Flood

Snow melt so much. The whole that place is flooded. I want to step on soil early.

マガモ
Mallard

雪解けが日に日に進み、そこら中が水浸しだ。サンショウウオが未産卵だけど、ずっと観察している場所にマガモがいた。食べてるのか何かわからないけど、周りの枯れ草や水に浮かんだ木の皮を破砕しまくっていた。

水面は木くずだらけ。水の中を撮る方としては、笑顔引きつる部分もあるのだけど、この木くずが土になり、プランクトンの餌になりして池の環境を作ってる。あ~あ。という気持ちもあるが、当たり前のことだから仕方ない。

雪解け浸水で道が分断
A snow-covered road is divided.

別の場所に行ったら、足元がガッパリ水に落ちて道が切れてた。夏ならここも普通の砂利道なんだけどね。季節限定通行止め。

ササsp.
Bamboo grass sp.

ここのササは毎年大変だ。雪の下に5ヶ月、水の下に1ヶ月。そしてダニにまみれた6ヶ月。水の下でも枯れないってのが凄いね。

ミズバショウ
Asian skunk cabbage

折角咲いたミズバショウも、流れに飲み込まれてる。乾いた土地では生えないから、流れの中にいた方がむしろ快適なのかな?


Fall

この間、ちょっと撮った滝(Andante)も、水量が増えて滝が二股に割れている。まだこれももう少し水量増えそう。

?

サンショウウオの!!…卵嚢…?産卵中に襲われて他の臓器も…???しかも胚が育ってる…?

植物質でした
Seed of plants

拾い上げたら、植物質だったよ。何かはわからないけど、ややこしい。

今日は雪のあとの温かさ。そろそろ黒山のサンショウウオだかりを見たいね。


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Andante

“Andante” means “the speed which like walking”. I thought this year’s spring was coming soon. But spring comes “Andante”.


Trunk

「Andante」は「歩くような速さで」。音楽の授業で習ったような、習わなかったような…。3月中に道央でエゾサンショウウオの産卵を見たので、一気に春がくるかなと思ったんだけど、のんびりゆっくり進んでくるみたいだ。

サンショウウオのいそうな水環境を定期的に見て回っています。札幌市もボチボチ。でもまだ爆発的な雰囲気で産卵は始まっていない。

雪解け

いつも、「ゆきどけ」って漢字がわからなくなる。雪を溶かす、雪を融かす、雪を解かす。人為的には「融かす」なんだろうね。「融雪剤」とか言うもんね。自然に春を迎えて「解ける」かな?「解氷」なんて言うけど。。。「溶ける」っていうと手に乗せて溶けるイメージ。

まあどれでもいいのかも知れないけど、風流なのは「雪解け」かな。

こんな感じで、池や沼の周りがポカーンと空き始めています。もうちょっと水量増えてくると豪勢な産卵始まるのかな。


Fall

雪が解ければ、その時期だけ流れる滝や沢が出てくる。北海道には雪解けがあり、夏近くまで渇水しない場所があるから、エゾサンショウウオもこれだけ繁栄できてきてるんだと思う。

ユスリカsp.
Midge sp.

ユスリカもかなり出てきてる。刺してこないから、それほど悩ましい存在じゃないけど、歩きまわって息がゼイゼイしてくると、鼻や口から吸い込んでしまうからやっぱり悩ましい。

入っちゃうと、ちゃんと吐き出せたのかよくわかんないからなお悩ましい。

アカゲラ
Great spotted woodpecker

アカゲラはこのへんでは普通に見られる鳥なんだけど、この白と黒のツートンカラーが大好き。腹と、頭(この写真では見えないけど)のポイント的な赤もよろしいね。

両爬モードを開始してしまったので望遠レンズ持ってなかったけど、300mmでこれくらいの写真は撮れるくらいの距離でゆっくり見れた。

オオアカゲラ
White-backed woodpecker

正直なところ、色のメリハリ的には少し残念なオオアカゲラ。でも、時々見かけるっていうレア感がなんとなく楽しい。

エゾサンショウウオ卵嚢
Egg of Ezo salamander

ようやく一塊の卵嚢群。15腹くらいあるのかな。でも雪解けのデメリット、水の濁りが出てしまって水中の卵が撮りにくい。環境にもよるけど、札幌は泥質のところ多いから、雨上がりとか、水の廻りが悪いところはこんな感じでモワモワっとしてる。

エゾサンショウウオ卵嚢
Egg of Ezo salamander

これくらい水の表面に産んでると観察しやすいね!あとはもっと多数産み始めて、身近で観察出来るようになるといいな。(これ、結構離れたとこにあります。沖というか何と言うか…)また、水面の反射をどうしようか、現場で考える季節が来ましたね。


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Spring will come soon.

Snow is melting in hokkaido. Summer birds come hokkaido now, and salamander lays eggs ! Spring will come soon.

雪の蜘蛛の巣
Snow web.

更新する日常に疲れて、しばらく更新しない日常を過ごしていたが適度に更新する日常を目指したい。その間、数回フィールドには出ていた。

道央では雪がガッツリ融けて、一部では地面も見え始めている。こうなってくるとたくさんの春の空気を感ずるようになってくる。数日の天気の動きで、春になったり、冬に逆戻りしたり。いま住んでいるところは、ドカ雪が降っては融けの繰り返し。ここの春はもう少し時間かかるかな?

ヒバリ
Skylark

ヒバリのさえずりももうすぐ、あちこちで聞けるようになるんじゃないかな。でも久しぶりに見るこのヒバリ、現場では鳴いていなかったので正直、ヒバリなのかよくわからなかった。ヒバリを見るのにいかに冠羽に頼っているか、鳴き声に頼っているか。総合的に見なきゃいけないのに、だめですねえ。視野が狭い。。。

クロカワゲラsp.
Stonfly sp.

雪が残っているところでも、ユスリカやこれらのカワゲラ、小さな蜘蛛など動き出している。何も無い雪原をウロウロしてるように見えるが、なにか目的があって動いてるんだろうし、季節を早く動くことは外敵に繁殖を邪魔されない都合の良さもあるんだろうな。

クモガタガガンボやセッケイカワゲラはもう終わっちゃったかな?

アマヒトリ
Moth sp.

雪上を歩くアマヒトリの幼虫。知人にこの幼虫が春先に雪の上を歩いているのを教えてもらってからは結構目に付く存在になってきた。確かに、この時期に雪の上を歩いている姿はよく見る。

しかし、幼虫が雪の上を歩くメリットってなんだろう?不思議だ…。(雪の下にある植物を求めて徘徊してるのかなあ)

フキノトウ
Butterbur sp.

家の周りの、温泉湧いてるところのそばでは、フキノトウが顔を出し始めている。春一番最初に目にする機会が多い植物。その後、フクジュソウやスプリングエフェメラルが多くなる。植物はこの時期が一番好きだな。

スプリングエフェメラル(Spring ephemeral)は春に花をつけて、夏は葉っぱだけ、それですぐ根っこだけになってしまう植物のことらしい。これも植物の生き残る戦略だね。(夏は木々の葉で光合成を妨げられるし…)

スプリングエフェメラルという言葉を、去年あたりに知ったので
この言葉を使ってみたい盛りなんです。お許しくださいまし。

エゾサンショウウオ卵嚢
Egg of Ezo salamander

写真中央のモヤッとしたもの、エゾサンショウウオの卵嚢2組。今年初のエゾサンショウウオ産卵確認です(3/30)。いつもこのあたりを境に、テンションと元気は上がってくるのですが、来るべき秋冬の低調期に備えて、無理な計画はしないように心がけたい。

体調が良くなると、なんでもできるような気になってくる。そういう時に、少し先の時期まで予定を入れてしまう。一種の躁状態だと思うんだけど、先まで入れた予定の時期に鬱状態に戻ってしまうと、仕事が出来なく(進まなく)なる。こうなると自分も苦しいが、人様にも迷惑をかけてしまう。

治したいとはずっと思っているけど、いつ治るか分からないし、治らないかも知れない。でも、自覚しつつ薬さえ飲んでいれば、
人並みとは言えないが、何かをすることは出来る。
何とか生きていく事はできる。ガンガン進んで行く生き方は諦めたけど、後ろを向かず、少しでも前へにじり寄る生き方をしたい。昨年度は比較的いい冬を過ごすことが出来たので、こういう生活、うまく進めていきたいね。

でも、春。テンション上がるなあ(^^)


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Winter travel in Okhotsk 2010 part 3/3

I wanted to meet many seals, but there were a lot of seals. It was regrettable situation. However I sensed cold atmosphere of Okhotsk, and I felt comfortable. There was a big earthquake then in the Republic of Chile. Because a tsunami warning was announced, I had to leave the sea.

オジロワシ
White tailed eagle

オジロワシやオオワシは結構たくさんいるのだけど、写真を撮ってみると、やっつけで撮ってしまったような写真が多くなってしまう。個体そのものには迫力が十分にあるのだけど、なかなか難しい。船で流氷帯に漕ぎ出したい。けど寒い船には耐えられそうにもないな~(苦笑)

アザラシ
Seal

網走の港に帰り際に寄ると、再びアバラシ(網走のアザラシの意)を見つけた。今回の記事、part1/3とほぼ同じ場所にいて遠い…。しかしこの時の姿を見たとき、体がちょっと長く大きく感じたのでちょっとだけアゴヒゲアザラシを期待してしまった。

でもやっぱり

ゴマフアザラシ
Spotted seal

正体はゴマフアザラシだったね。遠いもんだからいろいろ考えて、立ち入り可能な場所で最も近いところから撮ったけど、ゴマフアザラシもちゃんと間合いを考えているね。写真は悔しいけど拡大してトリミングしたものですよ。ノートリミングでここまで近づいたらお互い緊張したかもね~。

それでもやっぱりたくさんのアザラシがくつろいでいるところが見たい!と以前、多数のアザラシがくつろいでた岩礁帯の方に行ってみた。しかし、、、岩の上にはどっちゃりと雪が積もっており今年は全く利用していない模様…。まあ、そんな時もあるさね。

いつもずっといたら、人間との軋轢も生まれてしまうからね。いるとき、いないときがあるからフィールドは面白いのさ。…と悟りを開いたようなことを言ってはみたものの、少しくらいいないもんかね、と海面を探してみる。

ここで携帯にメールが入ったんだけど、
「チリで大地震があって、津波がそろそろ到達の模様」

…ぬなっっ!!

今回は体調考えてホテルに1泊したので、チリで地震があったのは知っていたのだけど、こんな警報レベルの津波が向かってきているとは。携帯なかったら、知らずに海にいたかも知れない。

そもそも、もっと若い頃だったら車中泊しただろうからもっと危なかったかも知れないね。気をつけ無くては。

ゴマフアザラシ
Spotted seal

結局この岩礁帯ちかくでプカプカしているゴマフアザラシを点のような状態で見つけ、ひとまず満足感を得て海を離れることにした。

氷瀑?
Icefall?

この岩礁帯に向かうのは意外に難儀な場所なので、地形がかなり険しい。ふと海から目を離すと、大きな凍った滝のようなものがあった。

氷瀑?
Icefall?

滝だったら、氷瀑で間違いないんだけど、ここ、普段水流れてる場所なのかな…。滝つぼに当たる場所には全く水の痕跡がないし
どうも普通の氷瀑とは違う。周りにはこれと似たようなやつで黄ばんだ氷瀑?もあった。これはたぶん、積もった雪が融けて流れ出し、それがまた再び凍ってできてるんじゃないかなあ…。夏になったら水はなさそうな感じでした。

もし、それで正解なら、これは「氷瀑」ではなくてなんて言えば良いんだろうね?

キノコ(カワラタケ系なのかなあ)
Fungus sp.

流氷きたり、氷瀑もどきも出来るほど寒いところなんだけど、
キノコが生えてた。

このキノコの系統にはガリガリに硬いやつが多いんだけど、これはなんだかフニャッとしてた。うーん、硬さで言えば低反発性のマクラくらい?普段なら、「ふーん」で済ませてしまうんだけど、この寒さで凍らないフニャッとしたキノコ。なんだか不思議。

極寒地の爬虫類や両生類は血液が凍らないようにグリセリンが含まれるんだってね。このキノコもそんな仕組みあるんだろうかね。なんだか、こんな感じでゆるゆる、のろのろと楽しい旅になりました。冬のオホーツクは良いところです。


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Winter travel in Okhotsk 2010 part 2/3

Many gulls come to Okhotsk area. But my  ability of distinction as gulls is not good. I took many gull’s photo, but I don’t know these name. Many Hokkaido Sika Deer are crowded in peninsula of Shiretoko.

たぶんシロカモメ
Glaucous Gull ?

オホーツク地方には冬、色々な種類のカモメが来ます。しかし、残念ながら私にはそれらの細かい種同定が出来きれません。シロカモメの系列は成鳥になると翼の上面がグレーになってしまうのですが、幼鳥時代はこのように白い状態になります。

漁港も冬はあまり活性がないので、カモメもわんさかいるという状態ではないのですが、どの漁港覗いても何かしらのカモメが入っています。あんまり逃げないので、ゆっくり見ることが出来る鳥ではあるのですが、種類の見極めが難しいものが多いです。

たぶんシロカモメ
Glaucous Gull ?

奥もたぶんシロカモメ(成鳥)。手前もたぶんシロカモメ(幼鳥)。普通は体格もあまり変わらない大きさになるのだけど、個体差とか、亜種とかでなんだか別の種類に見えてきます。

まあ詳しくないので、あれこれ言うと間違うのでこのへんでやめときましょう(^^;。

エゾシカ
Hokkaido Sika Deer

港にね、冷凍の魚が落ちてるんだと思ったのよ。でもよく見たら、エゾシカの足だよね。カソク。ブタの足が豚足なら、シカの足は鹿足だよね。おそらくは、キツネとかワシとか死体回収業の方々の仕業だと思うけどまあ、びっくりしたわ。

しかし、見れば見るほど肉のない場所だね。だから捨ててったのかな。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

知床もだいぶ先の方までやってくると一気にシカの数が増えるんだ。それとあまり人間を恐れない。春先は、雪が道路周りから溶けるので土がまず露出するのは道路周り。(除雪具合にもよるけど)ここに鹿が大挙して押し寄せるので、ものすごく衝突事故を起こしそうで恐い。

知床は鹿猟が出来ないところなので、鹿もそれを知ってか、冬の猟期にはこのエリアに集まってくるようです。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

細かくて申し訳ないけど、さっきの写真をヒキ気味で撮るとこういう状態に。鹿だらけ。エゾシカの扱いで北海道と環境省が意見対立させてたようだね。身近で見てるとやっぱり「食害」や「踏みならしの害」というのは相当なものだと感じてはいます。保護、駆除、どちらにしても人間が個体数をコントロールする事になる。

保護も駆除も、いつまで続けて行くことになるんだろうと途方にくれる。(でも他の生き物を導入もしくは再導入して、駆除するというのはよくないと思います)

手塚治虫のブラックジャックの本間先生の一言がなんだか思い出されます。(動物を対象にした言葉じゃないけど)

人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて
おこがましいとは思わんかね?

獣医として、害獣対策の仕事にも関わったものとして、環境対策の仕事にも関わったものとして、外来種対策の仕事にも関わったものとして、こういう事は割り切らなきゃいけないのではないかと思うけど、まあ、麻痺するよりはましかなと思う。

人間という動物が生きて行く上で、犠牲になる生物はたくさんいます。そこに意識を持って生きていないと、保護にしても駆除にしてもなにかが台無しになっている気がします。

疑問は常に持たないと。

オオワシ
Steller’s sea eagle

難しい話をしたけどね、単純に私は野生動物があるべき野生にいることが美しいと思うんだ。

オオワシの飛翔、下から見るとあんまり美しくない(個人的感想)けど横から見た時のこの美しさと言ったら!白と黒のメリハリにワンポイントの黄色。良いデザインだねえ。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

まぁ、なんというか、テレビで議論されているのを見ながらあーだこーだ思うよりも。

エゾシカ
Hokkaido Shika deer

ちゃんと自分の目で動物を見にいって、自分の意見を考えて欲しいと思うんだ。それが間違っている、正しいというレベルの議論で終わらせないように。(part3/3に続く)


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Winter travel in Okhotsk 2010 part 1/3

I wanted to go out my home except my work. So, I went to Okhotsk in East Hokkaido. I lived in there past. I like there.

蓮氷
Ice likes a lotus-leaf.

前回、煮詰まってる感覚に苛まれてきていたので期間は短いけど、道東の空気を吸いに行ってきました。札幌の端から夜中に出発、高速は土日1000円を利用して翌朝には網走に。延々と暗いまっすぐな道を走り続けてきて、信号が無く楽なのだが、刺激も無くそちらとしては辛い。高速道路の建設計画も進んだようで、札幌から網走までほとんどの時間を自動車専用道で進んでいけるようになってきた。

網走の港に着くと、水の動きの少ない小さな埠頭の周りには上のような蓮氷が張っている。でも、出発直前に張り出した暖気のせいで、蓮氷も厚さが無くペラペラだった。

少しの流氷帯
Drift ice

今年はがっつり流氷来たので喜んでいたんだけど、
まーこれが相当な沖までいなくなってて岩に引っかかったような
小さな流氷がちょっと残ったくらいだったのが残念。

オジロワシ
White-tailed eagle

とはいえ、ちょっとうろつくだけですぐに目に付くオジロワシ。さすがは道東といったところ!網走湖ではアザラシがくつろぐ姿を期待したのだけど、河口堰の工事の影響かな、1頭も姿見ることが出きなかった。ここは結構期待してたので、残念感は大きかった。

ただ、年取ったからなのか、生き物見るスタンスが変わったからなのか、なにか根本的に脳みそが改造されたからなのか、残念であっても別段悔しい気持ちはない。

昔だったら旅に出るときは「◯◯を見るんだ(撮るんだ)!」と出かけていったので、その分エネルギッシュだったけど、外れるとイライラしていた。今は情熱、という感じのものはなくなってしまったけど、いい言葉で言えば余裕がある。

写真撮る人間としては、エネルギーを傾けて撮影するのが自己表現が強く出て良いような気もするものの、私の撮影したいと思うものは、「緊張」「一瞬」「衝撃」より「なにげなさ」なので、エネルギーに欠けてしまうのは仕方ないのかも知れない。

私の場合は、緊張しながら、あるいはイライラしながら撮影するとあんまり良い結果が残ってこないので、晴耕雨読みたいなナンパ撮影旅行だった今回はいくつか気に入った写真が撮ることが出来た。

それらは、またいずれ別の場所で紹介したい。

ワシカモメ?
Glaucous-winged Gull?

網走の海岸でよく見ていたカモメどもも、環境が変わったせいか、見づらくなっていた。以前は頑張って、セグロカモメの系列の細かい種類を識別出来るようになってみたいと頑張った時期もあったのだけど、どうにも覚え切ることが出きず、しばらくカモメを見てこなかった。久しぶりにカモメを見ると、基本的な種類と思っていたものもだいぶ曖昧になってしまいました。

念のため、なんか変なやつだな?と思ったやつなどは写真を撮っておいたけど、定期的に自分の目で見続けるということがどの動物の識別でも、必要なことだと思われます。

ゴマフアザラシ
Spotted Seal

網走の港で昔は時々浮かぶゴマフアザラシを見ていたので、人気少ない埠頭に行ってみたところ、アザラシがやっぱり寝そべってた。7~8年前には一度ワモンアザラシらしい個体の迷入も見かけたけどこれはやっぱりゴマフアザラシっぽく見える。

もっとよく観察しようと思ったときに、目の前でカモメどもが大喧嘩をはじめて、それに気を取られているうちにアザラシは消えてた。。なんてこったい。

昔から、網走にアザラシ見に行こうぜ!と言おうとすると口が回らず、「アバラシ」を連呼していたので、個人的に網走のアザラシのことを「アバラシ」と呼んでいたのだけど、同じように考える人もいたようで、twitterで「アバラシと呼んでくれてありがとう」と何故か礼を頂いた。

「アバラシ」派と、他地域と同じく「アバちゃん」派に分かれているようだけど、アバちゃんはなんかコンニャクウオとかビクニン系の魚のアバチャンみたいで、なんかかわいらしさがないように感じる(^^;

アバチャンの姿は下記を参考にされたし。
アバチャン画像検索

オオワシ
Steller’s sea eagle

道東はひらけているのと、オオワシやオジロワシの飛来個体数が少なくないので、電柱にとまってる姿を時々目にする。よく生き物ドキュメンタリーで放送されるオオワシとはイメージが結びつかないもので、なんだか違和感を感じるが、かなりこの姿は普通。オホーツク名物電柱オオワシと呼んだりもする。(個人的に)

写真に写っているハシブトガラスと比べればオオワシ大きさはなんとなく想像できるけど、とにかくデカイ。

でかいけど肝っ玉はあまりでかくないので、人が歩いたりしてると結構簡単に逃げてしまう。さらに夢のないことを言うと、オオワシもオジロワシも、トビと同じような餌のとり方をしていて、いわゆる「死体処理班」的な役割の鳥です。他の動物をガーっと襲って食べている姿は、そう簡単には見ることが出きません。でもまれには襲うことがあるので、オオワシやオジロワシが上空を飛ぶと、カモやカモメは跳び回って逃げます。

しかしこれがトビだと、スズメすら逃げません。ちゃんと識別してるんですね。

オオセグロカモメ
Slaty-backed gull

濤沸湖はカモメがうじゃうじゃ溜まっているので、とりあえず個体の写真は撮りやすい。でも、なんか殺気立ってて、他の個体との干渉も多いので、あんまり好みの場所じゃない。

水面がちょっといい感じに光ってたのでこういうのバックで撮ってみようと思ったのに、嫌がらせか?かならずこういう表情(なんかくれ!)してくるもんで萎えてすぐ引き上げてしまった。

そういえばパンまき再開したみたいだね。鳥インフルであれだけ大騒ぎしてたのに、すぐもとに戻るものだね。

オオハクチョウ
Whooper Swan

オオハクチョウもとても絵になる鳥なんだけど、すぐ飽きちゃうんだよね~。自分の中のオオハクチョウのイメージは1年だけ売れるお笑い芸人のような…一発芸がとてもインパクトあって、面白いんだけどすぐ飽きちゃうんだけど、それしか売れないからずっとその一発芸を続けているような…。

オオハクチョウさんごめんなさい。人間にみせるためにディスプレイしてるわけじゃないんだもんね。

キタキツネ
Ezo red fox

濤沸湖は、色んな意味で餌が豊富なようで、よく湖面の氷上をキタキツネが歩いてる。間近で見るキタキツネも面白いけど、これくらいの距離で見るキタキツネにはかっこよさを感じるな。

シロカモメ
Glaucous Gull

シロカモメも間近だね。ということで、そろそろ別地点に移動するのでございます。(part2/3に続く)


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The practice

I practiced with taking photos at near sea. Because I will go Okhotsk sea.

マヒトデ?
Starfish sp.

いろいろ煮詰まっている気がしてならない。気がつくとフィールド仕事以外での外出が殆どなく、今年にいたっては遠征的なものがゼロ。そう思うとどこかに行きたくなってきた。だから、海で写真撮ろうと思っていくつか撮ってみた。

北海道でも、釣りをしているとヒトデがかかるみたいですね。ヒトデの種判別なんて考えたこともなかったけど、これが模様とかで判断しづらいのか、情報が少ないのか判別しきれなかった。難しい。。

ウミアイサ
Red-breasted Merganser

ウミアイサは結構いるものだね。アイサ好きランクはミコアイサ>ウミアイサ>カワアイサ。海はオスでも後頭部のはじけっぷりが楽しいじゃないですか。

カモメ
Common gull

遠出するとカモメもいろいろいるからね、少しだけ慣れとこうと思って。いろいろ見たんだけど、いつも通り、ある程度までは識別するんだけど途中から、「もういいや~」ってなってしまう。そんな時、カモメやミツユビカモメは癒し系の存在。

ミヤマガラス
Rook

おなじややこしいなら、こっち系のほうが歓迎。ミヤマガラス。なんでか1羽寂しく佇んでた。

冬にしか来ないし、決まった場所以外ではそれほど見れないから、見つけるとかなりオトク感高いカラスだね。コクマルガラスも一緒にいたら良かったのに!


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Gecko of snow

I am walking in snow field. I found an interesting thing. It is Gecko of snow. I was surprised that the nature had great job !

良くも悪くもどこのフィールドでも大量の雪があるわけですが、こんな寒い中で裸一貫、冬越ししてる虫を見つけて嬉しくなりました。裏から見てたら一瞬フナムシのように見えたけどね…。

ドクガsp.
Moth sp.

冬だと思って完全に油断してたけど、家に帰ってみて検索したら、どうも一番近い形態のものはドクガの仲間のようだ。確かによく見ると、マイマイガの低齢幼虫(顔が黒い頃)に顔が似てる。てかマイマイガか?これ。背中のフサフサの毛を取り去ればマイマイガだな。

こういう一本橋を渡りたくなる気持ちになるが、こういうふうに積もってるとこを歩くとだいたい雪もろとも下に落ちる(汗)スイスロールみたいに綺麗だから、触らずにおいた。そういえば2月3日の節分はスイスロールで恵方巻きの代わりにしたっけな。口に入んないの。

アライグマ?
Racoon?

動物の足跡なんてフィールドサインとしてかなり水モノで、相当慣れた人でないと難しい。私は相当慣れた人ではないので、いつも難しい。

数分前についた足跡で、雪もその上から積もったりしなければいろいろ見分けられるけど、上の写真みたいにラッセルしてたら何の動物かわかりませんがな。(ある程度の推測はできるけど)ひとまず、この場合は周りの他の状況見てアライグマっぽい。

一般にキツネは一本線に足跡が並ぶという。一本線に並んだ足跡があれば、それはキツネで大正解。

しかし、2匹連れ添って歩いたり、坂道は千鳥足になってたり、走ったり遊んだりしてれば当然足跡は乱れる。

ウサギやリスでさえ乱れた足跡はわかりにくい。

テン?
Marten sp.?

木から降りたか登ったかした足跡。足跡の凹み方から体重はそう重くなさそう。(他のアライグマと思われる足跡より沈んでなかった)
木に行く、体重の重そうでないやつとなるとエゾリスかテンかということになるけど、足跡がこのパターンで延々と続いてるからエゾリスではなさそうだ?かといって、テンかクロテンかなんて足跡から判別しようもなく。(道央はテンが多いみたいだけど、クロテンがいないとは言い切れないし)

あ、手前側に向かってきてる足跡がテン?でウサギの足跡も交差してるし、右のほうからリスくさい足跡もやってきてるよ、この写真。

まあ、そんなんなので、最初から識別に躍起になって頭をかかえることもなく。決定的なものがなければ何とも言えない雪山なのでした。

雪ヤモリ
Gecko of snow.

おっと!こんなところでヤモリに会うなんて!良く出来た自然の造形だ~。


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Snow, snow and snow

A cold wave came over, and it was cold for a while. The highest temperature was -10 degrees Celsius. And it snowed very much when a cold wave went away. It is interesting for me this winter.

寒波がやってきた。かなり強い寒波で、私の住んでいる場所でも日中の気温が-10℃を超えない日が3~4日続いた。寒波が去った日は大雪。車にどっちゃり雪が積もり、フロントガラスを出したくても掘っても掘ってもガラスが現れない。なんて積もり方だ。そんな冬ですが、それをそこそこ楽しんでいます。

寒くても雪がすごくても、お天気が良ければフィールドを動くのはさほど辛くはない。少ない頻度ながら、外出している。

スノーシューを履いて、野山に出るとどこにでも行ける気がしてくる。事実、夏山のときはヤブがひどくて登れないようなところも、冬には登れてしまうので、冬限定の山というのもあるそうだ。

しかし、見えない危険もある。雪庇(普段は沢や崖だけど、雪が積もってそれが見えなくなってるようなところ)を踏み抜いたり、雪崩が起こる危険はいつもそこにある。今回も1回、雪庇を踏みぬいて沢に落ちそうになった。

しかし生まれついてのビビりなので、警戒してたので落ちずに済んだ。

しかし、雪崩はどうしようもない。これは天候や、地形を見たり、雪崩れた跡などを見て判断する感じになるのかな。今は、寒さが緩んで融けた上に新しい雪が積もって表層雪崩が起きやすい。もっと暖かい日が続けば全層雪崩も気をつけなきゃならない。

雪山ではなけど、昔、沖縄のとある島で油断から岩から落ちて怪我したので、フィールドという場所にはすぐそばに「死」が転がっていることは念頭に置くようになった。落ちた瞬間の怪我や死もそうだが、それを逃れても、動けなくなった場合、寒さなども「死」につながる。

おっかねえこった。

雪山の中では、飲み物も凍っちゃうことあります。紅茶凍っちゃいました。

もう一度言います。紅茶凍っちゃいました。

どこまで行っても雪なんだ。これって凄いことですよね。溶け残りが夏まであるようなところもあるし、この雪が北海道の植物や生き物を育んでいます。(サンショウウオもこの雪解け水の恩恵に預かっている最たるもの)

野外に行ってから戻ってくると、テレビで「東北でカンガルーが…!」というニュースやってた。カンガルーの足跡発見?!という報道がされてたのだけどその足跡はかなりノウサギに近かったように感じた。

見つけた人はウサギの足跡はこんなに大きくない!って言ってた。

Mountain hare
エゾユキウサギ

写真は自分の撮ったエゾユキウサギなんだけど、結構でかいんだよね。ペットのアナウサギだったらもっと小さいかも知れないけど、ノウサギやユキウサギの後ろ足の大きさは想像以上です。

カンガルーの足跡は他のサイトで見る限りは、ウサギに似た感じではない。

実物が足跡付けているのを目視できれば確定だけどね。そうでなければグレーに処理したほうが無難だよね。

どうしても決めなきゃいけない時には、他の周りの様子など吟味して結果を導きださないと誤った情報を、他人にも伝染させてしまう。

決め付け注意。

しかし、カンガルーで町おこし、っていうのも報道でやってたけど好きな風潮じゃないなぁ。

存在するか分からない「UMA」であるようなものならいいけど、もし本当にいたらカンガルーなんて思いっきり外来種なわけだしね。

堅苦しいことはこのへんでおしまい。

Steller’s sea eagle
オオワシ

家の周りで初めてオオワシ見たよ。家の周りって言っても、山塊の中なんだけど…。オジロワシより先に見れてしまった。さて次に見れる猛禽は何かな~。

ミヤマカケス
Eurasian Jay

オオワシは新型インフルエンザの予防接種受けた帰りに見た。生き物見る用事でなかったので、もうけた感が強くてテンション上って、家の周りで鳥見てたんだけどね。そのあとはこのカケス君で終りだった。

でも、これから猛禽の繁殖期に入ってくる。しばらく天を仰いでフィールドしよう。


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It’s been a long time.

I was absent from the fielding. I went out with the telephoto lens after a long time. I enjoyed the fielding.

White-tailed eagle
オジロワシ

Field logを更新するのは久しぶりです。家の周りは時々見てまわるのですが、山深くにはあまり実りや餌が少ないせいか、動物は多くなく、ネタとしてあげらるほど写真がなかった感じです。体調もやっぱり冬は微妙で、仕事行くために休日は体調整える日々が続いてる感じです。

久しぶりに、海側行ったらオジロワシ。やっぱり迫力があって大きいですねえ。

Tree
樹木

さて、植物はとても苦手なのですが、花咲く頃の草本はほんの少しだけわかります。しかし樹木はさっぱり…。だから本を買って調べたりもするのですが、これは経験が伴わないと難しいようです。

幹は上のような感じで、

Tree
枝ぶり

Bud of winter
冬芽

おそらく、この3点+いい図鑑があれば識別できる。(葉っぱもあればなお良し)でも、自宅ではあまり十分な本がない。いい本ないかあさってたけど、用途によるからなかなかしっくり来ない。とりあえず、数冊買って頭に叩き込む方が早そうね。ということで、まだ種がわかんない(苦笑)


Ezo Red fox.
キタキツネ

餌のあるところにはちゃんとキツネもいるわけで。
なんだかキタキツネの写真撮るのも久しぶりだなー。

Crash
墜落

このキツネのはしゃぎっぷりは見ててなかなか面白かった。上の写真アニメーション、明らかに墜落してるし。こういう跳躍から鼻先を雪に突っ込んでネズミを採ることもあるんだけど、
頭から落ちてますね。。。

まあでも、

癒されますな。(遊んでるのは何かの肉みたいだけど…)


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