど、ただひとつ言えることはこの状況に気がついてもっとゆっくり写真撮ればよかったということ。

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

ウッシーの撮影以外では、埼玉の街中で過ごした。町の中だけど、いい草場があればニホンカナヘビが見れる。この個体はもうちょいで産卵だね。黄色いラインが綺麗。北海道だと、なかなか見つけられないニホンカナヘビ。いるとこには固まっているみたいだけど~。

カメ達
Turtles

神社の池はやっぱりカオスですな。クサガメもアカミミガメもウロウロしてる。神社の池程度の環境があれば育つことが出来て、しかもほかの環境に移動しようとしないという生態がこういう状況を作るんだよね。

ニホンイシガメ
Turtles

なんとニホンイシガメもおったよ。

アズマヒキガエル
Eastern Japanese toad

用水路の上流からヒキガエルが流れてきた。微動だにしない。話しかけても返事がない。ただのしかばねのようだ。

足の細さ具合から見て、どっかで死んで乾燥して、何かで用水路に落ちて流れてきたと。そう推理しました。

ニホンアカガエル
Japanese brown frog

驚いたことにニホンアカガエルに出会った。ほんと、住宅街の中の神社なのだけど、アカガエルもいるんだね。ここではヒキガエルは産卵してるけど、アカガエルも実は産卵してるのかな?

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

別の日に埼玉の田んぼで。上陸したての個体がたくさんいた。青いの探したけど、いなかったよ…。

ギンヤンマ?
Lesser Emperor ?

あんまり見慣れないヤンマが産卵してたので撮っておいた。ギンヤンマとは違うよね…?と思って調べたけど、これどうも直球でギンヤンマみたいだね。。水色薄いな~、メリハリないな~と思ってアオヤンマとか調べてしまったけど、どうも自分の中の「ギンヤンマ」のイメージは「クロスジギンヤンマ♂」だったようで、これはノーマル「ギンヤンマ」の♀が一番近そう。イメージをちゃんと入れ替えておかなくちゃ…。

で、どのへんが「銀」?昔、腰周辺の水色部分が金属光沢があるので銀だ、と聞いたけどそれで合ってるのかな?しかし英名の「ちっちゃな皇帝」って名前、すごいねぇ。


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American Bullfrog

Discriminability

I ran in the rural district by car. I watched a bird, but my discriminability became low markedly.

Gray heron
アオサギ

関東から札幌に戻る前に、埼玉の田園地帯を車で流してきた。

Sparrow hawk
ハイタカ
(2枚の写真貼り合わせてます)

写真撮ったうえで鳥見る人から意見もらって、ハイタカ確定しました。ハイタカとツミで迷ってしまっていたんだけど、初列風切の翼先突出が6枚。こういう事もすっかり忘れてしまってる。

見続けていないと、そこまで見分け出来なくなるもんかと思った。しかも最初見かけた時、全く別属の猛禽に見えてしまいました。全くひどい。

鳥見はだいぶダメになったねえ(ーー;


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The skipping rope

I walked in the park of Toda city, Saitama prefecture. My son went to enjoy skipping rope. I went to take the bird. There were neither two nor an enough result. However, we were happy.

Turtledove
キジバト

冬の荒天のため、北海道に戻らず関東にいる。どうにも体調の調整がうまく行っていないが、子供と埼玉県戸田市の公園に行ってきた。

子供は縄跳びの練習に。私は鳥でも撮ろうかと行ってきたが、ふたりとも不完全燃焼気味で帰ってきた。楽しかったのですが…。

Azure-winged magpie
オナガ

縄跳びというのは、成果を見て欲しい部分もある。だから息子は見て欲しいと私に頻繁に声をかけてくれる。私は少し写真を撮りたい。だから少し集中したいところもある。一番見たい相手がオナガだったので、なお厄介。

オナガは警戒心がやや強く、カメラ持ってると木の上方にしか来なかったり、なんだりであんまりいい感じで被写体になってくれる感じにならない。

普段はその辺にチョロチョロしてる癖に、カラスの仲間はなんとなく撮りづらい。息子も私も、適当に妥協して、縄跳びしつつ、カワセミ見つつ。

途中でバズーカレンズ持ったおじさんがオシドリのオスがいると教えてくれた。しかし2人ともすでにヘタレていたので、興味半分に話を聞いて写真を見せてもらうにとどまった。

実は私は縄跳びは得意な方なのだけど、体力も落ちて、あまり飛べなくなった。

すぐ息が上がってしまう。最盛期に飛べた「横交差斜め3重旋回飛び」は全くできず、横交差斜め3重飛びが2連続、横交差3重旋回飛びが精一杯。前交差2重(ハヤブサ)がかろうじて連続で飛べたので面目はなんとか保ったけど帰り道、ずっと吐きそうだった(苦笑)。

古本屋でドラゴンボールを買った時の笑顔より、縄跳びとんでる時の息子の笑顔がいい表情だったのが私にとっても嬉しかった一日でした。


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Japan snake center

I went to see my son’s athletic meet. It went out to Japan snake center by my son’s request. Various snakes have been exhibited there. However, we can see the wild animal plenty, too.

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

子どもの運動会を観に本州へ行ってきた。運動会もお天気良く、代休を使って子どものリクエストでジャパンスネークセンターに行ってきた。ジャパンスネークセンターはいろんな地域のヘビを展示もしているが、意外と園内でも野生の爬虫類や両生類を見かけることがある。今回はそれをアップしていきます。

最初に載せた写真は、ニホンアマガエルの白っぽいやつ。目の瞳孔は黒いので、いわゆるアルビノというわけではないが、緑も黄色も青もほとんどなく、不思議な個体だった。時間を置いたりすると色も変わってきそうだけどね。

ヤマカガシ
Tiger keel back

白蛇観音という像が園内にはあって、
その周囲を浅い池が囲むんだけど、そこにヤマカガシが。

北海道にはいない、ヘビにまずは出会えてとても嬉しい。
ヤマカガシはこの金魚を狙っていたのかな?
(ヤマカガシは結構器用に魚類も食べます)

なんとこの日、ヤマカガシの当たり日だったらしく、
5匹も見ることができました。

ヒバカリ
Japanese keelback

ちょっと湿った風のする方に向かうと、ヒバカリにも会えた。
ヒバカリも北海道にはいない、自分的大歓迎種。地味で小さな好きな蛇で多くの個体は触っても咬みつくことは無いのだけれど、私はこういう、「大人しい」とされる種によく咬まれる。しかも執拗に。

ヒバカリ
Japanese keelback

きっと嫌な臭いか、食べれそうな匂いが出ているのだろう。普通の攻撃の咬みではなく、むしろ「食べる」「痛めつける」咬みです。ヒバカリなんて言われ、「咬まれれば命はその日ばかりの毒蛇」などと昔は言われることもあったようだが、咬まれても無害です。少なくとも人間には。

敢えて無毒とは言わない。

ヤマカガシは1970年代に強い毒があることがつきとめられた。人が死に至ることも十分にある毒。デュベルノイ腺というところから分泌される毒が、奥の少し長い牙を通して体に打ち込まれる。奥歯だけに、毒が入るのはごく稀だが、毒が入ればただ事では済まない。

そしてガラスヒバァというヘビにも毒があることが分かっている。ヤマカガシと同じく、デュベルノイ腺というところから毒を分泌し奥歯の長い牙(後牙)を通してじわじわと毒が入る構造。しかし人間に対しての健康被害は全く報告されていない。

ガラスヒバァというヘビは、ヒバカリと同じ属、Amphiesma属に所属している。だから、ヒバカリもガラスヒバァとよく構造が似ている。(追記2018:Amphesma属からHebius属になりました)

ヒバカリ
Japanese keel back

見づらいけれども、ヤマカガシの奥歯と同じく、ヒバカリにも長い奥歯がある。だから、ヘビにはなるべく咬まれない方が良い。(咬まれたかったわけではなかったのだけれども…)

※ややこしいことを書いておりましたが、現在のところ、ヒバカリでは有毒の報告はありません。

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Photograph artist

I met photograph artist. He called photo artist not photographer. He enjoy to take snap & insect photo. I was glad to meet him and go around field with him.

マイマイガの幼虫
Gypsy moth

関東での展示会や所用が済み、フェリーで北海道に帰る日になった。フェリーは茨城県大洗から出船する。このとき、カメラ芸人のOIKAWAさんに声をかけていただいた。
(参考:「ぱぷあ日記」「たこの庭には帰れない」)

OIKAWAさんはスリランカ、パプアニューギニア、ホンデュラスなど諸外国を仕事で渡り歩き、今は日本に帰国中。カメラ芸人を名乗り、スナップや昆虫写真を得意分野としている。また旅立ってしまう前に、ぜひお会いしたいと思っていた。

ナガメ
Shield bug sp.

短い時間しかご一緒できなかったのだが、このナガメの名前の由来を教わったり、(ナガメは「菜亀」でナバナの属するアブラナ科の花につく)撮影スタイル(スナップ、昆虫の魚眼マクロ)を見せてもらったりいろいろ興味深いものを見せてもらった。

ニホンアマガエルとOIKAWAさん
Japanese tree frog

飄々とこなしていく姿に感動。そして、OIKAWAさんお勧めの外付けFlash、サンパックのPF20XDは、とても触指の伸びる魅力あるものだった。もちろん魚露目レンズもね。今手持ちで使っているKenkoのFish Eyeコンバージョンレンズとはまた違った使い勝ってがあるし、撮影スタイルにより一長一短はあるかなと思った。自分の撮影スタイルだと、どちらかというと魚露目の方が合うのかも。

アオスジアゲハ
Common Bluebottle

なんでかアオスジアゲハが落ちていた。弱っているんだろうか。
どちらにしても、なかなか近くでは撮れない蝶なのでアップで撮ってみた。もうちょっと絵になる場所に運んで撮ったら良かったかな。。と思いつつも、これも一期一会ということで、そのまま撮っておいた。

ヨコヅナサシガメとマイマイガ
Assassin bug sp. & Gypsy moth

あんまり今までサシガメという昆虫には目がいかなかったが、今回はあちこちでこのヨコヅナサシガメを見かけた。英語でサシガメは「Assassin bug」。暗殺虫だ。
今、マイマイガの毒毛(人によってはかぶれることもある程度)をかいくぐり、暗殺に成功したところだ。
サシガメとその辺のカメムシの違いは植物の汁を吸うか、動物の汁を吸うかの違いくらいのもんです。

あっという間に時間が過ぎて、フェリーに乗船しなくてはならなくなったのでお別れしました。もうちょっといろいろ話をしたかったのですが、それはまたいずれの機会に!

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Cold China

Japanese people call “Chinese noodle with ham vegetables” “Cold china”. I found many Jew’s Ear Fungus. That fungus are inportant material of “Cold china”. I wanted to eat it.

ニホンアカガエルのアルビノ(展示個体)
Japanese brown frog (Exhibition individual)

関東は暑くなるのが早いですね。今回は埼玉の北本市周辺でのフィールドです。

北本自然観察公園では、ニホンアカガエルのアルビノオタマが展示中です。(そろそろ上陸すると思います)

クロハネシロヒゲナガ
Moth sp.

平らな里の緑を歩くのは気持ちがいい。

あまり注意して見てこなかったけど、こういう変わり種の昆虫もよく見るとたくさんいる。これ、ずっと蛾だとは思ってなかったけど、ヒゲナガガ科の蛾だったんですね。

よく見ればメイガに似ているんですが、触覚が長いと別の昆虫に見えますね。以前も触れたかもしれないけど、科はヒゲナ「ガ」「ガ」なんだけど種になるとヒゲナ「ガ」になっちゃうのがなんか変ですね。ガが一つ省略されているのか、「髭長」という一種名なのか?(一部ではヘビでもタカチホヘビをタカチホ、と呼ぶように)

キクラゲ(幼菌) たぶん
Jew’s Ear Fungus sp.

今回のタイトルの”Cold china”はもちろん「冷やし中華」を意味するもの。ただ単純に充て訳だけどね。英語圏の人に言ったって通じるわけがないので使わないでください(苦笑)”Chinese noodle with ham vegetables”あたりなら通じるかもね。

キクラゲの仲間がそこかしこに生えてた。

キクラゲ たぶん
Jew’s Ear Fungus

こうもいいキクラゲが生えてると、つい食べたくなっちゃうね。そんなこと考えてたら冷やし中華を食べたくなったわけで。もう少ししたら「冷やし中華始めました」の時期ですねえ。

アラゲキクラゲ
Jew’s Ear Fungus sp.

この細かい毛の生えたアラゲキクラゲも結構流通してるキクラゲのひとつ。

キクラゲ系は毒キノコがあまりないのでキノコ採り初心者向けのキノコって話をどこかで聞いた気がするんだけど、やっぱりキノコを素人判断で食べるのは怖いです。

うまそうだけど置いてきた。うまそうって言っても別に味があるわけじゃなくて、歯ごたえがいいだけなんだけどね。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

アオダイショウにも1個体会うことができた。比較的おとなしい立派なオス。ヘビの調査を始める予定なので、データをとる練習をさせてもらった。

5/9 12:48 晴れ(前日雨)
29℃  湿度49%
アオダイショウ オス 120cm
体鱗 中央部で23
傷 目立つところになし
グレーグリーン 4本ライン 脱皮兆候なし

やっぱりいつ見てもアオダイショウは素敵なヘビだねえ。しかし、このアオダイショウも同行人が見つけた個体。今年は自分発見率が著しく低い(8匹中1匹)。

このヘビヅキの無さはいかん!

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