宮古の思い出(2013.5) Part3/4

思い出しつつ、2017年に書き起こしています。

宮古島にはわりと普通に見られるサキシママダラですが、宮古島の中でもいろいろパターンが有るようです。上の写真のは、比較的宮古島で普通の、全体的に明るい色が多い個体ですね。

腹板見ても不規則な黒点があるだけ。

マダラの仲間っぽく平たいおでこ。

わりと神経質で咬んできますが、触ったりしない人はほぼ無害です。

八重山(石垣や西表)のサキシママダラを知っていると、ホント変な顔にみえます。

全体的に明るい色が少ない個体もいますが、この個体は変わった個体でした。

腹板が飛び飛びで変な模様に。色彩変異でキャリコと呼ばれることもあるようですが、初めて見ました。キャリコの言葉の由来ははっきりわからんのですが、三毛猫のことを”Calico cat”という事からあたりなのかな。

さて、シロアゴガエルです。資材に紛れて入ってきたと言われる外来のカエルです。13年前に宮古島に来た時は、どこにいるのかよくわからない感じの限局した感じだったけど、わりとどこでもいる感じになってました。

卵は、アオガエルの仲間なのでモリアオガエルと同じような泡巣に包まれています。わりと目立つ。

ここにも

泡巣というのは、卵を乾燥から守る構造になっています。

表面だけが乾いて、中は湿っているので、この中で卵が孵化してオタマジャクシはもがいて下にある水たまりに落ちます。この卵の下はヤエヤマイシガメが何匹もいましたが。(宮古島では外来種&外来種…)

わりと体色変化もできるんですね…。

一瞬似たように見える写真だけど、ジャコウアゲハだ。宮古島のは固有の亜種らしいぞ。あんまり細かくわからないけど…。そういえばジャコウなのに匂い嗅いだこと無いなあ。

黒っぽいガ。目立つ胴体以外は真っ黒のようにみえるけど

これこれ。すんごい色彩なのね。クロツバメという名前のガです。この時はわりとよく見たガでした。

夜になるとまたいろいろな生き物のいろいろな姿が。

クマゼミの羽化。

ミヤコニイニイの羽化。

ヤエヤマイシガメ。これも個体数が半端ないの。水場があればいたるところにいました。

追い回してるのもいるし…。後ろの個体は背甲の分割が細かいのね。

まだそのカラムーチョの袋に入ってるのか…。よほど好きなんだろうな…。

ぱっと木に目をやると、大型のネズミ。ドブネズミかクマネズミあたりなのかな。それだったら耳の大きいクマネズミかなあ、と思ってたんだけど、宮古島にはクマネズミ属のナンヨウネズミというのも記録あるみたいですね。そうなってくるとわからないなー。

さて今度は晴れた昼に海に出てみます。岩礁地帯ではこんなお出迎えも。

ミヤコトカゲ。ちょっとかわいい姿勢。

全身のお出ましです。日本だと宮古諸島だけで見ることができる南洋系のトカゲ。海に面した岩礁でよく見ます。この日は晴れていたけど気温があまり高くなく風があるせいか、あんまり個体数が見られませんでした。もうちょっと写真撮りたいので岩礁で粘っていると…。

!!ウミヘビだ!

ヒロオウミヘビだ!!基本は夜行性なので、徘徊してるところを見れたのは本当にラッキーでした。折角なのでつきまとって写真を撮らせてもらいます。

青と黒のバンドが美しいですね。近い仲間は他にエラブウミヘビアオマダラウミヘビもいますが、バンドの間隔と形からヒロオウミヘビで間違いないようです。

そろそろ海に帰りたさそうです。でも、本当は帰る場所は昼間は岩礁です。昼は岩礁で休み、夜は海に出て活動するサイクルですね。

宮古の海の水は本当にきれいです。

ウミヘビも爬虫類なので、水面に出て呼吸をします。そしてコブラの仲間なので、決して手は出さないようにしてください(死にます)。咬みやすい性質のヘビ、咬みにくい性質のヘビなど色々いますが、結局はこの個体の性質と状況によります。大人しいと一般に言われていても毒蛇を触ることは推奨できません。ちなみにヒロオウミヘビはわりと咬むことがあるタイプかと思います…。
ウミヘビと名がついても、魚類であるダイナンウミヘビやミナミホタテウミヘビなどもいますが、それらはもちろん魚類なのでエラ呼吸で毒はありませんが鋭い歯があります。この名前による混乱を起こしている人をたまに見ます。

だいぶ引き止めてしまいました。ごめんね。私から避難するためにとりあえず海に行くようです。わざわざ昼に出てきてくれて写真撮らせてくれて、ありがとうね。とても嬉しかったです。

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