Name

Monotropastrum humile
Corpse plant
銀竜草(ギンリョウソウ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

葉緑素を持たないイチヤクソウ科の植物、ギンリョウソウ。葉緑素で養分を作らず、腐葉土や腐蝕質から養分を吸い取って育つ。
A plant, the Monotropastrum humile which do not have chlorophyl. It does not make nourishment with chlorophyl and it absorbs nourishment from a rotten thing and is brought up.

白く不気味な外見のため、英語では”Corpse plant”(死体草)と呼ばれる。
It is called “Corpse plant” in the English for white, weird appearance.

また、別名を”Indian Pipe”という。”Indian”は、コロンブスの勘違いからネイティブアメリカンを「インドの人」と呼んだことに発する。直接の意味としては問題ないと思うのだが、過去にこの”Indian”を差別的に使われた歴史があり、”Indian pipe”をこのネット上に書くかどうかで少し悩んだ。
And the another name is called “Indian Pipe”. It originates in Columbus’s calling Native American by the misunderstanding “Person in India” , saying that “Indian”. There was a history that had used this “Indian” in the past by discrimination ,as a meaning though it was no problem for a direct meaning… I worried a little whether I wrote “Indian pipe” on this internet.

しかし、”Indian”自体の意味には問題はないかと思い、話題にすることにしました。日本でも同じく北海道にはアイヌという先住民がいます。アイヌ語で「アイヌ」は人という意味なのですが、アメリカと同じく「アイヌ」を差別的に使ったことにより、一時アイヌは差別語として使用を控える傾向があった。しかし、近年、「アイヌ」は標準的に使われるようになってきている。差別的な用語ではないと認識が変わってきている。
However, I thought whether the meaning of “Indian” in itself did not have the problem and decided to make it a topic. There were indigenous people called “Ainu” in Hokkaido in Japan. As for “Ainu”, “a person” means by Ainu. However, there was the time when it was used “Ainu” for a discriminatory meaning in Japan as well as U.S.A. That is why “Ainu” tended to refrain from use as discrimination word at one time. However, in late years “Ainu” comes to be employed normally. .

近年、魚類学会と昆虫学会では差別的な表現を用いた和名を改名する動きにある。「メクラカメムシ」から「カスミカメムシ」へ、「イザリウオ」から「カエルアンコウ」へ、など。身体的な障害を表現する言葉は避けようという努力です。しかし、生き物を相手に仕事をする人にとっては、多くの種の改名によって混乱します。
In late years there is it for movement to change its name from the Japanese name that used discriminatory expression for in Ichthyological Society and Entomological Society. Because the policy that we will not use “the words to express a physical disability”. However, for the person working for a creature, the rename of many creatures course confusion.

学会によっても動きは違うのですが、アホウドリやブラーミニメクラヘビなども和名が変わる日が来るのだろうか。”Indian Pipe”は変な意識なく使うことができる日は来るのだろうか。
Will the day that I can spend without being conscious of words called “Indian pipe” come?

ヘビを探して歩きまわると求める種類によってはこのギンリョウソウによく出会う。花はいつも斜め下を向いており、そのチャームポイントを今まで見逃してきたが、「しべ」の部分はとっても驚くような色をしている。
When I walk about in search of a snake, I find “Corpse plant” well. Flowers always turned to the diagonal bottom, and I missed the charm point so far. The inside of the flower of “Corpse plant” is a color surprised at.

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Carnivorous plant

I went to work in Environmental research. Because I resarched bird, I don’t write Bird list when I resarch. But I introduce other creature little. I found Carnivorous plant, “Sundew”. I’m glad to found it.

モウセンゴケ
Sundew

モウセンゴケ、有名な食虫植物ですが、私、初めて見ることができました。モウセンゴケにも別種があって、ちょっと違うのもあるようですが、これはただのモウセンゴケのようです。
食虫植物と言いますが、大した植物だと思います。勝手に近づいてくる有機物(生き物)を、根ではなく葉や花で消化吸収してしまうのですから。

今年の冬にぶっ倒れてから、札幌の実家に移動し、初めて環境調査の仕事に復帰できました。素直に、働けることに喜びを感じます。もちろん写真で食えれば最高ですが、そうもいきませんからね。下積み下積み。
そして環境調査は、いろいろな生き物の生態を理解して学習することができます。そして業界にはそれぞれの生き物のスペシャリストがおり、その方々から興味深いお話も聞くこともできます。
そういう点で、私がこの業界で働かせてもらえることは、とてもありがたいことだと思っています。今は、純粋に自分の活かせる能力を活かして働き、そして能力を伸ばすために、吸収できることは吸収していきたいと思っています。

エゾマイマイ
Ezo maimai

今回は、いろいろなことを教えてもらえたのですが、北海道のマイマイ型のマイマイは、エゾマイマイとサッポロマイマイがほとんどであることを聞きました。意外と少ないんですね。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

そこそこ標高が高かったので、まだかなりのエゾアカガエルが水辺近くをうろうろしていました。稀に見られるアーミータイプ(黒点付き)だったんですが、見かけた個体はすべてアーミータイプでした。
北海道とはいっても、広いし、大きな山やいろんな要因で生息地が分断していることも考えられるので、そういう個体群に分化している可能性もありますね。
アオダイショウも幼蛇の轢死体を1つ拾いましたが、50cmそこそこ。今年生まれかと一瞬思ったんですが、おそらく去年生まれですね。ご愁傷さまでした…。残念。

ヒメウスバシロチョウ
A kind of Japanese Clouded Apollo

これも全く知らなかったことなんですが、このヒメウスバシロチョウ、名前からしてシロチョウ科と思い込んでいましたが、なんとアゲハチョウ科なんです。
確かに、胴体はほっそりしたシロチョウ科というより、図太いアゲハそのものですね。。。ほんと、知らんことばっかりで勉強になるっす。

調査の方はというと、姿を見れる種に関してはある程度大丈夫だった気がしますが、鳴き声の認識がまだまだレベルが低すぎです>自分
北の大地で繁殖する鳥たちのさえずりを普段のフィールドでもしっかり聞いておかないと。。。精進ですな。

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Character of a snake

Japanese rat snake doesn’t fear the person so much. When a person approaches, it escapes, but comes out immediately when a person disappears. A lot of people do not welcome it though it is welcome for me.

オカモノアラガイ?
Refined Amiber Snail?

先の記事、Insects photoの昆虫以外編。

かなりたくさんの人が訪れる札幌市内の公園にヘビを探しに行った。他の森とは分断されてしまっていて、大きな哺乳類はいなさそうなところなんだけど、なかなか多様な環境があって面白い。

変な形のマイマイがいて、オカタニシの系列かと思って捕まえてみたけど、貝の蓋がなかったんで、写真を撮っておいたら後ですぐオカモノアラガイ系だってわかった。
マイマイも少なくとも2種類以上いたみたい。

ギンリョウソウ
Corpse-plant

ジムグリを探し回ってるとよく遭遇するのがトガリネズミとギンリョウソウ。今回はジムグリは見つけられなかったけど、たぶんエゾトガリネズミとギンリョウソウは見つけた。
ギンリョウソウは別名ユウレイタケ。でもイチヤクソウ科の植物。キノコじゃない。英語でも”Corpse plant”。死体植物。または”Indian pipe”。
とにかく、どの国の人でも異質なものに見えるんだね。

アオダイショウ
Japanese rat snake

結局2匹のアオダイショウに会うことができた。でも、人通りの多い公園ではいつものように撮影していると嫌がって通行できなくなってしまう人も多く、気を遣う。
2枚ほど撮ると、次から次へとお散歩に人が歩いてくるのでアオダイショウには悪いけど、人通りのあまりない方に連れて行って撮影。
多くの人はそれを遠巻きに目を丸くして歩いて行くけど、興味のある人は声をかけてくれる。

通りすがりの親子さん
They were interested in the snake, called me.

あんまりたくさん声をかけてもらうと集中できないけど、こういう往来の多いフィールドに自分が来ているので、そこはこっちが対応すべきだろうね。いくつかヘビの講釈させてもらいました(^^;

アオダイショウは日本の他の種類のヘビと比べて、人を恐れていないような気がする。人家周辺にも住むし、人の往来の多い林道でもよく見かける。つい1分前に人がここ歩いてたでしょ?って場所にも出てきてでれーん、と伸びている。

対してジムグリは神経質。暑いのが嫌いなのもあるんでしょうけど、一度人が歩いてしまった林道では、あまり見ることができない。
朝一の林道が狙い目なので、ここの公園では見つけるのは難しそうだ。

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Stabbing

Sterna albifrons
Little Tern
小鯵刺(コアジサシ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

私の鳥の好みの傾向も流線形。アジサシやカワセミは大好きです。
My favorite tendency of bird is streamlined, too. I love a tern and the kingfisher.

ただ、好きだからと言って撮れるかというとそうはいかない。
流線形の鳥を流線形を生かした形で撮るのは難しい。鳥を撮るのは苦手だ。
However, I cannot take photograph bird well because I like it. It is difficult to take photograph a streamlined bird in the form that I made use of a streamline in. It is hard for me to take a bird.

満足いく鳥の写真を撮れる日が来るのはいつの日か?
Will the day when the photography of the bird which I can be satisfied with is possible come?

.

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Insects photo

I think when I took insect photo, “I’m hard to identify them…” Therefore I do not take the photograph of the insect so a lot. It has been confused by identifying the lady bug this time.

エゾコヤマトンボの羽化に遭遇
Dragonfly sp.

近めのフィールドに出かけてみたんだけど、思いのほかネタが盛りだくさんになってしまったので2回に分けてお届けしようと思います。
久しぶりのお天気と気温上昇、無風が訪れる予報が出されたので、ヘビ探しに行ったのだけど、小鳥も虫も、なんでも面白くて困った。今回は、虫編ということで。

トンボもいくつか飛んでいたのだけど、いわゆる黄色と黒のシマシマトンボが多くて正直識別全くわからない。冒頭の写真のエゾコヤマトンボなのですが、これは友人のKさんにヤゴと成虫の写真で識別してもらった結果。写真撮ってる時は、

「複眼上でくっついてるからヤンマ系かなー」
×あのくっつき方はエゾトンボ科らしい

「足が長いからコオニヤンマかなあ」
×コオニヤンマはサナエ科なので複眼は離れてる

「止まり方はオニヤンマみたいだけど小さいもんなー」
×羽化中はどんなトンボでも止まり方はあんなもんだ

と間違いてんこもりで、全く種もわからなかった。ってか、エゾトンボ科って黄色と黒のシマシマいるってよく知らなかった…。図鑑で調べていて、「オオヤマトンボ」までは到達したけどエゾコヤマトンボなんて図鑑に載ってなかったよ。うちの図鑑古いしな~。

オオニジュウヤホシテントウかな
Lady bug sp. (28 spotted lady bug?)

で、結構好き系の昆虫、テントウムシもいくつかいたんだけど、なんか今回は難易度高かった。
今回は湿原的な場所だったので、植物食系のテントウムシばっか見たんだけど上のは星の中よりのやつも分離してるし、オオニジュウヤホシテントウでいいんでないかな?と思いました。

エゾアザミテントウ…だと思う
Lady bug sp. (Ezo thistle lady bug)

で、このお方は星の中よりのやつも融合してるし、エゾアザミテントウだろうなー。と。ほんとはもっともっとややこしい種類がいるんだと思うんだけど資料不足と、技術力のなさ、標本解析しないので限界があるわなー。

どのサイトで調べても、アザミテントウ系とニジュウヤホシ系は星の融合の有無で識別してるけどなんか野外で見てるとアザミ系は頭黒くて、ニジュウヤホシ系は頭が赤と黒のカオスって感じがするんだけど。。。

じゃあ、これはどっち?
Which kind is this?

こんなややこしい感じの個体いなくてもいいじゃんよー。星の融合具合は微妙。でも頭黒いからエゾアザミテントウかね。

資料が全然ないけど、ルイヨウマダラテントウてのもそっくり。でもいろんな写真をサイトで巡るとやっぱり頭の模様がみんな違う気がする。でも、サイト関係は誤同定が多いので信用度は低し。(この記事も御多聞に洩れず)

で、混乱の極みに拍車をかける事態がすぐ目の前に迫っているのであった。。。

やめろぉぉぉぉお
10 spoted lady bug & Ezo thistle lady bug … Copuling…

一見正しい交尾ですが、、、
上はトホシテントウで下は28星のテントウですよ?仲間としては遠くないのですが、あなたたち別種ですよ?まあ、、、仲良くなさってました。

ベビーはどんなのが生まれるんですかね。来シーズン、変なテントウ虫が出てきそうで怖いっす。(おそらくこのカップルの、F1が出てくるはず…いや、交接器の違いでそもそも交尾できないかな)

まあ、そんなこんなで虫をやたらと写真撮ってくると、家に帰った後で同定作業に泣くわけですよ。近い仲間まで到達できるものもあれば、いったいなんの仲間の虫なのかもわからないのもいる。この間、虫屋の友人のお宅に寄った時、ちょー専門限定昆虫図鑑がザクザク出てきて驚いた。日本の鱗翅目・日本のトンボ・日本の双翅目なんて本が…。ヘビでいえば、日本のナミヘビ属・日本のハブ属・日本のマダラヘビ属なんてレベルの本があるんだもの。

同定の多くが顕微鏡レベルなので、まだパッと見で識別できる蛇は楽なのかなあと思いましたよ。

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ほぼ週刊さろま

I offered the Mail magazine to the web. (I do not write every week.)
“WEEKLY THE SAROMA” (Japanese text only.)

縁あって、佐呂間のメールマガジンの「ほぼ週刊さろま」に生き物のコラムを書いていました。
現在はしばらく、お休みさせていただいています。(2010)

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Daylight

Rhacophorus schlegelii
Schlegel’s Green Tree Frog
しゅれーげる青蛙(シュレーゲルアオガエル)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

人間の眼は素晴らしい。露出も、ピントもすべてオートマティック。その照準速度も劇速。
The human eyes are splendid. As for the exposure, all the focus is automatic, too. The aim speed is very fast, too.

対してカメラは、人間の目で見るような景色を写すのはなかなかコツがいる。結構面倒な手順を踏めば、目で見ているような写真も撮れる。こうして撮った写真は、図鑑など物事を忠実に表現したい時に適当だ。
On the other hand, there is a knack in taking the scenery seen by man’s eyes with the camera. The photograph which I took is suitable in this way when illustrated books want to express things faithfully.

だけど、逆に言えば、カメラは目に見えない風景が撮れる。
But paradoxically the scenery which we cannot watch with eyes can take the camera.

楽しいけど、一般的に求められる写真は忠実写真の方が多い。(^^;
As for the request generally, a faithful photograph is more abundant though I am  happy to take not faithful photo. 🙁

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Friend’s wedding

I went out to the Kansai area to attend friend’s wedding. Because I had gone far away, I incidentally did the fielding as another friend. I acted with bird’s specialist in Nara, and saw various birds in forest. And, we moved to Osaka, and saw the bird in the sea. Next day, I acted with insect’s specialist in Kyoto, and saw various insects. At friend’s wedding, various animals’ specialists had gathered, and I was able to talk a little with them.

奈良県某場所ではホンシュウジカに異常接近できる
Sika deer

友人の結婚式に呼ばれて、関西地域に行ってきました。せっかくの遠出だったので、友人に声をかけて一緒にフィールドを歩いてもらいました。

最初に歩いたのは奈良県。奈良と言えば古都だけど、そういう情報には疎い自分です…。
さっそく奈良の超有名な鹿の頻発ポイントあたりで鹿を見る。やっぱりホンシュウジカはエゾシカより結構小さい。でもほかに違いは見られないけど…。

あんまり普段観察できない目玉などを見て、瞳孔がでかいなあ…。ヤギよりウシっぽい目だなあ…。などとあまり意味のない考察をしてみたりした。

オオセンチコガネは奈良ではブルータイプもいる
A kind of Earth-boring dung beetle.

シカのウンチが大量にあるせいか、いたるところにオオセンチコガネがいた。北海道では赤いタイプをよく見るような気がするんだけど、ここでは赤いタイプは見られなかった。
でも、青いタイプを初めて見た。どうも青いタイプはこの公園には多いけど、他ではあんまり(全然?)いないみたい。鹿のウンチがオオセンチコガネを青くするのかね?

小型だけど成蛇模様のアオダイショウ
Japanese rat snake

奈良の山の中に場所を変えていくと、動物相も少し変化が出てきた。
昼も回っていて桜相当暑かったので、そんなにヘビは期待していなかったんだけど、アオダイショウが出てきてくれた。自分を見るなり逃亡してしまったので、捕獲して数点のやらせ撮影。仕方ないよね・・・。
この個体、小型だけどもうすっかり幼蛇模様は消失してて、しかも全身チェックしたけど全く傷がなかった。栄養状態もよし。健康優良児!
カラーが綺麗って訳ではなかったけど、フォルムが抜群に綺麗でした。

タゴガエル
Tago’s brown frog

こいつはそこかしこで鳴きまくっていたタゴガエル。ここ数年、タゴガエルの声を聞いていなかったので、はじめ何のカエルが鳴いているのかわかんなかった(^^;
でも、水の染み出るガレキの中からの声と、中身の白い卵、そんで成体も見れてやっと思い出した。
鳥もそうだけど、しばらく声聞いてないと忘れてしまうね。

キビタキ
Narcissus Flycatcher

鳥屋の友人とこの日は歩いていたんだけど、さすが小鳥の気配に敏感。サンコウチョウも5羽見れて、長~い尾羽も拝めたんだけど写真は撮れず。残念。オオルリも時間が悪かったかほとんど確認できず、声を2~3回聞いただけ。でも、キビタキが結構たくさん出てくれて、自分的には夏鳥で好きな鳥の最高位に近い所に君臨する鳥だからとてもうれしかった。
他にも、北海道にはいないアオゲラなんかも拝めて、よかったよかった。

コアジサシ
Little Tern

時間が少し余ったので、大阪の沿岸地に連れて行ってもらいました。
シギやチドリの春の渡りもほぼ終了で、あんまり種類はいなかったんだけど、結構近くで夏羽のトウネンやコチドリ、シロチドリ、メダイチドリなどぼちぼち見れて楽しかった。

目玉は何と言ってもコアジサシ。(普通種ではあるけど)アジサシの形はとてもカッコイイ。
北海道ではあんまり種類が見られないから、コアジサシが川にダイブしたり、魚持って飛んだりしている姿を間近で見れたのはポイント高かった。

奈良県の鳥屋のT君、どうもありがとう(^^)

アザミsp
Thistle sp

翌日は京都の南部へ移動。ここもいろいろ生き物が濃いところ。
自分はアザミという植物が結構好きなんだけど、開ききった花より、写真のようなつぼみがほころんだくらいの時期が一番好き。緑の中にポツンとピンク(紫?)が落ちてる感じで、とても鮮烈。

左:カワトンボsp 右:ホソミオツネントンボ
Dragonflies

この日は、虫屋さんと一緒に歩いたので、いろんな昆虫を見ることができた。
虫はどのフィールドでも見かける動物だけど、種類がわかる人と歩くのは本当に楽しい。時期的にトンボがだいぶ出てきていて、(ヤンマはほとんど見れなかったけど)中望遠レンズがかなり活躍した。
もっと絞って撮らないと昆虫は意外と幅があったり、凹凸があるもんで、照準が難しい。絞るとぶれるのでこれまた難しい。
手ぶれ補正レンズ欲しいよ~~~。

左:キンイロジョウカイ 右:キスジホソマダラ
Right:Soldier beetle sp. Left:Moth sp.

昆虫は昆虫ならではの綺麗な色のもたくさんいる。片っぱしから撮りたいけど、後で調べるのが大変で時に敬遠してしまう。
でも今日は種類がどんどんわかるから行け行け~と、普段撮ってない虫も撮ったりした。撮ってない昆虫でも、よく見るとデザインがかなり良い。おもしろい~。

この日のフィールド歩きの最後には、イタチも目の前に飛び出してきた。やや体が大きかったけど、ニホンイタチかチョウセンイタチかはよく分からなかった。ササヤブがガサガサ言ってる時からカメラを構えてたらたぶん撮れただろうに、暑さにやられてボーっとしてた上に、イタチに対して「い、いたちやん!」と半端な関西イントネーションで叫んでしまったので、即逃げられた。

お堀以外で、ちゃんと野生野生したニホンイシガメも田んぼで見ることもできたし、背中に卵しょったコオイムシsp.も見れた。ぬるっとつるっとした感じのクロゲンゴロウも見れた。

虫って、スゲー多様化してんなー。と、虫を堪能した一日でした。

京都府の虫屋のM(N)さん、どうもありがとう!(^^)

素敵な結婚式も終了して、久々に会った友人にもあいさつできた。
友人は二人とも獣医さんで、いろんな動物に関わる人たちだったので、ふだんから仲良くしてもらっている動物師の皆さんの他にも、コアな方々とも会うことができた。

体調の調整のために、京都で1日延泊しておきました。案の定、半日は数日の疲れから動けなくなってしまったけど、医者からは「なんかしら外の空気は毎日吸いなさい」と指示があったので、この日も午後から京都御所へ。
御所ではあんまり動物は見れなかったけど、黒化したクサガメが池に浮いてた。
ぼーっと見ていると、蚊に刺されまくった。
水辺から避難すると直射日光にやられた。
退散してホテルに帰る途中、アスファルトの輻射熱にやられた。ぐふう。。。

早めにホテルに戻って、スポーツ飲料がぶ飲みしてゆっくり休んだ後、札幌に帰りました。札幌は寒かった。。。

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Consciousness

Martes melampus melampus
Japanese marten
本土貂(ホンドテン)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS KISS DX*

テンはニホンイタチより少し大きなイタチ類。テンの名の由来は、「貂」の字の「豸」が「のそのそと這う動物」を表し、「召」は「しなやかな曲線をなす」という意味のようだ。のそのそはしていないが、概ねそういう動物だと思います。
Japanese marten is an animal slightly bigger than Japanese weasel. The origin of the name of Japanese marten in the Japanese seems to be “an animal crawling slowly” and a meaning of “a flexible curve”. I roughly think that it is such an animal though Japanese marten is not done slowly.

イタチ類の走り方は独特で、体の長さと脚の短さからいろんな走り方をするが、疾走するというほど素早くもないイメージもある。(ごく短い距離を走り、止まって周りの様子を見てまた走る)警戒心も他の動物より薄めであり、人里近くで見られるのもイタチ類の生態です。
How of marten running does various hows to run from the length of the body and the short of the leg in the peculiarity, and there is an image as not quick as it dashes either. (It runs a very short distance, it stops, a surrounding appearance is seen, and run again. ) The wariness is more smallish than other animals, and it is the habits of weasels to be seen in around human dwellings.

その生態からか、交通事故に合って死んでいるイタチの仲間はとても多いです。車のようなスピードで迫ってくるものを認識できないうちに轢かれているのではないでしょうか。
There are very many kind of the marten that is dying the traffic accident. It is likely to be run over while being not able to recognize the one that approaches at the speed like the car.

イタチの仲間は好奇心も強く、人を見かけるとある程度近寄ってくることもあります。しかし、反面、気まぐれな動物で出現場所もかなりまちまち。イタチ類を撮りたくてさまよっているときは、全く撮ることができず、何も意識していない時に現れたりするので写真に撮りにくいです。
When the kind of the marten sees a person in the curiosity being strong, I can approach it. On the other hand, the place that sees a marten is various, because a Japanese marten is a whimsical animal . When I want to take marten and wander, I cannot take it at all. However, it is hard to take it to a photograph because a marten appears when I am not conscious of a marten.

この写真はだまし打ち。テンの通り道で撮りました。私もテンのような性格なので、相手が意識していない時に撮って仕返ししました。
I took this photograph on a way of the Japanese marten. Because I was character such as him, I took it before he is not conscious me.

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Unexpectedly good fortune

The season when a bird passes in Japan at the beginning of May. I went to the region that seemed to become migrant’s route in the middle of May because bird’s extending of spring was going to the north slow. Osprey nested on the rock. He gathered driftwood and built the nest. Because the wind was strong, and there were only 20 degC (68 degF) temperature on this day, I was able to see the Japanese four-lined snake unexpectedly though I was not expecting at all.
In addition, I was able to see the Japanese mamushi.
Although I was not able to see many birds, I could see the insect, the snake, etc. variously and they were interesting.

ミサゴ営巣
The osprey is nesting.

全般的に日本ではGW頃が渡り鳥の季節。春の渡りは、北に行くほど遅いので5月中旬、そろそろいいだろうと思って、渡り鳥のルートになりそうな地域に行ってみました。ミサゴという鳥がある岩の上で営巣していました。もう繁殖の季節ですね(^^)

オトーサンが一生懸命流木を拾い集めて巣を作ってました。しかし遠かったので、写真はトリミングです。はー、面白そうな瞬間あったんだけどな。元気に子育てしてね~。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

トコトコと山道を歩いていると、長いもののしっぽ発見!素早く引っ張ってみました。
風が強く気温も20℃そこそこだったので、全く期待していなかったんですが、思いがけずシマヘビの登場でした。ごめんなさい>シマヘビ
4本線型と麦わら型の中間みたいな個体でした。いじらせてもらっていたら、案の定咬まれました。が、傷にもならないくらいの弱咬みでした。

肝心の鳥はというと、風も強く日も高く上がってしまってあんまりいない。鳥の仲間はオオルリ、キビタキなど夏鳥が勢ぞろいしてて、日本を通過していく、いわゆる「珍鳥系」は見られませんでした。ちょっと遅かったかなあ。
でも、ノゴマ見かけなかったので、まだ来ていない種類もありそうだし、上の写真のようなツグミみたいのもいたので、冬鳥もまだ完全に抜けきっていないのかあ。

ノビタキ…だよね
Stonechat…?

若鳥やら個体差を見分けるのは、鳥では非常に苦手です。この個体もパッと見てノビタキだろうと思っていたんですが、後で写真を見て結構はっきりとした眼線になんか違和感。でも、ノビタキなんだろうと思うんだけど…。(ノビタキの成鳥♂と一緒に行動してたみたいだし)
まあ、うっすら眼線のあるタイプもちょくちょくいるから、個体差ですよね。きっと。たぶん。おそらく。

渡りの時期には「何がいるかわからない」という不安から、いつもよりかなり識別が不安になります。識別に不安を残すものは、無理に識別しようとせず、「わからん」で済ませます。プライドよりうそを言わないことの方が重要だと思うのです。そう思ってても間違いを言ってしまうことがありますね。

アカホシテントウ
English name is unknown. (Chilocorus rubidus)

まあ、鳥がいなくても別のもので楽しめるので、フィールドに出るのは楽しい。(体力が伴えば、なお楽しい)
アカホシテントウなんて初めて見たよっ。嬉しいな~。
透明感のある黒いガラスに、赤を閉じ込めたような色彩がはたしてカメラで撮れるか不安だった。案の定、十分写すことができた写真はほとんどなかった。もっと勉強しまっす。

なにが隠れてる?
What animal is hiding?

だいぶ疲れてテレテレ歩いていたら、同行人が叫ぶ。うわぁ~、ヘビィィィィ~~~(泣)。ササヤブの中から、ちょろっとしっぽが出てる。
ふふん♪またヘビゲットだぜ~。と思ったら…。尻尾のこの斑紋は…。
…正解はニホンマムシでした。

ひえ~、なんでこの時期に昼間っからウロウロしてるんすか!掴もうとした手を思いっきり引っ込めて、頑張って撮影。でもやっぱり逃げるよねえ…。スネークフック持ってないしさぁ。
つうことで三脚で姿の見えるように引っ張り出そうとしたけど、ササヤブのヘビは厳しかった。。。滅多に会えるヘビじゃないのになあ。ニホンマムシ。。残念。また会う日まで~。

野生のウド、初めて見ました。ニリンソウもたくさんあって、持って帰りたかった~。

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