To take the photo of American Bullfrog

I went to South Kanto area by airplane. I wanted to take pictures of frogs, and the purpose was done.

ウシガエル
American Bullfrog

のっけから変異個体ですが…。関東に行ってまいりました。大きな目的はウシガエルの撮影。ウシガエルは北海道も道南の一部に生息しますが、卵の撮影など札幌から頻繁に通うのも難しいため、もし撮れなかった時のための保険も兼ねて撮影してきました。

なお、ウシガエルは現在、特定外来生物として取り扱われており、捕獲は可能なものの、生きたまま現地から移動させてまうと法律違反になりますのでご注意ください。

今回、撮影したウシガエルたちは、可哀想ではありますが安楽死後に大学に送付してツボカビやラナウイルスの調査の検体として調べてもらっています。今回は撮影に写真家の松橋利光さんも同行してくれました。

実際、ウシガエルは日本人にとって今や身近なカエルですが、両爬を追っている自分達も、ウシガエルについてよくわからないことが多い。ウシガエルの鳴いてるとこ、卵。ぱっとイメージできません。オタマジャクシや成体の姿はぱっとイメージできるのですが。。。

外来動物だし、ちゃんと識別出来るべきものだとは心では思っているのですが、心のどこかで、ウシガエルについて真面目に向き合ってきていなかったのかも知れません。運良く、卵は撮影できて、鳴いてるところも辛うじて撮ることが出来ました。

しかし、ウシガエルはものすごく臆病です。

ウシガエルだけのフィールドも、探しものという観点からとても面白いフィールドでした。

たまたま、変異個体のオタマジャクシも見つけられたし。。。これ、アルビノってわけじゃないみたいですが、変な色彩です。

モノサシトンボ
Dragonfly sp.

水辺の環境はいろんな生き物がいる。今回みたいに、がっつりと水辺を歩きまわるといろいろなものが見れる。イトトンボ系のトンボ、好きですねえ。

イトトンボsp.
Dragonfly sp.

少し離れたところには別のイトトンボ。ベニイトトンボかと思っていたのだけど、ちょっと調べると胸の模様が少し違うかも。全身オレンジの個体はそれっぽく見える個体もいる。でも、イトトンボは成熟と未成熟で大きく色も変わるし難しいよね。

7/15追記:モートンイトトンボではないかという意見をいただきました~。

イトトンボsp.
Dragonfly sp.

雨模様だったので、こんな状態でイトトンボギラスどもがたむろしていました。左下の方にいるの、未成熟なのか成熟なのか??

そんなことは別として、綺麗な風景でした!

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

神社の池とか、城のお堀とかで見かけるクサガメも、こういう環境で見ると、なんとなく野生っぽい。野性っぽいと言いつつも、最近ではクサガメも古来の移入種ではないかと言われ始めています。

イシガメ系(ヤベイシガメ)の化石は出るのに、クサガメは出ないんだとか。代わりに絶滅した(?)ニホンハナガメは出ているみたいだけど、ハナガメとクサガメは近くなかったっけ?そういう系統的なところってよくわからない。

でも分布的に中国と日本の分布だから、外来臭いというのはうなずける話ではある。

ヤマカガシ
Tiger keel back

雨なのにお出ましくださったヤマカガシ。北海道からの旅人にあいさつしてくれたのかな。本州に来るたびに見たいヘビのひとつ。

ヤマカガシ
Tiger keel back

でもゆっくり観察はできない。とりあえず、この個体が出てきたときには、まだ撮影が目的を完了していなかったので…。

オオトラフハナムグリ
Flower chafer sp.

水泳中のオオトラフハナムグリ。なんか、この形のハナムグリを見つけるととてもテンションが上がる。子供の頃、図鑑で見たゴライアスオオツノハナムグリと似た形してるもん。つるつるの白い点々のハナムグリには萌えきらない。。

あ、でもカナブン系はちょっと別格かな。クロカナブンとかおしゃれすぎる。

で、このオオトラフさんは泳ぎたくて水に入ってる様子ではなかったので拾い出したらすぐ飛んでいってしまって、写真がこれだけなのだ。

シュレーゲルアオガエル
Schlegel’s green tree frog
?

わかんねーって。コレ。ずっとアマガエル??と思ってたよ。草に絡みついてて小卵塊。でもアマガエルにしては球形の卵塊はやっぱり違和感。北海道に住んでるとアオガエル系の選択肢をポックリ忘れるね。

アワアワが何らかの原因でなくなって、産み付けられた場所から浮遊してしまったシュレーゲルアオガエルの死卵?

7.3追記:シュレーゲルの泡の中には寒天質がないという話もあり…結局わかりません!

!!

すっげーへんなオタマジャクシの死骸がある…と思ってとっておいた写真。
記録として撮るだけだったのにあとで後悔。パンパンに膨れて死んだオタマジャクシだと思っていたんだけど、あとで写真見たらウマビルが入り込んでない?!ウマビルってプラナリアのような飲み込み食餌ではないのかな。

ウマビルが入ってパンパンになってるのかパンパンになって死んでるオタマジャクシにたまたまウマビルが寄ってるだけなのかわからないけど、ただひとつ言えることはこの状況に気がついてもっとゆっくり写真撮ればよかったということ。

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

ウッシーの撮影以外では、埼玉の街中で過ごした。町の中だけど、いい草場があればニホンカナヘビが見れる。この個体はもうちょいで産卵だね。黄色いラインが綺麗。北海道だと、なかなか見つけられないニホンカナヘビ。いるとこには固まっているみたいだけど~。

カメ達
Turtles

神社の池はやっぱりカオスですな。クサガメもアカミミガメもウロウロしてる。神社の池程度の環境があれば育つことが出来て、しかもほかの環境に移動しようとしないという生態がこういう状況を作るんだよね。

ニホンイシガメ
Turtles

なんとニホンイシガメもおったよ。

アズマヒキガエル
Eastern Japanese toad

用水路の上流からヒキガエルが流れてきた。微動だにしない。話しかけても返事がない。ただのしかばねのようだ。

足の細さ具合から見て、どっかで死んで乾燥して、何かで用水路に落ちて流れてきたと。そう推理しました。

ニホンアカガエル
Japanese brown frog

驚いたことにニホンアカガエルに出会った。ほんと、住宅街の中の神社なのだけど、アカガエルもいるんだね。ここではヒキガエルは産卵してるけど、アカガエルも実は産卵してるのかな?

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

別の日に埼玉の田んぼで。上陸したての個体がたくさんいた。青いの探したけど、いなかったよ…。

ギンヤンマ?
Lesser Emperor ?

あんまり見慣れないヤンマが産卵してたので撮っておいた。ギンヤンマとは違うよね…?と思って調べたけど、これどうも直球でギンヤンマみたいだね。。水色薄いな~、メリハリないな~と思ってアオヤンマとか調べてしまったけど、どうも自分の中の「ギンヤンマ」のイメージは「クロスジギンヤンマ♂」だったようで、これはノーマル「ギンヤンマ」の♀が一番近そう。イメージをちゃんと入れ替えておかなくちゃ…。

で、どのへんが「銀」?昔、腰周辺の水色部分が金属光沢があるので銀だ、と聞いたけどそれで合ってるのかな?しかし英名の「ちっちゃな皇帝」って名前、すごいねぇ。


Baikada’s main website
Wild Home

American Bullfrog

Species of naturalization

In Hokkaido, some species of naturalization are living. From foreign country, and from foreign area in Japan. I took pictures of reptiles & amphibians which is immigrant these days.

ツチガエル
Wrinkled Frog

※結構難しい話だから、今後少し書き換えもするかもしれない。

北海道には多くの移入種がいる。しかし、日本国内での移入(本州→北海道)などが少なくないため、そこにいる生き物が移入であると気づいていない人も少なくない。

上のツチガエルは移入のものです。移入と聞くと、「外来種≒悪」の図式をよくテレビやネットで見かけます。私もその影響は多大で、一部のものは在来種を圧迫しているのは間違いないと思っています。しかし、大きく問題とされるのは結局人間が被害を受けるもので、農業被害等を起こすアライグマなどは注目されやすく、敵視されやすい。

私も、外来動物は歓迎すべきではないものだと思っている。駆除できるレベルの量であれば、駆除も必要だと考えるし、どうしようもなくはびこってしまったものについては、また別の対策を考える。

元の生態系に戻すことを考えて、どこまで駆除するのか。一体いつの時代を「もとの生態系」と呼ぶのか。この先、たとえば人間が全く影響しなくても変化していくだろう生態系についてどう考えるか。非常に考え深い問題だと思う。

ツチガエル卵
Egg of Wrinkled Frog

例えばトノサマガエル(北海道では移入種)の多い田んぼの生態系。人間がいなければ、そもそも田んぼという環境が存在しない。稲作が始まる前の時代の生態系を望むなら田んぼは全て潰さねばならない。が、それは無理な話。

田んぼがあり、アマガエルが寄り、シマヘビが寄り、水生昆虫が寄ってきた。人間の物流や放逐があって、そこにトノサマガエルがやってきた。

トノサマガエルは昆虫を食べ、昆虫を減らす。アマガエルと競合してアマガエルを減らす。本州の病気を北海道に持ち込んでいるかも知れない。

いろいろ危険性はあるが、シマヘビは既にトノサマガエルを食べることに依存し、一部の猛禽、サギやカラスもトノサマガエルを食べている。既に生態系に組み込まれ始めてしまっている。

ここで徹底的にトノサマガエルを駆除すると、それを食べていた捕食者達も数を減らしてしまうだろう。(一時的にか永続的にかはわからないけれど)

マスメディア関係の環境報道では、主に目につくのは「~(種名)を守ろう!」「こんな恐ろしい動物が町に!」という感じのもの。

それはそれで大事だけど、問題点の片面からしか物事を伝えていないことが多く感じる。

もっと根本的に、「生態系に関するモラルの向上」や、「種を守ろう」ではなくて「その種が十分に生きていける環境をなんとかしよう」という動きに今後変わっていくことを期待したい。

とにかく、生物を知ること。環境を見ること。そして、人や媒体からの情報を鵜呑みにするのではなく、その情報を受けて「自分の意見」をがっちりと考える事。これらが揃えば、一般意識も大きな変化があるかも知れない。その上で、駆除が必要であるのか、受け入れていくのか、そういう議論をするのは有益だと思う。

私はまだこの問題について結論は持てていないけどね。でも、今年多くの外来のカエル撮影をしていて、地域の人とそのカエルとの関わり、問題、益、害、考える機会を持っている。そして関わった人たちとは、これらの問題についてできるだけ話をしている。私はまだ、肯定も否定もしないけれども。。

ただ、問題となりうる点や今後起こりうる一般感情などについてはできるだけ慎重に話をしている。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

久しぶりの記事で難しくなっちゃったね。写真撮るのと、整理と、体調不良で忙殺されてなかなかアップ出来なかったのでここからはゆったり写真でも見ていってね。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

とある公園で出会ったエゾリスなんだけど、靴に手を乗っけてきた。どうやらゴハンを貰っているらしい。これもまた、善悪が叫ばれる問題になりそうだけど、私はこれもまだ結論が出せるほど考えがまとまっていない。

ただ、動物の健康を考える上で、ひまわりの種ばかり与えるのはよろしくない!という意見は揺るがないけど。(メタボります)

自分はあげないよ~!と言うと、理解したかどうかはわからないけどすぐいなくなった。(写真撮ってこちらだけ得してしまった感もあるが(^^;)

これ、単純に毛替りじゃなくて部分白化入ってそうだよね?

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

さて今季泣かされ続けたアズマヒキガエル。春の気候不順のせいか、待てども待てども産卵が始まらない。写真を撮るなら、産卵時に撮るのが一番楽なんだけどこの産卵期を読むのに、両生類にはいつも泣かされる。

今年は昨年の3週間~4週間遅れだったそうだ。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

北海道のアズマヒキガエルは移入だという結論におちつきそうだけど、新産地があったとき、「それは本当に外来だろうか?在来ではないと確実に言えるか?」と考えると証明するのは難しい。

過去の資料で函館の個体群が遺伝子距離が東北個体群より、関東個体群に近いことがわかって(遺伝 1988年4月号 42巻4号)ほぼ持ち込み確定の様子だけど、以前の遺伝子解析精度と今のでは違いがあるだろうし、この文章内の考察の記述にも???と感じるところもあるにはある。

外来であったと考えて、旭川の個体、室蘭の個体、その他の個体が全て派生地が関東個体群かは分からない。下手したらニホンヒキガエルがいたっておかしくないかも知れない。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

いっぱいいて、写真撮るにはとても嬉しいけど、複雑な気持ち。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

びろびろ~っと伸びた独特のヒキガエルの卵。聞取りをしてみると結構あちこちで長い卵を見たよと言う話を聞くのだけど、エゾサンショウウオのでろんと伸びた卵嚢を見ているような雰囲気の話もあるので、(枝に産み付けられてたって話があるので)聞取りではなにか証拠付けると言う作業は難しいよね。

あ、次の写真はカエルが喰われた跡なので、ダメな人はささっと飛ばしてください。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

こちらのカラスは既にヒキガエルを学習している。背中に毒腺があるので、ひっくり返して腹から内臓だけ食べている。これと同じような話を八重山で聞いたよ。カンムリワシがオオヒキガエルをひっくり返して食べてるところを見たって話。

でも。つまりはそのカラスにしろカンムリワシにしろ、一度ひどい目にあったってことだよね。学習ってそういうものだよね。だからひどい目にあったことのない動物は、ヒキガエルを食べてひどい目に遭うということは今後もあるかもしれないね。

ハンミョウsp.
Tiger beetle sp.

気がついたらまた難しい話になってる。。。まあ、考えてみてよ。私も考えていくから。

ミシシッピアカミミガメ
Common slider

カメも、もともとは北海道にはいなかったらしいんだ。かなりの寒冷地でも冬は越せるようなんだけど、卵産んで増えてるのかはよくわからないようだね。

小亀がいても産まれた、って可能性もあるけど、小亀が捨てられたって可能性の方が高そうだし。

ギョウジャニンニク
Victory onion

花壇のやつだけど、ギョウジャニンニクの花が咲いてて、
ちょっと感動したので写真撮ってしまった。

カワトンボ sp.
Dragonfly sp.

カワトンボの仲間だけど、なにやら分類が複雑怪奇な様子だったと思うので
種判別はしなかったよ。さて、5月末に水が入ったばかりの田んぼに行ってみる。

ウマビル
Leech sp.

トウキョウダルマガエル(移入種)を探していたら、これがトウキョウダルマガエルに見えた。。。ウマビル、鮮やかな色だけどね。吸血は…しないらしいが、ネット情報なのでよくわからん。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

まぁ、似てるっちゃ似てるよね。トウキョウダルマガエルとウマビル。。

自分、カエルについての細かな識別は難しくてよくわからない。トノサマガエルとトウキョウダルマガエルの違いを1個体だけ見て確認することはできない。何匹か捕まえて、わかりやすい個体がいて、それがようやくそれらしいとわかったのでひとまずトウキョウダルマガエルにしている。文献漁って、生息地がわかって探しているから、間違いはないんじゃないかと思うけどそれでも難しい。

北海道にはトウキョウダルマガエルもトノサマガエルも両方生息している。今のところ、重なり合う生息地は無いのかもしれないけれど、このまま広がればおそろしくややこしい事になるかもしれない。私、声で聞き分けるのも多分できない。

トウキョウダルマガエル
Daruma pond frog

子孫を残そうと頑張っているのだけど、、ね

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

在来種のニホンアマガエル。(在来種と言っても、いつからが在来なんだ?)こちらはまだシーズンが早いせいか、鳴いてるけどあまり表に出てきていない。蛙って、鳴いてるとこ撮りやすい時期があるんだけど産卵最盛期にはオスも一生懸命になっちゃって「余裕がない感じ」になってくる。その時が狙い目。この写真も一応鳴いてはいるんだけど、見づらいね。。

ツチガエル
Wrinkled Frog

一部ではおなじみのツチガエル。道産子だけど、外の子のようです。

ミズカマキリ
Water stick insect

複雑な気持ちばかりが続くわけでもなく、ときどきこうして普段見ない生き物に出会えるから夜の生き物探しは面白いね。ミズカマキリなんて20年ぶりくらいかな…。

ジムグリ
Japanese forest rat-snake

そうそう、それで!ようやくヘビの季節なわけです。とても久しぶりでやっぱり感動ひとしお。でも、おちびさんは撮りにくいです。靴と大きさ比較したら小ささわかります?

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

エゾサンショウウオも部分的には上陸(変態)を果たしているね。私は幼生フォルムよりも成体フォルムの方が好き。あまり目にできないからだと思うんだけど。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

同時発見した個体でヤラセ。
エゾサンショウウオの亜成体は斑紋の変異が激しいね。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

いーい瞬間。内心どうかはわからないけど、とりあえずリラックス姿勢。そしていた状況そのままの姿。理想的。

でも発見したのは、その日一緒に行動してくれたZさん。自分ひとりじゃこの状況で見れなかったなあ。ありがとう。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

捕まえればもちろん怒る方もいらっしゃるわけで、この方には右手に有難い勲章を2つ頂きました。ちゃんと消毒しないとね。大きなアオダイショウは油断できないなあ。

アオダイショウ
Japanese rat-snake

日当たりの場所が悪くてボツにした写真。嫌いじゃないんだけど、やっぱり用途には向かない写真だもんね。

ヨツボシヒラタシデムシ
Carrion beetle sp.

真っ黒のオオヒラタシデムシ?はいっぱい見るけど、このヨツボシさんを見ると結構お得感があるなぁ。今日までヨツボシをヨツモンと勘違いしてました。。。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

かなり標準のシマヘビ。北海道でこのかなり標準を見つけるとテンションあがるのは私だけでしょうか。。私はムギワラの呪いにかかってて、カラスや標準をあまり見つけられないのです。

シマヘビ幼蛇
Japanese four-lined snake

この状態でしばらく動かなかったんだ。擬死?威嚇??動かなさ程度は擬死っぽかったんだけど。

トノサマガエル
Black-spotted Pond Frog

さんざん話題に出たけど、ようやくトノサマガエル。トノサマガエルっぽいトノサマガエルのためのトノサマガエル。

クサガメ
Chinese three-keeled pond turtle

移入種も撮るから、クサガメも撮ったけど…。あからさまな捨て亀。甲羅がイビツ。。いい加減にお池にカメを放してやる(≒捨てる)のはやめようよ!

ニホンカナヘビ
Japanese Grass Lizard

最後は在来種で締め。ニホンカナヘビ、ようやく撮れました。ニホントカゲとはかなりしっかり棲み分けをしてるので、同時に見かける事はほとんどないような気がします。


Baikada’s main website
Wild Home

Is it right ?

Elaphe climacophora
Japanese rat sanke
青大将(アオダイショウ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*Ricoh GX200 Macro*

体は敵に対する恐怖を。
The body shows the fear.

目は敵に対する好奇心を。
The eyes show curiosity.

そして全身で己の迷いを表している。
And, the whole body shows the hesitation for herself.

.

Baikada’s main website
Wild Home

Gratitude

Lycodon ruhstrati multifasciatus
White banded wolf snake
先島梅花蛇(サキシマバイカダ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

今年出会えたヘビで一番うれしかったもの。やっぱりサキシマバイカダ。
とても素敵なヘビ。
The snake which I meet you in this year, and was the nicest is White banded wolf snake. A very wonderful snake.

Lycodon ruhstrati multifasciatus
White banded wolf snake
先島梅花蛇(サキシマバイカダ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

奇縁で彼女は、今うちにいるのだけど、
やはり野生で過ごす姿の方がとりわけ美しい。
She lives with me by a strange relationship now. However, their figure to watch in nature is than them who watch it at home more beautiful.

餌は問題なく食べるけれど、ほとんど馴染まない。
よく咬み、よく噴き、よく威嚇する。
やっぱり馴染むアオダイショウの方が、「飼う楽しさ」は有るだろう。
Though she eats bait by no problem, she is hardly familiar with me. It gets caught frequently, and she arrives and threatens me. Japanese ratsnake is familiar with a human. Therefore surely Japanese ratsnake is suitable if you demand the pleasure that you keep.

でもとてもこの蛇には生態的に興味がある。
だから、いまここにいる姿をよく観察して、
一般には知られない何かをしだしたようなときには
ちゃんとどこかに報告はしようと思っている。
But I am interested in this snake for the habits very much. Therefore I observe the figure which is here well now. If I find their phenomenon that is not known generally, I think that I will report it properly.

Lycodon ruhstrati multifasciatus
White banded wolf snake
先島梅花蛇(サキシマバイカダ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

本来は夜の蛇だから、これは捕まえたあとで
昼間に捕まえた場所で撮影したもの。
This snake is originally nocturnal.
Therefore this photograph is the photograph which I took at noon since I catch a snake once.

なんだかんだ言っても、一番好きなヘビはサキシマバイカダだ。
There is the problem in various ways when I live together, but the snake which I like most is White banded wolf snake.

サキシマバイカダと、それを育んだ環境、そして出会えたフィールドに感謝。
I have gratitudes White banded wolf snake,
the environment where she was grown up,
and Field where I was able to meet her.

.

Baikada’s main website
Wild Home

メタル実験

冬は野の爬虫類関係の撮影は厳しく、鳥や哺乳類を撮ったりするのだが、調子を崩しやすい季節でもあり、なかなか思い通りに動けない。

だから、少し家で出来ることも始めてみようと思っていた。

そして、今年の北海道でのヘビのフィールドは、一息つくことになった。
もうかなり寒くなった。

目標だったシロマダラの発見には至らなかったけど、
ヘビは北海道で51匹、沖縄など合わせると今年の総数で100弱といったところ。

北海道の51匹のうち、残念ながら轢死体として出会ったのが34個体だ。

死骸は基本的にはカラスやキツネが食べていくことになるのだけれど、
いくつかは拾って持って帰ってきた。

標本としての保存を考えたんだけど、
あまり作られていない標本として作ってみようということで
金属いじりをはじめた。

主には2つ考えていたのだけど、
考えていたものの一つ、頭骸骨などを鋳型とした鋳物作成の方は、
まだ、うまく行っていない。

頭骸骨自体は、ミルワームの協力などあって結構綺麗に取り出せるのだけど、
鋳型を取って、金属を流し込むとなると上手くいかない。

金属を溶かした時の表面張力が強く、
細かい部分に液体金属がはいりこんでくれない。

また、頭骸骨は非常に複雑な形をしているので、
なるべく単純化しようといろいろ穴を埋めたりしたのだけど、
今のところ、まだ駄目だ。

出来上がった鋳物は、
相当異様なものが出来上がってしまったので、
写真出すのは控えておこう…。

比較的予想通りのものが出来つつあるのがこっち。

ヘビの皮膚から作成した金属のチップ。
まだ作る段階で割れてしまったりするのが上手く行ってないのだけど、
こっちの方をもう少し頑張って作り進めてみようと思う。

これはアオダイショウの幼蛇から取った。
正直、鱗が細かすぎて厳しい。

チップの大きさから、まあまあ収まりが良いので、
今は我が財布に入ってもらっている。

お金増えないかな??

こちらはアオダイショウの成蛇から。
背骨周りのキールのある鱗なども綺麗に出て、なかなか良い。

形に無骨さがにじみ出てしまっているが、
これは今後少し削るなどして形変えてもいいかもね。

色気ないまま、ストラップに付けてみた。

こんな簡単なものしか出来ていないけど、
ここまで出来てくるのに1カ月くらいかかってしまった。

これは、標本としても面白いと個人的には思うのだけど
交通事故へのメッセージとしても何か残せるのではないかとも思う。
メッセージを込めたものとして人目に触れさせるには、
まだまだ改良しなくてはならないね。
亡くなったアオダイショウの霊の平穏を願って。

.

Baikada’s main website
Wild Home

Japan snake center

I went to see my son’s athletic meet. It went out to Japan snake center by my son’s request. Various snakes have been exhibited there. However, we can see the wild animal plenty, too.

ニホンアマガエル
Japanese tree frog

子どもの運動会を観に本州へ行ってきた。運動会もお天気良く、代休を使って子どものリクエストでジャパンスネークセンターに行ってきた。ジャパンスネークセンターはいろんな地域のヘビを展示もしているが、意外と園内でも野生の爬虫類や両生類を見かけることがある。今回はそれをアップしていきます。

最初に載せた写真は、ニホンアマガエルの白っぽいやつ。目の瞳孔は黒いので、いわゆるアルビノというわけではないが、緑も黄色も青もほとんどなく、不思議な個体だった。時間を置いたりすると色も変わってきそうだけどね。

ヤマカガシ
Tiger keel back

白蛇観音という像が園内にはあって、
その周囲を浅い池が囲むんだけど、そこにヤマカガシが。

北海道にはいない、ヘビにまずは出会えてとても嬉しい。
ヤマカガシはこの金魚を狙っていたのかな?
(ヤマカガシは結構器用に魚類も食べます)

なんとこの日、ヤマカガシの当たり日だったらしく、
5匹も見ることができました。

ヒバカリ
Japanese keelback

ちょっと湿った風のする方に向かうと、ヒバカリにも会えた。
ヒバカリも北海道にはいない、自分的大歓迎種。地味で小さな好きな蛇で多くの個体は触っても咬みつくことは無いのだけれど、私はこういう、「大人しい」とされる種によく咬まれる。しかも執拗に。

ヒバカリ
Japanese keelback

きっと嫌な臭いか、食べれそうな匂いが出ているのだろう。普通の攻撃の咬みではなく、むしろ「食べる」「痛めつける」咬みです。ヒバカリなんて言われ、「咬まれれば命はその日ばかりの毒蛇」などと昔は言われることもあったようだが、咬まれても無害です。少なくとも人間には。

敢えて無毒とは言わない。

ヤマカガシは1970年代に強い毒があることがつきとめられた。人が死に至ることも十分にある毒。デュベルノイ腺というところから分泌される毒が、奥の少し長い牙を通して体に打ち込まれる。奥歯だけに、毒が入るのはごく稀だが、毒が入ればただ事では済まない。

そしてガラスヒバァというヘビにも毒があることが分かっている。ヤマカガシと同じく、デュベルノイ腺というところから毒を分泌し奥歯の長い牙(後牙)を通してじわじわと毒が入る構造。しかし人間に対しての健康被害は全く報告されていない。

ガラスヒバァというヘビは、ヒバカリと同じ属、Amphiesma属に所属している。だから、ヒバカリもガラスヒバァとよく構造が似ている。(追記2018:Amphesma属からHebius属になりました)

ヒバカリ
Japanese keel back

見づらいけれども、ヤマカガシの奥歯と同じく、ヒバカリにも長い奥歯がある。だから、ヘビにはなるべく咬まれない方が良い。(咬まれたかったわけではなかったのだけれども…)

※ややこしいことを書いておりましたが、現在のところ、ヒバカリでは有毒の報告はありません。

Baikada’s main website
Wild Home

Grief

I tired to look for snake. I tried to take photographs of other than snake. But I found snake, and take photos snakes a little. However, I was tired from my having felt a very unpleasant thing very much then.

ベニテングタケ
Fly Agaric

先日のベニテングタケがしっかりと傘を開いて威圧感が増した。この日もヘビ探しだったが、夜間のシロマダラ探しを今年はずっと続けていてさすがに疲れた。だから、昼のヘビを観察しようと思って出かけたんだ。

9月末、私は北海道を一時出るので、出てきているヘビの観察は実質この日が最後かな?と思って出かけてきた。

ズナラなんですかね。
Quercus crispula ?

動物も数少なで、昆虫はと言うとキノコにたかるハエばかり。たまにゃ植物を見るのも面白いかなと思って、1本の木に注目した。植物、とくに木本については私は知識ゼロに等しい。これは、樹液が出て虫がたかる系の木、くらいの認識。

ドングリがマルっとしていて、なかなか良かったのでなんとなく撮ってみた。

鱗翅目sp.
Lepidoptera sp.

あとでたぶん、ミズナラらしいということが分かったのだけど、その裏には何かの卵が産みつけられていた。鱗翅目(チョウ・ガ系)の卵じゃないだろうか?

私は、丸い粒々がぎっしりと詰まって並んでいるものは見かけると鳥肌が立つ。うわぁ~という声をあげかける。シダの裏側とか、コオイムシの卵背負ってる姿とか、ちょっと苦手だ。だから持ってた葉っぱにこの粒々が付いてた時はかなり度肝を抜かれた。

しかし、私が1枚木から葉っぱを貰ったせいで、この卵が孵化したときに、幼虫が木全体の葉っぱに行けるはずだったのに運命を断ってしまった。
あまりに申し訳ないので、葉っぱに小さな穴をあけ、枝に刺してきた。木にとっては害なのかもしれないけどね。

ミズナラ?
Quercus crispula ?

落ち葉も目立つ。落ち葉から太陽を撮ってみた。なんとなく。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

予想通り、アオダイショウに会えた。見つけたとき、道の真ん中で伸びて日光浴していたのだけど、私の姿を見ると体をゲジゲジと縮こまらせて緊張してしまった。悪いかな?と思いながらコンデジをすぐ近くに持って行って写真を撮らせてもらった。するとカメラに興味があったのか、ゲジゲジした緊張を解いて臭いを嗅ぎながら(舌をぺろぺろ出しながら)カメラを嗅ぎまわっていた。とても可愛らしい。

それから、北海道では初めて見つけたんだけど模様がおかしな幼蛇の死骸を見つけた。ストライプ系なんだろうか?死体だけど見てみてもいいよ、と言う人はこの先もご覧ください。

“Grief” の続きを読む

Curse

Elaphe climacophora
Japanese rat sanke
青大将(アオダイショウ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

撮影の確立したスタイルを持っている人は羨ましい。
私もそれを試したり、いろいろして自分の撮ってみたい方法を模索したりする。
自分のスタイルを持っていないように感じていたからだ。
I envy the person who has the taking a picture style. I grope for the method that wants to be taken by me. I felt that it did not have my style.

自分で新しいアイデアを取り入れて撮ることもやっているし、
人の考えたスタイルで参考に撮ってみたりもしている。
綺麗にはなるのだけど、満足ができない。
I take it by fresh new ideas. Moreover, I take it referring to the style that the person thought about. I cannot be satisfied though I can beautifully take the photograph.

最近、知人数人に写真についてのコメントを貰った。
そしてやっと気が付きました。
技術的なスタイルに固執していたけれど、
私は既に撮影スタイルを持っていた。
I got the comment about the photograph from several acquaintances recently. And at last I noticed.
Though I persisted in a technical style, I had positive photography-style. It was to take a snake with all a feeling.

特別なことはしない。
私のスタイルは気持ちを込めてヘビを撮ること。
誰でもやっているし、誰でも出来るスタイルだけど、
逆に私しかできないスタイルではある。
Everyone is a style that is, and the style that everyone can do. However, it can be said the style that only I can do.

込める感情はたくさんあると思うのだが、私の場合たぶん普通でない。
言葉にするのは難しいけど、まあ、ある種の呪いみたいなものである。
少なくとも、情熱や愉悦でないことは確かだ。
It thinks feelings that people include to the photograph to be a lot, and, maybe, it is not usual for me. The feelings are certain kinds of one as cursed. At least, it is certain that it not is neither passion nor enjoying.

もちろん、これからもいろいろなスタイルや、
いろいろな動物を撮って行かなければならない。
そこに気持ちを込められるかはわからない。
でも、自分にもスタイルがあることに気が付けて、とても安心した。
Of course, I should be going to test various styles in the future, and take various animals. I do not understand whether feelings are put there. However, I was very relieved because I also noticed me have the style.

.

Baikada’s main website
Wild Home

I enjoy last season.

I met a pretty juvenile snake in the night. That species is Japanese ratsnake. Very pretty…

アオダイショウ
Japanese ratsnake

この間アオダイショウの幼蛇を見つけてテンションが少し上がっている。今回も夕方から夜間のフィールドだったが、夜にもかかわらず、昼行性のアオダイショウを見つけた。


アオダイショウ (Youtube)
Japanese forest ratsnake (Youtube)

15℃の気温の中、寒いからか、とてものんびり動いている。あまり危機感を感じていない様子なのは幼い故からか?しかし、懐中電灯で照らし出したとき、やっぱり一瞬シロマダラを考えてしまった。シロマダラでなかったのは残念だけど、その残念さを超える可愛さ。口元がにやけてしまう。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

一晩誘拐して、日光の下で1回撮影させてもらった。相手もおっとりしてるので久しぶりにゆっくり一眼で撮った。久しぶりに腰を据えて写真を撮るのは楽しかったなあ。

アシブトハナアブ
Syrphid fly sp.

誘拐したアオダイショウを放しに行ったら新型インフルエンザが流行しているのでハナアブも手洗いは一生懸命です。今、自分は浮世離れした生活してるから、人ごみに出たら一発で感染しそうだ。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

もう1個体、アオダイショウがいたのだけど、これは既に轢かれていて絶命していた。いつも死体を見るとテンションがダダ下がりしてがっくりくるんだけど、いくつかは回収して標本化してみようと思うようになったので、持って帰ってきて夜中に解体(解剖)した。

轢かれて死んでいたのは、肺の破裂が原因の一つぽかった。十何年ぶりの解剖だったので、慎重に事を進める。で、なんとか臓器,筋肉+骨格,皮にわけることができた。皮と骨格を残して行こうと思う。

Baikada’s main website
Wild Home

New Juvenile

I picked up a small snake. Unfortunately it was dead. However, it was a snake born this year, because from size. I was gotten to know beginning the activity of the snake that was born this year on the ground.

アリの仲間
Ant sp.

そろそろ私の考えていた季節が到来したようだ。

夕方からフィールドを開始して、気温は20℃から15℃へガタ落ちした。(19:00でも…)もはや昆虫すらも大きなものは見えにくい季節になってきた。ハネアリやガばかりが目立つ。

アオダイショイウ
Japanese ratsnake

凄惨な轢死体だったので、写真はこれに留めておく。

見つけた蛇の死骸は、全長38.5cm。鱗がぎっちりと詰まっている感じが幼蛇っぽい。これは今年のアオダイショウのミニマムサイズと並ぶ小ささだ。6月初めに記録した幼蛇が38.5cmだった。つまり今、このサイズが出てきているということは、新仔が行動を始めたということだ。

6月に40cm未満だった個体でも、ひと夏超えれば60cm前後にはなってるだろう?普通、生まれたばかりのヘビはお腹に卵黄を備え、しばらくはその養分で生活できる。そして第1回の脱皮を終えると卵黄も吸収が終わり、冬眠に向けて多少の貯食や冬眠場所を求めて活動する。つまり、幼蛇がすでに行動を開始したのを確認できたんだと思う。

ヘビはこの時期、個体数が倍増する。

親世代はもちろん生き残っているうえに、一親が生んだ卵からは3~10くらいの仔ヘビたちが生まれているはず。

それらが、一番動き回る季節になったのだから、基本的な行動時間以外でもヘビを観察することができる可能性があると踏んでいる。

もちろん、狙いはシロマダラ。雪が積もるまでは、希望を持って行動したい。

※この死骸は、全身平たくなっていたので、標本のために保存するのは断念した。

※お詫び
ファウラNo.22に掲載した北海道へび図鑑の「アオダイショウ」で幼蛇の大きさが20~30cmと書いてしまっていた。これは小さすぎる。30~40cmと書くべきだったのだが、うっかりしてしまった。

Baikada’s main website
Wild Home