森のいきもの大捜査隊!(2013恵庭)

I gave a lecture about Creatures and do fielding at Rurumap Natural Park in Eniwa city.

NPO法人共育フォーラム主催の「森のいきもの大捜査隊!」というイベントで2013年7月7日に軽いレクチャーと、フィールドで両生類、爬虫類+α 探しをしました。(公園内でのハープソン調査も兼ねています)

開催日:平成25年7月7日(日)
8:30集合
8:45~11:30
参加費:1000円(一家族3名まで。1名増える毎に500円追加)
定員:講座 15家族
場所:恵庭市ルルマップ自然公園
申込(定員に達しました)

フィールドと講演報告はこちらです。

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大捜査線、封鎖しました

今日は「生き物大捜査線!」というイベントで、滝野すずらん丘陵公園で両爬レクチャーと両爬・その他の生き物探しをして来ました。

開始寸前の9時30ころにはポツポツと雨が振り始め、ちょっとやきもき。見かけたニホンカナヘビをとりあえず確保。

ん?頭に何かついてる?ヒル…みたいなもの?

と思ったけど、なんかナメクジのたぐいだね。なんでそんなところについてるのかな…。このカナヘビの寝起きからくっついてたのかな。

雨の心配をよそに、1時間くらいのレクチャーを終えた後はほとんど雨は落ちて来ませんでした。むしろ晴れ間があったりして、なかなかの爬虫類日和になってくれました。ただしかなり蒸し暑い。陸生の貝類(マイマイなど)がよく動きまわってました。

オカモノアラガイのカタマリも見つけたり。交接しようとしていたのかな。

外では、水の溜まり場で両生類とその他探し。

まだ、今年はここではエゾアカガエルは上陸したてのやつはすごく少なくて、一番進んでるのでも後ろ足が出始めたくらいのオタマジャクシが多かった。エゾサンショウウオの幼生もちらほら。水生昆虫もいい感じで出ていていろんなものが見れました。環境的なものだと思うのですが、この水場ではニホンアマガエルの幼生は全く見られず。でも、ニホンアマガエルの成体や、卵の壊れかけたものもあったので、少数は繁殖してるみたい。

少し日が差してきた瞬間を狙って、カナヘビ、ヘビ探しに行ってもらい、カナヘビ多数や、シマヘビを確認。

その他の生き物も。

ちょっとだけ、レクチャーで変形菌について触れたので、エダナシツノホコリはタイムリーなところ。

久しぶりにギョウジャニンニクの花も見れたりして。15時の解散まで、お天気が良くて良かったですよ。

みんなでちょこちょこ、書き足してったので重なってるものもいるね。アバウトに分類したのと、細かく種類見たのといろいろ。

虫はボランティアガイドさんたちがいろいろ見てくれたので、いろんなものが出てますね。

サッポロマイマイ、エゾマイマイときてカシワマイマイが来てるあたりはちょっとトラップ的ですねー。(サッポロとエゾはカタツムリ。カシワはガです)

解散後に、捕獲しておいてみんなで観察したニホンカナヘビは放してきました。

おつかれさまでした!今年の滝野での大捜査線、封鎖しました!

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ぽかぽか

5月18日(土)に、おたまじゃくしを探しに行こう!(わんぱく遊び隊!)というイベントをし、江別市野幌森林公園でレクチャー&軽いフィールドをして来ました。子どもたち対象のイベントで、午前と午後の部合わせて 親子で70名前後の方々が参加して下さいました。

すくいやすい所で、オタマジャクシしすくい。

今年の春の寒さの影響はここにも出ていて、毎年産むこの池でも産卵数が少なかった(分散してしまった?)。そして、水が冷たい時期も長かったせいか、大きなオタマジャクシは見ることができませんでした。

おたまじゃくし(エゾアカガエル)の他、マツモムシ、コオイムシ類、プラナリア(キタシロウズムシ?)、ボウフラ(蚊の幼虫)&オニボウフラ(蚊のさなぎ)、アカムシ(ユスリカ)、ミズムシ(甲殻類)、ケンミジンコ、ヒラマキミズマイマイ類、エゾマイマイ、サッポロマイマイ?、オカモノアラガイ、ミズダニ類、イトミミズ類…などが採れ、ビンやバットにあけてみんなで見たり、ファーブルで卵を持ったケンミジンコを見たり、プラナリアを観察しました。

その後、捕まえたものは元に戻し、林道へ。エゾサンショウウオの卵嚢や、エゾアカガエルの卵塊を観察。孵化したてのエゾアカガエルの幼生の外に飛び出したエラなども観察出来ました。林道では種々のスプリング・エフェメラル(早春に咲く花)も見られるので、それらを見たり、子どもたちはその種類でスタンプラリーをしたり楽しめているようん感じました。

本当に、お天気が良くて良かったです!

その後、夜半まで夜間の生物調査をしたので、ちょっとバテましたが、晴れのフィールドは疲れの質がやや軽いですね!

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雨でも両生類は頼もしい

滝野すずらん丘陵公園で、エゾサンショウウオの卵を探そう!というイベントをして来ました。どういうわけか、最近出かけるとお天気が良くないのですが、今日の気温は4℃未満&雨…。(私の日頃の行いが良くないのだ)

両爬を観察するのに、雨はあまりかんばしくない事が多いのですが、卵を見えるところに産み残してくれる両生類は観察イベントとしては頼もしい存在です。加者の皆さんには30分ほど、両生類について豆知識を頭に仕込んでもらって出発!

IMGP0615

うにょんうにょんと、巻いているのがエゾサンショウウオの卵嚢。つぶつぶと、固まっているのがエゾアカガエルの卵塊。

IMGP0617

1年を通して水の入っている田んぼでは、ツチガエルのオタマジャクシ(画像の)が見つけられました。生態的に、オタマジャクシで冬越しをできるので、この寒い中、どの両生類の卵も孵化していない時期に十分に成長した姿で見つけることができるオタマジャクシです。その他にもヤゴ類やマツモムシ、トビケラの幼虫やカワゲラなどが網に入りました。

IMGP0611

せっかくなので、卵は少しバットに開けて触ってみましょうねー。おおむね、雨の中でも、皆さん楽しんでくれたように思いました。
両生類は長い時間触らないようにしてね!というお約束もみんな守ってくれました。(人間の手は暖かすぎるので触りすぎると両生類が弱ってしまうので)

寒かったので、爬虫類は見れませんでしたが、エゾアカガエル、エゾサンショウウオ、ツチガエルという3種の両生類を見ることが出来ました。

さて、ここからは私の大反省大会です。

エゾアカガエルの卵塊は、数百単位の卵が固まって球状を成しますが、そうではない卵塊がごく少数ありました。卵塊を形成する卵数も少数で、浮遊しているものもあり、ぱっと該当しそうなものとして、ツチガエルの卵…?と紹介してしまいました。卵径がやたらと大きく感じたので、(ツチガエルの卵径は結構小さい)どうもやっぱりエゾアカガエルのようです。間違ってしまって、ごめんね!!

付近にエゾサンショウウオとエゾアカガエルの損傷した死骸もあったので、もしかしたら、卵もいじられてバラけてしまったのかも、と想像します。「犯獣」として決めつけてはいけないのですが、アライグマならこれらの事件を起こすこともできるかもしれません。

…言い訳です。ごめんなさい!

どこかで今日の参加者の皆さんに、バッチリとしたツチガエルの卵を見てもらってほしいです。過去記事からの引用ですが、参考に。

ツチガエルの卵

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変なヘビ3種類のお話ししてきました

本日、円山動物園での徳田&本田講演に来てくださった皆様、ありがとうございました。うれしさのあまり、ウルッとくる一瞬もありましたが泣かないで最後まで喋り切りました。これでいつでもマイクを置くことができますね。

しかし入念(?)に用意していた「和みネタ」、見事に出すの忘れて来ましたよ…。喋ってると忘れるんです。

しかも最近は「今、何をしゃべっているのかわからない」「舌がもつれて転ぶ」という新たな特技を発症したりします。

私、日本語喋っていたでしょうか…?

今までも両爬の話、色々させて頂いておりましたが、今日は、巳年ということで、北海道のみなさまに日本にもこんな変なヘビがいるんですよーという話をやりたい放題、お話しさせて頂きました。

今回は「変わったヘビの話」という演題にさせて頂きました。(最初は「ヘビとするシゴト」という演題の予定だったのですが、資料作ったら「魅力的でない内容&巳年にヘビの話でなくて自分の話してどうする」という致命的な2点に気がついて、変更させて頂きました…)

テングキノボリヘビとか、キオビシベットヘビとか、ヒゲミズヘビとか見た目変なやつもいるのですが、今回のチョイスは一見、地味目なサキシマバイカダ:ご本人(蛇)登場、イワサキセダカヘビ:餌のマイマイ解説つき、イイジマウミヘビ:簡易ウミヘビ講座つきとさせて頂きました。

自分的には、存分に面白いヘビたちだったのですが、いかがでしたでしょうか?見た目より、生態的変蛇度が高めの玄人チョイスだったかもしれません。

でもこんなにね、北海道で、しかも動物園という会場で自分の好き勝手チョイスの変態沖縄ヘビについて、何十人も人が来られている中でお話出来る日が来るなんて10年ほど前には想像だにできませんでしたよ。大変ありがたいことです。ビバ、巳年。12年後に向かって、資料作ることにします。

自分が話し終わったあとも、本田さんの「世界の動物園のヘビ事情」を存分に楽しませて頂きました。さらにそのあと、恐竜についてのお話を伺ったり、ワニの骨をいじったり、講演の前には西岡公園で活動する子供達のポスター発表読んだり…と盛り沢山な一日でした。

会場に連れて行ったサキシマバイカダ先生は私に対して怒りを爆発させておられましたが、会場の皆さんにもゆっくり見てもらえましたね。あ、1回、本田さんを咬もうとしてましたね…。

ただいま、バイカダ先生には暖かいお部屋でゆっくりとお休みいただいています。お疲れ様でした。2日後くらいには、お食事を振舞いますのでお許し下さい。神経質で身を守るためによく、お咬みになりご臭気を振り撒きになられますが、決して気が荒いのではありません。

長い付き合いになっているサキシマバイカダですが、自分の研究(?)のためのデータとることや繁殖の機会があれば、参加させていきたいと思っていますが、健康状態もよく、安定しているときは、時々人に見てもらう機会を作ってヘビと人との距離を縮めるお仕事を手伝ってもらうのもいいのかもしれないな、と思うようになりました。

PS
イワサキセダカヘビの捕食動画を講演に使わさせて頂いたりんぱなさん、ありがとうございました!

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ニホントカゲの名前の変遷(北海道版)(北海道爬虫両棲類研究会第1回大会)

I told the report of Herpthon 2012 and the information of Eastern Japanese 5 lined skink.

logo

北海道爬虫両棲類研究会主催の第1回北海道爬虫両棲類研究大会にてハープソン Hokkaido2012 結果報告講演と、今年から新種に分類された「ヒガシニホントカゲ」についてのインフォメーションをお話してきました。(演題:ニホントカゲの名前の変遷(北海道版))

あと、北海道エコ・動物自然専門学校の生徒たちと作成したポスター発表を1題、掲示しました。(厚真町で発見されたエゾアカガエルの色素異常卵(予報))

会長として出来る部分をやってみましたが、少しバタバタした部分や、改善するところをいくつか感じました。来年以降もずっと続けていけるようにしていきたいですね。

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いきもの語って来ました

12月1日に、北海道立近代美術館でとんぼ玉作家の増永元さんと、「いきものがたり」対談をしてきました。

撮影:北海道立近代美術館(増永さん:左から2番目、自分:右から2番目)

北海道出身で、現在沖縄で美しいとんぼ玉を制作している増永さんとは西表島で初めて出会いました。きっかけは、元さんがウミヘビのダニの調査をしていて、ウミヘビをいじっているところに遭遇→意気投合→ウミでウミヘビ探し→山にサキシマバイカダ探し

という感じで、とても奇妙な縁なのです。実は実際に会って話すのは3回目だったんですが、終始生き物の話をしていました。(イベント以外でも)

イベントでは、増永さんの作品について、自分が北海道の両爬や自分が写真撮る時に気をつけてることをお話して、あとはお互いの写真をネタに生き物トークを繰り広げました。

気がついたら、予定の40分オーバー…。最後まで、聞いていて下さった方々も席に残ってくださっていて、大変有り難かったです。また機会があったら、第2回、3回とやって行きたいですね!

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北海道→←沖縄 ”いきものがたり”

I gave a talk event about Hokkaido & Okinawa.

2012年12月1日に、北海道立近代美術館主催の「聞いてなるほど!トークイベント」で「北海道←→沖縄 ”いきものがたり”」をとんぼ玉作家の増永元さんと一緒に担当しました。

A★MUSE★LAND☆TOMORROW 2013
サークル○オブ○アート
アートあつまる◎ココロあったまる

※こちらのトークイベントは増永さんの展示作品について、増永さんに解説していただくとともに、私との対談で、聴講者の方々の身近な生物への関心を広げ、そのうえで本展のテーマでもある生命を表現したさまざまなアートを紹介しながら、展示内容への理解を深めて頂く内容となっています。

日時
2012年12月1日(土) 14:00~15:00 (終了しました)

費用
聴講は無料です(入館料はかかります)

会場
北海道立近代美術館 講堂
〒060-0001  札幌市中央区北1条西17丁目
アクセス等

講演報告はこちらです。

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プロジェクトK~挑戦者たち再び~ カエルやヘビの名前・その由来や意味

I gave a talk about the name of frogs & snakes.

札幌のカエルヤ珈琲店さんでカフェトーク、「プロジェクトK~挑戦者再び~ カエルやヘビの名前・その由来や意味」を2012年10月19日に行いました。

カエルヤさんでのカフェトーク・プロジェクトKは2回目。とにかく「ゆるいトーク」を目指していますので、お気軽に聞きに来て下さい。(終了しました
聞いていただいた方々には明日から使えるヘビ・カエルのウンチクネタをたくさん持って帰って頂きたいと思っています。

内容の簡易レポートはこちらです。

プロジェクトK~挑戦者再び~ カエルやヘビの名前・その由来や意味

要予約・飲み物付き

お話と写真
徳田龍弘(ばいかださん)

「北海道爬虫類両生類ハンディ図鑑」その著者徳田龍弘氏が贈る
プロジェクトK第二弾!
今回は更にヘビ~に語ります。

日時:10月19日(金) 終了しました
時間:19:30~ (30分前より開場)
場所:カエルヤ珈琲店(札幌市中央区北1条西17丁目)
参加費:1500円
定員:先着20名
申し込み:電話先着(011-616-1558)

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爬虫類・両生類探し生活+秋の仔蛇を知っとこう!

I gave a lecture about reptiles & Amphibians at Maruyama Zoo in Sapporo city.

円山動物園主催の講演で2012年8月26日に講演をしました。演題は「爬虫類・両生類探し生活+秋の仔蛇を知っとこう!」です。

内容は秋に見れる蛇、ハープソン奮闘記、蛇ふれあい体験などです。

日時: 2012年8月26日(日曜日)
開場:13時00分
講演:13時30分~14時30分(予定)
場所: 円山動物園 動物科学館ホール
定員: 50名程度(予約・受付はありませんので、会場にお入りください)
料金: 参加費無料。高校生以上は入園料が必要です。

講演報告はこちらです。

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