Baikada with baikada

I was able to come across the snake which wanted to encounter. She is quiet, but it is a pretty, thin snake. Her species name is Sakishima wolf snake.

イシガキモリバッタ
Locust sp.
イシガケチョウ

ざっと雨が降った。そして夜には上がってくれた。一気に湿度が上がり、だけど雨の降っていない状況が出来上がった。

クロイワオオケマイマイ
Snail sp.

気温は高くなく、風が強いが比較的チャンスな感じの天気でした。

オカタニシsp.
Mud snail sp.

アオミオカタニシは見つけられないのだけど、
なんだか奇抜なオカタニシは見つけた。

この外套膜(殻)の模様、かっこいい!!

オオゲジ?
House centipede sp.

オオゲジも結構いるんだけど、周りが濡れているせいかあまり表には出ていない。ちょっとほっとする。この写真の個体はオオゲジの幼体なのか、別種なのかわからないけどオレンジの斑紋が思いのほか綺麗だった。

オオゲジが動く様を真横から見ると、やっぱり浮いているように見える。。素晴らしいサスペンションですな。

さて主眼のヘビの方はと言いますと。。。サキシマハブを5個体見てヨロコビ、悶え。

サキシマハブ
Sakishima habu

やはり天気のせいかサキシマハブはいたるところに。見つかっても急いで逃げ出さないゆるい蛇だ。毒蛇だからかもしれないけども。。。しばらく乾燥してたから、あんまり餌にありつけなくて餌場に固執したんだろうかね。

そしてサキシマバイカダを10年ぶりくらいに見つけて跳ね上がる。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

道路を流していて、路上に光る長いものを発見。ほ…細いっ。

即、車を止めて飛び出していった。ブリッキーヌさんも一緒だったが、なんか笑ってた。(呆れてる?)すごいスピードだったらしい。やっぱり走る車から見てもサキシママダラとの識別は出来る。サキシマバイカダも路上ではゆるい。路上で意外とサキシママダラは素早い。

その後、案の定サキシママダラに逃亡され、さらにはサキシマアオヘビ現る。

サキシマアオヘビ
Sakishima green snake

だいぶ大きくなった個体だけど体に黒い小斑点が多い。意外と若いらしい。それにしてもサキシマバイカダもサキシマアオヘビもピタッと止まらないから写真が非常に撮りにくい。アオヘビはバイカダより始末が悪い。常にゆるゆる動くのだ。バイカダはコマ送りみたいな動きする瞬間狙えば何とかなるけど…。

ゆるゆるゆるゆるぅぅゥァ!!イライラする~っ。ピントが合わないのです。。。

本日最後のヘビは不明のヘビ。ホテルに戻る途中、探してもいないのに道路の端にちょろっといて取り逃がす。。。(形と色はイワサキセダカヘビかサキシマハブの赤型といったところ)

なんだかんだ言っても、サキシマバイカダは素晴らしい。サキシマバイカダとサキシマアオヘビは個体の図鑑的写真も多くないので昼にも撮りたかったので誘拐しました。でも夜の写真もいろいろ必要だし、撮っとけ撮っとけと、撮りまくりました。このシダに乗せた写真は、不安そうな顔してます。シダのような頼りない植物には普段乗らないのかもしれません。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

改めて惚れ直します。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

かわいらしいメスでした。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

上の写真の感じからみると明らかなメス。だけど

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

こちらの写真だと、「一般のヘビ的」な雌雄鑑別ではむしろオス的な尾のつきかた。だけど、後にオオカミヘビ系に詳しいかたに伺うとバイカダのオスの場合、ヘミペニスがあるので「膨れている」くらいだという。

他の一般ヘビではメスがヘミペニスがないので尾はしぼむように細くなる。オスはヘミペニスがあるので尾はなだらかに細くなる。バイカダではメスはヘミペニスがないので尾は普通に細くなる。オスはヘミペニスがあるので尾の基部が膨れている。ということになるだろうね。

しかもこの個体をよーく観察してみると妊娠してるかもしれない様子でした。(懐中電灯で透かしたら、一部卵構造のようなものが見えた)体が細くて意外と透けないので、透かしまくってもその一瞬だけしか確認できませんでした。外観からはまだ目立って卵がある様子ではなく、触診もちょっと怖かったので、置いておきました。

さて、

タイワンサソリモドキ
Vinegaroon sp.

他の生き物たちに目を移すけどやっぱり節足動物が多いね。タイワンサソリモドキは常連だけど、なんかこう、奥ゆかしい紫色を撮りたいけど、なかなか上手くいかない。

タイワンクツワムシ
Grasshopper sp.

昨晩の巨大コロギス(後にヒノマルコロギスと判明)も威圧感満点だったけど、このバッタ系昆虫での私の天敵No.1はやっぱりこいつ。クツワムシ系だ。

昔、クツワムシを掴み、思いっきり咬まれ、ショックで驚いて握りつぶしてしまったというトラウマ。昆虫とは思えないほどの大音量の鳴き声。おおお、恐ろしい。なんと言う昆虫だ。

オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

本日もオオハナサキガエルはポコポコといる。だけど逆にコガタハナサキガエルを見掛けない。今回だけのふしぎな傾向。

そもそもオオハナサキガエルの方が広く分布してる感じで、渓流の少し離れた所でも見るイメージで、コガタハナサキガエルはほんと渓流わきでしか見ない。

オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

こんなに緑になっちゃっても同種と言う反則技。アマミハナサキガエルもハナサキガエルも緑になるけど、そういえばコガタハナサキガエルではまだ緑見たことないなあ。いるのかな?

タイワンオオムカデ
Centipede sp.

で、出たぁぁ…。の中大サイズのムカデ。ブリッキーヌさんと「でかい、でかいよね・・・」とおののきながら手と比較しながら撮影。ムカデも森で見る奴は静止してて撮りやすい。地面で這いまわってる奴を撮影するのは無理無理(--;

ヤエヤマアオガエル
Owston’s Green Tree Frog

カエル的一番うれしい種はこれだったかも。ヤエヤマアオガエルは時期を外れると目にするのは少ない。今回は種としてはヤエヤマアオガエルはたくさん見たんだけど上陸直後のチビ個体ばっかり。なんとなく消化不良なところでこの、スリムドカンの登場。アオガエルの仲間ではいちばん好みかも。

シュレーゲルアオガエルのようにモッタリでもなく、モリアオガエルのように節操無くでかいわけでもなく、オキナワアオガエルのように妙な平たい顔でもなく、、バランスいいんです。自分の好み的に。(カジカ系やアイフィンガーも嫌いじゃないけどやっぱり緑っていうのはいいよね)

サキシマヌマガエル
Sakishima Rice Frog

で、今回なかなか姿の見れなかったこいつも最後には現れて、
ひとまずカエル的満足。オオヒキガエルもたくさんいたのだけれども、個人的に美しさを感じないのと、あんまり触りたくないので写真は撮りませんでした。。

宿に戻った後、サキシマバイカダと一緒にお風呂に入りました。

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

お湯に一緒に入ったわけじゃなくて、ユニットバスのとこで写真撮ったんです。

さて、翌日。フィールド出れるのも最終日。

サキシマバイカダでだいぶ満足してしまったけど、出来れば四珍には会っておきたい。四珍とは八重山の珍しいヘビ四選のことで、人によって出会いにくいヘビがいるため、四珍が人により違う。他の人の四珍ではサキシマアオヘビやサキシマバイカダも入るようだ。

私の四珍は
イワサキワモンベニヘビ
ヤエヤマタカチホヘビ
ヤエヤマヒバァ
イワサキセダカヘビ
です。

ヒバァは見かけることはあるけど、ほとんど撮影に至りません。逃走率が異様に高い。。

本日の動きですが、この旅で初めて昼に動きました。川平へ行って周辺でウミヘビでも…と思ったけど、それほどお天気も良くなく、「体力の限界っ…!」(千代の富士引退会見より)
も迫っていたので、大事を取ってドライブのみに留めました。

於茂登トンエルの前で道路工事をやってたんだけどその信号待ちの時に、横にほかされた哀れなサキシママダラだったものを見掛けた。

そういえばサキシママダラの写真をほとんど撮っていない。。それで、そのあとサキシマアオヘビとサキシマバイカダを伴って形態の写真を撮らせてもらおうと捕まえた場所に連れて行った。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

コミノクロツグのような芯のしっかりした植物では安心した足取り(足ないけど)を見せてくれました。外見的にヘビは…という方に、このアングルはいかがでしょう?

サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

ヘビと言うより、虫っぽい。イワサキセダカヘビが変態な顔つきと言われますが、このサキシマバイカダも変態な顔つきと言われればそうなような。

黒目がちな顔が可愛い!と思う方、実はサキシマバイカダは思いっきり羊の皮をかぶった狼ですぜ。本当の黒目は違うんだ。カラーコンタクト詐欺みたいなものですぜ。

そして夜。

今日は早く寝れそうです。お天気良すぎるから。この4日間、全て違う天気をあじわえました。乾燥した初日。海風と霧で湿度が上がったものの雨の降らない2日目。雨降ってウハウハの3日目。

本日は4日目。スカーっと晴れた夜になったのですが、放射冷却なのか、海風が冷たいのか、気温がぐんと下がって生き物の気配が全体的に薄かった。これはダメかもなー…。と別のポイントも行ってみました。(正確にはブリッキーヌさんの案内で連れてってもらいました)

天気は悪い(爬虫類的に)。それでもサキシマハブは現れてくれるいいやつだ。

そのポイントはオタマジャクシ大量生産場所だったのだけど、
そのオタマジャクシを狙ってか、サキシマハブが排水枡の前でおくつろぎでした。なんか、ハブだけど…。ヘビが見れると安心するなぁ。

サキシマアオヘビもあと十分早ければ生きていたころの君に会えたかもしれないのにね、ってのが落ちてました。

とにかく、ヒメアマガエルが多いところで

ヒメアマガエル
Ornate Narrow-Mouthed Frog

今まで行っていたポイントとは生物相が違うんだね。溢れださんばかりのオタマジャクシを狙いにサキシマハブも来てたし。ここならヤエヤマヒバァも探しやすいかなぁ…。と今後のフィールドにつなげるようなことも考えてみる。

オタマハンターなのか、別の水生昆虫狙いなのかわからないけど、こいつもたっぷりいた。

イシガキアオグロハシリグモ
Spider sp.

すっごい排水枡にたくさんいたけど…。全くいない排水枡もあった。オタマジャクシの数に比例してた。このクモも、いつものポイントでは見なかったなぁ。

沖縄のハシリグモと言うと渓流のイメージ強いんだけど(久米島でさんざんアオグロハシリグモと遭遇した)イシガキアオグロハシリグモは止水が好みなんですかね。いつもの渓流にはホソミアシダカグモ?ばっかりでした。

さて、4日間、いっしょにフィールドにつき合っていただいた
ブリッキーヌさんには大変感謝しています。お土産までいただいてしまいまして、何とお礼を言っていいやら。ありがとうございました!

今回の沖縄のフィールドはこれでおしまい。お疲れまさでした。

…余談…

結局あのあと、サキシマバイカダの雌雄の判別が自分ではつかなくなっちゃってオオカミヘビ系に詳しい方に相談したら、やっぱりメスで、やっぱり妊娠の線は濃い。という結論に。

サキシマバイカダの産卵については5月に6卵という記録が文献には残っているのですが、孵化期間などに関する記録はどうやら取られていないようです。おそらくはちゃんと孵化までさせている飼育した方もいると思うのですが。で、相談して、折角だから記録を取りましょうということになりこのサキシマバイカダは今、預かってもらって産卵を待っています。記録を取って、その記録は何らかの形で文献に乗せてもらえるようお互い出来ることをして出したいと思います。そしてその先は未定なのですが、生まれ来る子、そしてその母体を野生に戻すのか、生態をじっくり観察するのに手元に置いて観察、何かわかればまた文献を書いていくのか、いろいろ考えて相談して進めたいと思います。おりしも、ヘビの感染症らしきものも出てきており、(山口県の岩国のシロヘビが偽膜性腸炎で死亡している)カエルツボカビの時のように、一度捕まえて保管したものを野生に戻すべきでないという議論も出るかもしれないので、そのあたりもいろいろ考慮したいと思っています。

個人的には、数個体を手元に残して観察し、残りは健康上の問題のないことを確認したうえでいずれ捕まえたところに返してあげれれば、と思っています。

追記:6/27
産卵をしたとの知らせを受けましたが、残念ながらダメ卵だったそうです。残念でした。

追記:10/13
現在、このサキシマバイカダは我が家にいてもらっています。リリースについては真剣に考え、現在は安易に野に戻すべきではないなあ、と考えていますが、これからも真剣に考えていきます。

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Okinawa Snails

I went to Okinawa to meet my friend who was just married. And I went to field in Okinawa long long absence.

シリケンイモリ
Sword-tail newt

友人の結婚披露宴に出席のため、久しぶりに沖縄にやってきた。北海道からだと沖縄はなか行けない場所なので折角だからフィールドも兼ねて行きました。

西表島でウミヘビを操っていたことから衝撃的な出会いをした現ガラスのトンボ玉作家の彩元堂さんや現ウミヘビの研究を続けている化野さん、そして玉泉洞でヘビを扱うMさんと沖縄本島南部を歩く。

久しぶりの沖縄、沖縄人は寒いと言っていたが、半袖でも寒さを感じず、少し歩くとジトーっと汗をかく。これが北海道在住と沖縄在住の差だろうか。

しかし、沖縄のヘビたちにとっても本日は寒いらしく姿を見ることができない。

なぜか、目につくシュリマイマイ?に目を奪われ、マイマイばっかり見始めてしまった。

シュリマイマイ交接
Snail sp.

このシュリマイマイがたくさんいたんだけど踏んでしまうくらい大量に出ていて、しかも踏み死にした仲間をウネウネ食べに集まってくる。そんでその場面で相方と出くわすと交接を始める始末。。人間感情からみると、かなりすごいことになっておりました。。。

あ、マイマイじゃないけど、アオミオカタニシが美麗で美麗でたまらん。

アオミオカタニシ
Mud snail sp.

なんで素直にカタツムリじゃないのかというと、フタがあるんだ。

この日のフィールドが終わってから写真の整理をしたら半分近く陸産貝類(マイマイとかオカタニシとか)だったのにはびっくらこいた。

オオカサマイマイ
Snail sp.

このオオカサマイマイ、平べったい。最初ケマイマイかと思ったよ。

アマノヤマタカマイマイ?
Snail sp.

暗い写真でスイマセンね。ライティングで遊びながら写真撮っていたんだけど、ちゃんとした写真を残せていなかった(^^;
形的にはこのヤマタカマイマイが好みだな。なんというか、貝の形が美しいもの。

で、やっぱり見なれなくてダメなのがコイツ。

アシヒダナメクジ
Slag sp.

ナメクジの名を冠しながらその乾燥した肌具合、動いてんのか、生きてんのかすらもよくわからん。まあ、ナメクジよりイソアワモチっていう海の仲間に近いらしいと聞かせてもらった。うん、これはナメクジじゃないだろう。

もちろん、爬虫類も撮ってて、クロイワトカゲモドキにはいつも萌える。なんだあの生き物。なんだってあんなに素敵な生き物なんだろう…。

クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

天然記念物であるのだが、身近でうろうろする緊張感の低さがほほえましい。だからこその天然記念物なのでしょうけれど。ほんでカッコいい生き物ですね。

クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

瞳孔は本当はもっと太い状態なんだけど、撮ってるうちにライトでどんどん細目になって行くんだよね。赤ライトとか使わないといかんかなあ。蛇だとここまですぐに細くならない奴が多いのだけど。

クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

尾を振り上げて威嚇。というより、尾を囮にして逃げようとする前段階だね。緊張感があって、構図も取りやすいです。(ただし、多くの場合同じような写真になる)

マイマイとか探して葉っぱの上ばっかり見てる私だったのでもちろんヘビなど見つけることも出来ないでいたが、こんなやつは見つけられた。

ミナミヤモリ
Gecko sp.

木に付いていたのだけど、扱ってるうちに下に落ちてしまった。普段、地面に潜んでいるときはこんなあからさまに葉っぱの上にはいませんが、これでもかなりな迷彩になっていますねぇ。

そうこうしているうちに彩元堂さんがヒメハブをめっけてくれた。ヒメハブは木の根の陰に入ってて、さらに水中だったので、スネークフックで出して写真撮ろうと思ったのだが見事に逃げられてしまった。
ヒメハブだからと油断していたが、本気を出せばやっぱり早いよね。。。

そのあと、ブラーミニメクラヘビの妊婦さん。

ブラーミニメクラヘビ
Brahminy blindsnake

このときのメクラヘビはいつものような石の下でなく、地面を徘徊していました。彩元堂さんや化野さん曰く、夜はこうして出歩いているそうで、夜行性だなあと認識しなおしました。

ブラーミニメクラヘビはメスの単為生殖なので、この時期、メクラヘビをゲットするとだいたい妊娠個体だったりします。この個体もでっぷりしていて、そろそろお産ですね~。メクラヘビは徘徊してたのでそのまま撮ったり引っ張り出して撮ったり。
メクラヘビと言えど、臭いは結構すると聞いて触ってみたら、あ、臭い。これまた臭い。ごめんくさ…

さらには化野さんがアマミタカチホの妊婦さん発見で、自分は全く働かずして、ヘビを見せてもらうというVIPっぷりだった。

アマミタカチホヘビ
Amami odd-scaled snake

それにしてもアマミタカチホヘビはなんつー美しいヘビなんだろうね…。
その闇にまぎれたさそうな、背中の紺色と、どういうわけか目立ちたさそうなフレッシュな黄色い腹がツボにはまって、いろいろマクロな写真も少し撮らせてもらって、元の位置にリリースしてきた。
災難だったと思うけど、いい子を産んでください。

お三方には夜中の3時過ぎまでお付き合いいただいて、VIPで申し訳ありません…。
オキナワキノボリトカゲもお休み姿勢です。(目を開けて起きちゃいました)

オキナワキノボリトカゲ
Ryukyu tree lizard

でも良く見ると寝てそうなんだよな~。目が、目がね。。。ライティングかえるとホラ。

オキナワキノボリトカゲ
Ryukyu tree lizard

目が、目がぁ~!!

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Rain

Rain. Rain. Rain. I don’t know fields around Sapporo. I feel fields around Sapporo. If it will be rain, I’ll go out my house.

キンケトラカミキリ
Long-horned beetle sp.

札幌の周りのフィールドを知らなさすぎる。いろいろ探すにあたって、何も知らないのはよくない。今回は札幌南部で自然探索会にちょこっと参加させていただいて、そのあとさらにヘビの予備調査に向かってみた。

この写真は家のすぐそばで見つけたキンケトラカミキリ。腹部背面です。トラカミキリってなんか好きですね。

オカモノアラガイ
Refined Amber Snail

鳥メインの観察会だったけど雨模様で鳥少なく。でもオオルリのさえずりは見ることができた。自分は、ちょっとストロボをコンデジでいろいろ試したくて、鳥の観察会なのに双眼鏡を持たずにコンデジ…。ごめんなさい。でも、ゆっくり小さなものを見ることができました。

雨だけに、エゾマイマイっぽいの、サッポロマイマイっぽいの、オカモノアラガイ。良いですなぁ。ところが、写真に撮ってみるといわゆる「マイマイ」は形よく撮れるのだけど、オカモノアラガイは本当に映えない。いろいろ撮ったけど映えない。地味で、甲羅と身の色の差が少なくて、甲羅も小さい。

ツタウルシ
Lacquer tree sp.

夢中になりそうになるとこいつが生えてる。自分で認識していなかったツタウルシ。こういうものだったか。ものすごいかぶれる植物なので要注意。ってか、フィールド危険物なんだからちゃんと覚えとかなきゃいかんのに頭に入らない。写真撮ってアップしとけば覚えるかな?

オカモノアラガイ
Refined Amber Snail

結局、オカモノアラガイはこのアングルが一番美人なのではないかと。トび気味なんだけど…(白飛び)意外とムズいぞ、こいつ。

観察会もゆっくりさせてもらって、そのあとは温泉へ。温泉で蛇探しと行きたいところだけど、こうもひどい雨じゃ、どうしようもない。ということでゆっくり浸かって、聞き取り調査。従業員さんたち、ありがとう(^^)

しばらくこういう温泉の旅も良いかもしれんのう。

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Eagerness

I have begun to be eager. I cannot find the snake. But, as for such time, I keep it in mind to take it easy to see other creatures.

オカダンゴムシ?
Wood louse sp.

暖かい日も来るようになった。ぼちぼち蛇探しに出ているが、今のところ北海道では今年はまだだ。何しろ今年は自分でヘビをほとんど見つけていない。ちと焦る。

さて、Hさん家族とIさん家族とで市内の公園に行ってみた。なんと子供総勢6名!子供は見る目いろいろで、こちらも見つけられないようなものも見つける。北海道では、あまりダンゴムシを見つけていない。(ワラジムシばっかり。でも札幌では時々見つけている)でも、子供の目には簡単に見つかるようだ。

この女の子は少なくとも3匹は見つけていたみたい。


蠢く幼虫(Youtube
ハバチの幼虫かなあ…って感じの蠢くものども
Larva (I can’t know these insects.)

別の子が「なんかうじゃうじゃいる~!」と叫ぶので見てみると、うわぁ…。って感じの集団。
こういう発見眼はいつまでも大事にしてほしいところ。

ミシシッピアカミミガメ
Red-eared slider (Naturalized species)

大量の子供たちの前で、ヘビを発見し見事に捕獲して、お山の大将になる計画は、あえなく失敗。

暖かさは申し分なかったのだが、風が強めだったのと、人出がやや多かったのが敗因かなあ。このアカミミガメを発見するので精一杯だった。

チャイロオオイシアブ?
Horse fly sp.

日を改めてまた同じ場所に行ってみた。(車検の時間つぶしに)この日も天気は申し分ない。

ヘビ撮影スタイルが今一つ定められないので、この日はコンデジだけ持って行った。
もし、ヘビを見つけたら捕獲して袋に入れ、車内に置いてある一眼デジであとで撮影させてもらおうと思った。そのため、昆虫と魚眼の写真が多くなってくる。

フデリンドウ
Gentiana zollingeri

と、いいつつ植物もたまにゃよかろう。これはフデリンドウだと思う。。背丈が2cmくらいしかない、なんともミニマムな花。いつも思う。
盆栽みたい。

サッポロマイマイ?
Sapporo snail?

陸生貝類も動き出している。オカモノアラガイやこのサッポロマイマイっぽいのがいくつか。
感覚的にしか見分けていないんだけど、エゾマイマイっぽい、いぶし銀なカラーのマイマイは見れなかった。具体的にどう識別していいかよくわからない。
ただ、基本的には北海道には「マイマイ」はサッポロマイマイとエゾマイマイが大勢だそうだ。

ダニ sp.
Tick sp.

なんか、ハダニとかタカラダニっぽいカラーのダニを見つけた。ふつうこれらは数mm単位の小さなやつだけど、なんかこれ、でかかった。。。1cmくらいあった。吸血後のマダニクラスのでかさだよこれ。

私はダニが嫌いだ。マダニはあのでかさでも、なんとなく固いからまあいい。(本当は良くない)
赤いダニは小さいから、まあいい。(本当は良くない)
このダニは「まあいい」と思える要素が全くない。ダメ。もう。悶えてしまう。。。(ダニ好きな方、ごめんなさい)

マイヅルソウ
Snakeberry

地味だけど、よく生えている舞鶴草。ポチポチ(蕾?)が面白そうなんで魚眼してみた。いままで、魚眼使いながらF値をいじってなかったんだけど、(不勉強…)やっぱ絞ったほうがいいね!いまさらながら面白い。
で、さっきwikipediaでマイヅルソウを調べていたら英名が「Snakeberry」だってね。でも「Snakeberry」で検索してもマイヅルソウ出てこないね。きっと俗称なんだね。
ヘビが見つかんないのに、変なとこでSnake見つけてびっくりしたよ。

エゾハルゼミの抜け殻
Cicada sp.

そういえば、この間子供たちと行った時は鳴いてなかったけど、(新しい羽化殻はあったけど)4日後のこの日はエゾハルゼミが少しずつ鳴き始めた。ちゃんと夏には向かって行っているようです。早くヘビ見つけたいよ…。

結局、撮影スタイルは一眼も常に持ち歩きたい、という結果に。リュック型のカメラバッグが欲しい。(しばらくは普通のリュックで頑張る)

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No reptile

I stayed hokaido east area 10 days. Until I stayed, it is cold everyday… So I couldn’t see reptiles. But I enjoyed other creatures.

マイマイsp(エゾマイマイ?)
A kind of snail.

道東編後半です。6月の後半なのに、かなりの寒さでした。そのせいで爬虫類は1匹も見ることができず…。仕方ないわな。代わりに色々な環境を体感してきました。ガレ場を探っていたら、マイマイが隠れていました。

北海道の本土でいわゆる「マイマイ」(モノアラガイやキセルガイなどは含まないという意味で)には、エゾマイマイとサッポロマイマイが主に分布するそうです。サッポロマイマイはいわゆる縦筋のはっきりしたマイマイで、エゾマイマイは褐色で筋がはっきりしない感じのタイプが多いみたいです。

写真のはなんでしょうね?関東でマイマイを見ていた時、縦筋タイプのマイマイ稚貝はちっちゃい時からはっきりと親と同じ紋様だったので、こっちはエゾマイマイで若いのかも知れないね。

レイジンソウsp
A kind of Aconite.

少し時期が遅かったかもしれないんだけどレイジンソウspが密生しているところがありました。花弁の距(花の後ろ半分)が長い、長くないなどでオオレイジンソウとエゾノレイジンソウに分けられるみたいなんだけど、図鑑によってバラバラで(同一種にしてたり、オオレイジンソウは北海道にない、としていたり)、分かりづらい。※花の距は筒の中で見えていない。見えているところは萼。

私はこれくらいの距の長さのやつしか見たことないんで、わからないんだけど、確実に違うって画像を並べて見てみたい。キンポウゲ科トリカブト属の一種であることは間違いないけどねぇ。鮮やかな紫の花が多いこの属の中で黄緑色した花を咲かせるこの種類が好きなんだよね。

オジロワシ
White-tailed sea eagle

草原で鳥を探そうと思ったら真上をでっかいのが飛んだんでポチっと撮ってみた。ボロボロで尾も白くないけど、オジロワシ。でも、夏に見ると不思議な感覚になるな~。

オオジュリン
Reed bunting

草原ではちょこちょこさえずりが聞こえるんだけど、時期が遅いのと日が昇りきっているからか、姿はほとんど見れず。ちらっと飛ぶ姿とか見えるけど、写真撮ったり、ゆっくり観察できないんだな。

そんななかで、オオジュリンの綺麗な夏羽がいてよかった。本当はマキノセンニュウとか撮りたかったけど、あの目立ちたがり屋のようなノゴマすらあまり表に出てこない状況じゃ、厳しかったかなあ。

 エビsp.
A kind of shrimp.

今度は川。細い川の河口域だから、汽水に近い状況かなあ。透明のエビ。スジエビとかヌマエビとかその仲間だと思うけど、識別は無理そうだね。

イトヨ…だと思う
Three-spined stickleback?

目の前をブルーメタリックな魚がちょこちょこしてたので、捕まえてみるとイトヨ系。トゲとか確認しなかったけど、分布や全体的な雰囲気から予想するとイトヨが一番近いかな。エゾトミヨとか似たやついるけど…。

巣、壊さなかったと思うんだけど…。イトヨ系がこんなに身近な魚だと思わなかった。。

オバボタル
A kind of FireFly.

拠点の近所の森を今回はウンモンテントウ探して数回歩いたけど、
ウンモンテントウは見つけられず。寒かったかな。体にたかるのはカとダニばかり。そんな中、水気もないのに突然ホタルがいたんで、写真撮っておいて調べたら、光らないホタルのオバボタルだったみたい。生活史には川などの水域は必要ない種類なんだね。

アオジョウカイ
A kind of soldier beetle.

寒くてもアオジョウカイやジョウカイボンは元気に動き回ってた。
ジョウカイボンとカミキリモドキ、それとハナカミキリ類は、雰囲気似てるよね。

サイハイラン
A kind of orchid.

ランの仲間もいくつかあったみたいだけど、これみたいに、はっきり分かりやすい花がいいなあ。

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Carnivorous plant

I went to work in Environmental research. Because I resarched bird, I don’t write Bird list when I resarch. But I introduce other creature little. I found Carnivorous plant, “Sundew”. I’m glad to found it.

モウセンゴケ
Sundew

モウセンゴケ、有名な食虫植物ですが、私、初めて見ることができました。モウセンゴケにも別種があって、ちょっと違うのもあるようですが、これはただのモウセンゴケのようです。
食虫植物と言いますが、大した植物だと思います。勝手に近づいてくる有機物(生き物)を、根ではなく葉や花で消化吸収してしまうのですから。

今年の冬にぶっ倒れてから、札幌の実家に移動し、初めて環境調査の仕事に復帰できました。素直に、働けることに喜びを感じます。もちろん写真で食えれば最高ですが、そうもいきませんからね。下積み下積み。
そして環境調査は、いろいろな生き物の生態を理解して学習することができます。そして業界にはそれぞれの生き物のスペシャリストがおり、その方々から興味深いお話も聞くこともできます。
そういう点で、私がこの業界で働かせてもらえることは、とてもありがたいことだと思っています。今は、純粋に自分の活かせる能力を活かして働き、そして能力を伸ばすために、吸収できることは吸収していきたいと思っています。

エゾマイマイ
Ezo maimai

今回は、いろいろなことを教えてもらえたのですが、北海道のマイマイ型のマイマイは、エゾマイマイとサッポロマイマイがほとんどであることを聞きました。意外と少ないんですね。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

そこそこ標高が高かったので、まだかなりのエゾアカガエルが水辺近くをうろうろしていました。稀に見られるアーミータイプ(黒点付き)だったんですが、見かけた個体はすべてアーミータイプでした。
北海道とはいっても、広いし、大きな山やいろんな要因で生息地が分断していることも考えられるので、そういう個体群に分化している可能性もありますね。
アオダイショウも幼蛇の轢死体を1つ拾いましたが、50cmそこそこ。今年生まれかと一瞬思ったんですが、おそらく去年生まれですね。ご愁傷さまでした…。残念。

ヒメウスバシロチョウ
A kind of Japanese Clouded Apollo

これも全く知らなかったことなんですが、このヒメウスバシロチョウ、名前からしてシロチョウ科と思い込んでいましたが、なんとアゲハチョウ科なんです。
確かに、胴体はほっそりしたシロチョウ科というより、図太いアゲハそのものですね。。。ほんと、知らんことばっかりで勉強になるっす。

調査の方はというと、姿を見れる種に関してはある程度大丈夫だった気がしますが、鳴き声の認識がまだまだレベルが低すぎです>自分
北の大地で繁殖する鳥たちのさえずりを普段のフィールドでもしっかり聞いておかないと。。。精進ですな。

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Wonder

Aegista vulgivaga
English name is unknown.
大毛蝸牛(オオケマイマイ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS KISS DX*

子供の頃、アジサイの葉の上で見るマイマイをカタツムリと呼んでいました。時々、石垣にいるとんがった細長いのもカタツムリ、黒いのも、縞々なのも、カタツムリでした。
私がヘビに夢中になるようになり、マイマイだけを食べるイワサキセダカヘビを知りました。また、沖縄本島でそのヘビを飼っている人に、餌のマイマイを採ってもらうよう頼まれ、少しマイマイを学びました。
In childhood, I was calling a snail seen on the leaf of the hydrangea “Katatsumuri” In the stone wall be sharpened long and slender, and black body, and had line on shell… All any snails were called “Katatsumuri”. I came to be absorbed in a snake and knew Iwasaki’s slug snake which ate only a snail.

私がカタツムリと呼んでいたものは、マイマイ類、オカタニシ類、キセルガイ類、オカモノアラガイなど。そしてナメクジ類もカタツムリに近いとわかり、更には、「貝」の仲間であることを知りました。
There were various kinds to the thing which I called “Katatsumuri” and knew that it was the companion of “the shellfish”.

イワサキセダカヘビは、オカタニシのように蓋のあるものは食べず、マイマイを食べます。右巻きのは食べやすいけど、左巻きのは苦手です。マイマイのなかでも、沖縄産のものでは、オキナワヤマタカマイマイを好むと。オキナワヤマタカマイマイは、腰~肩くらいの高さの、樹木や草本上に多くいました。マイマイもいろいろ住み分けるようです。マイマイは移動能力が劣るので、島では島特産のマイマイが産出します。山形県の飛島に行ったときも、島特産亜種のトビシママイマイを
見つけて喜んだりしていました。
Iwasaki’s slug snake doesn’t eat the one with the lid, and it eats snails without the lid. It is not good eating “Sinistrorse snail”, but he eats “Dextrorse snail” easily. Because it is inferior in locomotiveness, the snail of the special product produces snail in the island. When I went to Tobi-shima Island of Yamagata, I was pleased to Tobi-shima snail (Euhadra grata tobishimae) of island special product subspecies.

青梅へ引っ越し、ヤマコウラナメクジなど見つけて喜んでいると、憧れのマイマイ、ケマイマイ類の情報が入りました。なんと、自宅から歩いて3分です。石垣の土の露出した部分を丹念に探すと、いました!オオケマイマイが!殻に閉じこもって出てこないのですが、その姿は、甲羅も平たく、その縁には硬くない毛が密生しています。なんと不思議なマイマイなんだろう…。はやく、中身が出てこないかな…。と待つこと30分。やっと出てきました!なぜかウンチと一緒に(^^;
中身は普通のマイマイでした。こんな素敵な不思議なカタツムリが身近に住んでいることを誇りに思いました。
When I moved to Ome and was pleased to find “Mountain shell slug“, information of “Companion of snail where hair grows”(My longed-for snail) entered. A habitation place is a place of three minutes on foot how from the home. There was “Large snail where hair grows” (Aegista vulgivaga) when it searched deliberately for the part where the soil on Stone-wall was exposed. It shuts itself up on the shell and does not come out, but, as for the figure, the shell is flat, and the hair which is not firm grows thick in the edge. What mysterious snail you are! I wanted you for the body of snail to come out early. It was 30 minutes that waited expecting it. Then, it has finally gone out, however, it doesn’t exist as you can come out with excrement. The body was a common snail. I was proud that such a wonderful mysterious snail lived close.

これからも、マイマイ類はしばらく追ってみたいと思いますが、種類を調べるのが大変です。意外と、まだ知られない種が、たくさん身近にいるような気がしてならないです。
I want to chase snails for a while, but it is hard to examine a kind from now on. The kind that is not yet known strongly feels that I am close a lot unexpectedly.

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