北海道で確認されたシロマダラ(Dinodon orientale)続報

I wrote an article “A confirmation of the occurrence Dinodon orientale in Hokkaido” to BULLETIN OF THE HERPETOLOGICAL SOCIETY OF JAPAN.

日本爬虫両棲類学会が発行する爬虫両棲類学会報 第2012巻 第1号に、
北海道で確認されたシロマダラ(Dinodon orientale)続報
が掲載されました。

石狩市での捕獲についての経緯、他の捕獲例についても
掲載されています。

徳田龍弘、庄子信行、寺島淳一の共著で報告文書きました。

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散歩、時々サボり

散歩行ける日は出ていますが、
今日みたいにどーしても出られない日もあります。

お天気悪くないのになー。

お仕事で、新しいものの受け入れを一時ストップしてしまっていますが、
今まで準備したもの、進んでいるものがポツポツと実ってもいます。

雰囲気も若干春めきはじめていて、
エゾアカガエルの声を聞きにいけるのを楽しみにしています。

下記は、先日のお散歩の1シーンから。

エゾヤマザクラの冬芽です。
だいぶ膨らんできているようにも思います。

知人の虫屋さんに、
せっかく散歩に行くなら、並木のエゾヤマザクラで
ミドリシジミ系の卵を探してみては?
とアイデア頂いていました。

樹木の選別は苦手なのですが、
サクラ系ならかろうじて分かる…ような気がする。

さて、卵は探しては見たものの、
10分程度の軽いのぞき見では見れませんでした。
運が良ければ見れるのかもしれないですけどね。

除雪機が通過した後だったので、
枝が一部折れてしまっているものがありました。

その枝にも卵はついていなかったけど
なんかもったいなかったので、部屋に持ってきて
ペットボトルに活けました。

どうなるかな。

家の帰ってきたらこんなものが歩いてて驚いた。
ハサミムシSP.

種類も成幼もわからないけど、
サクラ探し中にくっついてきてしまったかな…。

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Android端末で講演は出来るのか?

※2012年の記事だから、古い情報ですよ!

先日の円山動物園の講演の前に、
講演や授業で使いたいと思って入手したAndroid端末で
プレゼンテーションを試してみました。

結果からすると十分できそう。
上の写真みたいに、付属していたソフトを使えば
スライドにも落書き状に書き込みができるのでなかなか良いです。

ただし動画は、いったんプレゼンテーションを止めて
別ソフトで動画を動かさないとダメそうです。

いろいろ調べていたんですが、
タブレット端末の画面をPC画面経由でプロジェクターに映しだすのは
ググるとかなり出てくるんですが、
ノートパソコンを持ち歩きたくないのが第一条件で、
手軽にスライド送りができることなどにも期待していたので
及第点です。

ただし、多くの古めのプロジェクターにはすんなり接続できません。
プロジェクター側は最近のものはHDMI接続も可能になってきていますが、
VGA接続(アナログ)のみのものが多いです。

対してタブレットの場合はHDMIやUSBによるデジタル出力がほとんど。
iPadの場合は専用のコネクターでVGA変換して接続できるようです。
(ただし今のところ調べる限りではiPadではパワポファイルを
pdfに変換して電子書籍のようにスライドショーをする形を取ることになるようです)

Androidの場合はちょっとした変換器が必要で、
入手した変換器では、
HDMI(デジタル:画像+音声)→VGA(アナログ)+オーディオ出力
に変換してくれます。
装備的に少しかさばりますが、ノートよりは軽いです。

プロジェクターがHDMI入力に対応していれば、
ケーブルで繋ぐだけで出来るのですけれどもね。

今後も解像度の問題やいろいろあると思うんですが
現状十分使えるので、良かったです。

接続状態
Iconia tab A100(タブレット端末)

HD VIDEO PROCESSING (変換器)

プロジェクター

もともとこの変換器はデジタル出力のTVやゲームを
アナログディスプレイやプロジェクターに使うもののようです。

これで無線化できれば最高ですけどね!

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生物多様性は難しい

I gave a lecture about reptiles & Amphibians at Maruyama Zoo in Sapporo city.

札幌市円山動物園で、北海道の両生類爬虫類から見た生物多様性の
お話をしてきました。

あいにくの雪の中、幅広い年齢層の方々が聞きに来て下さいました。

「生物多様性」という言葉を説明するのはとても難しいので、
北海道の両生類や爬虫類から環境や生態系を覗き見る感じで
お話しして行きました。

みなさんの様子を見ながら、雑談を入れつつ話していましたが
序盤かなりテンポが良くなかったかもなあ、と反省しています。

終盤にようやく調子づいてきたところで、
雑談で話し始めたカエルツボカビの多様性を
かなり熱く語ってしまいました。

今までの講演の中で、一番「学習的なイメージ」で作った講演会でした。

決定的な結論の出しにくい内容にチャレンジしたので、
反応を心配したのですが、講演後にたくさん質問いただけて嬉しかったです。
嬉しかったので、質問に応えるのが一番一生懸命だったかもしれませんね!(笑)

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北海道の両生類爬虫類から見た生物多様性

I gave a lecture about reptiles & Amphibians at Maruyama Zoo in Sapporo city.

円山動物園主催の「生物多様性を考える」の講演で
2012年3月25日に講演をしました。
演題は「北海道の両生類爬虫類から見た生物多様性」でした。

なるべくわかりやすくやりたいのですが、
難しいテーマなので、少し難しめだったかもしれません。

 

 身近な野生動物の生態を通じて、「―都市の生物多様性について考える―」をテーマとした講演会を開催いたします。講師には、全国のは虫類・両生類に詳しい徳田龍弘氏をお招きいたします。

【講演概要】
北海道の希少なキタサンショウウオ、昨年札幌市内でようやく発見されたシロマダラ・・。両生類・は虫類の世界は、美しくそして未だ知られていないことも多い世界です。
そして彼らは、生物同士のつながりの中で、重要な位置づけとなっています。
彼らの素晴らしくそして興味深い生態などを、講師が貴重な写真とおしてお伝えします。

【講師紹介】
徳田龍弘氏(とくだ たつひろ)
1975年札幌市生まれ。フォトグラファー、ライター。ヘビを中心に爬虫類、両生類、野生動物の写真を撮影する。野外での動物の観察がライフワーク。日本爬虫両生類学会会員、日本自然科学写真協会会員、獣医師。北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑を2010年3月に出版。

講演報告はこちらです。

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自然探求サポート事業

I cooperated Nature Research Support Project by Sapporo museum activity center .

2011年夏~2012年春まで札幌市博物館活動センターが主催する
自然探求サポート事業(小・中学生対象)をお手伝いしていました。

今回、ヘビの研究についてサポート。

3月17日には研究の発表会が行われました。

自分の初めてのヘビの教え子でしたが、
無事にスライドでの発表を終え、
原稿を使ったスライドプレゼンでは緊張していましたが、
展示物の前で原稿なしのプレゼンをしている時のほうが
伸びのびやっていました。

  
(クリックで拡大します)

活動のとある1日はこちら(リンク切れ)に、
2012年1月7日にSTVで放送された番組での紹介はこちら

発表会後の札幌市博物館活動センターのブログは
【報告】3/17研究成果発表会~ヘビ、石材の中の化石(リンク切れ)
です。

2012年3月10日~5月12日まで研究の展示が行われています。

もう一組の発表の札幌のビルの中にある化石などの発表も
とても見応えがありました!

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散歩

新規のお仕事の引受けをお休みすることにして、
ご心配かけてしまった方もおられたので、申し訳ありません。

簡単に状況を説明しますと、
今、体調が悪いのは精神的不調ではなくて
体中が痛いのと、吐き気です。

もともとの精神の不調から来てるものではあるんですが、
解決目指して、投薬メニューを変えています。

苦しい症状はだいぶん楽になって来ましたが、
投薬メニューの変更に体がまだ馴染んでいなくて
寝れなかったり、かと思ったら突然寝てたり、
物事をすっかり忘れていたりと、集中力に欠けるので、
新たなお仕事引き受けるのも、心配だったので休止して、
今進行している仕事に全力投球しておこうという選択です。

たぶんメニューには馴染んでいくと思うので
またちゃんとしっかり出来るようになったら、
休止状態を解除しますね!

不調の時はろくな事を書かない傾向にあるので、
お仕事関係以外のことについては
blogもtwitterなども、おやすみ傾向になってます。

寝てばっかりというわけにも行かないので、
ペースづくりのために、散歩してます。(ほんの短い距離だけど)

散歩してると痛みもすこしずつ楽になっているので
出来る日は歩こうかなと。

カメラはコンデジくらい持ってスナップして歩いています。

3.13

ゆきどけ進んでるとは言え、雪と葉のない樹木の間を抜けると
定山渓温泉の足湯場に

ふきのとう!
まだ、たぶん、だいぶ早いですよ~。

クマムシの話をこの間聞いたので、
道路のコケに目が行く。

コケを見てると

コケじゃなさそうだし、変形菌でもなさそうだ。
わからんものだらけだった。

3.14

雪だらけに見えても、だいぶ川の水量が増えている。


今日は温泉街でなくて、山際の方に歩いていった

これねー。
早春名物、雪上のカワゲラ類。

いつもとにかくひたすら歩いてるけど
どこに行くのかな。


羽が生えてるのもいたけど、
この個体は内股でただひたすら歩いていました。


つららは、とけてる時がきれいだよね。

3.15

晴れてるうちに、と出かけたんだけど
温泉街に付く頃には

結構強い吹雪になりました。

定山渓のカッパも寒いようです。
カッパは爬虫類なのかな?


タオル持ってたら、
足湯に足入れても良かったんだけどな

3.16

食料の買い出しで街へ。
去年、エゾアカガエルの冬眠を調べてた場所に寄ってみました


湿原も雪の下。

いつも産卵いっぱいしてる池は

雪の80cmくらい下でした。
掘るのも、すぐ力尽きたよ。

近くの小川は雪庇になって隠れてたけど、
流れが顔を出し始めたね。

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faura No.35

I took a picture for the cooperation of the magazine making.
faura No.35” (Japanese text only.)

北海道の自然を知る季刊誌、faura No.35 のインタビュー記事のお手伝いをしました。

礼文島には一度行ったことがあるのですが、
盆明け(8月)の天気の悪い日にあたってしまい、
ストーブにあたっていた記憶があります。

今度はいい時期に生き物探しに行ってみたいですね。

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やっと見れそう(エゾサンショウウオの文献)

今、生物多様性のスライドを作っていてですね…
調べものしてて、ちょっとテンション上がることがあったので
逃避も兼ねてブログ書いています。

とにかく生物多様性は説明しきれないので、
多様性の一部として遺伝的多様性で
エゾアカガエルをモデルにした話を作ってるんですが、
今まで目に触れてなかった面白いもの見つけました。

エゾサンショウウオの表現型可塑性-そのしなやかな生存戦略

エゾサンショウウオは生息環境によって
頭でっかちになったりならなかったりするという話なんですが
個体群でも差が有りそうなこととか
環境の差も、血縁など面白いこと書いてあります。

これだけでも面白かったんですが、
個人的にテンション上がったのは

Sasaki, M. and H. Nakamura. 1937. Relation of endocrine system to neoteny and skin pigmentation in a salamander, Hynobius lichenatus Boulder. Annot Zool Japon 16:81–97.

これがわかったこと。

エゾサンショウウオのネオテニーの原著です。
これ、どこかで手に入れたい!

可塑性の文章のほうでも触れられていますが、
やっぱりネオテニーは「永久ネオテニー」ではなかったらしく
飼育したら上陸が起こったそうです。

でもし、環境が整えば永久ではないにしても
ネオテニーするんだよね!

ネオテニーを証明するには
幼生状態での産卵行動を確認することか、
解剖で卵巣の発達などを見ると思うんだけど
このあたりをどうやって調べたのか
すごく気になっていたので、分かりそうなのが嬉しい。

それと、冷蔵庫飼育でネオテニー確認も
10年以上かかっても出来るかもしれないと思うとワクワクするね。
(上陸しない理由が冷水だけが原因とは限らないけれど)

でも、飼育苦手だから自分には無理だろうな~

爬虫両棲類学会のみの視野だと、
エゾサンショウウオやエゾアカガエルの表現型可塑性の論文も
目に触れないんだよね。(生態学会に発表されてました)
うまく集約する方法ないかなぁ。

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「クマムシカフェ」聞いて来ました

3月2日に、クマムシの研究者の堀川さん
札幌で講演すると聞いて飛びついて来ました。

自分にとってクマムシというのは全くの未知の生物で、
世の中では「最強生物」とも謳われるもの。

実際自分の周りにも住んでいるはずなのに見たことがない、
しかしちょっと頑張れば見えそうな…
そんな生き物で興味を持っていた。

実にクマムシ愛あふれる話で、2時間クマムシ漬けでもあっという間でした。

内容をあまりたくさん書くと、これからお話聞く方々の楽しみも奪いかねないので
(今後も東京等で講演続くそうです)
自分が特に感心した点を書くと、

ヨコヅナクマムシはかなりご近所に住んでいる!
やっぱりクマムシ強かった(放射線、低温、乾燥への耐性)
しかしクマムシ弱かった(簡単に潰れて死んじゃう、飼育厳しい)
クマムシの食性(種類によって傾向が違う)
クマムシの捕食(かなり想像外でした)

でした。
クマムシほんとうに面白いし、
それを楽しそうに紹介する堀川さんにも微笑ましい物を感じました。

やっぱり好きなものを紹介するときは、
演者も楽しく話すのがいいよね!と
自分にも当てはめて考えてしまうのでした

そ、そういえば、頂いた絵葉書にサインしてもらえば良かったよ…

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