Patrol

I go around East hokkaido this year. I took permission to take a creature protected by a law to a photograph. It is the photography of the Siberian salamander, but must go a little more because I want to take a stage of growth later.


Cherry

今年は春に道東に通っています。札幌を含む北海道の西側の両生類や爬虫類と、東側の両生類と爬虫類で、いろいろ違いを感じるから。

細かく言うと、道南と道北と…も微妙に違う感じを受けるんだけど、言い出すとキリがないし、まだ言葉で説明出来るほどの感じでもない。だから、たくさん見ておきたいのです。

茶色いセブンイレブン
Brown 7-11.

今回は層雲峡を通って行ったんだけど、いつも気になってた茶色いセブンイレブンで休憩。何が違うって、色だけ。

なんでかはよくわからないけど、那須とかの観光地にもこういう茶色いセブンイレブンがあって、それは景観保護のためらしい。(とyahoo知恵袋に書いてあった)

茶色って微妙に寂れた雰囲気を醸し出してしまいそうなんだけど何色なら景観を壊さないのかと言われると、思いつかない。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

石北峠のとある1箇所でサンショウウオの卵嚢を見つけた。今年はいろいろな両生類の繁殖場を見てきたけど、全体的に貯水率が低いように思う。雪解けのペースがあまりよろしくなかったせいだろうか?あちこちで水が干上がっていたり、水が少なくて卵がむき出しになってる。水もそうだけど、全体的に天候不順で産卵もバラバラ。両生類には受難の年になるのかも。

シーズン予報も冷夏予想なので、去年に引き続き今年も爬虫類大活躍な予感がしてこない。とにかく、あちこちに足を運びまくるしか方法はないようだ。自分が一番受難な気がする。。。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

ここ2ヶ月ほど、両生類漬け・水浸しだったので、動き出した虫たちにも目を向けてみる。

イタドリハムシ
Leaf beetle sp.

いるところにはめちゃめちゃたくさんいるイタドリハムシだけど、結構好きな昆虫かも。せっかくなので、ちゃんとイタドリにいるところを撮ってみた。食草と昆虫は非常に密接に繋がっていて、ちゃんとその植物が生えているところにいけばまとまった数の昆虫が見られます。

子供の頃の昆虫採集では、こういう情報を持たずに動きまわったから、あんまりディープにはまっていかなかったんだろうね。フィールドで虫を探す人(特に植食性の昆虫を探す人)と動くと、植物に対してもものすごい知識があるので面白い。(今回は一人なのでほとんどわからない)

エゾアカガエル
Ezo brown frog

今回は、エゾサンショウウオの越冬幼生の写真を撮ったり、1匹連れ帰って観察してみるつもりだった。越冬幼生のいる池も水が少なめで、表層には幼生が出ていない。なのでタモ網で泥ごと掬うと、1回目でこのカリンコリンに痩せたエゾアカガエルが入った。

遅くまで残ってるエゾアカガエルだけあって、相当痩せてるね。。。元気に山に帰れるのかい?

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

1箇所目での採集個体は、この程度の大きさ。ペットボトルのキャップ(直径約3cm)と一緒に撮ったけど、5cmクラスかな?この時期の道東では、よほど暖かいところでない限り、エゾサンショウウオは孵化していない。(もしくは孵化したて)だから、この時期にこの大きさの幼生がいれば越冬幼生は確定です。今回、確認出来た越冬幼生は最小で4cm、最大で7.5cmでした。

このあたりでは越冬しても1年後には上陸する個体群だと思うんだけど、これほどのバラつきは栄養状態によるものか、複数年越冬なのかわからなかった。

ヒメカメノコテントウ…?
Ladybug sp.

イラクサやダニに閉口しつつ、時々水から意識を離して昆虫を見る。気づくと小さいカメノコテントウが。コカメノコテントウなのか、ヒメカメノコテントウなのか、経験不足な自分では確定出来ないけど、手持ち資料の絵解きでいくとヒメカメノコテントウのようですね。

マクガタテントウ…?
Ladybug sp.

続いてマクガタテントウ…?この模様系もダンダラテントウがいて難しのです。マクガタの斑紋は黄色いと書いてあるのですが、標本写真は結構赤くて。おしりの方の斑紋はダンダラよりマクガタっぽいです。やはり少ない経験と浅い知識で決定力不足ですね。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

山奥の産卵地に行ったのですが水量が少ないせいか、水の温度がやや高いように感じました。めちゃめちゃ日当たりいいし…。折角産んだ卵ですが、どうも死んでるような気がしてならない。(見えてるやつはね)

レイジンソウsp
Aconite sp.

多分、レイジンソウsp。。。花咲いてればよかったんだけどね。茎にはエゾハルゼミの殻が残ってます。エゾハルゼミも姿は時々目にしたものの、ほとんど鳴いてませんでした。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

実を言うと、オタマジャクシに対して自分はあまり良いイメージを持てていない。(サンショウウオとかは好きなんだけど)雑食で、いろんなものに群れてかじりついているのが何だか好きではないみたいだ。それがたとえ同種のカエルの死骸であっても、そうなので。。。

特に、自分よくこの死んだ親ガエル(溺死?お産トラブル?)を目にするので、オタマジャクシが群がってるとこ見ちゃうんだ。


ニホントカゲ(ヒガシニホントカゲになりました:2018追記)
Japanese five-lined skink

とりあえず、越冬幼生には出会えたので、爬虫類を探してみる。しかし、日当たりはよく体感温度は車内では高いんだけど、風が強くてどうにもいかん。

結局ヘビは1匹も見れず、ニホントカゲ(ヒガシニホントカゲになりました:2018追記)を4匹見るだけに終わってしまった。ヘビを見れないと残るこのモヤモヤ感を次回に晴らしたいところ。

落下
Drop

ファインダーを覗きながら移動すると落ちるので気を付けましょう。

キタサンショウウオ
Siberian slamander

道東に通う理由のもう一つはこれです。私は釧路市内でキタサンショウウオを観察していますが、キタサンショウウオは釧路市の指定する天然記念物です。

卵嚢や成体は触れたり、環境を変えること無く撮影することは可能でしたが、幼生の写真は捕獲しないと正直厳しいです。

またキタサンショウウオの生息地では、各市町村単位で保護されていたり、釧路湿原として保護されているので、触ったり捕獲してしまうと何らかの問題が生ずることがあります。

飼育している施設に頼むという方法もあるのですが、幼生は1年で上陸してしまうため、その施設で繁殖させていない場合、撮影出来る幼生はいないという状況になります。

今回は仕事の関係でどうしてもキタサンショウウオの幼生の写真を撮らなくてはいけなかったので、釧路市と相談して、一時捕獲(現地捕獲、リリース)する許可を頂きました。(書類のやり取りとか、結構大変でした)期限を決めての捕獲許可なので数回通って、成長段階を撮影できればいいなと思っています。撮影にご理解をくださった釧路市と、相談を聞いてくださった釧路湿原自然保護官事務所には大変感謝しています。

(英名(Siberian salamander)の示す通り、キタサンショウウオはシベリアにも生息するので、外国に行けば撮影出来るのですが、外国ちょっと気軽に行けないですよね…)

写真の個体はバランサーを撮ろうと思ってちょっと失敗した写真です。右のバランサーが欠落してるか、顎の下に入ってしまっています。なにぶん、孵化直後と思われる個体なので、いじるのも最低限ですぐリリースしたいしピント取れないし(頭の大きさが2mmないです)不定期に動くしで泣きそうでした。


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Spring travel in Muroran 2010

I went to the field of the acquaintance of the Internet. I thought that Muroran was very far, but it was a near place. There was a very attractive field in Muroran.

オオバキスミレ系のスミレ
Viola sp.
(追記:6/25 フチゲオオバキスミレ)

室蘭は、札幌とかなり気候が違う。道南であり、春は確実に室蘭に先にやってくるが、夏は札幌の方が早くやってくる。

室蘭は太平洋に面していて、冬はやや温暖だが、夏あまり気温が上がらない。だから、勝手に室蘭は遠いところだと思っていたが、いざ行ってみるとかなり近い場所だった。

最近色々、カエルについて話を伺っていた方のところに、行ってきました。目的は果たせなかった(カエルに振られた)けど、室蘭と言う場所がフィールドにとても向いている場所だということがわかりました。

上の写真はスミレの仲間。黄色い花だからスミレとは思わなかった…。英語ではスミレはたしかViolet(紫)だったと思う。するとこれはYellow violetとでも呼ぶべきか?

ニリンソウ
Wind flower

ニリンソウ、花ざかりでした。ニリンソウは以前食べたとき、結構好きな感じの味だった。たくさん生えているけど、
やっぱり花が咲かないと食べるための識別には全く自信がない。花が咲いたら、食べるのはやっぱり悪いかなあ。。。

そこまでは飢えていないので、今回は見て楽しみました。

アミガサタケ sp.
Morchella sp.

室蘭からの引き上げ際、伊達市周辺でこのアミガサタケがボッコボッコに生えてた。オオトガリアミガサタケとか、そのあたりのキノコだと思うんだ。スッポンタケ系やアミガサタケ系かはっきり分からないけど、Morchella属のものに形近いなあと思いました。

個人的には毒キノコだけどシャグマアミガサタケ見てシャグマーになりたい…。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

目的には振られたんだけど、このエゾアカガエルのオタマジャクシに出会えたのは良かった。改めてその辺の両生類の奥深さに脱帽です。来年は室蘭でエゾサンショウウオの集会に参加したいです。


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Whirl

Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

光と水と山椒魚と泥の渦。
The whirl of the light, water, salamander eggs and the mud.

渦の中で成長し、生まれてくる命の渦。
The life grows up in a whirl and is born.

Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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場所をとらずコンパクトでありながら、表面積が大きく、水から酸素を貰い易い。
The shape that the whirl is compact. But surface area is big, and the egg case is easy to get oxygen from water.

渦は素晴らしい。
The whirl is great.

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Muddy

Finally, I took the picture which was salamanders of the mass laying eggs. But it wasn’t perfect. Because the pond got muddy.

カタクリ
Katakuri (Dogtooth violet)

ようやく、家からほど近い奥山でエゾサンショウウオの産卵がピークを迎えている。奥山には、山菜もたくさん生えるので、人の往来も多くなってきた。カタクリを実は生まれて初めて自生しているのを見た。写真を撮ろうと、花の前に立った時点で、写真を撮りたいという意欲を失ってしまった。

なんとなく、カタクリはカタクリであって美しいけど、自分もいろんな方と同じように撮っても、記録にしかならないなあと思うと、なんだかやる気が無くなって。で、結局誰も好んで撮らなさそうなアングルで撮っておきました。自己満足です。

スジカミナリハムシ
Leaf beetle sp.

越冬…というわけではないんだろうけど、比較的日当たりのいいところでハムシの大団体がいらっしゃった。まるで木をメッキで塗装したようにブルーのメタリックに染めてる。

最初、ハムシという時点で識別するのをやめてしまっていたが、別の方のブログで、このハムシについて書いている方がいたため、正体が判明しました。

クサソテツ(コゴミ)
Ostrich fern

これも自生をちゃんと確認したのは初めてだったな。もっと若けりゃ食べれるんだろうけど。コゴミは非常にアクが無い。ゼンマイやワラビも同じ仲間だと思うけど、あんなにアクアクしたモノでないのが不思議。今まで、山菜も見てくる場所が違って見つけられなかったんだなあとよく思う年だ。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

裏山でようやく遭遇した大きな集団産卵。残念なのは、水の濁った池で少し遠い場所でやっていたので非常に撮りにくかった。

ストロボも焚くので、濁りが強調されるしね。均質的に濁ってればまた対処しようもあるけど、部分的濁りだから、レタッチソフトで覆い焼きなどガリガリ使わないと、綺麗にはならないね。この画像はコントラスト上げただけの写真です。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

近い場所で水の澄んでいるところで産卵しているのは、小規模のものだけ。残念。


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Obstacle II

Lycosidae sp.
Spider sp.
子守蜘蛛科の一種(こもりぐも科の一種) ?

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

私はキタサンショウウオを撮影にし行った。
世界的には広い分布をする種類だけど日本では釧路湿原にしかしない。
生息地の状況や、サンショウウオの生態を考えると
繁殖期の今でないと撮影するのは難しい。
I went to take the photo of Siberian Salamander. Siberian salamander is distributed widely worldwide. But in Japan, they live only Kushiro dump plain. It is difficlut for me to take the photo of them except spring.
Because salamander is not active except in the breeding season. And because Kushiro dump plain is protected by some laws.

キタサンショウウオだけを対象と考えて撮影に臨んだが、
あまりの邪魔ものの多さに閉口しかけた。
大量のボウフラ、まとわりつく蚊。
水面に浮かぶ小さな巻貝、コミズムシ、泡、反射光、植物…。
I was weary of many obstacles. Mosquito, mosquito larva, little snails, boat mans (insect), bubbles, plants, reflected light…etc.

最後にはクモまで現れて、サンショウウオの上で宴会を始める始末。
Finally, spiders appeared and began a banquet on the salamander.

あまりの多さに、私はイライラするどころか、邪魔者に興味すら抱いた。
そしてふと考えると、彼らにとって私が一番の邪魔ものだと言う事に気が付いた。
I was interested in them. Therefore I was not irritated. And I noticed that I was the obstacle for them, too.

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Spring travel in Kushiro 2010

I went to Kushiro to take the picture of Siberian Salamander. Because I succeeded in photography, I felt relieved very much.

十勝ブルー
The sky of Tokachi area.

雨の中GWの渋滞を避けて、早朝に釧路へ向かった。途中、帯広の帯広百年記念館で資料を読ませてもらって、色々勉強した。(と言っても表面的な部分だけなんだけども…)

札幌の平野部分では、エゾアカガエルもエゾサンショウウオも終りを感じていたので、十勝で少し遅めの繁殖を見てきた。帯広もエゾアカガエルの産卵は例年より早く始まったけど、連続して産まず、滞った状態が続いていたそうなんだけど、自分が行った日くらいから再活動してたみたい。

マダニsp.
Ixodid sp.

で、めでたく今年初ダニを喰らいました。(刺されなかったけど、車の中をウロウロされた)ダニ、何度見ても駄目だ。慣れない。

で、釧路へやってきた。釧路では動物写真家の佐藤晶人さんと、フィールドをしました。釧路は、あまりフィールド経験がないので(キタサンショウウオの卵を確認したくらい)、地元の佐藤さんが一緒にフィールドしてくれるのはとてもありがたく心強い。佐藤さん、本当にありがとうございます。

釧路は山も湿原もエゾアカガエル最盛期!エゾサンショウウオの大産卵してるシーンにでも出くわさないかと池を見回ってると、変なカエルが目に飛び込んできたが、
一瞬で隠れられてしまった。数十分待つも現れず…。シャイな個体だ。。

夜にはキタサンショウウオの撮影をしたかったので、後ろ髪を引かれつつ、山をおりました。

次の日も、またその次の日も実はその山に入って、この個体をなんとか観察したいと思ってたんだ。だって、目に入った途端、イチゴヤドクガエルか!お前は!!って印象だったもので…。

で、ようやく再会できました。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

この個体、オスです。オスのエゾアカガエル、この時期の個体はほとんど茶色の地味色なんだけど、こいつだけ際立ってました。(メスは結構赤いの見るんだけどね)

エゾアカガエル
Ezo brown frog

腹側面と後腿部背面が青いし。(これ、いままで気にしてこなかったけど青い個体時々いるよね)こんな感じの婚姻色持ってるアカガエルがユーラシア大陸の北のほうにいたような記憶があるんだけど、エゾアカガエルもそういう形質を持ってても不思議じゃないよね。

エゾサンショウウオも少しいたけど、オス3匹の場所取り合戦が一番激しかったかな。負けたやつも、何かにしがみつきたくてとりあえず流木にしがみついてます。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

とてももの寂しい感覚を感じます。切ないです。

さて、山を降りて湿原に向かいます。タンチョウはとてもスタイルがよく、素敵な鳥なんだけど個人的に食指が伸びないので適当にパス。

ホウロクシギ
Far Eastern Curlew

いや~、しかしびっくりした。ホウロクシギがかなり近くまで飛んできた。思いっきりトリミングしてますが、これ実は90mmマクロで撮ってます。今までで、一番近くでホウロクシギ見た。

ホウロクシギは、遠くで干潟にいて、プロミナーで覗いてもダイシャクシギと見分けがよくわかんなくて難しい鳥だと思っていたけど、これ、カッコいい…。

で、こんどは下に目を落としてみる。

キタサンショウウオ
Siberian Salamander

目的の生き物ですね。無事に産卵は開始されていました。

ここまでは、例年、観察出来るのですが、繁殖まで行くような成体をまだ実は見たことが無かったんです。

キタサンショウウオ
Siberian Salamander

卵のあった場所の近くで、日暮れまで待機。そこで求愛行動を始めてくれたので、撮ることができました。

キタサンショウウオは様々な条例などによって保護されています。(市町村の天然記念物だったり保護対象だったり)だから、触らず、掬わずで相手が出てくるまで待つ、待つ…。

ボウフラ湧き、蚊が湧き、キーンと冷える日もあり、暗くてピント合わないし…。少し遠目の時は望遠使うならなおさら。もちろん人間が見てればキタサンショウウオは逃げるしね。忍耐力がやや鍛えられました。

熊がほぼ出てこないだろうと言うことは安心できる材料ではあったけど。(もちろん絶対出てこないなんていえない)でもね、キタサンショウウオに会えてとても感動したんだ。感動もそうだけど、撮れてホッとしたんだ。時期があたって良かったなあって。

ギョウジャニンニク
Victory onion

ホッとしたついでに、自分で初めて見つけたギョウジャニンニク。アイヌネギの方が呼びやすいな。ヒトビロ、キトピロとか言うこともあるね。身近にも生えていそうな感じがした。目が行ってないだけで、今後は見つけられそう。

ほら、間違い探しとかそういうの、最初の一つを見つけられれば目が慣れて、その後サクサク進むみたいな感じでさ。


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Drop

It is rainy day, today . From sky, There are many Rain-drops. I was careless, because I didn’t want to stay out of the car. I dropped my PL filter.

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

ここ数日雨模様。明日から釧路に行くので、札幌で撮影&一時逗留してもらっていたサンショウウオを放流してきました。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

今日とは別のところだけど、凄い卵塊。うすら白い物体が木の枝に大量にぶら下がっているのがおわかりだろうか?(手前の笹の葉の奥側)

今年はいろんな場所で感じるけど、雪解け水で貯まる水が少ないようだ。あるいは、すぐに水が抜けてしまう?どこもサンショウウオが産卵するのに、少々苦労していそうだ。この場所は産んだ時より水位が下がって、ぶら下がり状態になってる。

これといって雪の少ない年じゃなかったけどね。雪解けが不順だったかなあ。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

リリース時に、少し撮らせてもらう。めんこいメスでした。しかしこの直後、ちょっとした悲劇。

?!

!!

寒い雨の日でね。手がかじかんでPLフィルターの締め付けが弱かったみたい。シャッターの衝撃で緩みが加速して、サンショウウオの上に…。

サンショウウオは痛い。自分も心と機材的に痛い。ごめんよ。

マツモムシ
Backswimmer

マツモムシも出てきました。
水の中の昆虫たちもゲンゴロウやミズスマシ以外のものが
かなり目につくようになってきました。


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Anxiety

Rana pirica
Ezo brown frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

ようこそ。
Welcome.

生きていれば、何をするにも不安はつきまとうだろう。
不安が解消すれば、次の不安に怯えるだろう。
If you live, you will be haunted by the anxiety to do what anytime. If anxiety dissolves, you will be frightened by the next anxiety.

Rana pirica
Ezo brown frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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生きていれば、安堵を感じる時が来るだろう。
めくるめく不安の数だけ安堵を味わうことが出来るだろう。
If you live, time when you are relieved will come. There is a number same as dazzling uneasiness for the relief.

カエルたち、ようこそこの世界へ。
Frogs! Welcome this world.

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Many risks

We have many risks in this season. Brown bear, snow_slides, etc. I was surprised that I saw a tree falling down. The tree did not fall down a few days ago.

た、倒れた
Tree fell down.

強風吹き荒れた後に、「熊街道」を訪れるとバッキリ木が折れていた。先日のほぼ同じ場所の写真がこの記事(Flood)にある。どんどん先に進めなくなるではないか…。だいぶ雪が減ったので、雪崩の心配はだいぶ無くなったけど、この季節はいろんな危険が残っている。

エゾアカガエル
Ezo brown frog

エゾアカガエルの産卵もようやく始まった。結構待ち望んだし、やっぱりこの季節のプリプリの卵はいいねえ。

エゾホトケドジョウ
Loach sp.

前回のField logの更新から、10回くらいフィールドに出たかな。そのうちの2回は、仕事で知り合った魚屋のMさんと行ったので、カエルやサンショウウオと混獲された魚をいくつか教えてもらった。何気に、ホトケドジョウの類は初めて見る気がするんだけど可愛らしいねえ。絶滅危惧種のようです。

コンデジで適当に撮ると、魚や両生類はピント取れてないね。操作が簡単すぎて機会任せにしちゃう癖があるんだな。

イバラトミヨもいらっしゃいましたが、営巣・産卵はもう少しだけ先…?(記事アップした今日あたりはもういい頃なのかも知れない)

粘菌sp.
Slime mold sp.

ヤブこいで、腐った木を動かしたら、樹皮の中で粘菌が育ってた。既に子実体から胞子出てるのもかなりあるみたいだけど、まだ未放出のもありそうだから、持ってかえって育ててみようかと思った。しばらく培養したけど育たなかったので、乾燥して標本にした。ちなみに粘菌の種類分からない。柄は全くないみたいなんだ。

手持ちの本で載ってるもので形が近いのはコガネホコリなんだけど、どうなんだろうね。ケホコリ系なのかな?

マイマイsp.
Snail sp.

平たい系統のマイマイも見つけた。毛のないケマイマイみたいな形。道央というか、北海道に来てから始めて見るタイプのマイマイだった。残念ながら中身はいらっしゃらなかったけど。

そして別の日の話。

カエル鳴いてるところ写真撮りたくてね。夜行けば確率は高いんだろうけど、熊いるかもしれないしシャッターもワンチャンス(ストロボ焚いたらカエルが散る)しかないから、朝っぱらから池の前で木になったつもりで不動化してみた。

10分くらいで散ったカエルたちが何匹か顔を出す。20分くらいで、こちらの顔を伺いながら何匹かが時々

キャ…

って鳴く。ついじれったくなる性格なので、声まね してみた。

裏声で
ふぇぇ ふぇ ふぇえ

周りに人がいないから出来ることなんだけど。

でも、何匹か反応して小さな合唱になって、写真取れる機会があった。よかったよ。

鳴くといえば、こんなのも。

この動画、音小さすぎなんで大きな音で聞いてみてください(- -;

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

なんとか、エゾサンショウウオの成体とも今季初、お目にかかることも出来て。

注意
Caution ! There was the foot print of Brown Bear.

で、うちの近所ではクマ出没ですな。危険の多いこと。

エゾエンゴサク
Corydalis sp.

少し季節を先取り(1週間くらい?)してきたときにはもうエゾエンゴサクが咲いていた。似てるなぁとは思っていたけど、キケマンやムラサキケマンと同じ仲間だったのね。知らなかった。

ニリンソウも結構咲いてたよ。

エゾアカガエルとエゾサンショウウオのために今年はどれだけフィールドに出たことか。そして如何にそれらの生態を理解していないかを痛感する。


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Andante

“Andante” means “the speed which like walking”. I thought this year’s spring was coming soon. But spring comes “Andante”.


Trunk

「Andante」は「歩くような速さで」。音楽の授業で習ったような、習わなかったような…。3月中に道央でエゾサンショウウオの産卵を見たので、一気に春がくるかなと思ったんだけど、のんびりゆっくり進んでくるみたいだ。

サンショウウオのいそうな水環境を定期的に見て回っています。札幌市もボチボチ。でもまだ爆発的な雰囲気で産卵は始まっていない。

雪解け

いつも、「ゆきどけ」って漢字がわからなくなる。雪を溶かす、雪を融かす、雪を解かす。人為的には「融かす」なんだろうね。「融雪剤」とか言うもんね。自然に春を迎えて「解ける」かな?「解氷」なんて言うけど。。。「溶ける」っていうと手に乗せて溶けるイメージ。

まあどれでもいいのかも知れないけど、風流なのは「雪解け」かな。

こんな感じで、池や沼の周りがポカーンと空き始めています。もうちょっと水量増えてくると豪勢な産卵始まるのかな。


Fall

雪が解ければ、その時期だけ流れる滝や沢が出てくる。北海道には雪解けがあり、夏近くまで渇水しない場所があるから、エゾサンショウウオもこれだけ繁栄できてきてるんだと思う。

ユスリカsp.
Midge sp.

ユスリカもかなり出てきてる。刺してこないから、それほど悩ましい存在じゃないけど、歩きまわって息がゼイゼイしてくると、鼻や口から吸い込んでしまうからやっぱり悩ましい。

入っちゃうと、ちゃんと吐き出せたのかよくわかんないからなお悩ましい。

アカゲラ
Great spotted woodpecker

アカゲラはこのへんでは普通に見られる鳥なんだけど、この白と黒のツートンカラーが大好き。腹と、頭(この写真では見えないけど)のポイント的な赤もよろしいね。

両爬モードを開始してしまったので望遠レンズ持ってなかったけど、300mmでこれくらいの写真は撮れるくらいの距離でゆっくり見れた。

オオアカゲラ
White-backed woodpecker

正直なところ、色のメリハリ的には少し残念なオオアカゲラ。でも、時々見かけるっていうレア感がなんとなく楽しい。

エゾサンショウウオ卵嚢
Egg of Ezo salamander

ようやく一塊の卵嚢群。15腹くらいあるのかな。でも雪解けのデメリット、水の濁りが出てしまって水中の卵が撮りにくい。環境にもよるけど、札幌は泥質のところ多いから、雨上がりとか、水の廻りが悪いところはこんな感じでモワモワっとしてる。

エゾサンショウウオ卵嚢
Egg of Ezo salamander

これくらい水の表面に産んでると観察しやすいね!あとはもっと多数産み始めて、身近で観察出来るようになるといいな。(これ、結構離れたとこにあります。沖というか何と言うか…)また、水面の反射をどうしようか、現場で考える季節が来ましたね。


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