ハープソン2015(0429石山)

今年のハープソンでは、自分はスロースタートです。今年はあまり遠くに行けないので今日(4月29日)は、エゾサンショウウオの産卵地で家から最も近い場所の候補を確認してきました!道のり距離で約7.5km。札幌市南区の、ハープソンエリアで言えば石山エリア。いつもは気にせず、車で通過している場所で水が湧いてるとこを見つけた。

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表面が藻(?)で覆われているから、水温高くてダメかな?と思ったけど、

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お、エゾサンショウウオの卵嚢だ!今年のハープソンの自分第一号はエゾサンショウウオでした。

よく見るとこの藻の表面をピチピチ動くものが。ドジョウ系かなと思ってすくってみると…

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エゾサンショウウオの幼生ではないですか。しかもでかい…。越冬幼生だね。かろうじてエラが残っていて、上陸寸前な様子。金ラメが入ってて綺麗でした。

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結構な数いてね、ひとすくいで3匹入ったりしました。小さい池だけど、生存競争激しそう。

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しかしね、札幌でエゾサンショウウオの越冬幼生、何ヶ所かで見たけど今のところ一番標高低い場所だった。湧き水が冷たいのかな。

ちょうど、今年の卵嚢から幼生が発生して、越冬幼生は新幼生を食べ放題の時期。ぐんぐん成長するんだろうな。

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今日一番大きかったやつ。約8.3cm。しかも肥えてるので大きく見えました。

道すがら、他の両爬を探したけど、今日はこれで打ち止めでした~。温かい一日だったので、他の人達は爬虫類を見た人もいるかもしれないねー。

あとで地図を見返してみたけど、家から道のり距離5.0kmと5.1kmのところにサンショウウオいそうな地形があるような気がする…。また後日覗いてみようかなー。

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ハープソンHokkaido2015をやるよ

去年はおやすみしたハープソン、今年はやっていきますよ。とりあえず企画部分の整理が終わったので、公開しています。

ハープソン Hokkaido 2015 (北海道爬虫両棲類研究会)

今まで参加したことがない人で、参加してみたい人は読んでみてね。参加したことがある人へ、変更点を列挙しておきます。

①事前申込み無しになりました
申込をしていても、参加できない方もいましたし、その方々に調査結果を出してもらえるのか出してもらえないのかの、確認を取るのが大変だったので…。参加した方は、結果を送ってもらうことで参加者認定されることになります。

②時期は2期です
今年も2期制で行います。上記リンク先から日程の確認を~。

③報告書について
今年は速報以外の報告書を作らないことにしました。2015,2016,2017の3年間の結果をあわせて報告書を作成したいと思います。1年の結果だけで作成していくと、いろんな面ですごく大変なので、3年のデータを蓄積していい報告書を作成しようと思っています。本年は報告書は作成しませんが、受賞者への表彰などは行います。

④賞について
一昨年のハプ2013では、最優秀賞・写真賞・最多エリア賞・Booby5の4賞でした。本年は最優秀賞・写真賞・Booby5と、名前が長くなりましたが「推奨地域最多エリア調査賞」を設けます。この賞は、調査の行き届きにくい地域を指定して、その指定地域で一番たくさんのエリアを調査した人に与える功労賞ですね。2015年は「宗谷総合振興局エリア」です。マップはこちらから確認してみてください。

⑤twitterのタグ
2013年は #herpthon2013 を使いましたが、今後は #herpthon で統一していきたいと思います。期間中に臨場感持って参加できますよ。実況ページはこちらです。

⑥この2文を追加しています
※調査エリアで調査したものの、動物が確認できない時にも「このエリアで調査したけど何も見れなかった」という結果を送っていただけると幸いです。調査したけどいなかった、という結果は意外と重要なんです。
※また受賞選考の対象にはなりませんが、期間外の記録もありましたら、送っていただけると幸いです。

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トカゲ釣りという遊びを研究にもっていけるか(北海道爬虫両棲類研究会第3回大会)

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北海道爬虫両棲類研究会主催の第3回北海道爬虫両棲類研究大会にて「トカゲ釣りをという遊びを研究にもっていけるか」をお話してきました。

今回も、札幌市円山動物園がご協賛してくださって動物園を会場に、大会を開くことができました。また、会員では虫類・両生類館で餌やりツアーガイドも拝見させていただき、たいへん盛況でした。ご協力下さった皆様に、お礼申し上げます。

本年は、大学から学生さんも発表に参加してくださって幅広い内容の発表会となりました。来年は、演題数が増える様子であれば、2日間の開催も必要かなと考えています。

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福島県での環境モニタリング調査業務

2013年(平成25年)より、福島県南相馬市や飯舘村エリア付近で河川流域の生物調査を行っています。(2014年も調査いたしました)

私達の仕事は、小動物(魚類・両生類・昆虫等)を少数捕獲してできるだけ同定し、研究機関に送っています。また現地での空間線量の測定、水と土の採取も行っています。

調査自体は私達が関わる前から行われており、結果は少しずつ発表されていますね。私達の関わった部分では平成25年度以降の結果に反映されてきます。検査結果のでたものからこちらで発表されていますね。

東日本大震災の被災地における放射性物質関連の環境モニタリング調査
公共用水域

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福島県南相馬市で確認されたシロマダラ(Dinodon orientale)の隠れ場所

日本爬虫両棲類学会が発行する爬虫両棲類学会報 第2014巻 第2号に、「福島県南相馬市で確認されたシロマダラ(Dinodon orientale)の隠れ場所」が掲載されました。

主著は照井さんで、私は共著の立場で参加させていただいています。

著者:照井滋晴 共著:徳田龍弘

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ヘビの体のひみつ(山口県)

山口県の豊田ホタルの里ミュージアムで行われた特別講演会の一環で、講演してきました。

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2014年7月26日 ヘビの体のひみつ

道外でお話しする機会を頂いて大変ありがたく、また皆様に温かく迎えていただき、お話を聞いてくださいました。大変ありがとうございました。

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ニホンマムシの遠軽町と紋別市の生息確認について

北海道爬虫両棲類研究会が発行する北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.002に、「ニホンマムシの遠軽町と紋別市の生息確認について」が掲載されました。

著者:徳田龍弘

※こちらの記事の表の数値に誤りがあったため、2015年4月30日に発行された北海道爬虫両棲類研究報告Vol.003に「Errata(訂正):ニホンマムシの遠軽町と紋別市の生息確認について」を掲載し、訂正を入れました。

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釧路湿原における水生ダニによるキタサンショウウオ卵嚢の食害例

北海道爬虫両棲類研究会が発行する北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.002に、「釧路湿原における水生ダニによるキタサンショウウオ卵嚢の食害例」が掲載されました。

主著は照井滋晴さん、徳田は共著者として参加しています。

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