動物園で(たまには日記)

たまには日記的にその日のことを書こうかな。

ここんところ、毎日シロマダラの抜け殻と蛇の資料とにらめっこで、疲れてきてました。

じゃあ、実物を見てこようということで、
円山動物園に。(公開初日でした)

あれ、全然ヘビから離れてないな。

ちょうどイベントをやっていて、
北海道希少生物調査会の寺島さんと
爬虫類両生類館の主、本田さんの公演を聞くことに。

でも時間より早く動物園に着いたので、
折角だから公開されているシロマダラを見てこようと向かったわけです。

で、さっそくシロマ。

シロ(ク)マ…。

数年前、シロクマツインズが話題になりました。

いやいや、マダラですよ。

マダラ…。

マサイキリンも赤ちゃんが生まれて最近の話題です。

でも白いマダラじゃないですね。

ということでちゃんと虹彩がグレーで瞳孔が縦長のシロマダラを。


いやいや、ユキヒョウだから。

ユキヒョウもツインズ生まれて話題になりましたね。

大きな子猫でした。

実はユキヒョウのこどもは、生で見れていなかったので、
ちょっとうれしかった。


肝心のヘビのシロマダラ先生は、
案の定お隠れ遊ばれておりまして。

かなり大きく写ってるんだけど見つかりますか?

許してあげて下さい、ものすごいシャイな生きものですから…。

時間になって、講演。

T会長、風邪で少し辛そうだったけど、
聴きやすくて、内容もわかりやすかったよ。
第一発見現場に、居たかったなぁ。

H飼育員のシロマダラの飼育レポートもとても良かった。
スライドにさりげなく忍ばされたネタの数々。
一体いくつあったんだろう…。

シロマダラの卵は、無事孵化して、
20cm未満の幼蛇が2匹生まれましたよ。

2匹の捕獲個体と孵化仔で全部で4匹。
これの形態を今、調べています。

でも、ヘタにいじくると弱りそうなほど小さく細いので(割り箸1本より細いかも)
いろいろ思案しているところですよ。

帰り際に再びシロマダラを覗くと、
別の場所にいました。

展示初日ということもあって、
まだ落ち着いてない感じでした。

今夜あたり、この中を探検して落ち着く場所を見つけるんじゃないだろうかね?

なお、絶賛脱皮期間中でした。
とても白いシロマダラでしたよ。

これはアミメニシキヘビの頭蓋骨。
お絵かき用に写真撮ってきました。

でも絵は、超絶下手糞なので
ヘビの頭蓋骨に見えればいい、が最終目標。

帰り際にはシロマダラのぬいぐるみを購入してきました。

鼻が擦れているのかな?何故かピンク色だけど。
あと舌が出てるといいんだけど。

何故か足が生えてるし…。

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小回り北海道

ぐるっと北海道を回ってきました。だけど、すみずみまでじゃなくて小回りに回ってきたんだ。

何を撮影しようという目標もなかったけど、ゆるゆる行ってきた。(ゆるゆるじゃない時があるのか…?)


ニホンアマガエル

出だしは札幌から占冠へ。この時の内容は「最近の調査いろいろ」のその3に書いてあるよ。

エゾアカガエルの幼生が野生で越冬するのを確認したい。写真はニホンアマガエルだけどね。


アオダイショウ

占冠の後は帯広で1泊してオホーツク海側の網走へ。ここで道東旅に来ていた息子と合流。シマヘビを見つけていじり倒したらしい。

網走から佐呂間に移動してこのへんのヘビを時々見る場所で抜け殻を漁ってるとアオダイショウが1匹出てきてくれた。

おつ、これでやっとアオダイショウの生きてるの見れた。

今年、北海道のヘビ、コンプリートだわ~。(シロマダラ含む(嬉))ハープソンを開催してれば、両爬地域率は今年100%だったな。

今年、ちょっと久々に開催も考えたんだけど、運営に体持つかわからなかったので、見送ったんだ。いつかまたやれると良いな。


アオダイショウ

アオダイショウ、地味な個体だったけど、やっぱりこのずっしりした感じがいいわ~。

石に潜り込むところを掴んで引き出したので、最初とても怒っていました。

ごめんね。


ニホントカゲ

ニホントカゲも出てきてた。最近トカゲとの付き合いもうまくなってきてあまり苦労なく近づけるようになった。忍者レベルが上がったかも。

その後、大雪山の層雲峡へ。

ここのコンビニは景観条例で茶色いんだ。セブンイレブンもセイコーマートも。

セブンで買い物してると、細いカミキリがいたのでなんとなく写真撮っておいた。


ホソカミキリ

調べるとどうもそのままの名前、「ホソカミキリ」らしい。すんなりすぎる。

層雲峡ではコンビニ休みだけで、普段は通過するだけだった街、比布町によることにした。比布は「ぴっぷ」なんだけど、ピップエレキバンのピップとは直接関係はないみたい。でも、名前が近いので、比布町のパークゴルフ大会のスポンサーになってるそうだ。(宿の人に聞きました)

比布ではパークゴルフ、上富良野でじいちゃん、ばあちゃんと枝豆・とうきび・じゃがいもの収穫、その場で茹でて食べ三笠で化石博物館、札幌の河原で石を割って黄鉄鉱や水晶の結晶をみつけたりしてかなり楽しんで帰れたみたい。


キタキツネ

鉱石拾ってる時に、キタキツネが出てきてた。あまりよろしくない人馴れ具合で車の前で座り込んでる。

以前クレクレという年寄りギツネがいたけど、その子孫なのかなあ。

札幌ではもうひとつ、円山動物園に行きました。もちろん見るのはマニアック路線ですよ。


オカモノアラガイとロイコクロリディウム

今、円山動物園の爬虫類館ではロイコクロリディウムが展示されています。こんなの展示してるのって、ものすごいと思う。

このロイコ入りオカモノアラガイは以前に見ていたんだけど、様子が大きく変わっていました。

BeforeAfter
(Youtubeによるビフォーアフター:おおかたの人にとってはグロですので注意)

以前は片目にロイコさんが1匹だったんだけど、この時は両目に1個体ずつ、2匹のロイコさんになってた。

おそらく損傷していた片目が再生したせいもあるけど、オカモノアラガイの中で孵化したロイコさんの卵から幼虫が成長したようだ。

寄生虫の研究の一つに、寄生虫の生活環を調べるものがある。生活環というのは、寄生虫の宿主間の移動の内容。

成長ステージ(宿主)
卵(鳥の糞)→幼虫(オカモノアラガイ)→成虫(鳥類)→卵(鳥の糞)…

こういう移動をしているはずだけど、鳥は多宿主性なのかな。

来年は、もうちょっとオカモノアラガイに寄生している個体を調べてみよう。

興味持ってくれる人も、ヘビほどではないものの少しいるみたいだしね(笑)

もうグロついでに、


エゾアカガエル

この、エゾアカガエルの幼体も変なんです。眼球欠損ですね。

どうも、カエルになってからの怪我というより先天的か、幼生時に眼球に障害があったものかと思う。

カエルの奇形を検索すると、環境汚染原因で多足か?というものもあるけど、寄生虫の刺激や、ヤゴに足を喰われたりして足が少なくなると思われる事例がある。

参考
北九州の3本足ツチガエルの例(リンク切れ)

ムラサキホコリ系

ここからは、もううちのブログではだいぶおなじみになってきた粘菌(変形菌)だよ。

このムラサキホコリはびっしり密生するタイプではないみたい。ちゃんと調べて、粘菌の写真を整理したいんだよな。

ヒョウタンケホコリ?

キノコかなと思って見ていたけど、なんとなく粘菌も捨て切れない感じで、ネットサーフィンしてたら、すごく似た感じのものがあった。ヒョウタンケホコリかな。

極小ナメコってかんじ。


ウツボホコリ系?

ウツボホコリ系だと思うんだけど、朝の喫茶店で出てくる湯で卵の入れ物(エッグスタンド)みたいな構造があるので、ちょっと違うのかな。上流で溺れて這い上がったのかなー。


ウツボホコリ系

これもウツボホコリ系だと思うのですが。わだ色が出ていない若い子実体かな。頭が2分しているものと、そうでないのとあるね。


タマツノホコリ

タマツノホコリの若いものかな。こういう構造見ると、一瞬ヘビヌカホコリかと思って悶絶する。ヘビヌカホコリに出会えるのはいつの日か?


マメホコリ

いつものマメホコリがあると、ちょっとホッととする。

今年はヘビより粘菌をたくさん見たかも知れないなー。早春には、またアイルリホコリ探してみよう。

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Off guard


Ursus arctos lasiotus
Brown bear
羆(ヒグマ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

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中都市を結ぶ峠を車で走行中、道の脇に水たまりを見つけた。オタマジャクシや、エゾサンショウウオの幼生の様子が気になった。道路脇だったので、完全に油断して、何も持たずに車を降りた。日当たりの良い場所のせいか、両生類の幼生は全くいなかった。

道路脇から道路へ上がると、対向車線側に黒い塊が見えて凍りついた。

せいぜい50kg程度しかない、ヒグマの幼獣が
道路で草むらをかき分けて餌を探しているようだった。

私の方をほとんど気にすることもなく、
コロコロした様子は非常に可愛らしい。

成獣の風体を知っているからこそ、
この小さな体は可愛らしく見えてしまうように感じる。

頭ではそんなことを考えているのに、
体は凍りついたまま、車に乗ることができない。

子グマの背後で別の足音が聞こえている。
ササヤブを踏みしめる音。大きな気配。

姿は見えないが、子グマの近くには母グマがいると考えるほうが自然。

子グマと自分の距離は最短時で5~6mだったと思う。

子グマは脅威ではないが、背後の大きな脅威は
今までフィールドをしてきた中で、1,2を争うとても危険な状況。

助手席から車に飛び乗ってもエンジンをかけて発車するまで数秒かかる。
しかも運転席側の窓は完全に開いていて、
そこからヒグマパンチを喰らえば、タダじゃすまない。

車に乗るために、ドアを開ける音に子グマが驚いたら。
母グマが過剰に反応して車に向かってきたら。


Ursus arctos lasiotus
Brown bear
羆(ヒグマ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

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そんな時に、車に乗りこむ大きなきっかけが。
対向車線にバイクがやってきた。

バイクはたぶん、クマを見かけて、
途中からスピードを上げて一気に走り去った。

子グマは驚いて転がるように道路脇に身を潜めたので、
そのスキに、車に乗って窓を閉めてエンジンをかけた。

ここまで行くと、かなり気持ちに余裕が出た。

しかし、また子グマは道路脇に出てきた。

再びササヤブの大きな存在も動く気配だったので、
100mmマクロレンズで写真を逃げうちにしました。
(レンズ付け替える余裕はなかった)
シャッター音をたてるのも怖かったくらい。

そのまま駆け抜けて逃げたんだけど、
クラクションとか鳴らしながら去ればよかった。
車やバイクをあまり恐れずに道路に出てくるクマは
人にとっても、クマ自身にとってもいい結果を残すとは思えない。

子グマを前に立ち尽くしている自分は臆病者だし、
笑われるかもしれない。

でも、怖くあるべき存在に対して、怖いと思わなくなったとき、
あっけなく人は死ぬんだ。

強がったりとか、可愛いとか、油断とか。
人間の思考には動物との距離感を見誤る要素がたくさんあるんだ。

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回遊水槽

体調の安定がなく、しばらくフィールドに行けていません。フィールドを楽しむためにはまずは体調を整えないとね。

少し前ですが、おたる水族館に行ってきました。

こちらではキタサンショウウオの人工飼育下で初の繁殖に成功されています。

とある本には、キタサンショウウオの繁殖期(地味色)と被繁殖期(明るい色)で体色の変化があると書かれているものもあるので、今の水族館の個体を確認したらなんとなくわかるのかな、と思って、撮影をさせてもらうのをお願いしました。

その写真は今回はこちらには掲載しません。
(ごめんなさい、またの機会に)

印象で言うと、背中の太い金色の線が、明るいピンクがかった色に
なっている個体がいました。
一方で、繁殖期と変わりなく、背中の太い金色の線が、
地味な茶色の金色を帯びたラインのままのものもおりました。
体色変化は、比較的容易に生息環境で変わる可能性もあるので、
まだどうこの結果を見ていいのかはわからないところですね。

さて、初めて、おたる水族館の中も拝見させていただきました。
外の施設(海獣関係)は今回は見なかったのですが…。

北の魚の展示がとても好きです。

「ホッケの幼魚は緑色をしている」

ホッケ
Arabesque greenling

ちょっとびっくりしました。青ものの魚みたいですね…。


フウセンウオ
Balloon lumpfish

これ系の魚、好きです。コンペイトウとかダンゴウオとか。
3~4cmくらいで、人間から見ると愛嬌があるように見える。
ゴッコ(ホテイウオ)もこれ系の魚だったね。


おたる水族館・回遊水槽

大型の回遊水槽では、今まで見た水族館では大型の渓流魚や、
マグロなど普段から泳ぎ回る魚が展示してあったけど、ここでは
オヒョウ(カレイ)やオオカミウオが回遊している。

オオカミウオが回遊しているところを見れる水族館なんてそうそうないのではないだろうか…。


オウムガイ
Chambered nautilus

オウムガイも生きてるのが展示してあって。
なかなか面白い!

他にもたくさん展示してあるのだけど、
私が面白いとおもったところを取り上げているので、
非常に偏っていますが、興味の湧いた人は見に行ってみると楽しいと思います。


おたる水族館・コツメカワウソ

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結果的に灯火採集

オオミズアオ
Actias artemis

札幌市内、藻岩山周辺でのシロマダラの発見例(2年前)の連絡をもらい、テンションが上がりすぎてしまった。

テンションが上がり過ぎると、後日大きくテンションが落ちてしまうので、
テンションを昇華させるために、夜のフィールドに行ってきた。

残念ながら、途中から霧雨が降りだして、
蒸し暑かったのだけど爬虫類は見ることが出来ず。

でも、道路をちらほらとオオミズアオが飛び回っている。

途中で方針転換して、近くの灯火に集まっている虫を見に行くことにした。

オオミズアオは、とてもきれいなガだと思う。

ガも、チョウも、別に嫌いとかそういうわけではないのだけど
結構なボリュームの大きさのガが、自分の懐中電灯に向かって飛んで来るのには、
少し引くようになってしまった。

だから、じっとしててね~。

オオミズアオ
Actias artemis

オナガミズアオというすごく良く似たガも探してみた。
コレ!オナガミズアオじゃない?!(後翅の黄色い斑紋がやや縦長)
と思って写真撮ってきたけど、両種の相違点を見てみると
やっぱりこれもオオミズアオみたいだ。
前翅の赤いラインにあんまり白い縁取りがないことや、
前翅の先端があんまり尖ってないことから考えて
「後翅の斑紋がちょっと大きいオオミズアオ」という結論に置いてみたけど、
そういうものだろうかね。

オオミズアオ
Actias artemis

羽をばたつかせてアイドリングしているとちょっと緊張するね。
(向かって飛んできそうで)
あ、こんど一眼でこの姿の写真撮ろうっと。

ミヤマクワガタ
A kind of Stag beetle

ミヤマクワガタも全部で5匹。
オスでも大小いろんな個体がいました。

次々に昆虫が頭の上に落ちてくるので、
あんまり長くはその場にいられなかった。
アジアホソバスズメ(蛾)とオオミズアオが次々突進してくるもんだから…。

他にもトホシカメムシやアカネカミキリ、マダラホソカミキリモドキや
アイヌクビホソジョウカイがいました。
(これらは写真撮っといてあとで同定しました)

キタキツネ
Ezo red fox

キタキツネは全部で6頭見れましたが、みんな何かを食べていました。
やっぱり昆虫食べてるのかな?

自宅のすぐ横道でも3匹のキタキツネがいてちょっと驚きました。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

近場で捕まえてきたエゾアカガエルのオタマジャクシ。
エゾサンショウウオと同居していると「対捕食」のために膨らみます。

両方ともエゾアカガエル
Ezo brown frog

サンショウウオののいないところで育ったオタマジャクシ(上)と比較します。
基本的なベースは一緒ですが、水泡状にふくらみます。
サンショウウオと隔離すると、この膨らみは失われていきます。

膨らむ部分は、眼球より後方から尾の付け根まで。
尾も、少し縦幅が広がるように思います。

ニホンアカガエルやヤマアカガエルでも、
トウキョウサンショウウオやクロサンショウウオなどと同居すると、
こういう変化をするものでしょうかね?

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Business trip

I went to make a business trip to the East Hokkaido. I incidentally enjoyed the fielding a little.


Spotted seal
ゴマフアザラシ

所用で北見、網走方面へ。
残念ながら流氷はなくなってしまっていたけど、少し空いた時間で、フィールドをしてきました。

道すがら、アザラシを探しながら動いたけど、
見つけれたのは1箇所で3頭のみ。

氷の上に乗っている個体は、
どんどん流されていきました。


Pelagic Cormorant
ヒメウ

少し、流れアザラシについていくとヒメウがカレイを食べていた。
すごく食べにくそうだった…。

獲物は、いわゆるクロガシラ(釣魚名)の幼魚だと思うけど、
種名はわかんないな。クロガレイかな。。

カレイは意外と獰猛な魚なんだけど、
札幌市の真駒内にある「豊平川さけ科学館」で展示してたカレイの幼魚が可愛かったなー。


Eurasian jay
ミヤマカケス

朝、用事先が仕事時間に入る前に
森に入って沢を1本、詰めてみた。

車を降りようとすると、ミヤマカケスが現れた。
いつもカケスの写真を撮っていると
すぐ込み入った枝とかに入ってしまう。
警戒心強いんだよね。

沢は水が流れていて、
底がリッター層のところは半分凍ってて、
底が礫質のところは流れていた。

最近の流行の越冬エゾアカガエル探しをしばらくしたけど見つからず。
代わりに外傷なく(とは言っても目は白濁してるけど)死んでいる
カジカ(ハナカジカ?)が3匹、ニホンザリガニが3匹、
それぞれ5~10cmサイズのものが川の中で死んでいました。

もしかしたら、一度凍結しちゃったのかな。


Ezo sika deer
エゾシカ

知床では道路際の雪が解けて草が姿を現し始めて
かなりの数のエゾシカが道路に出てきていた。
どちらのとっても危ない季節なので
これからしばらく、特にシカの多い場所では運転気をつけてくださいね。

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The future

Phoca largha
Spotted Seal
胡麻斑海豹(ごまふあざらし)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

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Please cheer for Japanese revival. We want to make the bright future.

日本が元気を取り戻しますように。
一段落したとき、無力感や脱力感に襲われるかも知れない。
そんな時には、心のどこかに隠れている、元気を探してみて。

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Meeting

My friend who is photographer came from Honshu. I met him in Tokachi. And 3 photographers gathered in Tokachi from everywhere in Hokkaido.


Ezo red fox
キタキツネ

本州から松橋利光さんが、北海道の冬を楽しみにやってきました。札幌の中島宏章さんが、せっかくだから集まろうということで、釧路から佐藤晶人さん、芽室から宮本昌幸さんがやってきました。それで、自分も遊びに行ってきました!十勝地方で。(4人の集まった時の様子の記事をリンクしてみました)

中札内に住む秋山さんのご好意で、中札内で2泊。

どっぷり、写真の話…がっつり撮影…というわけでもなくゆるゆる~とフィールドしたり、写真撮ったり。アホな話したり。

自分も久しぶりにゆるゆる、何でも撮ったり、試しをしたり、いい感じでのびのびしてきました。

すごくたくさん撮ったわけではなかったのだけど、家に帰って、写真の整理をするとき、あまりにのびのび過ぎて、分類に困る写真がたくさん(–;

整理に時間がかかって、集合した5人の中で、ブログアップが一番最後になってしまいました。


Harbor Seal
ゼニガタアザラシ

めまいとかでヒキコモリ傾向だったので、フラストレーション溜まっていたので、人とフィールドに出れるってことがなんだかとてもありがたくて楽しいことなんだなと、思いましたよ。

また、出かけようって思える特効薬なフィールドでした。

…しかし、低下した筋力は、いかんともしがたいな


Harbor Seal
ゼニガタアザラシ

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Dizziness

I became a sick which called Benign paroxysmal positional vertigo. Because I felt dizzy, I cannot move very much. Therefore I watched an animal after a long absence. I felt good.


キレンジャク
Bohemian Waxwing

どうにも厄介なことになっている。

突然の「めまい」に襲われ、おそらくそれが「良性発作性頭位めまい症」だとわかったのだけど、すぐ治らないみたい。

これ、なかなか厄介で、三半規管(耳の中の構造)の位置が、縦になったり横になったりすると、三半規管の中に出てきてしまった石が転がりまわるせいで、結果的に強いめまいになる。

寝起きとか、寝返りとか、首を倒すとよく回ります。

最終的には「慣れ」が肝要のようなんで、我慢しているところです。

しばらくひきこもっていたのだけど、少し良くなったかな?と感じてきたのと、どうにもフラストレーションが大きいので、カエルを探しに行ったんですよ。

山のほうなので、鳥はあまりいないだろうなと思ったら、電線にキレンジャクの群れがいました。

つい、上を見ると視界がグニューっと曲がってしまってどうにもこうにも。

見ないで撮った割には上手でしょ?


キレンジャク
Bohemian Waxwing

そんなんばっかりでも悔しいので、少しだけ粘ったら、ほんと目の前に降りてきた。

今度は近すぎて、かぶった枝が画面から外せない(汗)。

でも、首倒さずに、カメラ覗けて楽しかったよ。久しぶりだったからね。

肝心のカエル探しはというと、開放水面が見つからず難航。

時々、流れてるところがあるとこうして少し水面が出ているんだけど、下はリター層(腐植質)で、網でジャコジャコしたけどカエル隠れてなかった。やっぱり礫質じゃないと厳しいかな。


足あと
Foot print

ところどころ、食肉目系の足あとがあった。

どうもこの辺はキツネやウサギは多く無いようで、イタチ系のものがポツポツ。

ところで、この足あと、妙に気になったんだ。「アライグマ」の可能性もあるかもー、と。

ここは例年、エゾサンショウウオの産卵場所になるところ。

ここにもし、アライグマが入ってたら、たくさん食べてしまうんだろうなー。

しばらく足あと追ってみた。

あれ?もしかして指長いんじゃないですか?

アライグマ確定…?か?

…と思ったけど、上り坂で爪が深く入ったから指長く見えたけど、犬かも。

少なくともアライグマではなさそうだった。

山の中で黒犬と出会った。

平和なような気もするが、山の中で、中型以上の哺乳類と出くわすと戦慄が走るんだ。

クマ…?と思うこともあるし、正直なところ犬でも十分怖い。

野良犬ならまだ交渉の余地はあるけど、野犬には勝てない自信がある。

あの運動神経には全くついていけないよ。

犬を山の中で放すと、出くわした人や動物が死ぬほど驚くのもあるし、犬のマブタにびっしりダニが付いて帰ってきますからね。

放すのは放していい場所で、ちゃんと飼い主さんが管理できる(目の届く)範囲でお願いしたいです。。。


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Landslip

My field which is near the stream had a Landslip. It caused the river changing. There were no frog.


エゾシカの足あと
Yezo shika deer

12月の札幌の奥座敷は、季節外れの大雨で増水してました。
エゾアカガエルの渓流冬眠調べは、ちょっと自重していたけど、
だいぶ水も引いたので、様子を見に行ってきた。

ようやくの積雪も始まったようだ。

あんまり家の周りではシカの姿を見かけないけど
足あとは結構あるなぁ。
国道がかなり近いとこ走ってるし、国道も狭いとこだから、
お互いのために飛び出してこないことを祈る。


調べてる沢

いつもの沢に行ってみた。
かなり増水もあったようだし、周りで小さな地すべりもあったようで
かなり流れが変わってしまっていました。

一部に堆積してた落ち葉も綺麗サッパリ無くなってて、
岩もなんだか総入れ替えになってるご様子。

しばらく探したけど、なんの生き物もいなかったー。


止水は凍り始め

止水部分は凍り始めてました。
この時点でエゾアカガエルは止水にいなかったので、
これ以降、この止水にはもう入れない。

この場所では止水は越冬に利用していないのかもしれない。

カエルが継続して観察できなくなったことや、
この場所では見つけられる個体数に限界がある(人数、範囲など)ので
まとまったら報告にしようと思ったけど、これに関しては報告は出来なさそうだね。

でも、個人データには面白いので、定期的には観察しに行ってみます。

2010・12/08 12:00~13:00

気温0℃、止水水温1℃、渓流水温4℃

・流水にてカエル発見なし
・止水、湿地ではみつからず。幼生なし
・陸上堆積物等、渓流周りで個体なし

積雪4cm


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