On the leaf

I walked the mountain after a long absence. My body considerably weakened, but I did my best and walked. However, I was not able to watch so many creatures. It was only the insect which there was on a leaf that I was able to take a photograph.

アトボシハムシ
A kind of leaf beetle.

7月にはいってから体の調子が良くなく、すっかりフィールドからご無沙汰してしまった。来週には、ちょっと頑張る行程があるので、少し体を慣らさないといけないと思い、藻岩山を歩いてみました。自分の歩いていた林道は人通りも少なく、気温も低め、朝も早めに出てきたのでジムグリなんか見つけられたら幸せだな~、と一通り歩きました。

でも動物はあまり見れず…。爬虫類と哺乳類は全滅。鳥はほとんど声のみ。ヤブサメは巣立ち直後なのか、2~3羽のグループで林道を跳ね回ってたな。でも、300mmズームで、ISO感度どんなに頑張っても(1600)シャッタースピードは1/15を超えず。ま、ヤブサメは撮るのは難しいわな。。。そんなんで、撮影に協力してくれたのは葉っぱの上の昆虫たち。

ドロハマキチョッキリ
A kind of Billbug.

日射がないので、マクロでも相当厳しい。気温も低いので葉っぱの上にいる昆虫も少ない。そのくせヤブカどもはものすごい元気。走っても、いくらでもたかられる。いきなり走ったら気持ち悪くなってしまって、しばらくうずくまってたら体中から血ぃ吸われた。5ccくらい吸われた。いやもっとかも。

蚊の凶悪な羽音に混じって、数個体のトラツグミが鳴いていた。怪我の功名って感じだけど、それから気にしたらトラツグミはいたるところで鳴いてた。なんだ、功名になってないじゃないか(--;

クギヌキハサミムシ?
A kind of earwig.

そういえば、ハサミムシ。昆虫だとはわかってはいるんだけど、見た目がアウトサイダーなので、いままでちゃんと観察したこと無かったけど、顔見るとやっぱり昆虫なのね。アリやハチに近い風貌をしとりました。

「札幌の昆虫」という本でざっと種類を調べて、ネットなどで情報をつけたし、怪しい情報などを削除しながら進んでいくと、このハサミムシはクギヌキハサミムシに近いみたい。それっぽいんだけど、足の色に違いがある。クギヌキハサミムシは黄色いんだけど、これは黒い。オスメスで色違うとか個体変異とかあるのかな。「釘抜き」なんだけど「クヌギ」としばらく読み違えてて、調べるのにしばらく迷走してしまった(^^;

オバボタル
A kind of firebug.

比較的このオバボタルはたくさん見れたな。うちから歩ける範囲にはあんまり水場のない藻岩山だけど、水の無い環境で育つことが出来るオバボタルにはいい環境みたいね。でもたまには光るホタルも見たいな。

セマダラコガネ黒色型
A kind of beetle.

帰り道にマイマイガの幼虫とセマダラコガネを見つけた。セマダラコガネは普通にいるんだけど、ときどき黒色型がいる。写真のは黒色型。ところで、写真見てもらえると右後足が持ち上がってるのわかります?コガネムシの系統って、身に危険を感じたりすると後ろ足を上に向けて硬直しやがります。もう、アレ、なんとかして・・・。

不恰好でいつも写真撮る気をなくしてしまう。なんなのかな、あのスタイル?防御行動にしては防御力低そうな動きなんですけど。

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No reptile

I stayed hokaido east area 10 days. Until I stayed, it is cold everyday… So I couldn’t see reptiles. But I enjoyed other creatures.

マイマイsp(エゾマイマイ?)
A kind of snail.

道東編後半です。6月の後半なのに、かなりの寒さでした。そのせいで爬虫類は1匹も見ることができず…。仕方ないわな。代わりに色々な環境を体感してきました。ガレ場を探っていたら、マイマイが隠れていました。

北海道の本土でいわゆる「マイマイ」(モノアラガイやキセルガイなどは含まないという意味で)には、エゾマイマイとサッポロマイマイが主に分布するそうです。サッポロマイマイはいわゆる縦筋のはっきりしたマイマイで、エゾマイマイは褐色で筋がはっきりしない感じのタイプが多いみたいです。

写真のはなんでしょうね?関東でマイマイを見ていた時、縦筋タイプのマイマイ稚貝はちっちゃい時からはっきりと親と同じ紋様だったので、こっちはエゾマイマイで若いのかも知れないね。

レイジンソウsp
A kind of Aconite.

少し時期が遅かったかもしれないんだけどレイジンソウspが密生しているところがありました。花弁の距(花の後ろ半分)が長い、長くないなどでオオレイジンソウとエゾノレイジンソウに分けられるみたいなんだけど、図鑑によってバラバラで(同一種にしてたり、オオレイジンソウは北海道にない、としていたり)、分かりづらい。※花の距は筒の中で見えていない。見えているところは萼。

私はこれくらいの距の長さのやつしか見たことないんで、わからないんだけど、確実に違うって画像を並べて見てみたい。キンポウゲ科トリカブト属の一種であることは間違いないけどねぇ。鮮やかな紫の花が多いこの属の中で黄緑色した花を咲かせるこの種類が好きなんだよね。

オジロワシ
White-tailed sea eagle

草原で鳥を探そうと思ったら真上をでっかいのが飛んだんでポチっと撮ってみた。ボロボロで尾も白くないけど、オジロワシ。でも、夏に見ると不思議な感覚になるな~。

オオジュリン
Reed bunting

草原ではちょこちょこさえずりが聞こえるんだけど、時期が遅いのと日が昇りきっているからか、姿はほとんど見れず。ちらっと飛ぶ姿とか見えるけど、写真撮ったり、ゆっくり観察できないんだな。

そんななかで、オオジュリンの綺麗な夏羽がいてよかった。本当はマキノセンニュウとか撮りたかったけど、あの目立ちたがり屋のようなノゴマすらあまり表に出てこない状況じゃ、厳しかったかなあ。

 エビsp.
A kind of shrimp.

今度は川。細い川の河口域だから、汽水に近い状況かなあ。透明のエビ。スジエビとかヌマエビとかその仲間だと思うけど、識別は無理そうだね。

イトヨ…だと思う
Three-spined stickleback?

目の前をブルーメタリックな魚がちょこちょこしてたので、捕まえてみるとイトヨ系。トゲとか確認しなかったけど、分布や全体的な雰囲気から予想するとイトヨが一番近いかな。エゾトミヨとか似たやついるけど…。

巣、壊さなかったと思うんだけど…。イトヨ系がこんなに身近な魚だと思わなかった。。

オバボタル
A kind of FireFly.

拠点の近所の森を今回はウンモンテントウ探して数回歩いたけど、
ウンモンテントウは見つけられず。寒かったかな。体にたかるのはカとダニばかり。そんな中、水気もないのに突然ホタルがいたんで、写真撮っておいて調べたら、光らないホタルのオバボタルだったみたい。生活史には川などの水域は必要ない種類なんだね。

アオジョウカイ
A kind of soldier beetle.

寒くてもアオジョウカイやジョウカイボンは元気に動き回ってた。
ジョウカイボンとカミキリモドキ、それとハナカミキリ類は、雰囲気似てるよね。

サイハイラン
A kind of orchid.

ランの仲間もいくつかあったみたいだけど、これみたいに、はっきり分かりやすい花がいいなあ。

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White star

I came hokaido east area. I’m not very good my health, so my field work is slowly. Until I continue my trip, today I rest to work of field and I work PC.

キンバエsp
A kind of Fly.

今、道東に来ている途中だが、寒いのと天気が悪いのもあって体調は今一つ。フィールドワークは軽めに、あとはそのフィールドワークで撮ってきた写真の整理をしている。今日は、あんまり思わしくないので内業をしています。行程の途中だけど、とりあえず前半戦をアップしようと思う。

1枚目の写真だけど、キンバエの仲間。昔から何となく惹かれる昆虫なのだけど、その体色とは裏腹に「うんち」によくたかってる。それと、識別がすごく難しそうなので、どうしても触手は伸びきらない感じかな。でも、やっぱり撮ってみると綺麗な昆虫ですね。

コムクドリ
Chestnut-cheeked Starling

コムクドリはあちこちで営巣しています。散歩をしているとハシボソガラスとともに、ギャーギャーと威嚇してくる。いつまでもギャーギャー言うので、気になって見ていると巣穴に出入りしたりする。コムクドリは巣や雛を守りたくて威嚇するんだけど、巣穴に飛び込みながらギャーギャー言ったら逆効果じゃん・・・。こちらの出来ることは足早にその場を離れることくらい。でもよ、公園の散歩道のすぐそばで営巣してる君たちの場所チョイスも悪いのだよ…。

シロホシテントウ
A kind of Ladybug.

寒さであんまり昆虫も多くはないけど(爬虫類は壊滅だね(泣))、いつも見に行くネグンドカエデにはシロホシテントウがいっぱい(^^)。シロホシテントウ系は菌食でうどんこ病の病原真菌などをたべているみたいだ。写真の個体は3~4mm。シロホシテントウの仲間は結構種類がいて、写真にも書き込んだけど星の並びが識別のポイントになるようだ。(2008.7.2追記 だけど微妙な配置具合で混乱をきたしてる(^^;)

シロホシ系の代表的なものだけでも、
シロホシテントウ・シロトホシテントウ・シロジュウシホシテントウ・ムーアシロホシテントウ・シロジュウゴホシテントウ・シロジュウロクホシテントウなど、おんなじ白星でもいっぱいいるのですよ。

シロジュウロクホシテントウ
A kind of Ladybug.

で、ネグンドカエデにシロホシテントウに混ざっていたひときわでかかった(6mmくらい?)このシロホシテントウは正体不明。手元にある資料では該当種が見つからなかった。縦に5列並んでいる種類が見つけられない。一応、一番お尻寄りの星を無視して考えるとシロジュウゴホシテントウが一番近そうなんだけどね。
(2008.07.02追記 実はシロジュウロクホシテントウだったようです。難しいです)
(2008.07.10追記 白い星を持つテントウムシに、シロジュウロクホシテントウと、ジュロクホシテントウという別種がいるようです。検索などに気をつけた方がいいでしょう)

やっぱり昆虫ではテントウムシが秀でて好きだなあ。

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Preliminary inspection

I made a preliminary inspection of the habitation place of the dragonfly which wanted to take a photograph. Not the place where had good environment so that I thought, it was a reclaimed place. The animal was not able to look very much, but some birds of the marsh overgrown with reeds were able to look.

ニュウナイスズメ
Cinnamon Sparrow

秋にトンボを見に行ってみようと思っている場所の下見をしてきた。ニュウナイスズメが囀る朝。ちょっとした遠出。思っていたほど、自然度の高そうな場所ではなかったのですが、葦原には特有の鳥がいくつか見れた。

エゾセンニュウがちらっと見れたのはちょっと嬉しかったかな。でも写真撮れないから、なんとか記録を残したくて携帯で囀りを録音してみた。これが意外と録れたので、今後はわからない囀りは録音して調べよう。。。音声ファイルをアップしようと思ったけど、いろいろ設定が面倒臭いのでいつも通り写真だけでご勘弁を。。。

でもコヨシキリくらいいないのかなあ、と思って探していたんだけどここにはいなかった。でも帰り際のどっかの河川敷で小さい方ではないけど、オオヨシキリがいた。意外と北まであがってくるんだね、オオヨシキリ…。

昆虫もほとんど皆無だったけど、日が上がってくると少し出てきた。アブ、ハチが多かったんだけど、あんまり撮る気がしなくて、ちょっと気になった虫を撮ってきた。ゴミムシの仲間なんだろうけど、いつもは地べた這いまわってるのに、低木の枝にいたのが気になった。近くで草刈り隊が仕事をしていたんで、草刈機に吹っ飛ばされたのかな??

ゴミムシの仲間
A kind of Ground beetle.

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First look

I went to nature park in Sapporo. Because tree and glass grew up, I cannot easily look birds. But birds sing many. I take a photo which is insect. I found insect which is first looked by me.

成虫:オオギンスジハマキ 幼虫・マイマイガ
Adult : A kind of Moth. Juvenile : Gypsy moth

いつもとは違う、湿地のある公園に行ってみました。鳥はいろいろ囀っているのですが、木も草も伸びてきていて、鳥の姿は確認しづらい。おおかたは、アオジとキビタキとコルリなんだけど、ちょっとパターンの違うやつが囀ると難しいな。

なので、今回も地面に目を向けて虫などを撮ってみました。

マイマイガ真っ盛りで、幼虫(1齢~3齢くらいのステージ)があっちこっちにいるし、空中にも糸引いてブラブラ。何匹かには体にたかられてしもた。毒性のあるドクガじゃなくて良かった…。

写真に写っている成虫の方ですが、オレンジの地に銀のライン。ものすごいハデな蛾ですね。。。形でハマキガに絞って調べたら、出てきました。オオギンスジハマキ。この虫は、初めて見た。(今までも見てたかもしれないけど、意識してなかった)

ケマダラカミキリ
A kind of Longhorn Beetle.

このカミキリも初めて確認した種類かな。カミキリの仲間も好きな昆虫だけど、ちびっちゃいのまで覚えるの大変だから1cm以上のやつ覚えていこ~。

ヨツボシヒラタシデムシ
A kind of Burying beetle.

ふと、視界に南国ゴキブリ的ヘッドが見れたので、近づいてみるとヨツボシヒラタシデムシだった。ワモンゴキブリ系の頭の模様に似てるよね…。

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Carnivorous plant

I went to work in Environmental research. Because I resarched bird, I don’t write Bird list when I resarch. But I introduce other creature little. I found Carnivorous plant, “Sundew”. I’m glad to found it.

モウセンゴケ
Sundew

モウセンゴケ、有名な食虫植物ですが、私、初めて見ることができました。モウセンゴケにも別種があって、ちょっと違うのもあるようですが、これはただのモウセンゴケのようです。
食虫植物と言いますが、大した植物だと思います。勝手に近づいてくる有機物(生き物)を、根ではなく葉や花で消化吸収してしまうのですから。

今年の冬にぶっ倒れてから、札幌の実家に移動し、初めて環境調査の仕事に復帰できました。素直に、働けることに喜びを感じます。もちろん写真で食えれば最高ですが、そうもいきませんからね。下積み下積み。
そして環境調査は、いろいろな生き物の生態を理解して学習することができます。そして業界にはそれぞれの生き物のスペシャリストがおり、その方々から興味深いお話も聞くこともできます。
そういう点で、私がこの業界で働かせてもらえることは、とてもありがたいことだと思っています。今は、純粋に自分の活かせる能力を活かして働き、そして能力を伸ばすために、吸収できることは吸収していきたいと思っています。

エゾマイマイ
Ezo maimai

今回は、いろいろなことを教えてもらえたのですが、北海道のマイマイ型のマイマイは、エゾマイマイとサッポロマイマイがほとんどであることを聞きました。意外と少ないんですね。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

そこそこ標高が高かったので、まだかなりのエゾアカガエルが水辺近くをうろうろしていました。稀に見られるアーミータイプ(黒点付き)だったんですが、見かけた個体はすべてアーミータイプでした。
北海道とはいっても、広いし、大きな山やいろんな要因で生息地が分断していることも考えられるので、そういう個体群に分化している可能性もありますね。
アオダイショウも幼蛇の轢死体を1つ拾いましたが、50cmそこそこ。今年生まれかと一瞬思ったんですが、おそらく去年生まれですね。ご愁傷さまでした…。残念。

ヒメウスバシロチョウ
A kind of Japanese Clouded Apollo

これも全く知らなかったことなんですが、このヒメウスバシロチョウ、名前からしてシロチョウ科と思い込んでいましたが、なんとアゲハチョウ科なんです。
確かに、胴体はほっそりしたシロチョウ科というより、図太いアゲハそのものですね。。。ほんと、知らんことばっかりで勉強になるっす。

調査の方はというと、姿を見れる種に関してはある程度大丈夫だった気がしますが、鳴き声の認識がまだまだレベルが低すぎです>自分
北の大地で繁殖する鳥たちのさえずりを普段のフィールドでもしっかり聞いておかないと。。。精進ですな。

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Character of a snake

Japanese rat snake doesn’t fear the person so much. When a person approaches, it escapes, but comes out immediately when a person disappears. A lot of people do not welcome it though it is welcome for me.

オカモノアラガイ?
Refined Amiber Snail?

先の記事、Insects photoの昆虫以外編。

かなりたくさんの人が訪れる札幌市内の公園にヘビを探しに行った。他の森とは分断されてしまっていて、大きな哺乳類はいなさそうなところなんだけど、なかなか多様な環境があって面白い。

変な形のマイマイがいて、オカタニシの系列かと思って捕まえてみたけど、貝の蓋がなかったんで、写真を撮っておいたら後ですぐオカモノアラガイ系だってわかった。
マイマイも少なくとも2種類以上いたみたい。

ギンリョウソウ
Corpse-plant

ジムグリを探し回ってるとよく遭遇するのがトガリネズミとギンリョウソウ。今回はジムグリは見つけられなかったけど、たぶんエゾトガリネズミとギンリョウソウは見つけた。
ギンリョウソウは別名ユウレイタケ。でもイチヤクソウ科の植物。キノコじゃない。英語でも”Corpse plant”。死体植物。または”Indian pipe”。
とにかく、どの国の人でも異質なものに見えるんだね。

アオダイショウ
Japanese rat snake

結局2匹のアオダイショウに会うことができた。でも、人通りの多い公園ではいつものように撮影していると嫌がって通行できなくなってしまう人も多く、気を遣う。
2枚ほど撮ると、次から次へとお散歩に人が歩いてくるのでアオダイショウには悪いけど、人通りのあまりない方に連れて行って撮影。
多くの人はそれを遠巻きに目を丸くして歩いて行くけど、興味のある人は声をかけてくれる。

通りすがりの親子さん
They were interested in the snake, called me.

あんまりたくさん声をかけてもらうと集中できないけど、こういう往来の多いフィールドに自分が来ているので、そこはこっちが対応すべきだろうね。いくつかヘビの講釈させてもらいました(^^;

アオダイショウは日本の他の種類のヘビと比べて、人を恐れていないような気がする。人家周辺にも住むし、人の往来の多い林道でもよく見かける。つい1分前に人がここ歩いてたでしょ?って場所にも出てきてでれーん、と伸びている。

対してジムグリは神経質。暑いのが嫌いなのもあるんでしょうけど、一度人が歩いてしまった林道では、あまり見ることができない。
朝一の林道が狙い目なので、ここの公園では見つけるのは難しそうだ。

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Insects photo

I think when I took insect photo, “I’m hard to identify them…” Therefore I do not take the photograph of the insect so a lot. It has been confused by identifying the lady bug this time.

エゾコヤマトンボの羽化に遭遇
Dragonfly sp.

近めのフィールドに出かけてみたんだけど、思いのほかネタが盛りだくさんになってしまったので2回に分けてお届けしようと思います。
久しぶりのお天気と気温上昇、無風が訪れる予報が出されたので、ヘビ探しに行ったのだけど、小鳥も虫も、なんでも面白くて困った。今回は、虫編ということで。

トンボもいくつか飛んでいたのだけど、いわゆる黄色と黒のシマシマトンボが多くて正直識別全くわからない。冒頭の写真のエゾコヤマトンボなのですが、これは友人のKさんにヤゴと成虫の写真で識別してもらった結果。写真撮ってる時は、

「複眼上でくっついてるからヤンマ系かなー」
×あのくっつき方はエゾトンボ科らしい

「足が長いからコオニヤンマかなあ」
×コオニヤンマはサナエ科なので複眼は離れてる

「止まり方はオニヤンマみたいだけど小さいもんなー」
×羽化中はどんなトンボでも止まり方はあんなもんだ

と間違いてんこもりで、全く種もわからなかった。ってか、エゾトンボ科って黄色と黒のシマシマいるってよく知らなかった…。図鑑で調べていて、「オオヤマトンボ」までは到達したけどエゾコヤマトンボなんて図鑑に載ってなかったよ。うちの図鑑古いしな~。

オオニジュウヤホシテントウかな
Lady bug sp. (28 spotted lady bug?)

で、結構好き系の昆虫、テントウムシもいくつかいたんだけど、なんか今回は難易度高かった。
今回は湿原的な場所だったので、植物食系のテントウムシばっか見たんだけど上のは星の中よりのやつも分離してるし、オオニジュウヤホシテントウでいいんでないかな?と思いました。

エゾアザミテントウ…だと思う
Lady bug sp. (Ezo thistle lady bug)

で、このお方は星の中よりのやつも融合してるし、エゾアザミテントウだろうなー。と。ほんとはもっともっとややこしい種類がいるんだと思うんだけど資料不足と、技術力のなさ、標本解析しないので限界があるわなー。

どのサイトで調べても、アザミテントウ系とニジュウヤホシ系は星の融合の有無で識別してるけどなんか野外で見てるとアザミ系は頭黒くて、ニジュウヤホシ系は頭が赤と黒のカオスって感じがするんだけど。。。

じゃあ、これはどっち?
Which kind is this?

こんなややこしい感じの個体いなくてもいいじゃんよー。星の融合具合は微妙。でも頭黒いからエゾアザミテントウかね。

資料が全然ないけど、ルイヨウマダラテントウてのもそっくり。でもいろんな写真をサイトで巡るとやっぱり頭の模様がみんな違う気がする。でも、サイト関係は誤同定が多いので信用度は低し。(この記事も御多聞に洩れず)

で、混乱の極みに拍車をかける事態がすぐ目の前に迫っているのであった。。。

やめろぉぉぉぉお
10 spoted lady bug & Ezo thistle lady bug … Copuling…

一見正しい交尾ですが、、、
上はトホシテントウで下は28星のテントウですよ?仲間としては遠くないのですが、あなたたち別種ですよ?まあ、、、仲良くなさってました。

ベビーはどんなのが生まれるんですかね。来シーズン、変なテントウ虫が出てきそうで怖いっす。(おそらくこのカップルの、F1が出てくるはず…いや、交接器の違いでそもそも交尾できないかな)

まあ、そんなこんなで虫をやたらと写真撮ってくると、家に帰った後で同定作業に泣くわけですよ。近い仲間まで到達できるものもあれば、いったいなんの仲間の虫なのかもわからないのもいる。この間、虫屋の友人のお宅に寄った時、ちょー専門限定昆虫図鑑がザクザク出てきて驚いた。日本の鱗翅目・日本のトンボ・日本の双翅目なんて本が…。ヘビでいえば、日本のナミヘビ属・日本のハブ属・日本のマダラヘビ属なんてレベルの本があるんだもの。

同定の多くが顕微鏡レベルなので、まだパッと見で識別できる蛇は楽なのかなあと思いましたよ。

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Unexpectedly good fortune

The season when a bird passes in Japan at the beginning of May. I went to the region that seemed to become migrant’s route in the middle of May because bird’s extending of spring was going to the north slow. Osprey nested on the rock. He gathered driftwood and built the nest. Because the wind was strong, and there were only 20 degC (68 degF) temperature on this day, I was able to see the Japanese four-lined snake unexpectedly though I was not expecting at all.
In addition, I was able to see the Japanese mamushi.
Although I was not able to see many birds, I could see the insect, the snake, etc. variously and they were interesting.

ミサゴ営巣
The osprey is nesting.

全般的に日本ではGW頃が渡り鳥の季節。春の渡りは、北に行くほど遅いので5月中旬、そろそろいいだろうと思って、渡り鳥のルートになりそうな地域に行ってみました。ミサゴという鳥がある岩の上で営巣していました。もう繁殖の季節ですね(^^)

オトーサンが一生懸命流木を拾い集めて巣を作ってました。しかし遠かったので、写真はトリミングです。はー、面白そうな瞬間あったんだけどな。元気に子育てしてね~。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

トコトコと山道を歩いていると、長いもののしっぽ発見!素早く引っ張ってみました。
風が強く気温も20℃そこそこだったので、全く期待していなかったんですが、思いがけずシマヘビの登場でした。ごめんなさい>シマヘビ
4本線型と麦わら型の中間みたいな個体でした。いじらせてもらっていたら、案の定咬まれました。が、傷にもならないくらいの弱咬みでした。

肝心の鳥はというと、風も強く日も高く上がってしまってあんまりいない。鳥の仲間はオオルリ、キビタキなど夏鳥が勢ぞろいしてて、日本を通過していく、いわゆる「珍鳥系」は見られませんでした。ちょっと遅かったかなあ。
でも、ノゴマ見かけなかったので、まだ来ていない種類もありそうだし、上の写真のようなツグミみたいのもいたので、冬鳥もまだ完全に抜けきっていないのかあ。

ノビタキ…だよね
Stonechat…?

若鳥やら個体差を見分けるのは、鳥では非常に苦手です。この個体もパッと見てノビタキだろうと思っていたんですが、後で写真を見て結構はっきりとした眼線になんか違和感。でも、ノビタキなんだろうと思うんだけど…。(ノビタキの成鳥♂と一緒に行動してたみたいだし)
まあ、うっすら眼線のあるタイプもちょくちょくいるから、個体差ですよね。きっと。たぶん。おそらく。

渡りの時期には「何がいるかわからない」という不安から、いつもよりかなり識別が不安になります。識別に不安を残すものは、無理に識別しようとせず、「わからん」で済ませます。プライドよりうそを言わないことの方が重要だと思うのです。そう思ってても間違いを言ってしまうことがありますね。

アカホシテントウ
English name is unknown. (Chilocorus rubidus)

まあ、鳥がいなくても別のもので楽しめるので、フィールドに出るのは楽しい。(体力が伴えば、なお楽しい)
アカホシテントウなんて初めて見たよっ。嬉しいな~。
透明感のある黒いガラスに、赤を閉じ込めたような色彩がはたしてカメラで撮れるか不安だった。案の定、十分写すことができた写真はほとんどなかった。もっと勉強しまっす。

なにが隠れてる?
What animal is hiding?

だいぶ疲れてテレテレ歩いていたら、同行人が叫ぶ。うわぁ~、ヘビィィィィ~~~(泣)。ササヤブの中から、ちょろっとしっぽが出てる。
ふふん♪またヘビゲットだぜ~。と思ったら…。尻尾のこの斑紋は…。
…正解はニホンマムシでした。

ひえ~、なんでこの時期に昼間っからウロウロしてるんすか!掴もうとした手を思いっきり引っ込めて、頑張って撮影。でもやっぱり逃げるよねえ…。スネークフック持ってないしさぁ。
つうことで三脚で姿の見えるように引っ張り出そうとしたけど、ササヤブのヘビは厳しかった。。。滅多に会えるヘビじゃないのになあ。ニホンマムシ。。残念。また会う日まで~。

野生のウド、初めて見ました。ニリンソウもたくさんあって、持って帰りたかった~。

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East Hokkaido

I went to east Hokkaido to research of Ezo salamander. And I enjoy to do fielding with my son and to be surrounded by good nature. I was very satisfied though I became tired because of the long distance driving. I love east Hokkaido.I found 4 kinds mammal, 56 kinds bird, 4 kinds reptile, 3 kind amphibian, 3 kinds fish, and about 10 kinds other animals.

息子とエゾサンショウウオの粘膜を採取中
Taking the mucous membrane of Ezo salamander with my son.

エゾサンショウオの粘膜採取で、札幌以外のサンプルを取りたかったので、道東方面に行ってきました。道東はやっぱり自然が濃いわ。いたるところにエゾサンショウウオがいました。
息子と一緒にフィールディングしたり、のんびりゆったりの日程で動けたので、いろいろ楽しむことができました。

ある程度同定できたもので哺乳類4種、鳥56種、両生類3種、爬虫類4種、魚類3種、昆虫8種、甲殻類1種を確認できました。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

オホーツクの北見市にいた頃に見つけていたエゾサンショウウオの産卵地に加え、新産地を2か所確認でき、無事に成体から10サンプル集めることもできました。
ゾサンショウウオも、一様に黒っぽい個体や、金のラメが入ったような個体、体色が薄く、尾の背面に鮮やかな黄色が入るものなどいろいろ見れました。

1回だけ釧路にも出かけましたが、キタサンショウウオは確認できず。。それはおろか、哺乳類ゼロ、タンチョウ見れずの惨敗でした。お散歩程度に行ったので、まあ仕方ないですが。エゾサンショウウオも確認できなかったなあ。。。

エゾライチョウ
Hazel Grouse

この時期は、いたるところでエゾライチョウに出くわす。林道を走っていると、かなり普通に出てくる。大体はすぐに地面から飛んでササヤブに飛び込んだりするが、枝にとまってくれてゆっくり見れることもある。
おそらく「つがい」の形成期だから、活動的で目につくんだろうなあ。今回は見れなかったけど、この時期はエゾユキウサギも出くわしやすい気がします。(白くなくて残念だけど)

アオダイショウ
Japanese rat snake

5月1日にして30℃を記録したので、ヘビを探しに行ったらまんまと見つけることができた。今年初のアオダイショウ!
ヘビは半年以上、冬眠で出会うことができないし、見つけるのも難しい部類の動物なので、初記録のときは尋常じゃなくうれしい。

Lime greenの個体ですが、ほんと薄くて綺麗な緑の個体でした。大人しいし写真撮影にもとても協力的に接してくれました。

ニホントカゲ(2012年に新種ヒガシニホントカゲとなった)
Japanese five-lined skink

ニホントカゲも大発生していて、じーっと座っていると靴の周りをちょろちょろと走り回っていました。こんなに無警戒なニホントカゲも珍しいぞ…。

なにが隠れてる?
What animal is hiding?

この隙間で奇跡的に発見できたこの爬虫類。気がついたら首をひっこめちゃったので写真がこんな感じのものしかないのですが、何の爬虫類だかわかりますか~?
正解はシマヘビでした。

アオジ
Black-faced Bunting

アオジは別に珍しい鳥ではないのですが、個人的に撮りにくい鳥です。やっとまともに撮れたなあ。藪に入り込んで出てこなかったり、暗い林床にいたり、さえずっているときは高い木の上だったり。
その上、「撮影したい鳥」ランクが自分の中で低く、あんまり撮ってこなかった。身近な鳥ほどちゃんと撮って練習しなきゃならんのにね。

いろいろな動物に出会えて、楽しめた道東行でした。

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