Like a corpse

The weather of June of this year is abnormal. It was very cold. I went out to look for the snake time because the temperature was improving a little after a long . However, only snake’s corpse was found to me.


ギンリョウソウ
Corpse plant

北海道の夜のフィールドは不調だ。これというのも天候が悪いせい。いつまでこの低温が続くのだろう。

今回は、以前からフィールドを一緒に回りたいと話していた
高校生のK君と一緒に回ってみた。本当は昼のヘビも見たかったのだけど、昼は20℃は行ったものの雨降ったり、雲どんよりで風吹きすさぶ。結局、アオダイショウはこんなとこで見れたんだよ、ということしか教えてあげられなかった。

ギンリョウソウが咲いていて、(以前、”Snakes log”(Name))にポストしたギンリョウソウより花弁(?)が開いてて、黄色い部分がこんなに開いてるのに気がついたのは家で写真を整理してた時だった。)花房の部分は、ぷっくり膨れていてうっすらピンクだった。

エゾアザミテントウ
Ladybug sp.

ヘビもいないし、結局興味は昆虫に向いてしまうよなー。
K君ゴメン。

クダホコリ?
?

こはなんぞ?最初、粘菌かと思った。粘菌かもしれない。キノコかもとも思った。

こういうオレンジのよくわからないキノコはよくある。そして卵かとも思った。虫の卵みたい…。でもたぶん動物じゃない気がする。ちゃんと触ったりして確認すればよかったかな。

かなり気になることがある。かならず、そこにはヘビが生息しているはずなのにその周辺で今年の脱皮がらがひとつも見つけられないこと。冬眠明けてから、まだその場所で脱皮していないだけなのかな?絶対いるはずなんだけど…。

そしてそのまま夜の散策に。車から降りずにルートを進める。

キタキツネ
Ezo red fox

いつものところにいつものやつが。こいつ、ホント逃げないんだよね。「クレクレ」という名前をつけてやった。写真だけ撮って、餌は与えなかった。あんなとこ夜にうろついたって、ウチの車くらいしか通らないだろうに。

結局、ヘビは轢かれたアカタイプのジムグリが1つ。残念、さっき轢かれたところみたい。。。綺麗なジムグリだったんだけどねえ。その他、見れたものはヨタカ2、ヤマシギ2、キタキツネ3(クレクレとその仲間たち)、 くらいだった。

ヘビを探すにあたって、なるべくトラブルは起こさないよう
探す先で説明することが多いのだが、それでもこちらの伝えたかったことが 相手には曲解されていてトラブルになりそうなことがあったのでテンションダダ落ちだった。たびたびだけど、K君、はらはらさせてゴメン~。

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Lighting fungus

I went to take a photo “Lighting fungus”. I was interested to take “bulb” photo.

ツノホコリsp.
Slime mold sp.

前日の行程からこの日は午前ぐったり、午後ぐったりして、夜に北部探索。昨日のメンバーに加え、先日東京のフィールドでばったり出会ったSさん、Z君、カエルのツボカビを研究している麻布大学のU先生などいろいろな方とフィールドを一緒した。
前半は北部のクロイワトカゲモドキを眺めたり、

クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

カエルを眺めたりして進む。

ナミエガエル
Namie’s frog

とくに好きでもないし、そういう趣向もないはずなのだがナミエガエルを見ると尻を撮りたくなる。なんでかわからんが。なんでじゃろう。
顔はこんな感じです。

ナミエガエル
Namie’s frog

山の上のほうで湿地があって、ヘビがいねぇなぁと思っていたら、誰かが「ヒバァいるよ」って教えてくれた。誰だったのかなー。ありがたい。結局誰だったかわからんかった。キジムナーだったのか?

ガラスヒバァ
Ryukyu keelback

ガラスヒバァのまあまあの大きさのが湿地にいて、写真撮ってたりライトを当ててたらパニクってこっちに寄ってきた。ごめんごめん、あんまり近寄ると逆に撮りにくいんだよ~。と掴んだりして。
ヒバァにしてはおとなし目な子だったのでほとんど咬まれることもなく臭いを巻き散らかされた。久々のヒバァ臭…。やっぱり臭い。

ホルストガエルの亜成体を見かけて「あ、ハナサキガエル」と口走り株を落としつつその後も歩く。
U先生たちは、その後もカエルのツボカビサンプル採集のため別行動になったのでこちらもZ君を吸収しつつ、光るキノコ撮影隊に。発光キノコは沖縄でも数種あるらしく、すっごい面白いね。素敵の子。ステキノコ。

アミヒカリタケ
Fungus sp.

初めてがっつりとバルブ撮影してみたけど面白いね。工夫のしようがありまくる。
上の写真はただシャッタースピードをのばしただけだけど、懐中電灯をちょっと使うとこんな感じに変わる。(ストロボでもいいと思う)

アミヒカリタケ
Fungus sp.

自分はこっちの方が好きだな。

撮り方は、周りの皆さんの撮り方を見て「ほえ~、なるほど~」と感心しつつ試行錯誤してみた。発光キノコが点々とあるので各々が配置についてライトを消して撮影してるから、ヤンバルの森の中で真っ暗森のなか、ボソボソと男の声がコダマするという一般人がやってきたら逃げ出しそうな状況を楽しんだ。

ヒナノシャクジョウ
Burmannia Championii

腐生植物のヒナノシャクジョウ。これも彩元堂さんに教えてもらった。自分がギンリョウソウとか好きだというのを知っていて教えてくれた。まだ開ききっていないけど、白い怪しさのある面白い植物。
次のポイントに移動中にアカマタ発見。アカマタも臭いをかいでみる。オッェエッェ臭い。ワシはマダラヘビ属の臭いが一番嫌いだ。

アカマタ
Ryukyu odd teeth snake

しかし、ただ単に「久しぶり」という感覚で臭いをかぐ。
20代のころは、軽くえづくくらいだったけど、30代になった今、しっかり嗅いだアカマタの香りは胃内容を逆流させんばかりだった。
そんなわけで、親指と人差し指で「キタナイモノ」的につまんでいじってたら腹に小石がついてるのが気になって…もしかして車にひかれた個体だったかなと思ってみたらマダニが刺さってた。オェェェ。
キララマダニの仲間らしい。キララマダニは、背板がキラキラ光る(日本のはあんまり光らないんだそうだ)からキララなんだと彩元堂師が教えてくれたので、北海道の田舎の野良犬のマブタには、マダニがいっぱいくっついてるんだよ、などマダニトークで盛り上がったり盛り下がったり。ダニー最悪じゃ。

そのあと、沢を歩こうということになって沢を歩くとヒメハブが水没してた。
おお!生活防水IPX7等級相当のヒメハブ!!ヤンバルサワハブ!!という心の叫びはあまり表に出さず、こっそり撮影した。

ヒメハブ
Hime habu

薄いヒメハブは尻尾の色がスターダストできれいやね。(いずれへび図鑑(サイト終了)に載せたい)

沢歩きでひそかに親分(ハブ)を期待していたんだけど親分は現れず。
ガラスヒバァの子っこは排水溝にダイブして行方不明。「ス巻きにして道頓堀に沈めたろか」とも思ったが、そうするまでもなく、浮き上がってきてくれなかった。やつはエスパーだ。。
その後もアカマタが現れたのものの早くもアカマタには「もういいや」感漂い、スルー。

結局2日で5種11匹。そして自分で見つけたもの0というフィールドニートっぷりを最大限発揮した。やばいよ、本当にヘビ探しニートだよ。。。さすがに次の石垣では見つけられるとは思うんだけど。。。
そして気がつくと朝。一晩中、沢を駆け抜けるアホども。

しかし、学生の頃のように体力あり溢れてないのと、感情抑制リミッターが身についてしまったので、トーンが低めで皆様、失礼しました。。。

ハナサキガエル
Okinawa tip-nosed frog

朝帰りしたその日には昼過ぎまでゴロゴロし、そしてその当日には友人の結婚披露宴に出席してきました。何度も言うけれどトーンが低くて、本当に申し訳ない。。。
そして沖縄で一番食べたかった「ぐるくん」(タカサゴ)の唐揚げを食べ、島ラッキョウのキムチを食べ、満足感を持って石垣に向かうのでした。
ぐるくんは漁獲2日目以降は身がグズグズになってしまうから、内地には出回らないんだって。沖縄来た時しか食べれないねえ。伊豆に行った時にタカベでもそういう話があったなあ。

ということで皆さんには本当にお世話になってしまいました。一人だったらどうなっていたことやら。。。

なんだか宿泊してるホテルの周り、なんか頭の黄色い縁取りのGがうようよいるんですけど…。アマミタカチホにしてもワモンゴキブリにしても、黄色なんて目立ちカラーとりいれちゃったんだろうね?

下の写真は昨日渓流にいた大物の人だけど、ワモンGとか食べに来てくれないかなぁ…。(生息域が違いすぎる…)

オオハシリグモ
Spider sp.

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Many moth

Hokkaido is very large land. I went to East hokkaido from Sapporo. There is many nature places. But it is very colder than sapporo. I didn’t found many animals, but I enjoy in nature of east hokkaido.


アオイトトンボsp
A kind of Dragonfly

北海道は広い。半端なく広い。札幌を起点に道東を少し動き回ってきた。今年は意外と暑い日が少なく、お盆を前にしてすっかり秋模様です。

イトトンボの仲間は、ちょっと識別難しくて触れられない部類だったんだけど、逆に捕まえやすいので、よく観察できる。お陰で数種類だけ、識別できるようになった。今回は赤い目のイトトンボを探しに行ったのですが、結果から言うと×。簡単ではないようです。

写真のアオイトトンボの仲間は、この写真ではアオイトトンボか、エゾアオイトトンボか識別するのは困難みたい。


ゴマダラカミキリ
A kind of longhorn beetle

虫ばっかでゴメンナサイね。これは札幌で見つけたゴマダラカミキリ。大き目のカミキリだけど、自分の好みからするとちょっと太い。ずんぐりしてる。カラー的には好きなんだけど。でもこのカミキリ見ると、気持ちが充実する。食べ物で言えば、干し芋って感じか?


カシワマイマイ
A kind of gypsy moth

公園の大きめの木を見ると、こいつだらけ。今年大発生中のマイマイガの仲間のカシワマイマイです。名前をマイマイで止められると、カタツムリの仲間と勘違いしそうになるから勘弁して欲しい。。

移動中、とある水銀灯ではたくさんの昆虫が~飛び回る虫が~、、、

↓ クリスタルキング「ユリア永遠に」っぽく

だ~か~ら~
今日より  明日より  愛が欲しい~
夢より愛する  君が欲しい~
全て蛾~!!


上の歌は、トンボ屋の友人と林道歩いてたときに出来た歌だ。やんばるの山奥でストッキングに包まれた腐れバナナを発見。(バナナトラップ:虫捕りトラップよ)
クワガタでも付いてないかな?(ドキドキ)
もしかして、スズメバチ盛りだくさんかな?(ガクブル)

そう思って見に行ったら、くっついていたのは全て蛾だった。

どうだった?と聞かれ、
うん、全て蛾~~~(泣)

こうして生まれた曲だ。いつの日も芸術作品が生まれるときは苦労が絶えない。この歌をまた歌う日が来るとは。しかし、同行者に嫌がられそうなので、心の中で叫んでいた。


オオハクチョウ
Whooper Swan

サンゴソウも赤く色づき始め、オオハクチョウもいたりと、冬まっしぐらな雰囲気ですが、これだけ寒くなってきても蚊は多い。この場所の蚊は、海岸に住み、黄色いくせに刺してくる。(一般の蚊(アカイエカやトウゴウヤブカ)は黒いのしか刺さないけど…)ほんで刺すとき痛い、刺さってる間痛い、抜いた後はなまら腫れる。走攻守三拍子そろった、蚊界のイチローみたいなやつだ。


キアシシギとトウネン
Grey-tailed Tattler & Red-necked Stint

シギもほんの少し。他にはハマシギとソリハシシギがいた。シギの飛翔はかなりかっこいい。集団で一気に翻る姿や、翼の形もシャープ。降りると、なんだかのほほんとした雰囲気になってしまうが。

せっかくなので、流し撮りでも出来ないかと粘ってみたが、憎き黄色い蚊に刺されまくって、イライラ最高潮を迎えたので退散。ああ、腹が立つ。。。


エゾトリカブトとハイイロマルハナバチ?
Ezo aconite and a kind of honey-bee

山に入るとトリカブトが花季を迎えていました。この異様な形の花が好きなのですが、この花の蜜にもトリカブトの毒はあるわけですよ。(主に根に多いが、全草に分布)アコニチン系の毒ですが、神経伝達系を阻害します。ごく少量で人は死にいたるようですが。

このハイイロマルハナバチ?はエゾトリカブトに散々もぐりこんで蜜集めをしているようでしたが、昆虫はこの毒ではやられないようです。人を含む哺乳類などの神経伝達物質と節足動物などの神経伝達物質が違うかららしいのですけれど。

逆に、獣医が犬や猫に使う、ダニやノミを駆除する首筋にポタッとたらす薬は、節足動物などの神経伝達を阻害する薬。だからノミは落ちるが、犬は死なんわけですな。

ところでこのすぐそばで養蜂してたんですけど、その蜜は大丈夫なんでしょうか…。

他に、トリカブト系はカラフトブシと思われるものがありました。ブシ、はブス(附子)のことで、トリカブトの事を指します。トリカブトを摂取すると神経麻痺が起こって、顔面の容貌が著しく変容することから、いわゆる「ブス」の語源になっているとかいないとか。(Wiki pediaに書いてあった)


ゴマフアブ
Okada’s five-lined skink

自分の最強天敵昆虫。ゴマフアブはとにかくひたすら痛い。硬くて叩いても撃退しきれない。集団で来る。シャツお構いなしに上から刺す(咬む)。見た目、そんなに凶悪ではないんだけどね。でも凶悪。


シマヘビ
Japanese 4-lined ratsnake (No line type)

この旅、唯一のヘビでした。シマヘビのムギワラタイプ、そして亜成蛇。まー、斑紋がファンキーで怒りまくると頭も三角、背面に斑紋も残るから、いわゆる「ニホンマムシにとても似てる」感じ。最初に捕まえたときはすごい勢いで怒っていたけど、途中から意気消沈。体をこわばらせてゲジゲジになってしまいました。ごめんなさい。


タマツノホコリ
A kind of myxomycete

森の中でヒグマのホカホカウンコにびびりつつ、朽木を探し回ると、ちょっと異形系の粘菌発見!タマツノホコリだろうかね。単細胞期(移動体期)から多細胞期(集合期)のちょうど移行中だったみたい。多細胞期の形状は、ほんとCoolだ。


ヤツボシハナカミキリ
A kind of longhorn beetle.

ちょっと普段見ないハナカミキリがいたので撮っておいた。ヤツボシハナカミキリというもののようだ。見たことなかったけど、少ないわけではないみたい。ハナカミキリは、もうひとつ萌えきらないんだよな~。触覚の長さか、体の大きさなのか…。自分のツボがよくわからない。

まあ、なんだかんだと結局マクロな世界のものが多かったけど、大きな生き物にあまり会えませんでした。森やら海方面にも顔を出したのに、見れた哺乳類はヒグマのウンチだけって、やる気なさすぎでしょうか。はいすいません。。。

次回は滞在中の1/3くらいはフィールドに行けるよう頑張ってみます。そういえば、久しぶりに東側でニホンカナヘビ見たよ。まだあの地域では見つけたのは2匹目だな~。少ないんだろな。

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The meeting of the photograph exhibition

I went for the meeting of the photograph exhibition of a plan performed in the next year. This record is a thing of the Gunma stay of this trip. Here is the research institute of the snake. I seem to be able to do a photograph exhibition of the snake thanks to the research institute.

シマヘビ
Japanese four-lined snake

今回は、とある群馬の施設で来年、私の写真展が出来るかもしれないということで、打ち合わせと下見に行ってきました。担当者間では、話はまとまったので、今度は企画書のようなものを作り、先方と具体的に話を進めていくことになった。もちろん、その為だけに関東地方に行くのも勿体無いし、時期もそこそこ良かったので、知人宅めぐりを行ってきた。

今回は、その群馬県での記録です。今回の遠征は、最初から快晴。幸先がいいのか、悪いのか?研究所には2日間の予定でお話に伺い、職員の方々とも貴重なお話が出来た。施設内にある飼育施設には、簡単に見ることの出来ないヘビたちが観察できるのでとても有難い。

そして意外と自然の環境が施設敷地内にも残っているので、飼育動物だけでなく、こんなニホントカゲ(追記2018:ヒガシニホントカゲ)も見ることが出来る。このあと、ニホントカゲとよく似た種類を観察する予定になっていたので、ニホントカゲを間近で撮ってみた。

ニホントカゲ(追記2018:ヒガシニホントカゲ)
Japanese five-lined skink

そういえば、園内で去年発見したムラサキホコリ。今年もどっかに無いかなと思っていたら、隣に置いてあった木のベンチ?に大量に生えてた。どうもこの辺りがテリトリーらしい。。。

ムラサキホコリを含む粘菌は成長ステージによって移動するので、どこかにすぐいなくなっちゃうイメージだけど、そんなに大きくは移動しないのかな。。。

ムラサキホコリ
A kind of slime mold.

この写真は3つのステージを入れてみました。子実体が生え始めた1。子実体が成長した2。子実体が働きを終えてメルトダウンしてしまった3。1と3を見れたのはちょっと嬉しいな。

夜は、職員さんの一人とフィールドへ。いろいろとヘビの情報のやり取りをした方だけど、よく考えたらフィールドに一緒に出るのは初めて。職員さんのお気に入りポイントへ案内していただいたので、自分は発見に全精力を懸ければ良いのですな。

アズマヒキガエル
Eastern-Japanese Common Toad

と、ぼちぼち歩いていたアズマヒキガエル。大きくて危機感無い。ほんと鈍い。でも重量感があるので、撮っていると手ごたえ(?)がある。でもポーズが変わらないのでちょっと飽きる。

その後も歩き回るけど、ほかに何もいない。暑すぎて、乾燥気味でダメなのかなあ…。

ヤマカガシ
Tiger keelback

その時、足元からしゅしゅ、しゅーっと何かの気配が遠ざかった。ここ数年感じるようになった、蛇の音だ。入っていったと思しき草むらを、ヘビ棒(スネークフック)で掻き分ける(マムシ怖いから手でやんない)と、いたいたっ。ヤマカガシの子供だっす。

夜にヤマカガシに出会ったのは自分個人的には珍しいんだけど、暑い日は行動時間が夜に食い込むのかな。弄り回して、リリース。ヤマカガシは案の定、いじけてた。

職員さんはいつもこの場所でニホンマムシを見るそうなのだが、今晩は打ち止めっぽい。帰って休みますか、って気分になったところで、はい出た。

ニホンマムシ
Japanese mamushi

とても銭型紋の縁取りの濃い個体だね。綺麗キレイ!いろいろ角度変えて撮りまくったけど、レンズをちょっと変えたので慣れなくってうまく撮れたのは少なかった。残念。。。

この個体は一度も口をあけることなく、大人しい個体だった。でも、こういう個体に油断した時が一番危ないんだけどね。ニホンマムシの死者は年間4~5人は発生しています。(スズメバチの年間約30人に比べると少ないけど、危険は危険です)

ミヤマカミキリ
A kind of long-horned beetle.

翌日は朝からカミキリヒット。そんなに珍しい種類じゃないんだろうけど、でかいカミキリはカッコええ。このミヤマカミキリのタートルネックのような頚部が好きなのだけど、ここは好みが別れるらしく、「アレが気持ち悪いんじゃ」という人もいる。う~む。

翌日は、ギャラリーを主に担当している職員さんと、打ち合わせや相談などゆっくりして、充実した時間を送れました。この後は千葉に向かいます。

ブームスラング
Boomslang

ブームスラングの威嚇姿勢。おっかねぇ。

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Mont Blanc

Stemonitis sp.
A kind of Myxomycete (Slime mould).
紫埃の仲間(ムラサキホコリのなかま)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS KISS DX*

変形菌。またの名を粘菌。菌と言ってもキノコではない。細菌でもない。こうして見ていると全く動かないが、植物でもない。かといって動物とも言い切れない。変形菌は変形菌なのです。
Myxomycete. It is not a fungi. It is not bacteria. When I look, it does not move at all, but it is not a plant. But it is not an animal.

この変形菌は、変形して移動する「変形体」と、まったく動かない「子実体」という、2つの形を持っている。一般には子実体は動かず、胞子を散布して増える。変形体はアメーバ状で微生物を食べたり、子実体になるのに適した場所を求めて移動する。つまり、イメージとしては動く時期を持つキノコみたいな感じです。
Myxomycete sows a spore like a fungi and increases and is in condition that it seems to be an amoeba from a spore and moves. And it eats a microbe.
When it comes to the place where environment was suitable for, it seems to become a mushroom and makes a spore. A very mysterious creature. Myxomycete. This seems to be small Mont Blanc of around 5mm.

シダ植物やコケ植物、キノコ、カビの仲間も胞子を出し、その中の一部のものは鞭毛というしっぽを持って泳ぎ移動できる遊走子と呼ばれる。最近話題になっているカエルツボカビ病のカエルツボカビの胞子も遊走子です。でも、遊走子が動くと言っても胞子に尻尾が生えただけのようなもの。しかし、変形菌はアメーバのように、好きなところを動き回る。子実体は、あっという間に枯れる(?)ため、昨日ここにあったからと言って、今日同じ場所にあるとは限らない。
宝探しのようでなかなか楽しい。

変形菌を拾って、簡易な迷路に置き、ゴールに養分となるもの(オートミールなど)を置いておくと、胞子から変形体を形成し、「見事に迷路を「最短ルートで」解いてゴールに達する」という実験も行われたそうだ。なかなか面白いやつです。変形菌は小さなものが多い。そして非常に形、色のバリエーションが広い。ヘビヌカホコリなどは一度は目にしてみたい変形菌です。

写真のものは、ムラサキホコリの仲間。オオムラサキホコリかなと思いましたが、識別は全くわかりませんので、勘弁してください。他に、サビムラサキホコリ、ムラサキホコリ、スミスムラサキホコリという近い仲間たちがいるようです。私にはマクロな世界の「紅芋モンブラン」にしか見えません。

変形菌を「飼う」人もいるくらいですから、その魅力は測りきれない生き物でしょう。

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