Displaying posts categorized under

Baikada Works (仕事)

実習

6月1日 恵庭市柏木 メッシュコード644124(恵庭)

毎年、専門学校の野外実習をするんだけどかなりな頻度で雨が降ってしまう。参加する頻度が一番多い人が、雨を呼んでるに違いない。ここ5年ほど、一番実習に来ている人物が怪しいといえば、誰だかわかるな?君が雨男ってことだよ。引率してた君だよ。

すいません…。

毎年、実施する時期によって見つかるものが変わるんだけど今年の野外観察では、
トノサマガエル : 幼体と卵塊
エゾアカガエル : 幼生(後肢が生えているものも混ざる)
こんな感じだった。時期によってニホンアマガエルも混ざるね。トノサマガエルの幼体はこちら。

ツイートにもあるように、(ツイートの間違い→6月19日からでした…。)6月から、北海道の生物多様性保全条例で指定外来種の放逐の禁止が発効するので、おさらいにリンクを貼っておきますね。

道では北海道生物の多様性の保全等に関する条例に基づき
「指定外来種」を指定しました。

Baikada’s main website
Wild Home

帯化

ao

今回は5月25日に行ってきた出張後のフィールドの記録です。(※ハープソンの地図のメッシュ番号はこの地図で確認しています)

出張は道東でしたが、暑い日と寒い日にあたって、しかも安物のレインウェアで蒸れてクラクラになった。「ササやイバラでどうせ破けるし…」という考えで、レインウェアの価格ランクをおもいっきり下げるとただでさえ少ない体力を、ガリガリ削られる結果になった。何度か繰り返してしまっているこの問題、二度と繰り返さないようにしよう…。

出張の仕事の帰り道、少し生き物を見てきました。

1_1 (2)

わりと久しぶりに見た、オドリコソウ。庭で雑草取りでヒメオドリコソウはよく取ってるんだけど、ヒメの方は、なかなか強い雑草で、調べてみるとヨーロッパ原産の移入種みたいだね。

1_1 (6)

あとで食べた、ニリンソウ。この花のは取らなかったけど、これは緑色の花してる通称ミドリニリンソウ。原因は変異だとか、病変だとか、諸説あるみたい。

一番インパクト強かったのはこれ。

1_1 (3)

2つのセイヨウタンポポの花がくっついてる。こういうの、専門の言葉があって「帯化」というみたい。「帯化」は最近だとこんなニュースもあったね。
ベーコンが巻けないじゃないか・・・北海道で巨大アスパラガスがドーンと生えてきた

1_1 (4)

茎も2本分の太さだ。あとで考えたら、折って中の空間がどうなってるのか見てみればよかった~。1_1 (5)

花は不気味なんだけどね。

1_1 (7)

エゾハルゼミも良く鳴く季節になりました。アルビノのエゾハルゼミだよ。…と言うのはウソで、羽化したてです。

ではハープソンの方、行っときましょう。

5月25日 北見市本沢 メッシュコード654365(花園)

北見市に住んでいた頃、よく観察に行っていた山に入ってきました。

RIMG5094

まだ雪が残ってましたね。さすが道東。夏タイヤで走るのは問題なかったけど、道を雪が覆ってたら山に入れなかったかも。

RIMG5088

この山のエゾサンショウウオの卵嚢は綺麗なのでとても良い。環境が良いのね。もう、7~8年は見てなかったから、ちょっと場所が壊れてないかとか、乾燥してないかとか心配だったけど、大丈夫そう。でも少し浅くなったのと、落ち葉が少ないからか、エゾアカガエルの幼生が全くいない。たぶん原因はこれ。

G31A8297

エゾサンショウウオの越冬幼生。おそらく食い尽くして、エゾサンショウウオの新生幼生の出待ち中。前は水場がもう少し深くて落ち葉も多かったから、エゾアカガエルの幼生も隠れ場があって少し混獲できたんだけどね。

RIMG5093

6cm級の立派な越冬幼生でした。ここにはエゾアカガエルの幼生はいなかったけど、別の水たまり(同じエリア)で無事に、

RIMG5096

エゾアカガエルの幼生を確認できました。とりあえず抑えておく基本2種を確認して幸先良し。幼生の周りの白い点々はカメラの補助光ね。

5月25日 陸別町 メッシュコード654325(釧路川上)

この辺の林道を車で走っていたら、排水桝のなかに取り残された個体たちがいた。

RIMG5073

綺麗に赤い、エゾアカガエルの幼体。産卵に来て取り残されたというより、春に活動開始してから落っこちた感じかな。とりあえず救出。

RIMG5075

ぬ?!瞬キタサンショウウオにも見え、

RIMG5078

一瞬ハコネサンショウウオっぽくも見えたものの、ガリガリにやせたエゾサンショウウオでした。繁殖にやってきたものの、排水桝から出れなかったのね…。とりあえず、救出。頑張って生きて下さいな。

5月25日 北見市上仁頃 メッシュコード654366(上仁頃)

田んぼが見えたので、上仁頃小学校あたりで停車。周りを歩いてみたけど、両爬なし。引き上げようとしたら、一声だけ、ニホンアマガエルが鳴く。10分位、スマホで録音しようと粘ったけど、その後鳴かず、徒労に終わってしまった。証拠がとれなかったので、参考記録。

5月25日 北見市常呂町字吉野 メッシュコード654377(日吉)

道路で突然、ニホンカナヘビが横切った!シルエットだったけど、尾が長い華奢なトカゲだったので間違いはないと思う。…けど、自分の作ったハープソンのルール。撮影や録音出来ていないものは参考記録。

ヒグマが横切った時はドライブレコーダーに写ってたけど、今回は早すぎと小さ過ぎで、きっちり写ってなかったよ…。仕方なく環境状況写真。

RIMG5103

この周り探したけど、カナヘビ見つからなかったな。ひとことで言うと、開けてて本州ならカナヘビいそうな環境でした。あとで、地点確認のため、、見つけた周囲を衛星写真見ていたら、なんか面白いものが写ってました。

名称未設定 2(google mapsを利用表示)

「ところ」って書いてあった!

5月25日 佐呂間町字仁倉 メッシュコード664307(浜佐呂間)

道路で「うにょんうにょん」してる物体を発見。ああ、ついにヘビか…。とおもいきや、道路に転がっているゴムひもだったりすることも多い。しかし、明らかにうにょんうにょんしてる。車停めてダッシュして捕獲!

G31A8318

自分のハープソン2016初のヘビ、アオダイショウ。うすいろグリーンと言った感じの綺麗な色だね。道東だから、ハッカになぞらえてミントグリーン?144cmのかなりな立派な個体でした。気温21℃で、風もかなり強かったのですが、たまたま目の前を横切ってくれたので、拝むことが出来ました。

G31A8336

リリース前の一枚。結構怒らせてしまった。久しぶりのアオダイショウの筋肉はしなやかで力強かった…。リリースしていると、100m位先で、うにょんうにょんしてる。しかも動きが早い。やばい。久しぶりの100mダッシュ。息も絶え絶えになって捕まえてみると、

G31A8341

かなり薄い縞のシマヘビでした。ダッシュで吐きそうなので、ちょっと袋に入ってもらっていて、ひとやすみ。

回復してから個体を調べさせてもらいました。101cm。シマヘビにしては良いサイズ。ダッシュしなかったら、逃げられてただろうな…。ダッシュしてよかった。

G31A8370

カメラのレンズが気に入らなかったのか、やたらとレンズを咬みついてきた。掴んだりいじったりすると、シマヘビはやっぱりアオダイショウより筋肉少なくて非力だな。

5月25日 佐呂間町字幌岩 メッシュコード664317(サロマ湖東部)

思い切ってサロマ湖畔までやって来ました。キムアネップ岬という所周辺ですが、汽水湖のサロマ湖と道路挟んだとこにある水たまりで、昔エゾサンショウウオを見たことがあったので、やって来ました。

過去の場所で確認すると、水たまりはヘドロ臭がして卵嚢もない…。あー、ダメかなーっと思ったけど、よく目を凝らしたら、

RIMG5104

あ!これはもしかして…。デシカメの光学倍率を目一杯伸ばしたら、証拠写真程度には撮れた。

名称未設定 1

エゾサンショウウオの幼生ね。まあでも、これじゃ消化不良なので、
すぐ近くにあった湿地を探してみたら

RIMG5120

ちゃんと証拠写真残せました。エゾアカガエル幼生と、エゾサンショウウオ幼生。しかしこのエゾアカガエル幼生、瞳孔が開ききってるな・・・?取るときにダメージ与えたつもりはないんだけど、なにか障碍を持っているのかな…。

5月25日 佐呂間町字富武士 メッシュコード664306(佐呂間)

行こうと思っていたポイントをほぼすべて回ることが出来たので、札幌に戻り始めた矢先に、道路にアオダイショウの死骸が落ちてました。

RIMG5121

轢かれて死んでた。146cmの、こちらも大型の立派な個体。今回はこれが最後の両爬でした。帰宅途中で急いで回ったわりには、記録も色々取れて良かったかな。(しかしヘトヘトである)

また、機会があったら、道東を回ってきたいなー

Baikada’s main website
Wild Home

パツラ

5月14日、野幌森林公園でオタマジャクシの観察会をしてきました。観察させてもらっている池は、今年は順調な水量で、エゾアカガエルの幼生も生育はいい感じで進んでいました。

RIMG5006

順調な天候なら、良い感じでカエルになれるのではないでしょうか。たまに乾燥のひどい年は、干上がりかけてしまうので、ちと心配な時もあります。

オタマジャクシをすくって、一緒に取れた水生生物も観察してみます。

RIMG5007

森の中を歩いて、エゾサンショウウオの卵嚢も観察することができます。

観察会の終了後、コンクリート製のモニュメントにマイマイを発見。

RIMG5011

 

カメラが顔認証してた。 [ @v@ ] 微妙にホラーな顔なんですが…。1cm未満の小さなマイマイなので、普段はあまりしっかり見ないのだけど(大きいマイマイの稚貝だと、よく種類がわからないから…)これはもともと小さい種類の、

RIMG5017

パツラマイマイだと思います。

この森では、他に大型のマイマイのエゾマイマイ、サッポロマイマイ、ヒメマイマイあたりが見ることができます。雨の日や雨上がりの日は、こんなのを見てあるくのも結構楽しいですよ。

わんぱく遊び隊!のブログのこの日の活動はこちらです。

Baikada’s main website
Wild Home

滝野イベントと5月3日ハープソン

今回は5月3日に行ってきたフィールドの記録です。

(※ハープソンの地図のメッシュ番号はこの地図で確認しています)

5月3日 札幌市南区滝野すずらん丘陵公園 メッシュコード644132(石山)

この日は滝野すずらん丘陵公園での、両生類イベント。「エゾアカガエルのたまごを探そう!」でした。今年は公園ではエゾサンショウウオの産み始めが遅くて担当の方々も心配していましたが、無事産卵も進んで、お天気もよく、ゆっくりうららかにイベントが進みました。イベントの開始前に、こんなものがいました。

RIMG4958

コルリ♂。すごく久しぶりに見た気がする…。春先は、こういった鳥が建物に当ってしまったりして落ちていることが多いようですね。この子は、脳しんとうを起こしたらしく、しばらくこんな感じでしたがスタッフさんに後で温めてもらって、イベント開始時に放鳥されました。飛んで行けて何より。

イベントでは、産んであるエゾアカガエルの卵を見ながら、

RIMG4960

エゾサンショウウオの卵嚢もひとつ拝借して観察、(今回は双子はなかったようですね)

RIMG4959

スマートフォンでしか写真撮ってなかったので、twitterの引用ですが、この公園敷地内では一部、エゾサンショウウオの越冬幼生が見られますね。


最後は冬水を残していた田んぼで生き物を観察します。冬水田んぼも年によって水位も違うので、越冬の可否によってか、生き物の相も若干違いますね。今年は例年見られるモノアラガイ類やツチガエルのオタマジャクシは少なかったように思います。

それでも、イベント終了後まで残っていた家族がツチガエルの越冬幼生を1匹見つけていました。

RIMG4961

上からだとわかりづらいので、横から見て目の黒十字模様を確認。

RIMG4962

撮り方が適当すぎて、証拠ギリギリの写真になってしまいました。ツチガエルで自分個人のハープソン3種類目。この日は暖かかったせいか、ニホンアマガエルの幼体がちらほら見つかっていました。

RIMG4963

この大きさのニホンアマガエルは非常に可愛いね。ハプ4種目!ご参加下さった皆さまと、滝野すずらん丘陵公園のスタッフの皆さま、ありがとうございます。この後、石狩方面におつかいがあったので、大きく移動していきました。

5月3日 札幌市手稲区前田森林公園 メッシュコード644152(銭函)

過去に、アズマヒキガエルの写真展示を拝見する機会があり、写真のキャプションで札幌市手稲区の前田森林公園で撮影とありました。ずっと気になっていたので、ヒキガエルの様子を見に行ってみました。(ヒキガエルは北海道では移入種です)結論から言うと、両生類は確認できませんでした。いろいろ、思っていたのと違って、森林の公園というよりは、市民が憩う都市公園でした。(だから逆にヒキガエル持ち込まれててもおかしくないかも、という考え方もできるんだけど)

水場はいくつかあったけど、大きな水路は綺麗に整備されていて、特に両生類は見られず。公園脇の川(用水路?)でも、特に両生類の姿はなく。一番あやしそうな池は、ほとんど水が抜かれていたので、こちらも姿や卵はありませんでした。(少し水の残った湿地があったけど、こちらも何も無しでした)この日、ヒキガエルはたまたまいなかっただけかもしれないけどとりあえず、少しホッとしました。

が、他の両爬も見られなかったので、記録なし。このあと石狩でお使いをしてきたんだけど、石狩へのお使いは、ヒキガエルの駆除個体(冷凍)の受け取りでした。石狩灯台近くの親船周辺で、ヒキガエルの発生が見られており、今年、名無沼という場所に産卵に来る個体を試験的に駆除する活動が行われています。

石狩で冷凍されたヒキガエルの死骸は、このあとは、うちの個人の冷凍庫で冷凍して、専門学校の授業での解剖に使用する予定です。が、駆除個体も5月3日の時点で200に迫る勢いで、うちの冷凍庫が一杯になってしまいました。

外来種の有効利用はするべきではないという考えもありますが(産業的に軌道に乗ってしまうと、「駆除しきってしまうと産業がなくなる」という考えも出てきて、本末転倒になることもあるので…)とりあえず、ヒキガエルは学生さんの知識になってもらう目的で解剖用に保管はしていきますが、毎年、逐一、考えて行かないとならんですね。

せっかく、家から少し離れたところに来たので、ヒキガエルのパトロールをしてみましたが、この日は昼に動いてたこともあり、姿は見られず。帰宅方向で池などがあれば観察して戻りました。

5月3日 当別町スウェーデンヒルズ メッシュコード644163(太美)

少し大回りして、当別町を通過していくと、途中の森に融雪プール状の池があって、水芭蕉もいくらか見られたので、それなりに長期に水があると思って覗き込むと、ばっちり両生類の産卵がありました。

エゾアカガエルの卵塊。

RIMG4812

だいぶ夕方の薄暮状態で、水面の反射がひどくて

RIMG4972

エゾサンショウウオの卵嚢もあるのに写りにくいよ!望遠+PLフィルターがあれば楽だったなー…。

RIMG4988

池をぐるぐるまわって、かがんで角度変えたりして、なんとかかんとか証拠になる程度の写真が撮れたのでよかった。この日はこれで日没試合終了。(夜のヒキガエルパトロールは体力の限界でやめました)次にフィールド出るのは、いつになるかなー。

Baikada’s main website
Wild Home

福島県北東部における両生類と爬虫類

北海道爬虫両棲類研究会が発行する北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.4に、「福島県北東部における両生類と爬虫類」が掲載されました。

著者:照井滋晴 共著:徳田龍弘

Baikada’s main website
Wild Home

残雪環境で活動していたアオダイショウ

北海道爬虫両棲類研究会が発行する北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.4に、「残雪環境で活動していたアオダイショウ」が掲載されました。

著者:徳田龍弘 共著:照井滋晴・吉川夏彦

Baikada’s main website
Wild Home

福島県でのヤマカガシの防御行動及び擬死の観察について

北海道爬虫両棲類研究会が発行する北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.3に、「福島県でのヤマカガシの防御行動及び擬死の観察について」が掲載されました。

著者:徳田龍弘 共著:照井滋晴

Baikada’s main website
Wild Home

北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.4

I edited the “Bulletin of amphibians and reptiles in Hokkaido Vol.4”.

IMG_1259

北海道爬虫両棲類研究会発行の北海道爬虫両生類研究報告 Vol.4を編集しました。会の発行物ですので、一般書店では購入出来ません。ご注意ください。

内容やお求めに関してはこちらから。

Baikada’s main website
Wild Home

札幌市版レッドリスト

sapporo

札幌市が発表した、「札幌市版レッドリスト2016」の両生類・爬虫類部門に札幌市版レッドリスト作成委員会委員・両生類・爬虫類担当としてお手伝いさせていただきました。

Baikada’s main website
Wild Home

阿寒湖周辺の森と水辺の生き物たち

001‐表紙

北海道爬虫両棲類研究会発行の「阿寒湖周辺の森と水辺の生き物たち」を共著いたしました。会の発行物ですので、一般書店では購入出来ません。ご注意ください。

内容やお求めに関してはこちらから。

Baikada’s main website
Wild Home