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Field log (野外)

宮古の思い出(2013.5) Part3/4

思い出しつつ、2017年に書き起こしています。
(投稿後少ししたら日付を2013.05.24.に直します)

宮古島にはわりと普通に見られるサキシママダラですが、宮古島の中でもいろいろパターンが有るようです。上の写真のは、比較的宮古島で普通の、全体的に明るい色が多い個体ですね。

腹板見ても不規則な黒点があるだけ。

マダラの仲間っぽく平たいおでこ。

わりと神経質で咬んできますが、触ったりしない人はほぼ無害です。

八重山(石垣や西表)のサキシママダラを知っていると、ホント変な顔にみえます。

全体的に明るい色が少ない個体もいますが、この個体は変わった個体でした。

腹板が飛び飛びで変な模様に。色彩変異でキャリコと呼ばれることもあるようですが、初めて見ました。キャリコの言葉の由来ははっきりわからんのですが、三毛猫のことを”Calico cat”という事からあたりなのかな。

さて、シロアゴガエルです。資材に紛れて入ってきたと言われる外来のカエルです。13年前に宮古島に来た時は、どこにいるのかよくわからない感じの限局した感じだったけど、わりとどこでもいる感じになってました。

卵は、アオガエルの仲間なのでモリアオガエルと同じような泡巣に包まれています。わりと目立つ。

ここにも

泡巣というのは、卵を乾燥から守る構造になっています。

表面だけが乾いて、中は湿っているので、この中で卵が孵化してオタマジャクシはもがいて下にある水たまりに落ちます。この卵の下はヤエヤマイシガメが何匹もいましたが。(宮古島では外来種&外来種…)

わりと体色変化もできるんですね…。

一瞬似たように見える写真だけど、ジャコウアゲハだ。宮古島のは固有の亜種らしいぞ。あんまり細かくわからないけど…。そういえばジャコウなのに匂い嗅いだこと無いなあ。

黒っぽいガ。目立つ胴体以外は真っ黒のようにみえるけど

これこれ。すんごい色彩なのね。クロツバメという名前のガです。この時はわりとよく見たガでした。

夜になるとまたいろいろな生き物のいろいろな姿が。

クマゼミの羽化。

ミヤコニイニイの羽化。

ヤエヤマイシガメ。これも個体数が半端ないの。水場があればいたるところにいました。

追い回してるのもいるし…。後ろの個体は背甲の分割が細かいのね。

まだそのカラムーチョの袋に入ってるのか…。よほど好きなんだろうな…。

ぱっと木に目をやると、大型のネズミ。ドブネズミかクマネズミあたりなのかな。それだったら耳の大きいクマネズミかなあ、と思ってたんだけど、宮古島にはクマネズミ属のナンヨウネズミというのも記録あるみたいですね。そうなってくるとわからないなー。

さて今度は晴れた昼に海に出てみます。岩礁地帯ではこんなお出迎えも。

ミヤコトカゲ。ちょっとかわいい姿勢。

全身のお出ましです。日本だと宮古諸島だけで見ることができる南洋系のトカゲ。海に面した岩礁でよく見ます。この日は晴れていたけど気温があまり高くなく風があるせいか、あんまり個体数が見られませんでした。もうちょっと写真撮りたいので岩礁で粘っていると…。

!!ウミヘビだ!

ヒロオウミヘビだ!!基本は夜行性なので、徘徊してるところを見れたのは本当にラッキーでした。折角なのでつきまとって写真を撮らせてもらいます。

青と黒のバンドが美しいですね。近い仲間は他にエラブウミヘビアオマダラウミヘビもいますが、バンドの間隔と形からヒロオウミヘビで間違いないようです。

そろそろ海に帰りたさそうです。でも、本当は帰る場所は昼間は岩礁です。昼は岩礁で休み、夜は海に出て活動するサイクルですね。

宮古の海の水は本当にきれいです。

ウミヘビも爬虫類なので、水面に出て呼吸をします。そしてコブラの仲間なので、決して手は出さないようにしてください(死にます)。咬みやすい性質のヘビ、咬みにくい性質のヘビなど色々いますが、結局はこの個体の性質と状況によります。大人しいと一般に言われていても毒蛇を触ることは推奨できません。ちなみにヒロオウミヘビはわりと咬むことがあるタイプかと思います…。
ウミヘビと名がついても、魚類であるダイナンウミヘビやミナミホタテウミヘビなどもいますが、それらはもちろん魚類なのでエラ呼吸で毒はありませんが鋭い歯があります。この名前による混乱を起こしている人をたまに見ます。

だいぶ引き止めてしまいました。ごめんね。私から避難するためにとりあえず海に行くようです。わざわざ昼に出てきてくれて写真撮らせてくれて、ありがとうね。とても嬉しかったです。

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滝野の森でイベントと散歩

8月14日
滝野すずらん丘陵公園で、「アマガエルを探そう!」のイベントをしてきました。夏休みとあって、平日でも20人ほどの方が集まって下さいました。

天候は曇・一時霧雨。雨男ぶりは健在ですが、今日は両生類の観察なので大丈夫!

最初、アマガエルを中心としたカエルとオタマジャクシのお話しをして、公園内の田んぼに行きました。

フィールドでははじめは、カエルを探し。時期もよく、上陸したてのニホンアマガエルがたくさん見られました。

カエルをある程度探したあと、今度は網を使って、オタマジャクシその他を捕獲。アマガエルは殆ど上陸したのか、アマのオタマは全体で2匹だけ。その他は皆、ツチガエルのオタマジャクシでした。

ツチガエルは、殆どの個体で目の虹彩のところに黒い十字紋が入るのでわかりやすいです。

ちょっと下に目玉が向いちゃって、十字紋の下のとこ見えないけど。

今年もニホンカナヘビは孵化して幼体が日向ぼっこをはじめたので割りとたくさんの個体を見ることができました。(すごい曇ってたのに)

他にも水生昆虫のマツモムシやコオイムシ類の幼虫、ヤゴ、ドジョウ類などわりと生き物のバリエーションの富んでいました。いろいろ捕まえることと、カエルやオタマジャクシについて少しでも知っていることが増えてくれていたら幸いです。

終わり際、バッタが死んでいました。いま、札幌市では「さっぽろ生き物さがし2017」をやっていて、バッタも対象の一つなので記録しておきます。

ミカドフキバッタみたいですね。よく見るとザトウムシが2匹たかってる。ザトウムシは肉食だけど、こんな大きい獲物は採れなさそう。
弱ったり死んだのを拾ったのかね。

おー!クロイチゴ!!いいねいいね、クロイチゴ。次に春の観察会あったら、花を見てみたい!

アザミオオハムシと思われるハムシ。フキの葉を食べています。

ハムシは食草を知っていると、非常に見つけやすくなるんですが、このハムシは名前からわかるようにアザミの仲間につきます。が、フキも食べると図鑑にありました。

アザミがあればそちらのほうを優先して食べるのか、フキも同じように食べるのか。アザミがないからしぶしぶフキを食べているのか・・・。

個人的にこれ重要なんです。

ということで、2時間のプログラムが終わって、改めて、滝野の森で観察しておきたいものがあったので、お願いをして見せてもらいました。

それがこれ。

ルイヨウボタンという植物。思ったより小さかった。よかった、これで他で探すときもイメージしやすくなった。

葉っぱが結構変わっているんだけど、今まで目にする機会がなくて、実物見れたのはとてもありがたい。

わりと独特な枝ぶりに見えますね。

実は見たいテントウムシで、このルイヨウボタンを食草にするルイヨウマダラテントウというのがいるんですね。

オオニジュウヤホシテントウ他のアザミテントウ類と見分けるの至難の業と思うのですが・・・。(識別ポイントはあるようです)

残念ながら、このルイヨウボタンにはテントウムシはいなかったのですが・・・。

しかし

別の場所にあったルイヨウボタンを食べているこいつが!これはルイヨウマダラ、オオニジュウヤホシ、アザミテントウ類の属するマダラテントウの仲間の幼虫です。

ルイヨウボタンを食べているから、ルイヨウマダラテントウ!と言いたいところですが、資料を読むとエゾアザミテントウが、アザミが枯れる季節になると、ルイヨウボタンを食べる事がある、ということで、素直に喜べないところ。

さっき、アザミオオハムシがフキを食べてた理由がここで気になってくるところ。この辺のアザミ、まだ残ってるのかな。

ルイヨウマダラテントウも関東でジャガイモなどを食害する事があるようで、オオニジュウヤホシと混生したりするようでややこしさ激しい仲間ですね。

あと、ルイヨウマダラテントウは手元の資料ではまだ札幌の記録が出ていないのが気になりますね。大体の調べ元は下記の資料です。

手元の資料:
松本ほか, 2012, 北海道のテントウムシ科,  jezoensis(38), 39-76.

難しいなあ。また、寄って成虫いないか、見に行ってこよう。

その後、春に観察する場所周辺で、エゾサンショウウオを確認。

ついでにエゾアカガエルも。

滝野の公園は広いので、今回の観察会ではこの2種は見れなかったけど、まだ上陸途中なので、もう少しの間はギリギリみれるかも。

ハープソン記録 8月14日
644122 空沼岳エリア
ニホンアマガエル 幼体、幼生
ツチガエル 幼生
ニホンカナヘビ 幼体、成体
エゾサンショウウオ 幼生
エゾアカガエル 幼生

(参加者のお一人が青いしっぽのトカゲを見たとの情報あり)
ヒガシニホントカゲ (参考)

いろいろ観察させていただいて戻る途中にエゾトリカブト(たぶん)。公園の職員の皆様も、参加者の皆様も、ありがとうございました。

いよいよ秋目前といったところですかね。

帰り道のサルナシポイント。

今年は豊作かも。秋も楽しみだね。

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サンショウウオ調べ8月

8月11日
春先は週1でやってたサンショウウオ調べ、8月分してきました。

越冬幼生の出る池は湧水の減少か、水位が下がって表面温度も14℃くらいとぬるめ。でも水底は9℃くらいで安定でした。

去年からの越冬幼生は上陸して、今年の幼生だけになっていますが、

すでに5.5cmに達しているものもいます。エラはモサモサで上陸の気配なし。来年の有望株か。

多くは2~3cm。未だに後肢のない個体もいる。生えてないのか、食われたのか・・・。

そのあと、近くのお気に入りの森へ。

あ、シダの上、いた。ニホンカナヘビ。でもこのあと逃げられた。シダの上は、捕獲厳しいね。

でもその後、斜面で日光浴中の個体を

捕まえた。

再生尾。そして北海道では多くないと思うんだけど腹の黄色いタイプで、
そしてオスっぽいね。(手のひらにある黒い塊はマイマイの殻)

それから、ココは止水域を見かけない場所なんだけど、ニホンアマガエルの鳴き声が聞こえたので、隠れ止水域でもあるのかもしれないね。

ハープソン 8月11日
644132 石山エリア
エゾサンショウウオ・ニホンカナヘビ・ニホンアマガエル

その他の生き物たち。

これから子実体作る変形菌だね。

卵嚢かかえた、ハシリグモの仲間、かな?わりとあちこちにいた。北海道では大きい方のクモですね。

ニレハムシっぽい。はっきりしない模様、はっきりしない体色、識別もはっきりしない。(これは自分のせい)

先日識別出来なかった系のコカメノコorヒメカメノコテントウ

今回は慎重に捕まえて裏返す。

腿節に黒色紋があるのでコカメノコテントウですな。やっと写真撮っとけたよ。

まためんどくさいやついた。
周りに植物は
・ナスっぽいのなし
・アザミ類あり
・ルイヨウボタンみつからない

裏返すと

腿節真っ黒。なので、食草的にも外見的にも、エゾアザミテントウっぽいね。

これはナミテントウの幼虫。

そして今日もセミの抜け殻を拾う。大型でやや黒光り。これは・・・エゾゼミかも!

セミの本で調べたら、胸部の足の付根にある突起が決め手になってエゾゼミ類の抜け殻だとわかった。

でも、エゾゼミかコエゾゼミかアカエゾゼミか、というのは無理っぽかった。

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ルリボシカミキリ2017

8月6日
プルーン、プラムがいい季節になってきた。(さくらんぼはもう終わりだけど。)南区の果樹エリアに行って、今年の最初のプラム(大石早生)を食べる。そして、果樹のおともに、ルリボシカミキリを見てきました。

今年も発生してました。ちょうど、産卵している個体もいました。

来年も見れるかな。メタリックじゃない青い昆虫ってちょっと珍しいよね。

触角の毛がすごいよね。毎回感心する。

キフシススホコリかと思ったんだけど、違いそうだね、何かのフンとか塚なのかな。

一応、ハープソン対象もいてくれた。ヒガシニホントカゲ、ぎりぎり写ってたよ。

8月6日 644131 定山渓エリア
ヒガシニホントカゲ

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アポイ2017

今年は縁あってえりもまで来たので、かなり好きなフィールド「アポイ岳」に寄ってみました。

この山は、5合目までがやや多湿な森林で、そこより上が岩むき出しの山になっていて、独自の生物も多くて面白い場所です。

この山でいつも見たいと思っている生き物はニホンマムシなどのヘビ類と、アポイマイマイ、妙に筋肉質なハエちゃん、多様なキノコ、高山植物です。山に入ると、わりと忙しい。

恒例のイチゴ。草系か樹木系かわかんないけど…。地面に近いので、食味は控える(エキノコックス対策)

アポイは奇々怪々の色んな色のキノコが生えているのだけど、少しこの時期は多くないかな。

藍色がきれいなキノコ。ほかにキホウキタケみたいのが目立ってたかな。
ほんと、ここはキノコ多いんだよ。

ちょうどここに来る前に、奥歯の根のとこに膿が溜まって、いろいろ処置してもらったあとがズキズキするので山登りも、すごくゆっくり進む。

途中の川で、水の中をシュッと泳ぐ姿が見えたので、エゾサンショウウオかと思ったら

ニホンザリガニ。なんだよー、と思うけど、貴重な存在なのですよね。

5合目までの森林帯でも、植物は豊富。
小さめのユリ、

クルマユリ。小さい控えめだけど、色が目立つユリ。わりと好き。

寒いのでセミは全く鳴いていないのだけど(今日も20℃くらいまでしか上がらない)中型の抜け殻はあちこちに。ここにはツクツクやヒグラシはいないので、エゾハルゼミの抜け殻だね。あとで調べて確定できました。

登っていく所々で、シマリスがキーキー言って、こちらに怒りをぶつけてくる。遠すぎて90mmマクロじゃ写真残せなかったけど、5匹くらい見かけたな。

今回はアポイマイマイも探しているので、かんらん岩周りを探してみるけど、出てこないなあ。

したらこんな感じの全く水気のないところで

トンボの抜け殻。生態的にムカシトンボの抜け殻なのかな?形は似ていると思うけど…。ムカシトンボは羽化1ヶ月前に上陸して陸地生活するんだって。

落ち葉をひっくり返してると、お、小さいマイマイ発見だ!

毛が生えていない、殻に深めの筋が入ってる…。これはパツラマイマイみたい。アポイマイマイじゃない…。

その後も落ち葉の下から殻が。

パツラ&パツラっぽい…。

岩の割れ目にもマイマイいた!

しかしこれはヒメマイマイ。結局今回もアポイマイマイには会えず。時期が悪いかな?探す場所がずれてるのかな。悔しー。

普通の山登り行程で1.5時間で5合目まで上がれますが、ゆっくりゆっくり上がったので、2.5時間かかりました。

5合目、岩むき出しの環境で、晴れてたら爬虫類日和なんだけど、曇、霧、20℃では流石に厳しいな。

座って休んでると、ズボンにしがみついてるやつが。

これも、アポイに登ると出会うやつ。妙に筋肉質なハエちゃん。シラミバエの一種だと思われます。咬まれたことはないんだけど、不気味。一瞬ダニにも見えてドキッとする。

シラミバエを追っ払って、5合目岩場付近の植物を見てみる。初めて見るようなものばっかり。

イブキジャコウソウ。この場ではわからなかったけど、教えていただきました。名前からして、いいにおいするのかな。

チシマセンブリ。すごい小さなホトトギスみたいな花だな、と目についたので写真とっておきました。

花盛りといった季節ではないかもしれないけど、ちょこちょこ花は咲いてました。

とぼけ顔のマミジロハエトリ(♂)。ハエトリはカメラ近づけると逃げたりカメラに飛び乗ってしまうけど、寒いからか、じっとしててくれて写真撮れました。

あまりに霧がひどいので、これ以上登るのはやめて、引き返しました。(下りは3時間かかった)

下る途中も、マイマイを探しつつ…。

緑色のオオセンチコガネ。アポイでは見かけたのはみんな緑でした。

イカリモンガ。チョウっぽいガ。まあ、チョウもガもチョウ目なのでどっちでもいいのだけども。

山を降りてくると、登山口の入り口には岩々した感じに護岸された川があって、実は爬虫類探しは、ここに一日中いたほうが種類は見れそうなんだよね。でも、マイマイも探したいし、岩場のマムシも見たいしで結局登るんだけど。

ね。あっさりヒガシニホントカゲいた。悔しいからまた来るね。

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わらしゃんどで食味レポ

えりも町の「わらしゃんどキャンプ場」で、わらしゃんどキャンプをしていた小学生たちに、両爬の話をちょっとしてきました。

ハープソンもお話してきたので、興味を持ってくれる子がいたらいいなぁ。

キャンプは2泊3日で、自分は今回は寝る時の機械の都合で日帰り(ごめんなさい)。

キャンプサイトに着くと、すでにカエルとサンショウウオを捕獲済み!

このエゾアカガエル、でかいよ!!掴んだ時、リリースコールしたので
オスだと思ったんだけど、非繁殖期のメスもリリースコールしそうな気がしてならない。

婚姻瘤も痕跡なし。体型(でかい、おなか膨らみ気味)からしてメスかなあ…。

ついでに

後肢にヒルいっぱいだ!!

サンショウウオは子供たちに棲んでた池に案内してもらって観察してきました。

エラがまだ、バリバリに残ってる。一部、後肢も生えてない個体もいたので、今年はここで幼生越冬するつもりなのかな。

同所的にニホンザリガニも。良い環境ですなー。

指導にあたっていた方々からも、「山の方にガレ場があって爬虫類的にいいんじゃない?」という情報を得てガレ場観察に。

なかなか良いガレ場。なにかトカゲ類はいそうだけど、この日は、分厚い雲で曇り、気温が低い。(恒例)最高気温が20℃では少々厳しいか。石はぐったけど、カナヘビとか出てきてくれなかった。晴れた日にぜひ探してみてほしいけど、足元気をつけないと、こういうところは危ないんだよね…。

お。これは…。キイチゴ系。

裏がしっかり白くて。

ラズベリー的な濁りのある色した果肉。たぶんエゾイチゴだ、これ。

熟した実を食してみると

エゾイチゴ

香り:★★★ ラズベリーそのもの
酸味:★★☆ 酸っぱめ
甘み:★☆☆ 少し甘い

高級品だわ、これ。もっと熟してたら甘み酸っぱみが逆転したかも。

今年始めてのエゾゼミ系、コエゾゼミ。いろいろお話してたら、やっぱりコエゾゼミが羽化時間や、いるところ的に一番遭遇しやすいみたい。

そういえば、まだアカエゾゼミはまともに見たこと無いな。

他にもエビガライチゴがあった。(食味レポはこちら)ここは競争率低そうね。

そしてキャンプ場の近くに

もう一個イチゴ。食味レポしようと思ってたのに忘れてしまった…。あとで気になって、写真見てみると

イチゴだけど今まで自分が見たイチゴとは違うみたい。クマイチゴかなあ。

キャンプサイトの周りで拾った、ナミテントウ。

斑紋が大きく違うけど、ナミテントウの変異の範疇です。

ちょうど、確認したかった事がありました。

世の中にはナミテントウとそっくりなクリサキテントウというのがいるのですが、この見分けの一つのヒントになる場所があります。

「鞘翅端の帯状の隆起線」、つまりお尻の近くの翅の後方で横一文字の隆起線があるんですね。

ちょっと光の角度変えます。

ね。隆起線、見えました?

この隆起線を持つのが、ナミテントウ。無いのが、クリサキテントウか変なナミテントウ。こんな感じのようです。

そもそもクリサキは北海道に分布しないともされますが、1例の函館での採集記録がありました。

本州以南には「隆起線を持たないナミテントウ」がいるため、函館の記録はクリサキなのか、隆起線のないナミなのか、まだ確実にはっきりしないようです。(幼虫なら、見分けられるようですよ!)

なので、北海道で、「隆起線のないナミテントウ柄のテントウムシ」を見つけたら、面白いことになりそうです。

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野いちご食味

なんの花でしょうか。札幌では、とても身近なところに生えている「草」の花です。

ちょこっと外に出るだけじゃ両爬は見つけられないね。庭まわりで少しずつ写真を撮ってるから、更新が少しずつ溜まっていたけど、ようやく8月分に入ってきた。

さて、最初の問題の答えですが、オオイタドリでした。小さすぎて、まともに「花」と思って見たことがない花でした。意外とちゃんと「花」なんだよね。

陸の三葉虫、シデムシの幼虫。ほとんどいつも真上からしか見ていないから顔が見れるのはちょっと新鮮。

うちの庭の害虫らしい害虫。来年の収穫のためアスパラガスの根を育てるために伸ばしっぱなしにしているアスパラガスを食害する、ジュウシホシクビナガハムシ。どこからともなく集まってきて、アスパラの枝葉を丸裸にしていく。それでもほぼ放置しているけど…。

近隣のイチゴ類がやっと食べごろに。食味チェック。

ナワシロイチゴ
香り:☆☆☆ ほぼなし
酸味:★★☆ わりと
甘み:★☆☆

疲れてる時だと美味しい。生食より加工向きかな。

エビガライチゴ

香り:★☆☆ あまりなし
酸味:★☆☆ まろやか
甘み:★★☆ 甘め

生食いける。有能。お散歩してる人のなかで競争率高い。食味レポートは、また今度。

カボチャの葉にいた、小型のテントウムシ。腹側を見る前に、落ちて逃げられたので種の確定出来ず。庭では以前、ヒメカメノコテントウは見てるけど、コカメノコテントウとは、裏側を見ないと自分には見分けられない。

今年はカボチャを植えたけど、受粉のタイミングや、育つ勢いが激しい、ウドンコ病など面倒なこと多い。今年は目標、まともなカボチャ2個。
来年は植えないだろう。(満足できて、楽して、元の取れる農業を希望)

所有者不明の敷地境界から生えているネグンドカエデ。種飛んできて生えた感じなのかなあ。ウドンコみたいなカビが葉に生えてて、これをたべにシロホシテントウが来てる。見ていたら、シロホシテントウのサナギや幼虫が撮れた。

テントウムシの幼虫とサナギのまとめもあったら便利だけど、作ろうと思うとすごい大変そうだ。

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目が辛いのでマクロ練習

7月31日
目がね。そろそろ年相応でね。近くから遠くへの対応がしんどかったり。マクロをいざ使おうとすると、うまく出来ない事もちょくちょく出てきたので、慣れて練習しとこうということでご近所生物で少し練習。

アゲラタム。花径1cm程度の花。庭に咲いてたやつ。

ヒメイズイの実。これも直径1cmないかな。近所にあったやつ。

動物はやっぱむずい。カメラがものすごく接近するので結構逃げる。

ヒナバッタ。2~3cm。うちの庭の常連。気が向くと後肢と翅をこすってキシキシ鳴いてる。

これもわりと庭にいる、体長5mmくらいのクロサジヨコバイと思われる虫。(シマサジヨコバイ?)

わりと、撮り始めると、時間かけて楽しいんだよね。マクロ。ちょっと練習できたので、フィールドでも活かせるかな?

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滝野でヘビ講座 2017

7月29日

滝野すずらん丘陵公園でヘビ講座をしてきました。午前中は、小学生向けのヘビのお話し、午後は、大人向けのマニアックなヘビのお話し。

いつも限られた時間で何を話すのか、割と悩むのだけど、マニアックのは世界のマニアックにしてしまったのでもっと日本、北海道のマニアック路線でお話したほうがより良かったかもしれないなと、ちょっと反省です。

今回は野外観察をしない講義だったので、特別ゲスト(事前捕獲の子たち:講義後リリースされました)の登場は、やはり好評でした。

若いアオダイショウに

縞の薄めなシマヘビ

カラスタイプのシマヘビ

今年はなんとジムグリも!

ヒガシニホントカゲのこっこ。

ニホンカナヘビ。結構見ごたえがありました。

講座が終わったあと、捕獲した場所にヘビたちをリリースしに行ってくるときに少しいきもの観察しました。

ヨツスジハナカミキリ。

ちょっとうれしいクロイチゴ、かな。花の時期なら赤い花が付けば確定だ。少し採って食べたけど、まだまだ固くて酸っぱかった。

ハネナガフキバッタ。

これは、いま札幌市でやっているさっぽろいきもの探しの対象種なので、
あとで報告しておきました!

ハープソン的には、ニホンアマガエルの声を聞いたよ。録音できなかったから、参考記録だけど…。

8月14日には、アマガエルの探すイベントを滝野でやるのでその時にちゃんと記録しておこう。

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セミ・day

7月25日

エゾハルゼミの声が絶えてしばらく経った。北海道では本来の生息地ではないと思われるツクツクボウシが真駒内では7月はじめから鳴き始めた。

神奈川に子供の頃住んでいた頃は、夏休みの終わり頃に鳴くセミだったように思うけど、涼しいから早く出てくるんかな…。

最近買ったお気に入りの本、「セミと仲間の図鑑」には鳴き方の記述が面白くて噴き出した。

鳴き方→オーシツクツクと繰り返し鳴く
夏休みの終わり頃→シュクダイヤッタカ シュクダイヤッタカ
ハヨセーヨ ハヨセーヨ と聞こえる

同じ鳴き声のはずなんだけどね(^^;

アブラゼミ、ノラニンジンの野に降り立つ。

アブラゼミの抜け殻。このあと悪食のうちの猫が美味しくいただこうとして吐き出していました。

ミンミンの抜け殻に似ますが、アブラの抜け殻は触覚の第3節が第2節より長くなります。(根本から1,2,3と数えます)

成虫の死骸もちらほら。翅脈の緑がとてもきれいなんだよね。アブラゼミ。全体のカラーリングだと評価さがるけど。

エゾハルゼミの抜け殻はもう無いかなあ、と探すとそれくらいの大きさの抜け殻はいっぱいあったけど、みんなツクツクボウシだったようだ。

アブラと比べて小型。

わりとツクツクの抜け殻は、エゾハルゼミと比べてみると難しいかもしれない。
長さ 第3節>第4節。第3節から細い。

エゾハルは
長さ 第3節<第4節。第5節から細い。

これもセミに近い仲間。モンアワフキみたい。

そしてついに、ハエトリグモハンドブックの出番。

特徴がよく似た種類をみつけた。

マガネアサヒハエトリのページのものにそっくり。よし、マガネアサヒハエトリでOK?しかし、ハンドブックを読み進めるとワカバネコハエトリとそっくりで、識別できないようです…。

この日は、クルミの木を中心に観察してみたんだけど、

葉っぱに何か付いている。

姿勢すらさっぱりわからない。

シッポを突き上げた、シャチホコガの仲間らしい、というところまでしか行き着けなかった。

2017.8.9追記 ウストビイラガ でした

しかし、生きた葉にくっついちゃって、擬態が台無しだよね。残念なやつめ。(^^)

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