Insects photo

I think when I took insect photo, “I’m hard to identify them…” Therefore I do not take the photograph of the insect so a lot. It has been confused by identifying the lady bug this time.

エゾコヤマトンボの羽化に遭遇
Dragonfly sp.

近めのフィールドに出かけてみたんだけど、思いのほかネタが盛りだくさんになってしまったので2回に分けてお届けしようと思います。
久しぶりのお天気と気温上昇、無風が訪れる予報が出されたので、ヘビ探しに行ったのだけど、小鳥も虫も、なんでも面白くて困った。今回は、虫編ということで。

トンボもいくつか飛んでいたのだけど、いわゆる黄色と黒のシマシマトンボが多くて正直識別全くわからない。冒頭の写真のエゾコヤマトンボなのですが、これは友人のKさんにヤゴと成虫の写真で識別してもらった結果。写真撮ってる時は、

「複眼上でくっついてるからヤンマ系かなー」
×あのくっつき方はエゾトンボ科らしい

「足が長いからコオニヤンマかなあ」
×コオニヤンマはサナエ科なので複眼は離れてる

「止まり方はオニヤンマみたいだけど小さいもんなー」
×羽化中はどんなトンボでも止まり方はあんなもんだ

と間違いてんこもりで、全く種もわからなかった。ってか、エゾトンボ科って黄色と黒のシマシマいるってよく知らなかった…。図鑑で調べていて、「オオヤマトンボ」までは到達したけどエゾコヤマトンボなんて図鑑に載ってなかったよ。うちの図鑑古いしな~。

オオニジュウヤホシテントウかな
Lady bug sp. (28 spotted lady bug?)

で、結構好き系の昆虫、テントウムシもいくつかいたんだけど、なんか今回は難易度高かった。
今回は湿原的な場所だったので、植物食系のテントウムシばっか見たんだけど上のは星の中よりのやつも分離してるし、オオニジュウヤホシテントウでいいんでないかな?と思いました。

エゾアザミテントウ…だと思う
Lady bug sp. (Ezo thistle lady bug)

で、このお方は星の中よりのやつも融合してるし、エゾアザミテントウだろうなー。と。ほんとはもっともっとややこしい種類がいるんだと思うんだけど資料不足と、技術力のなさ、標本解析しないので限界があるわなー。

どのサイトで調べても、アザミテントウ系とニジュウヤホシ系は星の融合の有無で識別してるけどなんか野外で見てるとアザミ系は頭黒くて、ニジュウヤホシ系は頭が赤と黒のカオスって感じがするんだけど。。。

じゃあ、これはどっち?
Which kind is this?

こんなややこしい感じの個体いなくてもいいじゃんよー。星の融合具合は微妙。でも頭黒いからエゾアザミテントウかね。

資料が全然ないけど、ルイヨウマダラテントウてのもそっくり。でもいろんな写真をサイトで巡るとやっぱり頭の模様がみんな違う気がする。でも、サイト関係は誤同定が多いので信用度は低し。(この記事も御多聞に洩れず)

で、混乱の極みに拍車をかける事態がすぐ目の前に迫っているのであった。。。

やめろぉぉぉぉお
10 spoted lady bug & Ezo thistle lady bug … Copuling…

一見正しい交尾ですが、、、
上はトホシテントウで下は28星のテントウですよ?仲間としては遠くないのですが、あなたたち別種ですよ?まあ、、、仲良くなさってました。

ベビーはどんなのが生まれるんですかね。来シーズン、変なテントウ虫が出てきそうで怖いっす。(おそらくこのカップルの、F1が出てくるはず…いや、交接器の違いでそもそも交尾できないかな)

まあ、そんなこんなで虫をやたらと写真撮ってくると、家に帰った後で同定作業に泣くわけですよ。近い仲間まで到達できるものもあれば、いったいなんの仲間の虫なのかもわからないのもいる。この間、虫屋の友人のお宅に寄った時、ちょー専門限定昆虫図鑑がザクザク出てきて驚いた。日本の鱗翅目・日本のトンボ・日本の双翅目なんて本が…。ヘビでいえば、日本のナミヘビ属・日本のハブ属・日本のマダラヘビ属なんてレベルの本があるんだもの。

同定の多くが顕微鏡レベルなので、まだパッと見で識別できる蛇は楽なのかなあと思いましたよ。

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ほぼ週刊さろま

I offered the Mail magazine to the web. (I do not write every week.)
“WEEKLY THE SAROMA” (Japanese text only.)

縁あって、佐呂間のメールマガジンの「ほぼ週刊さろま」に生き物のコラムを書いていました。
現在はしばらく、お休みさせていただいています。(2010)

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Daylight

Rhacophorus schlegelii
Schlegel’s Green Tree Frog
しゅれーげる青蛙(シュレーゲルアオガエル)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

人間の眼は素晴らしい。露出も、ピントもすべてオートマティック。その照準速度も劇速。
The human eyes are splendid. As for the exposure, all the focus is automatic, too. The aim speed is very fast, too.

対してカメラは、人間の目で見るような景色を写すのはなかなかコツがいる。結構面倒な手順を踏めば、目で見ているような写真も撮れる。こうして撮った写真は、図鑑など物事を忠実に表現したい時に適当だ。
On the other hand, there is a knack in taking the scenery seen by man’s eyes with the camera. The photograph which I took is suitable in this way when illustrated books want to express things faithfully.

だけど、逆に言えば、カメラは目に見えない風景が撮れる。
But paradoxically the scenery which we cannot watch with eyes can take the camera.

楽しいけど、一般的に求められる写真は忠実写真の方が多い。(^^;
As for the request generally, a faithful photograph is more abundant though I am  happy to take not faithful photo. 🙁

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Friend’s wedding

I went out to the Kansai area to attend friend’s wedding. Because I had gone far away, I incidentally did the fielding as another friend. I acted with bird’s specialist in Nara, and saw various birds in forest. And, we moved to Osaka, and saw the bird in the sea. Next day, I acted with insect’s specialist in Kyoto, and saw various insects. At friend’s wedding, various animals’ specialists had gathered, and I was able to talk a little with them.

奈良県某場所ではホンシュウジカに異常接近できる
Sika deer

友人の結婚式に呼ばれて、関西地域に行ってきました。せっかくの遠出だったので、友人に声をかけて一緒にフィールドを歩いてもらいました。

最初に歩いたのは奈良県。奈良と言えば古都だけど、そういう情報には疎い自分です…。
さっそく奈良の超有名な鹿の頻発ポイントあたりで鹿を見る。やっぱりホンシュウジカはエゾシカより結構小さい。でもほかに違いは見られないけど…。

あんまり普段観察できない目玉などを見て、瞳孔がでかいなあ…。ヤギよりウシっぽい目だなあ…。などとあまり意味のない考察をしてみたりした。

オオセンチコガネは奈良ではブルータイプもいる
A kind of Earth-boring dung beetle.

シカのウンチが大量にあるせいか、いたるところにオオセンチコガネがいた。北海道では赤いタイプをよく見るような気がするんだけど、ここでは赤いタイプは見られなかった。
でも、青いタイプを初めて見た。どうも青いタイプはこの公園には多いけど、他ではあんまり(全然?)いないみたい。鹿のウンチがオオセンチコガネを青くするのかね?

小型だけど成蛇模様のアオダイショウ
Japanese rat snake

奈良の山の中に場所を変えていくと、動物相も少し変化が出てきた。
昼も回っていて桜相当暑かったので、そんなにヘビは期待していなかったんだけど、アオダイショウが出てきてくれた。自分を見るなり逃亡してしまったので、捕獲して数点のやらせ撮影。仕方ないよね・・・。
この個体、小型だけどもうすっかり幼蛇模様は消失してて、しかも全身チェックしたけど全く傷がなかった。栄養状態もよし。健康優良児!
カラーが綺麗って訳ではなかったけど、フォルムが抜群に綺麗でした。

タゴガエル
Tago’s brown frog

こいつはそこかしこで鳴きまくっていたタゴガエル。ここ数年、タゴガエルの声を聞いていなかったので、はじめ何のカエルが鳴いているのかわかんなかった(^^;
でも、水の染み出るガレキの中からの声と、中身の白い卵、そんで成体も見れてやっと思い出した。
鳥もそうだけど、しばらく声聞いてないと忘れてしまうね。

キビタキ
Narcissus Flycatcher

鳥屋の友人とこの日は歩いていたんだけど、さすが小鳥の気配に敏感。サンコウチョウも5羽見れて、長~い尾羽も拝めたんだけど写真は撮れず。残念。オオルリも時間が悪かったかほとんど確認できず、声を2~3回聞いただけ。でも、キビタキが結構たくさん出てくれて、自分的には夏鳥で好きな鳥の最高位に近い所に君臨する鳥だからとてもうれしかった。
他にも、北海道にはいないアオゲラなんかも拝めて、よかったよかった。

コアジサシ
Little Tern

時間が少し余ったので、大阪の沿岸地に連れて行ってもらいました。
シギやチドリの春の渡りもほぼ終了で、あんまり種類はいなかったんだけど、結構近くで夏羽のトウネンやコチドリ、シロチドリ、メダイチドリなどぼちぼち見れて楽しかった。

目玉は何と言ってもコアジサシ。(普通種ではあるけど)アジサシの形はとてもカッコイイ。
北海道ではあんまり種類が見られないから、コアジサシが川にダイブしたり、魚持って飛んだりしている姿を間近で見れたのはポイント高かった。

奈良県の鳥屋のT君、どうもありがとう(^^)

アザミsp
Thistle sp

翌日は京都の南部へ移動。ここもいろいろ生き物が濃いところ。
自分はアザミという植物が結構好きなんだけど、開ききった花より、写真のようなつぼみがほころんだくらいの時期が一番好き。緑の中にポツンとピンク(紫?)が落ちてる感じで、とても鮮烈。

左:カワトンボsp 右:ホソミオツネントンボ
Dragonflies

この日は、虫屋さんと一緒に歩いたので、いろんな昆虫を見ることができた。
虫はどのフィールドでも見かける動物だけど、種類がわかる人と歩くのは本当に楽しい。時期的にトンボがだいぶ出てきていて、(ヤンマはほとんど見れなかったけど)中望遠レンズがかなり活躍した。
もっと絞って撮らないと昆虫は意外と幅があったり、凹凸があるもんで、照準が難しい。絞るとぶれるのでこれまた難しい。
手ぶれ補正レンズ欲しいよ~~~。

左:キンイロジョウカイ 右:キスジホソマダラ
Right:Soldier beetle sp. Left:Moth sp.

昆虫は昆虫ならではの綺麗な色のもたくさんいる。片っぱしから撮りたいけど、後で調べるのが大変で時に敬遠してしまう。
でも今日は種類がどんどんわかるから行け行け~と、普段撮ってない虫も撮ったりした。撮ってない昆虫でも、よく見るとデザインがかなり良い。おもしろい~。

この日のフィールド歩きの最後には、イタチも目の前に飛び出してきた。やや体が大きかったけど、ニホンイタチかチョウセンイタチかはよく分からなかった。ササヤブがガサガサ言ってる時からカメラを構えてたらたぶん撮れただろうに、暑さにやられてボーっとしてた上に、イタチに対して「い、いたちやん!」と半端な関西イントネーションで叫んでしまったので、即逃げられた。

お堀以外で、ちゃんと野生野生したニホンイシガメも田んぼで見ることもできたし、背中に卵しょったコオイムシsp.も見れた。ぬるっとつるっとした感じのクロゲンゴロウも見れた。

虫って、スゲー多様化してんなー。と、虫を堪能した一日でした。

京都府の虫屋のM(N)さん、どうもありがとう!(^^)

素敵な結婚式も終了して、久々に会った友人にもあいさつできた。
友人は二人とも獣医さんで、いろんな動物に関わる人たちだったので、ふだんから仲良くしてもらっている動物師の皆さんの他にも、コアな方々とも会うことができた。

体調の調整のために、京都で1日延泊しておきました。案の定、半日は数日の疲れから動けなくなってしまったけど、医者からは「なんかしら外の空気は毎日吸いなさい」と指示があったので、この日も午後から京都御所へ。
御所ではあんまり動物は見れなかったけど、黒化したクサガメが池に浮いてた。
ぼーっと見ていると、蚊に刺されまくった。
水辺から避難すると直射日光にやられた。
退散してホテルに帰る途中、アスファルトの輻射熱にやられた。ぐふう。。。

早めにホテルに戻って、スポーツ飲料がぶ飲みしてゆっくり休んだ後、札幌に帰りました。札幌は寒かった。。。

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Consciousness

Martes melampus melampus
Japanese marten
本土貂(ホンドテン)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS KISS DX*

テンはニホンイタチより少し大きなイタチ類。テンの名の由来は、「貂」の字の「豸」が「のそのそと這う動物」を表し、「召」は「しなやかな曲線をなす」という意味のようだ。のそのそはしていないが、概ねそういう動物だと思います。
Japanese marten is an animal slightly bigger than Japanese weasel. The origin of the name of Japanese marten in the Japanese seems to be “an animal crawling slowly” and a meaning of “a flexible curve”. I roughly think that it is such an animal though Japanese marten is not done slowly.

イタチ類の走り方は独特で、体の長さと脚の短さからいろんな走り方をするが、疾走するというほど素早くもないイメージもある。(ごく短い距離を走り、止まって周りの様子を見てまた走る)警戒心も他の動物より薄めであり、人里近くで見られるのもイタチ類の生態です。
How of marten running does various hows to run from the length of the body and the short of the leg in the peculiarity, and there is an image as not quick as it dashes either. (It runs a very short distance, it stops, a surrounding appearance is seen, and run again. ) The wariness is more smallish than other animals, and it is the habits of weasels to be seen in around human dwellings.

その生態からか、交通事故に合って死んでいるイタチの仲間はとても多いです。車のようなスピードで迫ってくるものを認識できないうちに轢かれているのではないでしょうか。
There are very many kind of the marten that is dying the traffic accident. It is likely to be run over while being not able to recognize the one that approaches at the speed like the car.

イタチの仲間は好奇心も強く、人を見かけるとある程度近寄ってくることもあります。しかし、反面、気まぐれな動物で出現場所もかなりまちまち。イタチ類を撮りたくてさまよっているときは、全く撮ることができず、何も意識していない時に現れたりするので写真に撮りにくいです。
When the kind of the marten sees a person in the curiosity being strong, I can approach it. On the other hand, the place that sees a marten is various, because a Japanese marten is a whimsical animal . When I want to take marten and wander, I cannot take it at all. However, it is hard to take it to a photograph because a marten appears when I am not conscious of a marten.

この写真はだまし打ち。テンの通り道で撮りました。私もテンのような性格なので、相手が意識していない時に撮って仕返ししました。
I took this photograph on a way of the Japanese marten. Because I was character such as him, I took it before he is not conscious me.

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Unexpectedly good fortune

The season when a bird passes in Japan at the beginning of May. I went to the region that seemed to become migrant’s route in the middle of May because bird’s extending of spring was going to the north slow. Osprey nested on the rock. He gathered driftwood and built the nest. Because the wind was strong, and there were only 20 degC (68 degF) temperature on this day, I was able to see the Japanese four-lined snake unexpectedly though I was not expecting at all.
In addition, I was able to see the Japanese mamushi.
Although I was not able to see many birds, I could see the insect, the snake, etc. variously and they were interesting.

ミサゴ営巣
The osprey is nesting.

全般的に日本ではGW頃が渡り鳥の季節。春の渡りは、北に行くほど遅いので5月中旬、そろそろいいだろうと思って、渡り鳥のルートになりそうな地域に行ってみました。ミサゴという鳥がある岩の上で営巣していました。もう繁殖の季節ですね(^^)

オトーサンが一生懸命流木を拾い集めて巣を作ってました。しかし遠かったので、写真はトリミングです。はー、面白そうな瞬間あったんだけどな。元気に子育てしてね~。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

トコトコと山道を歩いていると、長いもののしっぽ発見!素早く引っ張ってみました。
風が強く気温も20℃そこそこだったので、全く期待していなかったんですが、思いがけずシマヘビの登場でした。ごめんなさい>シマヘビ
4本線型と麦わら型の中間みたいな個体でした。いじらせてもらっていたら、案の定咬まれました。が、傷にもならないくらいの弱咬みでした。

肝心の鳥はというと、風も強く日も高く上がってしまってあんまりいない。鳥の仲間はオオルリ、キビタキなど夏鳥が勢ぞろいしてて、日本を通過していく、いわゆる「珍鳥系」は見られませんでした。ちょっと遅かったかなあ。
でも、ノゴマ見かけなかったので、まだ来ていない種類もありそうだし、上の写真のようなツグミみたいのもいたので、冬鳥もまだ完全に抜けきっていないのかあ。

ノビタキ…だよね
Stonechat…?

若鳥やら個体差を見分けるのは、鳥では非常に苦手です。この個体もパッと見てノビタキだろうと思っていたんですが、後で写真を見て結構はっきりとした眼線になんか違和感。でも、ノビタキなんだろうと思うんだけど…。(ノビタキの成鳥♂と一緒に行動してたみたいだし)
まあ、うっすら眼線のあるタイプもちょくちょくいるから、個体差ですよね。きっと。たぶん。おそらく。

渡りの時期には「何がいるかわからない」という不安から、いつもよりかなり識別が不安になります。識別に不安を残すものは、無理に識別しようとせず、「わからん」で済ませます。プライドよりうそを言わないことの方が重要だと思うのです。そう思ってても間違いを言ってしまうことがありますね。

アカホシテントウ
English name is unknown. (Chilocorus rubidus)

まあ、鳥がいなくても別のもので楽しめるので、フィールドに出るのは楽しい。(体力が伴えば、なお楽しい)
アカホシテントウなんて初めて見たよっ。嬉しいな~。
透明感のある黒いガラスに、赤を閉じ込めたような色彩がはたしてカメラで撮れるか不安だった。案の定、十分写すことができた写真はほとんどなかった。もっと勉強しまっす。

なにが隠れてる?
What animal is hiding?

だいぶ疲れてテレテレ歩いていたら、同行人が叫ぶ。うわぁ~、ヘビィィィィ~~~(泣)。ササヤブの中から、ちょろっとしっぽが出てる。
ふふん♪またヘビゲットだぜ~。と思ったら…。尻尾のこの斑紋は…。
…正解はニホンマムシでした。

ひえ~、なんでこの時期に昼間っからウロウロしてるんすか!掴もうとした手を思いっきり引っ込めて、頑張って撮影。でもやっぱり逃げるよねえ…。スネークフック持ってないしさぁ。
つうことで三脚で姿の見えるように引っ張り出そうとしたけど、ササヤブのヘビは厳しかった。。。滅多に会えるヘビじゃないのになあ。ニホンマムシ。。残念。また会う日まで~。

野生のウド、初めて見ました。ニリンソウもたくさんあって、持って帰りたかった~。

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Thunder

Tetrastes bonasia
Hazel Grouse
蝦夷雷鳥(エゾライチョウ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

エゾライチョウは春先はよくつがいで林道に出てきていることがあります。キジやコジュケイなどのように私の中では「地べたの鳥」というイメージです。
Hazel Grouse (Tetrastes bonasia) comes out in the woodland path the early spring with a pair. I have the image that this bird will live in ground just like the Japanese pheasant (Phasianus versicolor) and the Chinese bamboo partridge(Bambusicola thoracicus).

しかし、驚いて飛ぶと、キジやコジュケイは多くが藪に飛び込みますが、エゾライチョウは半分くらいの確率で木の枝に飛んでいきます。
However, the hazel grouse flies to the tree branch at half the probability though many jump into the thicket as for the Japanese pheasant and the Chinese bamboo partridge when flying in surprise.

藪に隠れてやり過ごす戦法と、敵をうかがう戦法を併せ持つ、なかなか賢い鳥です。
It is a smart bird having both strategies to watch an enemy from high place, and to hide in the thicket and spend enemy.

別種ライチョウのことになりますが、「雷鳥」とは、昔は「らいの鳥」と言われたそうです。その「らい」が雷を表すのか、そのほかの言葉なのかはよく分かっていないようです。朝と夕方以外は、天気の悪い暗い空のときだけしか現れないからい」は「雷を呼ぶ」に由来する、という説もあるし、霊山に住む鳥であるから、「らい」は「霊」を表すなんて説もあるようです。
In Japan, there is another kind bird called “Rai-cyo”. “Rai-cyo” is Ptarmigan (Lagopus muta). “Rai”s mean is not well understod. “Cho” is meand “bird”. One theory seys that “Rai” is meand “Thunder”. In Japan, “Thunder” is called “Kaminari” or “Rai”. Because “Rai-cyo” appeared a lot on the day when the weather was bad, it was worshiped as a bird that called the thunder. The other teory seys that “Rai” is meaned “Spirit”.
In Japan, “Spirit” is called “Rei”. “Rai-cyo” equal “Rei-cyo”. Because “Rai-cyo” live in spiritual mounten.

アメリカ先住民には”Thunder bird”という、雷と雨を起こす空想上の鳥が神話で伝えられているようです。でもこちらは写真のような「ライチョウ」の形ではなく、ワシっぽい形のようです。
“Rai-cyo” is a meaning of “Thunder bird” in the kanji now. A bird in the imagination to cause thunder called “Thunder bird” and rain seems to be told to a Native American in a myth. But this seems to be eagle-like form not “Rai-cyo” such as the photograph.

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East Hokkaido

I went to east Hokkaido to research of Ezo salamander. And I enjoy to do fielding with my son and to be surrounded by good nature. I was very satisfied though I became tired because of the long distance driving. I love east Hokkaido.I found 4 kinds mammal, 56 kinds bird, 4 kinds reptile, 3 kind amphibian, 3 kinds fish, and about 10 kinds other animals.

息子とエゾサンショウウオの粘膜を採取中
Taking the mucous membrane of Ezo salamander with my son.

エゾサンショウオの粘膜採取で、札幌以外のサンプルを取りたかったので、道東方面に行ってきました。道東はやっぱり自然が濃いわ。いたるところにエゾサンショウウオがいました。
息子と一緒にフィールディングしたり、のんびりゆったりの日程で動けたので、いろいろ楽しむことができました。

ある程度同定できたもので哺乳類4種、鳥56種、両生類3種、爬虫類4種、魚類3種、昆虫8種、甲殻類1種を確認できました。

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

オホーツクの北見市にいた頃に見つけていたエゾサンショウウオの産卵地に加え、新産地を2か所確認でき、無事に成体から10サンプル集めることもできました。
ゾサンショウウオも、一様に黒っぽい個体や、金のラメが入ったような個体、体色が薄く、尾の背面に鮮やかな黄色が入るものなどいろいろ見れました。

1回だけ釧路にも出かけましたが、キタサンショウウオは確認できず。。それはおろか、哺乳類ゼロ、タンチョウ見れずの惨敗でした。お散歩程度に行ったので、まあ仕方ないですが。エゾサンショウウオも確認できなかったなあ。。。

エゾライチョウ
Hazel Grouse

この時期は、いたるところでエゾライチョウに出くわす。林道を走っていると、かなり普通に出てくる。大体はすぐに地面から飛んでササヤブに飛び込んだりするが、枝にとまってくれてゆっくり見れることもある。
おそらく「つがい」の形成期だから、活動的で目につくんだろうなあ。今回は見れなかったけど、この時期はエゾユキウサギも出くわしやすい気がします。(白くなくて残念だけど)

アオダイショウ
Japanese rat snake

5月1日にして30℃を記録したので、ヘビを探しに行ったらまんまと見つけることができた。今年初のアオダイショウ!
ヘビは半年以上、冬眠で出会うことができないし、見つけるのも難しい部類の動物なので、初記録のときは尋常じゃなくうれしい。

Lime greenの個体ですが、ほんと薄くて綺麗な緑の個体でした。大人しいし写真撮影にもとても協力的に接してくれました。

ニホントカゲ(2012年に新種ヒガシニホントカゲとなった)
Japanese five-lined skink

ニホントカゲも大発生していて、じーっと座っていると靴の周りをちょろちょろと走り回っていました。こんなに無警戒なニホントカゲも珍しいぞ…。

なにが隠れてる?
What animal is hiding?

この隙間で奇跡的に発見できたこの爬虫類。気がついたら首をひっこめちゃったので写真がこんな感じのものしかないのですが、何の爬虫類だかわかりますか~?
正解はシマヘビでした。

アオジ
Black-faced Bunting

アオジは別に珍しい鳥ではないのですが、個人的に撮りにくい鳥です。やっとまともに撮れたなあ。藪に入り込んで出てこなかったり、暗い林床にいたり、さえずっているときは高い木の上だったり。
その上、「撮影したい鳥」ランクが自分の中で低く、あんまり撮ってこなかった。身近な鳥ほどちゃんと撮って練習しなきゃならんのにね。

いろいろな動物に出会えて、楽しめた道東行でした。

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Lime green

Elaphe climacophora
Japanese rat snake
青大将(アオダイショウ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

日本はとても南北に長い国です。そして大陸ではなく、島国なので、同じ生き物が住んでいても各地で独自の遺伝形質を持ったりします。アオダイショウは、その中でトカラ列島の口之島から北海道まで生息しています。
Japan is the country which is very long in the north and south. And a country is an island not a continent. Even if the same creatures of lives in various places, they have an original genetic trait in various places. Japanese rat snake (Elaphe climacophora) inhabits from Tokara-islands Kuchinoshima island of the subtropical zone to Hokkaido of the subarctic zone.

日本の動物分類学も、特に爬虫類、両生類では細分化が進んでいて、今まで同種とされていた生き物が別種になったり、別亜種になったりしています。おそらくは、これから研究が進むと、目では識別しきれない分子レベルの違いなどから、さまざまな違いがわかっていくでしょう。
Subdivision advances to the Japanese animal taxonomy with reptiles and amphibians in particular. A creature considered to be the same kind becomes the another kind or the other subspecies so far.Perhaps it will be understood various differences from the differences of the molecule level that I cannot distinguish with the eyes when a study advances from now on.

このアオダイショウは、2008年に私が最初に出会ったアオダイショウ。北海道のアオダイショウの一部はとても色のくすみが少なく、ライムグリーンやスカイブルーと表現するにふさわしい個体が見られます。私の推測ですが、ヘビは同じ種類でも北部、あるいは高山帯に住む個体群は色彩変異を多く持つものと思います。(顕著なものは、アオダイショウ・シマヘビ・ジムグリですね)
This Japanese rat snake was the snake which I came across first in 2008. The part of Japanese rat snake of Hokkaido has little blackness, and lime-green and a sky-blue individual are seen. I guess, as for the snake, the individual group that lives in the northern part or the alpine belt has a lot of color mutations of the same kind though. (The remarkable ones are Japanese rat snake, Japanese four-lined rat snake and Japanese forest rat snake. )

Elaphe climacophora
Japanese rat snake
青大将(アオダイショウ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

ヘビが大好きな私が、ヘビの少ない寒い地域に住んでいるのは残念なことですが、種数や個体数を超えた魅力を、その土地のヘビに最近感じられるようになりました。(^^)
I love snakes. As for me, it is regretably thing that I live in the cold area with a few snakes. However, recently, I came to have the snake felt the charm that exceeded the
number of seeds and the number of individuals. (:

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