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Okinawa

宮古の思い出(2013.5) Part2/4

思い出しつつ、2016年に書き起こしています。

いろいろ落ち着いてから、久しぶりに出た南西諸島。
誰かとフィールドすると、疲れから迷惑かけちゃうので、一人旅。
そして生物相的に、事故しない確率が高い宮古島を選んだのでした。

南西諸島ではよく見られるカエルの、ヒメアマガエルの幼生を見つけた。
明日には干からびそうな勢いの水たまりにいっぱいいました。

001himeama-1

シースルーオタマジャクシ。

001himeama-2

ドクトクドクトク僕の顔 ♪

親の姿も独特。

001himeama-3

しかしこの姿も形も、分類的にも近くないこのカエルがなぜヒメ「アマガエル」なんだろうか。
学名のMicrohyla(小さなアマガエル)が由来なんだろうけど、
なぜそもそもMicrohylaなんだろう・・・。

調べてもよくわからんので、考えるのをやめよう。
周りを見ると明らかに形態の違うオタマジャクシ。
サキシマヌマガエルかな?

002sakinuma-1

なんか顔がヌマガエルだし、きっとそうなんだろう。

002sakinuma-2

サキシマヌマガエルも成体になればこんな感じだ。

さて、ヤモリを見つけるととりあえず写真を撮っておくのだけど、
そのあと捕獲できないので、あとで識別に苦労する。

005onnadake-1

オンナダケヤモリかな。
皮膚のうす~い感じと、再生尾だけど平たい感じの尻尾のイメージから・・・。

005onnadake-2

たぶんこれも。
長いことヤモリ見ていないと、ぱっと見でわかりにくくなってくる。

005onnadake-3

2013年に撮ったときに「オンナダケヤモリ」ってフォルダに突っ込んであった写真。
そのようにも見えるけども、そうなんだろうか(^^;

シロマダラが久々に北海道で見つかった2011年以降は
よく雨水管(塩ビ管)を覗くようになったけど、
こういうところもヤモリは利用するのね。

006yamoegg

卵じゃ種類は流石に不明ですな。

話題は大きく変わるのだけど、
日本には広くアライグマが定着しています。
動物の調査の仕事の際には、アライグマの話になることもあるのですが、
捕獲の罠で使う誘引エサを聞いてみると、
どこでも「キャラメルコーン」が良いと聞きます。
アライグマ、よほどキャラメルコーンが好きなんだなあ…。

という話を思い出しながら見ていたシーン。

007minamiisi-1

あのばーちゃんの絵はカラムーチョですな…。

007minamiisi-2

ヤエヤマイシガメはカラムーチョ好きみたいです。
誰かが捨てた袋、いつ見に行っても1~2匹、袋に入ってました。
上の写真は2匹入ってますね。

残念ながら宮古島はもともと亀のいない島なので、これは外来種となりますね。

カメも、駆除しないといけない状況になってしまっているところも
あると思うのですが、カラムーチョはヤエヤマイシガメ以外も食べるのだろうか…。

正直絶句したのはこれを見つけたとき。

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セマルハコガメじゃないっすか…。
ややこしいやつがいました。

宮古島では外来種です。
しかもこの時点で定着情報は聞いてなかったのでかなり驚き。

とりあえず、なんとかしとこうと思ったのですが、
明らかに外来種でも、日本では国の天然記念物。(ヤエヤマセマルハコガメならね)
触ったりしていいもんだろうか…?

中国方面の亜種(チュウゴクセマルハコガメ)とは見分けもつかないし、
面倒おこすようなことは自重しといて、
潜り込んだ場所の前で待機して、携帯で宮古島市役所に通報。

市役所の職員さんに保護してもらいました。
宮古島市役所には対応してもらって、大変ありがたかったです。

ほんと、違法飼育も駄目だし、飼ってる生き物を放す(捨てる)のはダメだよ!

と、今回は両爬はこのくらいで、あとは別の生き物を。

南西諸島に来るとちょくちょく見るシロオビアゲハ。

010siroobi-2

白帯型というのかな。

010siroobi-1

でこれが赤斑型かな?
ベニモンアゲハにそっくりだけど、
胴体黒いからきっとシロオビアゲハだね。

分布とか種類とか、浅く知ってるとややこしくなる。

011kuma

クマゼミが羽化してました。
八重山諸島がすぐ近くだから、ヤエヤマクマゼミなんだろうなって勝手に思っていたら、
宮古島は普通のクマゼミが生息するんだって。

クマゼミの分布広すぎ。

012niinii-1

この土付きの抜け殻はたぶん

012niinii-2

宮古特産のミヤコニイニイだね。
これは見れて嬉しかった。
日焼け(退色)したみたいな色。

宮古の名前がついてると言えば
このカタツムリ。

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普通のマイマイの仲間だと思ってたら

022miyakoyamatanishi-2

結構とんがってて、調べたらマイマイの系列じゃなかった。
ミヤコヤマタニシというやつだった。022miyakoyamatanishi-5

確かに生きてるのは角の数が少ないかも。
後ろの個体はフタ見えてたね。

020africa-2

こちらは悪名高いアフリカマイマイ。
よく言われる悪名は外来種であることと、住血線虫の媒介者になること。
法的にも衛生的にも取扱注意のやっかいものになってしまいました。

020africa-1

大きい個体は、こんなもんじゃなくでかい。
陸産貝類の最大種おそるべし。

021urakiyamatakamaimai-2

これは生きてるの見なかったなあ。
ヤマタカマイマイの仲間でウラキヤマタカマイマイのようです。

021urakiyamatakamaimai-1

名前知ってたら裏側も写真撮って「黄色い~」とか言いたかったけど
この風化しかかったカルシウムの塊状態では黄色などミジンも残っていなかっただろうな。

ヤマタカマイマイsp.まではイワサキセダカヘビが食べてたカタツムリだったので、
なんとなく頭に入ってた。

マイマイに興味を持った一因です。

他にも石灰岩で作られてた建造物には

022miyakoyamatanishi-7

大量にくっついてたけど、
陸産貝類全般的に写真しっかり撮ってなかった。

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たぶん別の種類だと思うけど、
奥深いね、陸産貝類。

宮古島の旅後半の疲れで、だいぶ、ぼーっとしてきました。

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宮古の思い出(2013.5) Part1/4

思い出しつつ、2016年に書き起こしています。

2013年の5月に、久しぶりに沖縄方面に行って動物を見てきました。
今回は昔みたいにアイランドホッピングするのは難しいので、
宮古島(と、行ければ伊良部島)でフィールドをしてきました。

宮古島は、13年ぶり。
当時も他の島に比べると「大きな森がないな~」と言う印象でしたが、
今回はもう少し、前より両爬的にいいとこが減ってるような印象を持ちました。
(すべてをチェックしたわけではないのですが・・・。)

宮古島の環境は比較的平坦な島のためか、
サトウキビ畑に利用されている土地が多く、

0fukei-2

農業用?の池や

0fukei-3

畑作地が多いですね。

所々に、やや小さめの森林が残されています。

0fukei-1

ウタキ(御嶽)などの場所を中心に林が残ったりしています。

旅の過程は、もうだいぶ忘れてきているので^^;
写真を出しながら、4回くらいの更新で、記録を残しておこうと思います。

01aoba

アオバズク。
南西諸島の夜には比較的よく見るフクロウ系統の鳥で
リュウキュウコノハズク同様、電線で見ることが多いです。

03miyakohikia

ミヤコヒキガエル。
アジアヒキガエルの亜種とされていて、日本では宮古諸島で見られる。
大東諸島に移入されてしまっています。

日本のヒキガエルのなかでは、小さめの印象。
体色のバリエーションは比較的豊富。

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道路にもよく出てくるので、宮古島に行くと毎回結構な数を見ます。

03miyakohiki-5

まだ幼体の個体を捕獲して観察していると

03miyakohiki-2

謎のブリッジでフリーズしてしまいました。

03miyakohiki-3

背中には毒腺のあるイボが多数あるので、
背中出して丸まるなどの行動ならわかるけど、
弱点の腹を丸出しにしてフリーズするのは・・・よくわからん。

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八重山諸島や宮古諸島に多く見られるヘビ、
アカマダラの亜種サキシママダラですが、
八重山のサキシママダラより、
白い帯の境目がはっきりしてて、頭が薄い色のものが多いです。

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ちょっと黒い斑点部分の色使いが
インク切れプリンターのような、霞んだ感じになってます。

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マダラヘビっぽく、頭ひらため。

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つぎはヤモリ。数年経ってると種同定があやふや!

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これはホオグロヤモリ。これは確実。大丈夫。なはず・・・。

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ミナミヤモリ。
ヤモリが走ってるとこ写真撮ると、
全部指が反ってるんだよね。面白い。

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ミナミヤモリの完全尾かなー。

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ミナミヤモリの若め。

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森のミナミヤモリ再生尾。
ヤモリは正直、模様の見た目は参考程度なんだけど、
ミナミは背骨に沿って白紋が出やすいね。

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オガちゃん、こと、オガサワラヤモリ。
尾を横にくるっと巻く姿も多い。
日本にいる個体群は四肢の付け根に黒い点があるね。

12ogasawara-2

ぱっと見でも、尾の黒斑が目立ち気味。

基本的に夜に行動しているトカゲの仲間はヤモリになるんだけど、
夜のフィールドでは昼のトカゲも見れないこともない。

13kinobori

起きて睨まれてるけど、草に捕まって寝ているサキシマキノボリトカゲや
カナヘビの仲間が見れたりもしますね。

南西諸島では昆虫を見る機会がすごく多いけど、
写真撮ってるのはやっぱり、見てインパクトを感じやすいものや
撮りやすいもの、それと最終的に好きな分類群に偏ってきますね。

これはすごい好きなわけではないけど、インパクトのある分類群。

52sujiguro

スジグロカバマダラ。
群れて寝てるのに出くわす。

ヘビでもマダラは好きだけど、
蝶でもマダラが結構撮ってある。

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リュウキュウアサギマダラ、かな?

マダラチョウは大きめで目立つところ飛んでいるので
目につきやすい。

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ツマムラサキマダラ。

これね、羽開いてると、すげーきれいなチョウなんだけど、
寒かったのか、全然羽を開いてくれず・・・。

好きな分類群だとやっぱりテントウムシが撮ってあった。

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2013時点で写真整理してたフォルダには「ジュウニマダラテントウ」って書いてあったけど、
よく見ると小さい斑点があるし、その小さい斑点の位置をみると
ニジュウヤホシテントウと同じだ。

59nijyuuyahosi-2

ニジュウヤホシっぽいなー。

宮古に来たから、別の種類だって思い込んでたよ。
ありがち、ありがち。

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北海道来たら、この大きさの長いカタツムリを簡単に見れなくなったので、
(極小のものはいるようだ)
こういうのいると、なんとなく撮ってしまう。
沖縄なら普通にいるんだろうけど・・・。

キセルガイの仲間。結構好き。

「マイマイがアンモナイトなら
キセルガイはベレムナイトだもんね。」

って書いてから、久しぶりにベレムナイトの画像見に行ったら、
自分が子供の頃に「ベレムナイト」って教わった生き物は画像に全く引っかからず、
ほぼイカじゃん・・・、という画像が並んでた。

子供の頃にそう聞いていたのは、
オルソセラスと言うのだね。訂正しとかないと・・・。

マイマイがアンモナイトなら
キセルガイはオルソセラスだもんね。

・・・

・・・

韻も何も踏んでない・・・。

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今回の最後はアシヒダナメクジ。

60ashihida-2

いわゆる一般的なナメクジとは分類が遠く、
ザラザラしててあんまり粘つかない。
かたそう。

ナメクジもアシヒダナメクジも、
巻き貝の仲間である軟体動物門・腹足綱の動物だけど
ナメクジは一般的なマイマイと同じ有肺亜綱・眼柄目。
アシヒダナメクジはイソアワモチなどと同じ後鰓亜綱・収眼目。

うまく例えられるかわかんないけど、
綱の段階では、哺乳類や爬虫類くらいの差の開き。
目の段階では、ネコとサルくらい離れてるってイメージかなあ。
ちなみにネコと同じ目の仲間には、オオカミもトラもイタチも含まれるので、
目より上位の亜綱が違う、というのは相当かけ離れた仲間と言っていいのかもしれないね。

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Baikada with baikada

I was able to come across the snake which wanted to encounter.
She is quiet, but it is a pretty, thin snake.
Her species name is Sakishima wolf snake.


イシガキモリバッタ
Locust sp.

ざっと雨が降った。そして夜には上がってくれた。
一気に湿度が上がり、だけど雨の降っていない状況が出来上がった。


クロイワオオケマイマイ
Snail sp.

気温は高くなく、風が強いが比較的チャンスな感じの天気でした。


オカタニシsp.
Mud snail sp.

アオミオカタニシは見つけられないのだけど、
なんだか奇抜なオカタニシは見つけた。

この外套膜(殻)の模様、かっこいい!!


オオゲジ?
House centipede sp.

オオゲジも結構いるんだけど、周りが濡れているせいかあまり表には出ていない。
ちょっとほっとする。

この写真の個体はオオゲジの幼体なのか、
別種なのかわからないけどオレンジの斑紋が思いのほか綺麗だった。

オオゲジが動く様を真横から見ると、やっぱり浮いているように見える。。
素晴らしいサスペンションですな。

さて主眼のヘビの方はと言いますと。。。
サキシマハブを5個体見てヨロコビ、悶え。


サキシマハブ
Sakishima habu

やはり天気のせいかサキシマハブはいたるところに。
見つかっても急いで逃げ出さないゆるい蛇だ。
毒蛇だからかもしれないけども。。。

しばらく乾燥してたから、あんまり餌にありつけなくて餌場に固執したんだろうかね。

そして
サキシマバイカダを10年ぶりくらいに見つけて跳ね上がる。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

道路を流していて、路上に光る長いものを発見。
ほ…細いっ。

即、車を止めて飛び出していった。
ブリッキーヌさんも一緒だったが、なんか笑ってた。(呆れてる?)
すごいスピードだったらしい。

やっぱり走る車から見てもサキシママダラとの識別は出来る。
サキシマバイカダも路上ではゆるい。路上で意外とサキシママダラは素早い。

その後
案の定サキシママダラに逃亡され、さらにはサキシマアオヘビ現る。


サキシマアオヘビ
Sakishima green snake

だいぶ大きくなった個体だけど体に黒い小斑点が多い。
意外と若いらしい。

それにしてもサキシマバイカダもサキシマアオヘビも
ピタッと止まらないから写真が非常に撮りにくい。

アオヘビはバイカダより始末が悪い。
常にゆるゆる動くのだ。

バイカダはコマ送りみたいな動きする瞬間狙えば何とかなるけど…。

ゆるゆるゆるゆるぅぅゥァ!!
イライラする~っ。
ピントが合わないのです。。。

本日最後のヘビは不明のヘビ。
ホテルに戻る途中、探してもいないのに道路の端に
ちょろっといて取り逃がす。。。
(形と色はイワサキセダカヘビかサキシマハブの赤型といったところ)

なんだかんだ言っても、サキシマバイカダは素晴らしい。
サキシマバイカダとサキシマアオヘビは個体の図鑑的写真も
多くないので昼にも撮りたかったので誘拐しました。

でも夜の写真もいろいろ必要だし、撮っとけ撮っとけと、撮りまくりました。
このシダに乗せた写真は、不安そうな顔してます。
シダのような頼りない植物には普段乗らないのかもしれません。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

改めて惚れ直します。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

かわいらしいメスでした。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

上の写真の感じからみると明らかなメス。
だけど


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

こちらの写真だと、「一般のヘビ的」な雌雄鑑別ではむしろオス的な尾のつきかた。
だけど、後にオオカミヘビ系に詳しいかたに伺うとバイカダのオスの場合、
ヘミペニスがあるので「膨れている」くらいだという。

他の一般ヘビではメスがヘミペニスがないので尾はしぼむように細くなる。
オスはヘミペニスがあるので尾はなだらかに細くなる。
バイカダでは
メスはヘミペニスがないので尾は普通に細くなる。
オスはヘミペニスがあるので尾の基部が膨れている。
ということになるだろうね。

しかもこの個体をよーく観察してみると妊娠してるかもしれない様子でした。
(懐中電灯で透かしたら、一部卵構造のようなものが見えた)
体が細くて意外と透けないので、透かしまくってもその一瞬だけしか確認できませんでした。

外観からはまだ目立って卵がある様子ではなく、
触診もちょっと怖かったので、置いておきました。

さて、


タイワンサソリモドキ
Vinegaroon sp.

他の生き物たちに目を移すけどやっぱり節足動物が多いね。
タイワンサソリモドキは常連だけど、なんかこう、奥ゆかしい紫色を撮りたいけど、
なかなか上手くいかない。


タイワンクツワムシ
Grasshopper sp.

昨晩の巨大コロギス(後にヒノマルコロギスと判明)も威圧感満点だったけど、
このバッタ系昆虫での私の天敵No.1はやっぱりこいつ。
クツワムシ系だ。

昔、クツワムシを掴み、思いっきり咬まれ、
ショックで驚いて握りつぶしてしまったというトラウマ。
昆虫とは思えないほどの大音量の鳴き声。
おおお、恐ろしい。
なんと言う昆虫だ。


オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

本日もオオハナサキガエルはポコポコといる。
だけど逆にコガタハナサキガエルを見掛けない。
今回だけのふしぎな傾向。

そもそもオオハナサキガエルの方が広く分布してる感じで、
渓流の少し離れた所でも見るイメージで、
コガタハナサキガエルはほんと渓流わきでしか見ない。


オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

こんなに緑になっちゃっても同種と言う反則技。

アマミハナサキガエルもハナサキガエルも緑になるけど、
そういえばコガタハナサキガエルではまだ緑見たことないなあ。
いるのかな?


タイワンオオムカデ
Centipede sp.

で、出たぁぁ…。の中大サイズのムカデ。

ブリッキーヌさんと「でかい、でかいよね・・・」とおののきながら
手と比較しながら撮影。
ムカデも森で見る奴は静止してて撮りやすい。

地面で這いまわってる奴を撮影するのは無理無理(--;


ヤエヤマアオガエル
Owston’s Green Tree Frog

カエル的一番うれしい種はこれだったかも。

ヤエヤマアオガエルは時期を外れると目にするのは少ない。
今回は種としてはヤエヤマアオガエルはたくさん見たんだけど上陸直後のチビ個体ばっかり。
なんとなく消化不良なところでこの、スリムドカンの登場。
アオガエルの仲間ではいちばん好みかも。

シュレーゲルアオガエルのようにモッタリでもなく、
モリアオガエルのように節操無くでかいわけでもなく、
オキナワアオガエルのように妙な平たい顔でもなく、、
バランスいいんです。自分の好み的に。
(カジカ系やアイフィンガーも嫌いじゃないけどやっぱり緑っていうのはいいよね)


サキシマヌマガエル
Sakishima Rice Frog

で、今回なかなか姿の見れなかったこいつも最後には現れて、
ひとまずカエル的満足。

オオヒキガエルもたくさんいたのだけれども、
個人的に美しさを感じないのと、あんまり触りたくないので
写真は撮りませんでした。。

宿に戻った後、
サキシマバイカダと一緒にお風呂に入りました。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

お湯に一緒に入ったわけじゃなくて、
ユニットバスのとこで写真撮ったんです。

さて、翌日。
フィールド出れるのも最終日。

サキシマバイカダでだいぶ満足してしまったけど、出来れば四珍には会っておきたい。
四珍とは八重山の珍しいヘビ四選のことで、
人によって出会いにくいヘビがいるため、四珍が人により違う。
他の人の四珍ではサキシマアオヘビやサキシマバイカダも入るようだ。

私の四珍は
イワサキワモンベニヘビ
ヤエヤマタカチホヘビ
ヤエヤマヒバァ
イワサキセダカヘビ
です。

ヒバァは見かけることはあるけど、
ほとんど撮影に至りません。逃走率が異様に高い。。

本日の動きですが、
この旅で初めて昼に動きました。
川平へ行って周辺でウミヘビでも…と思ったけど、それほどお天気も良くなく、
「体力の限界っ…!」(千代の富士引退会見より)
も迫っていたので、大事を取ってドライブのみに留めました。

於茂登トンエルの前で道路工事をやってたんだけど
その信号待ちの時に、横にほかされた哀れなサキシママダラだったものを見掛けた。

そういえばサキシママダラの写真をほとんど撮っていないな。。
それで、そのあとサキシマアオヘビとサキシマバイカダを伴って
形態の写真を撮らせてもらおうと捕まえた場所に連れて行った。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

コミノクロツグのような芯のしっかりした
植物では安心した足取り(足ないけど)を見せてくれました。

外見的にヘビは…という方に、このアングルはいかがでしょう?


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

ヘビと言うより、虫っぽい。

イワサキセダカヘビが変態な顔つきと言われますが、
このサキシマバイカダも変態な顔つきと言われればそうなような。

黒目がちな顔が可愛い!と思う方、
実はサキシマバイカダは思いっきり羊の皮をかぶった狼ですぜ。
本当の黒目は違うんだ。カラーコンタクト詐欺みたいなものですぜ。

そして夜。

今日は早く寝れそうです。
お天気良すぎるから。
この4日間、全て違う天気をあじわえました。
乾燥した初日。
海風と霧で湿度が上がったものの雨の降らない2日目。
雨降ってウハウハの3日目。

本日は4日目。
スカーっと晴れた夜になったのですが、
放射冷却なのか、海風が冷たいのか、
気温がぐんと下がって生き物の気配が全体的に薄かった。
これはダメかもなー…。
と別のポイントも行ってみました。
(正確にはブリッキーヌさんの案内で連れてってもらいました)

天気は悪い(爬虫類的に)。
それでもサキシマハブは現れてくれるいいやつだ。

そのポイントはオタマジャクシ大量生産場所だったのだけど、
そのオタマジャクシを狙ってか、サキシマハブが排水枡の前でおくつろぎでした。

なんか、ハブだけど…。
ヘビが見れると安心するなぁ。

サキシマアオヘビもあと十分早ければ生きていたころの君に会えたかもしれないのにね
ってのが落ちてました。

とにかく、ヒメアマガエルが多いところで


ヒメアマガエル
Ornate Narrow-Mouthed Frog

今まで行っていたポイントとは生物相が違うんだね。
溢れださんばかりのオタマジャクシを狙いにサキシマハブも来てたし。
ここならヤエヤマヒバァも探しやすいかなぁ…。
と今後のフィールドにつなげるようなことも考えてみる。

オタマハンターなのか、別の水生昆虫狙いなのかわからないけど、
こいつもたっぷりいた。


イシガキアオグロハシリグモ
Spider sp.

すっごい排水枡にたくさんいたけど…。
全くいない排水枡もあった。
オタマジャクシの数に比例してた。
このクモも、いつものポイントでは見なかったなぁ。

沖縄のハシリグモと言うと渓流のイメージ強いんだけど
(久米島でさんざんアオグロハシリグモと遭遇した)
イシガキアオグロハシリグモは止水が好みなんですかね。
いつもの渓流にはホソミアシダカグモ?ばっかりでした。

さて、4日間、いっしょにフィールドにつき合っていただいた
ブリッキーヌさんには大変感謝しています。
お土産までいただいてしまいまして、何とお礼を言っていいやら。
ありがとうございました!

今回の沖縄のフィールドはこれでおしまい。
お疲れまさでした。

…余談…

結局あのあと、
サキシマバイカダの雌雄の判別が自分ではつかなくなっちゃって
オオカミヘビ系に詳しい方に相談したら、
やっぱりメスで、やっぱり妊娠の線は濃い。という結論に。

サキシマバイカダの産卵については5月に6卵という記録が文献には残っているのですが、
孵化期間などに関する記録はどうやら取られていないようです。
おそらくはちゃんと孵化までさせている飼育した方もいると思うのですが。

で、相談して、折角だから記録を取りましょうということになりこのサキシマバイカダは今、
預かってもらって産卵を待っています。

記録を取って、その記録は何らかの形で文献に乗せてもらえるよう
お互い出来ることをして出したいと思います。

そしてその先は未定なのですが、
生まれ来る子、そしてその母体を野生に戻すのか、
生態をじっくり観察するのに手元に置いて観察、
何かわかればまた文献を書いていくのか、
いろいろ考えて相談して進めたいと思います。

おりしも、ヘビの感染症らしきものも出てきており、
(山口県の岩国のシロヘビが偽膜性腸炎で死亡している)
カエルツボカビの時のように、
一度捕まえて保管したものを野生に戻すべきでないという
議論も出るかもしれないので、
そのあたりもいろいろ考慮したいと思っています。

個人的には、数個体を手元に残して観察し、
残りは健康上の問題のないことを確認したうえで
いずれ捕まえたところに返してあげれれば、と思っています。

追記:6/27
産卵をしたとの知らせを受けましたが、
残念ながらダメ卵だったそうです。残念でした。

追記:10/13
現在、このサキシマバイカダは我が家にいてもらっています。
リリースについては真剣に考え、現在は安易に野に戻すべきではないなあ、
と考えていますが、これからも真剣に考えていきます。

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Cockroach festival

I went to Ishigaki island.
My purpose was to see many snakes.
But I saw many insects.
My friend likes cockroach. But I …
…I saw many cockroachs.


ヤエヤマイシガメ
Yaeyama yellow pond turtle

北海道から沖縄まで来たら八重山に渡らないと勿体ない。
モッタイナイお化けはスネークセンターの幽霊・田中君だけで十分だ。

八重山は石垣島を今回はチョイス。
体力ないので宿取って、レンタカーで回ることにした。
お金はちょっと高めに付くが、
ケチって体力削って動けなくなるよりはこの方が絶対にいい。

石垣島では島在住のブリッキーヌさんがフィールドにお付き合いしてくださって、
生き物の見る幅がとても増えて面白かった。
(ブリッキーヌさんは石垣でネイチャーガイドを兼務されるほどの
干潟系・昆虫系・トウガラシ系のスペシャリスト)


ミナミヤモリ
Gecko sp.

しかし石垣島、「うるずん」だってーのに乾燥注意報が出とる~。
カエル少なし、ヘビいなし。
そんな予想を立てて、石垣島に臨んだ。
(ほんとはそんな乾燥の中、私が滞在中に土砂降り天国になってヘビ出まくってウハウハ~とも考えていた)

と、いいつつ
難しいと思われたツボカビの検査用のカエルでは
初日から
コガタハナサキガエル、
アイフィンガーガエル、
ヤエヤマハラブチガエルとやや難種系を立て続けに採材。


左:リュウキュウカジカガエル
右:コガタハナサキガエル
Left : Ryukyu Kajika Frog
Right : Utsunomiya’s Tip-nosed Frog

運だけでフィールドやっておりマス。(^^;


ヤエヤマハラブチガエル
Yaeyama Harpist Frog

アイフィンガーガエル
Eiffinger’s Tree Frog

山の中を歩き回ってるときに昆虫どもはとても多かった。
乾燥してたからかな。いろんなのがウロウロ。


イシガキスジシロカミキリ
Long horn beetle sp.

モー。こいつ。沖縄の本がないと同定が難しいよ。。。
どの仲間かってきっかけを掴むまでが大変。

すごい惹きつけられたこのイシガキスジシロカミキリ。
スジは白くなくて黄色いし。

近縁種のスジシロカミキリにとりあえず辿り着いてから
検索するも出てくるのはシロスジカミキリの嵐…。
スジシロとシロスジで全く違うカミキリじゃない。
スジシロって入力してるんだから
ちゃんとスジシロの結果吐き出せ~、検索サイト。
(「””」を活用できていない検索初心者…)

でもなんとかね。種名まで辿り着きましたよ。


?(追記:ヒノマルコロギスだったようです)
Gryllacrididae sp.?

しかし相変わらずきっかけも掴めない虫もいる。
ナニコレ夏物大セール。

ばかでかいキリギリス系の昆虫かなあ。
右下はブリッキーヌさんの指と。
クツワムシ大だけど、でっぷりしてるから、なおでかく見える。
スネのあたり、謎のエメラルドグリーンだし。。。
どなたか調べるきっかけをください。
(追記:ヒノマルコロギスだったようです)


コブナナフシ
Stick insect sp.

枝には奇怪な昆虫くっついてるし。。
大きなアマミナナフシが枝に一生懸命化けてユラユラしてるのに、
コブナナフシはがっしり枝につかまって枝に同化してる。
擬態としてはコブナナフシの方が賢いのか?


イワサキヒメハルゼミ?
Cicada sp.

こいつも完全に正体掴めてない。
たぶん発生時期と、なんとなくの外観で
イワサキヒメハルゼミとしてみたけど。

あのね、これもね。
名前としてややこしいと思うんだ。

ヒメハルゼミがいて、イワサキゼミがいて
イワサキヒメハルゼミがいて。
ついでにイワサキクサゼミがいる。
ややこしいよ。名前。
ややこしすぎるよ。
岩崎さんが頑張りすぎたんやねえ。
ワモンベニヘビもセダカヘビも岩崎さん背負ってるし。。


ホソミアシダカグモ?
Spider sp.

山を登る途中で、渓流に出る。

渓流の岩にはこのクモがベッタベタ。
岩1枚に1匹以上の密度。
ってか渓流のほんとすぐそばに大量にいるから、
最初はハシリグモの仲間かと思っていたんだけど、やっぱりアシダカグモだねえ。

アシダカグモは苦手なんだけど、
このひとたちは、ほとんど岩から動かないからゆっくり写真撮れた。
やっぱり苦手なのは動きなんだ。絶対。
フナムシもゴキブリも苦手だし。
ダメ。絶対。


左:コマダラゴキブリ
右:ヤエヤママダラゴキブリ
Cockroach spp.

山の中でヤエヤママダラゴキブリが長靴を登ってきた時は死ぬかと思った。
いっそ鼻血出して死んだふりしてやろうかと思った。
いや、服の中に入ったら死ねると思った。

ゴキブリをここまでいろいろ観察、撮影したのもブリッキーヌさんのおかげ。

ブリッキーヌ的・良ゴキブリはヒメマルゴキブリやヤエヤママダラゴキブリ。
ブリッキーヌ的・悪ゴキブリはワモンゴキブリ。
やっぱりワモンゴキブリは気持ち悪いんだって。

ヤエヤママダラゴキブリが良いゴキブリとするのなら、
形では判断してないよね。

でもでかいんだよ!ヤエヤママダラゴキブリ。
名前長いんだよ!ヤエヤママダラゴキブリ。
出てくるたびに名前を言えなくて舌を咬みそうになる。
「ヤママダ」のあたりで。
お前なんかYMGだ。OMG !!


左:ヒメマルゴキブリ
右:ワモンゴキブリ
Cockroach spp.

ワモンゴキブリなんか最低だよ。
お前なんかゴキブリ以下だ。サイテーだ。
このゴキブリ野郎!ってゴキブリか。

まだ森のゴキブリは写真を撮る余裕が持てるからええよ。
町のワモンゴキブリは絶叫系だね。
頭の黄色い縁取りが、死ねるね。
ワタシ死んでても、あれにたかられたら叫ぶ自信あるね。
コワモンゴキブリでも、死ねるね。

そんな中、ダンゴムシのようなゴキブリ発見したら、
ブリッキーヌさんすっげー喜んでくれた。

ヒメマルゴキブリ。
お前さんダンゴムシでいいよ。丸まるし。のろいし。
枝についてるのつついて落として捕まえた。
オトナ採りの男2人。

うっかりヒメマルゴキブリをおとしたら
すぐ草にまぎれてみつからなくなってしまった。

すると草陰の沼から女神があらわれて、
「あなたが落としたのは
この金のヒメマルゴキブリですか?
それともいいジャイアンですか?」

って聞いてくるから

「いいえ、裏返すとダンゴムシではなく
しっかりとゴキブリ顔のヒメマルゴキブリです」

って答えたら

「正直なあなたたちには、いいジャイアンをあげましょう」
ってなんでやねん。

でもジャイアンひっくり返したら
ダンゴムシじゃなくてやっぱりゴキブリだった。
うぎゃぁぁぁ。

さすが八重山はゴキャブラリーに富んでいるな。

初日のヘビは2種3匹。
八重山諸島では毎度おなじみの2種です。

サキシマハブのノーマルパターン2つ、
サキシママダラのおっきいの1つ。

しかしそれすらも道路の端っこでチラ見の生殺し状態。
逃 げ る な ~。
撮 影 さ せ ろ ~。

しかし、今年ず~っと続いてきた、「ヘビ自分で発見できない病」は
サキシマハブの発見おかげでようやく終焉したよ。


サキシママダラ
Sakishima odd teeth snake

翌日、雨はほとんどなかったけど湿度は上昇。


オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

装備があまりにもかさばりすぎた昨日にへこたれて
本日は最軽量装備にて山登り。

と、その途端にオオハナサキガエル連発。
すいません。。採材出来ませんでした。。。

湿度の上昇で、道路や水っぺりに出てきた
サキシマハブとサキシママダラは撮れた。


サキシマハブ
Sakishima habu

サキシマアオヘビの幼蛇をチラ見したのだけど、

『ブリッキーヌは、なにかのヘビを見つけた!

ブリッキーヌは仲間を呼んだ!
ばいかだがあらわれた!
ばいかだはわらっている。

ばいかだは足がもつれてころんだ!

サキシマアオヘビは逃げ出した! 』

みたいな感じで取り逃がしてしまった。

しかし明らかに確認ヘビ数は増えてきている。

サキシマハブノーマル2、やや赤1
サキシママダラ3、
サキシマアオヘビ幼蛇1。

さすが八重山。
ヘビは安定して個体数が見れる。
しかし見れるが撮れない。

昨日と天気が違えば、生き物も出方が違う。
今日はゴキブリもでかグモも少ない。
でも、オオゲジとかザトウムシとか多いな…。

樹上系のヘビを探して歩いてたら
手の届きそうなとこでメジロが寝ててびっくりした。


メジロ
White-eye

なんだか今日はサソリモドキも木に登ってるのが多い。


タイワンサソリモドキ
Vinegaroon sp.

英名は「酢」から来てるデスね。ビネガーね。
ホワイトビネガー。ワインビネガー。ナグゴハイネガー。
お尻(正確には違うけど)の管から酢酸噴霧します。
つ~んとすっぱい香りします。

そんでキノボリトカゲがやたらとシダで寝てた。


サキシマキノボリトカゲ
Sakishima tree lizard

写真のは目をさましちゃってるけどね。

すっげー湿度が高くて、
ヘビなんかバンバン出そうだったけど、あんまり出てこなくて
何が悪いのかわからなくて悩んだ。

そうか、運が悪いんだ。

悩みは5秒で片付いた。

ヘビは諦めたころによく出てくるんですよね~
と、ヘビが出ないとお決まりのように言ってしまう。
諦めたふりして出てきてくれないか、切に望んでいる。
が、腹の底では諦めていないから出てこない。
これはもう負のスパイラルだわな。

帰り際に諦められなくて、
石垣の排水パイプをほじってヘビ出そうと思ってたら
大量にワモン…
…ベニヘビであってほしかったが、
ワモンゴキブリがパイプには大量に詰まっていた。

だけど最後に排水枡でマダラが…
いたいた…!


サキシママダラとヤエヤママダラゴキブリ
Sakishima odd teeth snake & Cockroach sp.

マダラ… マダラッッ!!
そう… マダラ!
…悪臭の帝王…サキシママダラっ…。
所詮体の大きさは大きい方じゃない…
…だけど…だけどその臭いは殺人的っ…
しかし…
いくら…いくら国内最大種でも…。
ヤエヤママダラゴキブリがそうだとしても…。
ヘビのお前がゴキブリに隠れられるわけがないっ…
バカがっ……!
なぜそれがわからない……?
なぜ……そのことに気付かない…?

テレパシーで語りかけたが、このまま動かず。

仕方ないのでスネークフックで排水枡から拾い出してやった。
ゴッキーは自分の羽で何とかしてね♪

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Lighting fungus

I went to take a photo “Lighting fungus”.
I was interested to take “bulb” photo.


ツノホコリsp.
Slime mold sp.

前日の行程からこの日は午前ぐったり、午後ぐったりして、夜に北部探索。

昨日のメンバーに加え、
先日東京のフィールドでばったり出会ったSさん、Z君、
カエルのツボカビを研究している麻布大学のU先生など
いろいろな方とフィールドを一緒した。

前半は北部のクロイワトカゲモドキを眺めたり、


クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

カエルを眺めたりして進む。


ナミエガエル
Namie’s frog

とくに好きでもないし、そういう趣向もないはずなのだが
ナミエガエルを見ると尻を撮りたくなる。
なんでかわからんが。
なんでじゃろう。


ナミエガエル
Namie’s frog

顔はこんな感じです。

山の上のほうで湿地があって、
ヘビがいねぇなぁと思っていたら、誰かが「ヒバァいるよ」って教えてくれた。
誰だったのかなー。ありがたい。
結局誰だったかわからんかった。
キジムナーだったのか?


ガラスヒバァ
Ryukyu keelback

ガラスヒバァのまあまあの大きさのが湿地にいて、
写真撮ってたりライトを当ててたらパニクってこっちに寄ってきた。
ごめんごめん、あんまり近寄ると逆に撮りにくいんだよ~。
と掴んだりして。

ヒバァにしてはおとなし目な子だったので
ほとんど咬まれることもなく臭いを巻き散らかされた。
久々のヒバァ臭…。やっぱり臭い。

ホルストガエルの亜成体を見かけて
「あ、ハナサキガエル」と口走り株を落としつつその後も歩く。

U先生たちは、その後もカエルのツボカビサンプル採集のため
別行動になったのでこちらもZ君を吸収しつつ、光るキノコ撮影隊に。

発光キノコは沖縄でも数種あるらしく、すっごい面白いね。
素敵の子。ステキノコ。


アミヒカリタケ
Fungus sp.

初めてがっつりとバルブ撮影してみたけど面白いね。
工夫のしようがありまくる。

上の写真はただシャッタースピードをのばしただけだけど、
懐中電灯をちょっと使うとこんな感じに変わる。
(ストロボでもいいと思う)


アミヒカリタケ
Fungus sp.

自分はこっちの方が好きだな。

撮り方は、周りの皆さんの撮り方を見て
「ほえ~、なるほど~」と感心しつつ試行錯誤してみた。
発光キノコが点々とあるので各々が配置についてライトを消して撮影してるから、
ヤンバルの森の中で真っ暗森のなか、ボソボソと男の声がコダマするという
一般人がやってきたら逃げ出しそうな状況を楽しんだ。


ヒナノシャクジョウ
Burmannia Championii

腐生植物のヒナノシャクジョウ。
これも彩元堂さんに教えてもらった。
自分がギンリョウソウとか好きだというのを知っていて教えてくれた。
まだ開ききっていないけど、白い怪しさのある面白い植物。

次のポイントに移動中にアカマタ発見。
アカマタも臭いをかいでみる。
オッェエッェ臭い。
ワシはマダラヘビ属の臭いが一番嫌いだ。


アカマタ
Ryukyu odd teeth snake

しかし、ただ単に「久しぶり」という感覚で臭いをかぐ。

20代のころは、軽くえづくくらいだったけど、
30代になった今、しっかり嗅いだアカマタの香りは胃内容を逆流させんばかりだった。

そんなわけで、親指と人差し指で「キタナイモノ」的につまんでいじってたら
腹に小石がついてるのが気になって…もしかして車にひかれた個体だったかな
と思ってみたらマダニが刺さってた。
オェェェ。

キララマダニの仲間らしい。
キララマダニは、背板がキラキラ光る(日本のはあんまり光らないんだそうだ)
からキララなんだと彩元堂師が教えてくれたので、
北海道の田舎の野良犬のマブタには、マダニがいっぱいくっついてるんだよ、など
マダニトークで盛り上がったり盛り下がったり。
ダニー最悪じゃ。

そのあと、沢を歩こうということになって沢を歩くとヒメハブが水没してた。

おお!生活防水IPX7等級相当のヒメハブ!!
ヤンバルサワハブ!!という心の叫びは
あまり表に出さず、こっそり撮影した。


ヒメハブ
Hime habu

薄いヒメハブは尻尾の色がスターダストできれいやね。
(いずれへび図鑑に載せたい)

沢歩きでひそかに親分(ハブ)を期待していたんだけど親分は現れず。

ガラスヒバァの子っこは排水溝にダイブして行方不明。
「ス巻きにして道頓堀に沈めたろか」とも思ったが、
そうするまでもなく、浮き上がってきてくれなかった。
やつはエスパーだ。。

その後もアカマタが現れたのものの早くもアカマタには「もういいや」感漂い、スルー。

結局2日で5種11匹。
そして自分で見つけたもの0というフィールドニートっぷりを最大限発揮した。
やばいよ、本当にヘビ探しニートだよ。。。
さすがに次の石垣では見つけられるとは思うんだけど。。。

そして気がつくと朝。
一晩中、沢を駆け抜けるアホども。

しかし、学生の頃のように体力あり溢れてないのと、
感情抑制リミッターが身についてしまったので、
トーンが低めで皆様、失礼しました。。。


ハナサキガエル
Okinawa tip-nosed frog

朝帰りしたその日には昼過ぎまでゴロゴロし、
そしてその当日には友人の結婚披露宴に出席してきました。
何度も言うけれどトーンが低くて、
本当に申し訳ない。。。

そして沖縄で一番食べたかった「ぐるくん」(タカサゴ)の唐揚げを食べ、
島ラッキョウのキムチを食べ、満足感を持って石垣に向かうのでした。

ぐるくんは漁獲2日目以降は身がグズグズになってしまうから、
内地には出回らないんだって。
沖縄来た時しか食べれないねえ。
伊豆に行った時にタカベでもそういう話があったなあ。

ということで
皆さんには本当にお世話になってしまいました。
一人だったらどうなっていたことやら。。。

なんだか宿泊してるホテルの周り、
なんか頭の黄色い縁取りのGがうようよいるんですけど…。
アマミタカチホにしてもワモンゴキブリにしても、
黄色なんて目立ちカラーとりいれちゃったんだろうね?

下の写真は昨日渓流にいた大物の人だけど、
ワモンGとか食べに来てくれないかなぁ…。
(生息域が違いすぎる…)


オオハシリグモ
Spider sp.
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Okinawa Snails

I went to Okinawa to meet my friend who was just married.
And I went to field in Okinawa long long absence.


シリケンイモリ
Sword-tail newt

友人の結婚披露宴に出席のため、
久しぶりに沖縄にやってきた。
北海道からだと沖縄はなか行けない場所なので
折角だからフィールドも兼ねて行きました。

西表島でウミヘビを操っていたことから衝撃的な出会いをした
現ガラスのトンボ玉作家の彩元堂さんや
現ウミヘビの研究を続けている化野さん、
そして玉泉洞でヘビを扱うMさんと沖縄本島南部を歩く。

久しぶりの沖縄、沖縄人は寒いと言っていたが、
半袖でも寒さを感じず、少し歩くとジトーっと汗をかく。
これが北海道在住と沖縄在住の差だろうか。

しかし、沖縄のヘビたちにとっても本日は寒いらしく姿を見ることができない。

なぜか、目につくシュリマイマイ?に目を奪われ、
マイマイばっかり見始めてしまった。


シュリマイマイ交接
Snail sp.

このシュリマイマイがたくさんいたんだけど踏んでしまうくらい大量に出ていて、
しかも踏み死にした仲間をウネウネ食べに集まってくる。
そんでその場面で相方と出くわすと交接を始める始末。。
人間感情からみると、かなりすごいことになっておりました。。。

あ、マイマイじゃないけど、
アオミオカタニシが美麗で美麗でたまらん。


アオミオカタニシ
Mud snail sp.

なんで素直にカタツムリじゃないのかというと、フタがあるんだ。

この日のフィールドが終わってから写真の整理をしたら
半分近く陸産貝類(マイマイとかオカタニシとか)だったのには
びっくらこいた。


オオカサマイマイ
Snail sp.

このオオカサマイマイ、平べったい。
最初ケマイマイかと思ったよ。


アマノヤマタカマイマイ?
Snail sp.

暗い写真でスイマセンね。
ライティングで遊びながら写真撮っていたんだけど、
ちゃんとした写真を残せていなかった(^^;

形的にはこのヤマタカマイマイが好みだな。
なんというか、貝の形が美しいもの。

で、やっぱり見なれなくてダメなのがコイツ。


アシヒダナメクジ
Slag sp.

ナメクジの名を冠しながらその乾燥した肌具合、
動いてんのか、生きてんのかすらもよくわからん。
まあ、ナメクジよりイソアワモチっていう海の仲間に近いらしいと聞かせてもらった。

うん、これはナメクジじゃないだろう。

もちろん、爬虫類も撮ってて、
クロイワトカゲモドキにはいつも萌える。
なんだあの生き物。
なんだってあんなに素敵な生き物なんだろう…。


クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

天然記念物であるのだが、
身近でうろうろする緊張感の低さがほほえましい。
だからこその天然記念物なのでしょうけれど。
ほんでカッコいい生き物ですね。


クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

瞳孔は本当はもっと太い状態なんだけど、
撮ってるうちにライトでどんどん細目になって行くんだよね。
赤ライトとか使わないといかんかなあ。
蛇だとここまですぐに細くならない奴が多いのだけど。


クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

尾を振り上げて威嚇。
というより、尾を囮にして逃げようとする前段階だね。
緊張感があって、構図も取りやすいです。
(ただし、多くの場合同じような写真になる)

マイマイとか探して葉っぱの上ばっかり見てる私だったので
もちろんヘビなど見つけることも出来ないでいたが、
こんなやつは見つけられた。


ミナミヤモリ
Gecko sp.

木に付いていたのだけど、
扱ってるうちに下に落ちてしまった。

普段、地面に潜んでいるときはこんなあからさまに葉っぱの上にはいませんが、
これでもかなりな迷彩になっていますねぇ。

そうこうしているうちに彩元堂さんがヒメハブをめっけてくれた。

ヒメハブは木の根の陰に入ってて、さらに水中だったので、
スネークフックで出して写真撮ろうと思ったのだが見事に逃げられてしまった。

ヒメハブだからと油断していたが、本気を出せばやっぱり早いよね。。。

そのあと、ブラーミニメクラヘビの妊婦さん。


ブラーミニメクラヘビ
Brahminy blindsnake

このときのメクラヘビはいつものような石の下でなく、地面を徘徊していました。
彩元堂さんや化野さん曰く、夜はこうして出歩いているそうで、
夜行性だなあと認識しなおしました。

ブラーミニメクラヘビはメスの単為生殖なので、
この時期、メクラヘビをゲットするとだいたい妊娠個体だったりします。
この個体もでっぷりしていて、そろそろお産ですね~。

メクラヘビは徘徊してたので
そのまま撮ったり引っ張り出して撮ったり。

メクラヘビと言えど、臭いは結構すると聞いて触ってみたら、
あ、臭い。
これまた臭い。
ごめんくさ…

さらには化野さんがアマミタカチホの妊婦さん発見で、
自分は全く働かずして、ヘビを見せてもらうというVIPっぷりだった。


アマミタカチホヘビ
Amami odd-scaled snake

それにしてもアマミタカチホヘビはなんつー
美しいヘビなんだろうね…。

その闇にまぎれたさそうな、背中の紺色と、どういうわけか目立ちたさそうな
フレッシュな黄色い腹がツボにはまって、少しの間誘拐した。
(マクロレンズを車においてきちゃったので)

誘拐した後、いろいろマクロな写真も少し撮らせてもらって、元の位置にリリースしてきた。

災難だったと思うけど、いい子を産んでください。

お三方には夜中の3時過ぎまでお付き合いいただいて、
VIPで申し訳ありません…。
オキナワキノボリトカゲもお休み姿勢です。
(目を開けて起きちゃいました)


オキナワキノボリトカゲ
Ryukyu tree lizard

でも良く見ると寝てそうなんだよな~。
目が、目がね。。。
ライティングかえるとホラ。


オキナワキノボリトカゲ
Ryukyu tree lizard

目が、目がぁ~!!

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