2019.6 かんガエル現状のまとめ

2019年6月現在の「かんガエル」での調査の結果をまとめておきます。

5月末での状況(累計)
アズマヒキガエル 成体415、幼生1648、卵紐バケツ(15リットル)49.6杯

6/1 夜
・北ノ沢繁殖池
岩のスキマにアズマヒキガエル幼生80+(後足あり)
ツチガエル越冬幼生10+
アズマヒキガエルの幼生は岩の隙間にいるので、
すべて取り除くのは簡単ではない

・ラインセンサス(北ノ沢→盤渓)
ヒキガエル確認なし

・ラインセンサス(中の沢)
ヒキガエル確認なし

6/6 昼

・北ノ沢繁殖池
池の構造物をひっくり返すと、上陸間もないアズマヒキガエルがいた
幼体1防除
(累計:成体415、幼体1、幼生1648、卵紐49.6杯)

・付近の堰堤など
干上がり寸前の6/5のまとまった雨で池が復活しました。道具がなかったので防除は行わず。
アマガエルの幼体1
エゾアカガエル幼生20+
エゾサンショウウオ幼生50+
アズマヒキガエル幼生 少なくとも8 足は生えていない模様

6/7 昼

・北ノ沢繁殖池
アズマヒキガエル 幼生~幼体 10 (目視のみ・後日防除予定)

・付近の堰堤
アズマヒキガエル 幼生7 防除
エゾアカガエル 幼生 元気そう
エゾサンショウウオ 幼生 元気そう

(累計:成体415、幼体1、幼生1655、卵紐49.6杯)

6/9 昼

・北ノ沢繁殖池
アズマヒキガエル 幼体14 防除

・付近の堰堤など
アズマヒキガエル 幼生4 防除
アズマヒキガエル 幼生40 防除 (上記と別の堰堤)

(累計:成体415、幼体15、幼生1699、卵紐49.6杯)

・ラインセンサス(北ノ沢→盤渓)
ヒキガエル確認なし

・ラインセンサス(中の沢)
ヒキガエル確認なし

6/16 夜

・ラインセンサス(北ノ沢→盤渓)
ヒキガエル確認なし
アマガエル15程度

・ラインセンサス(中の沢)
ヒキガエル確認なし
アマガエル5程度

6/17 昼

・北ノ沢繁殖池
アズマヒキガエル 幼体1 防除
アズマヒキガエル 成体2(アライグマに殺された模様)

・付近の堰堤
アズマヒキガエル 成体1(アライグマに殺された模様)
アズマヒキガエル 幼生2 防除
エゾアカガエル 幼生多数
エゾサンショウウオ 幼生 見当たらず(上陸?、暑いので潜っている?)

(累計:成体418、幼体16、幼生1701、卵紐49.6杯)

6/20 昼

豪雨のため調査開始できず

6/23 夜

・ラインセンサス(北ノ沢→盤渓)
ヒキガエル確認なし
アマガエル声多数
ツチガエル成体複数(ヒキガエル繁殖池)
エゾアカガエル成体(小林峠)
エゾサンショウウオ幼生(ルート上の止水)

・ラインセンサス(中の沢)
ヒキガエル確認なし
アマガエル声多数

・ラインセンサス(南沢)
ヒキガエル確認なし
アマガエル声多数(市街地以外)

6/30 夜

・ラインセンサス(北ノ沢→盤渓)
ヒキガエル確認なし
アマガエルの鳴き声
エゾサンショウウオ幼生 健在(ルート上の止水)

・ラインセンサス(中の沢)
ヒキガエル確認なし

アズマヒキガエル6月末累計防除数:
成体418、幼体16、幼生1701、卵紐49.6杯(744リットル)

参考 : 「かんガエル」に関するまとめのページ

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Unsatisfactory

In Miyakojima island 宮古島産

ミヤコヒバァ
Miyako Keel-back
Hebius concelarus

大変見つけるのが難しかったヘビ。環境の悪化によるものか、他地域に住むガラスヒバァと比べると、そもそも見かけない。(ヤエヤマヒバァにも嫌われているのか、なかなか出会えないのだけども)

ようやく、出会えたと思ったら、脱皮前で目が濁って体の色がくすんでた。

In Miyakojima island 宮古島産

これも残念な話だけど、見つけたのは偶然。林の中に不法投棄されてたマットレスをひっくり返したら隙間に入ってたんだ。

In Miyakojima island 宮古島産

舌はヒバカリやガラスヒバァと同じく、先端がおしゃれ黒い。

In Miyakojima island 宮古島産

またいつか、脱皮前じゃないミヤコヒバァに会えるかなぁ。

In Miyakojima island 宮古島産

※2019年現在、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類(EN)。レッドデータおきなわで絶滅危惧Ⅱ類。IUCN版(世界版)Red-List Ver3.1でもEndangeredに指定されている。
宮古島市自然環境保全条例の対象種なので捕獲はできません。

※現在宮古島にいるのではなく、過去の写真で書いています

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Like the worm

In Iriomotejima island 西表島産

ブラーミニメクラヘビ
Brahminy blind snake
Indotyphlops braminus

ミミズのような大きさで見た目。動きをよく見ているとヘビだとわかりますが…。

In Iriomotejima island 西表島産

これを見つけてもヘビを見たようなテンションが来ないのですが。

また別のテンションが来る感じ。ちょっといい虫見つけたときみたいな。

In Iriomotejima island 西表島産

動いてないとヘビだってわかんないんだよね。

In Iriomotejima island 西表島産

あー、舌出してる写真、撮ってなかったなぁ。

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不覚

昨日は、外出先で体調悪化。ご心配をおかけしてすいません。ご迷惑おかけした皆様、申し訳ありませんでした。いつもなら外で、発作的な体調悪化をしないように対応対策なるべくして行くのですが、昨日はいろいろ準備不足でした。

仕事の流れは変わってしまったけど、無事に予定していたことは済んで良かったです。

ちょっと今は、活動や仕事絡みで上手に進められていないものもある状態で、立て込んでおりますが、受けさせて頂いている仕事は完遂できるよう体調整えていきますね。

あと、大したことではないのですが、一段落したらWEB関係のお知らせをしますね。

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Prickle

トゲウミヘビ
Hardwicke’s sea snake
Hydrophis curtus

This photograph is prickle on the scale of Hardwick’s sea snake.

2012年まで、日本産両生類爬虫類として扱われていたトゲウミヘビ。しかしその後、リストから削除されました。
(記載根拠となっていた標本の種同定が誤っていたようだ、とのことです。また聞きのまた聞きなので、正確な詳細はわかりません。すいません)

昔の図鑑などではトゲの形状が具体的に書かれていなかったので、もっとすごい長いトゲが全身びっしり…?のような想像をしたりもしましたが、鱗から短いトゲが出ていますね。

キールの延長線上と考えれば、それほど奇抜な組織ではないようにも思えてきます。しかしこれで絡みつかれたら、かなり痛そうです。

※この写真は群馬県にあるジャパンスネークセンターで展示されていた標本を撮影した写真です

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メモ:ヒキガエル類の毒(旧)

改訂版はこちらに。

毒が手にたくさんついた場合に、どう洗ったら効率的なのかを調べててわかったものをメモ的に残しておく。

結果、アルコールでよく揉んで溶かし出してから水で流し去れば良いのかな?という感じ。

ブフォトキシン C40H60N4O10

水に不溶。強心ステロイド。
メタノール可溶・エタノール微溶

ブフォテニン C12H16N2O

水に不溶。アルカロイド。
エタノール・酸・アルカリ可溶
悪心、嘔吐、血管痛。発ガン性。幻覚。

ブフォタリン C26H36O6

ブフォトキシンを加水分解してできる強心ステロイドアルコール・クロロホルムに可溶

◎アルカロイドとはNを含む塩基性の天然物質

◎ステロイドとはシクロペンタヒドロフェナントレン基本骨格の天然物質

蟾酥(せんそ)

アジアヒキガエルやヘリグロヒキガエルの耳腺分泌物、皮膚腺分泌物を集め、乾燥させたもの。”救心”などで使用されている。

蟾酥(センソ)は以下の物質を含む

・ブファリン
・レジブフォゲニン
・シノブファギン
・ブフォタリン
・シノブフォタリン
・ガマブフォタリン

アルコール溶
強心、血圧⤵、血管拡張、胃液⤵、局所麻酔、抗炎症

毒なので、個人が適当な容量で使用しないで下さい。処々の薬効も行き過ぎれば命に関わります。

参考 : 「かんガエル」に関するまとめのページ

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2019.5 令和最初のかんガエル現状のまとめ

2019年5月現在の「かんガエル」での調査の結果をまとめておきます。

4月末での状況(累計)
アズマヒキガエル成体365、卵紐バケツ(15リットル)46杯

5/1 昼
・北ノ沢の産卵池
アズマヒキガエル成体3匹捕獲、卵紐はバケツ2杯。
新規の産卵は7個体分と思われた。
(累計:成体368、卵紐48杯)

5/2 夜
・北ノ沢の産卵池
アズマヒキガエル成体33匹捕獲、卵紐はバケツ0.1杯。
新規産卵は2個体分。
(累計:成体401、卵紐48.1杯)

5/3
・4/27に真駒内公園内でアズマヒキガエルの成体の写真が撮られ、情報が寄せられる

5/4 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキガエル成体4匹捕獲、近辺で轢死体1、卵紐はバケツ0.5杯。
新規産卵4個体分。
(累計:成体406、卵紐48.6杯)
★だいぶエゾアカガエルの孵化が進んでいる
(と思われたがヒキガエルだったのかも)
・右北ノ沢川堰堤群
アズマヒキガエル成体なし。卵紐バケツ0.3杯。新規産卵2個体分。
(累計:成体406、卵紐48.9杯)


・北ノ沢産卵池
周辺でアズマヒキガエル成体7匹捕獲。
(累計:成体413、卵紐48.9杯)

5/7 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキガエル成体捕獲できず(鳴き声1)、卵紐バケツ0.5杯。
新規産卵3個体分。
(累計:成体413、卵紐49.4杯)
★種不明だが、幼生がいっぱい

5/9 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキガエル成体なし、卵紐バケツ0.05杯(取り残しを拾ってきた)。
新規産卵なし。
(累計:成体413、卵紐49.45杯)
★ツチガエル産卵開始。種不明の幼生が数十匹。

5/12 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキガエル成体1捕獲、卵紐バケツ0.05杯(取り残し拾う)
新規産卵なし
(累計:成体414、卵紐49.5杯)
★ツチガエルよく鳴く。卵塊もあり。
★水温高い(25℃以上ありそう)、サンショウウオきついか

5/14 昼
・北ノ沢産卵池(水温25℃を超えている模様)
アズマヒキガエル新規産卵なし、除去できる卵紐もなし
成体なし
幼生多数(この時点ではアズマヒキガエルの幼生か自信が持てず→後にアズマヒキガエルと確定)
エゾサンショウウオの卵嚢の95%は死亡している模様(高水温によるものっぽい)
今季エゾアカガエルの産卵はあったが、幼生は行方不明(死んだ?)
ツチガエル卵塊も育っている

・真駒内公園用水路、奥地の水路的池
アズマヒキガエルの痕跡は確認できず

5/16 昼
・北ノ沢産卵池
アズマヒキ成体は一声鳴いたが、捕獲できず
卵紐はなし
幼生が多数発生
ツチガエル成体がちょこちょこ
エゾアカは確認できず
エゾサンショウウオの卵嚢は見えたものは全滅してそう

・周辺の堰堤等
アズマヒキガエル卵紐1腹分(バケツ0.1杯分)
(累計:成体414、卵紐49.6杯)
アズマヒキガエル?幼生少数(後にアズマヒキガエルと確定)

・他止水調査
アズマヒキガエルの痕跡はなし
エゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵などを順次確認

・真駒内公園
ヒグマ出没により、立ち入り不可

5/20 昼
・北ノ沢の繁殖池
アズマヒキガエル幼生と確定。多数確認(1000弱を駆除)
(累計:成体414、幼生1000、卵紐49.6杯)
エゾサンショウウオの幼生6確認。
(20m程度離れた、ヒキガエルの産卵のない止水に隔離)

・周辺の堰堤等
アズマヒキガエル幼生確認。(100弱を駆除)
(累計:成体414、幼生1100、卵紐49.6杯)
エゾアカガエルとエゾサンショウウオの産卵はあったが幼生を確認できず

5/22 昼
・北ノ沢の繁殖池
アズマヒキガエルの幼生500弱を駆除
(累計:成体414、幼生1600、卵紐49.6杯)

・周辺の堰堤等
アズマヒキガエル成体1を河川内で捕獲
幼生20を駆除
(累計:成体415、幼生1620、卵紐49.6杯)
エゾアカガエルの幼生20+を確認(ヒキ幼生と混泳してて厄介)

5/23 夜
・打ち合わせ(今後の活動の検討)

5/25 旭川にて活動の発表

5/28 昼
・北ノ沢繁殖池
アズマヒキガエル幼生 少数(道具がなく駆除活動できず)
後肢が伸びてきている

5/30 昼
・北ノ沢繁殖池
アズマヒキガエル幼生 16防除
(累計:成体415、幼生1636、卵紐49.6杯)

・周辺の堰堤など
アズマヒキガエル幼生 10程度(道具不十分につき防除せず)

5/31 昼
・北ノ沢繁殖池
幼生見えず(しかし確実に取り逃しはいる)

・周辺の堰堤など
アズマヒキガエル幼生 12防除
(累計:成体415、幼生1648、卵紐49.6杯)

・砥山地区
アズマヒキガエル確認なし
ツチガエル
アマガエル声

参考 : 「かんガエル」に関するまとめのページ

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旭川でのワークショップ2019(北海道自然史研究会)

I reported about “Bufo japonicus formosus” which is Alien species in Sapporo-shi Minami-ku Kitanosawa area at the
Kamikawa Education and Training Center.

北海道自然史研究会の旭川でのワークショップで2019年5月25日に報告をしました。演題は「札幌市北の沢のアズマヒキガエルの生息状況とその取り組み」です。

2019年5/25(土)−26(日)
25日: 13:00~17:30 外来種フォーラム

基調講演
13:00~14:00
・北海道に定着したアズマヒキガエルの影響を探る
岸田 治(北海道大学北方圏FSC)

発表演題
14:00~14:30
・道内におけるアズマヒキガエルの生息状況調査結果について
坂村 武(道環境生活部 生物多様性保全)
14:30~15:00
・住民連携で成果をあげる深川市のアズマヒキガエル駆除活動
八谷和彦(深川ひきがえる バスターズ)
15:00~15:30
・札幌市北の沢のアズマヒキガエルの生息状況とその取り組み
徳田 龍弘(両爬の生態系をかんガエル・札幌市南区チーム)
15:30~16:00
・函館のヒキガエルはどこから来たのか?その謎を推理する!!
斎藤和範(北海道教育大学 旭川校)
16:00~
・その他

19:00〜21:00 ワークショップ(ヒキガエル駆除体験)

26日:深川市音江町の駆除試験地見学

私の発表報告は「かんガエル」の設立理由、調査活動の紹介、2019年の発生状況と防除活動の紹介でした。

ご清聴ありがとうございました。

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Greenish

Elaphe quadrivirgata
Japanese four-lined rat-snake
縞蛇(シマヘビ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D-MKII*

久しぶりに、緑っぽいシマヘビを見つけた。道北や道東でたまに見たけど、札幌でもいたんだね。

緑っぽいシマヘビは、話題に上がることも少ないが、「緑っぽいシマヘビ、たまにいるよね」と盛り上がって話をできたのは、過去に一人だけしかいなかった。興味を惹かないのか、認識されてないのか…。

このシマヘビの写真、首のあたりを中心にじーっと見てると、緑っぽいのがわかるだろうか。茶色ベースに薄いミント色のような緑色。これ写真撮ってもうまく残せないんだけど、この写真はわりと残せたほう。

「青を表す色素」(両爬だと虹色素胞が多い)を持っているんだろうかね?

写真をそのまま出しても、たぶん茶色と言われるので、敢えて、すごく久しぶりだけど Snakes log 枠でアップしてみた。

自分的には「すごい緑のシマヘビ」なんだけど、シマヘビをたくさん見比べないとわかりにくいといえばそうなのかも…。

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今日ドキッ(2019.05.13)

I was interviewed by TV (HBC). It was a program about Eastern Japanese common toad which is an Alien species in Hokkaido.

HBCの「今日ドキッ」というテレビ番組で、5月13日の夕刻に取材が放送されました。北海道では外来種となるアズマヒキガエルが札幌市北ノ沢で見つかったこと、ヒキガエルのエゾアカガエルに対する影響についての報道でした。

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