続・体長計測にわりと良いものがあった

生き物の体長測る時に、ヘビってとても測りづらい。生きてると縮んだり伸びたりして抵抗して、さっと測りたいのに測れずに疲れさせてしまったりする。

だから全身写真と、計測の基準になるものを写しておいて、あとで写真から体長を測ることもあるんだけど、これがわりと面倒くさい。(写真は端のほうがわりと歪むので、正確ではないのだけど)

写真のヘビの体のラインに添わせて紐をあてて、計測の基準物との比率で実際の長さを推定するんだけど、こんなのスマホのアプリとかでいいのないの?って考えてたところ、やっぱりあった。けど、更新されていなくて、使えなくなってた…。
参考:体長計測にわりと良いものがあった

で、PC(Windows)で探してみて良さそうだったのがこれ。
曲線ものさし

基準物(ここでは1cm)を青で合わせて、測りたいものをオレンジで合わせる。

約4.7cmくらいと出た。以前使えたスマホアプリでこのサンショウウオ幼生は4.6cmと出てた。実測値も4.6cmくらいだったので、わりと使えるんじゃないかな。

でもスマホの気軽さがないので、だれか日本語でCritterSizeの後継アプリ作ってくれないかね。

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写真整理と検索Tips

写真を撮りに行けば、整理しなければならない。撮りっぱなしだと、とても楽しい思いのみで終わるのだけど、整理は大変。

でも、突発的な「北海道の津別町でのエゾサンショウウオの写真はありますか?」といったような依頼に応えるには、探しやすいように整理しておく必要がある。

今、自分の整理法としては「年月日+地名>種>写真ファイル」という形でフォルダ整理している。

例えば、「130522沖縄県宮古島西原>サキシママダラ>IMGP_2550.jpg」みたいな感じ。こうしておけば、あとでwindowsのファイル検索で楽に探し出せる。上の依頼なら「津別町 エゾサンショウウオ」で検索可能。

ただ、全部の種類の動物を識別して、フォルダ分けすることは出来ない。

例えば、カミキリだとわかるけど、全く種類がわからない時は「カミキリsp.」、キボシカミキリだと思われるけど自信がない時は「キボシカミキリ?」、種としてはキボシカミキリだけど、宮古島固有亜種の場合は「ミヤコキボシカミキリ」のように、結構自由奔放にフォルダ分けしてしまっている。

これでちょっと困った事態が出てきた。Windows7のファイル検索では、「カミキリ」と検索すると、「カミキリsp.」は見つかるけど、「キボシカミキリ」が見つからない。「キボシカミキリ」で検索すると、「キボシカミキリ」や「キボシカミキリ?」は見つかるけど、「ミヤコキボシカミキリ」は見つからない。

どうやら、検索元のワードが「キボシカミキリ」の場合、「キボシカミキリ○○」は見つかるが、「○○キボシカミキリ」は見つからないみたい。(Google感覚で検索結果が導かれない)

これ、致命的。

普段は「ニホンアマガエル」という名前でフォルダ分けしてるけど、うっかり「アマガエル」と名前つけしてしまった場合、「アマガエル」検索では「アマガエル」は出るけど「ニホンアマガエル」は出てこない。全部リネームするのが理想だけど、凄い数のチェックのしなおしになるのでさすがにやりたくない。

きっと方法があるはずだと思って、探してみたら、ちゃんとあるじゃん。
ワイルドカード検索

それと、フォルダ名を検索して、ファイル名は無視するやり方も。

「*アマガエル* 種類:フォルダ」で検索すれば、「アマガエル」「ニホンアマガエル」「アマガエル?」「アマガエルsp」「アマガエル幼生」と、全部引っかかってくれる。(「ヒメアマガエル」も引っかかるけど…)しかもフォルダだけ。知ってて当たり前なのかもしれないけど、ワイルドカードは他にもいろいろ使えるので、便利。

今後もフォルダ整理、もう少し細分化したい。最近エゾアカガエルとエゾサンショウウオのフォルダが大量増殖しているので、この中に「卵塊」「卵嚢」「幼生」「成体」とかの組み分けをしたいな。暇な時にでも…。(たぶんやらなさそう…)

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Android端末で講演は出来るのか?

※2012年の記事だから、古い情報ですよ!

先日の円山動物園の講演の前に、講演や授業で使いたいと思って入手したAndroid端末で
プレゼンテーションを試してみました。

結果からすると十分できそう。
上の写真みたいに、付属していたソフトを使えば
スライドにも落書き状に書き込みができるのでなかなか良いです。

ただし動画は、いったんプレゼンテーションを止めて
別ソフトで動画を動かさないとダメそうです。

いろいろ調べていたんですが、
タブレット端末の画面をPC画面経由でプロジェクターに映しだすのは
ググるとかなり出てくるんですが、
ノートパソコンを持ち歩きたくないのが第一条件で、
手軽にスライド送りができることなどにも期待していたので
及第点です。

ただし、多くの古めのプロジェクターにはすんなり接続できません。
プロジェクター側は最近のものはHDMI接続も可能になってきていますが、
VGA接続(アナログ)のみのものが多いです。

対してタブレットの場合はHDMIやUSBによるデジタル出力がほとんど。
iPadの場合は専用のコネクターでVGA変換して接続できるようです。
(ただし今のところ調べる限りではiPadではパワポファイルを
pdfに変換して電子書籍のようにスライドショーをする形を取ることになるようです)

Androidの場合はちょっとした変換器が必要で、
入手した変換器では、
HDMI(デジタル:画像+音声)→VGA(アナログ)+オーディオ出力
に変換してくれます。
装備的に少しかさばりますが、ノートよりは軽いです。

プロジェクターがHDMI入力に対応していれば、
ケーブルで繋ぐだけで出来るのですけれどもね。

今後も解像度の問題やいろいろあると思うんですが
現状十分使えるので、良かったです。

接続状態
Iconia tab A100(タブレット端末)

HD VIDEO PROCESSING (変換器)

プロジェクター

もともとこの変換器はデジタル出力のTVやゲームを
アナログディスプレイやプロジェクターに使うもののようです。

これで無線化できれば最高ですけどね!

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