このフィールドは3月に見てきたものです。遅めにアップしました。場所についてはご容赦頂ければと思います。
今冬は、シロハヤブサを見る機会がありました。かなり昔に、オホーツクで遠くを飛翔する姿をチラ見していたのですが、今回はゆっくり観察することができました。
友人が見かけたという場所に確認に行ったのですが、寒いところを待つ観察をすることになりそうだったので、近くで、あったか~いコーヒーを買っていると、すでにそれらしい姿が上空を飛んでいました。
遠くで見た時、それから図鑑で見ている時は「大きめのハヤブサ」というイメージだったんだけど、やや近い距離で見ると、「太いハヤブサ」がしっくり来る感じ。シロハヤブサ、図鑑の淡色型はびっくりするくらい白いけど、今回見れたのは中間型とよく言われるタイプみたい。
シメたちがたくさん群れていて、それらを狩るためにシロハヤブサは来ていたようです。シメたちも、部分的に雪がなくなった土の上で採餌してて、他の場所は雪で土が出ていないので、そこにいざるを得ない感じでした。シメも大量の群れを形成することで、一部が捕らわれる間に他が生き延びるという戦略をとってるようにも見えます。
シメの天敵はシロハヤブサだけにとどまらず、様々な猛禽に狙われていました。
びゃーっと飛んでいったので、見てる時は何が何やらわからなかったけど、写真撮っておいて拡大したら、どうやらオオタカのようです。私の方気にしています。遠くからガン見されたので、ちょっと別の場所に移動しました。
ノーマルのハヤブサですね。遠くからすごいスピードで飛んできて、すぐ近くの電柱に。尿があるところからすると、お気に入りの場所なのでしょうか?やはりガン見…。居場所ないです。
これはチュウヒの仲間。ハイイロチュウヒっぽく感じるんだけど、
自分には識別の決定力がなく、チュウヒ類の茶色マダラパターンが出てくると識別きついっすね。この個体は車で見ている限りは比較的、おおらかに探餌していました。
シロハヤブサの行動はよく観察することができて、とても良かった。ずんぐり体型からくる、飛翔の力強さはさすがで、本気の飛翔時は写真の枠に入れるの大変ね。ちょっと遠くから観察しててちょうど良い感じでした。
尾羽全開、かっこいい。
大きめトリミングだけど、捕まったシメが脱力してます。猛禽に捕まった小鳥やカモは捕まった瞬間から脱力する物が多い傾向に感じるんだけど、直接致命傷を負っていなくても、スイッチが切れるようになっているのかな?
この記事の一番最初のシロハヤブサの写真と顔のヒゲ(?)の様子が違うので、これは別個体のシロハヤブサなのかな。
猛禽全般に言えるんだけど、調理(羽をむしる)はどこかに停まってやってる感じがするのだけど、しばしば、狩り成功の直後に、空中で獲物をクチバシでつつきまわす行動も見かけます。絶命させるためにやってるのかとも思ってたけど、狩りの成功でとてもハイになってるんじゃないかという意見もあり。
人間で言えば、スポーツで得点を決めた時のガッツポーズやアピールみたいなものなんですかね。それだったら、なんとなく猛禽たちの気持ちもわかります。
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