エゾハルゼミの声が絶えてしばらく経った。北海道では本来の生息地ではないと思われるツクツクボウシが真駒内では7月はじめから鳴き始めた。
神奈川に子供の頃住んでいた頃は、夏休みの終わり頃に鳴くセミだったように思うけど、涼しいから早く出てくるんかな…。
最近買ったお気に入りの本、「セミと仲間の図鑑」には鳴き方の記述が面白くて噴き出した。
鳴き方→オーシツクツクと繰り返し鳴く
夏休みの終わり頃→シュクダイヤッタカ シュクダイヤッタカ
ハヨセーヨ ハヨセーヨ と聞こえる
同じ鳴き声のはずなんだけどね(^^;
アブラゼミ、ノラニンジンの野に降り立つ。
アブラゼミの抜け殻。このあと悪食のうちの猫が美味しくいただこうとして吐き出していました。
ミンミンの抜け殻に似ますが、アブラの抜け殻は触覚の第3節が第2節より長くなります。(根本から1,2,3と数えます)
成虫の死骸もちらほら。翅脈の緑がとてもきれいなんだよね。アブラゼミ。全体のカラーリングだと評価さがるけど。
エゾハルゼミの抜け殻はもう無いかなあ、と探すとそれくらいの大きさの抜け殻はいっぱいあったけど、みんなツクツクボウシだったようだ。
アブラと比べて小型。
わりとツクツクの抜け殻は、エゾハルゼミと比べてみると難しいかもしれない。
長さ 第3節>第4節。第3節から細い。
エゾハルは
長さ 第3節<第4節。第5節から細い。
これもセミに近い仲間。モンアワフキみたい。
そしてついに、ハエトリグモハンドブックの出番。
特徴がよく似た種類をみつけた。
マガネアサヒハエトリのページのものにそっくり。よし、マガネアサヒハエトリでOK?しかし、ハンドブックを読み進めるとワカバネコハエトリとそっくりで、識別できないようです…。
この日は、クルミの木を中心に観察してみたんだけど、
葉っぱに何か付いている。
姿勢すらさっぱりわからない。
シッポを突き上げた、シャチホコガの仲間らしい、というところまでしか行き着けなかった。
2017.8.9追記 ウストビイラガ でした
しかし、生きた葉にくっついちゃって、擬態が台無しだよね。残念なやつめ。(^^)
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