Unexpectedness


Ligia cinerascens
A kind of Wharf Roach
北船虫(キタフナムシ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

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苦手克服シリーズのひとつです。
長らく放置していたフナムシですね。

普段、ヘビについて苦手な人に対しては
「苦手だと思う生き物こそ、よく知ればこちらから敵を回避できる」などと言うのですが
自分こそ、それが出来ていないものですね。

神奈川に住んでいた頃から、足元から大挙して
潮が引くように逃げていくフナムシを見るとゾワゾワしたものです。

釣りをしてる時、背後で少しづつ姿を増やしていくフナムシ。
フナムシが魚の死骸にたくさんひっついたりしてるのを見たあとだと、
私の体温はいつも以上に下がる思いです。

でも良く考えてみても、
フナムシってどんな顔してたっけ…?と思っても想像できません。
意外とつぶらな目をしてる(複眼だけど)のも最近になって知ったことです。

なんとか、接近して撮影できれば、調べることも出来るってもんです。

私は素早くて脚が多ければ多いほど苦手な生き物と認識してしまうのですが
(大型のクモや、ムカデ、ゲジなど)
そんな中に余裕でフナムシも入れてました。

が!
フナムシの脚ってたったの7対しかないんですよ。
まあ、14本もあれば十分か…。

いちばんうしろの、脚の形である程度
「フナムシ」と「キタフナムシ」の識別出来るんですね!

目は、かなり面白いです。
この目なら、意外と親しめるような…気がしない…でもない。
いやむしろ、エビやカニの目のほうが異様な気がしてきた。

とりあえず、フナムシにも興味が湧いた。
でも、ちゃんと苦手を克服したかどうかはまた別の話。

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The cicada

Terpnosia nigricosta
A kind of Cicada
蝦夷春蝉(えぞはるぜみ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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This cicada chirps in early summer from spring.  Now that this cicada did not chirp, summer will come over.

エゾハルゼミの季節も終わり、今はセミの閑散期。
もう少ししたら、エゾゼミやアブラゼミが鳴き出すはずの北海道の夏。

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Like the Blue lightning


Salamandrella keyserlingii
Siberian Salamander
北山椒魚(きたさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON G12*

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サンショウウオの一部の種類の卵嚢は、光を当てると妖しく輝く。
キタサンショウウオの卵嚢もそのなかの一つで、
産んであまり時間の立たないものは青白く光る。

また、エゾサンショウウオのようにはち切れんばかりに膨れないので、
表面がルーズで、その青い輝きは、稲妻のようにさえ見える。

しかし、美しいものは有限で
日本でキタサンショウウオが発生する釧路湿原のエリアでは
時間が経つに連れて水の成分から影響をうけるためか、
青さは失われて、茶色味がかってく。

そして間もなく、幼生が中から出てきて、
役目を終えた卵嚢は朽ちていく。

キタサンショウウオにとって、人間の目に美しく映ろうが映るまいが、
全く利をなす事も考えられないが、
「青い稲妻」を持つことは彼らにとって何かしらの利点があってのことなんだろう。

青魚の背面のような保護色的な意味合いでもあるのだろうか?

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StreamLined Syndrome

The moment


Hynobius retardatus
Ezo Salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON G12*

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One of the photographs that I wanted to take is a moment of spawning of Ezo Salamander.

私の撮りたかった水中の写真の一つに、
サンショウウオの放精の写真があった。

去年、あれだけ根を詰めてエゾサンショウウオの繁殖を追い続けたのに、
力が抜けた今年、あっけなく撮れた。

とても嬉しいけど、語る苦労がないくらい、あっけなかった。
頭の中では、すごく難しい撮影になると思っていたんだけど、
実際、狙ったら大変なんだと思うんだけど……。


Hynobius retardatus
Ezo Salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

サンショウウオの繁殖行動は、鳴き声が伴わないので
聴覚的には静かなんだけど、非常にダイナミック。
メスが産卵してからの10分ほどの間、オスの半狂乱の宴が見られる。


Hynobius retardatus
Ezo Salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON G12*

日本のサンショウウオは、放精で対外受精する。
しかし、世界的にサンショウウオを見ると
体外受精はそれほど一般的でないようだ。

イモリと同じように、オスが排出した精嚢を
メスが総排出腔に取り込むことで体内受精をするそうだ。

最近、両生類学の本を読んで、体外受精が少数派なんだと知りました。

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The ironic situation

Rana pirica
Ezo Brown Frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

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The male of Ezo brown frog lets a female sometimes drown in the breeding season. The accident happens because the male clings to the female for breeding. Killing for breeding is an ironic situation.

エゾアカガエルの繁殖行動は時としてこのような状況になる。
メスが圧倒的に少ないと、オスに次々と抱え込まれ、
時には溺死、圧死してしまう。

オスは殺意を持ってメスを溺れさせるわけではない。
本能が起こす悲惨な状況だ。

それは人間の観点からすれば、
切なくてかわいそうに思うだろう。

次世代の遺伝子、子供を残すための行動が
死を誘うというのは皮肉な結果だが、
裏をかえせばそれだけ次世代の「生」のために
自身の命を懸けてるということになるのだろうか。


エゾアカガエル・団子

このあとこの団子はなんとか陸地に寄っていった。
一方、傍らには死の団子もひとつあった。

例年、繁殖期に死んでしまう個体は必ずいる。
カエルの産卵、イメージよりとても厳しい活動です。

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The future

Phoca largha
Spotted Seal
胡麻斑海豹(ごまふあざらし)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

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Please cheer for Japanese revival. We want to make the bright future.

日本が元気を取り戻しますように。
一段落したとき、無力感や脱力感に襲われるかも知れない。
そんな時には、心のどこかに隠れている、元気を探してみて。

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Black & White

 

Corvus dauuricus
Daurian jackdaw
黒丸烏(こくまるがらす)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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Is the color of the body of white and black advantageous to them? The color may make it easy to hide in environment in them. However, they move freely, and there is not a state to hide.

彼らの先祖は何を思って白と黒に変化して行ったんだろう?

白黒系のカラス系は日本ではカササギ、
オーストラリアや香港でも白黒のカラスを見た。(カササギフエガラス…だったかな?)

他にも白黒のカラスがいるわけだから、
なにか生態にとって有利なことはあるんだろうね。

環境によってはカムフラージュ効果が強そうだ。

それにしては奔放で行動の目立つこと。

Corvus dauuricus
Daurian jackdaw
黒丸烏(こくまるがらす)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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Red

pic
Bombycilla japonica
Japanese Waxwing
緋連雀(ひれんじゃく)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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They have the rectrix with red point. However, the red is diverted to a red nut and doesn’t look good. When they eat up red nuts, the red will glisten.

ナナカマドとレンジャクはよくある組み合わせです。
例年、キレンジャクを見ることが多いですが、
今年はヒレンジャクも多いですね。

ヒレンジャクの尾羽が、ナナカマドに紛れています。

ナナカマドを食べつくしたとき、ヒレンジャクの尾はよく見えるでしょうね。

でも、食べ物がなくなったら、きっと去っていくのでしょうね。

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Flabby body

pic

Rana pirica
Ezo brown frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*Ricoh GX200 Macro*

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Ezo brown frog hibernated in the mountain stream. Their flabby bodies might be efficient though take oxygen in water from the skin.

厳冬期の1月、渓流の石の下にエゾアカガエルがいた。
繁殖期はまだまだ先なので、渓流中で越冬できるのだろう。

見ての通りブヨブヨです。

ナガレタゴガエルというカエルは、冬期に渓流中で
水から酸素を得るために体の表面積を増やすため、
皮がべろべろになると推測されています。

エゾアカガエルもナガレタゴガエルと同じ理由で
ブヨブヨするのかな。

こうして水中で潜ったまま呼吸出来れば、
冬の間、危険な水面に何度も上がらなくていい。

エゾアカガエルも、この程度はブヨブヨになります。
全てがそうかどうかはわからないけど、
繁殖期や冬期に水中からほじり出した出したオスで
こういうブヨブヨしたやつが出てきます。

渓流はあまり凍りつかないので、冬越しにもってこいなんだと思う。
しかし、渓流も凍てついてしまうと、解けた後に死骸が出てくることがある。

しかし、数ヶ月水の中って、
まさに水陸両用。両生類の名にふさわしいもんだね。

普段はもうちょっと締りのある皮膚していますよ。

参考:
Rain (Snakes log)
Floating (Snakes log)

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