Mrs.Mosquito

I think that Elaphe quadrivirgata is like to Elaphe carinata. I was surrounded by mosquitoes when I took a photograph while thinking about such a thing.

オオニジュウヤホシテントウ
Lady beetle sp.

ピント合ってないね。。識別用。
市外で仕事をした後、札幌市南部を適当に歩いてきた。夕方散策なんでなにも期待せずに歩いていたので、生き物探しではなく、ほんと散歩で。。。

ところが、そういう期待しないときは

シマヘビ
Japanese Four-lined ratsnake

いるんですね~。
隠れてるつもり?隠れきってないよ。
それにしてもキミは

シマヘビ
Japanese Four-lined ratsnake

シマヘビと言うより、シュウダに似ているね。

夕暮れですっかり冷え冷えになってました。動きものろのろで、シーズンオフを身近に感じ始めてます。

でも、やつらはまだまだ健在で、夕暮れともなると

まぁ~ひどい蚊の群れですわ。

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Alternation of generations

Vulpes vulpes schrencki
Ezo red fox
北狐(キタキツネ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

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同じ場所で必ず会う狐がいた。足を引きずっていて、路上で轢かれた動物を好んで食べている生活ぶりのようだった。昼も夜も、いつも道路にいた。
I met the fox without fail in the same place. Because he injured a foot, he ate an animal run over on a street, and he lived. I watched Night and Day, him on a road.

車を止めると寄ってきてしまう。
私はそれを好ましく思っていない。
When I stop a car, he comes to a car. I do not feel it preferable.

この生活ぶりが破綻するのは目に見えていた。
冬になれば、車の往来がなくなり餌は採れなくなる。
It was obvious that his life failed. If it is winter, he cannot take the bait because there is not the traffic of the car.

しかし冬を待たずして、ぷっつり姿を見ることがなくなった。
別の狐が、その場所で見られるようになった。
However, I was not able to already see his figure before it was winter. Another fox came to be seen at the place.

動物は将来を見通すことは出来るのだろうか。
将来が困難だとわかっていながら、生きて行くのは「強い生き方」だと思う。
見通すことができないのであれば、
将来に期待することもなく、その日を大切に生きているということか。

私は野生動物の「強い生き方」に憧れた。
しかし本当に「強い生き方」をしている野生動物はいるのだろうか。

悲観的で、期待をするのが恐ろしく、道を拓くことも困難な場合、
期待することなく、その日を生きる生き方も人間には残されていた。

「今を生きる」と言うと、格好良い響きであるが、
その実、必死で陰鬱なものである。

彼は見事に今を生きた。
私たちは今を生きていけるか?強く生きていけるか?

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17

I found a cast-off skin of snake that is queuing up scale by 17 rows. In Hokkaido, 17 rows snake is only Oriental odd-tooth snake. But that cast-off skin is the latter half of the body. This is not Oriental odd-tooth snake.

サッポロマイマイ
Snail sp.

Zさん案内で、恵庭や北広島をフィールドした。私は北海道でフィールドを続けているが、正直道央では土地勘がない。札幌南部を少しずつ広げているが、今回恵庭や北広島エリアを案内して頂く機会に恵まれ、2日に渡ってフィールドしてきた。(Zさん、ありがとうございました)
最近は良く岩場を歩き回るのだが、岩場陰にはこうしたマイマイがよく見られる。普段はこういうところに隠れているんだね。

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

今回は曇っていて日差しが無かったのだが、その状況でもニホンカナヘビやニホントカゲを多数見ることができた。北海道のシロマダラがこれらを食べているとすれば、このあたりは餌資源的に恵まれた環境と言えるでしょう。

スジコガネ
Beetle sp.

コガネムシ系がいろいろいるのだが、時々ど忘れした種類や全くわからない種類がいる。コンパクトデジカメを持つようになってから、こうしたものも検索用に撮影する癖がついてきた。写真の数は増えてしまうけど、間違って覚えたり個体の衰弱など考えずにゆっくり調べられるのはとてもいい。

ジムグリ
Japanese forest ratsnake

16℃だろうが、日差しが無かろうが、あまりお構いなしに出てきてくれるのはやっぱりジムグリだ。ジムグリはむしろ高温や強い日差しは好まないような印象がある。春~初夏と秋にはちょこちょこ見かける。対してアオダイショウは比較的高温を好む気がする。幼蛇は、これからの季節もよく見かけるのだが、成蛇はやや目にする機会が秋には少なくなる気がする(北海道では)。シマヘビは温度にかかわらず、日なた大好き。

今回も曇りの12~21℃という条件ではジムグリ生1、死1。シマヘビ生1、アオダイショウとシマヘビの抜け殻多数。という結果だった。

体鱗17列の抜け殻
Casting-off skin of snake that is queuing up scale by 17 rows

そんな中で部分的な抜け殻だけど、このちぎれた体鱗を数えると多くの部分で17列だった。17列と言えばシロマダラなのだが、どう考えても大きい。太い。
しかもほぼすべての鱗にキールが見られる。シロマダラとは考えにくく、シマヘビ(体鱗19)の奇形かなと思っていたが、ヘビの研究をしている方に アオダイショウの可能性も指摘されました。アオダイショウの体の後半部では体鱗17の部分が結構あるという。

千切れた部分を胴の中央と考えればシマヘビが妥当だったが、まだまだ後半部分だと考えればかなり大型のアオダイショウなら説明がつくし、一番自然かもしれない。結局種同定は不可。

とにかく、自分の中ではシロマダラの可能性はほぼゼロに落ち着いた。

トノサマガエル
Black-spotted Pond Frog

恵庭市の区域でも、徐々にトノサマガエルは広がりつつある。現在はまだものすごい広域ではないが、4市町村にわたる分布。この場所では、田んぼの水をすでに抜いて、収穫に備えていたが、水がないにもかかわらず、中型の今年上陸したようなトノサマガエルがわんさかいた。

トノサマガエルは北海道にはもともと分布していませんでした。

そのため、アマガエルなどの競合種を駆逐する可能性、餌となる昆虫への影響、カエルの伝染病の媒介者となる可能性など様々な心配すべき点があります。彼らは悪者ではないのですが、いろいろな問題が起こる可能性があるということをいろんな人に知っておいてもらいたいものです。

そして、反省すべき点は、意図的であったとしても、非意図的であったとしても人間活動がこうした外来動物を作り出してしまっているということだと思います。

カブトムシ
Japanese rhinoceros beetle

このカブトムシも然り。

引用文献としては何の本か忘れてしまったのですが、カブトムシについては、一部混乱があるので少しメモしておきます。北海道にはもともと種としての「カブトムシ」はいませんでした。それにもかかわらず、北海道の文化史等を覗き込むと北海道にはカブトムシがいるという記述が散見されるようです。しかし、これは昔の北海道の人がクワガタのことをカブトムシと呼んでいたためだとのこと。確かに武将のかぶる兜をイメージするとクワガタ型のものも簡単に想像できます。

だから、クワガタがカブトムシと呼ばれていたのであって、種であるカブトムシが昔から北海道にいたわけではない。という説があるようです。

分布状況など考えると、あながち間違っているとは思えない気がします。

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