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Okinawa

2016晩秋・沖縄本島北部&中部

2016年は日本爬虫両棲類学会の大会が沖縄であったので、11月末にも関わらず、フィールドをしてきた。また、11月末でも両爬が見ることが出来る暖かさ、すごいところです、沖縄は。

別にピーチネクターを飲みたいわけではないのです。自販機に集まる虫が食べたいのですな。

沖縄では普通に町中でも森でも見ることが出来る、ホオグロヤモリ。尻尾の棘状の突起が特徴的です。チッチチッチ鳴く。沖縄では「やーるー」と呼ばれたりもする。光に集まるガなどの昆虫を捕食するため、わりと明るいところで見られる。

沖縄本島に来たら、両爬的に行っておきたいところは、ヤンバルと言われる北部の森。そこを目指して北上すると、食べ物屋さんがどんどんなくなっていってしまうので、途中で腹ごしらえ。すごい量のもやしの入った沖縄そば。お腹いっぱいで眠くなりそう。

ここ数年で、いろいろ手続きが厳しくなりました。私が行きたかった場所は国頭村(くにがみそん)の森周辺だったのですが、森林や動物の保護のために夜間に森の林道に入るには国頭村の許可が必要になるようになりました。なので、許可を取得して森に入ります。

国頭村に入る前にもボチボチ。沖縄エリアではわりと普通種の、リュウキュウカジカガエル。久々の沖縄、最初はわりと頑張って写真を撮りますが、すぐに飽きて写真を撮られなくなってしまうカエルの一つ。

ちょいレア気味のオキナワアカガエル。いろいろ混乱があって、学名のなかったカエルだったのですが、2011年に整理されてRana ulmaという学名が付けられた。

沖縄本島奥部には、ミナミヤモリ系の隠蔽種のオキナワヤモリがいます。たぶんこれはオキナワヤモリで良い…?腹面が黄色いとか、腹面に黒い斑点があるとかいくつかあるけど、見る個体ごとに変異で収まる範囲に思われてならない。(色や斑紋がストレスで変わったりするのね)何匹か見て、ミナミヤモリとオキナワヤモリが尚更わからなくなった。いつかしっかり分かる人と一緒に見て確認しよう。

ちなみにこの下の写真があとで名護で見たミナミヤモリ。

ヤモリ大混乱しつつ、国頭村に入る。

これね。許可書必要。

ハナサキガエル。もっと腕を伸ばして座ってると、やたらと姿勢の良いカエルなんだけど、警戒させてしまって、伏せり気味。

雨模様が幸いして、カエルが路樹に出てくるのをいいことに、ガラスヒバァにも出会うことができた。尻尾長い!そしてやっぱりよく咬んでくる。そうだ、君はそういうやつだったよね。

ヒメハブもいてくれた。沖縄本島のハブ四天王の一角。ふふふ、ヒメハブが見つかったか…。やつは四天王の中でも最も見つけやすい種…。

…残念ながら2種は外来のサキシマハブとタイワンハブだけど…。ラスボスのハブを見たい…。

両爬学会の終わった日の山は、やっぱり両爬学会の人々が山で時々出会う。そんな中のひとりの方が、塩ビ管を指差す。覗いてみると…。

オキナワイシカワガエル(沖縄県天然記念物)…。こんなとこにも入るんだ…。一瞬モリアオガエルのアーミータイプにも見えてしまいそうな状況。もっとちゃんとオキナワイシカワガエルらしい場所でオキナワイシカワガエル見たい!

お、ハナサキガエルのグリーンタイプ!警戒してさらに伏せ。

カエル、当たりすぎでしょ。ホルストガエル(沖縄県天然記念物)のちびちゃん。こんなのまで道路に出てきてる。

オキナワアオガエルまで道路に出てきたよ…。って伏せりすぎでしょ。

車を降りて林道を歩いていくと、早速オキナワイシカワガエルのミニサイズ。しかしまだまだ迫力が足りない。この時期に沖縄に来るのは初めてなんだけど、もしかしたらどれかのカエルの産卵があるかもしれない(ちょっと早いんだけど)。と思って沢の岩の隙間を覗いてくと、あったあった!

胚が白い卵塊。なんか少ないけど…。思い当たるのはオキナワイシカワガエルか、ハナサキガエルの卵なんじゃないかと思うけど、周りに見られるのはオキナワイシカワガエルばかりなのでたぶん、オキナワイシカワガエルの卵かな。

そろそろヘビみたいな…

岩じゃないよ。苦労して水中にいたのを見つけて写真撮ったんだよ。わかりにくいかもしれないから別個体。

ナミエガエル(沖縄県天然記念物)だよ。外見的には決して美しくはないカエルなんだけど、見つけると嬉しいカエルの一つだな。

フルサイズのオキナワイシカワガエルも発見。アカガエル科なのに指に吸盤あるんだよね。よーく見ると、腰の一部、緑が発色できずに水色になってる。この個体の兄弟には、水色のオキナワイシカワガエルいたのかもしれないなー。いつか見てみたいよ。

イボイモリ(沖縄県天然記念物)も歩いてた。これも良い有尾類だねえ。この日で3個体くらい見れた。そんなに見るのは自分の中では大当たりの日。

お久しぶり。やっとヘビでた!リュウキュウアオヘビ。なんかやっぱり、内地のヘビとは異質な質感のあるヘビです。こう、、なんというか、、、シンプルな作りに見えるというか。

今回、意外と数が見れなかったシリケンイモリ。ヤンバル(北部)なのに、斑紋があって南部産みたいな模様になってる。

カエル・ザ・ラスト。ヒメアマガエル。すごい普通種なんだけどね。時期悪いのかな。1匹しか見れなかったよ。

改めて、沖縄本島の北部の森、ヤンバルは素晴らしいところだ。これだけの種類見れたのは、運が良かっただけ。この森に対しても、外来種の問題とか、伐採の問題とか、ちょこちょこ耳に入ってくるのだけど、とにかく、この森がしっかりと維持されていって欲しいと思う。

一晩中歩いたので、すごく疲れました…。

翌日は、北部と名護(中部)の周辺をフィールドしてきました。外来種だけど、タイワンハブが中部には定着してしまっている地域があります。そこで、現状を見ておきたいな、ということで。

こういうフェンスも沖縄ならでは。ここから内側にはハブが入らないようになっているらしい。

本州でもアオダイショウの多い地域などではこういった「ヘビ返し」が電線についている。でもこれでも突破してくるヘビもいるみたいで、電気の通っている電線に到達してショート、ヘビは黒焦げ、周りは停電、ということも起こるようです。この地域だと、ハブや外来種のタイワンスジオが木登り上手のヘビにあたります。

タイワンハブを探して夜に、フィールドを始めると、前夜には見られなかったアカマタが姿を表した。なかなか立派な個体だ。

ミナミヤモリとオキナワヤモリの見分けがあやふやなんで、中部はきっとミナミヤモリのほうが多いのではと思いながら、探しているとアマミサソリモドキ。

あれ、いつも見つける時は石をひっくり返したりしたときで、地上で見るイメージなんだけど、屋根まで登ってるじゃないですか。こんなに運動能力高いんだね。

さっきよりさらに大きなアカマタ。とても立派。1m後半くらい?しかもわりと擬態してる!

そしてタイワンハブの生息しているであろうエリアでフィールドをしていると、あ、これハブ罠だと思われるものが置いてあった。タイワンハブが現実味を帯びる。

注意喚起。開けたりしないようにね。

罠は見ることができたけど、やはり11月末、寒すぎるのか両爬出にくいのかな。アカマタの後はぷっつり何も見れなくなった。

もう、ここの道を走り抜けたら、眠たいしやめよう、と挑んだ最後の道。やっぱりこういう時には出ることがある…。

い、いた。タイワンハブ…。わりと写真だけ見てると、サキシマハブと何が違うの?という容姿だけど、実際見るとサキシマハブよりさらに華奢な印象だ。台湾の図鑑によると、ものすごく気が荒いような事が書いてあるのだけど、この個体は寒いせいか、あまり活動的ではなかった。

このヘビは外来生物法で「特定外来生物」にしていされているので、生きたままの移動は禁止だ。だから、見つけた時は「駆除(殺処分)する」か「干渉せず見るだけ」になる。個人的には、既存の生態系に影響のある生物は駆除する場合も多い。だけど今回は旅先で装備もしっかりしていなので、見るだけにした。万一駆除時に咬まれて事故を起こした時はいろんな方にも迷惑がかかる。もし駆除を選んだとしても、人が死ぬ可能性のある毒を持つ生き物を扱うことを、一般の方々が軽く考えてしまうような紹介の仕方をしたくないので、もっと事前から考えて行動すると思う。(今回は正直なところ、見れると思わなかったので考えが色々十分ではなかった)

でも現状は、数泊の旅行で、個人が行くことが出来る範囲で、こちらが探しているとは言え、タイワンハブに遭遇するというのはわりと個体数がいるからだと思う。今後の調査で、個体数増加が著しい状況になったら、この日のことを後悔する時も来るかもしれない。

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宮古の思い出(2013.5) Part4/4

思い出しつつ、2017年に書き起こしています。

ウミヘビに続き、海の生き物を。

うげっ、と思った人(自分もそっち寄り)も、ちょっとよく見てみて。フナムシだけど、すごいキレイなんだ。思い切って近づいて写真撮ってみると、意外と悪くない顔をしています。

なんて種類だろうね。以前ネットで見た、久米島のフナムシもキレイだったけど、これもかなり綺麗でした。

宮古本島でヒメヘビやサキシマスベトカゲを探していたんだけど、あんまりいい感じのところが見つからず、結局見つけることができなかったので、伊良部島に渡ってみた。
2013年はフェリーで行ってたけど、2015年に宮古本島から橋で行けるようになったのね。利便性は上がったけど、いろいろ心配もあります…。

伊良部島ではわりとあっさりサキシマスベトカゲを発見。やっぱり小規模でも森林大事。

あんまり大きい個体の写真が撮れなかったけど、中サイズくらいまでは、わりとたくさん見ることができた。

歩いてて、踏み抜いてしまった腐食した木の中から複数の卵が。ごめん…。たぶんサキシマスベトカゲの卵だと思う。腐葉土とかでカバーして置いたけど、ほんとごめんね。

クワガタも見つけたけど…大きくはない。種類はわからない。

結局、今回はヒメヘビは見つかるに至らず。見たかったけど仕方ないよね。代わりに

ブラーミニメクラヘビは少し見れたけど…宮古本島で。

両爬以外は殆ど行き当たりばったりなので、ほとんど種類はわからない。でもいつか役に立つかもしれないと思うと、一応写真は撮っておく。そして無駄(?)なデータが増えていく…。いずれちゃんと種類がわかったら、書き直しや写真のフォルダ名に種名つけているので直せるように対応はしていきたい。

帰る日も近づいてきており、夜のフィールドも終わりに近づいて来て、下ばかり見て地面系のものしか見ないのも勿体無いので、少し上を見て歩き始めた。その途端、

うぇっ?!キンバト!びっくりした、すぐ上にいた(寝てた?)。可愛いけど、間違いなく迷惑に思われているはず。目をそらさず、大きな動きをせず、遠ざかっておいた。(熊と会ったときのように)

オキナワツノトンボかな。ツノトンボね。トンボの仲間じゃなくて、アミメカゲロウの仲間だけどね。

立木だから踏み抜きはしなかったけど、樹皮の隙間に何かのヤモリの卵は産み付けられていた。こういうのもあるから、樹木を他の地域に移動させると、移動先で見たことのない生き物が発生、という事態も起こりがち。

すごい樹上でギャアギャアバサバサ言ってるので、見てみるとヤエヤマオオコウモリ。

わりと他の個体とコミュニケーションしてるみたい。エサ縄張り争いなのかもしれないけど…。

やっぱ飛ぶと大きいね。Flying Foxかっこいいね。

夜の森を歩き回っていると、今回の旅で一番絶滅危惧が心配されるランクにある絶滅危惧ⅠAが草の上で寝ていた。

しっぽ長い!ミヤコカナヘビです。起きちゃったけど。

2016年には種の保存法でも保護される国内希少野生動植物種の指定を受けています(捕獲禁止です)が、本当に生息できそうな場所が多くないので心配この上ない種類です。出会えて非常にラッキーですが、2017年には宮古島の外来種のイタチのフンからこのミヤコカナヘビの骨が出てきたという報道もあり、環境悪化に加え、踏んだり蹴ったりの生息状態なので、ぜひ、こんな調査もあるので、見かけた人は情報提供してみてください。

森のなかで夜が明けてきました。周りが明けてくると見たくもないものが目に入ってきます。

ゴミマットレス。ひどい。わざわざ森に捨てに来るのか?植物生えてきてるし…。拾って捨てるには一介の旅行者には大きすぎるので、避けて隅っこにたたんで置こうと思ってめくったら

あっ…。ミヤコヒバァ!!(初めて見た)こちらも2017現在、絶滅危惧ⅠBの指定種です。

嬉しい気持ちもこみ上げてくるのだが、さっきまでのゴミに対するやり場のない怒りはどうしたらいいんだ…。というか、マットレスがシェルターになってたんだったら、片付けないほうが良いのかね…。
もちろん、新たにゴミを捨てるのはダメだ。でも、捨てタイヤの下とかに両生類や爬虫類が潜むという事実もある。自然の状態の、こういう隠れ場所に適した地上物がたくさんあることが望ましいけどね。
ゴミ捨て場だと、ゴミの下に集ってきた個体が、廃棄された毒劇物をかぶって全滅する可能性だってあるからね。
爬虫類や両生類が見つかるからと言って、ゴミの不法投棄は一切擁護しません。

しかし、寝込みを襲う状態になってしまったわけだけど、寝込んでいたのも目を見れば納得の脱皮前状態。体色もくすみがちで目も白く濁るこのタイミングでこの動物に出会う運の悪さというか、良さというか…。

やんちゃそうな顔した、いいヘビですな。決定的な種の存続のダメージが行く前に、いろいろ良い方向に行って欲しいです。そしてまたの未来に、目が濁っていないミヤコヒバァの写真を撮りたいものです。(もちろんゴミの下にいないやつね)

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宮古の思い出(2013.5) Part3/4

思い出しつつ、2017年に書き起こしています。

宮古島にはわりと普通に見られるサキシママダラですが、宮古島の中でもいろいろパターンが有るようです。上の写真のは、比較的宮古島で普通の、全体的に明るい色が多い個体ですね。

腹板見ても不規則な黒点があるだけ。

マダラの仲間っぽく平たいおでこ。

わりと神経質で咬んできますが、触ったりしない人はほぼ無害です。

八重山(石垣や西表)のサキシママダラを知っていると、ホント変な顔にみえます。

全体的に明るい色が少ない個体もいますが、この個体は変わった個体でした。

腹板が飛び飛びで変な模様に。色彩変異でキャリコと呼ばれることもあるようですが、初めて見ました。キャリコの言葉の由来ははっきりわからんのですが、三毛猫のことを”Calico cat”という事からあたりなのかな。

さて、シロアゴガエルです。資材に紛れて入ってきたと言われる外来のカエルです。13年前に宮古島に来た時は、どこにいるのかよくわからない感じの限局した感じだったけど、わりとどこでもいる感じになってました。

卵は、アオガエルの仲間なのでモリアオガエルと同じような泡巣に包まれています。わりと目立つ。

ここにも

泡巣というのは、卵を乾燥から守る構造になっています。

表面だけが乾いて、中は湿っているので、この中で卵が孵化してオタマジャクシはもがいて下にある水たまりに落ちます。この卵の下はヤエヤマイシガメが何匹もいましたが。(宮古島では外来種&外来種…)

わりと体色変化もできるんですね…。

一瞬似たように見える写真だけど、ジャコウアゲハだ。宮古島のは固有の亜種らしいぞ。あんまり細かくわからないけど…。そういえばジャコウなのに匂い嗅いだこと無いなあ。

黒っぽいガ。目立つ胴体以外は真っ黒のようにみえるけど

これこれ。すんごい色彩なのね。クロツバメという名前のガです。この時はわりとよく見たガでした。

夜になるとまたいろいろな生き物のいろいろな姿が。

クマゼミの羽化。

ミヤコニイニイの羽化。

ヤエヤマイシガメ。これも個体数が半端ないの。水場があればいたるところにいました。

追い回してるのもいるし…。後ろの個体は背甲の分割が細かいのね。

まだそのカラムーチョの袋に入ってるのか…。よほど好きなんだろうな…。

ぱっと木に目をやると、大型のネズミ。ドブネズミかクマネズミあたりなのかな。それだったら耳の大きいクマネズミかなあ、と思ってたんだけど、宮古島にはクマネズミ属のナンヨウネズミというのも記録あるみたいですね。そうなってくるとわからないなー。

さて今度は晴れた昼に海に出てみます。岩礁地帯ではこんなお出迎えも。

ミヤコトカゲ。ちょっとかわいい姿勢。

全身のお出ましです。日本だと宮古諸島だけで見ることができる南洋系のトカゲ。海に面した岩礁でよく見ます。この日は晴れていたけど気温があまり高くなく風があるせいか、あんまり個体数が見られませんでした。もうちょっと写真撮りたいので岩礁で粘っていると…。

!!ウミヘビだ!

ヒロオウミヘビだ!!基本は夜行性なので、徘徊してるところを見れたのは本当にラッキーでした。折角なのでつきまとって写真を撮らせてもらいます。

青と黒のバンドが美しいですね。近い仲間は他にエラブウミヘビアオマダラウミヘビもいますが、バンドの間隔と形からヒロオウミヘビで間違いないようです。

そろそろ海に帰りたさそうです。でも、本当は帰る場所は昼間は岩礁です。昼は岩礁で休み、夜は海に出て活動するサイクルですね。

宮古の海の水は本当にきれいです。

ウミヘビも爬虫類なので、水面に出て呼吸をします。そしてコブラの仲間なので、決して手は出さないようにしてください(死にます)。咬みやすい性質のヘビ、咬みにくい性質のヘビなど色々いますが、結局はこの個体の性質と状況によります。大人しいと一般に言われていても毒蛇を触ることは推奨できません。ちなみにヒロオウミヘビはわりと咬むことがあるタイプかと思います…。
ウミヘビと名がついても、魚類であるダイナンウミヘビやミナミホタテウミヘビなどもいますが、それらはもちろん魚類なのでエラ呼吸で毒はありませんが鋭い歯があります。この名前による混乱を起こしている人をたまに見ます。

だいぶ引き止めてしまいました。ごめんね。私から避難するためにとりあえず海に行くようです。わざわざ昼に出てきてくれて写真撮らせてくれて、ありがとうね。とても嬉しかったです。

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宮古の思い出(2013.5) Part2/4

思い出しつつ、2016年に書き起こしています。

いろいろ落ち着いてから、久しぶりに出た南西諸島。誰かとフィールドすると、疲れから迷惑かけちゃうので、一人旅。そして生物相的に、事故しない確率が高い宮古島を選んだのでした。

南西諸島ではよく見られるカエルの、ヒメアマガエルの幼生を見つけた。明日には干からびそうな勢いの水たまりにいっぱいいました。

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シースルーオタマジャクシ。

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ドクトクドクトク僕の顔 ♪

親の姿も独特。

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しかしこの姿も形も、分類的にも近くないこのカエルがなぜヒメ「アマガエル」なんだろうか。学名のMicrohyla(小さなアマガエル)が由来なんだろうけど、なぜそもそもMicrohylaなんだろう・・・。調べてもよくわからんので、考えるのをやめよう。

周りを見ると明らかに形態の違うオタマジャクシ。サキシマヌマガエルかな?

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なんか顔がヌマガエルだし、きっとそうなんだろう。

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サキシマヌマガエルも成体になればこんな感じだ。

さて、ヤモリを見つけるととりあえず写真を撮っておくのだけど、そのあと捕獲できないので、あとで識別に苦労する。

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オンナダケヤモリかな。皮膚のうす~い感じと、再生尾だけど平たい感じの尻尾のイメージから・・・。

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たぶんこれも。長いことヤモリ見ていないと、ぱっと見でわかりにくくなってくる。

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2013年に撮ったときに「オンナダケヤモリ」ってフォルダに突っ込んであった写真。そのようにも見えるけども、そうなんだろうか(^^;

シロマダラが久々に北海道で見つかった2011年以降はよく雨水管(塩ビ管)を覗くようになったけど、こういうところもヤモリは利用するのね。

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卵じゃ種類は流石に不明ですな。

話題は大きく変わるのだけど、日本には広くアライグマが定着しています。動物の調査の仕事の際には、アライグマの話になることもあるのですが、捕獲の罠で使う誘引エサを聞いてみると、どこでも「キャラメルコーン」が良いと聞きます。アライグマ、よほどキャラメルコーンが好きなんだなあ…。

という話を思い出しながら見ていたシーン。

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あのばーちゃんの絵はカラムーチョですな…。

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ヤエヤマイシガメはカラムーチョ好きみたいです。誰かが捨てた袋、いつ見に行っても1~2匹、袋に入ってました。上の写真は2匹入ってますね。

残念ながら宮古島はもともと亀のいない島なので、これは外来種となりますね。カメも、駆除しないといけない状況になってしまっているところも
あると思うのですが、カラムーチョはヤエヤマイシガメ以外も食べるのだろうか…。

正直絶句したのはこれを見つけたとき。

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セマルハコガメじゃないっすか…。ややこしいやつがいました。宮古島では外来種です。しかもこの時点で定着情報は聞いてなかったのでかなり驚き。

とりあえず、なんとかしとこうと思ったのですが、明らかに外来種でも、日本では国の天然記念物。(ヤエヤマセマルハコガメならね)触ったりしていいもんだろうか…?中国方面の亜種(チュウゴクセマルハコガメ)とは見分けもつかないし、面倒おこすようなことは自重しといて、潜り込んだ場所の前で待機して、携帯で宮古島市役所に通報。市役所の職員さんに保護してもらいました。宮古島市役所には対応してもらって、大変ありがたかったです。ほんと、違法飼育も駄目だし、飼ってる生き物を放す(捨てる)のはダメだよ!

と、今回は両爬はこのくらいで、あとは別の生き物を。

南西諸島に来るとちょくちょく見るシロオビアゲハ。

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白帯型というのかな。

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でこれが赤斑型かな?ベニモンアゲハにそっくりだけど、胴体黒いからきっとシロオビアゲハだね。

分布とか種類とか、浅く知ってるとややこしくなる。

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クマゼミが羽化してました。八重山諸島がすぐ近くだから、ヤエヤマクマゼミなんだろうなって勝手に思っていたら、宮古島は普通のクマゼミが生息するんだって。クマゼミの分布広すぎ。

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この土付きの抜け殻はたぶん

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宮古特産のミヤコニイニイだね。これは見れて嬉しかった。
日焼け(退色)したみたいな色。

宮古の名前がついてると言えばこのカタツムリ。

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普通のマイマイの仲間だと思ってたら

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結構とんがってて、調べたらマイマイの系列じゃなかった。ミヤコヤマタニシというやつだった。022miyakoyamatanishi-5

確かに生きてるのは角の数が少ないかも。後ろの個体はフタ見えてたね。

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こちらは悪名高いアフリカマイマイ。よく言われる悪名は外来種であることと、住血線虫の媒介者になること。法的にも衛生的にも取扱注意のやっかいものになってしまいました。

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大きい個体は、こんなもんじゃなくでかい。陸産貝類の最大種おそるべし。

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これは生きてるの見なかったなあ。ヤマタカマイマイの仲間でウラキヤマタカマイマイのようです。

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名前知ってたら裏側も写真撮って「黄色い~」とか言いたかったけどこの風化しかかったカルシウムの塊状態では黄色などミジンも残っていなかっただろうな。

ヤマタカマイマイsp.まではイワサキセダカヘビが食べてたカタツムリだったので、なんとなく頭に入ってた。マイマイに興味を持った一因です。

他にも石灰岩で作られてた建造物には

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大量にくっついてたけど、陸産貝類全般的に写真しっかり撮ってなかった。

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たぶん別の種類だと思うけど、奥深いね、陸産貝類。

宮古島の旅後半の疲れで、だいぶ、ぼーっとしてきました。

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宮古の思い出(2013.5) Part1/4

思い出しつつ、2016年に書き起こしています。

2013年の5月に、久しぶりに沖縄方面に行って動物を見てきました。今回は昔みたいにアイランドホッピングするのは難しいので、宮古島(と、行ければ伊良部島)でフィールドをしてきました。

宮古島は、13年ぶり。当時も他の島に比べると「大きな森がないな~」と言う印象でしたが、今回はもう少し、前より両爬的にいいとこが減ってるような印象を持ちました。(すべてをチェックしたわけではないのですが・・・。)

宮古島の環境は比較的平坦な島のためか、サトウキビ畑に利用されている土地が多く、

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農業用?の池や

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畑作地が多いですね。

所々に、やや小さめの森林が残されています。

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ウタキ(御嶽)などの場所を中心に林が残ったりしています。

旅の過程は、もうだいぶ忘れてきているので^^; 写真を出しながら、4回くらいの更新で、記録を残しておこうと思います。

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アオバズク。南西諸島の夜には比較的よく見るフクロウ系統の鳥でリュウキュウコノハズク同様、電線で見ることが多いです。

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ミヤコヒキガエル。アジアヒキガエルの亜種とされていて、日本では宮古諸島で見られる。大東諸島に移入されてしまっています。日本のヒキガエルのなかでは、小さめの印象。体色のバリエーションは比較的豊富。

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道路にもよく出てくるので、宮古島に行くと毎回結構な数を見ます。

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まだ幼体の個体を捕獲して観察していると

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謎のブリッジでフリーズしてしまいました。

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背中には毒腺のあるイボが多数あるので、背中出して丸まるなどの行動ならわかるけど、弱点の腹を丸出しにしてフリーズするのは・・・よくわからん。

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八重山諸島や宮古諸島に多く見られるヘビ、アカマダラの亜種サキシママダラですが、八重山のサキシママダラより、白い帯の境目がはっきりしてて、頭が薄い色のものが多いです。

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ちょっと黒い斑点部分の色使いがインク切れプリンターのような、霞んだ感じになってます。

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マダラヘビっぽく、頭ひらため。

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つぎはヤモリ。数年経ってると種同定があやふや!

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これはホオグロヤモリ。これは確実。大丈夫。なはず・・・。

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ミナミヤモリ。ヤモリが走ってるとこ写真撮ると、全部指が反ってるんだよね。面白い。

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ミナミヤモリの完全尾かなー。

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ミナミヤモリの若め。

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森のミナミヤモリ再生尾。ヤモリは正直、模様の見た目は参考程度なんだけど、ミナミは背骨に沿って白紋が出やすいね。

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オガちゃん、こと、オガサワラヤモリ。尾を横にくるっと巻く姿も多い。日本にいる個体群は四肢の付け根に黒い点があるね。

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ぱっと見でも、尾の黒斑が目立ち気味。

基本的に夜に行動しているトカゲの仲間はヤモリになるんだけど、夜のフィールドでは昼のトカゲも見れないこともない。

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起きて睨まれてるけど、草に捕まって寝ているサキシマキノボリトカゲや
カナヘビの仲間が見れたりもしますね。

南西諸島では昆虫を見る機会がすごく多いけど、写真撮ってるのはやっぱり、見てインパクトを感じやすいものや撮りやすいもの、それと最終的に好きな分類群に偏ってきますね。

これはすごい好きなわけではないけど、インパクトのある分類群。

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スジグロカバマダラ。群れて寝てるのに出くわす。

ヘビでもマダラは好きだけど、蝶でもマダラが結構撮ってある。

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リュウキュウアサギマダラ、かな?マダラチョウは大きめで目立つところ飛んでいるので目につきやすい。

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ツマムラサキマダラ。これね、羽開いてると、すげーきれいなチョウなんだけど、寒かったのか、全然羽を開いてくれず・・・。

好きな分類群だとやっぱりテントウムシが撮ってあった。

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2013時点で写真整理してたフォルダには「ジュウニマダラテントウ」って書いてあったけど、よく見ると小さい斑点があるし、その小さい斑点の位置をみるとニジュウヤホシテントウと同じだ。

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ニジュウヤホシっぽいなー。宮古に来たから、別の種類だって思い込んでたよ。ありがち、ありがち。

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北海道来たら、この大きさの長いカタツムリを簡単に見れなくなったので、(極小のものはいるようだ)こういうのいると、なんとなく撮ってしまう。沖縄なら普通にいるんだろうけど・・・。

キセルガイの仲間。結構好き。「マイマイがアンモナイトならキセルガイはベレムナイトだもんね。」

って書いてから、久しぶりにベレムナイトの画像見に行ったら、自分が子供の頃に「ベレムナイト」って教わった生き物は画像に全く引っかからず、ほぼイカじゃん・・・、という画像が並んでた。子供の頃にそう聞いていたのは、オルソセラスと言うのだね。訂正しとかないと・・・。

マイマイがアンモナイトならキセルガイはオルソセラスだもんね。

・・・韻も何も踏んでない・・・。

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今回の最後はアシヒダナメクジ。

60ashihida-2

いわゆる一般的なナメクジとは分類が遠く、ザラザラしててあんまり粘つかない。かたそう。ナメクジもアシヒダナメクジも、巻き貝の仲間である軟体動物門・腹足綱の動物だけどナメクジは一般的なマイマイと同じ有肺亜綱・眼柄目。アシヒダナメクジはイソアワモチなどと同じ後鰓亜綱・収眼目。

うまく例えられるかわかんないけど、綱の段階では、哺乳類や爬虫類くらいの差の開き。目の段階では、ネコとサルくらい離れてるってイメージかなあ。ちなみにネコと同じ目の仲間には、オオカミもトラもイタチも含まれるので、目より上位の亜綱が違う、というのは相当かけ離れた仲間と言っていいのかもしれないね。

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Baikada with baikada

I was able to come across the snake which wanted to encounter.
She is quiet, but it is a pretty, thin snake.
Her species name is Sakishima wolf snake.


イシガキモリバッタ
Locust sp.

ざっと雨が降った。そして夜には上がってくれた。
一気に湿度が上がり、だけど雨の降っていない状況が出来上がった。


クロイワオオケマイマイ
Snail sp.

気温は高くなく、風が強いが比較的チャンスな感じの天気でした。


オカタニシsp.
Mud snail sp.

アオミオカタニシは見つけられないのだけど、
なんだか奇抜なオカタニシは見つけた。

この外套膜(殻)の模様、かっこいい!!


オオゲジ?
House centipede sp.

オオゲジも結構いるんだけど、周りが濡れているせいかあまり表には出ていない。
ちょっとほっとする。

この写真の個体はオオゲジの幼体なのか、
別種なのかわからないけどオレンジの斑紋が思いのほか綺麗だった。

オオゲジが動く様を真横から見ると、やっぱり浮いているように見える。。
素晴らしいサスペンションですな。

さて主眼のヘビの方はと言いますと。。。
サキシマハブを5個体見てヨロコビ、悶え。


サキシマハブ
Sakishima habu

やはり天気のせいかサキシマハブはいたるところに。
見つかっても急いで逃げ出さないゆるい蛇だ。
毒蛇だからかもしれないけども。。。

しばらく乾燥してたから、あんまり餌にありつけなくて餌場に固執したんだろうかね。

そして
サキシマバイカダを10年ぶりくらいに見つけて跳ね上がる。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

道路を流していて、路上に光る長いものを発見。
ほ…細いっ。

即、車を止めて飛び出していった。
ブリッキーヌさんも一緒だったが、なんか笑ってた。(呆れてる?)
すごいスピードだったらしい。

やっぱり走る車から見てもサキシママダラとの識別は出来る。
サキシマバイカダも路上ではゆるい。路上で意外とサキシママダラは素早い。

その後
案の定サキシママダラに逃亡され、さらにはサキシマアオヘビ現る。


サキシマアオヘビ
Sakishima green snake

だいぶ大きくなった個体だけど体に黒い小斑点が多い。
意外と若いらしい。

それにしてもサキシマバイカダもサキシマアオヘビも
ピタッと止まらないから写真が非常に撮りにくい。

アオヘビはバイカダより始末が悪い。
常にゆるゆる動くのだ。

バイカダはコマ送りみたいな動きする瞬間狙えば何とかなるけど…。

ゆるゆるゆるゆるぅぅゥァ!!
イライラする~っ。
ピントが合わないのです。。。

本日最後のヘビは不明のヘビ。
ホテルに戻る途中、探してもいないのに道路の端に
ちょろっといて取り逃がす。。。
(形と色はイワサキセダカヘビかサキシマハブの赤型といったところ)

なんだかんだ言っても、サキシマバイカダは素晴らしい。
サキシマバイカダとサキシマアオヘビは個体の図鑑的写真も
多くないので昼にも撮りたかったので誘拐しました。

でも夜の写真もいろいろ必要だし、撮っとけ撮っとけと、撮りまくりました。
このシダに乗せた写真は、不安そうな顔してます。
シダのような頼りない植物には普段乗らないのかもしれません。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

改めて惚れ直します。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

かわいらしいメスでした。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

上の写真の感じからみると明らかなメス。
だけど


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

こちらの写真だと、「一般のヘビ的」な雌雄鑑別ではむしろオス的な尾のつきかた。
だけど、後にオオカミヘビ系に詳しいかたに伺うとバイカダのオスの場合、
ヘミペニスがあるので「膨れている」くらいだという。

他の一般ヘビではメスがヘミペニスがないので尾はしぼむように細くなる。
オスはヘミペニスがあるので尾はなだらかに細くなる。
バイカダでは
メスはヘミペニスがないので尾は普通に細くなる。
オスはヘミペニスがあるので尾の基部が膨れている。
ということになるだろうね。

しかもこの個体をよーく観察してみると妊娠してるかもしれない様子でした。
(懐中電灯で透かしたら、一部卵構造のようなものが見えた)
体が細くて意外と透けないので、透かしまくってもその一瞬だけしか確認できませんでした。

外観からはまだ目立って卵がある様子ではなく、
触診もちょっと怖かったので、置いておきました。

さて、


タイワンサソリモドキ
Vinegaroon sp.

他の生き物たちに目を移すけどやっぱり節足動物が多いね。
タイワンサソリモドキは常連だけど、なんかこう、奥ゆかしい紫色を撮りたいけど、
なかなか上手くいかない。


タイワンクツワムシ
Grasshopper sp.

昨晩の巨大コロギス(後にヒノマルコロギスと判明)も威圧感満点だったけど、
このバッタ系昆虫での私の天敵No.1はやっぱりこいつ。
クツワムシ系だ。

昔、クツワムシを掴み、思いっきり咬まれ、
ショックで驚いて握りつぶしてしまったというトラウマ。
昆虫とは思えないほどの大音量の鳴き声。
おおお、恐ろしい。
なんと言う昆虫だ。


オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

本日もオオハナサキガエルはポコポコといる。
だけど逆にコガタハナサキガエルを見掛けない。
今回だけのふしぎな傾向。

そもそもオオハナサキガエルの方が広く分布してる感じで、
渓流の少し離れた所でも見るイメージで、
コガタハナサキガエルはほんと渓流わきでしか見ない。


オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

こんなに緑になっちゃっても同種と言う反則技。

アマミハナサキガエルもハナサキガエルも緑になるけど、
そういえばコガタハナサキガエルではまだ緑見たことないなあ。
いるのかな?


タイワンオオムカデ
Centipede sp.

で、出たぁぁ…。の中大サイズのムカデ。

ブリッキーヌさんと「でかい、でかいよね・・・」とおののきながら
手と比較しながら撮影。
ムカデも森で見る奴は静止してて撮りやすい。

地面で這いまわってる奴を撮影するのは無理無理(--;


ヤエヤマアオガエル
Owston’s Green Tree Frog

カエル的一番うれしい種はこれだったかも。

ヤエヤマアオガエルは時期を外れると目にするのは少ない。
今回は種としてはヤエヤマアオガエルはたくさん見たんだけど上陸直後のチビ個体ばっかり。
なんとなく消化不良なところでこの、スリムドカンの登場。
アオガエルの仲間ではいちばん好みかも。

シュレーゲルアオガエルのようにモッタリでもなく、
モリアオガエルのように節操無くでかいわけでもなく、
オキナワアオガエルのように妙な平たい顔でもなく、、
バランスいいんです。自分の好み的に。
(カジカ系やアイフィンガーも嫌いじゃないけどやっぱり緑っていうのはいいよね)


サキシマヌマガエル
Sakishima Rice Frog

で、今回なかなか姿の見れなかったこいつも最後には現れて、
ひとまずカエル的満足。

オオヒキガエルもたくさんいたのだけれども、
個人的に美しさを感じないのと、あんまり触りたくないので
写真は撮りませんでした。。

宿に戻った後、
サキシマバイカダと一緒にお風呂に入りました。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

お湯に一緒に入ったわけじゃなくて、
ユニットバスのとこで写真撮ったんです。

さて、翌日。
フィールド出れるのも最終日。

サキシマバイカダでだいぶ満足してしまったけど、出来れば四珍には会っておきたい。
四珍とは八重山の珍しいヘビ四選のことで、
人によって出会いにくいヘビがいるため、四珍が人により違う。
他の人の四珍ではサキシマアオヘビやサキシマバイカダも入るようだ。

私の四珍は
イワサキワモンベニヘビ
ヤエヤマタカチホヘビ
ヤエヤマヒバァ
イワサキセダカヘビ
です。

ヒバァは見かけることはあるけど、
ほとんど撮影に至りません。逃走率が異様に高い。。

本日の動きですが、
この旅で初めて昼に動きました。
川平へ行って周辺でウミヘビでも…と思ったけど、それほどお天気も良くなく、
「体力の限界っ…!」(千代の富士引退会見より)
も迫っていたので、大事を取ってドライブのみに留めました。

於茂登トンエルの前で道路工事をやってたんだけど
その信号待ちの時に、横にほかされた哀れなサキシママダラだったものを見掛けた。

そういえばサキシママダラの写真をほとんど撮っていないな。。
それで、そのあとサキシマアオヘビとサキシマバイカダを伴って
形態の写真を撮らせてもらおうと捕まえた場所に連れて行った。


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

コミノクロツグのような芯のしっかりした
植物では安心した足取り(足ないけど)を見せてくれました。

外見的にヘビは…という方に、このアングルはいかがでしょう?


サキシマバイカダ
Sakishima wolf snake

ヘビと言うより、虫っぽい。

イワサキセダカヘビが変態な顔つきと言われますが、
このサキシマバイカダも変態な顔つきと言われればそうなような。

黒目がちな顔が可愛い!と思う方、
実はサキシマバイカダは思いっきり羊の皮をかぶった狼ですぜ。
本当の黒目は違うんだ。カラーコンタクト詐欺みたいなものですぜ。

そして夜。

今日は早く寝れそうです。
お天気良すぎるから。
この4日間、全て違う天気をあじわえました。
乾燥した初日。
海風と霧で湿度が上がったものの雨の降らない2日目。
雨降ってウハウハの3日目。

本日は4日目。
スカーっと晴れた夜になったのですが、
放射冷却なのか、海風が冷たいのか、
気温がぐんと下がって生き物の気配が全体的に薄かった。
これはダメかもなー…。
と別のポイントも行ってみました。
(正確にはブリッキーヌさんの案内で連れてってもらいました)

天気は悪い(爬虫類的に)。
それでもサキシマハブは現れてくれるいいやつだ。

そのポイントはオタマジャクシ大量生産場所だったのだけど、
そのオタマジャクシを狙ってか、サキシマハブが排水枡の前でおくつろぎでした。

なんか、ハブだけど…。
ヘビが見れると安心するなぁ。

サキシマアオヘビもあと十分早ければ生きていたころの君に会えたかもしれないのにね
ってのが落ちてました。

とにかく、ヒメアマガエルが多いところで


ヒメアマガエル
Ornate Narrow-Mouthed Frog

今まで行っていたポイントとは生物相が違うんだね。
溢れださんばかりのオタマジャクシを狙いにサキシマハブも来てたし。
ここならヤエヤマヒバァも探しやすいかなぁ…。
と今後のフィールドにつなげるようなことも考えてみる。

オタマハンターなのか、別の水生昆虫狙いなのかわからないけど、
こいつもたっぷりいた。


イシガキアオグロハシリグモ
Spider sp.

すっごい排水枡にたくさんいたけど…。
全くいない排水枡もあった。
オタマジャクシの数に比例してた。
このクモも、いつものポイントでは見なかったなぁ。

沖縄のハシリグモと言うと渓流のイメージ強いんだけど
(久米島でさんざんアオグロハシリグモと遭遇した)
イシガキアオグロハシリグモは止水が好みなんですかね。
いつもの渓流にはホソミアシダカグモ?ばっかりでした。

さて、4日間、いっしょにフィールドにつき合っていただいた
ブリッキーヌさんには大変感謝しています。
お土産までいただいてしまいまして、何とお礼を言っていいやら。
ありがとうございました!

今回の沖縄のフィールドはこれでおしまい。
お疲れまさでした。

…余談…

結局あのあと、
サキシマバイカダの雌雄の判別が自分ではつかなくなっちゃって
オオカミヘビ系に詳しい方に相談したら、
やっぱりメスで、やっぱり妊娠の線は濃い。という結論に。

サキシマバイカダの産卵については5月に6卵という記録が文献には残っているのですが、
孵化期間などに関する記録はどうやら取られていないようです。
おそらくはちゃんと孵化までさせている飼育した方もいると思うのですが。

で、相談して、折角だから記録を取りましょうということになりこのサキシマバイカダは今、
預かってもらって産卵を待っています。

記録を取って、その記録は何らかの形で文献に乗せてもらえるよう
お互い出来ることをして出したいと思います。

そしてその先は未定なのですが、
生まれ来る子、そしてその母体を野生に戻すのか、
生態をじっくり観察するのに手元に置いて観察、
何かわかればまた文献を書いていくのか、
いろいろ考えて相談して進めたいと思います。

おりしも、ヘビの感染症らしきものも出てきており、
(山口県の岩国のシロヘビが偽膜性腸炎で死亡している)
カエルツボカビの時のように、
一度捕まえて保管したものを野生に戻すべきでないという
議論も出るかもしれないので、
そのあたりもいろいろ考慮したいと思っています。

個人的には、数個体を手元に残して観察し、
残りは健康上の問題のないことを確認したうえで
いずれ捕まえたところに返してあげれれば、と思っています。

追記:6/27
産卵をしたとの知らせを受けましたが、
残念ながらダメ卵だったそうです。残念でした。

追記:10/13
現在、このサキシマバイカダは我が家にいてもらっています。
リリースについては真剣に考え、現在は安易に野に戻すべきではないなあ、
と考えていますが、これからも真剣に考えていきます。

Baikada’s main website
Wild Home

Cockroach festival

I went to Ishigaki island.
My purpose was to see many snakes.
But I saw many insects.
My friend likes cockroach. But I …
…I saw many cockroachs.


ヤエヤマイシガメ
Yaeyama yellow pond turtle

北海道から沖縄まで来たら八重山に渡らないと勿体ない。
モッタイナイお化けはスネークセンターの幽霊・田中君だけで十分だ。

八重山は石垣島を今回はチョイス。
体力ないので宿取って、レンタカーで回ることにした。
お金はちょっと高めに付くが、
ケチって体力削って動けなくなるよりはこの方が絶対にいい。

石垣島では島在住のブリッキーヌさんがフィールドにお付き合いしてくださって、
生き物の見る幅がとても増えて面白かった。
(ブリッキーヌさんは石垣でネイチャーガイドを兼務されるほどの
干潟系・昆虫系・トウガラシ系のスペシャリスト)


ミナミヤモリ
Gecko sp.

しかし石垣島、「うるずん」だってーのに乾燥注意報が出とる~。
カエル少なし、ヘビいなし。
そんな予想を立てて、石垣島に臨んだ。
(ほんとはそんな乾燥の中、私が滞在中に土砂降り天国になってヘビ出まくってウハウハ~とも考えていた)

と、いいつつ
難しいと思われたツボカビの検査用のカエルでは
初日から
コガタハナサキガエル、
アイフィンガーガエル、
ヤエヤマハラブチガエルとやや難種系を立て続けに採材。


左:リュウキュウカジカガエル
右:コガタハナサキガエル
Left : Ryukyu Kajika Frog
Right : Utsunomiya’s Tip-nosed Frog

運だけでフィールドやっておりマス。(^^;


ヤエヤマハラブチガエル
Yaeyama Harpist Frog

アイフィンガーガエル
Eiffinger’s Tree Frog

山の中を歩き回ってるときに昆虫どもはとても多かった。
乾燥してたからかな。いろんなのがウロウロ。


イシガキスジシロカミキリ
Long horn beetle sp.

モー。こいつ。沖縄の本がないと同定が難しいよ。。。
どの仲間かってきっかけを掴むまでが大変。

すごい惹きつけられたこのイシガキスジシロカミキリ。
スジは白くなくて黄色いし。

近縁種のスジシロカミキリにとりあえず辿り着いてから
検索するも出てくるのはシロスジカミキリの嵐…。
スジシロとシロスジで全く違うカミキリじゃない。
スジシロって入力してるんだから
ちゃんとスジシロの結果吐き出せ~、検索サイト。
(「””」を活用できていない検索初心者…)

でもなんとかね。種名まで辿り着きましたよ。


?(追記:ヒノマルコロギスだったようです)
Gryllacrididae sp.?

しかし相変わらずきっかけも掴めない虫もいる。
ナニコレ夏物大セール。

ばかでかいキリギリス系の昆虫かなあ。
右下はブリッキーヌさんの指と。
クツワムシ大だけど、でっぷりしてるから、なおでかく見える。
スネのあたり、謎のエメラルドグリーンだし。。。
どなたか調べるきっかけをください。
(追記:ヒノマルコロギスだったようです)


コブナナフシ
Stick insect sp.

枝には奇怪な昆虫くっついてるし。。
大きなアマミナナフシが枝に一生懸命化けてユラユラしてるのに、
コブナナフシはがっしり枝につかまって枝に同化してる。
擬態としてはコブナナフシの方が賢いのか?


イワサキヒメハルゼミ?
Cicada sp.

こいつも完全に正体掴めてない。
たぶん発生時期と、なんとなくの外観で
イワサキヒメハルゼミとしてみたけど。

あのね、これもね。
名前としてややこしいと思うんだ。

ヒメハルゼミがいて、イワサキゼミがいて
イワサキヒメハルゼミがいて。
ついでにイワサキクサゼミがいる。
ややこしいよ。名前。
ややこしすぎるよ。
岩崎さんが頑張りすぎたんやねえ。
ワモンベニヘビもセダカヘビも岩崎さん背負ってるし。。


ホソミアシダカグモ?
Spider sp.

山を登る途中で、渓流に出る。

渓流の岩にはこのクモがベッタベタ。
岩1枚に1匹以上の密度。
ってか渓流のほんとすぐそばに大量にいるから、
最初はハシリグモの仲間かと思っていたんだけど、やっぱりアシダカグモだねえ。

アシダカグモは苦手なんだけど、
このひとたちは、ほとんど岩から動かないからゆっくり写真撮れた。
やっぱり苦手なのは動きなんだ。絶対。
フナムシもゴキブリも苦手だし。
ダメ。絶対。


左:コマダラゴキブリ
右:ヤエヤママダラゴキブリ
Cockroach spp.

山の中でヤエヤママダラゴキブリが長靴を登ってきた時は死ぬかと思った。
いっそ鼻血出して死んだふりしてやろうかと思った。
いや、服の中に入ったら死ねると思った。

ゴキブリをここまでいろいろ観察、撮影したのもブリッキーヌさんのおかげ。

ブリッキーヌ的・良ゴキブリはヒメマルゴキブリやヤエヤママダラゴキブリ。
ブリッキーヌ的・悪ゴキブリはワモンゴキブリ。
やっぱりワモンゴキブリは気持ち悪いんだって。

ヤエヤママダラゴキブリが良いゴキブリとするのなら、
形では判断してないよね。

でもでかいんだよ!ヤエヤママダラゴキブリ。
名前長いんだよ!ヤエヤママダラゴキブリ。
出てくるたびに名前を言えなくて舌を咬みそうになる。
「ヤママダ」のあたりで。
お前なんかYMGだ。OMG !!


左:ヒメマルゴキブリ
右:ワモンゴキブリ
Cockroach spp.

ワモンゴキブリなんか最低だよ。
お前なんかゴキブリ以下だ。サイテーだ。
このゴキブリ野郎!ってゴキブリか。

まだ森のゴキブリは写真を撮る余裕が持てるからええよ。
町のワモンゴキブリは絶叫系だね。
頭の黄色い縁取りが、死ねるね。
ワタシ死んでても、あれにたかられたら叫ぶ自信あるね。
コワモンゴキブリでも、死ねるね。

そんな中、ダンゴムシのようなゴキブリ発見したら、
ブリッキーヌさんすっげー喜んでくれた。

ヒメマルゴキブリ。
お前さんダンゴムシでいいよ。丸まるし。のろいし。
枝についてるのつついて落として捕まえた。
オトナ採りの男2人。

うっかりヒメマルゴキブリをおとしたら
すぐ草にまぎれてみつからなくなってしまった。

すると草陰の沼から女神があらわれて、
「あなたが落としたのは
この金のヒメマルゴキブリですか?
それともいいジャイアンですか?」

って聞いてくるから

「いいえ、裏返すとダンゴムシではなく
しっかりとゴキブリ顔のヒメマルゴキブリです」

って答えたら

「正直なあなたたちには、いいジャイアンをあげましょう」
ってなんでやねん。

でもジャイアンひっくり返したら
ダンゴムシじゃなくてやっぱりゴキブリだった。
うぎゃぁぁぁ。

さすが八重山はゴキャブラリーに富んでいるな。

初日のヘビは2種3匹。
八重山諸島では毎度おなじみの2種です。

サキシマハブのノーマルパターン2つ、
サキシママダラのおっきいの1つ。

しかしそれすらも道路の端っこでチラ見の生殺し状態。
逃 げ る な ~。
撮 影 さ せ ろ ~。

しかし、今年ず~っと続いてきた、「ヘビ自分で発見できない病」は
サキシマハブの発見おかげでようやく終焉したよ。


サキシママダラ
Sakishima odd teeth snake

翌日、雨はほとんどなかったけど湿度は上昇。


オオハナサキガエル
Large Tip-nosed Frog

装備があまりにもかさばりすぎた昨日にへこたれて
本日は最軽量装備にて山登り。

と、その途端にオオハナサキガエル連発。
すいません。。採材出来ませんでした。。。

湿度の上昇で、道路や水っぺりに出てきた
サキシマハブとサキシママダラは撮れた。


サキシマハブ
Sakishima habu

サキシマアオヘビの幼蛇をチラ見したのだけど、

『ブリッキーヌは、なにかのヘビを見つけた!

ブリッキーヌは仲間を呼んだ!
ばいかだがあらわれた!
ばいかだはわらっている。

ばいかだは足がもつれてころんだ!

サキシマアオヘビは逃げ出した! 』

みたいな感じで取り逃がしてしまった。

しかし明らかに確認ヘビ数は増えてきている。

サキシマハブノーマル2、やや赤1
サキシママダラ3、
サキシマアオヘビ幼蛇1。

さすが八重山。
ヘビは安定して個体数が見れる。
しかし見れるが撮れない。

昨日と天気が違えば、生き物も出方が違う。
今日はゴキブリもでかグモも少ない。
でも、オオゲジとかザトウムシとか多いな…。

樹上系のヘビを探して歩いてたら
手の届きそうなとこでメジロが寝ててびっくりした。


メジロ
White-eye

なんだか今日はサソリモドキも木に登ってるのが多い。


タイワンサソリモドキ
Vinegaroon sp.

英名は「酢」から来てるデスね。ビネガーね。
ホワイトビネガー。ワインビネガー。ナグゴハイネガー。
お尻(正確には違うけど)の管から酢酸噴霧します。
つ~んとすっぱい香りします。

そんでキノボリトカゲがやたらとシダで寝てた。


サキシマキノボリトカゲ
Sakishima tree lizard

写真のは目をさましちゃってるけどね。

すっげー湿度が高くて、
ヘビなんかバンバン出そうだったけど、あんまり出てこなくて
何が悪いのかわからなくて悩んだ。

そうか、運が悪いんだ。

悩みは5秒で片付いた。

ヘビは諦めたころによく出てくるんですよね~
と、ヘビが出ないとお決まりのように言ってしまう。
諦めたふりして出てきてくれないか、切に望んでいる。
が、腹の底では諦めていないから出てこない。
これはもう負のスパイラルだわな。

帰り際に諦められなくて、
石垣の排水パイプをほじってヘビ出そうと思ってたら
大量にワモン…
…ベニヘビであってほしかったが、
ワモンゴキブリがパイプには大量に詰まっていた。

だけど最後に排水枡でマダラが…
いたいた…!


サキシママダラとヤエヤママダラゴキブリ
Sakishima odd teeth snake & Cockroach sp.

マダラ… マダラッッ!!
そう… マダラ!
…悪臭の帝王…サキシママダラっ…。
所詮体の大きさは大きい方じゃない…
…だけど…だけどその臭いは殺人的っ…
しかし…
いくら…いくら国内最大種でも…。
ヤエヤママダラゴキブリがそうだとしても…。
ヘビのお前がゴキブリに隠れられるわけがないっ…
バカがっ……!
なぜそれがわからない……?
なぜ……そのことに気付かない…?

テレパシーで語りかけたが、このまま動かず。

仕方ないのでスネークフックで排水枡から拾い出してやった。
ゴッキーは自分の羽で何とかしてね♪

Baikada’s main website
Wild Home

Lighting fungus

I went to take a photo “Lighting fungus”.
I was interested to take “bulb” photo.


ツノホコリsp.
Slime mold sp.

前日の行程からこの日は午前ぐったり、午後ぐったりして、夜に北部探索。

昨日のメンバーに加え、
先日東京のフィールドでばったり出会ったSさん、Z君、
カエルのツボカビを研究している麻布大学のU先生など
いろいろな方とフィールドを一緒した。

前半は北部のクロイワトカゲモドキを眺めたり、


クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

カエルを眺めたりして進む。


ナミエガエル
Namie’s frog

とくに好きでもないし、そういう趣向もないはずなのだが
ナミエガエルを見ると尻を撮りたくなる。
なんでかわからんが。
なんでじゃろう。


ナミエガエル
Namie’s frog

顔はこんな感じです。

山の上のほうで湿地があって、
ヘビがいねぇなぁと思っていたら、誰かが「ヒバァいるよ」って教えてくれた。
誰だったのかなー。ありがたい。
結局誰だったかわからんかった。
キジムナーだったのか?


ガラスヒバァ
Ryukyu keelback

ガラスヒバァのまあまあの大きさのが湿地にいて、
写真撮ってたりライトを当ててたらパニクってこっちに寄ってきた。
ごめんごめん、あんまり近寄ると逆に撮りにくいんだよ~。
と掴んだりして。

ヒバァにしてはおとなし目な子だったので
ほとんど咬まれることもなく臭いを巻き散らかされた。
久々のヒバァ臭…。やっぱり臭い。

ホルストガエルの亜成体を見かけて
「あ、ハナサキガエル」と口走り株を落としつつその後も歩く。

U先生たちは、その後もカエルのツボカビサンプル採集のため
別行動になったのでこちらもZ君を吸収しつつ、光るキノコ撮影隊に。

発光キノコは沖縄でも数種あるらしく、すっごい面白いね。
素敵の子。ステキノコ。


アミヒカリタケ
Fungus sp.

初めてがっつりとバルブ撮影してみたけど面白いね。
工夫のしようがありまくる。

上の写真はただシャッタースピードをのばしただけだけど、
懐中電灯をちょっと使うとこんな感じに変わる。
(ストロボでもいいと思う)


アミヒカリタケ
Fungus sp.

自分はこっちの方が好きだな。

撮り方は、周りの皆さんの撮り方を見て
「ほえ~、なるほど~」と感心しつつ試行錯誤してみた。
発光キノコが点々とあるので各々が配置についてライトを消して撮影してるから、
ヤンバルの森の中で真っ暗森のなか、ボソボソと男の声がコダマするという
一般人がやってきたら逃げ出しそうな状況を楽しんだ。


ヒナノシャクジョウ
Burmannia Championii

腐生植物のヒナノシャクジョウ。
これも彩元堂さんに教えてもらった。
自分がギンリョウソウとか好きだというのを知っていて教えてくれた。
まだ開ききっていないけど、白い怪しさのある面白い植物。

次のポイントに移動中にアカマタ発見。
アカマタも臭いをかいでみる。
オッェエッェ臭い。
ワシはマダラヘビ属の臭いが一番嫌いだ。


アカマタ
Ryukyu odd teeth snake

しかし、ただ単に「久しぶり」という感覚で臭いをかぐ。

20代のころは、軽くえづくくらいだったけど、
30代になった今、しっかり嗅いだアカマタの香りは胃内容を逆流させんばかりだった。

そんなわけで、親指と人差し指で「キタナイモノ」的につまんでいじってたら
腹に小石がついてるのが気になって…もしかして車にひかれた個体だったかな
と思ってみたらマダニが刺さってた。
オェェェ。

キララマダニの仲間らしい。
キララマダニは、背板がキラキラ光る(日本のはあんまり光らないんだそうだ)
からキララなんだと彩元堂師が教えてくれたので、
北海道の田舎の野良犬のマブタには、マダニがいっぱいくっついてるんだよ、など
マダニトークで盛り上がったり盛り下がったり。
ダニー最悪じゃ。

そのあと、沢を歩こうということになって沢を歩くとヒメハブが水没してた。

おお!生活防水IPX7等級相当のヒメハブ!!
ヤンバルサワハブ!!という心の叫びは
あまり表に出さず、こっそり撮影した。


ヒメハブ
Hime habu

薄いヒメハブは尻尾の色がスターダストできれいやね。
(いずれへび図鑑に載せたい)

沢歩きでひそかに親分(ハブ)を期待していたんだけど親分は現れず。

ガラスヒバァの子っこは排水溝にダイブして行方不明。
「ス巻きにして道頓堀に沈めたろか」とも思ったが、
そうするまでもなく、浮き上がってきてくれなかった。
やつはエスパーだ。。

その後もアカマタが現れたのものの早くもアカマタには「もういいや」感漂い、スルー。

結局2日で5種11匹。
そして自分で見つけたもの0というフィールドニートっぷりを最大限発揮した。
やばいよ、本当にヘビ探しニートだよ。。。
さすがに次の石垣では見つけられるとは思うんだけど。。。

そして気がつくと朝。
一晩中、沢を駆け抜けるアホども。

しかし、学生の頃のように体力あり溢れてないのと、
感情抑制リミッターが身についてしまったので、
トーンが低めで皆様、失礼しました。。。


ハナサキガエル
Okinawa tip-nosed frog

朝帰りしたその日には昼過ぎまでゴロゴロし、
そしてその当日には友人の結婚披露宴に出席してきました。
何度も言うけれどトーンが低くて、
本当に申し訳ない。。。

そして沖縄で一番食べたかった「ぐるくん」(タカサゴ)の唐揚げを食べ、
島ラッキョウのキムチを食べ、満足感を持って石垣に向かうのでした。

ぐるくんは漁獲2日目以降は身がグズグズになってしまうから、
内地には出回らないんだって。
沖縄来た時しか食べれないねえ。
伊豆に行った時にタカベでもそういう話があったなあ。

ということで
皆さんには本当にお世話になってしまいました。
一人だったらどうなっていたことやら。。。

なんだか宿泊してるホテルの周り、
なんか頭の黄色い縁取りのGがうようよいるんですけど…。
アマミタカチホにしてもワモンゴキブリにしても、
黄色なんて目立ちカラーとりいれちゃったんだろうね?

下の写真は昨日渓流にいた大物の人だけど、
ワモンGとか食べに来てくれないかなぁ…。
(生息域が違いすぎる…)


オオハシリグモ
Spider sp.
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Okinawa Snails

I went to Okinawa to meet my friend who was just married.
And I went to field in Okinawa long long absence.


シリケンイモリ
Sword-tail newt

友人の結婚披露宴に出席のため、
久しぶりに沖縄にやってきた。
北海道からだと沖縄はなか行けない場所なので
折角だからフィールドも兼ねて行きました。

西表島でウミヘビを操っていたことから衝撃的な出会いをした
現ガラスのトンボ玉作家の彩元堂さんや
現ウミヘビの研究を続けている化野さん、
そして玉泉洞でヘビを扱うMさんと沖縄本島南部を歩く。

久しぶりの沖縄、沖縄人は寒いと言っていたが、
半袖でも寒さを感じず、少し歩くとジトーっと汗をかく。
これが北海道在住と沖縄在住の差だろうか。

しかし、沖縄のヘビたちにとっても本日は寒いらしく姿を見ることができない。

なぜか、目につくシュリマイマイ?に目を奪われ、
マイマイばっかり見始めてしまった。


シュリマイマイ交接
Snail sp.

このシュリマイマイがたくさんいたんだけど踏んでしまうくらい大量に出ていて、
しかも踏み死にした仲間をウネウネ食べに集まってくる。
そんでその場面で相方と出くわすと交接を始める始末。。
人間感情からみると、かなりすごいことになっておりました。。。

あ、マイマイじゃないけど、
アオミオカタニシが美麗で美麗でたまらん。


アオミオカタニシ
Mud snail sp.

なんで素直にカタツムリじゃないのかというと、フタがあるんだ。

この日のフィールドが終わってから写真の整理をしたら
半分近く陸産貝類(マイマイとかオカタニシとか)だったのには
びっくらこいた。


オオカサマイマイ
Snail sp.

このオオカサマイマイ、平べったい。
最初ケマイマイかと思ったよ。


アマノヤマタカマイマイ?
Snail sp.

暗い写真でスイマセンね。
ライティングで遊びながら写真撮っていたんだけど、
ちゃんとした写真を残せていなかった(^^;

形的にはこのヤマタカマイマイが好みだな。
なんというか、貝の形が美しいもの。

で、やっぱり見なれなくてダメなのがコイツ。


アシヒダナメクジ
Slag sp.

ナメクジの名を冠しながらその乾燥した肌具合、
動いてんのか、生きてんのかすらもよくわからん。
まあ、ナメクジよりイソアワモチっていう海の仲間に近いらしいと聞かせてもらった。

うん、これはナメクジじゃないだろう。

もちろん、爬虫類も撮ってて、
クロイワトカゲモドキにはいつも萌える。
なんだあの生き物。
なんだってあんなに素敵な生き物なんだろう…。


クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

天然記念物であるのだが、
身近でうろうろする緊張感の低さがほほえましい。
だからこその天然記念物なのでしょうけれど。
ほんでカッコいい生き物ですね。


クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

瞳孔は本当はもっと太い状態なんだけど、
撮ってるうちにライトでどんどん細目になって行くんだよね。
赤ライトとか使わないといかんかなあ。
蛇だとここまですぐに細くならない奴が多いのだけど。


クロイワトカゲモドキ
Kuroiwa ground gecko

尾を振り上げて威嚇。
というより、尾を囮にして逃げようとする前段階だね。
緊張感があって、構図も取りやすいです。
(ただし、多くの場合同じような写真になる)

マイマイとか探して葉っぱの上ばっかり見てる私だったので
もちろんヘビなど見つけることも出来ないでいたが、
こんなやつは見つけられた。


ミナミヤモリ
Gecko sp.

木に付いていたのだけど、
扱ってるうちに下に落ちてしまった。

普段、地面に潜んでいるときはこんなあからさまに葉っぱの上にはいませんが、
これでもかなりな迷彩になっていますねぇ。

そうこうしているうちに彩元堂さんがヒメハブをめっけてくれた。

ヒメハブは木の根の陰に入ってて、さらに水中だったので、
スネークフックで出して写真撮ろうと思ったのだが見事に逃げられてしまった。

ヒメハブだからと油断していたが、本気を出せばやっぱり早いよね。。。

そのあと、ブラーミニメクラヘビの妊婦さん。


ブラーミニメクラヘビ
Brahminy blindsnake

このときのメクラヘビはいつものような石の下でなく、地面を徘徊していました。
彩元堂さんや化野さん曰く、夜はこうして出歩いているそうで、
夜行性だなあと認識しなおしました。

ブラーミニメクラヘビはメスの単為生殖なので、
この時期、メクラヘビをゲットするとだいたい妊娠個体だったりします。
この個体もでっぷりしていて、そろそろお産ですね~。

メクラヘビは徘徊してたので
そのまま撮ったり引っ張り出して撮ったり。

メクラヘビと言えど、臭いは結構すると聞いて触ってみたら、
あ、臭い。
これまた臭い。
ごめんくさ…

さらには化野さんがアマミタカチホの妊婦さん発見で、
自分は全く働かずして、ヘビを見せてもらうというVIPっぷりだった。


アマミタカチホヘビ
Amami odd-scaled snake

それにしてもアマミタカチホヘビはなんつー
美しいヘビなんだろうね…。

その闇にまぎれたさそうな、背中の紺色と、どういうわけか目立ちたさそうな
フレッシュな黄色い腹がツボにはまって、少しの間誘拐した。
(マクロレンズを車においてきちゃったので)

誘拐した後、いろいろマクロな写真も少し撮らせてもらって、元の位置にリリースしてきた。

災難だったと思うけど、いい子を産んでください。

お三方には夜中の3時過ぎまでお付き合いいただいて、
VIPで申し訳ありません…。
オキナワキノボリトカゲもお休み姿勢です。
(目を開けて起きちゃいました)


オキナワキノボリトカゲ
Ryukyu tree lizard

でも良く見ると寝てそうなんだよな~。
目が、目がね。。。
ライティングかえるとホラ。


オキナワキノボリトカゲ
Ryukyu tree lizard

目が、目がぁ~!!

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