Displaying posts categorized under

AMPHIBIAN

The laying eggs situation


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

This article about the laying eggs situation of Siberian salamander of the end of April of this year in Kushiro Marsh of Hokkaido.
何万年も何十万年も、それよりも多くの永い間、毎年行われてきたと思われるキタサンショウウオの繁殖期。今年は4月の末に観察しに行った。

しかし私はあと30回も40回も見ることは出来ないだろうな。そう思うと、今後も大事に観察したくなる。…ような気がする。

オスが尾を振り、体を揺すると、いつの間にかメスが現れる。


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

When an egg case exits from the female body, the males gather all at once and add a sperm to an egg.
メスの体から卵嚢が少しでも生み出されると、オスたちは何かの物質を感じ取ってか、一斉に集まって卵嚢に抱きついて受精させようとします。


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

It’s too late.
時すでに遅し。この卵嚢は多分、産んでから1日以上経っていそう。


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

The egg case immediately after laying out is condensed. And it is wrapped in a blue light like thunder.
生み出された卵嚢は、出来立ての積乱雲のように凝縮して、青い稲光に包まれているようだ。

光を当てると、青く光る。反射光、そしてあの色は構造色なんだろうか。ある程度自力で光る「蛍光色」ではないのだ思います。


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*PENTAX WG-3 GPS*

The body surface of Siberian salamander can also shine blue. Does their mucus have a reflective substance?
フラッシュの色温度もあるけど、彼らの体表面も、卵嚢と同じく青く、うっすらと光る。彼らの持つ粘液成分に反射物質があるのかもしれないね。


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

The egg case of a highly transparent place grows up with a beautiful color.
卵嚢は透明度の高い水の場所なら、美しい反射光を放ちながら中の卵を育てていく。


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

Even if it discolors brown, the egg in an egg sac is growing.
水質によって茶色く変色しても、中の卵は育っていく。


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

A beautiful egg case increased a more beautiful red jewel. However, the egg sac is just going to invade this by the kind of ticks.
赤い珠が、青い卵嚢に加わると異様な雰囲気になる。これはミズダニの仲間が、卵嚢の中に侵入しているところだ。いくつかの卵内の仔が死んでいるので、なにか悪さはしているんだろうね。


Salamandrella keyserlingii
Siberian salamander
北山椒魚(キタサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*PENTAX WG-3 GPS*

Although an accident happens variously, many egg sacs grow up safely.
なんだかんだと育つのは大変だけど、元気に育つ卵たち。16細胞期とかそういう状態なんだろうけど、自分もそんな頃があったんだよね。


Hynobius retardatus & Rana pirica
Ezo salamander & Ezo brown frog
蝦夷山椒魚&蝦夷赤蛙(エゾサンショウウオ&エゾアカガエル)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*PENTAX WG-3 GPS*

Since it is a habitat of Ezo salamander when it comes out of Kushiro Marsh just for a moment, it becomes impossible to see the egg sac of Siberian salamander.
ちょっと釧路湿原から離れると、そこはもうエゾサンショウウオの生息地。キタサンショウウオと入れ替わってエゾサンショウウオの卵嚢を見ることができる。エゾアカガエルはどちらのエリアもOKなんだ。

Baikada’s main website
Wild Home

Life or death


Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D *

Is it fortunate that it is alive in hopeless environment?

絶望的な環境の中で、生きていることは幸運なのだろうか。
そんな考えはひどく人間的だと思うけども。


Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D *

エゾサンショウウオの親が産卵した池は、すっかり干上がってしまった。
雨が降れば彼らも孵化して、しばらくの間、生き永らえるかもしれない。


Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON G12 *

池の中央には若干の水が残っていた。
オアシスといったところだろうか?


Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

だが日光差し込む浅い水たまりは30℃にもなって、みなすぐに死んでしまっていた。
不幸だが、苦しむ期間もなく幸運だったのかもしれない。

自分も含め、人間は多かれ少なかれ、そういう目で動物を見てしまうものだが、
野生動物に幸・不幸を当てはめるのは適当ではない気もする。

死んでいない動物には、若干の未来がある。

その未来を幸せ、不幸せと考えるのは
人間の長所であり、短所であるとも思う。

卵の中のエゾサンショウウオは何も考えていないと思うけど…

Baikada’s main website
Wild Home

Like the Blue lightning


Salamandrella keyserlingii
Siberian Salamander
北山椒魚(きたさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON G12*

.

サンショウウオの一部の種類の卵嚢は、光を当てると妖しく輝く。
キタサンショウウオの卵嚢もそのなかの一つで、
産んであまり時間の立たないものは青白く光る。

また、エゾサンショウウオのようにはち切れんばかりに膨れないので、
表面がルーズで、その青い輝きは、稲妻のようにさえ見える。

しかし、美しいものは有限で
日本でキタサンショウウオが発生する釧路湿原のエリアでは
時間が経つに連れて水の成分から影響をうけるためか、
青さは失われて、茶色味がかってく。

そして間もなく、幼生が中から出てきて、
役目を終えた卵嚢は朽ちていく。

キタサンショウウオにとって、人間の目に美しく映ろうが映るまいが、
全く利をなす事も考えられないが、
「青い稲妻」を持つことは彼らにとって何かしらの利点があってのことなんだろう。

青魚の背面のような保護色的な意味合いでもあるのだろうか?

.
Baikada’s main website
StreamLined Syndrome

The moment


Hynobius retardatus
Ezo Salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON G12*

.

One of the photographs that I wanted to take is a moment of spawning of Ezo Salamander.

私の撮りたかった水中の写真の一つに、
サンショウウオの放精の写真があった。

去年、あれだけ根を詰めてエゾサンショウウオの繁殖を追い続けたのに、
力が抜けた今年、あっけなく撮れた。

とても嬉しいけど、語る苦労がないくらい、あっけなかった。
頭の中では、すごく難しい撮影になると思っていたんだけど、
実際、狙ったら大変なんだと思うんだけど……。


Hynobius retardatus
Ezo Salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

サンショウウオの繁殖行動は、鳴き声が伴わないので
聴覚的には静かなんだけど、非常にダイナミック。
メスが産卵してからの10分ほどの間、オスの半狂乱の宴が見られる。


Hynobius retardatus
Ezo Salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON G12*

日本のサンショウウオは、放精で対外受精する。
しかし、世界的にサンショウウオを見ると
体外受精はそれほど一般的でないようだ。

イモリと同じように、オスが排出した精嚢を
メスが総排出腔に取り込むことで体内受精をするそうだ。

最近、両生類学の本を読んで、体外受精が少数派なんだと知りました。

.
Baikada’s main website
StreamLined Syndrome

The ironic situation

Rana pirica
Ezo Brown Frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 7D*

.

The male of Ezo brown frog lets a female sometimes drown in the breeding season. The accident happens because the male clings to the female for breeding. Killing for breeding is an ironic situation.

エゾアカガエルの繁殖行動は時としてこのような状況になる。
メスが圧倒的に少ないと、オスに次々と抱え込まれ、
時には溺死、圧死してしまう。

オスは殺意を持ってメスを溺れさせるわけではない。
本能が起こす悲惨な状況だ。

それは人間の観点からすれば、
切なくてかわいそうに思うだろう。

次世代の遺伝子、子供を残すための行動が
死を誘うというのは皮肉な結果だが、
裏をかえせばそれだけ次世代の「生」のために
自身の命を懸けてるということになるのだろうか。


エゾアカガエル・団子

このあとこの団子はなんとか陸地に寄っていった。
一方、傍らには死の団子もひとつあった。

例年、繁殖期に死んでしまう個体は必ずいる。
カエルの産卵、イメージよりとても厳しい活動です。

.
Baikada’s main website
StreamLined Syndrome

Flabby body

pic

Rana pirica
Ezo brown frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*Ricoh GX200 Macro*

.

Ezo brown frog hibernated in the mountain stream. Their flabby bodies might be efficient though take oxygen in water from the skin.

厳冬期の1月、渓流の石の下にエゾアカガエルがいた。
繁殖期はまだまだ先なので、渓流中で越冬できるのだろう。

見ての通りブヨブヨです。

ナガレタゴガエルというカエルは、冬期に渓流中で
水から酸素を得るために体の表面積を増やすため、
皮がべろべろになると推測されています。

エゾアカガエルもナガレタゴガエルと同じ理由で
ブヨブヨするのかな。

こうして水中で潜ったまま呼吸出来れば、
冬の間、危険な水面に何度も上がらなくていい。

エゾアカガエルも、この程度はブヨブヨになります。
全てがそうかどうかはわからないけど、
繁殖期や冬期に水中からほじり出した出したオスで
こういうブヨブヨしたやつが出てきます。

渓流はあまり凍りつかないので、冬越しにもってこいなんだと思う。
しかし、渓流も凍てついてしまうと、解けた後に死骸が出てくることがある。

しかし、数ヶ月水の中って、
まさに水陸両用。両生類の名にふさわしいもんだね。

普段はもうちょっと締りのある皮膚していますよ。

参考:
Rain (Snakes log)
Floating (Snakes log)

.
Baikada’s main website
Wild Home

Floating

pic

Rana pirica
Ezo brown frog
蝦夷赤蛙(えぞあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MKIII*

.

Ezo brown frog at the breeding season doesn’t run away so much. The male is concentrated to find the female, and lost margin in his heart. When I see it, I become slightly sad.

繁殖期にオスのエゾアカガエルが水面に浮くのは、
相手となるメスが現れるのをいち早く見つけるためなんだと思う。

それ以外の理由で、危険を晒してまで水面に現れる理由が思いつかない。
現に人間を見るとすぐに水中に潜ってしまう。

しかし、繁殖最盛期ともなると、人間の姿を見ても
潜らないのがいたり、潜ってもすぐに現れる。

私はこの状態を「余裕が無くなってきた状態」と言っている。

メスが一番活発に動くため、それを逃さんと、オスは逃げにくくなる。
まさに余裕が無くなっている。

なんだか見てて切なくなってくる。

.
Baikada’s main website
Wild Home

Strategy

Hyla japonica
Japanese tree frog
日本雨蛙(にほんあまがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

.

驚くことに、この卵は夜には尾芽胚となり、
翌日にはオタマジャクシとなって泳ぎ出ていた。
I was surprised that “this egg became the cercembryo at night and hatched on the next day”.

5月後半からこの状態の卵を撮りたくてさんざん撮影に通ってきた。
しかしこの活き活きとした卵はなかなか見つけることができなかった。
Because I wanted to take the egg which was in this state, I photographed it all the time near a water hole from the latter half of May. However, I was not able to readily find this egg which I had lively.

先に孵化したオタマジャクシや、水生小動物にどんどん食べられる。
おまけにこの異常なまでの孵化までの早さ。
さすが夏産卵のカエルならではの戦略が見事。
This egg is eaten steadily by “the ladle which hatched earlier” and an aquatic small animal. In addition it is very early that this egg hatches. A strategy only by a frog laying eggs in summer is wonderful.

.
Baikada’s main website
Wild Home

Metamorphose

Rana okinavana
Rana ulma
Ryukyu Brown Frog
琉球赤蛙(りゅうきゅうあかがえる)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

.

陸に早く上がりたかった。
だけど、陸の上は完全な自由ではなかった。
陸の上で兄弟は干からびた。
They wanted to go ashore early. But the land was not the freedom that was complete for them. Their brothers dried up on the land.

水の中に居たかった。
だけど、体が変わって水の中にいられなかった。
水の中で兄弟は溺れ死んだ。
They wanted to stay in water all the time. But they metamorphosed, and there was not able to be it in water. Their brothers were drowned in water and died.

「両生類」は陸でも水でも両方棲めるということ。
だけど、陸も水も無ければ生きていけないということ。
“Amphibians” are meanings living in the both environment in Japanese. They can live on both the water and the land. But they cannot live if there is neither the land nor the water.

R.okinavana は2012現在、ヤエヤマハラブチガエルの学名としてあてがわれ、沖縄本島で撮影したこのリュウキュウアカガエルの2012年現在の学名は R.ulma となっています

.
Baikada’s main website
Wild Home

Face

Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

.

小型サンショウウオの顔は愛らしい。
特に渓流性のサンショウウオ(ヒダサンショウウオハコネサンショウウオ)。
The face of the small salamander is lovely. Especially, stream in particular-related salamander is more lovely.
(Hida salamander, Japanese Clawed Salamander).

肉食動物という獰猛な生態は別として、
その顔の作りはカエルにも勝るとも個人的には思う。
Because it is a flesh-eating animal, the salamander is ferocious. However, I think the face to be prettier than the frog personally.

エゾサンショウウオではなかなかその愛らしい顔を撮れなかったのだが、
ようやくステキな角度で撮れた。
I was not able to take a face like the love of Ezo salamander, but was able to finally take it at a wonderful angle.

Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(えぞさんしょううお)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

.

でも私がサンショウウオが好きなのは、その”流線型”であるところ。
But the reason why I like salamanders is because they are “streamlined”.

魚みたいだよね。サンショウ「ウオ」。
It seems to be a fish. We (Japanese people) call them “Sansyo-uo”, it means the fish which smell like the Japanese pepper.

“Streamline” が好きです。
The “Streamline” is good.

.
Baikada’s main website
Wild Home