Home ground

I enjoyed fielding at my home ground. Though it is a usual kind that I meet, I enjoy it leisurely.

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

道内遠征もほぼ予定していたものが終わり、(バテ切ったとも言う)地元でのラストシーズンの探索に入った。何気にヘビを求めて、札幌の隅っこに引っ越しただけあって、ちょっと行くだけで一通りの両生類や爬虫類には出会える。なんでそのあたりのボチボチ歩きで見れたものを上げていこう。

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

シマヘビたち。とても好きな顔。家の周りでは田んぼは殆ど無いので、出会う場所も様々。どこでもいる。けど、数少ない田んぼ周辺にはやっぱり多いね。縞なしのタイプは、ほんと誤同定多いよ。自分も戸惑うときあるし。。。でも、やっぱり姿は難しくても動きはシマヘビなんだよね!

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

こちらは縞ありシマヘビ。シッポピリピリ静止画。コレぐらいなら、シッポを揺らしてるなぁって分かるけど、この動き、超高速だからホント写らない。

来年は写す!対策は考えた!!

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

分からんが、顔のアップを撮ってしまう。なんでだ?なんでなんだ?

ニホンマムシ
Japanese mamushi

マムシよくいるところで、よっこいせと岩をどけたら子供のマムシでた。1、2、3…たくさん…。あっという間に散ってった。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

ちっちゃい。でも毒。ちゃんと安全距離、計らないとね。ささっと撮っておしまい。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

しっぽ黄色くてちっちゃくてかわいい…かな…?でも顔見るとやっぱマムシ面。顔はお世辞にもかわいいとは…。夜のマムシの開いた瞳孔顔はなかなかヨイのですが。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

小さくてもちゃんと怒るし、毒もあるんで、安易に近づくのはやめましょうね。

塩ビ管
Duct

これの正式名わかんないんだけどね。石垣から生えてる排水用の塩ビ管。これヘビポイント。

スネークフック
Snake hook

これは去年、この塩ビ管をほじるためにスネークセンターにお願いして作ってもらったスネークフック。伸縮自在。

塩ビ管をライトで照らして中身を確認、スネークフックでほじると。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

ちっちゃなアオダイショウゲット。ん?これは今年生まれの子なのかな…?ということは、もうそろそろヘビのシーズンが終わってしまう。。物寂しくなる幼蛇シーズン。

でも1匹のメスから生まれた5~10匹もの幼蛇達が出てくる季節なのでヘビを見かける数はとても多くなる。

何気にシロマダラの確認が多いのも秋。まだ諦めない。今年はまだあと1ヶ月は粘りたい。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルはリラックスすればするほど、前肢を胸に抱え込む。エゾリスと反対。エゾリスは緊張すると胸に手が行く。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

このアマガエルもまだ、ややリラックス。でもそろそろ跳びたいって顔になってる。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

これはでかかったなー。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルはすぐ尻をこちらに向ける。半端に逃げの姿勢。向こう向いたら、即、跳べばいいのに。自分はカエルの尻は嫌いじゃないからいいけど尻写真ばっかりあってもね。。。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

葉っぱの上にいる時からこんな色。よく見ると目のすぐ下に少し緑のとこがある。だから色素異常じゃなさそうだ。

ニホンカナヘビ
Japanese grass lizard

ニホンカナヘビの亜成体。カナヘビの成長ステージだと、、亜成体と成体の間にはなんとなく感じる壁がある。だけど、ニホントカゲの亜成体と成体の間の仕切りはなんだか読めない。

ニホントカゲ(2012年以降ヒガシニホントカゲに分化)
Eastern Japanese Five lined skink

これは確実に成体のヒガシニホントカゲ。
何日かに一度遭遇する顔見知り。

だから人の顔を見ると即逃げる。

ヒガシニホントカゲ
Eastern Japanese Five lined skink

しっぽ上げて、威嚇されてんのかと思ったら、ウンチしてました…。これはこれで野外では貴重なシーン…かな。

さて、あとは「トンボやトカゲを捕まえてみよう」の動画。


The cathing dragfonfly by hand
赤とんぼ(アカネ類)を素手で捕まえる

赤とんぼの目の前で指をぐるぐる…そして目を回してトンボを捕るって話、よく聞きますが意外と簡単ではありません。
目を回すのが目的ではなく、トンボの手に対する警戒心を撹乱するために手を回します。アカネ類ならこれで多くが捕まえられます。曇りなどの天気だとなお良し。

Lizard fishing
トカゲつり

トカゲは警戒心強いですが、食欲には勝てないようです。カナヘビでも食いつくまで行きますが、がっちり地面をつかんでることが多く、なかなか釣れません。

このトカゲ釣りは、トカラの宝島の漁師さんに教えてもらいました。いまんとこ、ニホントカゲ、オカダトカゲ、オオシマトカゲは釣れましたよ。でも動画撮るとなると、意外に大変ですね。

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My son’s homework

My son finished his homework of summer vacation. He took photographs of many creatures and made picture book. His book has 26pages! I take creatures photo with him.

ニホントカゲ(ヒガシニホントカゲ:2018追記)
Eastern Japanese five lined skink

息子が北海道にやってきていました。息子の今年の夏休みの自由研究は、自分で生き物の写真を撮って、図鑑を作ること。それで一緒に、写真を撮り歩きながら楽しみました。

ニホンカナヘビ
Japanese grass lizard

出来上がった現物はまだ一部しかみていないけど、作るのはかなり大変だったみたい。カメラはまだ使いはじめで、いろいろいじるのは楽しいみたい。少し操作が難しいので、飽きないように興味を持ち続けてくれたら
ずっと一緒に楽しめそうだね。

モンスターバトルロードとかからドラクエにはまった息子は、「おれ、写真のレベル上がったっ?」と頻繁に聞いてきた。結局、レベル6まで上がって本州に帰って行きました。もっと経験値積んできてね。

こちらもレベルアップしないと・・・。

ジョウザンミドリシジミかな
Favonius taxila ?

息子の撮る生き物、昆虫にも好き嫌いがあるようで、鱗翅目にはあまり興味がないみたい。あ、でもカラスアゲハは撮りたがってたな。

ミヤマカラスアゲハ
Papilio maackii

ミヤマカラスアゲハが今年はすごい数飛翔してた。大量発生に近いものがある。たまたま、発生時期に出くわしたのか、本当に多かったのかはあまりわからないけど・・・。

でも、撮りづらいね。結局息子も、交通事故個体しか撮れなかった。

水場で吸水してるのにも出会ったんだけど、間が悪くて撮れなかったんだ。残念。

タマツノホコリ系
Slime mold sp.

粘菌も見つけました。でも、息子興味なし。この生態を知ったらきっと興味持つと思うんだけどな。

シマヘビ黒化型
Black type of Japanese four-lined ratsnake

しなびたヘビの死骸を見つけた。乾燥して背骨むき出しになって真っ黒になってる。

シマヘビ黒化型
Black type of Japanese four-lined ratsnake

…と思ったら生きてたよ。

怪我してたり、脱水症状になってたり、かなり瀕死だったけど日光浴しに出てきてるということは生きる意志が前向きにあるってことだよね。

このシマヘビは息子を空港に迎えに行く時に見つけたもの。見せたくて捕まえました。水を与えて、オタマジャクシを1匹与えたら見違えるほどしなびた感じがなくなりました。

写真はしなびてて、今にもアリに連れていかれそうですよね。


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Eggs of Japanese tree frog

I wanted to take a photo of fresh eggs of Japanese tree frog. Because those eggs became old soon, It was difficult for me to take the photo. But finally, I did !

カルガモ
Spotbill

北海道でのウシガエルの生息状況を見ておきたい、ついでに撮影できればありがたい、さらにラナウイルス検査のための検体を数個体得られればありがたいということで函館がほど近いフィールドを点々としてきました。

五稜郭公園では、行けば何らかのカメが撮れるかなと思い寄ってみました。(失礼な話、こういう場所では野良カメがよくいるため、ここにもいるだろうと勝手に思っていました)しかし、五稜郭の堀では亀は一切見られず。よく見てみると、多数いるお堀で釣りしている人たちはみんな「特定外来動物捕獲中」という腕章を付けている。ブラックバスなどを駆除しているのだろうか?こういう感じで管理されているから、カメもいない環境が出来上がっているのかな?主催はどこかわからなかったけど、函館市とか北海道でやってる事業なのかな。

さて、ウシガエルに戻る。最初は北斗市の某公園に行ってきた。駐車場に止めると、なんか公園の様子がおかしい…。「ヒグマ出没中のため閉鎖中」だと?池の方からはかなりの個体数のウシガエルがモ゛ーモ゛ー鳴いてる。もどかしいけど、立ち入り禁止ならしょうがないや…。

ということで、次。次は少し離れたところだけど大きな沼周辺。

このあたりの中程度の池でもモ゛ーモ゛ー言っている。でも近づくと

キャッ
ギャアッ
ズギャー!

と、一声発しては池にゴンゴン飛び込みなさる。

ウシガエル
Bull frog

ようやく1枚撮れたけど、遠い~。けどまあ、このあと400mmで撮ったらそこそこ撮れた。

で、捕獲の方だけど、、、オタマがいない時期だった(上陸済み・あるいは深場に移動してる時期なのかな?)からか、全く目にすることができず。

写真の大きさくらいの若蛙と格闘するも、そもそも近づけないので投網でもないと無理。(投網は漁業的な法律で自分は×)夜間なら採れそうだけど、はっきり言ってヒグマ徘徊濃度濃いこのあたりで一人カエル採りする気にもならん。と言うことで検体採りは諦めました。

その後、シロマダラ確認地点の山にも登ってみたけど、アオダイショウとジムグリの轢死体だけだったー。

今回の函館周辺では、フィールド的にも、写真的にも、検体でもあまり成果は上がらなかったけど、北海道出身のウシガエルの写真が撮れたからまあいいか!

…と、このあとしばらく体調を崩してしまい、大きなフィールドに行けなくなってしまいました。体調管理術が未だにうまく出来ていないのが悔しいですね。。ですが、ご近所フィールドには少しだけ行くことが出来ました。

そこでちょっと嬉しいことが。

2つあります
There are 2 things.

いつも一生懸命探して。こういうモノしか写真撮れなかったんだ。見かけるのはこんなのばっかりでさ。上の写真には2つ写ってます。


eggs

ちょっと運が良ければこんなかんじで。少し塊な感じだけど、もっとプリっとしたのが撮りたい。

5月後半からずっとずっと通い続けて、ようやく7月の終わりに撮れましたよ。

ニホンアマガエルの卵
Eggs of Japanese tree frog

ニホンアマガエルの卵…(産みたて)。何も気にしてない時は見るものだけど、いざがっつり写真を撮ろうと思うと、いい状態のものがほとんど見つからない。

これがきつかったな~。

これで、一部を除いて両生類の今年の撮影は目処立ったかな。と、気が緩んだら、完全に体調が下降線に入ってしまった。まだ爬虫類の撮影も一部残してる両生類の撮影も残ってるから、もうちょっと頑張ってくれ。自分!!


この文章の中でウシガエルの捕獲について述べています。ウシガエルは2010年現在、特定外来生物に指定されているため、生きたまま移動させると法律違反となります。別の種類の特定外来生物の移動で逮捕者も出ているので、ご注意ください。

なお、関東で捕獲した際には、氷で満たしたクーラーボックスで凍死させてから検体として発送しました。

命を奪うのは気持ちのいいものではありませんが、ウシガエルでは日本でもラナウイルスの野生死亡が確認されているため、まだよくわかっていないラナウイルスの分布等を調べるため、協力しています。


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Many surprises

I had many surprises. But because I was not fine for my health, I was too late to update this report.

アズマヒキガエル
Japanese eastern toad

相変わらず、ヒキガエルの幼生が群れ泳ぐ姿には圧倒される。落ち着かないし、なんでそんなに密集するんだろう。

…アップの間隔、空いてしまいました。沢山のネタはあったのですが、あんまり体調がすぐれなく、後手後手になりました。

今回の記事は、たくさんの驚きを少しずつ語ります。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

いつの間にか産んであったニホンアマガエルの卵。しょっぱなは撮り逃した。

その第一弾が既に上陸を開始して、田圃の畦はアマガエルで埋め尽くされてる…。なんちゅう数だ…。

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

某所のトウキョウダルマガエル。最初見に行った時より沢山出てきてる。なんだか「涌く」という表現が当てはまるような。

春には小さい個体だったのに皆でかくなったなぁ…。どれだけの餌を食べたんだべか。いろいろ心配。

ウマビル
Leech sp.

ウマビルもなぜか密集。一斉にみんな動くと、ちょっと涼しくなれる気がする。ぞわっとね。

産卵するんだろうか?

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

あれだけのトウキョウダルマガエルがいて、結構鳴きまくってて、それでいて撮影できないのに驚き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルの鳴いてるとこは撮れたと思って家で写真チェックしたら、その鳴嚢のやる気の無さに驚かされ、

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

何度通っても鳴いてるところが撮影できないトウキョウダルマガエルとトノサマガエルの相性の悪さに嘆き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

相変わらず「眠い」写真ばっかり撮って、カメラの設定をいじったりしたけど、結局日替わり設定の自分の目の問題だったり、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

目がなかったり…、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

やっぱりカエルのお尻を追いかけたり、

オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

目ン玉飛び出すくらい驚いたり、


オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

気味悪かったり、でも憧れの寄生虫だったから嬉々としながらムービー撮ったり、

ニホンアマガエルの卵
Japanese tree frog’s egg

ようやく見かけたアマガエルの卵は既に虫に食われていたり、

ニホンアマガエルの卵を食べるカイミジンコ
Plankton

卵食ってる水中のダニみたいな生き物が、実はちょっと見てみたかったカイミジンコの仲間だったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

オオムラサキに出くわしたり、求愛してるんだと思ってたら、何気に両方オスだったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

日本の国蝶(オオムラサキ)がわらわらと寄ってきて驚いたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

実はウンコ食ってたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

睨まれたり、
その睨んでる目はカマキリと同じ偽瞳孔っぽかったり、

ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

初めてゼフィルス見たり、

7/18追記:ジョウザンシジミはゼフィルスではなく、ゼフィルスなのはジョウザンミドリシジミでした。


ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

トリカブトsp.
デルフィニウム属?
Aconite sp.
Delphinium sp?

トリカブトの花弁の色がおかしかったり、(もしかしたら園芸品種なの?)

セセリチョウsp.
Butterfly sp.

お前さんは大丈夫なのかと考え込んだり、(トリカブト毒は虫は平気?)
8/23追記:おかしなトリカブトだと思っていたら、デルフィニウムでは?とご指摘いただきました。どうもそれっぽいです。野良デルフィニウム…。

ニホントカゲ
Japanese five lined skink

完全にコドモ模様のニホントカゲばかりなのに、そんな中に妊娠個体がいたり、(写真の個体は不明だけど)

アシダカグモsp.
イオウイロハシリグモ
Spider sp.

北海道で初めてアシダカグモsp.を見て、アシダカグモ苦手なのに喜んで写真撮ったり、
(7/23追記:形は似てますが、イオウイロハシリグモだったようです)

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

なんか青いアマガエル見つけたり、これより青いアマガエル見つけたり、(その写真はまた別の媒体で出す予定です)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

何かが草陰にいたり、

ニホンマムシ
Japanese mamushi

このニホンマムシの写真だけで10GBほど撮影してたり、、、まあそんな日々です。


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Species of naturalization

In Hokkaido, some species of naturalization are living. From foreign country, and from foreign area in Japan. I took pictures of reptiles & amphibians which is immigrant these days.

ツチガエル
Wrinkled Frog

※結構難しい話だから、今後少し書き換えもするかもしれない。

北海道には多くの移入種がいる。しかし、日本国内での移入(本州→北海道)などが少なくないため、そこにいる生き物が移入であると気づいていない人も少なくない。

上のツチガエルは移入のものです。移入と聞くと、「外来種≒悪」の図式をよくテレビやネットで見かけます。私もその影響は多大で、一部のものは在来種を圧迫しているのは間違いないと思っています。しかし、大きく問題とされるのは結局人間が被害を受けるもので、農業被害等を起こすアライグマなどは注目されやすく、敵視されやすい。

私も、外来動物は歓迎すべきではないものだと思っている。駆除できるレベルの量であれば、駆除も必要だと考えるし、どうしようもなくはびこってしまったものについては、また別の対策を考える。

元の生態系に戻すことを考えて、どこまで駆除するのか。一体いつの時代を「もとの生態系」と呼ぶのか。この先、たとえば人間が全く影響しなくても変化していくだろう生態系についてどう考えるか。非常に考え深い問題だと思う。

ツチガエル卵
Egg of Wrinkled Frog

例えばトノサマガエル(北海道では移入種)の多い田んぼの生態系。人間がいなければ、そもそも田んぼという環境が存在しない。稲作が始まる前の時代の生態系を望むなら田んぼは全て潰さねばならない。が、それは無理な話。

田んぼがあり、アマガエルが寄り、シマヘビが寄り、水生昆虫が寄ってきた。人間の物流や放逐があって、そこにトノサマガエルがやってきた。

トノサマガエルは昆虫を食べ、昆虫を減らす。アマガエルと競合してアマガエルを減らす。本州の病気を北海道に持ち込んでいるかも知れない。

いろいろ危険性はあるが、シマヘビは既にトノサマガエルを食べることに依存し、一部の猛禽、サギやカラスもトノサマガエルを食べている。既に生態系に組み込まれ始めてしまっている。

ここで徹底的にトノサマガエルを駆除すると、それを食べていた捕食者達も数を減らしてしまうだろう。(一時的にか永続的にかはわからないけれど)

マスメディア関係の環境報道では、主に目につくのは「~(種名)を守ろう!」「こんな恐ろしい動物が町に!」という感じのもの。

それはそれで大事だけど、問題点の片面からしか物事を伝えていないことが多く感じる。

もっと根本的に、「生態系に関するモラルの向上」や、「種を守ろう」ではなくて「その種が十分に生きていける環境をなんとかしよう」という動きに今後変わっていくことを期待したい。

とにかく、生物を知ること。環境を見ること。そして、人や媒体からの情報を鵜呑みにするのではなく、その情報を受けて「自分の意見」をがっちりと考える事。これらが揃えば、一般意識も大きな変化があるかも知れない。その上で、駆除が必要であるのか、受け入れていくのか、そういう議論をするのは有益だと思う。

私はまだこの問題について結論は持てていないけどね。でも、今年多くの外来のカエル撮影をしていて、地域の人とそのカエルとの関わり、問題、益、害、考える機会を持っている。そして関わった人たちとは、これらの問題についてできるだけ話をしている。私はまだ、肯定も否定もしないけれども。。

ただ、問題となりうる点や今後起こりうる一般感情などについてはできるだけ慎重に話をしている。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

久しぶりの記事で難しくなっちゃったね。写真撮るのと、整理と、体調不良で忙殺されてなかなかアップ出来なかったのでここからはゆったり写真でも見ていってね。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

とある公園で出会ったエゾリスなんだけど、靴に手を乗っけてきた。どうやらゴハンを貰っているらしい。これもまた、善悪が叫ばれる問題になりそうだけど、私はこれもまだ結論が出せるほど考えがまとまっていない。

ただ、動物の健康を考える上で、ひまわりの種ばかり与えるのはよろしくない!という意見は揺るがないけど。(メタボります)

自分はあげないよ~!と言うと、理解したかどうかはわからないけどすぐいなくなった。(写真撮ってこちらだけ得してしまった感もあるが(^^;)

これ、単純に毛替りじゃなくて部分白化入ってそうだよね?

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

さて今季泣かされ続けたアズマヒキガエル。春の気候不順のせいか、待てども待てども産卵が始まらない。写真を撮るなら、産卵時に撮るのが一番楽なんだけどこの産卵期を読むのに、両生類にはいつも泣かされる。

今年は昨年の3週間~4週間遅れだったそうだ。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

北海道のアズマヒキガエルは移入だという結論におちつきそうだけど、新産地があったとき、「それは本当に外来だろうか?在来ではないと確実に言えるか?」と考えると証明するのは難しい。

過去の資料で函館の個体群が遺伝子距離が東北個体群より、関東個体群に近いことがわかって(遺伝 1988年4月号 42巻4号)ほぼ持ち込み確定の様子だけど、以前の遺伝子解析精度と今のでは違いがあるだろうし、この文章内の考察の記述にも???と感じるところもあるにはある。

外来であったと考えて、旭川の個体、室蘭の個体、その他の個体が全て派生地が関東個体群かは分からない。下手したらニホンヒキガエルがいたっておかしくないかも知れない。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

いっぱいいて、写真撮るにはとても嬉しいけど、複雑な気持ち。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

びろびろ~っと伸びた独特のヒキガエルの卵。聞取りをしてみると結構あちこちで長い卵を見たよと言う話を聞くのだけど、エゾサンショウウオのでろんと伸びた卵嚢を見ているような雰囲気の話もあるので、(枝に産み付けられてたって話があるので)聞取りではなにか証拠付けると言う作業は難しいよね。

あ、次の写真はカエルが喰われた跡なので、ダメな人はささっと飛ばしてください。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

こちらのカラスは既にヒキガエルを学習している。背中に毒腺があるので、ひっくり返して腹から内臓だけ食べている。これと同じような話を八重山で聞いたよ。カンムリワシがオオヒキガエルをひっくり返して食べてるところを見たって話。

でも。つまりはそのカラスにしろカンムリワシにしろ、一度ひどい目にあったってことだよね。学習ってそういうものだよね。だからひどい目にあったことのない動物は、ヒキガエルを食べてひどい目に遭うということは今後もあるかもしれないね。

ハンミョウsp.
Tiger beetle sp.

気がついたらまた難しい話になってる。。。まあ、考えてみてよ。私も考えていくから。

ミシシッピアカミミガメ
Common slider

カメも、もともとは北海道にはいなかったらしいんだ。かなりの寒冷地でも冬は越せるようなんだけど、卵産んで増えてるのかはよくわからないようだね。

小亀がいても産まれた、って可能性もあるけど、小亀が捨てられたって可能性の方が高そうだし。

ギョウジャニンニク
Victory onion

花壇のやつだけど、ギョウジャニンニクの花が咲いてて、
ちょっと感動したので写真撮ってしまった。

カワトンボ sp.
Dragonfly sp.

カワトンボの仲間だけど、なにやら分類が複雑怪奇な様子だったと思うので
種判別はしなかったよ。さて、5月末に水が入ったばかりの田んぼに行ってみる。

ウマビル
Leech sp.

トウキョウダルマガエル(移入種)を探していたら、これがトウキョウダルマガエルに見えた。。。ウマビル、鮮やかな色だけどね。吸血は…しないらしいが、ネット情報なのでよくわからん。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

まぁ、似てるっちゃ似てるよね。トウキョウダルマガエルとウマビル。。

自分、カエルについての細かな識別は難しくてよくわからない。トノサマガエルとトウキョウダルマガエルの違いを1個体だけ見て確認することはできない。何匹か捕まえて、わかりやすい個体がいて、それがようやくそれらしいとわかったのでひとまずトウキョウダルマガエルにしている。文献漁って、生息地がわかって探しているから、間違いはないんじゃないかと思うけどそれでも難しい。

北海道にはトウキョウダルマガエルもトノサマガエルも両方生息している。今のところ、重なり合う生息地は無いのかもしれないけれど、このまま広がればおそろしくややこしい事になるかもしれない。私、声で聞き分けるのも多分できない。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

子孫を残そうと頑張っているのだけど、、ね

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

在来種のニホンアマガエル。(在来種と言っても、いつからが在来なんだ?)こちらはまだシーズンが早いせいか、鳴いてるけどあまり表に出てきていない。蛙って、鳴いてるとこ撮りやすい時期があるんだけど産卵最盛期にはオスも一生懸命になっちゃって「余裕がない感じ」になってくる。その時が狙い目。この写真も一応鳴いてはいるんだけど、見づらいね。。

ツチガエル
Wrinkled Frog

一部ではおなじみのツチガエル。道産子だけど、外の子のようです。

ミズカマキリ
Water stick insect

複雑な気持ちばかりが続くわけでもなく、ときどきこうして普段見ない生き物に出会えるから夜の生き物探しは面白いね。ミズカマキリなんて20年ぶりくらいかな…。

ジムグリ
Japanese forest rat-snake

そうそう、それで!ようやくヘビの季節なわけです。とても久しぶりでやっぱり感動ひとしお。でも、おちびさんは撮りにくいです。靴と大きさ比較したら小ささわかります?

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

エゾサンショウウオも部分的には上陸(変態)を果たしているね。私は幼生フォルムよりも成体フォルムの方が好き。あまり目にできないからだと思うんだけど。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

同時発見した個体でヤラセ。
エゾサンショウウオの亜成体は斑紋の変異が激しいね。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

いーい瞬間。内心どうかはわからないけど、とりあえずリラックス姿勢。そしていた状況そのままの姿。理想的。

でも発見したのは、その日一緒に行動してくれたZさん。自分ひとりじゃこの状況で見れなかったなあ。ありがとう。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

捕まえればもちろん怒る方もいらっしゃるわけで、この方には右手に有難い勲章を2つ頂きました。ちゃんと消毒しないとね。大きなアオダイショウは油断できないなあ。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

日当たりの場所が悪くてボツにした写真。嫌いじゃないんだけど、やっぱり用途には向かない写真だもんね。

ヨツボシヒラタシデムシ
Carrion beetle sp.

真っ黒のオオヒラタシデムシ?はいっぱい見るけど、このヨツボシさんを見ると結構お得感があるなぁ。今日までヨツボシをヨツモンと勘違いしてました。。。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

かなり標準のシマヘビ。北海道でこのかなり標準を見つけるとテンションあがるのは私だけでしょうか。。私はムギワラの呪いにかかってて、カラスや標準をあまり見つけられないのです。

シマヘビ幼蛇
Japanese four-lined snake

この状態でしばらく動かなかったんだ。擬死?威嚇??動かなさ程度は擬死っぽかったんだけど。

トノサマガエル
Black-spotted Pond Frog

さんざん話題に出たけど、ようやくトノサマガエル。トノサマガエルっぽいトノサマガエルのためのトノサマガエル。

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

移入種も撮るから、クサガメも撮ったけど…。あからさまな捨て亀。甲羅がイビツ。。いい加減にお池にカメを放してやる(≒捨てる)のはやめようよ!

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

最後は在来種で締め。ニホンカナヘビ、ようやく撮れました。ニホントカゲとはかなりしっかり棲み分けをしてるので、同時に見かける事はほとんどないような気がします。


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Busy

I am very busy now. The kinds of a frog laying eggs in spring increased, and the reptiles begin activity. I cannot upload blog slowly, but want you to enjoy it while watching a photograph.

羊蹄山
Mt.Youtei

いよいよ忙しくなってきました。エゾアカガエルとエゾサンショウウオの産卵は終りました。こんどはそれらの成長を追い、ニホンアマガエルやその他のカエルの産卵も見て行かなきゃ。そして爬虫類も活動を始めている。

あんまり根を詰めるのもアレなので、友人のMさんにサクラマスの遡上の様子を見に連れてっていただいた。ユルくて、すごくいい気分替えになりました。サクラマスは、自分の装備では撮影出来なかったけど、改良型ハコメガネで今現在のサクラマスの姿を見ることが出来た。とてもヤマメと同種の魚とは思えない!!

Mさんは、水中に潜ってサクラマスの撮影をしているので、自分はぶらぶらと河原をヘビ探し&水面上から魚の撮影にチャレンジ。

ヤマメ
Seema

今回のベストショット。かな?ヤマメは綺麗な魚だよね。もっと上手く撮れ、と言われてしまいそうだけど水面がなかなか落ち着かないから、バクチ撮影だったのね。

ヤマメ
Seema

ちょっとでも細波立つと、こういうことに。こういう意図しない「面白い写真」、自分すごく好きだけどね。

ヤマメ
Seema

河原でこんな深海魚の写真も撮ることができますよ。あはは。

ヤマメ(スモルト)
Seema (Smolt)

左上のヤマメ、青っぽいの、わかりますか?実物はもっとメタリックな青さがあって、まるでサバのように見えたのだけど写真撮ってみたら、なかなか難しかった。青い個体は、これから海に降りてサクラマスになる予定の個体。スモルト(銀化)という現象で、海に降りるために海水耐性がつくと色が変わるそうだ。渓流魚は陸封と降海で容姿がものすごい変わるから、ややこしいよね。

アマドコロの仲間
Polygonatum sp.

残念ながら、ヘビには出会えなかったので、森に連れてってもらった。ホウチャクソウとか、アマドコロの仲間も結構生えてました。こういう異形な花の植物好きなのよね。

オカモノアラガイもいっぱいいたので、ロイコクロリディウム持ちの個体を探して衝撃の写真撮りたかったけど、そういう個体は見つからなかった。(ロイコクロリディウムは目に寄生する寄生虫なので、検索するときは注意してね)

エゾアザミテントウ
Ladybug sp.

森の中には適度に目を惹くものが点々としているのでけっこう節操なく写真撮ってます。テントウムシなんかも、結構いつものメンツなので、いつか面白いテントウムシ主体のフィールドもしたいね。

マイマイの仲間
Snail sp.

マイマイの仲間もかなり出てきました。中途半端な興味では識別出来ない世界だと去年感じたマイマイの世界。奥深いけど、渦巻好きだから、なんとなく撮ってしまいます。道南(半島部)は少し場所を変えるだけですごく環境が変わりますね。これだけ森と川と海が近い場所というのは、結構貴重なんじゃないかな。

そう思いながら、札幌に帰ってきました。気持ちをリフレッシュして、ここ数日、札幌で再びカエルの撮影に出たりしています。

ツチガエル…?+アメンボsp.
Egg of frog & Water strider sp.

ツチガエルが定着している(北海道では外来種です)ところで、撮影していました。生まれる前からアメンボにやられているような気がするのですが(–;

最初、この卵、ニホンアマガエルの卵かと思っていたんだけど、ツチガエルの卵のような気がしてならない。本見ても、両種の卵の見分けについて書かれてるものが手に入らないから、状況で推測してるんだけどね。

ツチガエルはかなり個体数が出てきてて、抱接などもしてる。けど、アマガエルはまだ姿が殆ど見えない(夜もまだ鳴いてないそう)のに、結構卵があるので…。少し持ち帰って育ててみます。(ツチガエルだとすると成長したからリリース、というわけにも行かないので最小数だけ取りました)

しかし、ひどいユルい卵で、持ち帰ると胚が卵から出てました。でも結構泳ぐので、孵化するタイミングだったのかも知れない。しかし、恐ろしく小さい。。。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

何が辛いって、持ち帰るのはいいけど世話するのが大変。特に両生類は、水換えとか上陸(変態)に備えたり、餌の頻度も多いし。でも、毎日世話してないと「ここで撮影しよう」というタイミングを逃してしまう。野外だといつの間にかかなり成長してしまったりするからね。。

上のエゾサンショウウオ(生きてますよ)は前肢が生えたタイミング。スケスケですね。

あまり手をかけないのも飼育スタイルのひとつだけど、死んでしまったら、気持ちがヘコむし。やれるだけのことはやってあげようと思う。変態(上陸)して亜成体になったら、捕獲場所にリリースを考えている。(ツチガエルは除く)病気などが伝染したり、遺伝子交流が起こらないようにピルケースやタッパーでみんな区分けして世話してます。

愛情も伝わらないので(苦笑)、野に帰る際、人馴れしてないのはイイデスネ!


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Muddy

Finally, I took the picture which was salamanders of the mass laying eggs. But it wasn’t perfect. Because the pond got muddy.

カタクリ
Katakuri (Dogtooth violet)

ようやく、家からほど近い奥山でエゾサンショウウオの産卵がピークを迎えている。奥山には、山菜もたくさん生えるので、人の往来も多くなってきた。カタクリを実は生まれて初めて自生しているのを見た。写真を撮ろうと、花の前に立った時点で、写真を撮りたいという意欲を失ってしまった。

なんとなく、カタクリはカタクリであって美しいけど、自分もいろんな方と同じように撮っても、記録にしかならないなあと思うと、なんだかやる気が無くなって。で、結局誰も好んで撮らなさそうなアングルで撮っておきました。自己満足です。

スジカミナリハムシ
Leaf beetle sp.

越冬…というわけではないんだろうけど、比較的日当たりのいいところでハムシの大団体がいらっしゃった。まるで木をメッキで塗装したようにブルーのメタリックに染めてる。

最初、ハムシという時点で識別するのをやめてしまっていたが、別の方のブログで、このハムシについて書いている方がいたため、正体が判明しました。

クサソテツ(コゴミ)
Ostrich fern

これも自生をちゃんと確認したのは初めてだったな。もっと若けりゃ食べれるんだろうけど。コゴミは非常にアクが無い。ゼンマイやワラビも同じ仲間だと思うけど、あんなにアクアクしたモノでないのが不思議。今まで、山菜も見てくる場所が違って見つけられなかったんだなあとよく思う年だ。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

裏山でようやく遭遇した大きな集団産卵。残念なのは、水の濁った池で少し遠い場所でやっていたので非常に撮りにくかった。

ストロボも焚くので、濁りが強調されるしね。均質的に濁ってればまた対処しようもあるけど、部分的濁りだから、レタッチソフトで覆い焼きなどガリガリ使わないと、綺麗にはならないね。この画像はコントラスト上げただけの写真です。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

近い場所で水の澄んでいるところで産卵しているのは、小規模のものだけ。残念。


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Drop

It is rainy day, today . From sky, There are many Rain-drops. I was careless, because I didn’t want to stay out of the car. I dropped my PL filter.

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

ここ数日雨模様。明日から釧路に行くので、札幌で撮影&一時逗留してもらっていたサンショウウオを放流してきました。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

今日とは別のところだけど、凄い卵塊。うすら白い物体が木の枝に大量にぶら下がっているのがおわかりだろうか?(手前の笹の葉の奥側)

今年はいろんな場所で感じるけど、雪解け水で貯まる水が少ないようだ。あるいは、すぐに水が抜けてしまう?どこもサンショウウオが産卵するのに、少々苦労していそうだ。この場所は産んだ時より水位が下がって、ぶら下がり状態になってる。

これといって雪の少ない年じゃなかったけどね。雪解けが不順だったかなあ。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

リリース時に、少し撮らせてもらう。めんこいメスでした。しかしこの直後、ちょっとした悲劇。

?!

!!

寒い雨の日でね。手がかじかんでPLフィルターの締め付けが弱かったみたい。シャッターの衝撃で緩みが加速して、サンショウウオの上に…。

サンショウウオは痛い。自分も心と機材的に痛い。ごめんよ。

マツモムシ
Backswimmer

マツモムシも出てきました。
水の中の昆虫たちもゲンゴロウやミズスマシ以外のものが
かなり目につくようになってきました。


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Many risks

We have many risks in this season. Brown bear, snow_slides, etc. I was surprised that I saw a tree falling down. The tree did not fall down a few days ago.

た、倒れた
Tree fell down.

強風吹き荒れた後に、「熊街道」を訪れるとバッキリ木が折れていた。先日のほぼ同じ場所の写真がこの記事(Flood)にある。どんどん先に進めなくなるではないか…。だいぶ雪が減ったので、雪崩の心配はだいぶ無くなったけど、この季節はいろんな危険が残っている。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

エゾアカガエルの産卵もようやく始まった。結構待ち望んだし、やっぱりこの季節のプリプリの卵はいいねえ。

エゾホトケドジョウ
Loach sp.

前回のField logの更新から、10回くらいフィールドに出たかな。そのうちの2回は、仕事で知り合った魚屋のMさんと行ったので、カエルやサンショウウオと混獲された魚をいくつか教えてもらった。何気に、ホトケドジョウの類は初めて見る気がするんだけど可愛らしいねえ。絶滅危惧種のようです。

コンデジで適当に撮ると、魚や両生類はピント取れてないね。操作が簡単すぎて機会任せにしちゃう癖があるんだな。

イバラトミヨもいらっしゃいましたが、営巣・産卵はもう少しだけ先…?(記事アップした今日あたりはもういい頃なのかも知れない)

粘菌sp.
Slime mold sp.

ヤブこいで、腐った木を動かしたら、樹皮の中で粘菌が育ってた。既に子実体から胞子出てるのもかなりあるみたいだけど、まだ未放出のもありそうだから、持ってかえって育ててみようかと思った。しばらく培養したけど育たなかったので、乾燥して標本にした。ちなみに粘菌の種類分からない。柄は全くないみたいなんだ。

手持ちの本で載ってるもので形が近いのはコガネホコリなんだけど、どうなんだろうね。ケホコリ系なのかな?

マイマイsp.
Snail sp.

平たい系統のマイマイも見つけた。毛のないケマイマイみたいな形。道央というか、北海道に来てから始めて見るタイプのマイマイだった。残念ながら中身はいらっしゃらなかったけど。

そして別の日の話。

カエル鳴いてるところ写真撮りたくてね。夜行けば確率は高いんだろうけど、熊いるかもしれないしシャッターもワンチャンス(ストロボ焚いたらカエルが散る)しかないから、朝っぱらから池の前で木になったつもりで不動化してみた。

10分くらいで散ったカエルたちが何匹か顔を出す。20分くらいで、こちらの顔を伺いながら何匹かが時々

キャ…

って鳴く。ついじれったくなる性格なので、声まね してみた。

裏声で
ふぇぇ ふぇ ふぇえ

周りに人がいないから出来ることなんだけど。

でも、何匹か反応して小さな合唱になって、写真取れる機会があった。よかったよ。

鳴くといえば、こんなのも。

この動画、音小さすぎなんで大きな音で聞いてみてください(- -;

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

なんとか、エゾサンショウウオの成体とも今季初、お目にかかることも出来て。

注意
Caution ! There was the foot print of Brown Bear.

で、うちの近所ではクマ出没ですな。危険の多いこと。

エゾエンゴサク
Corydalis sp.

少し季節を先取り(1週間くらい?)してきたときにはもうエゾエンゴサクが咲いていた。似てるなぁとは思っていたけど、キケマンやムラサキケマンと同じ仲間だったのね。知らなかった。

ニリンソウも結構咲いてたよ。

エゾアカガエルとエゾサンショウウオのために今年はどれだけフィールドに出たことか。そして如何にそれらの生態を理解していないかを痛感する。


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Flood

Snow melt so much. The whole that place is flooded. I want to step on soil early.

マガモ
Mallard

雪解けが日に日に進み、そこら中が水浸しだ。サンショウウオが未産卵だけど、ずっと観察している場所にマガモがいた。食べてるのか何かわからないけど、周りの枯れ草や水に浮かんだ木の皮を破砕しまくっていた。

水面は木くずだらけ。水の中を撮る方としては、笑顔引きつる部分もあるのだけど、この木くずが土になり、プランクトンの餌になりして池の環境を作ってる。あ~あ。という気持ちもあるが、当たり前のことだから仕方ない。

雪解け浸水で道が分断
A snow-covered road is divided.

別の場所に行ったら、足元がガッパリ水に落ちて道が切れてた。夏ならここも普通の砂利道なんだけどね。季節限定通行止め。

ササsp.
Bamboo grass sp.

ここのササは毎年大変だ。雪の下に5ヶ月、水の下に1ヶ月。そしてダニにまみれた6ヶ月。水の下でも枯れないってのが凄いね。

ミズバショウ
Asian skunk cabbage

折角咲いたミズバショウも、流れに飲み込まれてる。乾いた土地では生えないから、流れの中にいた方がむしろ快適なのかな?


Fall

この間、ちょっと撮った滝(Andante)も、水量が増えて滝が二股に割れている。まだこれももう少し水量増えそう。

?

サンショウウオの!!…卵嚢…?産卵中に襲われて他の臓器も…???しかも胚が育ってる…?

植物質でした
Seed of plants

拾い上げたら、植物質だったよ。何かはわからないけど、ややこしい。

今日は雪のあとの温かさ。そろそろ黒山のサンショウウオだかりを見たいね。


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