Photograph artist

I met photograph artist. He called photo artist not photographer. He enjoy to take snap & insect photo. I was glad to meet him and go around field with him.

マイマイガの幼虫
Gypsy moth

関東での展示会や所用が済み、フェリーで北海道に帰る日になった。フェリーは茨城県大洗から出船する。このとき、カメラ芸人のOIKAWAさんに声をかけていただいた。
(参考:「ぱぷあ日記」「たこの庭には帰れない」)

OIKAWAさんはスリランカ、パプアニューギニア、ホンデュラスなど諸外国を仕事で渡り歩き、今は日本に帰国中。カメラ芸人を名乗り、スナップや昆虫写真を得意分野としている。また旅立ってしまう前に、ぜひお会いしたいと思っていた。

ナガメ
Shield bug sp.

短い時間しかご一緒できなかったのだが、このナガメの名前の由来を教わったり、(ナガメは「菜亀」でナバナの属するアブラナ科の花につく)撮影スタイル(スナップ、昆虫の魚眼マクロ)を見せてもらったりいろいろ興味深いものを見せてもらった。

ニホンアマガエルとOIKAWAさん
Japanese tree frog

飄々とこなしていく姿に感動。そして、OIKAWAさんお勧めの外付けFlash、サンパックのPF20XDは、とても触指の伸びる魅力あるものだった。もちろん魚露目レンズもね。今手持ちで使っているKenkoのFish Eyeコンバージョンレンズとはまた違った使い勝ってがあるし、撮影スタイルにより一長一短はあるかなと思った。自分の撮影スタイルだと、どちらかというと魚露目の方が合うのかも。

アオスジアゲハ
Common Bluebottle

なんでかアオスジアゲハが落ちていた。弱っているんだろうか。
どちらにしても、なかなか近くでは撮れない蝶なのでアップで撮ってみた。もうちょっと絵になる場所に運んで撮ったら良かったかな。。と思いつつも、これも一期一会ということで、そのまま撮っておいた。

ヨコヅナサシガメとマイマイガ
Assassin bug sp. & Gypsy moth

あんまり今までサシガメという昆虫には目がいかなかったが、今回はあちこちでこのヨコヅナサシガメを見かけた。英語でサシガメは「Assassin bug」。暗殺虫だ。
今、マイマイガの毒毛(人によってはかぶれることもある程度)をかいくぐり、暗殺に成功したところだ。
サシガメとその辺のカメムシの違いは植物の汁を吸うか、動物の汁を吸うかの違いくらいのもんです。

あっという間に時間が過ぎて、フェリーに乗船しなくてはならなくなったのでお別れしました。もうちょっといろいろ話をしたかったのですが、それはまたいずれの機会に!

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Cold China

Japanese people call “Chinese noodle with ham vegetables” “Cold china”. I found many Jew’s Ear Fungus. That fungus are inportant material of “Cold china”. I wanted to eat it.

ニホンアカガエルのアルビノ(展示個体)
Japanese brown frog (Exhibition individual)

関東は暑くなるのが早いですね。今回は埼玉の北本市周辺でのフィールドです。

北本自然観察公園では、ニホンアカガエルのアルビノオタマが展示中です。(そろそろ上陸すると思います)

クロハネシロヒゲナガ
Moth sp.

平らな里の緑を歩くのは気持ちがいい。

あまり注意して見てこなかったけど、こういう変わり種の昆虫もよく見るとたくさんいる。これ、ずっと蛾だとは思ってなかったけど、ヒゲナガガ科の蛾だったんですね。

よく見ればメイガに似ているんですが、触覚が長いと別の昆虫に見えますね。以前も触れたかもしれないけど、科はヒゲナ「ガ」「ガ」なんだけど種になるとヒゲナ「ガ」になっちゃうのがなんか変ですね。ガが一つ省略されているのか、「髭長」という一種名なのか?(一部ではヘビでもタカチホヘビをタカチホ、と呼ぶように)

キクラゲ(幼菌) たぶん
Jew’s Ear Fungus sp.

今回のタイトルの”Cold china”はもちろん「冷やし中華」を意味するもの。ただ単純に充て訳だけどね。英語圏の人に言ったって通じるわけがないので使わないでください(苦笑)”Chinese noodle with ham vegetables”あたりなら通じるかもね。

キクラゲの仲間がそこかしこに生えてた。

キクラゲ たぶん
Jew’s Ear Fungus

こうもいいキクラゲが生えてると、つい食べたくなっちゃうね。そんなこと考えてたら冷やし中華を食べたくなったわけで。もう少ししたら「冷やし中華始めました」の時期ですねえ。

アラゲキクラゲ
Jew’s Ear Fungus sp.

この細かい毛の生えたアラゲキクラゲも結構流通してるキクラゲのひとつ。

キクラゲ系は毒キノコがあまりないのでキノコ採り初心者向けのキノコって話をどこかで聞いた気がするんだけど、やっぱりキノコを素人判断で食べるのは怖いです。

うまそうだけど置いてきた。うまそうって言っても別に味があるわけじゃなくて、歯ごたえがいいだけなんだけどね。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

アオダイショウにも1個体会うことができた。比較的おとなしい立派なオス。ヘビの調査を始める予定なので、データをとる練習をさせてもらった。

5/9 12:48 晴れ(前日雨)
29℃  湿度49%
アオダイショウ オス 120cm
体鱗 中央部で23
傷 目立つところになし
グレーグリーン 4本ライン 脱皮兆候なし

やっぱりいつ見てもアオダイショウは素敵なヘビだねえ。しかし、このアオダイショウも同行人が見つけた個体。今年は自分発見率が著しく低い(8匹中1匹)。

このヘビヅキの無さはいかん!

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Snake center

I stayed Japan snake center for my Exhibithion. I was able to hardly move during a stay, but sometimes took a walk through a center.

ツノナシクサリヘビ(展示個体)
Sahara sand viper (Exhibition individual)

今回は展示会「Japanese snakes syndrome」の開催で、ジャパンスネークセンターにかなり長い時間駐留した。時々動き回って、スネークセンターの展示動物なども見てきたが、(上のツノナシクサリヘビもその一つ)意外とここにも野生動物がいるものでそれらも観察してきた。

小型ネズミsp(ヒメネズミか?)
Small Japanese field mouse?

スネークセンターの敷地では時々野鼠がみられる。周りは田んぼだし、園内は緑が多いし、当たり前っちゃ当たり前だけど、ネズミの天敵であるヘビのセンターに侵入するネズミってのも凄い勇気だ。とはいえ、なんで死んでるんだろー…?誰かに踏まれた?(自分の足と写してるのは大きさ比較のため。踏んでないので悪しからず(^^;;;;)

クロフシロヒトリ
Arctiidae sp.

センター内で今まで見たことがない感じの模様のガを発見。写真撮ってから、ネットで検索してもわからず、簡易的な図鑑で調べてもわからず。後日、博物館で「日本蛾類図鑑(下)」を見てようやく種名「クロフシロヒトリ」に行きついた。「黒斑白灯盗」ってことだね。ずっと「独り」だと思ってたら、火に集まるから「灯盗」(火取)らしい。

実はいろいろ昆虫もいるので、また機会があったらもうちょっといろいろ調べてみたいな、スネークセンター。粘菌もいるんだよね。

ニホンカナヘビとハダニsp.
Japanese grass lizard and Spider mite

園内にはこのニホンカナヘビも多いが、ニホントカゲもよくいる。このカナヘビは日の光に誘われて日光浴しているのだが、よく見ると赤いダニがついてる。ヤモリの目のまわりとかカブトムシの関節なんかについてるようなやつかと思ったんだけど、周りのアジサイの葉っぱの上からこの赤いダニが発生して歩き回ってる。どうもハダニの仲間のようで、カナヘビには病害は及ぼさない…。かも。カナヘビもこのダニをパクパク食べてたし…。とにかく赤くて小さいダニには植物につくやつと動物につくやつがいるようです。

シマヘビのコンバットダンス
Japanese four-lined snake’s Combat Dance

スネークセンターにいる間の特権としては、なにか飼育動物に異変があるときには声をかけてもらえること。シマヘビの放牧場ではシマヘビが高密度で飼われているので、コンバットダンスなども多く見られる。こいつはラッキー!

今後も楽しみながらスネークセンターとコラボレーションできたらいいですよね。皆様のおかげで展示会も無事終了し、楽しい中、はじめての個展を終了できました。ありがとうございました(^^)

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What a coincidence !

I went to west of Tokyo. I did field work with internet_friends. We saw 7 snakes, and met another internet_friends accidentally.

トウキョウサンショウウオの卵嚢(陸上で)
Egg sack of Tokyo Salamander

展示会のために関東地方にやってきたが、短い時間を縫って、大阪、都心、東京西部の友人が一同に集まってヘビを探すフィールドをしてきた。
職業は皆違うのだけど、共通点は「ヘビ好き」。面白い話もいっぱいできて楽しいフィールドでした。

お一方は今回の企画をしてくれた、爬虫類、両生類を愛するGさん。お一方は大阪から来て頂いた、アオダイショウの栄養を考えるTさん。そして東京西部の今回のフィールドに詳しい、デジカメでハンティングするmさん。

最初は私が以前住んでいた青梅の周りでフィールド。早速トウキョウサンショウウオの卵嚢を発見!まだ、親が若かったのか、卵嚢も小さいし中身もやや少ない感じ。
サンショウウオの卵嚢はいつ見ても不思議。水の上だと上の写真のようなものだけど、水に入れると透きとおる。

トウキョウサンショウウオの卵嚢(水中)
Egg sack of Tokyo Salamander

本当はこのバナナ型のが2つで1ペア、1匹のメスが一度に産む数っす。つまりこれは何らかの理由で片方が取れてしまってる状態でんな。
トウキョウサンショウウオはこんなものだけど、ヒダサンショウウオやヒガシヒダサンショウウオ、キタサンショウウオの水中の卵嚢はまばゆい虹色に光ることがある。
アレはスバラシイ。

ジムグリ幼蛇
Japanese Forest Ratsnake

そのとき、いろんなものをひっくり返していたヘアアーティストさんが咆哮。なんとジムグリ発見!
今年の私のヘビ初見はジムグリでスタート~!私がこの場所で見ようと思っていたヘビがアオダイショウとシマヘビだったので、ジムグリの御登場はうれしい誤算(^^)
しかしここでは、アオダイショウとシマヘビは現われてくれませんでした。

ゲンゲ(レンゲソウ)
Chinese milk vetch

私はこの花が好きなんですよ。ゲンゲが正式名だったとは知らなかった。レンゲだと思ってました。
ラーメンのレンゲと関連があったような話を聞いていたけど、どうだったかね?ちょっと前に調べたけど忘れたよ。

シャガ
Friged iris

こういう奇抜な花も好きだ。

さて、河岸を変えて今度はデジタルハンターさんのフィールドへ。

ヤマカガシ
Tiger keelback

私はお昼を食べるのでどっかり腰をおろして座り込んでしまったのですが、私がスネークセンターで入手したスネークフックをいたく気に入ったK(G)さんが
スネークフック片手に田んぼのあぜ道をがつがつ歩く。しばらくすると遠方より「オーイ」。
K(G)さんに見つかったのがこのヤマカガシ。私の住む北海道には生息しないので本州に渡るたびに見たくなるカラフルスネーク。
かなりいじり倒して思い思いの写真を撮らせてもらった。そしてテクテクとシマヘビの巨大個体を撮り逃したりしつつ、歩き回っていた。

そして驚きはここから始まる。前方に変な人が。たぶん、いや間違いなく我々も変な人だが・・・。
アオダイショウを右手に。デジカメを左手に。そして木の横で座り込んで何かの小さなものを撮っている人が。あやしい…。
しかし、今日われわれが見ていないアオダイショウを抱えている…。これは声をかけなければ。

「あのー。何を撮っているんで…?」

『ああ、ハエトリグモですよ。』

「右手のはアオダイショウ…ですよね。。ちょっと写真を撮らせてほしいのですが・・・」

このやり取りに違和感を感じない人はいないだろうけど、私はたぶんどこかでこの人を知っていると思った。アオダイショウを持ちながらハエトリグモを撮影する人種はそう多くないはず。
相手も何かを察知した様子で聞いてきた。

『あの。。ヘビ撮るんですか?』

「あ、ああ、今年の初のヘビフィールドなんで…まだアオダイショウに会えていないので…」

『どちらからいらしたんですか?』

「えーと北海道から…」

『…ばいかださんですか?』

驚きを隠せず。

当てられた。ヤバい。こちらは相手が誰だかわからない…。

「え、えええ。ハイ、ソウデス。。。あの、どちらさまで?」

ということで正体を教えてもらいました。自分の拙サイトを見てくれてコメントも以前頂いていたZさんと判明。
うわぁぁ。これは奇遇。。北海道からはるばる出てきた先でサイトを見てくれていた人に実際に会うとは…。

そして。半ば打ち解けてアオダイショウを撮らせてもらう。途中ヘアアーティストさんが合流してヤマカガシを連れてきてくれたのでZさんとも撮る。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

そしてまたさらに奇遇は進む。

ヘビをいろいろ撮って、一息ついて大空を見上げた時。なんか見たことある人々が昆虫網持ってうろついてる。。。今回、関東に行くにあたり幸いにもいろんな方にお声をかけていただいたのですが、残念ながら予定が重複してしまってお伺いできない方もいました。

そんな人々もここに!
びっきぃとやまどじょう(リンク切れ)な方や、さくちゃんの生き物だよりな方々が。あれぇぇぇ。なんだこれ~。なんでこんな場所でこんなに密集してるんだよ~。

というか思い出した。この場所に行かないかってお誘い受けてたんですよね。ちょうど日程が重なって、まさかこの場所にフィールドに行くと思っていなかったのでお断りしていたんでした。

早く思い出して連絡いていたら良かったですね。。。凄い奇遇を重ねながら、みなさん、いろいろ自分ごとでお時間頂いてすいませんでした。

いやいや、びっくり。ほんと、びっくり。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

その後、今回のメンバー以外の方と別れ、別の場所へ。いろいろはぐるとデジタルハンターさんがシマヘビ発見~。おお~お。
これにて本日のヘビ終了でした。

文章では細かく書いていないですが、4種7匹のヘビと出会えました。幸せー。

あれ?自分1匹も捕えてない?(^^;(逃げられたシマヘビ見ただけだ~!!)

ムーアシロホシテントウ
Ladybug sp.

このあとお茶しようと思ったら、駐車場で発見したのがこのテントウムシ。シロホシ系なので後で同定しようと思って、とりあえず写真だけ撮っておきました。ちゃんとしっかり撮っておけばよかった。(ムーアシロホシテントウは少なくはない昆虫ですが、自分自身初見だったので・・・)

このあと、お茶を飲んで、今回の参加者は各々の生息地へと戻っていきました。みんな満足ハッピーなフィールドでした~。

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Melty snow

I worked to out of Sapporo city. There was cold place, but sometime warm because the sun rised up. It was from 30.2 degF to 78.8 degF in my stay.

コヒオドシ…?
Small Tortoiseshell?

久しぶりに写真撮る以外の仕事でフィールドに出た。フィールドに一度出てしまえば、とても気分がいい。
今回は寒暖が激しく、さらに小雨。滞在中は手持ち温度計で-1℃~26℃だった。汗ばんだり凍えたり…。

雪解けは一気に進み、フキノトウもボコボコ出てる。動物たちも盛んに動き始めている。昆虫も動き始め、カエルも水辺に集まり始めていました。(札幌より寒いところなので、まだ産卵は始まっていませんでした)
また、逗留地のそばでヤマセミが通過して行ったり、エゾヤチネズミが仕事道具に飛び込んできたり、イイズナが走り抜けたり。
生き物的にはすごく運が良かったけど、例によって写真は撮れてません(^^;
しかし、本当にイイズナは可愛い。。(もしかしたらオコジョかもしれないけど)

フクジュソウ
Far East Amur adonis

なんとなくフクジュソウも撮ってみた。何も考えずに撮ったので、ぎらぎらしてるのはご愛嬌。
フクジュソウは六花亭のモカホワイトチョコレートの包み紙に描かれている。
…ずっと食べれる花だと思っていた。。。(フクジュソウは毒草です)

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Samples

I collected salamander’s three egg sacks. This is used to research epidemics such as amphibians’ sick “Rana virus” and “Chytrid fungus”.

エゾサンショウウオの卵嚢(ボトルの下)
Ezo salamander’s egg_sack in pet bottle

エゾサンショウウオの卵嚢を採集した。基本は採集しないスタンスだけど今回は特別。現在、様々な野生の両生類の病気が危惧されている。カエルツボカビ病もラナウイルス病も、どちらも両生類の生存に深刻なダメージを与えかねない。

今、両方の病気が日本各地の個体群で調べられている。今回採集した卵嚢の個体は、残念ながら寿命は全うできないと思う。また、二度と野生には戻されないと思う。
可哀そうだが、それぞれの病原体に対してエゾサンショウウオがどのような病態、耐性を示すかの研究に使われる予定。

人間が他の野生動物の健康や個体群保護、生息数の増減に関わることは、異議さまざまあると思うし、自分の中でもスタンスは決められない。人間のエゴだと思う時もあります。

しかし、カエルツボカビ、ラナウイルスを人間が運んでいるなら話は別です。

とにかく、この卵嚢から生まれるエゾサンショウウオから何らかの結果が出てくれて、今後野生のエゾサンショウウオでこれらの病気の発生があったとき、ひいては世界の両生類で引き起こされるこの病気で何らかの治療、対策方法や病原体の正体、感染経路などが理解されていくことを望みます。

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Nice season

The egg laying of this year’s Ezo-salamander started.

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

やほお!長い冬の終焉を告げる、エゾサンショウウオの産卵が札幌でも始まった。この場所ではエゾアカガエルはまだだったけど、それらも間もなくだろう。

去年のここの産卵開始が3/31。今年もこの産卵は時間はたっていない。去年も今年も、産卵は早いと思う。GWにはすべてが終わっている感じになると思う。

今年はラナウイルス、ならびにカエルツボカビの影響も考えて、大量死などが起きていないか気にしてフィールドしようと思う。

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Kitami

I went to Kitami in east hokkaido. This time became it at the end though I had regularly gone there. I will have the change of heart in the future though I will think that I go to the east side of Hokkaido in the future.

ヤマゲラ
Grey-headed Woodpecker

北海道の東、北見に私は以前住んでいた。北海道の東では指折りの都市だが、少し移動すればとても素敵な森林が待ち受ける。ここを拠点にフィールドをいろいろするのは楽しかった。

おそらく、今後も折を見て北見には出かけるだろう。定期的に北見には行っていたのだが、これからは定期的に行く場所が変わるので、それほど多くは北見には行けないかもしれない。

そう思って、北見でお会いしてみたい方と、拠点としていた場所の近くでフィールドをしてきた。朝焼けのヤマゲラ。そしてエゾリス。こんなものが住んでいるところからすぐ見れるなんてとても贅沢だ。

エゾリス
Hokkaido Squirrel

たぶん、これからも北見の方には出かけることがあると思う。さびしい気持ちも大きいが、ちょっと頑張ればすぐ行けるんだよね。

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Foreigner

I invited visitor from foreign country. He wanted to see owls. I was surprised his active power. He doesn’t speak Japanese, but he went around east hokkaido only him. His English was easy to listen for us. And my not very good English is understood to him. He was satisfied to see “Brakiston’s fish owl” and “Ural owl”. I’m glad, too.

コゲラ
Japanese pigmy woodpecker

外国人が我が家にやってきた。英語に全く自信があるわけではないが、何も用意も勉強もせず、なんとなくの英語で通じてしもた。生き物の名前を英語で伝えるのに苦労したほかは、簡単な単語が出てこない病に悩んだけど、相手の推測理解も冴えまくっていたんで楽に過ごせました。

とはいえ、今はかなり疲れているけどね。

エゾフクロウ
Ural owl

なんか、すっげーフクロウが好きで、フクロウ見れればそれでいい、みたいに事前に聞いてたんだけど猛禽も好きだ、キツツキも好きだ、カモも好きだ、カラスも好きだってなんでもありやん・・・。

でも、きっちりシマフクロウを道東一人旅で抑えてきたようなので、こちらではエゾフクロウメインに出かけてきた。

エゾフクロウにも運良く、3個体に会えた。どんだけ運がいいんだよ。。。

キタキツネ
ezo red fox

しかし、彼の快進撃もここまで。翌日はこの時期には考えられないような暴風「雨」。

雪ならまだしも、雨だと動物全然見れないす。しかも彼はこの日苫小牧からフェリーで本州へ。どんだけ運悪いんだよ…。

オオアカゲラ
White-backed woodpecker

でも、なんだかんだいろいろ見れたし。フクロウの写真を後で一緒に見ててすごいサプライズあったし。(良く見たら獲物持ってた)オオアカゲラもそうそう、あんまり多くはないしね。

とても満足して、彼は大荒れの太平洋に漕ぎだしていきました。Pacific ocean(太平洋)は意味するところ、穏やかな海のはずなんだけどね。

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Sea otter

I was going to come to Sapporo from Kitami. However, I heard the information that the animal that was Kushiro appeared, and returned via Kushiro. I met the sea otter in Kushiro. There were a lot of spectators. A sea-otter is the environment that can feel relieved, but has a feeling that the heartless human being appears only in this when people gather.

北見から札幌に戻る日の前夜、釧路でラッコがいるという話を聞いた。

人だかりになっていく予想はついたが、せっかく野生のラッコが見れるかもしれないということなので、寄り道して帰ることにした。

釧路のラッコが現われている場所は交通量が多い場所で、路上での駐車は無理~ということはわかっていたので、近くの有料駐車場にお世話になったが、混んでいるらしく、滞在1時間を約束に川に向かった。

最初30分は何も現われず。(ちなみに見に行ったのは、ラッコが確認されてから2日目のことでした)

近くで見にきた地元の人も、「ちょっと寄ってっただけで、海に帰ったんでねぇべか?」とか話していた。それはそれでいいかなと思った。

川から見ると、昨日現われてたと思しき場所には大砲のようなレンズを構えた人々が集まってる。
自分は集団化が苦手なので、対岸からのんびり見ている。
川にはボートに乗ったTV撮影クルーまでいる。地元の人々も、これに対しては渋い顔。

ふと、大砲の列の足もとに、でかいミンクみたいなのが浮き上がった。(上の写真)
…どうやらこれが件のラッコ、「くぅちゃん」か…。本当に、大きなミンクという印象。

子供達はラッコに大声で呼びかけている。子供達には悪意はないんだよね。
でもラッコにとっては、この声援の意味もわからないし、もしかしたら、威嚇と捉えてるかもしれない。

あるテレビのクルーはボートでラッコを追い回している。地元の人と、「あちゃぁ~、ありゃ良くないね~」と話していた。

ラッコ
Sea otter

追い回されたラッコが、突然自分たちが見ていた場所のすぐ近くに浮きあがってきたので、その場所にものすごい数の人間の黒い波が押し寄せてきた。北海道でこういう集団化は結構珍しいよ。。。

とりあえず、写真を何枚か撮っていたんだけど、人が増えるにつれて、腹の底からこみあげるものが…。
やべ…。パニック発作だ…。
テレビカメラも人も押し寄せてきている。ここで吐いたら、絶対「今日のくうちゃん」コーナーで殺られる…。イ、イヤダー(泣)

ちょうど、自分の後ろにカメラを持った人が来たので、

あ、この場所、私もういいんで、どうぞどうぞ。って言ったのに、気を使ってくれちゃって
「あ、私後から来たので、心行くまで撮っててください」
や、優しいが、悪魔…。

こみ上げるものを2度3度押し下げ、やっぱり耐えきれなくて橋の周りを離れて、
ひとりさびしく吐く。
まあ、すぐ発作薬飲んで落ち着いてはくれたんだけど。

駐車場に戻ると、
「あれ?まだ45分ですよ?それにまだラッコいるみたいですけど…?」
いやいや~、もう、十分堪能したからいいんですよ~と、釧路を後にした。

不調はしばらく続き、帯広でぐったり寝たり、夕張でぐったり寝たりしながら札幌に帰ってきた。やっぱり人が多いところで動物を撮るのはもういいよ~。

このラッコ、2/23現在まだいるみたいだけど、どんどん野生動物と人間との関わりの難しさが浮き彫りになっていくと思うので、早く、海に移動したほうがいいなって思ってる。

今年はわからないが、襟裳や根室でもラッコは冬に毎年確認されているようです。私はくぅちゃんより、襟裳ですごい遠くのラッコをプロミナーでもゴマ粒のラッコを見たときのほうが興奮したなー。

自分で見つけるのと、いるものを見に行くって違うものですね。

でも、今回は野生動物を身近で観察できる機会ってあまりないから見てみたいというのが一番強い気持ちでした。

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