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宮古諸島

宮古の思い出(2013.5) Part2/4

思い出しつつ、2016年に書き起こしています。

いろいろ落ち着いてから、久しぶりに出た南西諸島。
誰かとフィールドすると、疲れから迷惑かけちゃうので、一人旅。
そして生物相的に、事故しない確率が高い宮古島を選んだのでした。

南西諸島ではよく見られるカエルの、ヒメアマガエルの幼生を見つけた。
明日には干からびそうな勢いの水たまりにいっぱいいました。

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シースルーオタマジャクシ。

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ドクトクドクトク僕の顔 ♪

親の姿も独特。

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しかしこの姿も形も、分類的にも近くないこのカエルがなぜヒメ「アマガエル」なんだろうか。
学名のMicrohyla(小さなアマガエル)が由来なんだろうけど、
なぜそもそもMicrohylaなんだろう・・・。

調べてもよくわからんので、考えるのをやめよう。
周りを見ると明らかに形態の違うオタマジャクシ。
サキシマヌマガエルかな?

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なんか顔がヌマガエルだし、きっとそうなんだろう。

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サキシマヌマガエルも成体になればこんな感じだ。

さて、ヤモリを見つけるととりあえず写真を撮っておくのだけど、
そのあと捕獲できないので、あとで識別に苦労する。

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オンナダケヤモリかな。
皮膚のうす~い感じと、再生尾だけど平たい感じの尻尾のイメージから・・・。

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たぶんこれも。
長いことヤモリ見ていないと、ぱっと見でわかりにくくなってくる。

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2013年に撮ったときに「オンナダケヤモリ」ってフォルダに突っ込んであった写真。
そのようにも見えるけども、そうなんだろうか(^^;

シロマダラが久々に北海道で見つかった2011年以降は
よく雨水管(塩ビ管)を覗くようになったけど、
こういうところもヤモリは利用するのね。

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卵じゃ種類は流石に不明ですな。

話題は大きく変わるのだけど、
日本には広くアライグマが定着しています。
動物の調査の仕事の際には、アライグマの話になることもあるのですが、
捕獲の罠で使う誘引エサを聞いてみると、
どこでも「キャラメルコーン」が良いと聞きます。
アライグマ、よほどキャラメルコーンが好きなんだなあ…。

という話を思い出しながら見ていたシーン。

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あのばーちゃんの絵はカラムーチョですな…。

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ヤエヤマイシガメはカラムーチョ好きみたいです。
誰かが捨てた袋、いつ見に行っても1~2匹、袋に入ってました。
上の写真は2匹入ってますね。

残念ながら宮古島はもともと亀のいない島なので、これは外来種となりますね。

カメも、駆除しないといけない状況になってしまっているところも
あると思うのですが、カラムーチョはヤエヤマイシガメ以外も食べるのだろうか…。

正直絶句したのはこれを見つけたとき。

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セマルハコガメじゃないっすか…。
ややこしいやつがいました。

宮古島では外来種です。
しかもこの時点で定着情報は聞いてなかったのでかなり驚き。

とりあえず、なんとかしとこうと思ったのですが、
明らかに外来種でも、日本では国の天然記念物。(ヤエヤマセマルハコガメならね)
触ったりしていいもんだろうか…?

中国方面の亜種(チュウゴクセマルハコガメ)とは見分けもつかないし、
面倒おこすようなことは自重しといて、
潜り込んだ場所の前で待機して、携帯で宮古島市役所に通報。

市役所の職員さんに保護してもらいました。
宮古島市役所には対応してもらって、大変ありがたかったです。

ほんと、違法飼育も駄目だし、飼ってる生き物を放す(捨てる)のはダメだよ!

と、今回は両爬はこのくらいで、あとは別の生き物を。

南西諸島に来るとちょくちょく見るシロオビアゲハ。

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白帯型というのかな。

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でこれが赤斑型かな?
ベニモンアゲハにそっくりだけど、
胴体黒いからきっとシロオビアゲハだね。

分布とか種類とか、浅く知ってるとややこしくなる。

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クマゼミが羽化してました。
八重山諸島がすぐ近くだから、ヤエヤマクマゼミなんだろうなって勝手に思っていたら、
宮古島は普通のクマゼミが生息するんだって。

クマゼミの分布広すぎ。

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この土付きの抜け殻はたぶん

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宮古特産のミヤコニイニイだね。
これは見れて嬉しかった。
日焼け(退色)したみたいな色。

宮古の名前がついてると言えば
このカタツムリ。

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普通のマイマイの仲間だと思ってたら

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結構とんがってて、調べたらマイマイの系列じゃなかった。
ミヤコヤマタニシというやつだった。022miyakoyamatanishi-5

確かに生きてるのは角の数が少ないかも。
後ろの個体はフタ見えてたね。

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こちらは悪名高いアフリカマイマイ。
よく言われる悪名は外来種であることと、住血線虫の媒介者になること。
法的にも衛生的にも取扱注意のやっかいものになってしまいました。

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大きい個体は、こんなもんじゃなくでかい。
陸産貝類の最大種おそるべし。

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これは生きてるの見なかったなあ。
ヤマタカマイマイの仲間でウラキヤマタカマイマイのようです。

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名前知ってたら裏側も写真撮って「黄色い~」とか言いたかったけど
この風化しかかったカルシウムの塊状態では黄色などミジンも残っていなかっただろうな。

ヤマタカマイマイsp.まではイワサキセダカヘビが食べてたカタツムリだったので、
なんとなく頭に入ってた。

マイマイに興味を持った一因です。

他にも石灰岩で作られてた建造物には

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大量にくっついてたけど、
陸産貝類全般的に写真しっかり撮ってなかった。

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たぶん別の種類だと思うけど、
奥深いね、陸産貝類。

宮古島の旅後半の疲れで、だいぶ、ぼーっとしてきました。

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宮古の思い出(2013.5) Part1/4

思い出しつつ、2016年に書き起こしています。

2013年の5月に、久しぶりに沖縄方面に行って動物を見てきました。
今回は昔みたいにアイランドホッピングするのは難しいので、
宮古島(と、行ければ伊良部島)でフィールドをしてきました。

宮古島は、13年ぶり。
当時も他の島に比べると「大きな森がないな~」と言う印象でしたが、
今回はもう少し、前より両爬的にいいとこが減ってるような印象を持ちました。
(すべてをチェックしたわけではないのですが・・・。)

宮古島の環境は比較的平坦な島のためか、
サトウキビ畑に利用されている土地が多く、

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農業用?の池や

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畑作地が多いですね。

所々に、やや小さめの森林が残されています。

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ウタキ(御嶽)などの場所を中心に林が残ったりしています。

旅の過程は、もうだいぶ忘れてきているので^^;
写真を出しながら、4回くらいの更新で、記録を残しておこうと思います。

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アオバズク。
南西諸島の夜には比較的よく見るフクロウ系統の鳥で
リュウキュウコノハズク同様、電線で見ることが多いです。

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ミヤコヒキガエル。
アジアヒキガエルの亜種とされていて、日本では宮古諸島で見られる。
大東諸島に移入されてしまっています。

日本のヒキガエルのなかでは、小さめの印象。
体色のバリエーションは比較的豊富。

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道路にもよく出てくるので、宮古島に行くと毎回結構な数を見ます。

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まだ幼体の個体を捕獲して観察していると

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謎のブリッジでフリーズしてしまいました。

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背中には毒腺のあるイボが多数あるので、
背中出して丸まるなどの行動ならわかるけど、
弱点の腹を丸出しにしてフリーズするのは・・・よくわからん。

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八重山諸島や宮古諸島に多く見られるヘビ、
アカマダラの亜種サキシママダラですが、
八重山のサキシママダラより、
白い帯の境目がはっきりしてて、頭が薄い色のものが多いです。

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ちょっと黒い斑点部分の色使いが
インク切れプリンターのような、霞んだ感じになってます。

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マダラヘビっぽく、頭ひらため。

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つぎはヤモリ。数年経ってると種同定があやふや!

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これはホオグロヤモリ。これは確実。大丈夫。なはず・・・。

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ミナミヤモリ。
ヤモリが走ってるとこ写真撮ると、
全部指が反ってるんだよね。面白い。

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ミナミヤモリの完全尾かなー。

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ミナミヤモリの若め。

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森のミナミヤモリ再生尾。
ヤモリは正直、模様の見た目は参考程度なんだけど、
ミナミは背骨に沿って白紋が出やすいね。

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オガちゃん、こと、オガサワラヤモリ。
尾を横にくるっと巻く姿も多い。
日本にいる個体群は四肢の付け根に黒い点があるね。

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ぱっと見でも、尾の黒斑が目立ち気味。

基本的に夜に行動しているトカゲの仲間はヤモリになるんだけど、
夜のフィールドでは昼のトカゲも見れないこともない。

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起きて睨まれてるけど、草に捕まって寝ているサキシマキノボリトカゲや
カナヘビの仲間が見れたりもしますね。

南西諸島では昆虫を見る機会がすごく多いけど、
写真撮ってるのはやっぱり、見てインパクトを感じやすいものや
撮りやすいもの、それと最終的に好きな分類群に偏ってきますね。

これはすごい好きなわけではないけど、インパクトのある分類群。

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スジグロカバマダラ。
群れて寝てるのに出くわす。

ヘビでもマダラは好きだけど、
蝶でもマダラが結構撮ってある。

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リュウキュウアサギマダラ、かな?

マダラチョウは大きめで目立つところ飛んでいるので
目につきやすい。

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ツマムラサキマダラ。

これね、羽開いてると、すげーきれいなチョウなんだけど、
寒かったのか、全然羽を開いてくれず・・・。

好きな分類群だとやっぱりテントウムシが撮ってあった。

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2013時点で写真整理してたフォルダには「ジュウニマダラテントウ」って書いてあったけど、
よく見ると小さい斑点があるし、その小さい斑点の位置をみると
ニジュウヤホシテントウと同じだ。

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ニジュウヤホシっぽいなー。

宮古に来たから、別の種類だって思い込んでたよ。
ありがち、ありがち。

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北海道来たら、この大きさの長いカタツムリを簡単に見れなくなったので、
(極小のものはいるようだ)
こういうのいると、なんとなく撮ってしまう。
沖縄なら普通にいるんだろうけど・・・。

キセルガイの仲間。結構好き。

「マイマイがアンモナイトなら
キセルガイはベレムナイトだもんね。」

って書いてから、久しぶりにベレムナイトの画像見に行ったら、
自分が子供の頃に「ベレムナイト」って教わった生き物は画像に全く引っかからず、
ほぼイカじゃん・・・、という画像が並んでた。

子供の頃にそう聞いていたのは、
オルソセラスと言うのだね。訂正しとかないと・・・。

マイマイがアンモナイトなら
キセルガイはオルソセラスだもんね。

・・・

・・・

韻も何も踏んでない・・・。

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今回の最後はアシヒダナメクジ。

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いわゆる一般的なナメクジとは分類が遠く、
ザラザラしててあんまり粘つかない。
かたそう。

ナメクジもアシヒダナメクジも、
巻き貝の仲間である軟体動物門・腹足綱の動物だけど
ナメクジは一般的なマイマイと同じ有肺亜綱・眼柄目。
アシヒダナメクジはイソアワモチなどと同じ後鰓亜綱・収眼目。

うまく例えられるかわかんないけど、
綱の段階では、哺乳類や爬虫類くらいの差の開き。
目の段階では、ネコとサルくらい離れてるってイメージかなあ。
ちなみにネコと同じ目の仲間には、オオカミもトラもイタチも含まれるので、
目より上位の亜綱が違う、というのは相当かけ離れた仲間と言っていいのかもしれないね。

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