The green under the snow

The snow is melting everyday. The green fungus is seen under the snow. Ezo brown frogs are singing.


ロクショウグサレキンの仲間
Fungus sp.

毎日すごい勢いで雪が溶けてる。雪の下の腐った木からロクショウグサレキンの仲間が現れた。雪解けの水滴が、ちょっとねばついてる。

音を吸収する雪が減ったせいもあるが、
生きものたちも激しく音を立て始める。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

まだ産卵はしないものの、エゾアカガエルのオスが大騒ぎ。
昼は10度を超えているせいか、
産卵期の最後の方にあるような「余裕の無さ」が現れてる。

つまり、近づいてもあんまり逃げない。

なんか今年は一気に産卵進みそうだなー。

カエル見てる間ずっと、クマゲラが忙しく動きまわってました。
ゴジュウカラも…


のっとりゴジュウカラ

一生懸命、のっとり中。
キツツキの仲間が巣を作り巣立ちした空き家を、
冬の間にモモンガが巣材を敷き詰めてねぐらにし、
今度はゴジュウカラが巣につかう、という流れなのかな。

モモンガの「家具」を整理して
リフォーム中…らしい。

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StreamLined Syndrome

Shimukappu in 2010

I went to Simukappu-mura. I took the photo the larva of Ezo salamander. This morph is having large head. And I was interested the slime mold in Simukappu. I had good time with Mr. monma who is the photographer in Shimukappu.


エゾサンショウウオ
Ezo salamander

占冠に行ってきた。占冠の写真家の門間敬行さんと一緒に森を歩いた。

占冠って道東?道央?って思ったけど、
上川支庁だから道北なんだね!

占冠では撮影目的(サンショウウオとかカエルとか)はあったけど、
本当は門間さんとは一度お話がしてみたくて。
実はそれが一番の目的だった。

冒頭の写真はエゾサンショウウオ。
頭部(正確には顎かな)が大きくなった形。

この時期既に越冬幼生で普通は5cm近いはずなんだけど、
上の幼生は栄養状態でも悪かったかね?

でも、撮っておきたかった大きめ頭の個体が撮れて
ホッとしてか、その後ずっとテンションが高めだった。


マメホコリ系
Slime mold sp.

門間さんといろいろ話せたなかで、やっぱり外せないのは粘菌の話。
門間さんのサイトでも時々現れる粘菌。
自分も結構な粘菌好き。

盛り上がらないわけがなかった。

実際に探すのは、
自分は得意ではないのだけど
門間さんの観察場所ではこの時期なのにたくさんの粘菌が!

そうかー、こういう所に生えやすいのかー。と感心しきり。


粘菌(種類わからず)
Slime mold sp.

この粘菌は、自宅にも乾燥標本化して置いてあるやつと多分同じ種類だ。
右上のやつは、「ちっ、腐ってやがる…早すぎたんだ」という感じか。

上のセリフは「あー、ナウシカの中の決めゼリフか」と
気づく人もいると思うんだけど、
ナウシカって粘菌とも結構絡んでいるらしいね。

どんなものも時間が経って腐るものだけど、
早くて腐るというのも可哀相だね、巨神兵。

といいつつ、実はあんまり観たことなくて
ストーリー、全く把握できてないんだ…。


マンジュウドロホコリ
Slime mold sp.

粘菌も集合体になると、かなり大きくなるのも。
こういうことがあんまり頭に入ってなかったから、
今までこれが粘菌だと認識できていなかったかも。

直径2cmより大きかった。


マンジュウドロホコリ
Slime mold sp.

ちっ、腐って(略)

粘菌は成長ステージが様々だから、ほんとうに面白い。

ちょっと前には門間さん、
ヘビの抜け殻の上を移動中の粘菌に遭遇したそうで。

そのシチュエーション、すごく自分好み。羨ましい。


キフシススホコリ?
Slime mold sp.

これは良かったねー。
でも名前が覚えられなくて。

黄色い・節のある・スス・ホコリの4語だけなのに
なぜか頭に入らない。

スリランカの首都はスリジャヤワルダナプラコッテとか、
アミバ様は残悔積歩拳で「うわっ、うわああ うわらば」ってやられたの。とか
余計なことはやたらと覚えてるのに
新しいことが覚えられない。

なんでだ?
そろそろデフラグしないと…。


キノコsp.
Fungus sp.

キノコも様々。
食べれるキノコ、ヒラタケやナメコ。
門間さんはすぐわかる。さすがです。

自分は…食べれるの見つけたのは
スッポンタケっぽいの、ボリボリ(ナラタケ)っぽいの。

…ぽいの、って言ってる時点でアウトでしょ。

終いには、
「あ、これタモギタケみたいですね」って黄色いきのこ見つけたんだけど…

…幼菌ではっきりしないけどニガクリタケ(毒)っぽいと。

で、近くには実際にニガクリタケの成菌生えてたりして。

自分で採ったキノコを食べる人はすごいと思う。
自分はきっと、そのレベルに達するまでに何度か死んでると思う。


門間さん
Mr.Monma

門間さんはフィールドの最後に、
10m以上離れたとこにある木に生えた小さなキノコ群落を
走る車の中から、しかも助手席にいながら運転席側サイドの木で
見つけてしまうのが凄い。

「ツキヨタケか、ヒラタケあったー!」って。
既にその時点で種類を2候補まで絞り込んでるのが凄い。

変態(褒め言葉のつもり)だなって思った。

門間さんは森の似合う人だ。


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Bye 28-300

My favorite lens “Tamron 28-300” was broken.
I had to look for new lends.
But I used this lens, and went to my field.


ノボリリュウタケ
Fungus sp.

道内遠征もほぼ予定していたものが終わり、(バテ切ったとも言う)地元でのラストシーズンの探索に入った。

何気にヘビを求めて、札幌の隅っこに引っ越しただけあって、ちょっと行くだけで一通りの両生類や爬虫類には出会える。

そのあたりのボチボチ歩きで見れたものを上げていこう。

冒頭の写真はノボリリュウタケ。
見てみたいキノコのひとつだったけど、
これでもか!というほど生えていた。

まさにドラゴンダンス。昇龍茸。

ノボリリュウタケは食べれるようだけど、
食欲わかないな、これは。


キクラゲ系の幼菌とピンクのプチプチきのこ
Fungus spp.

時期が時期だし、ここんとこまともに晴れてないから結構キノコが生えてる。
部屋の中でも生えそうな勢いの湿度が続いてる。

キクラゲ系(チャワンタケ系?)の幼菌はきれいだね。


きのこ
Fungus sp.

このピンクの方のやつは、粘菌だと思ったんだけど
どうもキノコっぽい。
粘菌的だけど、粒が揃わなすぎ。


ジムグリ
Japanese forest ratsnake

ジムグリを見つけました。
腹を撮りたかったので、いじくっているとすごい咬まれ方しました。

ジムグリってこういう咬み方時々する。
ヒットアンドアウェイ咬みではなくて、いたぶり咬み。

アオダイショウの飼育個体なんかだと
餌と勘違いして結果的にいたぶり咬みになることあるけど、
野生の、しかもあの神経質なジムグリが餌と間違えて咬むとも思えない。

たぶん、いじられて限界に達して「キレる」のかも。

ジムグリは腹の写真を撮ろうとする事が多い上に、
ひとり撮影が多いので結構咬まれてしまう。

大人しいヘビで咬まないとも言われるけど、
性格の個人差ならぬ個蛇差あるし出会い頭のアタック(捕まえるとき)は少なくても、
神経質なのでいじってる時のキレやすさはアオダイショウよりやや回数多いかも。

いじり方もあるだろうし、地域差、個体差もあるだろうから、
なんとも表現しづらい経験数だけど。

なにはともあれ、毒があろうとなかろうと、
気が荒かろうとそうでなかろうと、
咬まれるのは良くないね。

自分の健康的にも、ヘビへのストレス的にも。

もっと上手にいじれるように頑張ります。


ショウジョウバエ?
Fly sp.

最近ガガッと気温落ちたもんだから、
周りは越冬昆虫祭りだよ。

カメムシ、テントウムシはまだいいんだけど
このショウジョウバエ系のやつがひどく湧く(温泉地だからか?)から
網戸張ってても窓ががあけられない。


ショウジョウバエ?
Fly sp.

すごいよね?コレ。
部屋の換気もままならないぞー。


レンズの障害
The dust in the lens.

天売島で塩にまみれた暴風雨を経験し、
ここ数日の高湿度、換気不足と、
うっかり除湿剤入りの衣装ケースに入れて置かなかったせいで
レンズ(Tamron 28-300)の中央に結晶化したようなカビ?が。。

逆光で撮るとその盛大さが増す。

もともと、ポツンとゴミは入ってたんだけど
それを中心にして何かが盛大に成長してしまった。

メーカーにレンズ清掃出すか?
それとも諦めたほうがいいのか。

実はこのレンズ、ゴミだけでなくて
もう、だいぶ動作も軸も逝っちゃってる様子があって…

諦めることにした。

コンデジで同じとこ撮影。
コンデジも気をつけなければ…。

とにかく、ダメにしてしまったレンズの代替えをしなくては。
と、いろいろレンズの値段など見てました。

いやぁ、痛い。

じっくり考えこみ、頭から黒い煙が立ち上った。

(でも、使ってないレンズあるから使っていいよーという
ありがたい申し出があって、なんとか対応できそう。よかった)

ついでの参考にマクロのレンズもいろいろ見た。

この間、マクロの手ブレ補正レンズについて
使ってる方に話を聞かせてもらう機会があった。
「手ブレはシャッター押すときなどいいとこあるけど、
実際、マクロでブレるのって手ブレより被写体ブレが多いんだよね」
と聞きました。

確かに、自分のマクロ写真の失敗を見てみると
自分が多く引っかかるのは、圧倒的に手ブレより被写体ブレの方が多い。

被写体ブレには手ブレ補正きかないけど、
いろいろ比べてみるために、両方のレンズいじって見比べてみたいよ~。


トドノネオオワタムシ?
A kind of aphid. (Snow insect)

雪虫出てきた。
あえて激しく被写体ブレ。


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Fall

Fungus sp.
The kind of fungus
茸(きのこ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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「秋」は英単語の一つ、Fallで表される。
Fallは「落ちる」という別の意味も持つ。
“Fall” is meaning autumn. Other mean of “Fall” is like “drop down”.

私には晩秋が最も辛い季節。
ヘビを含む爬虫類や両生類は姿を消し、
木の葉が紅葉して、落ちる。
雪が降るまでの間の灰色の世界が長いと、私も落ちる。
I don’t like late Fall. Because it will be cold, the reptiles and the amphibians will be not seen. The leaves will drop down. My mind will drop down until it will be falling snow.

Fry sp.
Fry sp.
蝿(はえ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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虫も越冬できないものは、もうすぐ落ちる。
The insects will drop down.

雪が落ちてくれば、私は少しテンションが上がる。
この雪が解けたとき、私はまた彼らに会うことができるから。
If the snow will  drop, my mind will be up. Because I will meet them when the snow melt.

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Strange ladle and Mt. Apoi

I found strange ladles. These 2 ladles are same species which is Rana pirica.
They can change a figure by environment. The left individual swelled up so that it was not eaten by a salamander’s ladle. And I went to Mt.Apoi. I like there very much.

エゾアカガエル
Ezo brown frog

先日見つけた奇妙なオタマジャクシ(左)。最初はエゾアカガエルとは思えなかった。だって病的に膨らんでるんだもの。サンショウウオと同居するエゾアカガエルのオタマが膨れ上がるのは知っていたんだけど、びっくりだね。

先日はあとで写真撮ろうと思って捕獲しておいて、落ち着いた3日後に機材セッティングして撮ろうと思ったらしぼんでしまってたんだ。だからアポイ岳に行く予定を1日伸ばして、リベンジで道東を駆け抜けてきたわけです。ちなみに右の個体は、札幌で捕まえてうちの冷蔵庫内でゆっくり育てた個体。サラマンダーフリーの状況で育てたので、全く膨らんでいません。膨らみすぎて、目の上のたんこぶになってるよね…。

大輪キノコ
Fungus sp.

札幌~オホーツク~アポイ岳と移動するとさすがにしんどい。アポイ岳は登山に厳しいイメージはないんだけど、山登り慣れしてないからきついんだわ。この山は5合目までけっこう鬱蒼とした森(ヒグマも出ます)で、5合目から上は岩ガラガラの山なんです。今回は5~7合目で蛇にでも会えればと…。

立派キノコ
Fungus sp.

このキノコはそこかしこに生えてた。イグチ系(傘の裏がヒダでなく、網目状)で、ヤマドリタケの類なんだろうけど分かりませんわ。

キノコ
Fungus sp.

やっぱりアポイは5合目まではキノコの山だ。去年もキノコ撮ってる。

アポイはダニが多いと聞いているんだけど、今のところ運良く取り憑かれていない。でも…

シラミバエsp.
Hippoboscidae sp.

こいつらがたかってくる。

シラミバエsp.
Hippoboscidae sp.

羽が退化したものがいたり、鳥に常にとりついて吸血したりする仲間のようなんだけど、体型がおかしいからすぐにわかる。これがかなりしつこく飛び回って体にとりついてくるのでうっとおしい。

幸い、刺されるようなことは経験しなかったけど、耳の穴に入られたときは気が狂うかと思った。このシラミバエは刺すんでしょうかね?

オオルリオサムシ?
アイヌキンオサムシの亜種ヒダカキンオサムシ(9/12追記)
Ground beetle sp.

地べたには時々オサムシが徘徊している。以前から見てみたいと思っていたタイプのオサムシだけど、ちょろちょろ走りまわって、掴むと臭いのでなかなか写真には撮らず…。アイヌキンオサムシとオオルリオサムシっていうよく似たオサムシの仲間がいて、それぞれの種類はあちこちで色彩が違って、いろんなタイプに分化してるややこしいやつ。アポイだとどんなタイプの何がいるとか把握してないから、これも種名はオオルリオサムシ?ってことで。
(9/12追記:オサムシ同定してもらえました。アイヌキンオサムシの亜種ヒダカキンオサムシのようです)

背中の隆起の質がオオルリオサムシの方に似てたからそう書いただけなんで、間違いがあったらご指摘ください。(間違ってました)
(背中の隆起より胸部の形に注目するのが正しい識別のようです)

ホシガラス
Spotted Nutcracker

アポイは1000mにも満たない山で、えりも近くの北海道の南部にある山だけど高山の生き物が結構いるんだよね。ナキウサギも同じ山塊には生息しているようです。

で、ホシガラスはいままでまともに見たこともなかったんだけど、(大雪山のロープウェイで写真撮ったけど…。)ちゃんと姿確認できて嬉しかったよ。カラス好きの私としては。(黒いカラスより変わったカラスが好き)

400mmとテレコン持ってればな~と思ったけど、持ってたらきっと山の下の方でバテてしまっていただろうからこれで納得しておこう。

シマリス
Chipmunk

シマリスもちゃんと撮れてた。300mmでも警戒心のゆるい個体なら撮れるんだけど、やっぱり300mmって鳥や哺乳類では微妙な長さなんだよね。。

ヘビは、、、というとアオダイショウとシマヘビとニホンマムシが各1匹確認できました。写真は今回はちょっと見送りなんですが、アオダイショウは脱皮前で黒ずんでいてクロダイショウでした。

アポイの斑紋崩れのマムシに会いたかったのですが、今回は出会えませんでした。ネット上で見かけたアポイの斑紋崩れのマムシは、どーもいろいろ比較してみて、同一個体のような気がしてきました。そして麓のセンターの方曰く、今年はそのマムシはいつもの場所で出ていないと。

今年は移動したか、死んだか、移動させられたか、駆除されたかのどれかかもしれないけど、チャンスあれば今年もう一度行っておきたいな。


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Spring travel in Muroran 2010

I went to the field of the acquaintance of the Internet. I thought that Muroran was very far, but it was a near place. There was a very attractive field in Muroran.

オオバキスミレ系のスミレ
Viola sp.
(追記:6/25 フチゲオオバキスミレ)

室蘭は、札幌とかなり気候が違う。道南であり、春は確実に室蘭に先にやってくるが、夏は札幌の方が早くやってくる。

室蘭は太平洋に面していて、冬はやや温暖だが、夏あまり気温が上がらない。だから、勝手に室蘭は遠いところだと思っていたが、いざ行ってみるとかなり近い場所だった。

最近色々、カエルについて話を伺っていた方のところに、行ってきました。目的は果たせなかった(カエルに振られた)けど、室蘭と言う場所がフィールドにとても向いている場所だということがわかりました。

上の写真はスミレの仲間。黄色い花だからスミレとは思わなかった…。英語ではスミレはたしかViolet(紫)だったと思う。するとこれはYellow violetとでも呼ぶべきか?

ニリンソウ
Wind flower

ニリンソウ、花ざかりでした。ニリンソウは以前食べたとき、結構好きな感じの味だった。たくさん生えているけど、
やっぱり花が咲かないと食べるための識別には全く自信がない。花が咲いたら、食べるのはやっぱり悪いかなあ。。。

そこまでは飢えていないので、今回は見て楽しみました。

アミガサタケ sp.
Morchella sp.

室蘭からの引き上げ際、伊達市周辺でこのアミガサタケがボッコボッコに生えてた。オオトガリアミガサタケとか、そのあたりのキノコだと思うんだ。スッポンタケ系やアミガサタケ系かはっきり分からないけど、Morchella属のものに形近いなあと思いました。

個人的には毒キノコだけどシャグマアミガサタケ見てシャグマーになりたい…。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

目的には振られたんだけど、このエゾアカガエルのオタマジャクシに出会えたのは良かった。改めてその辺の両生類の奥深さに脱帽です。来年は室蘭でエゾサンショウウオの集会に参加したいです。


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Winter travel in Okhotsk 2010 part 3/3

I wanted to meet many seals, but there were a lot of seals. It was regrettable situation. However I sensed cold atmosphere of Okhotsk, and I felt comfortable. There was a big earthquake then in the Republic of Chile. Because a tsunami warning was announced, I had to leave the sea.

オジロワシ
White tailed eagle

オジロワシやオオワシは結構たくさんいるのだけど、写真を撮ってみると、やっつけで撮ってしまったような写真が多くなってしまう。個体そのものには迫力が十分にあるのだけど、なかなか難しい。船で流氷帯に漕ぎ出したい。けど寒い船には耐えられそうにもないな~(苦笑)

アザラシ
Seal

網走の港に帰り際に寄ると、再びアバラシ(網走のアザラシの意)を見つけた。今回の記事、part1/3とほぼ同じ場所にいて遠い…。しかしこの時の姿を見たとき、体がちょっと長く大きく感じたのでちょっとだけアゴヒゲアザラシを期待してしまった。

でもやっぱり

ゴマフアザラシ
Spotted seal

正体はゴマフアザラシだったね。遠いもんだからいろいろ考えて、立ち入り可能な場所で最も近いところから撮ったけど、ゴマフアザラシもちゃんと間合いを考えているね。写真は悔しいけど拡大してトリミングしたものですよ。ノートリミングでここまで近づいたらお互い緊張したかもね~。

それでもやっぱりたくさんのアザラシがくつろいでいるところが見たい!と以前、多数のアザラシがくつろいでた岩礁帯の方に行ってみた。しかし、、、岩の上にはどっちゃりと雪が積もっており今年は全く利用していない模様…。まあ、そんな時もあるさね。

いつもずっといたら、人間との軋轢も生まれてしまうからね。いるとき、いないときがあるからフィールドは面白いのさ。…と悟りを開いたようなことを言ってはみたものの、少しくらいいないもんかね、と海面を探してみる。

ここで携帯にメールが入ったんだけど、
「チリで大地震があって、津波がそろそろ到達の模様」

…ぬなっっ!!

今回は体調考えてホテルに1泊したので、チリで地震があったのは知っていたのだけど、こんな警報レベルの津波が向かってきているとは。携帯なかったら、知らずに海にいたかも知れない。

そもそも、もっと若い頃だったら車中泊しただろうからもっと危なかったかも知れないね。気をつけ無くては。

ゴマフアザラシ
Spotted seal

結局この岩礁帯ちかくでプカプカしているゴマフアザラシを点のような状態で見つけ、ひとまず満足感を得て海を離れることにした。

氷瀑?
Icefall?

この岩礁帯に向かうのは意外に難儀な場所なので、地形がかなり険しい。ふと海から目を離すと、大きな凍った滝のようなものがあった。

氷瀑?
Icefall?

滝だったら、氷瀑で間違いないんだけど、ここ、普段水流れてる場所なのかな…。滝つぼに当たる場所には全く水の痕跡がないし
どうも普通の氷瀑とは違う。周りにはこれと似たようなやつで黄ばんだ氷瀑?もあった。これはたぶん、積もった雪が融けて流れ出し、それがまた再び凍ってできてるんじゃないかなあ…。夏になったら水はなさそうな感じでした。

もし、それで正解なら、これは「氷瀑」ではなくてなんて言えば良いんだろうね?

キノコ(カワラタケ系なのかなあ)
Fungus sp.

流氷きたり、氷瀑もどきも出来るほど寒いところなんだけど、
キノコが生えてた。

このキノコの系統にはガリガリに硬いやつが多いんだけど、これはなんだかフニャッとしてた。うーん、硬さで言えば低反発性のマクラくらい?普段なら、「ふーん」で済ませてしまうんだけど、この寒さで凍らないフニャッとしたキノコ。なんだか不思議。

極寒地の爬虫類や両生類は血液が凍らないようにグリセリンが含まれるんだってね。このキノコもそんな仕組みあるんだろうかね。なんだか、こんな感じでゆるゆる、のろのろと楽しい旅になりました。冬のオホーツクは良いところです。


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Grasshopper

I have gone to help the event. The event was able to be held without trouble.
However, it was cold and changeable in the weather.
When the event was done, it was a downpour however and rain of the sleet mixing.
It seems to be had fallen hail at home, too.
The creature was few due to the cold, and I took the grasshopper around soil.


ハネナガフキバッタ?
Grasshopper (Ognevia sp.)

自然系イベントのお手伝いをしてきました。
もう、かなりの寒さになっており、現地では最低気温が3℃近くまで下がり
最高気温も14℃程度だった。

生き物の影も薄く、見れたのは多少の昆虫類。
今回はバッタも寒くてあまり動けなくなっていたので少し撮ってみた。

上のバッタは、ハネナガフキバッタなのかイナゴモドキなのか微妙。
ただ、イタドリがたくさん生えている場所だったので、
食性的にはハネナガフキバッタじゃないかなあと。
あくまで図鑑で野見比べだけど、
イナゴモドキは翅の前半にも暗条があるように見えるので
この暗条の無いのはハネナガフキバッタかと。。

イベント自体は、問題なく進めることができたので、本当に良かった。
でも、準備や撤収時には、強い雨や、みぞれ混じりっぽい雨が降ったり
快晴になったりと忙しい天気だった。

自宅方面ではヒョウが降ったり竜巻注意報が出たりしてたみたいね。


トノサマバッタ
Cast skin of a Lizard

これは同定大丈夫。
トノサマバッタ。でかかった。

「トノサマ」を冠する名前の生き物には
トノサマバッタやトノサマガエルがいるけども、
意味的にはどういう意味なんだろう?
「偉そうな」感じ?「大きい」感じかな。

大きいものには「ダイオウ」とか「オニ」とか「オオ」とかつくけど
「トノサマ」ってなんだろう。

あ、模様が殿様の着物っぽくも見えるね。


アシナガタケ?
A kind of fungi. (Mycena sp?)

キノコももう、おわり。

最低気温はコンスタントに10℃を切り、昼間も20℃に届かなくなった。
今年のシロマダラ探索はもう終わりかもしれないね。

さて、これから何しよう?

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Slime mold & mushrooms

I was going to make this Fielding that looked for snake at the end of this season. The snake was able to be seen even in Hokkaido though October came. Though it is regrettable that there was only a corpse. Might the finish at the season it as for these though other mushrooms etc. were seen.


ベニテングタケ
Fly agaric

経時的に見てきたベニテングタケもすっかり枯れ果てました。
10月になってしまいました。

今回はヘビのフィールドのラストにしようとも思い、
少し気合を入れて臨んだ。
ヘビ自体は5匹確認できたのだけど、
残念ながら全て路上死体。

内訳はアオダイショウが4、シマヘビが1だった。
(今回はヘビの写真はアップしない)
ラストにしようと思っていたのだけど、
5も確認できてしまうと、正直迷う。

来週、もし台風が近くに来ると気温が上がる可能性がある。
もし、そうなったらもう一度だけ出かけてみようかと思う。


トカゲ類抜け殻(カナヘビっぽいかな)
Cast skin of a Lizard

今回はガレ場周りを散策した。
ZIMUさんが同行してくれたので、
一人で探すよりいろいろなものが見れて、
目的のシロマダラや、他の生きた蛇は見れなかったのだけど とても楽しめた。

ガレ場で拾ったこのトカゲの抜け殻。
トカゲの抜け殻ってほとんど目にする機会は無いのだけど、
腹側の皮だね。すっぽりと脱げたみたい。

カナヘビとニホントカゲなら、カナヘビといった印象だけど
どうなんだろうね?

最初に行ったガレ場周りでは、
以前ニホントカゲをたくさん見たのだが、
今回は見れなかった。
ガレ場の奥にもう入り込んで冬眠に備えているのかな。。


ロクショウグサレキン類
A kind of fungi. (Chlorociboria sp.)

日当たりのよいガレ場でも、
石をめくってみると意外と湿っている。
こんな中でロクショウグサレキンの仲間を見つけた。


ロクショウグサレキン類
A kind of fungi. (Chlorociboria sp.)

このロクショウグサレキン系には主に3種類あるようで、
ロクショウグサレキン、
ヒメロクショウグサレキン、
ロクショウグサレキンモドキがあるようです。
以前、津別町で見かけたものはロクショウグサレキンだと思っています。
Green oak

今回のものは、柄がキノコの傘の中央から出ているので、
キノコの傘の端から柄が生えるロクショウグサレキンモドキではないようです。
ロクショウグサレキンとヒメロクショウグサレキンの違いなのですが、
ヒメロクショウグサレキンのほうが「おわん」が浅く、
画鋲のような形になるようだけど、
なんか微妙で差がよくわからない。

まあ、どの種類だとしてもこの色のキノコは好きだ。


粘菌sp.
Slime mold sp.

粘菌(変形菌)の動きも活発のようだ。
探しては見るものの、「粘菌目」に目覚めていないので
なかなか見つけられない粘菌だが、
この写真はおそらく移動体。
子実体を見れればある程度種類は判別可能で、
持ち帰って子実体にしようかな~と一瞬頭によぎったが、
面倒くさくなったのでこれで良しとしてしまいました。


クロコブタケ
Fungi sp.

見つけた時、粘菌間違いなしと思ってしまったのだが、
これはキノコの類でした。
粘菌にしてもキノコにしても、いろんなステージがあって
同じ種類でも見た目がすごく変わるのでわかりにくい。
粘菌なのかキノコなのか、はっきりわからないものもよく見かける。


マメホコリ
Slime mold sp.

これは逆にキノコの類だと思っていたら、
実は粘菌だったというパターン。
マメホコリの存在は知っていたけど、
茶色い老熟したもののイメージで覚えていたので、
これが若粘菌だとわからなかった。
とても綺麗な粘菌だし大きめで見つけやすく良い粘菌です。


キノコsp.
Fungi sp.

これはキノコだということはわかるんだけど、
似たものがたくさんあって種類が解らない。
子嚢菌類のなかのチャワンタケ系だとは思う。。
単純に苔の中に映える赤が綺麗だった。


キノコsp.
Fungi sp.

まあこれも、よくわからない。
でもこういう質感のキノコ好きだな。
キクラゲ類か子嚢菌類だと思う。

途中からなかじさんが合流してくれたので、
さらに効率アップ!

ニホントカゲやニホンカナヘビをこれだけ見まくった日は
人生初めてかもしれない。
しかしヘビはおらんねえ。。。

ガレ場の石を動かしていると、
ガレ場の奥に潜んでいた大量の女性に囲まれることになった。
ものすごい量の蚊…。
熱烈なキッスを受けまくったが、
ほんと勘弁してほしい。。。。


コバネカミキリ
Long-horn beetle sp.

このカミキリどこでもいるけど、
どこでも探し辛い種類なんだそうな。
最初、ZIMUさんが飛んでるのを捕まえたとき、
羽化失敗したカミキリにしか見えなかった。

でも、なかじさんが
「このカミキリって珍しいやつだったような気がする…」
と確認すると、コバネカミキリ。
なかなかレア系らしい。。。

最初、写真撮る気もさらさらなかったのに、
こうなると写真を撮ってしまっている。
あさましいものですねえ。。自分。

私はちゃんとこのカミキリ捕獲には貢献しましたよ。
入れ物にしたフィルムケース拾っただけだけど(^^;

フィルムケースはなんとなく落ちていたのが目について、
家でプラゴミで捨てようと拾ったんだけど、
こんな役に立つことになろうとは。
これも「巡りあわせ」だね。

巡り合わせと言えば、トカゲをガレ場で見つけた時に、
逃げていく姿を目で追っていたら、登った先でトカゲが足を滑らせて
目の前に落ちてきた。
普段トカゲを捕まえるのは結構難しいけど、
こんなタナボタ的なこともあるもんだね。

今回はZIMUさん的昆虫目、なかじさん的コウモリ目、
自分的ヘビ目でものを見たり、別の視点でものを見れて面白かった。
粘菌目も少し鍛えられたかな~?

シロマダラに関する、各人のフィールド観点からの
推測と軽い議論はなかなか面白い。
どれが正しいのか、どれが有力なのかが全く分からないというのも
実の無い議論のように思えるが、それが頭に残ることで
後々に役に立つこともたくさんある。

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Grief

I tired to look for snake. I tried to take photographs of other than snake. But I found snake, and take photos snakes a little. However, I was tired from my having felt a very unpleasant thing very much then.

ベニテングタケ
Fly Agaric

先日のベニテングタケがしっかりと傘を開いて威圧感が増した。この日もヘビ探しだったが、夜間のシロマダラ探しを今年はずっと続けていてさすがに疲れた。だから、昼のヘビを観察しようと思って出かけたんだ。

9月末、私は北海道を一時出るので、出てきているヘビの観察は実質この日が最後かな?と思って出かけてきた。

ズナラなんですかね。
Quercus crispula ?

動物も数少なで、昆虫はと言うとキノコにたかるハエばかり。たまにゃ植物を見るのも面白いかなと思って、1本の木に注目した。植物、とくに木本については私は知識ゼロに等しい。これは、樹液が出て虫がたかる系の木、くらいの認識。

ドングリがマルっとしていて、なかなか良かったのでなんとなく撮ってみた。

鱗翅目sp.
Lepidoptera sp.

あとでたぶん、ミズナラらしいということが分かったのだけど、その裏には何かの卵が産みつけられていた。鱗翅目(チョウ・ガ系)の卵じゃないだろうか?

私は、丸い粒々がぎっしりと詰まって並んでいるものは見かけると鳥肌が立つ。うわぁ~という声をあげかける。シダの裏側とか、コオイムシの卵背負ってる姿とか、ちょっと苦手だ。だから持ってた葉っぱにこの粒々が付いてた時はかなり度肝を抜かれた。

しかし、私が1枚木から葉っぱを貰ったせいで、この卵が孵化したときに、幼虫が木全体の葉っぱに行けるはずだったのに運命を断ってしまった。
あまりに申し訳ないので、葉っぱに小さな穴をあけ、枝に刺してきた。木にとっては害なのかもしれないけどね。

ミズナラ?
Quercus crispula ?

落ち葉も目立つ。落ち葉から太陽を撮ってみた。なんとなく。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

予想通り、アオダイショウに会えた。見つけたとき、道の真ん中で伸びて日光浴していたのだけど、私の姿を見ると体をゲジゲジと縮こまらせて緊張してしまった。悪いかな?と思いながらコンデジをすぐ近くに持って行って写真を撮らせてもらった。するとカメラに興味があったのか、ゲジゲジした緊張を解いて臭いを嗅ぎながら(舌をぺろぺろ出しながら)カメラを嗅ぎまわっていた。とても可愛らしい。

それから、北海道では初めて見つけたんだけど模様がおかしな幼蛇の死骸を見つけた。ストライプ系なんだろうか?死体だけど見てみてもいいよ、と言う人はこの先もご覧ください。

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