アスパラガスの花が咲いた。
最近の分類ではアスパラと自分の興味のあるアマドコロの仲間は同じキジカクシ科になっている。なんとなく、似てるところもあるね。花とか見ると。
アスパラの蕾。
オオアマドコロ(可食)は札幌の山地で。もう花が終わって種が膨らんでるけど。
オオアマドコロ自体はアスパラガスには似てないけどね。
こっちのほうがアマドコロに似てる。ホウチャクソウ。でも科はイヌサフラン科(毒)だ。
こちらはこの間、識別しきれなかった毒植物。
春~初夏に咲く紫じゃないトリカブトの仲間、レイジンソウの仲間だけど、エゾノレイジンソウとオオレイジンソウはこのトリカブト状の「花」を分解しないとわからないみたい。
中に入ってるこれ、なんだか哺乳類の発生初期の胎児みたいな形だけど、これが花びら(花弁)にあたるようだ。(トリカブト部分はガクにあたります)巻かさってるところを「距」といって、巻いてるとオオレイジンソウ、巻いてないとエゾノレイジンソウ、とみるようだ。なので、これはオオレイジンソウだね。ちょっとすっきりした。
相変わらず悩ましいけど、なんとなくスッキリしつつあるもの。
ルイヨウボタン上で交尾をするマダラテントウ類。いろいろ教えていただいたのと、こちらのお話(テントウムシ ~「種分化」の瞬間に立ち会う~)を読んで、エゾアザミテントウの生息域ではルイヨウマダラテントウは見られなさそうだと、なんとなく悟った。札幌はエゾアザミテントウが普通にいるので、この写真のもやっぱりエゾアザミテントウのようです。
その証拠に
付近でアザミの仲間の葉っぱを食べる、見分けのつかない同じようなやつがわらわらいました。
エゾアザミテントウのいなさそうなところで、ルイヨウボタンについてるこんなやつがいれば、それくさいということになるので、いつか道南か道東でルイヨウボタン探して見つけようと思います。
いろいろ見るとなると、アザミの識別とか必要になるなあ。
ルイヨウボタンも実が付きました。熟すと花より見応えがある良いものになるよ。
エゾスジグロシロチョウ、なのか?普段ちゃんと見てない生き物なので、なおさらどこを見ていいのかわかんない。
サイハイラン。ランの季節になったね。
ヘビイチゴ系。
花が小さいから、ヒメヘビイチゴかな。
そうだとすれば、この実は赤くは熟さないそうだ。
去年も見つけた、謎植物。今年は植物の詳しい方にお伺いしたら、エゾスズランに雰囲気が似てるとのこと。改めてエゾスズランやその花穂が立つ前の写真を検索したら、それっぽかった。また花の時期に見とこ。エゾスズランって、スズランとぜんぜん違う形の植物なのね。
最後はまた、このアマドコロっぽい雰囲気の植物。
ちょっと葉っぱの付き方が違うかね。花は
タコさんウインナー状。調べるまでアマドコロ系(キジカクシ科)の変なやつかと思っていたけど、葉っぱがバイケイソウみたいで変だなと思っていたら、ユリ科のオオバタケシマランだったみたいです。
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