Going up

I saw Seema swimming. The going up of the salmon occurs at the same time, and it is very grand to watch the scenery that a big fish goes up in a river.

サクラマス
Seema

サクラマスは今までちらっと見たりしたことはあったけど、だいたい激しい流れの下だったりなどで、しっかりと姿を見るのは初めてだった。ちょうど、サケの遡上も重なって、30程度で構成される大きな魚の一群は壮観だった。調査で道南に行ってたけど、水の中対策用のPLフィルターとかあれば良かったな~。

サクラマス産卵床
The Laying egg place of seema

産卵床見て思ったけど、あの体でよく掘るよね!上の写真では石退けられて白くなってるあたりが産卵床の掘られたところです。

正直、川の魚ってずっとわかんない、と思って敬遠してきてた。でも、川の魚に詳しい方々にいろいろ話を聞きながら違いを見てくると少しずつ分かり始めた。

魚群にはサケが混ざっていたけど、かなり遠く離れた場所でも、大きさ、体型や体紋で何となく違うのがわかった。サクラマスが、特に魚屋さん(魚が好きでフィールドする人)が好む理由も分かってきました。カッコいいね、サクラマス。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

ちゃんとアオダイショウも見てきましたよ。金属的な青さがある綺麗な個体でしたが、アオダイショウ臭と、オシッコをカメラレンズにかけられてしまいました。。。

気温19度、曇り、風も強い状況で冷えきってました。痩せていないので、無事に冬越し出来ると思う。今年のラス蛇にはまだならないと思うけど、1匹1匹、来年までの別れを惜しまなくてはならないねえ。

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Home ground

I enjoyed fielding at my home ground. Though it is a usual kind that I meet, I enjoy it leisurely.

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

道内遠征もほぼ予定していたものが終わり、(バテ切ったとも言う)地元でのラストシーズンの探索に入った。何気にヘビを求めて、札幌の隅っこに引っ越しただけあって、ちょっと行くだけで一通りの両生類や爬虫類には出会える。なんでそのあたりのボチボチ歩きで見れたものを上げていこう。

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

シマヘビたち。とても好きな顔。家の周りでは田んぼは殆ど無いので、出会う場所も様々。どこでもいる。けど、数少ない田んぼ周辺にはやっぱり多いね。縞なしのタイプは、ほんと誤同定多いよ。自分も戸惑うときあるし。。。でも、やっぱり姿は難しくても動きはシマヘビなんだよね!

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

こちらは縞ありシマヘビ。シッポピリピリ静止画。コレぐらいなら、シッポを揺らしてるなぁって分かるけど、この動き、超高速だからホント写らない。

来年は写す!対策は考えた!!

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

分からんが、顔のアップを撮ってしまう。なんでだ?なんでなんだ?

ニホンマムシ
Japanese mamushi

マムシよくいるところで、よっこいせと岩をどけたら子供のマムシでた。1、2、3…たくさん…。あっという間に散ってった。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

ちっちゃい。でも毒。ちゃんと安全距離、計らないとね。ささっと撮っておしまい。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

しっぽ黄色くてちっちゃくてかわいい…かな…?でも顔見るとやっぱマムシ面。顔はお世辞にもかわいいとは…。夜のマムシの開いた瞳孔顔はなかなかヨイのですが。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

小さくてもちゃんと怒るし、毒もあるんで、安易に近づくのはやめましょうね。

塩ビ管
Duct

これの正式名わかんないんだけどね。石垣から生えてる排水用の塩ビ管。これヘビポイント。

スネークフック
Snake hook

これは去年、この塩ビ管をほじるためにスネークセンターにお願いして作ってもらったスネークフック。伸縮自在。

塩ビ管をライトで照らして中身を確認、スネークフックでほじると。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

ちっちゃなアオダイショウゲット。ん?これは今年生まれの子なのかな…?ということは、もうそろそろヘビのシーズンが終わってしまう。。物寂しくなる幼蛇シーズン。

でも1匹のメスから生まれた5~10匹もの幼蛇達が出てくる季節なのでヘビを見かける数はとても多くなる。

何気にシロマダラの確認が多いのも秋。まだ諦めない。今年はまだあと1ヶ月は粘りたい。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルはリラックスすればするほど、前肢を胸に抱え込む。エゾリスと反対。エゾリスは緊張すると胸に手が行く。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

このアマガエルもまだ、ややリラックス。でもそろそろ跳びたいって顔になってる。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

これはでかかったなー。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルはすぐ尻をこちらに向ける。半端に逃げの姿勢。向こう向いたら、即、跳べばいいのに。自分はカエルの尻は嫌いじゃないからいいけど尻写真ばっかりあってもね。。。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

葉っぱの上にいる時からこんな色。よく見ると目のすぐ下に少し緑のとこがある。だから色素異常じゃなさそうだ。

ニホンカナヘビ
Japanese grass lizard

ニホンカナヘビの亜成体。カナヘビの成長ステージだと、、亜成体と成体の間にはなんとなく感じる壁がある。だけど、ニホントカゲの亜成体と成体の間の仕切りはなんだか読めない。

ニホントカゲ(2012年以降ヒガシニホントカゲに分化)
Eastern Japanese Five lined skink

これは確実に成体のヒガシニホントカゲ。
何日かに一度遭遇する顔見知り。

だから人の顔を見ると即逃げる。

ヒガシニホントカゲ
Eastern Japanese Five lined skink

しっぽ上げて、威嚇されてんのかと思ったら、ウンチしてました…。これはこれで野外では貴重なシーン…かな。

さて、あとは「トンボやトカゲを捕まえてみよう」の動画。


The cathing dragfonfly by hand
赤とんぼ(アカネ類)を素手で捕まえる

赤とんぼの目の前で指をぐるぐる…そして目を回してトンボを捕るって話、よく聞きますが意外と簡単ではありません。
目を回すのが目的ではなく、トンボの手に対する警戒心を撹乱するために手を回します。アカネ類ならこれで多くが捕まえられます。曇りなどの天気だとなお良し。

Lizard fishing
トカゲつり

トカゲは警戒心強いですが、食欲には勝てないようです。カナヘビでも食いつくまで行きますが、がっちり地面をつかんでることが多く、なかなか釣れません。

このトカゲ釣りは、トカラの宝島の漁師さんに教えてもらいました。いまんとこ、ニホントカゲ、オカダトカゲ、オオシマトカゲは釣れましたよ。でも動画撮るとなると、意外に大変ですね。

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North reptiles

I went to North Hokkaido & Teuri island. I wanted to take photos of  Viviparous lizard & Japanese mamushi. Beacuse there are not Ezo brown bear in Teuri island, I could do night fielding.

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

木道が熱くなってて、手足は上げてるけど日光浴したいらしい。稚内周辺と、天売島に行ってきた。コモチカナヘビの幼体と、ニホンマムシの写真を撮るためだ。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

幼体は想像より成長が早かったようで、だいぶ大きくなってしまってました。上記2点は成体の写真だけどね。

うんち
Bowel movement

出現頻度もさすがに初夏のようにはいかないので、幼体の他にもシチュエーション的のものを考えてみた。

コモチカナヘビ、今まで木道に出てきた姿しか見たことない…。木道が出来る前からこの土地に住んでいたわけだし、どこかで日光浴してたはず。木道に出てくるためにもどこかを登ったりしてるはず。シダ類にしても、エゾイソツツジにしても、ササにしても何か利用してるはずだ。上の写真はおそらくコモチカナヘビがササの上に乗って糞をしたもの。つまり、笹の葉に乗るのはそんなに嫌ではないのかな、って思った。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

よーく観察してると、シダ類の上とか、エゾイソツツジの上にいた「何か」が私の姿に驚いて地面にダイブする音が聞こえるし、葉が揺れている。音の大きさから、大きめのコオロギみたいなものかもしれないけど、丹念に探したらこういうシチュエーションに出会った。

私に気づいて逃げ腰になってるけど、エゾイソツツジの枝の上にいた。移動なのか、日光浴してたのかはわからなかったけど…。写真は撮れたけど、木漏れ日状態がきついな~~~

コケだろうか?
?

そんな見方してたら、初日からくたびれてしまった。結論としては、木道のない原野ではかなりこのトカゲを観察するのは難しい。外国でも分布してるけど、外国の方はどうなんだろうね。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

ということで、今年のコモチカナヘビ観察は終了の予定。お疲れ様でした。

次に向かうのは天売島。札幌-稚内の中継地に羽幌があるから、羽幌港から天売に行ってしまえということで。

島に行くにあたって、旅館の方には大変迷惑をかけた。島には外食できるところがあまりないので、食事は宿ですることになります。基本的には沖縄であろうと北海道であろうと、特に手売では海の幸が自慢の食事。しかし私は「魚・海藻」以外の海産物はほとんど食べれません…。島での宿飯はしばしば拷問タイムと化します。イカだろうとエビだろうと、ウニもアワビも残すはめになってしまう。それは避けたかったので、宿にお願いして出さないようにしてもらいました。(残すのもったいないので…。)特別料金取られてもいいくらいでしたが、魚と海藻で食事を出していただき、涙の出る思いでした。

私はこういうやつなので、対応できない宿さんではご飯粒だけでもいい、といっています。(宿側も、そうはいかんだろと思っているのはわかってて、申し訳なく思ってます・・)

海産物大好きな人がいるときは、自動的にそちらの食卓へウニもアワビも移動していきます。だから、可能なときは食べれる人も連れていきますね。

クマネズミ大型のネズミsp.
Rat

天売で撮影したいのはニホンマムシ。できれば数個体は確認して写真のバリエーションを増やしたいところ。

しかし島に渡った日は天気が悪く(豪雨でした)、夕方から雨は上がったけどコンディションがあまり良くありません。ぶらぶらしてたらクマネズミ大型のネズミがこちらを見てたので、ストロボ準備して懐中電灯でピントあわせてモタモタしてたのに、
写真を撮ることが出来ました。いや、なんでこんなにのんびりしてるのかわからなかったんだけど、次の日近い場所でクマネズミ大型のネズミが1匹死んでいたので
弱ってたのかもしれない。(同一個体かわかんなかったんだけど)
(2016.3追記:あまり検討せずにクマネズミと書いておりましたが、
識別に不安要素が大きいので、大型ネズミと書き換えさせていただきました)

マイマイsp.
Snail sp.

どこでも島に行くとついマイマイの写真を撮ってしまう。なんでそんな癖がついたのかというと、学生時代に飛島に行ったときに、身が黒いマイマイを見つけた。一緒にいった同級生のクレイジーバーダーに「飛島の固有種、トビシママイマイやで、コレ」と教えてもらったのがきっかけ。他にもヘグラマイマイとかいると聞かされて…。

天売でもこのマイマイの写真は撮ってきたけどさすがに「テウリマイマイ」という種は存在しないらしく。結局種はわかりませんでした。ま、でも写真撮っとけばいつかは役には立つだろうと思いつつ。

ヒトリガ
Garden Tiger Moth

派手なガがいたもんで、つい写真を撮ってしまった。時々見かけるガだったんだけど、後翅がこんなに派手だったとは。そしてこれがヒトリガであることを初認識。火盗蛾。

しかしwikipediaのヒトリガの写真の説明、「くつろいでいる時のポーズ」にはヒトリガに対する作成者の愛を感じる。(2010年9月現在)

いたるところにあった謎物質
?

島の至る所で見たあやしげなもの。枝ごと、なにかの繭みたいにラップされている。

クモsp.
Spider sp.

クモがいたので、あーこの蜘蛛の仕業かと思ったらどうも違う。クモはラップの外にいて、中にご執心。どうにも自分の巣って感じじゃない雰囲気。

?

中には多数のイモムシ。ガとかハバチの幼虫なのかな。このラップの正体はこの虫の防御壁みたいな雰囲気でした。

オサムシsp
Ground beetle sp.

オサムシ走る。空が曇ったりしようものなら、あっという間にシャッタースピード落ちてこのザマ。微妙に流し撮り風。天売に何オサムシがいるか把握できなかったので同定をパス。(アイヌキンオサムシ系…かも)
(9/13追記:こ、今度は逆にオオルリオサムシだったようです。近いうちに両種ちゃんと見比べて理解できるように努めます)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

おおっ、おりましたよ。ニホンマムシがっ。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

側溝にいた別の個体。ニホンマムシは一般的には40-65cmの小型の蛇だが、北海道系列は結構立派なサイズになる。(とは言っても80cm未満くらいだけど)

この個体で70cm代かな。側溝の大きさからイメージしてみました。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

立派な個体をしっかり撮っておきました。比較的おとなしいとされるニホンマムシですが、撮影のためスネークフックでいじられたりするとさすがに怒ります。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

また別個体で。尾を細かく振って地面に当て、ピチパチ威嚇音を出します。少しだけシャッタースピード落として撮ってます。尾の先だけがブレてるのわかりますか?マムシなりの優しさです。やめてよね!そろそろ咬むからね!という最終警告ですね。ごめんね。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

幼蛇や若蛇となると側溝も罠ですね。落ちると上がれません。

この周囲では側溝を伝っていけば、一部が途切れたりしているので、落ちたら最後という感じではないのですけれどもね。でもミミズ程度の移動力では出られないようです。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

この個体のベロは暗色だったんですが、成蛇では赤いものもいました。

スカイフィッシュ!
Skyfish! 😉

UMAのスカイフィッシュが撮れました。いやいや。スローシャッターの写りこんだ小さなガのようです。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

こんなライティングしてるのは、マムシのピット器官をなんとかわかりやすく撮れないかなあ、と工夫中です。ライティングで立体感変わりますもんね。他カットでなんとか思い通りには撮れました。外付けストロボがあったら楽だったんですけどねー。(LED懐中電灯とカメラ地べた置きスローシャッターでなんとか…)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

幼蛇なんですがね、尾先があんまり淡色じゃないです。。。淡色幼蛇撮りたかったのに…。そこそこ淡色個体もいましたけど、3匹中1匹でした。島変異なのか、実は見た目より年食ってるか、そもそも淡色の尾でない個体もボチボチいるのか…。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

近い場所で撮影してたから家系かもしれないけど、銭形紋の変異が数個体で特定の場所で見られました。銭形紋、普通は5円玉状もしくは一筒(イーピン)状ですが、
五筒(ウーピン)だったり三筒(サンピン)だったり…。

あと、この個体、背中線みたいになってますね。

上の方の写真の個体でもウーピン個体いるので探してみてください。

帰りの日も土砂降りで船は結構揺れたんですが、ありがたくも1日半はカッチリとフィールドすることが出来ました。ヒグマがいないので夜も自由に撮影できたので、ありがたかったな。この論理で行くと、シロマダラ探しに奥尻島に行くのもいいかもしれない。

島の生き物って意外と情報が少ないので、久しぶりに見た動物目録(両爬だけ)載せておきます。

天売島(2010.9/3~9/5)

爬虫類
ニホンマムシ、ニホンカナヘビ

両生類
ニホンアマガエル(声)


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East Hokkaido, in summer 2010

When my son comes to Hokkaido, we go to East Hokkaido. This becomes the annual event for us.

ニホンザリガニ
Zarigani

道東には息子の友達がいる。だから、道東に行くのは息子との恒例イベントになりつつある。少し久しぶりにザリガニをあさってみました。

ニホンザリガニ
Zarigani

あつ、しまった。。。子供抱えてました。シャッター落とすまでに数匹離れてしまいました。元の所に親と一緒に戻しといたけど、親のところに戻るんだろうか…。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

ザリガニ近くの水たまりで変なものが泳いでるから捕まえてみた。変な感じがまともに写ってる写真は、別のものに載せるので、なんだか投げやりな写真で分かりづらいんだけど、このオタマジャクシが変なんだ。

変な感じをあとで撮ろうとしたら、変な感じが治ってしまって、変な感じの写真が残せなかったので、後日日帰り道東に出かけるハメになる。変な感じの話は、日帰り道東+アポイの記事の時にでも改めて書きますね。

トリカブトsp.
Aconitum sp.

今年はさすがの北海道でも暑いものは暑いんだ。だけどさすがの道東は、森に入るとかなり涼しいんだ。カエルやサンショウウオの行動も2週間~1ヶ月くらいは遅いし、やっぱり札幌と道東は別エリアだと思うんだ。

キタキツネ
Ezo red fox

でも涼しいっていうのは、あくまで暑いところに住んでいるものの固定観念で、やっぱり道東に住んでいるものにとっては暑いもんは暑いんだ。

キタキツネもハシブトガラスも暑くてパンティングばっかしてるんだ。写真に撮るとなんか笑ってるみたいなんだけど、実はかなりしんどいんだよね。

クラゲsp.
Jerry fish sp.

オホーツク海も懐かしい。初めて旧常呂町(北見市)の海水浴場に行ってみた。暑いんだけど、泳ぐほどは暑くないんだよね。ビーチコーミングをほんの少ししたところで、雷と豪雨のため陸に避難。

噂には聞いていたんだけど、本当に人工の(ビニール質?)の椰子の木が設置されているのね。うーん、どうして椰子の木だったんだろう…。もう一つ、噂で「常呂の海水浴場では焚き火をしながら海水浴する。冷えるから。」と聞いてたんだけど、何か燃やしてる様子はこの日はなかったな。周りにいた人たちも「泳ぐ」って感じじゃなくて、波打ち際で遊ぶって感じの人ばっかりだったしね。

なんか平たいウミウシみたいな生物
?
(追記:101028ヒラムシの仲間みたいです)

そうそう、網走で潮干狩りもしたんだよね。自分はこの世で一番嫌いな食べ物がアサリなんだけど。

でも生き物としてアサリを見て、捕まえるのは面白いね。キャンプに子供たちがアサリ持って行って食べると言ってたので、(自分は蛇撮りにいくのでキャンプは欠席)アサリ悪くならないように、少し氷を入れて行ったら?と、大変迷惑な提案をしてしまいました。

悪くならないように、、と思ったんだけどさ。多少冷えるくらいなら大丈夫だと思ってたんだよね。でも、氷入れたら、半分くらいのアサリが脱力してしまったらしく。。。砂も吐かないし、食べたときベショベショしてたと。申し訳ない。。思い起こせば、売ってるアサリも常温だったよね。食べないから、全然気が回らなかった。

あ~あ。

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

潮干狩りのあと、林道走ってたらこのシマヘビが道路の端にいた。車を見ると、道路脇へと突進して逃げた。シマヘビだから、相当のスピードで逃げていく。車を止めて、シマヘビが逃げた道路脇にダイブ。道路脇には沼のような水たまりもあったけど、麦わらタイプだったので写真は残しておきたく、水たまりにもダイブ。なんとか尾の先を掴んで捕まえた。もちろん、カウンター攻撃をモロに食らってしまい、手は出血。

まだかろうじて識別できたからダイブしたけど、識別できなかったらマムシの可能性もあるし、むやみやたらに飛びかかれないよね。

たぶんこの夏で一番、自分が瞬発力を発揮した瞬間だったように思う。。


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Strange ladle and Mt. Apoi

I found strange ladles. These 2 ladles are same species which is Rana pirica.
They can change a figure by environment. The left individual swelled up so that it was not eaten by a salamander’s ladle. And I went to Mt.Apoi. I like there very much.

エゾアカガエル
Ezo brown frog

先日見つけた奇妙なオタマジャクシ(左)。最初はエゾアカガエルとは思えなかった。だって病的に膨らんでるんだもの。サンショウウオと同居するエゾアカガエルのオタマが膨れ上がるのは知っていたんだけど、びっくりだね。

先日はあとで写真撮ろうと思って捕獲しておいて、落ち着いた3日後に機材セッティングして撮ろうと思ったらしぼんでしまってたんだ。だからアポイ岳に行く予定を1日伸ばして、リベンジで道東を駆け抜けてきたわけです。ちなみに右の個体は、札幌で捕まえてうちの冷蔵庫内でゆっくり育てた個体。サラマンダーフリーの状況で育てたので、全く膨らんでいません。膨らみすぎて、目の上のたんこぶになってるよね…。

大輪キノコ
Fungus sp.

札幌~オホーツク~アポイ岳と移動するとさすがにしんどい。アポイ岳は登山に厳しいイメージはないんだけど、山登り慣れしてないからきついんだわ。この山は5合目までけっこう鬱蒼とした森(ヒグマも出ます)で、5合目から上は岩ガラガラの山なんです。今回は5~7合目で蛇にでも会えればと…。

立派キノコ
Fungus sp.

このキノコはそこかしこに生えてた。イグチ系(傘の裏がヒダでなく、網目状)で、ヤマドリタケの類なんだろうけど分かりませんわ。

キノコ
Fungus sp.

やっぱりアポイは5合目まではキノコの山だ。去年もキノコ撮ってる。

アポイはダニが多いと聞いているんだけど、今のところ運良く取り憑かれていない。でも…

シラミバエsp.
Hippoboscidae sp.

こいつらがたかってくる。

シラミバエsp.
Hippoboscidae sp.

羽が退化したものがいたり、鳥に常にとりついて吸血したりする仲間のようなんだけど、体型がおかしいからすぐにわかる。これがかなりしつこく飛び回って体にとりついてくるのでうっとおしい。

幸い、刺されるようなことは経験しなかったけど、耳の穴に入られたときは気が狂うかと思った。このシラミバエは刺すんでしょうかね?

オオルリオサムシ?
アイヌキンオサムシの亜種ヒダカキンオサムシ(9/12追記)
Ground beetle sp.

地べたには時々オサムシが徘徊している。以前から見てみたいと思っていたタイプのオサムシだけど、ちょろちょろ走りまわって、掴むと臭いのでなかなか写真には撮らず…。アイヌキンオサムシとオオルリオサムシっていうよく似たオサムシの仲間がいて、それぞれの種類はあちこちで色彩が違って、いろんなタイプに分化してるややこしいやつ。アポイだとどんなタイプの何がいるとか把握してないから、これも種名はオオルリオサムシ?ってことで。
(9/12追記:オサムシ同定してもらえました。アイヌキンオサムシの亜種ヒダカキンオサムシのようです)

背中の隆起の質がオオルリオサムシの方に似てたからそう書いただけなんで、間違いがあったらご指摘ください。(間違ってました)
(背中の隆起より胸部の形に注目するのが正しい識別のようです)

ホシガラス
Spotted Nutcracker

アポイは1000mにも満たない山で、えりも近くの北海道の南部にある山だけど高山の生き物が結構いるんだよね。ナキウサギも同じ山塊には生息しているようです。

で、ホシガラスはいままでまともに見たこともなかったんだけど、(大雪山のロープウェイで写真撮ったけど…。)ちゃんと姿確認できて嬉しかったよ。カラス好きの私としては。(黒いカラスより変わったカラスが好き)

400mmとテレコン持ってればな~と思ったけど、持ってたらきっと山の下の方でバテてしまっていただろうからこれで納得しておこう。

シマリス
Chipmunk

シマリスもちゃんと撮れてた。300mmでも警戒心のゆるい個体なら撮れるんだけど、やっぱり300mmって鳥や哺乳類では微妙な長さなんだよね。。

ヘビは、、、というとアオダイショウとシマヘビとニホンマムシが各1匹確認できました。写真は今回はちょっと見送りなんですが、アオダイショウは脱皮前で黒ずんでいてクロダイショウでした。

アポイの斑紋崩れのマムシに会いたかったのですが、今回は出会えませんでした。ネット上で見かけたアポイの斑紋崩れのマムシは、どーもいろいろ比較してみて、同一個体のような気がしてきました。そして麓のセンターの方曰く、今年はそのマムシはいつもの場所で出ていないと。

今年は移動したか、死んだか、移動させられたか、駆除されたかのどれかかもしれないけど、チャンスあれば今年もう一度行っておきたいな。


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My son’s homework

My son finished his homework of summer vacation. He took photographs of many creatures and made picture book. His book has 26pages! I take creatures photo with him.

ニホントカゲ(ヒガシニホントカゲ:2018追記)
Eastern Japanese five lined skink

息子が北海道にやってきていました。息子の今年の夏休みの自由研究は、自分で生き物の写真を撮って、図鑑を作ること。それで一緒に、写真を撮り歩きながら楽しみました。

ニホンカナヘビ
Japanese grass lizard

出来上がった現物はまだ一部しかみていないけど、作るのはかなり大変だったみたい。カメラはまだ使いはじめで、いろいろいじるのは楽しいみたい。少し操作が難しいので、飽きないように興味を持ち続けてくれたら
ずっと一緒に楽しめそうだね。

モンスターバトルロードとかからドラクエにはまった息子は、「おれ、写真のレベル上がったっ?」と頻繁に聞いてきた。結局、レベル6まで上がって本州に帰って行きました。もっと経験値積んできてね。

こちらもレベルアップしないと・・・。

ジョウザンミドリシジミかな
Favonius taxila ?

息子の撮る生き物、昆虫にも好き嫌いがあるようで、鱗翅目にはあまり興味がないみたい。あ、でもカラスアゲハは撮りたがってたな。

ミヤマカラスアゲハ
Papilio maackii

ミヤマカラスアゲハが今年はすごい数飛翔してた。大量発生に近いものがある。たまたま、発生時期に出くわしたのか、本当に多かったのかはあまりわからないけど・・・。

でも、撮りづらいね。結局息子も、交通事故個体しか撮れなかった。

水場で吸水してるのにも出会ったんだけど、間が悪くて撮れなかったんだ。残念。

タマツノホコリ系
Slime mold sp.

粘菌も見つけました。でも、息子興味なし。この生態を知ったらきっと興味持つと思うんだけどな。

シマヘビ黒化型
Black type of Japanese four-lined ratsnake

しなびたヘビの死骸を見つけた。乾燥して背骨むき出しになって真っ黒になってる。

シマヘビ黒化型
Black type of Japanese four-lined ratsnake

…と思ったら生きてたよ。

怪我してたり、脱水症状になってたり、かなり瀕死だったけど日光浴しに出てきてるということは生きる意志が前向きにあるってことだよね。

このシマヘビは息子を空港に迎えに行く時に見つけたもの。見せたくて捕まえました。水を与えて、オタマジャクシを1匹与えたら見違えるほどしなびた感じがなくなりました。

写真はしなびてて、今にもアリに連れていかれそうですよね。


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Eggs of Japanese tree frog

I wanted to take a photo of fresh eggs of Japanese tree frog. Because those eggs became old soon, It was difficult for me to take the photo. But finally, I did !

カルガモ
Spotbill

北海道でのウシガエルの生息状況を見ておきたい、ついでに撮影できればありがたい、さらにラナウイルス検査のための検体を数個体得られればありがたいということで函館がほど近いフィールドを点々としてきました。

五稜郭公園では、行けば何らかのカメが撮れるかなと思い寄ってみました。(失礼な話、こういう場所では野良カメがよくいるため、ここにもいるだろうと勝手に思っていました)しかし、五稜郭の堀では亀は一切見られず。よく見てみると、多数いるお堀で釣りしている人たちはみんな「特定外来動物捕獲中」という腕章を付けている。ブラックバスなどを駆除しているのだろうか?こういう感じで管理されているから、カメもいない環境が出来上がっているのかな?主催はどこかわからなかったけど、函館市とか北海道でやってる事業なのかな。

さて、ウシガエルに戻る。最初は北斗市の某公園に行ってきた。駐車場に止めると、なんか公園の様子がおかしい…。「ヒグマ出没中のため閉鎖中」だと?池の方からはかなりの個体数のウシガエルがモ゛ーモ゛ー鳴いてる。もどかしいけど、立ち入り禁止ならしょうがないや…。

ということで、次。次は少し離れたところだけど大きな沼周辺。

このあたりの中程度の池でもモ゛ーモ゛ー言っている。でも近づくと

キャッ
ギャアッ
ズギャー!

と、一声発しては池にゴンゴン飛び込みなさる。

ウシガエル
Bull frog

ようやく1枚撮れたけど、遠い~。けどまあ、このあと400mmで撮ったらそこそこ撮れた。

で、捕獲の方だけど、、、オタマがいない時期だった(上陸済み・あるいは深場に移動してる時期なのかな?)からか、全く目にすることができず。

写真の大きさくらいの若蛙と格闘するも、そもそも近づけないので投網でもないと無理。(投網は漁業的な法律で自分は×)夜間なら採れそうだけど、はっきり言ってヒグマ徘徊濃度濃いこのあたりで一人カエル採りする気にもならん。と言うことで検体採りは諦めました。

その後、シロマダラ確認地点の山にも登ってみたけど、アオダイショウとジムグリの轢死体だけだったー。

今回の函館周辺では、フィールド的にも、写真的にも、検体でもあまり成果は上がらなかったけど、北海道出身のウシガエルの写真が撮れたからまあいいか!

…と、このあとしばらく体調を崩してしまい、大きなフィールドに行けなくなってしまいました。体調管理術が未だにうまく出来ていないのが悔しいですね。。ですが、ご近所フィールドには少しだけ行くことが出来ました。

そこでちょっと嬉しいことが。

2つあります
There are 2 things.

いつも一生懸命探して。こういうモノしか写真撮れなかったんだ。見かけるのはこんなのばっかりでさ。上の写真には2つ写ってます。


eggs

ちょっと運が良ければこんなかんじで。少し塊な感じだけど、もっとプリっとしたのが撮りたい。

5月後半からずっとずっと通い続けて、ようやく7月の終わりに撮れましたよ。

ニホンアマガエルの卵
Eggs of Japanese tree frog

ニホンアマガエルの卵…(産みたて)。何も気にしてない時は見るものだけど、いざがっつり写真を撮ろうと思うと、いい状態のものがほとんど見つからない。

これがきつかったな~。

これで、一部を除いて両生類の今年の撮影は目処立ったかな。と、気が緩んだら、完全に体調が下降線に入ってしまった。まだ爬虫類の撮影も一部残してる両生類の撮影も残ってるから、もうちょっと頑張ってくれ。自分!!


この文章の中でウシガエルの捕獲について述べています。ウシガエルは2010年現在、特定外来生物に指定されているため、生きたまま移動させると法律違反となります。別の種類の特定外来生物の移動で逮捕者も出ているので、ご注意ください。

なお、関東で捕獲した際には、氷で満たしたクーラーボックスで凍死させてから検体として発送しました。

命を奪うのは気持ちのいいものではありませんが、ウシガエルでは日本でもラナウイルスの野生死亡が確認されているため、まだよくわかっていないラナウイルスの分布等を調べるため、協力しています。


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Visitor

My friend came from Kanto area. He wanted to take the grass lizards photo. Later, he and I took part in other friend’s the celebrate of photo prize.

トガリネズミ(エゾかヒメっぽい)
Shrew sp.

関東から松橋利光さんがやってきた。先日、関東でお世話になったばかり。今回は中島宏章さんの田淵行男賞受賞の祝賀会に参加するため、北海道にやって来ました。

折角の機会なので、一緒に道北に赴いて、道北の生き物を撮ってこようと軽旅にでてきました。

トガリネズミ(エゾかヒメっぽい)
Shrew sp.

一番の目的の生き物は最後に置いておくとして、木道を歩いているとトガリネズミが落ちていた。道北ということで、トウキョウトガリネズミを期待したけど、どうも尾も長いし、ヒメトガリネズミかエゾトガリネズミのやや小さいのっぽい。ちょっと赤いのでエゾトガリネズミ(夏毛)かもしれない。

いつも道北に行くときは、コモチカナヘビとゴマフアザラシを中心に予定を立ててしまうので、他の動物を探すのにいい時間というのがかなり掴みにくい…。しかもずっと鳥を観察するのを怠けていたので、いろいろ見逃してしまったり。

シマアオジも1羽だけ見れたんだけど、2人とも写真を撮れずでした。(そもそも自分、300mmしか付けてない…。)

ツメナガセキレイ
Yellow wagtail

それでも、ツメナガセキレイは写真残せたよ。今回の旅程で一番よく見れた鳥だったな~。

ナミテントウ(?)
Lady bug sp.

自分はとにかく木道に目が行きがち。このへんの木道、白っぽいのと、北海道独特の強い日射(+照り返し)で目がひどく疲れる。

ナミテントウっぽいテントウムシだけど、最初、ニジュウヤホシ系のように見えた。19星の崩れタイプみたいだけど、改めて難しいよね~。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

目的はもちろんこの人。こもっちゃん。もうお腹パンパンで臨月(?)だね。卵でなくて子供を5~6匹産みます。だからコモチカナヘビ。とはいえ、子持ちししゃもは卵だね…。子持ち昆布はコンブの卵…?(ニシンの卵でした)

話がそれたけど、子供を生むっていうのは、北の爬虫類には重要な戦略。産みっぱなしじゃ低温で孵化しないかも知れないからね。他にはニホンマムシも子供を産みますね。

道北を後にして、札幌では中島さんの祝賀会。とても沢山の人が祝っていて、その人々が皆、喜んで祝福しているのが印象的でした。今回の彼の受賞した写真群は、中島さんらしく、コウモリを主軸にした物語です。私がいろいろ語るより、実物を目にして感じ取ったほうが面白い。

だから是非、機会を持って実物を見て欲しい写真です。各地で今後も彼の写真展は開催されると思いますので、近い方は是非ご覧になってみてください。


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Many surprises

I had many surprises. But because I was not fine for my health, I was too late to update this report.

アズマヒキガエル
Japanese eastern toad

相変わらず、ヒキガエルの幼生が群れ泳ぐ姿には圧倒される。落ち着かないし、なんでそんなに密集するんだろう。

…アップの間隔、空いてしまいました。沢山のネタはあったのですが、あんまり体調がすぐれなく、後手後手になりました。

今回の記事は、たくさんの驚きを少しずつ語ります。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

いつの間にか産んであったニホンアマガエルの卵。しょっぱなは撮り逃した。

その第一弾が既に上陸を開始して、田圃の畦はアマガエルで埋め尽くされてる…。なんちゅう数だ…。

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

某所のトウキョウダルマガエル。最初見に行った時より沢山出てきてる。なんだか「涌く」という表現が当てはまるような。

春には小さい個体だったのに皆でかくなったなぁ…。どれだけの餌を食べたんだべか。いろいろ心配。

ウマビル
Leech sp.

ウマビルもなぜか密集。一斉にみんな動くと、ちょっと涼しくなれる気がする。ぞわっとね。

産卵するんだろうか?

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

あれだけのトウキョウダルマガエルがいて、結構鳴きまくってて、それでいて撮影できないのに驚き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルの鳴いてるとこは撮れたと思って家で写真チェックしたら、その鳴嚢のやる気の無さに驚かされ、

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

何度通っても鳴いてるところが撮影できないトウキョウダルマガエルとトノサマガエルの相性の悪さに嘆き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

相変わらず「眠い」写真ばっかり撮って、カメラの設定をいじったりしたけど、結局日替わり設定の自分の目の問題だったり、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

目がなかったり…、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

やっぱりカエルのお尻を追いかけたり、

オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

目ン玉飛び出すくらい驚いたり、


オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

気味悪かったり、でも憧れの寄生虫だったから嬉々としながらムービー撮ったり、

ニホンアマガエルの卵
Japanese tree frog’s egg

ようやく見かけたアマガエルの卵は既に虫に食われていたり、

ニホンアマガエルの卵を食べるカイミジンコ
Plankton

卵食ってる水中のダニみたいな生き物が、実はちょっと見てみたかったカイミジンコの仲間だったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

オオムラサキに出くわしたり、求愛してるんだと思ってたら、何気に両方オスだったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

日本の国蝶(オオムラサキ)がわらわらと寄ってきて驚いたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

実はウンコ食ってたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

睨まれたり、
その睨んでる目はカマキリと同じ偽瞳孔っぽかったり、

ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

初めてゼフィルス見たり、

7/18追記:ジョウザンシジミはゼフィルスではなく、ゼフィルスなのはジョウザンミドリシジミでした。


ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

トリカブトsp.
デルフィニウム属?
Aconite sp.
Delphinium sp?

トリカブトの花弁の色がおかしかったり、(もしかしたら園芸品種なの?)

セセリチョウsp.
Butterfly sp.

お前さんは大丈夫なのかと考え込んだり、(トリカブト毒は虫は平気?)
8/23追記:おかしなトリカブトだと思っていたら、デルフィニウムでは?とご指摘いただきました。どうもそれっぽいです。野良デルフィニウム…。

ニホントカゲ
Japanese five lined skink

完全にコドモ模様のニホントカゲばかりなのに、そんな中に妊娠個体がいたり、(写真の個体は不明だけど)

アシダカグモsp.
イオウイロハシリグモ
Spider sp.

北海道で初めてアシダカグモsp.を見て、アシダカグモ苦手なのに喜んで写真撮ったり、
(7/23追記:形は似てますが、イオウイロハシリグモだったようです)

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

なんか青いアマガエル見つけたり、これより青いアマガエル見つけたり、(その写真はまた別の媒体で出す予定です)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

何かが草陰にいたり、

ニホンマムシ
Japanese mamushi

このニホンマムシの写真だけで10GBほど撮影してたり、、、まあそんな日々です。


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Species of naturalization

In Hokkaido, some species of naturalization are living. From foreign country, and from foreign area in Japan. I took pictures of reptiles & amphibians which is immigrant these days.

ツチガエル
Wrinkled Frog

※結構難しい話だから、今後少し書き換えもするかもしれない。

北海道には多くの移入種がいる。しかし、日本国内での移入(本州→北海道)などが少なくないため、そこにいる生き物が移入であると気づいていない人も少なくない。

上のツチガエルは移入のものです。移入と聞くと、「外来種≒悪」の図式をよくテレビやネットで見かけます。私もその影響は多大で、一部のものは在来種を圧迫しているのは間違いないと思っています。しかし、大きく問題とされるのは結局人間が被害を受けるもので、農業被害等を起こすアライグマなどは注目されやすく、敵視されやすい。

私も、外来動物は歓迎すべきではないものだと思っている。駆除できるレベルの量であれば、駆除も必要だと考えるし、どうしようもなくはびこってしまったものについては、また別の対策を考える。

元の生態系に戻すことを考えて、どこまで駆除するのか。一体いつの時代を「もとの生態系」と呼ぶのか。この先、たとえば人間が全く影響しなくても変化していくだろう生態系についてどう考えるか。非常に考え深い問題だと思う。

ツチガエル卵
Egg of Wrinkled Frog

例えばトノサマガエル(北海道では移入種)の多い田んぼの生態系。人間がいなければ、そもそも田んぼという環境が存在しない。稲作が始まる前の時代の生態系を望むなら田んぼは全て潰さねばならない。が、それは無理な話。

田んぼがあり、アマガエルが寄り、シマヘビが寄り、水生昆虫が寄ってきた。人間の物流や放逐があって、そこにトノサマガエルがやってきた。

トノサマガエルは昆虫を食べ、昆虫を減らす。アマガエルと競合してアマガエルを減らす。本州の病気を北海道に持ち込んでいるかも知れない。

いろいろ危険性はあるが、シマヘビは既にトノサマガエルを食べることに依存し、一部の猛禽、サギやカラスもトノサマガエルを食べている。既に生態系に組み込まれ始めてしまっている。

ここで徹底的にトノサマガエルを駆除すると、それを食べていた捕食者達も数を減らしてしまうだろう。(一時的にか永続的にかはわからないけれど)

マスメディア関係の環境報道では、主に目につくのは「~(種名)を守ろう!」「こんな恐ろしい動物が町に!」という感じのもの。

それはそれで大事だけど、問題点の片面からしか物事を伝えていないことが多く感じる。

もっと根本的に、「生態系に関するモラルの向上」や、「種を守ろう」ではなくて「その種が十分に生きていける環境をなんとかしよう」という動きに今後変わっていくことを期待したい。

とにかく、生物を知ること。環境を見ること。そして、人や媒体からの情報を鵜呑みにするのではなく、その情報を受けて「自分の意見」をがっちりと考える事。これらが揃えば、一般意識も大きな変化があるかも知れない。その上で、駆除が必要であるのか、受け入れていくのか、そういう議論をするのは有益だと思う。

私はまだこの問題について結論は持てていないけどね。でも、今年多くの外来のカエル撮影をしていて、地域の人とそのカエルとの関わり、問題、益、害、考える機会を持っている。そして関わった人たちとは、これらの問題についてできるだけ話をしている。私はまだ、肯定も否定もしないけれども。。

ただ、問題となりうる点や今後起こりうる一般感情などについてはできるだけ慎重に話をしている。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

久しぶりの記事で難しくなっちゃったね。写真撮るのと、整理と、体調不良で忙殺されてなかなかアップ出来なかったのでここからはゆったり写真でも見ていってね。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

とある公園で出会ったエゾリスなんだけど、靴に手を乗っけてきた。どうやらゴハンを貰っているらしい。これもまた、善悪が叫ばれる問題になりそうだけど、私はこれもまだ結論が出せるほど考えがまとまっていない。

ただ、動物の健康を考える上で、ひまわりの種ばかり与えるのはよろしくない!という意見は揺るがないけど。(メタボります)

自分はあげないよ~!と言うと、理解したかどうかはわからないけどすぐいなくなった。(写真撮ってこちらだけ得してしまった感もあるが(^^;)

これ、単純に毛替りじゃなくて部分白化入ってそうだよね?

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

さて今季泣かされ続けたアズマヒキガエル。春の気候不順のせいか、待てども待てども産卵が始まらない。写真を撮るなら、産卵時に撮るのが一番楽なんだけどこの産卵期を読むのに、両生類にはいつも泣かされる。

今年は昨年の3週間~4週間遅れだったそうだ。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

北海道のアズマヒキガエルは移入だという結論におちつきそうだけど、新産地があったとき、「それは本当に外来だろうか?在来ではないと確実に言えるか?」と考えると証明するのは難しい。

過去の資料で函館の個体群が遺伝子距離が東北個体群より、関東個体群に近いことがわかって(遺伝 1988年4月号 42巻4号)ほぼ持ち込み確定の様子だけど、以前の遺伝子解析精度と今のでは違いがあるだろうし、この文章内の考察の記述にも???と感じるところもあるにはある。

外来であったと考えて、旭川の個体、室蘭の個体、その他の個体が全て派生地が関東個体群かは分からない。下手したらニホンヒキガエルがいたっておかしくないかも知れない。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

いっぱいいて、写真撮るにはとても嬉しいけど、複雑な気持ち。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

びろびろ~っと伸びた独特のヒキガエルの卵。聞取りをしてみると結構あちこちで長い卵を見たよと言う話を聞くのだけど、エゾサンショウウオのでろんと伸びた卵嚢を見ているような雰囲気の話もあるので、(枝に産み付けられてたって話があるので)聞取りではなにか証拠付けると言う作業は難しいよね。

あ、次の写真はカエルが喰われた跡なので、ダメな人はささっと飛ばしてください。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

こちらのカラスは既にヒキガエルを学習している。背中に毒腺があるので、ひっくり返して腹から内臓だけ食べている。これと同じような話を八重山で聞いたよ。カンムリワシがオオヒキガエルをひっくり返して食べてるところを見たって話。

でも。つまりはそのカラスにしろカンムリワシにしろ、一度ひどい目にあったってことだよね。学習ってそういうものだよね。だからひどい目にあったことのない動物は、ヒキガエルを食べてひどい目に遭うということは今後もあるかもしれないね。

ハンミョウsp.
Tiger beetle sp.

気がついたらまた難しい話になってる。。。まあ、考えてみてよ。私も考えていくから。

ミシシッピアカミミガメ
Common slider

カメも、もともとは北海道にはいなかったらしいんだ。かなりの寒冷地でも冬は越せるようなんだけど、卵産んで増えてるのかはよくわからないようだね。

小亀がいても産まれた、って可能性もあるけど、小亀が捨てられたって可能性の方が高そうだし。

ギョウジャニンニク
Victory onion

花壇のやつだけど、ギョウジャニンニクの花が咲いてて、
ちょっと感動したので写真撮ってしまった。

カワトンボ sp.
Dragonfly sp.

カワトンボの仲間だけど、なにやら分類が複雑怪奇な様子だったと思うので
種判別はしなかったよ。さて、5月末に水が入ったばかりの田んぼに行ってみる。

ウマビル
Leech sp.

トウキョウダルマガエル(移入種)を探していたら、これがトウキョウダルマガエルに見えた。。。ウマビル、鮮やかな色だけどね。吸血は…しないらしいが、ネット情報なのでよくわからん。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

まぁ、似てるっちゃ似てるよね。トウキョウダルマガエルとウマビル。。

自分、カエルについての細かな識別は難しくてよくわからない。トノサマガエルとトウキョウダルマガエルの違いを1個体だけ見て確認することはできない。何匹か捕まえて、わかりやすい個体がいて、それがようやくそれらしいとわかったのでひとまずトウキョウダルマガエルにしている。文献漁って、生息地がわかって探しているから、間違いはないんじゃないかと思うけどそれでも難しい。

北海道にはトウキョウダルマガエルもトノサマガエルも両方生息している。今のところ、重なり合う生息地は無いのかもしれないけれど、このまま広がればおそろしくややこしい事になるかもしれない。私、声で聞き分けるのも多分できない。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

子孫を残そうと頑張っているのだけど、、ね

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

在来種のニホンアマガエル。(在来種と言っても、いつからが在来なんだ?)こちらはまだシーズンが早いせいか、鳴いてるけどあまり表に出てきていない。蛙って、鳴いてるとこ撮りやすい時期があるんだけど産卵最盛期にはオスも一生懸命になっちゃって「余裕がない感じ」になってくる。その時が狙い目。この写真も一応鳴いてはいるんだけど、見づらいね。。

ツチガエル
Wrinkled Frog

一部ではおなじみのツチガエル。道産子だけど、外の子のようです。

ミズカマキリ
Water stick insect

複雑な気持ちばかりが続くわけでもなく、ときどきこうして普段見ない生き物に出会えるから夜の生き物探しは面白いね。ミズカマキリなんて20年ぶりくらいかな…。

ジムグリ
Japanese forest rat-snake

そうそう、それで!ようやくヘビの季節なわけです。とても久しぶりでやっぱり感動ひとしお。でも、おちびさんは撮りにくいです。靴と大きさ比較したら小ささわかります?

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

エゾサンショウウオも部分的には上陸(変態)を果たしているね。私は幼生フォルムよりも成体フォルムの方が好き。あまり目にできないからだと思うんだけど。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

同時発見した個体でヤラセ。
エゾサンショウウオの亜成体は斑紋の変異が激しいね。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

いーい瞬間。内心どうかはわからないけど、とりあえずリラックス姿勢。そしていた状況そのままの姿。理想的。

でも発見したのは、その日一緒に行動してくれたZさん。自分ひとりじゃこの状況で見れなかったなあ。ありがとう。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

捕まえればもちろん怒る方もいらっしゃるわけで、この方には右手に有難い勲章を2つ頂きました。ちゃんと消毒しないとね。大きなアオダイショウは油断できないなあ。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

日当たりの場所が悪くてボツにした写真。嫌いじゃないんだけど、やっぱり用途には向かない写真だもんね。

ヨツボシヒラタシデムシ
Carrion beetle sp.

真っ黒のオオヒラタシデムシ?はいっぱい見るけど、このヨツボシさんを見ると結構お得感があるなぁ。今日までヨツボシをヨツモンと勘違いしてました。。。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

かなり標準のシマヘビ。北海道でこのかなり標準を見つけるとテンションあがるのは私だけでしょうか。。私はムギワラの呪いにかかってて、カラスや標準をあまり見つけられないのです。

シマヘビ幼蛇
Japanese four-lined snake

この状態でしばらく動かなかったんだ。擬死?威嚇??動かなさ程度は擬死っぽかったんだけど。

トノサマガエル
Black-spotted Pond Frog

さんざん話題に出たけど、ようやくトノサマガエル。トノサマガエルっぽいトノサマガエルのためのトノサマガエル。

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

移入種も撮るから、クサガメも撮ったけど…。あからさまな捨て亀。甲羅がイビツ。。いい加減にお池にカメを放してやる(≒捨てる)のはやめようよ!

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

最後は在来種で締め。ニホンカナヘビ、ようやく撮れました。ニホントカゲとはかなりしっかり棲み分けをしてるので、同時に見かける事はほとんどないような気がします。


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