Field Day (Sports Day)

I watched the Field Day. My son took part in this field day. And I took the picture of turtles.

ヒガンバナ
Lycoris

子供の運動会を観に行ってきました。天気が非常に悪そうだったけど運動会の日だけ、日が出てくれました。運動会って「Field Day」って言うんですね。動物見るために野にいくのをフィールドって言ってるから、なんだかややこしいです。

今回は、ゆっくりすることが出来なかったのですが、あいまにクサガメの写真を撮りに行きました。カメを撮るのは難しいね。

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

神社の池とかにいるクサガメやアカミミガメは9割9分棄てられているもので。標準的な体型のカメの写真を撮りたいのだけど、特に個体数が多いアカミミガメなんかになると、もうどれがいったい標準体型なのかわからなくなってくる。

甲羅が歪みまくってる個体、結構多いので…。(育て方が間違ってた上に捨てられるというのも、可哀想ですね)

気がつけば、35回目の誕生日を迎えました。息子とお揃いのシャツを頂きました。山中でもし、このシャツを着た人間を見かけたら、「あっちでさっき、アオダイショウ見ました」みたいな話をするときっと喜ぶと思います。

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North reptiles

I went to North Hokkaido & Teuri island. I wanted to take photos of  Viviparous lizard & Japanese mamushi. Beacuse there are not Ezo brown bear in Teuri island, I could do night fielding.

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

木道が熱くなってて、手足は上げてるけど日光浴したいらしい。稚内周辺と、天売島に行ってきた。コモチカナヘビの幼体と、ニホンマムシの写真を撮るためだ。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

幼体は想像より成長が早かったようで、だいぶ大きくなってしまってました。上記2点は成体の写真だけどね。

うんち
Bowel movement

出現頻度もさすがに初夏のようにはいかないので、幼体の他にもシチュエーション的のものを考えてみた。

コモチカナヘビ、今まで木道に出てきた姿しか見たことない…。木道が出来る前からこの土地に住んでいたわけだし、どこかで日光浴してたはず。木道に出てくるためにもどこかを登ったりしてるはず。シダ類にしても、エゾイソツツジにしても、ササにしても何か利用してるはずだ。上の写真はおそらくコモチカナヘビがササの上に乗って糞をしたもの。つまり、笹の葉に乗るのはそんなに嫌ではないのかな、って思った。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

よーく観察してると、シダ類の上とか、エゾイソツツジの上にいた「何か」が私の姿に驚いて地面にダイブする音が聞こえるし、葉が揺れている。音の大きさから、大きめのコオロギみたいなものかもしれないけど、丹念に探したらこういうシチュエーションに出会った。

私に気づいて逃げ腰になってるけど、エゾイソツツジの枝の上にいた。移動なのか、日光浴してたのかはわからなかったけど…。写真は撮れたけど、木漏れ日状態がきついな~~~

コケだろうか?
?

そんな見方してたら、初日からくたびれてしまった。結論としては、木道のない原野ではかなりこのトカゲを観察するのは難しい。外国でも分布してるけど、外国の方はどうなんだろうね。

コモチカナヘビ
Viviparous lizard

ということで、今年のコモチカナヘビ観察は終了の予定。お疲れ様でした。

次に向かうのは天売島。札幌-稚内の中継地に羽幌があるから、羽幌港から天売に行ってしまえということで。

島に行くにあたって、旅館の方には大変迷惑をかけた。島には外食できるところがあまりないので、食事は宿ですることになります。基本的には沖縄であろうと北海道であろうと、特に手売では海の幸が自慢の食事。しかし私は「魚・海藻」以外の海産物はほとんど食べれません…。島での宿飯はしばしば拷問タイムと化します。イカだろうとエビだろうと、ウニもアワビも残すはめになってしまう。それは避けたかったので、宿にお願いして出さないようにしてもらいました。(残すのもったいないので…。)特別料金取られてもいいくらいでしたが、魚と海藻で食事を出していただき、涙の出る思いでした。

私はこういうやつなので、対応できない宿さんではご飯粒だけでもいい、といっています。(宿側も、そうはいかんだろと思っているのはわかってて、申し訳なく思ってます・・)

海産物大好きな人がいるときは、自動的にそちらの食卓へウニもアワビも移動していきます。だから、可能なときは食べれる人も連れていきますね。

クマネズミ大型のネズミsp.
Rat

天売で撮影したいのはニホンマムシ。できれば数個体は確認して写真のバリエーションを増やしたいところ。

しかし島に渡った日は天気が悪く(豪雨でした)、夕方から雨は上がったけどコンディションがあまり良くありません。ぶらぶらしてたらクマネズミ大型のネズミがこちらを見てたので、ストロボ準備して懐中電灯でピントあわせてモタモタしてたのに、
写真を撮ることが出来ました。いや、なんでこんなにのんびりしてるのかわからなかったんだけど、次の日近い場所でクマネズミ大型のネズミが1匹死んでいたので
弱ってたのかもしれない。(同一個体かわかんなかったんだけど)
(2016.3追記:あまり検討せずにクマネズミと書いておりましたが、
識別に不安要素が大きいので、大型ネズミと書き換えさせていただきました)

マイマイsp.
Snail sp.

どこでも島に行くとついマイマイの写真を撮ってしまう。なんでそんな癖がついたのかというと、学生時代に飛島に行ったときに、身が黒いマイマイを見つけた。一緒にいった同級生のクレイジーバーダーに「飛島の固有種、トビシママイマイやで、コレ」と教えてもらったのがきっかけ。他にもヘグラマイマイとかいると聞かされて…。

天売でもこのマイマイの写真は撮ってきたけどさすがに「テウリマイマイ」という種は存在しないらしく。結局種はわかりませんでした。ま、でも写真撮っとけばいつかは役には立つだろうと思いつつ。

ヒトリガ
Garden Tiger Moth

派手なガがいたもんで、つい写真を撮ってしまった。時々見かけるガだったんだけど、後翅がこんなに派手だったとは。そしてこれがヒトリガであることを初認識。火盗蛾。

しかしwikipediaのヒトリガの写真の説明、「くつろいでいる時のポーズ」にはヒトリガに対する作成者の愛を感じる。(2010年9月現在)

いたるところにあった謎物質
?

島の至る所で見たあやしげなもの。枝ごと、なにかの繭みたいにラップされている。

クモsp.
Spider sp.

クモがいたので、あーこの蜘蛛の仕業かと思ったらどうも違う。クモはラップの外にいて、中にご執心。どうにも自分の巣って感じじゃない雰囲気。

?

中には多数のイモムシ。ガとかハバチの幼虫なのかな。このラップの正体はこの虫の防御壁みたいな雰囲気でした。

オサムシsp
Ground beetle sp.

オサムシ走る。空が曇ったりしようものなら、あっという間にシャッタースピード落ちてこのザマ。微妙に流し撮り風。天売に何オサムシがいるか把握できなかったので同定をパス。(アイヌキンオサムシ系…かも)
(9/13追記:こ、今度は逆にオオルリオサムシだったようです。近いうちに両種ちゃんと見比べて理解できるように努めます)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

おおっ、おりましたよ。ニホンマムシがっ。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

側溝にいた別の個体。ニホンマムシは一般的には40-65cmの小型の蛇だが、北海道系列は結構立派なサイズになる。(とは言っても80cm未満くらいだけど)

この個体で70cm代かな。側溝の大きさからイメージしてみました。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

立派な個体をしっかり撮っておきました。比較的おとなしいとされるニホンマムシですが、撮影のためスネークフックでいじられたりするとさすがに怒ります。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

また別個体で。尾を細かく振って地面に当て、ピチパチ威嚇音を出します。少しだけシャッタースピード落として撮ってます。尾の先だけがブレてるのわかりますか?マムシなりの優しさです。やめてよね!そろそろ咬むからね!という最終警告ですね。ごめんね。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

幼蛇や若蛇となると側溝も罠ですね。落ちると上がれません。

この周囲では側溝を伝っていけば、一部が途切れたりしているので、落ちたら最後という感じではないのですけれどもね。でもミミズ程度の移動力では出られないようです。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

この個体のベロは暗色だったんですが、成蛇では赤いものもいました。

スカイフィッシュ!
Skyfish! 😉

UMAのスカイフィッシュが撮れました。いやいや。スローシャッターの写りこんだ小さなガのようです。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

こんなライティングしてるのは、マムシのピット器官をなんとかわかりやすく撮れないかなあ、と工夫中です。ライティングで立体感変わりますもんね。他カットでなんとか思い通りには撮れました。外付けストロボがあったら楽だったんですけどねー。(LED懐中電灯とカメラ地べた置きスローシャッターでなんとか…)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

幼蛇なんですがね、尾先があんまり淡色じゃないです。。。淡色幼蛇撮りたかったのに…。そこそこ淡色個体もいましたけど、3匹中1匹でした。島変異なのか、実は見た目より年食ってるか、そもそも淡色の尾でない個体もボチボチいるのか…。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

近い場所で撮影してたから家系かもしれないけど、銭形紋の変異が数個体で特定の場所で見られました。銭形紋、普通は5円玉状もしくは一筒(イーピン)状ですが、
五筒(ウーピン)だったり三筒(サンピン)だったり…。

あと、この個体、背中線みたいになってますね。

上の方の写真の個体でもウーピン個体いるので探してみてください。

帰りの日も土砂降りで船は結構揺れたんですが、ありがたくも1日半はカッチリとフィールドすることが出来ました。ヒグマがいないので夜も自由に撮影できたので、ありがたかったな。この論理で行くと、シロマダラ探しに奥尻島に行くのもいいかもしれない。

島の生き物って意外と情報が少ないので、久しぶりに見た動物目録(両爬だけ)載せておきます。

天売島(2010.9/3~9/5)

爬虫類
ニホンマムシ、ニホンカナヘビ

両生類
ニホンアマガエル(声)


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East Hokkaido, in summer 2010

When my son comes to Hokkaido, we go to East Hokkaido. This becomes the annual event for us.

ニホンザリガニ
Zarigani

道東には息子の友達がいる。だから、道東に行くのは息子との恒例イベントになりつつある。少し久しぶりにザリガニをあさってみました。

ニホンザリガニ
Zarigani

あつ、しまった。。。子供抱えてました。シャッター落とすまでに数匹離れてしまいました。元の所に親と一緒に戻しといたけど、親のところに戻るんだろうか…。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

ザリガニ近くの水たまりで変なものが泳いでるから捕まえてみた。変な感じがまともに写ってる写真は、別のものに載せるので、なんだか投げやりな写真で分かりづらいんだけど、このオタマジャクシが変なんだ。

変な感じをあとで撮ろうとしたら、変な感じが治ってしまって、変な感じの写真が残せなかったので、後日日帰り道東に出かけるハメになる。変な感じの話は、日帰り道東+アポイの記事の時にでも改めて書きますね。

トリカブトsp.
Aconitum sp.

今年はさすがの北海道でも暑いものは暑いんだ。だけどさすがの道東は、森に入るとかなり涼しいんだ。カエルやサンショウウオの行動も2週間~1ヶ月くらいは遅いし、やっぱり札幌と道東は別エリアだと思うんだ。

キタキツネ
Ezo red fox

でも涼しいっていうのは、あくまで暑いところに住んでいるものの固定観念で、やっぱり道東に住んでいるものにとっては暑いもんは暑いんだ。

キタキツネもハシブトガラスも暑くてパンティングばっかしてるんだ。写真に撮るとなんか笑ってるみたいなんだけど、実はかなりしんどいんだよね。

クラゲsp.
Jerry fish sp.

オホーツク海も懐かしい。初めて旧常呂町(北見市)の海水浴場に行ってみた。暑いんだけど、泳ぐほどは暑くないんだよね。ビーチコーミングをほんの少ししたところで、雷と豪雨のため陸に避難。

噂には聞いていたんだけど、本当に人工の(ビニール質?)の椰子の木が設置されているのね。うーん、どうして椰子の木だったんだろう…。もう一つ、噂で「常呂の海水浴場では焚き火をしながら海水浴する。冷えるから。」と聞いてたんだけど、何か燃やしてる様子はこの日はなかったな。周りにいた人たちも「泳ぐ」って感じじゃなくて、波打ち際で遊ぶって感じの人ばっかりだったしね。

なんか平たいウミウシみたいな生物
?
(追記:101028ヒラムシの仲間みたいです)

そうそう、網走で潮干狩りもしたんだよね。自分はこの世で一番嫌いな食べ物がアサリなんだけど。

でも生き物としてアサリを見て、捕まえるのは面白いね。キャンプに子供たちがアサリ持って行って食べると言ってたので、(自分は蛇撮りにいくのでキャンプは欠席)アサリ悪くならないように、少し氷を入れて行ったら?と、大変迷惑な提案をしてしまいました。

悪くならないように、、と思ったんだけどさ。多少冷えるくらいなら大丈夫だと思ってたんだよね。でも、氷入れたら、半分くらいのアサリが脱力してしまったらしく。。。砂も吐かないし、食べたときベショベショしてたと。申し訳ない。。思い起こせば、売ってるアサリも常温だったよね。食べないから、全然気が回らなかった。

あ~あ。

シマヘビ
Japanese four-lined ratsnake

潮干狩りのあと、林道走ってたらこのシマヘビが道路の端にいた。車を見ると、道路脇へと突進して逃げた。シマヘビだから、相当のスピードで逃げていく。車を止めて、シマヘビが逃げた道路脇にダイブ。道路脇には沼のような水たまりもあったけど、麦わらタイプだったので写真は残しておきたく、水たまりにもダイブ。なんとか尾の先を掴んで捕まえた。もちろん、カウンター攻撃をモロに食らってしまい、手は出血。

まだかろうじて識別できたからダイブしたけど、識別できなかったらマムシの可能性もあるし、むやみやたらに飛びかかれないよね。

たぶんこの夏で一番、自分が瞬発力を発揮した瞬間だったように思う。。


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Many surprises

I had many surprises. But because I was not fine for my health, I was too late to update this report.

アズマヒキガエル
Japanese eastern toad

相変わらず、ヒキガエルの幼生が群れ泳ぐ姿には圧倒される。落ち着かないし、なんでそんなに密集するんだろう。

…アップの間隔、空いてしまいました。沢山のネタはあったのですが、あんまり体調がすぐれなく、後手後手になりました。

今回の記事は、たくさんの驚きを少しずつ語ります。

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

いつの間にか産んであったニホンアマガエルの卵。しょっぱなは撮り逃した。

その第一弾が既に上陸を開始して、田圃の畦はアマガエルで埋め尽くされてる…。なんちゅう数だ…。

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

某所のトウキョウダルマガエル。最初見に行った時より沢山出てきてる。なんだか「涌く」という表現が当てはまるような。

春には小さい個体だったのに皆でかくなったなぁ…。どれだけの餌を食べたんだべか。いろいろ心配。

ウマビル
Leech sp.

ウマビルもなぜか密集。一斉にみんな動くと、ちょっと涼しくなれる気がする。ぞわっとね。

産卵するんだろうか?

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

あれだけのトウキョウダルマガエルがいて、結構鳴きまくってて、それでいて撮影できないのに驚き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

アマガエルの鳴いてるとこは撮れたと思って家で写真チェックしたら、その鳴嚢のやる気の無さに驚かされ、

トウキョウダルマガエル
Tokyo pond frog

何度通っても鳴いてるところが撮影できないトウキョウダルマガエルとトノサマガエルの相性の悪さに嘆き、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

相変わらず「眠い」写真ばっかり撮って、カメラの設定をいじったりしたけど、結局日替わり設定の自分の目の問題だったり、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

目がなかったり…、

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

やっぱりカエルのお尻を追いかけたり、

オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

目ン玉飛び出すくらい驚いたり、


オカモノアラガイと目の寄生虫(ロイコクロリディウム)
Leucochloridium

気味悪かったり、でも憧れの寄生虫だったから嬉々としながらムービー撮ったり、

ニホンアマガエルの卵
Japanese tree frog’s egg

ようやく見かけたアマガエルの卵は既に虫に食われていたり、

ニホンアマガエルの卵を食べるカイミジンコ
Plankton

卵食ってる水中のダニみたいな生き物が、実はちょっと見てみたかったカイミジンコの仲間だったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

オオムラサキに出くわしたり、求愛してるんだと思ってたら、何気に両方オスだったり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

日本の国蝶(オオムラサキ)がわらわらと寄ってきて驚いたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

実はウンコ食ってたり、

オオムラサキ
Butterfly sp.

睨まれたり、
その睨んでる目はカマキリと同じ偽瞳孔っぽかったり、

ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

初めてゼフィルス見たり、

7/18追記:ジョウザンシジミはゼフィルスではなく、ゼフィルスなのはジョウザンミドリシジミでした。


ジョウザンシジミ
Butterfly sp.

トリカブトsp.
デルフィニウム属?
Aconite sp.
Delphinium sp?

トリカブトの花弁の色がおかしかったり、(もしかしたら園芸品種なの?)

セセリチョウsp.
Butterfly sp.

お前さんは大丈夫なのかと考え込んだり、(トリカブト毒は虫は平気?)
8/23追記:おかしなトリカブトだと思っていたら、デルフィニウムでは?とご指摘いただきました。どうもそれっぽいです。野良デルフィニウム…。

ニホントカゲ
Japanese five lined skink

完全にコドモ模様のニホントカゲばかりなのに、そんな中に妊娠個体がいたり、(写真の個体は不明だけど)

アシダカグモsp.
イオウイロハシリグモ
Spider sp.

北海道で初めてアシダカグモsp.を見て、アシダカグモ苦手なのに喜んで写真撮ったり、
(7/23追記:形は似てますが、イオウイロハシリグモだったようです)

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

なんか青いアマガエル見つけたり、これより青いアマガエル見つけたり、(その写真はまた別の媒体で出す予定です)

ニホンマムシ
Japanese mamushi

何かが草陰にいたり、

ニホンマムシ
Japanese mamushi

このニホンマムシの写真だけで10GBほど撮影してたり、、、まあそんな日々です。


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Species of naturalization

In Hokkaido, some species of naturalization are living. From foreign country, and from foreign area in Japan. I took pictures of reptiles & amphibians which is immigrant these days.

ツチガエル
Wrinkled Frog

※結構難しい話だから、今後少し書き換えもするかもしれない。

北海道には多くの移入種がいる。しかし、日本国内での移入(本州→北海道)などが少なくないため、そこにいる生き物が移入であると気づいていない人も少なくない。

上のツチガエルは移入のものです。移入と聞くと、「外来種≒悪」の図式をよくテレビやネットで見かけます。私もその影響は多大で、一部のものは在来種を圧迫しているのは間違いないと思っています。しかし、大きく問題とされるのは結局人間が被害を受けるもので、農業被害等を起こすアライグマなどは注目されやすく、敵視されやすい。

私も、外来動物は歓迎すべきではないものだと思っている。駆除できるレベルの量であれば、駆除も必要だと考えるし、どうしようもなくはびこってしまったものについては、また別の対策を考える。

元の生態系に戻すことを考えて、どこまで駆除するのか。一体いつの時代を「もとの生態系」と呼ぶのか。この先、たとえば人間が全く影響しなくても変化していくだろう生態系についてどう考えるか。非常に考え深い問題だと思う。

ツチガエル卵
Egg of Wrinkled Frog

例えばトノサマガエル(北海道では移入種)の多い田んぼの生態系。人間がいなければ、そもそも田んぼという環境が存在しない。稲作が始まる前の時代の生態系を望むなら田んぼは全て潰さねばならない。が、それは無理な話。

田んぼがあり、アマガエルが寄り、シマヘビが寄り、水生昆虫が寄ってきた。人間の物流や放逐があって、そこにトノサマガエルがやってきた。

トノサマガエルは昆虫を食べ、昆虫を減らす。アマガエルと競合してアマガエルを減らす。本州の病気を北海道に持ち込んでいるかも知れない。

いろいろ危険性はあるが、シマヘビは既にトノサマガエルを食べることに依存し、一部の猛禽、サギやカラスもトノサマガエルを食べている。既に生態系に組み込まれ始めてしまっている。

ここで徹底的にトノサマガエルを駆除すると、それを食べていた捕食者達も数を減らしてしまうだろう。(一時的にか永続的にかはわからないけれど)

マスメディア関係の環境報道では、主に目につくのは「~(種名)を守ろう!」「こんな恐ろしい動物が町に!」という感じのもの。

それはそれで大事だけど、問題点の片面からしか物事を伝えていないことが多く感じる。

もっと根本的に、「生態系に関するモラルの向上」や、「種を守ろう」ではなくて「その種が十分に生きていける環境をなんとかしよう」という動きに今後変わっていくことを期待したい。

とにかく、生物を知ること。環境を見ること。そして、人や媒体からの情報を鵜呑みにするのではなく、その情報を受けて「自分の意見」をがっちりと考える事。これらが揃えば、一般意識も大きな変化があるかも知れない。その上で、駆除が必要であるのか、受け入れていくのか、そういう議論をするのは有益だと思う。

私はまだこの問題について結論は持てていないけどね。でも、今年多くの外来のカエル撮影をしていて、地域の人とそのカエルとの関わり、問題、益、害、考える機会を持っている。そして関わった人たちとは、これらの問題についてできるだけ話をしている。私はまだ、肯定も否定もしないけれども。。

ただ、問題となりうる点や今後起こりうる一般感情などについてはできるだけ慎重に話をしている。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

久しぶりの記事で難しくなっちゃったね。写真撮るのと、整理と、体調不良で忙殺されてなかなかアップ出来なかったのでここからはゆったり写真でも見ていってね。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

とある公園で出会ったエゾリスなんだけど、靴に手を乗っけてきた。どうやらゴハンを貰っているらしい。これもまた、善悪が叫ばれる問題になりそうだけど、私はこれもまだ結論が出せるほど考えがまとまっていない。

ただ、動物の健康を考える上で、ひまわりの種ばかり与えるのはよろしくない!という意見は揺るがないけど。(メタボります)

自分はあげないよ~!と言うと、理解したかどうかはわからないけどすぐいなくなった。(写真撮ってこちらだけ得してしまった感もあるが(^^;)

これ、単純に毛替りじゃなくて部分白化入ってそうだよね?

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

さて今季泣かされ続けたアズマヒキガエル。春の気候不順のせいか、待てども待てども産卵が始まらない。写真を撮るなら、産卵時に撮るのが一番楽なんだけどこの産卵期を読むのに、両生類にはいつも泣かされる。

今年は昨年の3週間~4週間遅れだったそうだ。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

北海道のアズマヒキガエルは移入だという結論におちつきそうだけど、新産地があったとき、「それは本当に外来だろうか?在来ではないと確実に言えるか?」と考えると証明するのは難しい。

過去の資料で函館の個体群が遺伝子距離が東北個体群より、関東個体群に近いことがわかって(遺伝 1988年4月号 42巻4号)ほぼ持ち込み確定の様子だけど、以前の遺伝子解析精度と今のでは違いがあるだろうし、この文章内の考察の記述にも???と感じるところもあるにはある。

外来であったと考えて、旭川の個体、室蘭の個体、その他の個体が全て派生地が関東個体群かは分からない。下手したらニホンヒキガエルがいたっておかしくないかも知れない。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

いっぱいいて、写真撮るにはとても嬉しいけど、複雑な気持ち。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

びろびろ~っと伸びた独特のヒキガエルの卵。聞取りをしてみると結構あちこちで長い卵を見たよと言う話を聞くのだけど、エゾサンショウウオのでろんと伸びた卵嚢を見ているような雰囲気の話もあるので、(枝に産み付けられてたって話があるので)聞取りではなにか証拠付けると言う作業は難しいよね。

あ、次の写真はカエルが喰われた跡なので、ダメな人はささっと飛ばしてください。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

こちらのカラスは既にヒキガエルを学習している。背中に毒腺があるので、ひっくり返して腹から内臓だけ食べている。これと同じような話を八重山で聞いたよ。カンムリワシがオオヒキガエルをひっくり返して食べてるところを見たって話。

でも。つまりはそのカラスにしろカンムリワシにしろ、一度ひどい目にあったってことだよね。学習ってそういうものだよね。だからひどい目にあったことのない動物は、ヒキガエルを食べてひどい目に遭うということは今後もあるかもしれないね。

ハンミョウsp.
Tiger beetle sp.

気がついたらまた難しい話になってる。。。まあ、考えてみてよ。私も考えていくから。

ミシシッピアカミミガメ
Common slider

カメも、もともとは北海道にはいなかったらしいんだ。かなりの寒冷地でも冬は越せるようなんだけど、卵産んで増えてるのかはよくわからないようだね。

小亀がいても産まれた、って可能性もあるけど、小亀が捨てられたって可能性の方が高そうだし。

ギョウジャニンニク
Victory onion

花壇のやつだけど、ギョウジャニンニクの花が咲いてて、
ちょっと感動したので写真撮ってしまった。

カワトンボ sp.
Dragonfly sp.

カワトンボの仲間だけど、なにやら分類が複雑怪奇な様子だったと思うので
種判別はしなかったよ。さて、5月末に水が入ったばかりの田んぼに行ってみる。

ウマビル
Leech sp.

トウキョウダルマガエル(移入種)を探していたら、これがトウキョウダルマガエルに見えた。。。ウマビル、鮮やかな色だけどね。吸血は…しないらしいが、ネット情報なのでよくわからん。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

まぁ、似てるっちゃ似てるよね。トウキョウダルマガエルとウマビル。。

自分、カエルについての細かな識別は難しくてよくわからない。トノサマガエルとトウキョウダルマガエルの違いを1個体だけ見て確認することはできない。何匹か捕まえて、わかりやすい個体がいて、それがようやくそれらしいとわかったのでひとまずトウキョウダルマガエルにしている。文献漁って、生息地がわかって探しているから、間違いはないんじゃないかと思うけどそれでも難しい。

北海道にはトウキョウダルマガエルもトノサマガエルも両方生息している。今のところ、重なり合う生息地は無いのかもしれないけれど、このまま広がればおそろしくややこしい事になるかもしれない。私、声で聞き分けるのも多分できない。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

子孫を残そうと頑張っているのだけど、、ね

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

在来種のニホンアマガエル。(在来種と言っても、いつからが在来なんだ?)こちらはまだシーズンが早いせいか、鳴いてるけどあまり表に出てきていない。蛙って、鳴いてるとこ撮りやすい時期があるんだけど産卵最盛期にはオスも一生懸命になっちゃって「余裕がない感じ」になってくる。その時が狙い目。この写真も一応鳴いてはいるんだけど、見づらいね。。

ツチガエル
Wrinkled Frog

一部ではおなじみのツチガエル。道産子だけど、外の子のようです。

ミズカマキリ
Water stick insect

複雑な気持ちばかりが続くわけでもなく、ときどきこうして普段見ない生き物に出会えるから夜の生き物探しは面白いね。ミズカマキリなんて20年ぶりくらいかな…。

ジムグリ
Japanese forest rat-snake

そうそう、それで!ようやくヘビの季節なわけです。とても久しぶりでやっぱり感動ひとしお。でも、おちびさんは撮りにくいです。靴と大きさ比較したら小ささわかります?

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

エゾサンショウウオも部分的には上陸(変態)を果たしているね。私は幼生フォルムよりも成体フォルムの方が好き。あまり目にできないからだと思うんだけど。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

同時発見した個体でヤラセ。
エゾサンショウウオの亜成体は斑紋の変異が激しいね。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

いーい瞬間。内心どうかはわからないけど、とりあえずリラックス姿勢。そしていた状況そのままの姿。理想的。

でも発見したのは、その日一緒に行動してくれたZさん。自分ひとりじゃこの状況で見れなかったなあ。ありがとう。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

捕まえればもちろん怒る方もいらっしゃるわけで、この方には右手に有難い勲章を2つ頂きました。ちゃんと消毒しないとね。大きなアオダイショウは油断できないなあ。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

日当たりの場所が悪くてボツにした写真。嫌いじゃないんだけど、やっぱり用途には向かない写真だもんね。

ヨツボシヒラタシデムシ
Carrion beetle sp.

真っ黒のオオヒラタシデムシ?はいっぱい見るけど、このヨツボシさんを見ると結構お得感があるなぁ。今日までヨツボシをヨツモンと勘違いしてました。。。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

かなり標準のシマヘビ。北海道でこのかなり標準を見つけるとテンションあがるのは私だけでしょうか。。私はムギワラの呪いにかかってて、カラスや標準をあまり見つけられないのです。

シマヘビ幼蛇
Japanese four-lined snake

この状態でしばらく動かなかったんだ。擬死?威嚇??動かなさ程度は擬死っぽかったんだけど。

トノサマガエル
Black-spotted Pond Frog

さんざん話題に出たけど、ようやくトノサマガエル。トノサマガエルっぽいトノサマガエルのためのトノサマガエル。

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

移入種も撮るから、クサガメも撮ったけど…。あからさまな捨て亀。甲羅がイビツ。。いい加減にお池にカメを放してやる(≒捨てる)のはやめようよ!

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

最後は在来種で締め。ニホンカナヘビ、ようやく撮れました。ニホントカゲとはかなりしっかり棲み分けをしてるので、同時に見かける事はほとんどないような気がします。


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Busy

I am very busy now. The kinds of a frog laying eggs in spring increased, and the reptiles begin activity. I cannot upload blog slowly, but want you to enjoy it while watching a photograph.

羊蹄山
Mt.Youtei

いよいよ忙しくなってきました。エゾアカガエルとエゾサンショウウオの産卵は終りました。こんどはそれらの成長を追い、ニホンアマガエルやその他のカエルの産卵も見て行かなきゃ。そして爬虫類も活動を始めている。

あんまり根を詰めるのもアレなので、友人のMさんにサクラマスの遡上の様子を見に連れてっていただいた。ユルくて、すごくいい気分替えになりました。サクラマスは、自分の装備では撮影出来なかったけど、改良型ハコメガネで今現在のサクラマスの姿を見ることが出来た。とてもヤマメと同種の魚とは思えない!!

Mさんは、水中に潜ってサクラマスの撮影をしているので、自分はぶらぶらと河原をヘビ探し&水面上から魚の撮影にチャレンジ。

ヤマメ
Seema

今回のベストショット。かな?ヤマメは綺麗な魚だよね。もっと上手く撮れ、と言われてしまいそうだけど水面がなかなか落ち着かないから、バクチ撮影だったのね。

ヤマメ
Seema

ちょっとでも細波立つと、こういうことに。こういう意図しない「面白い写真」、自分すごく好きだけどね。

ヤマメ
Seema

河原でこんな深海魚の写真も撮ることができますよ。あはは。

ヤマメ(スモルト)
Seema (Smolt)

左上のヤマメ、青っぽいの、わかりますか?実物はもっとメタリックな青さがあって、まるでサバのように見えたのだけど写真撮ってみたら、なかなか難しかった。青い個体は、これから海に降りてサクラマスになる予定の個体。スモルト(銀化)という現象で、海に降りるために海水耐性がつくと色が変わるそうだ。渓流魚は陸封と降海で容姿がものすごい変わるから、ややこしいよね。

アマドコロの仲間
Polygonatum sp.

残念ながら、ヘビには出会えなかったので、森に連れてってもらった。ホウチャクソウとか、アマドコロの仲間も結構生えてました。こういう異形な花の植物好きなのよね。

オカモノアラガイもいっぱいいたので、ロイコクロリディウム持ちの個体を探して衝撃の写真撮りたかったけど、そういう個体は見つからなかった。(ロイコクロリディウムは目に寄生する寄生虫なので、検索するときは注意してね)

エゾアザミテントウ
Ladybug sp.

森の中には適度に目を惹くものが点々としているのでけっこう節操なく写真撮ってます。テントウムシなんかも、結構いつものメンツなので、いつか面白いテントウムシ主体のフィールドもしたいね。

マイマイの仲間
Snail sp.

マイマイの仲間もかなり出てきました。中途半端な興味では識別出来ない世界だと去年感じたマイマイの世界。奥深いけど、渦巻好きだから、なんとなく撮ってしまいます。道南(半島部)は少し場所を変えるだけですごく環境が変わりますね。これだけ森と川と海が近い場所というのは、結構貴重なんじゃないかな。

そう思いながら、札幌に帰ってきました。気持ちをリフレッシュして、ここ数日、札幌で再びカエルの撮影に出たりしています。

ツチガエル…?+アメンボsp.
Egg of frog & Water strider sp.

ツチガエルが定着している(北海道では外来種です)ところで、撮影していました。生まれる前からアメンボにやられているような気がするのですが(–;

最初、この卵、ニホンアマガエルの卵かと思っていたんだけど、ツチガエルの卵のような気がしてならない。本見ても、両種の卵の見分けについて書かれてるものが手に入らないから、状況で推測してるんだけどね。

ツチガエルはかなり個体数が出てきてて、抱接などもしてる。けど、アマガエルはまだ姿が殆ど見えない(夜もまだ鳴いてないそう)のに、結構卵があるので…。少し持ち帰って育ててみます。(ツチガエルだとすると成長したからリリース、というわけにも行かないので最小数だけ取りました)

しかし、ひどいユルい卵で、持ち帰ると胚が卵から出てました。でも結構泳ぐので、孵化するタイミングだったのかも知れない。しかし、恐ろしく小さい。。。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

何が辛いって、持ち帰るのはいいけど世話するのが大変。特に両生類は、水換えとか上陸(変態)に備えたり、餌の頻度も多いし。でも、毎日世話してないと「ここで撮影しよう」というタイミングを逃してしまう。野外だといつの間にかかなり成長してしまったりするからね。。

上のエゾサンショウウオ(生きてますよ)は前肢が生えたタイミング。スケスケですね。

あまり手をかけないのも飼育スタイルのひとつだけど、死んでしまったら、気持ちがヘコむし。やれるだけのことはやってあげようと思う。変態(上陸)して亜成体になったら、捕獲場所にリリースを考えている。(ツチガエルは除く)病気などが伝染したり、遺伝子交流が起こらないようにピルケースやタッパーでみんな区分けして世話してます。

愛情も伝わらないので(苦笑)、野に帰る際、人馴れしてないのはイイデスネ!


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Patrol

I go around East hokkaido this year. I took permission to take a creature protected by a law to a photograph. It is the photography of the Siberian salamander, but must go a little more because I want to take a stage of growth later.


Cherry

今年は春に道東に通っています。札幌を含む北海道の西側の両生類や爬虫類と、東側の両生類と爬虫類で、いろいろ違いを感じるから。

細かく言うと、道南と道北と…も微妙に違う感じを受けるんだけど、言い出すとキリがないし、まだ言葉で説明出来るほどの感じでもない。だから、たくさん見ておきたいのです。

茶色いセブンイレブン
Brown 7-11.

今回は層雲峡を通って行ったんだけど、いつも気になってた茶色いセブンイレブンで休憩。何が違うって、色だけ。

なんでかはよくわからないけど、那須とかの観光地にもこういう茶色いセブンイレブンがあって、それは景観保護のためらしい。(とyahoo知恵袋に書いてあった)

茶色って微妙に寂れた雰囲気を醸し出してしまいそうなんだけど何色なら景観を壊さないのかと言われると、思いつかない。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

石北峠のとある1箇所でサンショウウオの卵嚢を見つけた。今年はいろいろな両生類の繁殖場を見てきたけど、全体的に貯水率が低いように思う。雪解けのペースがあまりよろしくなかったせいだろうか?あちこちで水が干上がっていたり、水が少なくて卵がむき出しになってる。水もそうだけど、全体的に天候不順で産卵もバラバラ。両生類には受難の年になるのかも。

シーズン予報も冷夏予想なので、去年に引き続き今年も爬虫類大活躍な予感がしてこない。とにかく、あちこちに足を運びまくるしか方法はないようだ。自分が一番受難な気がする。。。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

ここ2ヶ月ほど、両生類漬け・水浸しだったので、動き出した虫たちにも目を向けてみる。

イタドリハムシ
Leaf beetle sp.

いるところにはめちゃめちゃたくさんいるイタドリハムシだけど、結構好きな昆虫かも。せっかくなので、ちゃんとイタドリにいるところを撮ってみた。食草と昆虫は非常に密接に繋がっていて、ちゃんとその植物が生えているところにいけばまとまった数の昆虫が見られます。

子供の頃の昆虫採集では、こういう情報を持たずに動きまわったから、あんまりディープにはまっていかなかったんだろうね。フィールドで虫を探す人(特に植食性の昆虫を探す人)と動くと、植物に対してもものすごい知識があるので面白い。(今回は一人なのでほとんどわからない)

エゾアカガエル
Ezo brown frog

今回は、エゾサンショウウオの越冬幼生の写真を撮ったり、1匹連れ帰って観察してみるつもりだった。越冬幼生のいる池も水が少なめで、表層には幼生が出ていない。なのでタモ網で泥ごと掬うと、1回目でこのカリンコリンに痩せたエゾアカガエルが入った。

遅くまで残ってるエゾアカガエルだけあって、相当痩せてるね。。。元気に山に帰れるのかい?

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

1箇所目での採集個体は、この程度の大きさ。ペットボトルのキャップ(直径約3cm)と一緒に撮ったけど、5cmクラスかな?この時期の道東では、よほど暖かいところでない限り、エゾサンショウウオは孵化していない。(もしくは孵化したて)だから、この時期にこの大きさの幼生がいれば越冬幼生は確定です。今回、確認出来た越冬幼生は最小で4cm、最大で7.5cmでした。

このあたりでは越冬しても1年後には上陸する個体群だと思うんだけど、これほどのバラつきは栄養状態によるものか、複数年越冬なのかわからなかった。

ヒメカメノコテントウ…?
Ladybug sp.

イラクサやダニに閉口しつつ、時々水から意識を離して昆虫を見る。気づくと小さいカメノコテントウが。コカメノコテントウなのか、ヒメカメノコテントウなのか、経験不足な自分では確定出来ないけど、手持ち資料の絵解きでいくとヒメカメノコテントウのようですね。

マクガタテントウ…?
Ladybug sp.

続いてマクガタテントウ…?この模様系もダンダラテントウがいて難しのです。マクガタの斑紋は黄色いと書いてあるのですが、標本写真は結構赤くて。おしりの方の斑紋はダンダラよりマクガタっぽいです。やはり少ない経験と浅い知識で決定力不足ですね。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

山奥の産卵地に行ったのですが水量が少ないせいか、水の温度がやや高いように感じました。めちゃめちゃ日当たりいいし…。折角産んだ卵ですが、どうも死んでるような気がしてならない。(見えてるやつはね)

レイジンソウsp
Aconite sp.

多分、レイジンソウsp。。。花咲いてればよかったんだけどね。茎にはエゾハルゼミの殻が残ってます。エゾハルゼミも姿は時々目にしたものの、ほとんど鳴いてませんでした。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

実を言うと、オタマジャクシに対して自分はあまり良いイメージを持てていない。(サンショウウオとかは好きなんだけど)雑食で、いろんなものに群れてかじりついているのが何だか好きではないみたいだ。それがたとえ同種のカエルの死骸であっても、そうなので。。。

特に、自分よくこの死んだ親ガエル(溺死?お産トラブル?)を目にするので、オタマジャクシが群がってるとこ見ちゃうんだ。


ニホントカゲ(ヒガシニホントカゲになりました:2018追記)
Japanese five-lined skink

とりあえず、越冬幼生には出会えたので、爬虫類を探してみる。しかし、日当たりはよく体感温度は車内では高いんだけど、風が強くてどうにもいかん。

結局ヘビは1匹も見れず、ニホントカゲ(ヒガシニホントカゲになりました:2018追記)を4匹見るだけに終わってしまった。ヘビを見れないと残るこのモヤモヤ感を次回に晴らしたいところ。

落下
Drop

ファインダーを覗きながら移動すると落ちるので気を付けましょう。

キタサンショウウオ
Siberian slamander

道東に通う理由のもう一つはこれです。私は釧路市内でキタサンショウウオを観察していますが、キタサンショウウオは釧路市の指定する天然記念物です。

卵嚢や成体は触れたり、環境を変えること無く撮影することは可能でしたが、幼生の写真は捕獲しないと正直厳しいです。

またキタサンショウウオの生息地では、各市町村単位で保護されていたり、釧路湿原として保護されているので、触ったり捕獲してしまうと何らかの問題が生ずることがあります。

飼育している施設に頼むという方法もあるのですが、幼生は1年で上陸してしまうため、その施設で繁殖させていない場合、撮影出来る幼生はいないという状況になります。

今回は仕事の関係でどうしてもキタサンショウウオの幼生の写真を撮らなくてはいけなかったので、釧路市と相談して、一時捕獲(現地捕獲、リリース)する許可を頂きました。(書類のやり取りとか、結構大変でした)期限を決めての捕獲許可なので数回通って、成長段階を撮影できればいいなと思っています。撮影にご理解をくださった釧路市と、相談を聞いてくださった釧路湿原自然保護官事務所には大変感謝しています。

(英名(Siberian salamander)の示す通り、キタサンショウウオはシベリアにも生息するので、外国に行けば撮影出来るのですが、外国ちょっと気軽に行けないですよね…)

写真の個体はバランサーを撮ろうと思ってちょっと失敗した写真です。右のバランサーが欠落してるか、顎の下に入ってしまっています。なにぶん、孵化直後と思われる個体なので、いじるのも最低限ですぐリリースしたいしピント取れないし(頭の大きさが2mmないです)不定期に動くしで泣きそうでした。


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Spring travel in Muroran 2010

I went to the field of the acquaintance of the Internet. I thought that Muroran was very far, but it was a near place. There was a very attractive field in Muroran.

オオバキスミレ系のスミレ
Viola sp.
(追記:6/25 フチゲオオバキスミレ)

室蘭は、札幌とかなり気候が違う。道南であり、春は確実に室蘭に先にやってくるが、夏は札幌の方が早くやってくる。

室蘭は太平洋に面していて、冬はやや温暖だが、夏あまり気温が上がらない。だから、勝手に室蘭は遠いところだと思っていたが、いざ行ってみるとかなり近い場所だった。

最近色々、カエルについて話を伺っていた方のところに、行ってきました。目的は果たせなかった(カエルに振られた)けど、室蘭と言う場所がフィールドにとても向いている場所だということがわかりました。

上の写真はスミレの仲間。黄色い花だからスミレとは思わなかった…。英語ではスミレはたしかViolet(紫)だったと思う。するとこれはYellow violetとでも呼ぶべきか?

ニリンソウ
Wind flower

ニリンソウ、花ざかりでした。ニリンソウは以前食べたとき、結構好きな感じの味だった。たくさん生えているけど、
やっぱり花が咲かないと食べるための識別には全く自信がない。花が咲いたら、食べるのはやっぱり悪いかなあ。。。

そこまでは飢えていないので、今回は見て楽しみました。

アミガサタケ sp.
Morchella sp.

室蘭からの引き上げ際、伊達市周辺でこのアミガサタケがボッコボッコに生えてた。オオトガリアミガサタケとか、そのあたりのキノコだと思うんだ。スッポンタケ系やアミガサタケ系かはっきり分からないけど、Morchella属のものに形近いなあと思いました。

個人的には毒キノコだけどシャグマアミガサタケ見てシャグマーになりたい…。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

目的には振られたんだけど、このエゾアカガエルのオタマジャクシに出会えたのは良かった。改めてその辺の両生類の奥深さに脱帽です。来年は室蘭でエゾサンショウウオの集会に参加したいです。


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Muddy

Finally, I took the picture which was salamanders of the mass laying eggs. But it wasn’t perfect. Because the pond got muddy.

カタクリ
Katakuri (Dogtooth violet)

ようやく、家からほど近い奥山でエゾサンショウウオの産卵がピークを迎えている。奥山には、山菜もたくさん生えるので、人の往来も多くなってきた。カタクリを実は生まれて初めて自生しているのを見た。写真を撮ろうと、花の前に立った時点で、写真を撮りたいという意欲を失ってしまった。

なんとなく、カタクリはカタクリであって美しいけど、自分もいろんな方と同じように撮っても、記録にしかならないなあと思うと、なんだかやる気が無くなって。で、結局誰も好んで撮らなさそうなアングルで撮っておきました。自己満足です。

スジカミナリハムシ
Leaf beetle sp.

越冬…というわけではないんだろうけど、比較的日当たりのいいところでハムシの大団体がいらっしゃった。まるで木をメッキで塗装したようにブルーのメタリックに染めてる。

最初、ハムシという時点で識別するのをやめてしまっていたが、別の方のブログで、このハムシについて書いている方がいたため、正体が判明しました。

クサソテツ(コゴミ)
Ostrich fern

これも自生をちゃんと確認したのは初めてだったな。もっと若けりゃ食べれるんだろうけど。コゴミは非常にアクが無い。ゼンマイやワラビも同じ仲間だと思うけど、あんなにアクアクしたモノでないのが不思議。今まで、山菜も見てくる場所が違って見つけられなかったんだなあとよく思う年だ。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

裏山でようやく遭遇した大きな集団産卵。残念なのは、水の濁った池で少し遠い場所でやっていたので非常に撮りにくかった。

ストロボも焚くので、濁りが強調されるしね。均質的に濁ってればまた対処しようもあるけど、部分的濁りだから、レタッチソフトで覆い焼きなどガリガリ使わないと、綺麗にはならないね。この画像はコントラスト上げただけの写真です。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

近い場所で水の澄んでいるところで産卵しているのは、小規模のものだけ。残念。


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Spring travel in Kushiro 2010

I went to Kushiro to take the picture of Siberian Salamander. Because I succeeded in photography, I felt relieved very much.

十勝ブルー
The sky of Tokachi area.

雨の中GWの渋滞を避けて、早朝に釧路へ向かった。途中、帯広の帯広百年記念館で資料を読ませてもらって、色々勉強した。(と言っても表面的な部分だけなんだけども…)

札幌の平野部分では、エゾアカガエルもエゾサンショウウオも終りを感じていたので、十勝で少し遅めの繁殖を見てきた。帯広もエゾアカガエルの産卵は例年より早く始まったけど、連続して産まず、滞った状態が続いていたそうなんだけど、自分が行った日くらいから再活動してたみたい。

マダニsp.
Ixodid sp.

で、めでたく今年初ダニを喰らいました。(刺されなかったけど、車の中をウロウロされた)ダニ、何度見ても駄目だ。慣れない。

で、釧路へやってきた。釧路では動物写真家の佐藤晶人さんと、フィールドをしました。釧路は、あまりフィールド経験がないので(キタサンショウウオの卵を確認したくらい)、地元の佐藤さんが一緒にフィールドしてくれるのはとてもありがたく心強い。佐藤さん、本当にありがとうございます。

釧路は山も湿原もエゾアカガエル最盛期!エゾサンショウウオの大産卵してるシーンにでも出くわさないかと池を見回ってると、変なカエルが目に飛び込んできたが、
一瞬で隠れられてしまった。数十分待つも現れず…。シャイな個体だ。。

夜にはキタサンショウウオの撮影をしたかったので、後ろ髪を引かれつつ、山をおりました。

次の日も、またその次の日も実はその山に入って、この個体をなんとか観察したいと思ってたんだ。だって、目に入った途端、イチゴヤドクガエルか!お前は!!って印象だったもので…。

で、ようやく再会できました。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

この個体、オスです。オスのエゾアカガエル、この時期の個体はほとんど茶色の地味色なんだけど、こいつだけ際立ってました。(メスは結構赤いの見るんだけどね)

エゾアカガエル
Ezo brown frog

腹側面と後腿部背面が青いし。(これ、いままで気にしてこなかったけど青い個体時々いるよね)こんな感じの婚姻色持ってるアカガエルがユーラシア大陸の北のほうにいたような記憶があるんだけど、エゾアカガエルもそういう形質を持ってても不思議じゃないよね。

エゾサンショウウオも少しいたけど、オス3匹の場所取り合戦が一番激しかったかな。負けたやつも、何かにしがみつきたくてとりあえず流木にしがみついてます。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

とてももの寂しい感覚を感じます。切ないです。

さて、山を降りて湿原に向かいます。タンチョウはとてもスタイルがよく、素敵な鳥なんだけど個人的に食指が伸びないので適当にパス。

ホウロクシギ
Far Eastern Curlew

いや~、しかしびっくりした。ホウロクシギがかなり近くまで飛んできた。思いっきりトリミングしてますが、これ実は90mmマクロで撮ってます。今までで、一番近くでホウロクシギ見た。

ホウロクシギは、遠くで干潟にいて、プロミナーで覗いてもダイシャクシギと見分けがよくわかんなくて難しい鳥だと思っていたけど、これ、カッコいい…。

で、こんどは下に目を落としてみる。

キタサンショウウオ
Siberian Salamander

目的の生き物ですね。無事に産卵は開始されていました。

ここまでは、例年、観察出来るのですが、繁殖まで行くような成体をまだ実は見たことが無かったんです。

キタサンショウウオ
Siberian Salamander

卵のあった場所の近くで、日暮れまで待機。そこで求愛行動を始めてくれたので、撮ることができました。

キタサンショウウオは様々な条例などによって保護されています。(市町村の天然記念物だったり保護対象だったり)だから、触らず、掬わずで相手が出てくるまで待つ、待つ…。

ボウフラ湧き、蚊が湧き、キーンと冷える日もあり、暗くてピント合わないし…。少し遠目の時は望遠使うならなおさら。もちろん人間が見てればキタサンショウウオは逃げるしね。忍耐力がやや鍛えられました。

熊がほぼ出てこないだろうと言うことは安心できる材料ではあったけど。(もちろん絶対出てこないなんていえない)でもね、キタサンショウウオに会えてとても感動したんだ。感動もそうだけど、撮れてホッとしたんだ。時期があたって良かったなあって。

ギョウジャニンニク
Victory onion

ホッとしたついでに、自分で初めて見つけたギョウジャニンニク。アイヌネギの方が呼びやすいな。ヒトビロ、キトピロとか言うこともあるね。身近にも生えていそうな感じがした。目が行ってないだけで、今後は見つけられそう。

ほら、間違い探しとかそういうの、最初の一つを見つけられれば目が慣れて、その後サクサク進むみたいな感じでさ。


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