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ブログを見ると、最近仕事っぽい報告しかしていない気がする。ちょっと書こうとは思っていたけど、なかなか外に出ていないのでネタがないのだよね。良くも悪くもネタができたのでここ1週間ほどの書いておこうと思います。
円山動物園で、来年の巳年に向けたヘビのイベントが両爬館で始まっています。そちらを見に行って来ました。普段よく隠れているヤドクガエルが珍しくガラスにくっついて登ってました。
写真の展示もさせていただいていますが、一般から募っている「愛蛇」の写真もすこしずつ増えていますね!来年は干支熱が冷めないうちに、世の中で、いろいろヘビを取り上げて欲しいですね。
エゾサンショウウオは干支にはなれません。ものほしげにこちらを見ていました。
年内の学校の受け持ちの授業も終わり、学生さんの卒業研究発表会に行って来ました。
少し、ゆっくり目に出れたので、途中のオジロワシポイントで
少しオジロワシの写真を撮ってました。雪が結構降っていました。
羽の欠損で個体が識別できたので、なんとなくわかったけどここにはオジロさん1羽しかいないみたいだ。
すごい、カメラを気にして覗きこんできます。そしてすぐに飛び去ってしまう。トビとハシブトガラスは数百羽単位で群れ飛んでいました。これだけの個体数を支えられる何かが、ここにはあるようです。しばらく内陸部分を動いているだけなので、海側の方にも出てみたくなりました。
そして学生さんの発表会も無事に終わって、帰り道。恵庭から札幌市の定山渓は主に2ルート帰り道があります。1ルートは札幌市街地を抜けて行く道。それと、恵庭の山の中を超えて帰る道です。街は信号が多いのと、動物が皆無なので、いつも通り、山道の方から帰りました。
山道なので、ちょくちょくカーブがあるのですが、そのカーブの中の一つで、後輪が滑った感覚がありました。ここで足が反射的にブレーキを押してしまいました。あとはもう、車はおしりを振り始めて左真横に向いて。そのまま回転すれば助かったのかもしれないけどハンドルをいじったために右真横、左真横とぶれた挙句にカーブの雪山に衝突、回転しながら後ろを雪山に衝突、最後に跳ね返って対向車線の雪山に衝突でした。
体はちょっと痛む程度ですみましたが、車は結構やられてしまって、右フレーム、前バンパー、マフラーが壊れてしまいました。
山の中で、携帯電話の電波が届きにくくて往生しましたが、90分くらいでレッカーも来てくれて、なんとか今回は助かりました。ちなみに車の左側は谷底です。ガードロープと雪山がなかったら、いろいろもっとやばかったかもしれない。
修理の見積りが保険でおりる金額を超えそうなので、車のボディだけでなく気持ちも完全に凹んでしまいましたが、自業自得。安全運転がモットーで、気をつけて運転していたのですが、それでも気が緩んだのでしょう。高い授業料になりましたが、気を引き締めないといけないですね。ただただ、他の人を巻き込むことがなくてよかったと思っています。
レッカーが来てくれるまでの間、非常灯に気づいて声掛けして下さった6人のドライバーさんにも感謝です。
…ということで、車が2月近くまで代車になりますので、慣れない車では、あんまりたくさん運転したくはありません。ちょっとした呼び出しには応じないかもしれないので、ご容赦下さいね。
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昨日は増永さんとの対談の打ち合わせで北海道立近代美術館にお邪魔してきました。
A★MUSE★LAND☆TOMORROW 2013
サークル○オブ○アート
アートあつまる◎ココロあったまる
増永さんの作品も上記展示会で2012.11.22(木)―2013.1.20(日)の期間で展示されていますよ!
増永さんのとんぼ玉は直径約2.5cmととんぼ玉としてはやや大型の作品。だけど、2.5cmは実はとても小さい。その限られた世界の中に環境と生き物が生息しています。
一部だけ、紹介しますね。
アカクラゲの海。
バイカモの陰で(ナマズ)
これ以外にも多数の作品が展示されています。この小さな球形の世界を、是非見に行ってみて下さい。
また、他にも多数の作家さんの展示物があって、叩くなど体験できるものもあり、とても楽しかったです。
明日は、この増永さんと自分が何故つながっているのか、生き物、アートについて対談してきます。入場料は別ですが、聴講は無料なので、ご興味ある人はどうぞ、お越しくださいね。生き物話で収拾がつかないんじゃないかと少し心配(笑)
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昨日はカエルヤ珈琲店にて、カフェトークをしてきました。いつも快く会場として使わせていただいているカエルヤ珈琲店さんと、ご来場くださった皆さまには大変感謝しております。
内容は今回もちょっと冒険してみたのですが、「カエルやヘビの名前・その由来や意味」ということで進めて行きました。改めて話を組み立ててみると、なかなか難しいもので、へぇ~って内容は盛り込めるんだけど、きっとそれだけだと不十分…ということで、ちょっと暴走要素も含めて作ってみました。
なにより、話が終わった後にたくさん質問いただいて嬉しかったです。その中で「サラマンダーって火の精霊を指したものだと思うんですが、なんでサンショウウオなどにサラマンダーって名前がついているんですか?」と、深い質問があり…
これ、たまたま最近、本を読んで知っていたのですが、クイズにしておきましょうか。
①真っ赤になる種類が多いから
②群がる様子が火の動きに似ているから
③サラマンダー(サンショウウオ)の仲間は、とても潜むのが好きな生き物なので、薪の積んであるところや木の皮の隙間に潜んでいます。その薪を暖炉で燃やすと、火の中からサラマンダーが出てくるではありませんか!
答えは…
③と言われています
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ハープソンの各賞の賞状のデザインができたんだ。ほんと~う、にお世話になっています、Okadaさん。
授与される現物は、表彰状な内容に書き換えますよ!(笑)
ハープソンの報告書の作成で印刷の打ち合わせに行って来ました。ここんとこ、めまぐるしく仕事していて、休めていないので
表彰状
あなたはえらい!
あなたはえらい!
あなたはえらい!
が、タイムリーに嬉しかった。
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メールアドレスはこちらです。
ご質問のメールを頂く事が多いのですが、返信に困ることがあるので、メール問い合わせについての4つのお願いです。特に3は多いので、注意をお願いします。
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第4次レッドリストが公表されましたね。
ニホンカワウソや九州のツキノワグマの絶滅へのランク変動などピックアップされておりますが、自分のところでは両爬についてメモを書いておきたいと思います。
今回のリストは上記リンクの別添資料7-3, 7-4, 8-3, 8-4でも見ることができますが、生物多様性情報システムからも一覧をダウンロードできます。別添資料の8-3, 8-4辺りをみると、第3次レッドリストからの変遷が一番わかり易いかもしれません。
おそらくこの発表に絡んで、日本爬虫両棲類学会の標準和名一覧のページも8月27日付で新リスト案に差し替えられています。両爬は、残念ながらランクが上がったものがふえ、ランクが下がったものはいませんでした。
また、ここ数年での分類の進みによって、1種だったものが2種に増えたものもたくさんあって(例:ブチサンショウウオ→ブチサンショウウオ、コガタブチサンショウウオ)レッドリスト掲載種数としては結構数が増えた状態になりました。
また分類群ではアカガエル属の別属への分化した種などもあります。(ハナサキ系やオットン系など)学名が変わっている両爬も結構いるので、注意が必要ですね。
北海道ではトノサマガエル(移入)の増加が懸念される一方で、新レッドリストでは本来の生息地ではLP(軽度懸念)に入ってきたりと複雑ですね。
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昨日は円山動物園で、講演会をしてきました。秋の仔ヘビたちについて、どういうのがいて、どんなものが見れるのか。そしてハープソンについて、私のハープソン1週間をお話しました。
ハープソンの方の中には、アニメーション的に連続送りした20枚ほどを含みますが、全体的にはスライド数が多かったので、少々忙しい感じになってしまったでしょうか?寝不足の妙なテンションのなかでの、お話にお付き合いいただきありがとうございました。
講演の後は、ヘビのふれあい体験。さすがの人気!
今回は実はシロマダラの赤ちゃんも会場に来ていましたよ。
いらっしゃった方々、動物園スタッフの皆さま、ふれあい体験にやってきた蛇たち。みんなお疲れ様でした!
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札幌市の滝野すずらん丘陵公園で講演及びフィールドで、両爬・昆虫採集をしてきました。参加者の方々が、とても楽しそうで、こちらもとても暖かい気持ちになりました。
今回は両生類や爬虫類の、その他の動物との関わりについて生態系ピラミッドを使ってお話してきました。
生態系ピラミッドの簡単な当てはめ問題、その答え合わせ、滝野に住んでいる両生類や爬虫類の他の生き物との「食う⇔食われる」の関係、生態系のバランスなどについてささっと説明させてもらいフィールドでみんなが捕まえた生き物がアマガエルにとって、どういう位置の動物か?という話などをしました。
私の不手際で、主催者さんにも負担をお掛けしてしまったのですが、なにより、参加してくれた方々が、楽しそうでよかったです。
講義で紹介できなかったんですが、生態系のバランスについて、面白いサイトがあったので紹介しておきます。生態系ピラミッドのシミュレーション(しっぽのとこ)ピラミッドの一部をクリックしたままマウスを左右に動かすと面白いです。
久しぶりにテンパりましたが、皆さんのお陰で、私も楽しいイベントになりました。
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Herpthon 2012 Hokkaidoに参加した皆さん、お疲れ様でした。
成績はどうだったでしょうか?
私の記録は、主催の最大限のパフォーマンスなので各賞にはエントリしないのですが、16エリアを調べて14種(+1亜種)でした。
ばいかだ結果申請票(PDF)
記入のしかたの1例として参考にしてみて下さい。
道北北部のコモチカナヘビ、釧路湿原のキタサンショウウオ、道南のウシガエル、どこにいるかわからんシロマダラ、あたりは最初から諦めていたのですが、伏兵クサガメが公園めぐりでは、確実にわかる個体が見つからなかったです。(移入種なのでウシとクサは見れないほうがいいのですが!)
今回は個人的に3つのテーマを持ってやってみていました。
①より多くの種類を記録すること
これは目標10種にしていたのですが、運良く、ヘビが4種確認できたのと、最終日に無茶して外来カエルを2種確認したので、目標を上回ることができました。
②自分の住まいの定山渓エリアでたくさん調べること
これも、結構健闘できたかも。(10種)地区の範囲をよく把握しておきました。この地区内で今までの記録があって見れなかったのはシロマダラだけ。シロマダラをもし見てたら、今頃生きていないかもしれません。
③外来カエルの分布地の把握
これは今までの情報と経験を使って、第1回のハープソンに華を添えとこうという形で頑張りました。出来上がるマップににボリュームがあったほうがいいでしょうし…。ツチガエル、アズマヒキガエルの新確認地を記録できました。これからもっと周知していかなくちゃいけないことなので、周知に役立つマップにしたいですね。
時間切れでアウト(1時間オーバー)だったのですが、トノサマガエルの新確認地も見つかりました。こちらはもったいないので、北海道爬虫両棲類研究会の会誌に、投稿しておこうと思います。
残念ながら、上記3種はまだ拡大を広げている、もしくは調べれば別の移入先も見つかるという感じがしました。
終えてみて思ったのですが、ただ1種のみを追い続けるハープソンも面白かったかもしれません。ニホンアマガエルを20エリアで出す!とかね。
まずは体を休めて、皆さんの記録の報告をお待ちしています!初年度なので、マップはまだまだ完成とは行かないと思いますが、少しでも見やすくて参考にできるものにしたいと思います。
エリアの範囲がわからない、とか写真は撮ったか、なんの種類かわからない、などの問い合わせは気楽に訊いて下さい。
連絡先はこちらです
また、提出して頂いた記録の中に確認、修正が必要な場合は上記連絡先の事務局からメールやお手紙が行く事がありますので、ご了知おき下さいね。
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