Impression II

Haliaeetus albicilla
White-tailed eagle
尾白鷲(おじろわし)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

 

オジロワシに私たちが感じるもの。
大きさ、力強さに圧倒される。
The White-tailed eagle give us the impression that is large and strong.

近くで見れば、ほとんどの人が圧倒される。
The almost people are surprised by the great existence.

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Haliaeetus albicilla
White-tailed eagle
尾白鷲(おじろわし)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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ゴマフアザラシでさえも圧倒され、つい振り向いてしまう。
Even the adult Spotted seal (Phoca largha) is surprised by the size of White-tailed eagle, and look back his shoulder.

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Spring will come soon.

Snow is melting in hokkaido. Summer birds come hokkaido now, and salamander lays eggs ! Spring will come soon.

雪の蜘蛛の巣
Snow web.

更新する日常に疲れて、しばらく更新しない日常を過ごしていたが適度に更新する日常を目指したい。その間、数回フィールドには出ていた。

道央では雪がガッツリ融けて、一部では地面も見え始めている。こうなってくるとたくさんの春の空気を感ずるようになってくる。数日の天気の動きで、春になったり、冬に逆戻りしたり。いま住んでいるところは、ドカ雪が降っては融けの繰り返し。ここの春はもう少し時間かかるかな?

ヒバリ
Skylark

ヒバリのさえずりももうすぐ、あちこちで聞けるようになるんじゃないかな。でも久しぶりに見るこのヒバリ、現場では鳴いていなかったので正直、ヒバリなのかよくわからなかった。ヒバリを見るのにいかに冠羽に頼っているか、鳴き声に頼っているか。総合的に見なきゃいけないのに、だめですねえ。視野が狭い。。。

クロカワゲラsp.
Stonfly sp.

雪が残っているところでも、ユスリカやこれらのカワゲラ、小さな蜘蛛など動き出している。何も無い雪原をウロウロしてるように見えるが、なにか目的があって動いてるんだろうし、季節を早く動くことは外敵に繁殖を邪魔されない都合の良さもあるんだろうな。

クモガタガガンボやセッケイカワゲラはもう終わっちゃったかな?

アマヒトリ
Moth sp.

雪上を歩くアマヒトリの幼虫。知人にこの幼虫が春先に雪の上を歩いているのを教えてもらってからは結構目に付く存在になってきた。確かに、この時期に雪の上を歩いている姿はよく見る。

しかし、幼虫が雪の上を歩くメリットってなんだろう?不思議だ…。(雪の下にある植物を求めて徘徊してるのかなあ)

フキノトウ
Butterbur sp.

家の周りの、温泉湧いてるところのそばでは、フキノトウが顔を出し始めている。春一番最初に目にする機会が多い植物。その後、フクジュソウやスプリングエフェメラルが多くなる。植物はこの時期が一番好きだな。

スプリングエフェメラル(Spring ephemeral)は春に花をつけて、夏は葉っぱだけ、それですぐ根っこだけになってしまう植物のことらしい。これも植物の生き残る戦略だね。(夏は木々の葉で光合成を妨げられるし…)

スプリングエフェメラルという言葉を、去年あたりに知ったので
この言葉を使ってみたい盛りなんです。お許しくださいまし。

エゾサンショウウオ卵嚢
Egg of Ezo salamander

写真中央のモヤッとしたもの、エゾサンショウウオの卵嚢2組。今年初のエゾサンショウウオ産卵確認です(3/30)。いつもこのあたりを境に、テンションと元気は上がってくるのですが、来るべき秋冬の低調期に備えて、無理な計画はしないように心がけたい。

体調が良くなると、なんでもできるような気になってくる。そういう時に、少し先の時期まで予定を入れてしまう。一種の躁状態だと思うんだけど、先まで入れた予定の時期に鬱状態に戻ってしまうと、仕事が出来なく(進まなく)なる。こうなると自分も苦しいが、人様にも迷惑をかけてしまう。

治したいとはずっと思っているけど、いつ治るか分からないし、治らないかも知れない。でも、自覚しつつ薬さえ飲んでいれば、
人並みとは言えないが、何かをすることは出来る。
何とか生きていく事はできる。ガンガン進んで行く生き方は諦めたけど、後ろを向かず、少しでも前へにじり寄る生き方をしたい。昨年度は比較的いい冬を過ごすことが出来たので、こういう生活、うまく進めていきたいね。

でも、春。テンション上がるなあ(^^)


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Simile

Larus schistisagus
Slaty-backed gull
大背黒鴎(おおせぐろかもめ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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たった1匹、氷上に立つ孤高のカモメ。なんと逞しいことだろう。
This gull stayed aloof from others. How sturdy he was!

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Larus schistisagus
Slaty-backed gull
大背黒鴎(おおせぐろかもめ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

キスではなく、ちいさな魚が目的。
どちらにしても情熱的に奪い合う。
Their purpose was eating a little fish, but was not kiss. In either case, it was very passionate.

…野生動物を人間を照らし合わせて表現するのは、面白いこと。
It is interesting that we compare wild animals to humans.

動物は人間にない素晴らしい能力を持っている。
Animals have splendid ability which is not had humans.

あなたはゴキブリのように俊敏だね。
あなた達はハイエナのように良いチームワークだね。
あなたはウジ虫のように適応能力が高いね。
“You are quick like a cockroach.”
“You have good team work like hyenas.”
“You can adapt to bad environment like a maggot.”

これは褒め言葉。
良く感じるか、悪く感じるかはあなたがその動物に持つイメージによる。
These sentence is the word of praise. Do you have good atmosphere or bad atmosphere? The atmosphere which you have is felt by your feeling for the animals.

動物が会話をしていた。
「あなたは人間のように◯◯だね」。
Wild animals talked about themselves. “You are xxxxx like humans!”

彼らにとって、それは褒め言葉だろうか。
For them, will it be praise?

私たちは「褒めている」に違いないと自信を持てるだろうか?
May we think that “the animal must praise us?”

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Winter travel in Okhotsk 2010 part 3/3

I wanted to meet many seals, but there were a lot of seals. It was regrettable situation. However I sensed cold atmosphere of Okhotsk, and I felt comfortable. There was a big earthquake then in the Republic of Chile. Because a tsunami warning was announced, I had to leave the sea.

オジロワシ
White tailed eagle

オジロワシやオオワシは結構たくさんいるのだけど、写真を撮ってみると、やっつけで撮ってしまったような写真が多くなってしまう。個体そのものには迫力が十分にあるのだけど、なかなか難しい。船で流氷帯に漕ぎ出したい。けど寒い船には耐えられそうにもないな~(苦笑)

アザラシ
Seal

網走の港に帰り際に寄ると、再びアバラシ(網走のアザラシの意)を見つけた。今回の記事、part1/3とほぼ同じ場所にいて遠い…。しかしこの時の姿を見たとき、体がちょっと長く大きく感じたのでちょっとだけアゴヒゲアザラシを期待してしまった。

でもやっぱり

ゴマフアザラシ
Spotted seal

正体はゴマフアザラシだったね。遠いもんだからいろいろ考えて、立ち入り可能な場所で最も近いところから撮ったけど、ゴマフアザラシもちゃんと間合いを考えているね。写真は悔しいけど拡大してトリミングしたものですよ。ノートリミングでここまで近づいたらお互い緊張したかもね~。

それでもやっぱりたくさんのアザラシがくつろいでいるところが見たい!と以前、多数のアザラシがくつろいでた岩礁帯の方に行ってみた。しかし、、、岩の上にはどっちゃりと雪が積もっており今年は全く利用していない模様…。まあ、そんな時もあるさね。

いつもずっといたら、人間との軋轢も生まれてしまうからね。いるとき、いないときがあるからフィールドは面白いのさ。…と悟りを開いたようなことを言ってはみたものの、少しくらいいないもんかね、と海面を探してみる。

ここで携帯にメールが入ったんだけど、
「チリで大地震があって、津波がそろそろ到達の模様」

…ぬなっっ!!

今回は体調考えてホテルに1泊したので、チリで地震があったのは知っていたのだけど、こんな警報レベルの津波が向かってきているとは。携帯なかったら、知らずに海にいたかも知れない。

そもそも、もっと若い頃だったら車中泊しただろうからもっと危なかったかも知れないね。気をつけ無くては。

ゴマフアザラシ
Spotted seal

結局この岩礁帯ちかくでプカプカしているゴマフアザラシを点のような状態で見つけ、ひとまず満足感を得て海を離れることにした。

氷瀑?
Icefall?

この岩礁帯に向かうのは意外に難儀な場所なので、地形がかなり険しい。ふと海から目を離すと、大きな凍った滝のようなものがあった。

氷瀑?
Icefall?

滝だったら、氷瀑で間違いないんだけど、ここ、普段水流れてる場所なのかな…。滝つぼに当たる場所には全く水の痕跡がないし
どうも普通の氷瀑とは違う。周りにはこれと似たようなやつで黄ばんだ氷瀑?もあった。これはたぶん、積もった雪が融けて流れ出し、それがまた再び凍ってできてるんじゃないかなあ…。夏になったら水はなさそうな感じでした。

もし、それで正解なら、これは「氷瀑」ではなくてなんて言えば良いんだろうね?

キノコ(カワラタケ系なのかなあ)
Fungus sp.

流氷きたり、氷瀑もどきも出来るほど寒いところなんだけど、
キノコが生えてた。

このキノコの系統にはガリガリに硬いやつが多いんだけど、これはなんだかフニャッとしてた。うーん、硬さで言えば低反発性のマクラくらい?普段なら、「ふーん」で済ませてしまうんだけど、この寒さで凍らないフニャッとしたキノコ。なんだか不思議。

極寒地の爬虫類や両生類は血液が凍らないようにグリセリンが含まれるんだってね。このキノコもそんな仕組みあるんだろうかね。なんだか、こんな感じでゆるゆる、のろのろと楽しい旅になりました。冬のオホーツクは良いところです。


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Winter travel in Okhotsk 2010 part 2/3

Many gulls come to Okhotsk area. But my  ability of distinction as gulls is not good. I took many gull’s photo, but I don’t know these name. Many Hokkaido Sika Deer are crowded in peninsula of Shiretoko.

たぶんシロカモメ
Glaucous Gull ?

オホーツク地方には冬、色々な種類のカモメが来ます。しかし、残念ながら私にはそれらの細かい種同定が出来きれません。シロカモメの系列は成鳥になると翼の上面がグレーになってしまうのですが、幼鳥時代はこのように白い状態になります。

漁港も冬はあまり活性がないので、カモメもわんさかいるという状態ではないのですが、どの漁港覗いても何かしらのカモメが入っています。あんまり逃げないので、ゆっくり見ることが出来る鳥ではあるのですが、種類の見極めが難しいものが多いです。

たぶんシロカモメ
Glaucous Gull ?

奥もたぶんシロカモメ(成鳥)。手前もたぶんシロカモメ(幼鳥)。普通は体格もあまり変わらない大きさになるのだけど、個体差とか、亜種とかでなんだか別の種類に見えてきます。

まあ詳しくないので、あれこれ言うと間違うのでこのへんでやめときましょう(^^;。

エゾシカ
Hokkaido Sika Deer

港にね、冷凍の魚が落ちてるんだと思ったのよ。でもよく見たら、エゾシカの足だよね。カソク。ブタの足が豚足なら、シカの足は鹿足だよね。おそらくは、キツネとかワシとか死体回収業の方々の仕業だと思うけどまあ、びっくりしたわ。

しかし、見れば見るほど肉のない場所だね。だから捨ててったのかな。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

知床もだいぶ先の方までやってくると一気にシカの数が増えるんだ。それとあまり人間を恐れない。春先は、雪が道路周りから溶けるので土がまず露出するのは道路周り。(除雪具合にもよるけど)ここに鹿が大挙して押し寄せるので、ものすごく衝突事故を起こしそうで恐い。

知床は鹿猟が出来ないところなので、鹿もそれを知ってか、冬の猟期にはこのエリアに集まってくるようです。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

細かくて申し訳ないけど、さっきの写真をヒキ気味で撮るとこういう状態に。鹿だらけ。エゾシカの扱いで北海道と環境省が意見対立させてたようだね。身近で見てるとやっぱり「食害」や「踏みならしの害」というのは相当なものだと感じてはいます。保護、駆除、どちらにしても人間が個体数をコントロールする事になる。

保護も駆除も、いつまで続けて行くことになるんだろうと途方にくれる。(でも他の生き物を導入もしくは再導入して、駆除するというのはよくないと思います)

手塚治虫のブラックジャックの本間先生の一言がなんだか思い出されます。(動物を対象にした言葉じゃないけど)

人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて
おこがましいとは思わんかね?

獣医として、害獣対策の仕事にも関わったものとして、環境対策の仕事にも関わったものとして、外来種対策の仕事にも関わったものとして、こういう事は割り切らなきゃいけないのではないかと思うけど、まあ、麻痺するよりはましかなと思う。

人間という動物が生きて行く上で、犠牲になる生物はたくさんいます。そこに意識を持って生きていないと、保護にしても駆除にしてもなにかが台無しになっている気がします。

疑問は常に持たないと。

オオワシ
Steller’s sea eagle

難しい話をしたけどね、単純に私は野生動物があるべき野生にいることが美しいと思うんだ。

オオワシの飛翔、下から見るとあんまり美しくない(個人的感想)けど横から見た時のこの美しさと言ったら!白と黒のメリハリにワンポイントの黄色。良いデザインだねえ。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

まぁ、なんというか、テレビで議論されているのを見ながらあーだこーだ思うよりも。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

ちゃんと自分の目で動物を見にいって、自分の意見を考えて欲しいと思うんだ。それが間違っている、正しいというレベルの議論で終わらせないように。(part3/3に続く)


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Winter travel in Okhotsk 2010 part 1/3

I wanted to go out my home except my work. So, I went to Okhotsk in East Hokkaido. I lived in there past. I like there.

蓮氷
Ice likes a lotus-leaf.

前回、煮詰まってる感覚に苛まれてきていたので期間は短いけど、道東の空気を吸いに行ってきました。札幌の端から夜中に出発、高速は土日1000円を利用して翌朝には網走に。延々と暗いまっすぐな道を走り続けてきて、信号が無く楽なのだが、刺激も無くそちらとしては辛い。高速道路の建設計画も進んだようで、札幌から網走までほとんどの時間を自動車専用道で進んでいけるようになってきた。

網走の港に着くと、水の動きの少ない小さな埠頭の周りには上のような蓮氷が張っている。でも、出発直前に張り出した暖気のせいで、蓮氷も厚さが無くペラペラだった。

少しの流氷帯
Drift ice

今年はがっつり流氷来たので喜んでいたんだけど、
まーこれが相当な沖までいなくなってて岩に引っかかったような
小さな流氷がちょっと残ったくらいだったのが残念。

オジロワシ
White-tailed eagle

とはいえ、ちょっとうろつくだけですぐに目に付くオジロワシ。さすがは道東といったところ!網走湖ではアザラシがくつろぐ姿を期待したのだけど、河口堰の工事の影響かな、1頭も姿見ることが出きなかった。ここは結構期待してたので、残念感は大きかった。

ただ、年取ったからなのか、生き物見るスタンスが変わったからなのか、なにか根本的に脳みそが改造されたからなのか、残念であっても別段悔しい気持ちはない。

昔だったら旅に出るときは「◯◯を見るんだ(撮るんだ)!」と出かけていったので、その分エネルギッシュだったけど、外れるとイライラしていた。今は情熱、という感じのものはなくなってしまったけど、いい言葉で言えば余裕がある。

写真撮る人間としては、エネルギーを傾けて撮影するのが自己表現が強く出て良いような気もするものの、私の撮影したいと思うものは、「緊張」「一瞬」「衝撃」より「なにげなさ」なので、エネルギーに欠けてしまうのは仕方ないのかも知れない。

私の場合は、緊張しながら、あるいはイライラしながら撮影するとあんまり良い結果が残ってこないので、晴耕雨読みたいなナンパ撮影旅行だった今回はいくつか気に入った写真が撮ることが出来た。

それらは、またいずれ別の場所で紹介したい。

ワシカモメ?
Glaucous-winged Gull?

網走の海岸でよく見ていたカモメどもも、環境が変わったせいか、見づらくなっていた。以前は頑張って、セグロカモメの系列の細かい種類を識別出来るようになってみたいと頑張った時期もあったのだけど、どうにも覚え切ることが出きず、しばらくカモメを見てこなかった。久しぶりにカモメを見ると、基本的な種類と思っていたものもだいぶ曖昧になってしまいました。

念のため、なんか変なやつだな?と思ったやつなどは写真を撮っておいたけど、定期的に自分の目で見続けるということがどの動物の識別でも、必要なことだと思われます。

ゴマフアザラシ
Spotted Seal

網走の港で昔は時々浮かぶゴマフアザラシを見ていたので、人気少ない埠頭に行ってみたところ、アザラシがやっぱり寝そべってた。7~8年前には一度ワモンアザラシらしい個体の迷入も見かけたけどこれはやっぱりゴマフアザラシっぽく見える。

もっとよく観察しようと思ったときに、目の前でカモメどもが大喧嘩をはじめて、それに気を取られているうちにアザラシは消えてた。。なんてこったい。

昔から、網走にアザラシ見に行こうぜ!と言おうとすると口が回らず、「アバラシ」を連呼していたので、個人的に網走のアザラシのことを「アバラシ」と呼んでいたのだけど、同じように考える人もいたようで、twitterで「アバラシと呼んでくれてありがとう」と何故か礼を頂いた。

「アバラシ」派と、他地域と同じく「アバちゃん」派に分かれているようだけど、アバちゃんはなんかコンニャクウオとかビクニン系の魚のアバチャンみたいで、なんかかわいらしさがないように感じる(^^;

アバチャンの姿は下記を参考にされたし。
アバチャン画像検索

オオワシ
Steller’s sea eagle

道東はひらけているのと、オオワシやオジロワシの飛来個体数が少なくないので、電柱にとまってる姿を時々目にする。よく生き物ドキュメンタリーで放送されるオオワシとはイメージが結びつかないもので、なんだか違和感を感じるが、かなりこの姿は普通。オホーツク名物電柱オオワシと呼んだりもする。(個人的に)

写真に写っているハシブトガラスと比べればオオワシ大きさはなんとなく想像できるけど、とにかくデカイ。

でかいけど肝っ玉はあまりでかくないので、人が歩いたりしてると結構簡単に逃げてしまう。さらに夢のないことを言うと、オオワシもオジロワシも、トビと同じような餌のとり方をしていて、いわゆる「死体処理班」的な役割の鳥です。他の動物をガーっと襲って食べている姿は、そう簡単には見ることが出きません。でもまれには襲うことがあるので、オオワシやオジロワシが上空を飛ぶと、カモやカモメは跳び回って逃げます。

しかしこれがトビだと、スズメすら逃げません。ちゃんと識別してるんですね。

オオセグロカモメ
Slaty-backed gull

濤沸湖はカモメがうじゃうじゃ溜まっているので、とりあえず個体の写真は撮りやすい。でも、なんか殺気立ってて、他の個体との干渉も多いので、あんまり好みの場所じゃない。

水面がちょっといい感じに光ってたのでこういうのバックで撮ってみようと思ったのに、嫌がらせか?かならずこういう表情(なんかくれ!)してくるもんで萎えてすぐ引き上げてしまった。

そういえばパンまき再開したみたいだね。鳥インフルであれだけ大騒ぎしてたのに、すぐもとに戻るものだね。

オオハクチョウ
Whooper Swan

オオハクチョウもとても絵になる鳥なんだけど、すぐ飽きちゃうんだよね~。自分の中のオオハクチョウのイメージは1年だけ売れるお笑い芸人のような…一発芸がとてもインパクトあって、面白いんだけどすぐ飽きちゃうんだけど、それしか売れないからずっとその一発芸を続けているような…。

オオハクチョウさんごめんなさい。人間にみせるためにディスプレイしてるわけじゃないんだもんね。

キタキツネ
Ezo red fox

濤沸湖は、色んな意味で餌が豊富なようで、よく湖面の氷上をキタキツネが歩いてる。間近で見るキタキツネも面白いけど、これくらいの距離で見るキタキツネにはかっこよさを感じるな。

シロカモメ
Glaucous Gull

シロカモメも間近だね。ということで、そろそろ別地点に移動するのでございます。(part2/3に続く)


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浜松科学館

I offer to my picture of Kajika-frog for Hamamatsu science museum.

2010年3月から浜松科学館の展示がリニューアルされ、携帯端末を使用した生き物の写真の展示の試みが行われています。この展示のひとつに、カジカガエルの写真を提供いたしました。現地で見られる方は、楽しんでみてください。

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The practice

I practiced with taking photos at near sea. Because I will go Okhotsk sea.

マヒトデ?
Starfish sp.

いろいろ煮詰まっている気がしてならない。気がつくとフィールド仕事以外での外出が殆どなく、今年にいたっては遠征的なものがゼロ。そう思うとどこかに行きたくなってきた。だから、海で写真撮ろうと思っていくつか撮ってみた。

北海道でも、釣りをしているとヒトデがかかるみたいですね。ヒトデの種判別なんて考えたこともなかったけど、これが模様とかで判断しづらいのか、情報が少ないのか判別しきれなかった。難しい。。

ウミアイサ
Red-breasted Merganser

ウミアイサは結構いるものだね。アイサ好きランクはミコアイサ>ウミアイサ>カワアイサ。海はオスでも後頭部のはじけっぷりが楽しいじゃないですか。

カモメ
Common gull

遠出するとカモメもいろいろいるからね、少しだけ慣れとこうと思って。いろいろ見たんだけど、いつも通り、ある程度までは識別するんだけど途中から、「もういいや~」ってなってしまう。そんな時、カモメやミツユビカモメは癒し系の存在。

ミヤマガラス
Rook

おなじややこしいなら、こっち系のほうが歓迎。ミヤマガラス。なんでか1羽寂しく佇んでた。

冬にしか来ないし、決まった場所以外ではそれほど見れないから、見つけるとかなりオトク感高いカラスだね。コクマルガラスも一緒にいたら良かったのに!


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The water

Cervus hortulorum yesoensis
Yezo shika deer
蝦夷鹿(えぞしか)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

雪からでも、植物からでも水は摂ることが出来るかも知れない。
でもやはり水は水として飲みたいようだ。
They may consume the water even from snow or a plant. But after all they seem to want to drink the water as water; not as snow and ice etc…

極寒の地でも凍ることがない湧き水にエゾシカが集まっていた。
They came the stream. That stream was not freeze because it was little hot fountain.

 

Cervus hortulorum yesoensis
Yezo shika deer
蝦夷鹿(えぞしか)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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銀蛇鱗 Silver scale

I made “Silver scale”. You can carry it in your wallet.
There was a legend to be lucky when we put snake-skin in a wallet and made such a thing.
I make the material with silver thin.

銀蛇鱗というものを作っています。
画像のように現在は財布に入れて持ち歩けるようなタイプのものです。

蛇の皮を、サイフに入れておくと縁起がいいという言い伝えがあり、
こういうものを作成してみました。

素材は銀で、薄めに作っています。

時間を見ながら作っているので、常に作成はしておりません。
提供は今後、何かのイベント時などに予定します。

この銀蛇鱗は、蛇の皮から直接写しとって作成しています。

残念ながら、元となる蛇は亡くなっていました。
交通事故で死亡した蛇の皮から作成されています。
(一部、蛇の脱皮殻で作成できないか試行中です)

ここに掲載されている写真より、詳細がわかる写真はこちらに。
メタル実験Display Creeping)

遺体は私が解剖して体の作りを勉強させてもらい、
知識として今後の役に立たせて頂く一方、
皮を利用して銀に鱗を写しとっています。
(完成品には蛇の遺骸の遺残物は残っておりません)

人間が生活するうえで必要となった車。
その人間生活の犠牲となってしまった小さな命達は、
以外にも身近に存在します。

この銀蛇鱗を見る度に、
小さな命達を思いやっていただければ幸いです。


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