×

2018初両生類はやっぱり

2018初両生類はやっぱり

今年初の両爬を見てきました。今年の一番目の種類はエゾサンショウウオ(やっぱり…)。越冬幼生のいる池で調査してきました。

池は地下水の温度安定のため、凍っていません。むしろ気温-5.2℃、水の表面の温度が+7℃なので、温度差で湯気が出ていた。

水中のサンショウウオは殆ど活性はなく、水中撮影して見てみると底面を歩く個体が少しいただけで、ほとんどがボールのようになった水中のコケ(カヅノゴケみたいなやつ)の中に潜り込んでいた。

水から出すとサンショウウオが凍って死んでしまうので、ささっと測って水に戻しました。

見た感じ、腹の膨らんだ個体はいないので、この時期はほとんど何も食べないのかもしれないね。

網もすぐ凍ってしまうものね。

Baikada’s main website
Wild Home

蛇をメインに爬虫類、両生類、そして野生動物のことを、書いたり、話したり、撮ったり、観察しています。/北海道爬虫両棲類研究会会長。野生生物域外保全センター顧問。両爬と人のコミュニケーター。獣医師(診察業はしていません)。専門学校で両爬学、たまに野生動物学を担当。/著書:北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑、Old world ratsnakes(一章担当)など。

You May Have Missed